JP2005123083A - 塗布組成物および有機el素子の製造方法 - Google Patents

塗布組成物および有機el素子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 所定の基材上に良好に塗布されるとともに、塗布後に短時間で乾燥して正孔輸送層を形成することができる塗布組成物、ならびに該組成物を用いて効率的な有機EL素子の製造を可能となる有機EL素子の製造方法を提供する。
【解決手段】 正孔輸送材料としてPEDT(ポリエチレンジオキシチオフェン)とPSS(ポリスチレンスルフォン酸)との混合物(バイトロンP)を用い、極性溶媒として水、エタノールを用いてITO層に対する接触角が35゜以下となる塗布組成物を得る。そして、隔壁6で囲まれた第1電極(ITO層)4R、4G、4Bの露出表面に上記した塗布組成物を流し込んで塗布する。こうして塗布された塗布組成物は各第1電極4R、4G、4B全体に均一に広がる。また、室温で15秒程度の自然乾燥させることで塗布組成物から溶媒を除去することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、正孔輸送層や正孔注入層などを形成するための塗布組成物、ならびに該塗布組成物を用いた有機EL素子の製造方法に関するものである。
近年薄型の表示装置として有機EL(エレクトロルミネセンス)材料を発光層として用いた有機EL素子の研究・開発が進んでいる。そして、有機EL素子の研究結果から、正孔注入層または正孔輸送層(以下「正孔輸送層」という)を陽極と発光層の間に形成することで、有機EL素子の発光効率や耐久性を向上させることができることが判明した。そこで、発光層を形成するのに先立って陽極上に正孔輸送層を形成するため、種々の製造方法が従来より提案されている。その一つとして、特許文献1に記載されているようにインクジェット方式により正孔輸送層を形成するものがある。
この従来方法は、正孔輸送材料を溶媒に溶解または分散させたインク組成物を、インクジェットヘッドから吐出させて陽極(透明電極)上に塗布し、正孔輸送層を形成する方法である。より詳しくは、次のようにして陽極に正孔輸送層を形成している。すなわち、正孔輸送層用インク組成物をインクジェットプリント装置のヘッド(例えばエプソン社製MJ−930C)から吐出し、陽極上にパターニング塗布を行う。そして、真空中(1torr)、室温、20分という条件で溶媒を除去し、その後、大気中、200゜C、10分の熱処理(ポストベーク処理)により正孔輸送層を形成している。このように、かかるインクジェット方式によれば、(1)微細なパターニングを簡便にかつ短時間で行うことができる、また(2)必要な場所に必要量の材料を塗布すればいいので正孔輸送材料を効率的に使用することができる、という効果を有している。
特開2000−323276号公報(第9頁、図4)
しかしながら、インクジェット方式で正孔輸送層を形成する場合には、インク組成物のパターニング塗布後に長時間をかけて溶媒除去処理および熱処理を行う必要がある。このため、正孔輸送層を形成するために必要となるタクトタイムが長くなるという問題がある。また、該タクトタイムを短縮するために、例えば正孔輸送材料を陽極上に塗布する塗布ユニット1台に対し、パターニング塗布後に溶媒除去および熱処理を行うためのユニット、いわゆるベークユニットを複数台設けることも考えられる。しかしながら、正孔輸送層を形成するための製造装置(=塗布ユニット+ベークユニット)の大型化や高コスト化などの問題が発生してしまう。そこで、正孔輸送層を短時間で形成することが可能となる塗布組成物および有機EL素子の製造方法が望まれている。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、所定の基材上に良好に塗布されるとともに、塗布後に短時間で乾燥して正孔輸送層を形成することができる塗布組成物、ならびに該組成物を用いて効率的な有機EL素子の製造を可能となる有機EL素子の製造方法を提供することを目的とする。
この発明にかかる塗布組成物は、所定の基材の表面上に塗布される、正孔輸送材料を含むものであって、上記目的を達成するため、基材表面に対する接触角が35゜以下であることを特徴としている。
従来より用いられているインクジェット方式では、上記したようにパターニング塗布後に長時間をかけて溶媒除去処理および熱処理を行う必要があったが、これは次のような要因に基づくものであると本願発明者は考察した。すなわち、インクジェットヘッドから吐出される正孔輸送材料を含む塗布組成物は液滴状である。しかも、従来より広く使用されている塗布組成物はITO(インジウム錫酸化物)層などの基材に対して比較的大きな接触角を有している。そのため、基材表面に供給された塗布組成物は液滴状態のまま基材上に積み重なってパターニング塗布される。したがって、そのような状態で基材表面に塗布された塗布組成物中の溶媒成分などを除去して正孔輸送層を形成するために、比較的長い時間を要することとなっている。
本願発明者は、上記考察と種々の実験の結果から、基材表面に対する塗布組成物の接触角がパターニング塗布後の塗布組成物の乾燥状態と密接に関連するとの知見を得た。詳しい実験結果などについては後で詳述するが、塗布組成物の構成材料や含有量などを調整することで、基材表面に対する接触角が35゜以下となる塗布組成物を得ることができ、該塗布組成物を基材表面に塗布したところ、塗布組成物が基材表面に均一に塗布され、しかも溶媒除去に要する時間が大幅に短縮された。
ここで、基材の具体例としてはインジウム錫酸化物で形成された透明電極を挙げることができる。また、上記塗布組成物をガラス基板に塗布した場合には、ガラス基板の表面に対する接触角は10゜以下となる。
また、上記した塗布組成物を用いて有機EL素子を製造することができる。すなわち、この発明にかかる有機EL素子の製造方法は、所定のパターンを有する電極を基板上に形成する電極形成工程と、パターンに対応して基板上に隔壁を形成する隔壁形成工程と、隔壁に囲まれた電極の露出表面上に請求項1ないし3のいずれかに記載の塗布組成物を流し込んで塗布する塗布工程とを備えている。
このように構成された発明では、隔壁に囲まれた電極の露出表面上に流し込まれた塗布組成物は、上記したように基材(電極)の表面に対する接触角が比較的小さく(35゜以下)、電極露出表面に均一に広がる。そして、短時間で上記のようにして塗布された塗布組成物から溶媒が除去される。
また、塗布工程前に、電極露出表面に対して親水化処理を施すようにしてもよい。このように親水化工程を実行することにより、基材(電極)の表面に対する接触角がさらに小さくなり、正孔輸送層を形成する上でより好適となる。なお、有機EL素子では、電極が本発明の「基材」に相当することから、実行可能な親水化工程としては、例えば(1)電極露出表面を溶媒洗浄する溶媒洗浄処理、(2)電極露出表面に紫外線を照射する紫外線照射処理、および(3)電極露出表面のプラズマ処理が含まれる。
以上のように構成された発明では、基材表面に対する接触角が35゜以下となる塗布組成物を用いて正孔輸送層を形成することができるため、基材表面に塗布組成物を均一に塗布することができるとともに、塗布後に溶媒除去に要する時間を大幅に短縮しながら正孔輸送層を得ることができる。したがって、正孔輸送層を良好に、しかも効率的に形成することができる。
<接触角と正孔輸送層との関係>
A.特許文献1に記載の塗布組成物(以下「従来組成物」という)
この従来組成物は、正孔輸送材料としてポリチオフェン誘導体であるPEDT(ポリエチレンジオキシチオフェン)とPSS(ポリスチレンスルフォン酸)との混合物(バイトロンP)を用い、極性溶媒として水、メタノール、イソプロピルアルコール、1、3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DMI)を用い、さらにシランカップリング剤としてγ−グリシジルオキシプロピルトリメトキシシランを用いている。そして、各構成材料の含有量は表1に示すとおりである。
Figure 2005123083
なお、ガラス基板に対する接触角を接触角計により測定したところ、その接触角は70゜程度であった。
この従来組成物をインクジェット方式でITO層(陽極)にパターニング塗布した場合には、特許文献1に記載されているように、正孔輸送層を形成するためには20分の溶媒除去処理および10分のベーク処理を施す必要があり、しかも、それらに合計30分を要してしまう。そこで、インクジェット方式と異なる塗布方法を用いた場合について検討してみた。この他の方法としては、本願発明者が特願2002−207123号で提案した塗布装置を用いる方法であり、隔壁で囲まれたITO層の表面に塗布組成物を流し込む方法である。なお、この塗布装置の構成および動作については後で詳述する。
このように従来組成物を隔壁で囲まれたITO層の表面に塗布組成物を流し込んで従来組成物を塗布したところ、従来組成物はITO層の露出表面全体に均一に広がらず、ITO層の一部が露出したままとなってしまった。すなわち、従来組成物を用いた場合には、正孔輸送層を本発明の「基材」や「電極」に相当するITO層上に良好に塗布するとともに、塗布後に短時間で乾燥して正孔輸送層を形成することは不可能となっている。
B.本実施例にかかる塗布組成物
本願発明者は、塗布組成物の構成材料および含有量を種々に変更しながら、各塗布組成物をガラス基板に塗布して該塗布組成物の各種物性値を測定した。そして、これらの塗布組成物の一つが表1で示した従来組成物である。なお、ここでガラス基板を用いたのは、ITO層が比較的高価であるため、数多くの実験を少ないコストで実行するためである。
これらの実験から塗布組成物の構成材料や含有量などを調整することでガラス基板に対する塗布組成物の接触角を変化させることができることがわかった。また、接触角の減少によって塗布組成物がガラス基板の表面に均一に広がり、しかも塗布後に短時間で塗布組成物から溶媒が除去されることがわかった。このように調整した塗布組成物としては、例えば表2に示すものがある。
Figure 2005123083
この塗布組成物が本実施例にかかる塗布組成物(以下「実施組成物」という)であり、同表に示すように、正孔輸送材料としてPEDT(ポリエチレンジオキシチオフェン)とPSS(ポリスチレンスルフォン酸)との混合物(バイトロンP)を用い、極性溶媒として水、エタノールを用いている。そして、この実施組成物の各種物性値を測定したところ、表3に示す結果が得られた。
Figure 2005123083
同表中の物性値のうち、「粘性」については粘度計で測定し、「ガラス基板に対する接触角」については接触角計により測定し、その接触角は10゜以下であった。また、後で説明する塗布装置により実施組成物を有機EL素子用のITO層上に塗布したところ、ITO層(本発明の「基材」に相当)の表面に対する実施組成物の接触角は約35゜であった。また、こうしてパターニング塗布後、塗布された実施組成物の溶媒除去に要する時間は室温内で15秒程度であり、溶媒除去に要する時間を従来組成物に比べて大幅に短縮することができる。すなわち、正孔輸送層を形成するための時間を大幅に短縮することができる。
さらに、実施組成物のパターニング塗布前に予めITO層の表面に紫外線を照射して該表面を親水化処理しておくと、該ITO層の表面に対する実施組成物の接触角がさらに20゜まで低下することが確認された。
以上のように、この発明にかかる塗布組成物を用いることで、ITO層上に塗布組成物を均一に塗布することができるとともに、塗布後に短時間で正孔輸送層を形成することができる。したがって、この塗布組成物を用いて正孔輸送層を形成するときには、正孔輸送層を良好に、しかも効率的に形成することができる。そこで、実施組成物を用いて有機EL素子を製造する方法について以下に説明する。
<有機EL素子の製造方法>
図1および図2は、この発明にかかる有機EL素子の製造方法の一実施形態を示す図である。この実施形態では、まず図1(a)に示すように、ガラス基板、透明プラスチック基板などの基板2上にITO膜を形成した後、フォトリソグラフィー技術を用いて複数本のストライプ状の第1電極にパターニング形成する(電極形成工程)。この第1電極は陽極に相当するものであり、図1および図2には、赤、緑、青に対応する3種類の第1電極4R、4G、4Bを示している。なお、この第1電極としては透明電極が好ましく、上記したITO膜以外に酸化スズ膜、酸化インジウムと酸化亜鉛との複合酸化物膜等を用いることができる。
次に、例えばフォトリソグラフィー等を用いて電気絶縁性の隔壁(バンク)6を形成し、上記の各第1電極(陽極)4R、4G、4B間を埋める(隔壁形成工程)。これにより、後述して形成される有機EL材料の混色の防止、画素と画素との間からの光洩れ等を防止することができる。ここで、隔壁6を構成する材料としては、後で説明する正孔輸送材料および有機EL材料に対し耐久性を有するものであれば特に限定されず、例えばアクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド等の有機材料、液状ガラス等の無機材料等を用いることができる。
そして、正孔輸送層の形成前に、同図(b)に示すように、第1電極(ITO)4R、4G、4Bの表面に紫外線を照射する(親水化工程)。この紫外線照射により第1電極(ITO)4R、4G、4Bの表面が親水化される。
それに続いて、実施組成物と同一の正孔輸送液8を各隔壁間、つまり各素子空間SPに選択的に供給して各素子空間SP内で第1電極(4R、4G、4B)上に正孔輸送層10を形成する。より具体的には、表2に示す実施組成物と同一組成の正孔輸送液8を予め準備しておき、ノズルスキャン方式で各素子空間SPに選択的に供給する(同図(c))。その塗布工程後に、基板2に対して熱処理を加えることなく、正孔輸送液8を例えば室温で15秒程度自然乾燥させて正孔輸送液8から溶媒を除去するとともに、100゜Cで5ないし10分ポストベーク処理を施して正孔輸送層10を形成する(同図(d))。このように正孔輸送液8を各素子空間SPに選択的に供給するための装置としては例えば図3に示すような塗布装置を用いることができる。
次に、隔壁6の頂部に対して、CFガス(フロロカーボンガス)を用いたプラズマ処理を行うことにより、隔壁6の頂部をフッ素化(撥液化)する。これにより、図1(e)に示すように、隔壁6の頂部の上にフッ素含有層(フッ素を含む材料からなる層)12が形成される(撥液化工程)。なお、撥液化処理については、上記フッ素化処理に限定されるものではなく、後述する有機EL材料に対して撥液性を有する処理であればよく、例えば、ポリマーや溶媒の塗布により隔壁6を構成する材料が膨潤する含浸処理を用いることが出来る。具体的には、隔壁6の頂部にポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン―ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン―エチレン共重合体(ETFE)、及びポリビニリデンフルオライド(PVDF)、から選ばれるフッ素樹脂を塗布することで含浸させ、撥液化するようにしてもよい。また、正孔輸送液8の溶媒の主たる材料である水に対して不溶性を示すトルエン、キシレン、ベンゼン等のアルコールを塗布することで含浸させ撥液化するようにしてもよい。
次に、第1電極4Rに対応する隔壁間にノズルスキャン方式により赤色の有機EL材料14Rを供給して第1電極4Rの上に正孔輸送層10を介して有機EL層16Rを形成する。具体的には、図2(a)に示すように、第1電極4Rに対応する隔壁間から充溢して隔壁6の頂部に余盛が形成されるまで有機EL材料14Rを隔壁間に供給する。このとき、隔壁6の頂部にはフッ素含有層12が形成されて隔壁6の頂部は撥液化処理されているため、有機EL材料14Rが隔壁6を乗り越えて周辺の隔壁間に流入することなく、隔壁6の頂部内に止まり余盛状態となる。なお、有機EL材料14Rを供給する装置としては、例えば特開2002−75640号公報に記載された塗布装置などを用いることができる。
そして、有機EL材料14Rの供給が完了すると、ベーク装置などにより基板2に対して加熱処理を加えることで有機EL材料14Rを乾燥させて有機EL層16Rを形成する(図2(b))。
次に、第1電極4Gの上に正孔輸送層10を介して緑色の有機EL層16Gを形成し、さらに第1電極4Bの上に正孔輸送層10を介して青色の有機EL層16Bを形成する。なお、それらの形成工程については赤色の場合と同一であるため、ここでは説明を省略する。また、有機EL層の形成は各色ごとに行ってもよいし、有機EL材料14R、14G、14Bの3色を同時に供給し、乾燥させるようにしてもよい。
上記のようにして3色について有機EL層16R、16G、16Bの形成が完了すると、同図(c)に示すように第1電極4R、4G、4Bに直交し、しかも対向するように、ストライプ状の第2電極18を、真空蒸着法などにより基板2上に複数本並設するように形成する。このように構成することで本発明の「有機EL素子」が形成される、つまり陽極として機能する第1電極4R、4G、4Bと陰極として機能する第2電極18との間に有機EL層16R、16G、16Bを挟み込んでいる。また、第1電極4R、4G、4Bと第2電極18とが単純XYマトリクス状に配列されたフルカラー表示可能な有機EL表示装置が製造される。なお、この実施形態ではエポキシ樹脂、アクリル樹脂、液状ガラス等の封止材よりなる封止層20を基板2上に積層形成して各有機EL素子の劣化および損傷などを防止するように構成している。
以上のように、この実施形態では、実施組成物たる正孔輸送液8を第1電極(ITO層)4R、4G、4B上に流し込み正孔輸送液8の塗布処理を実行しているので、各第1電極4R、4G、4Bについて隔壁6で囲まれた露出表面全体に正孔輸送液8を均一に塗布することができ、正孔輸送層10を良好に得ることができる。しかも、上記のように塗布された正孔輸送液8から溶媒を除去するために要する時間を大幅に短縮することができるので、正孔輸送層10の形成を効率的に行うことができ、タクトタイムを大幅に低減することができる。また、ポストベーク処理を行う温度についても、従来方法では200゜Cであったのに対し、本実施形態では100゜Cに低減することができる。
<塗布装置>
次に、正孔輸送液8を各素子空間SPに選択的に供給するための塗布装置の一実施形態について、図3を参照しつつ説明する。図3は、この発明にかかる有機EL素子の製造方法に適した塗布装置の一実施形態を示す図である。この塗布装置は、同図に示すように、上記のようにして有機EL素子が形成される基板2を載置するステージ40と、このステージ40を所定方向(同図の左右方向)に移動させるステージ移動機構部42と、基板2上に形成された位置合わせマークの位置を検出する位置合わせマーク検出部44と、3本のノズル46a〜46cに正孔輸送液8を供給する供給ユニット48と、3本のノズル46a〜46cを所定方向(同図紙面の垂直方向)に移動させるノズル移動機構部50と、装置各部を制御する制御部52とで構成されている。
これらの構成要素のうち供給ユニット48は、同図に示すように、正孔輸送液8を貯留する供給源54を備えており、この供給源54が3つの供給部56a〜56cに配管接続されている。また、これら3つの供給部56a〜56cはともに同一構成を有しており、それら供給部56aは供給源54に貯留されている正孔輸送液8をそれぞれノズル46a〜46cに圧送して基板2に向けて吐出させるように構成している。具体的には、各供給部56a〜56cは、供給源54から正孔輸送液8を取り出すためのポンプ58と、正孔輸送液8の流量を検出する流量計60と、正孔輸送液8中の異物を除去するためのフィルタ62とを備えている。このように、この実施形態では各ノズル46a〜46cから基板2に向けて正孔輸送液8を吐出するように構成している。
また、ノズル移動機構部50は3本のノズル46a〜46cを保持部材(図示省略)で並設した状態で保持するとともに、それらのノズル46a〜46cによる塗布ピッチ間隔を変更設定可能となっている。このため、基板2に形成された隔壁の配設状態に応じて塗布ピッチを変更することができる。
また、位置合わせマーク検出部44としては、例えば、CCDカメラを採用することができる。すなわち、位置合わせマーク検出部44は制御部52からの指示を受けると、基板2の四隅にそれぞれ形成された位置合わせマーク(図示省略)をそれぞれ撮像し、これらの撮像した位置合わせマークの画像データを制御部52に出力する。一方、制御部52は位置合わせマーク検出部44で撮像された画像データに基づいて位置合わせマークの位置を算出する。また、制御部52には、CAD(Computer Aided Design )を使って設計された第1電極4R、4G、4Bや隔壁6などのレイアウトデータが予め与えられているため、制御部52は位置合わせマークの位置の算出結果と、予め与えられている隔壁6のレイアウトデータとに基づいて、塗布のスタートポイント、すなわち、正孔輸送液8の塗布を開始する塗布開始位置を算出する。
この制御部52は、上記演算処理のほか、ステージ40を所定方向(図3の左右方向)に所定量だけ移動させるようにステージ移動機構部42を制御し、ノズル46a〜46cをステージ40と直交する方向(同図紙面に対して垂直な方向)に所定量だけ移動させるようにノズル移動機構部50を制御してノズル46a〜46cを基板2に対して2次元的に相対移動させる。また、この基板2に対するノズル46a〜46cの相対移動とともに、制御部52は各流量計60からの検出値a〜cに応じて、ノズル46a〜46cから所定流量の正孔輸送液8を流し出すように各ポンプ58に指令d〜fを出力する。
そして、このように構成された塗布装置では、正孔輸送液8の塗布処理を施す前の基板2がステージ40に載置されると、制御部52が装置各部からの検出値などに基づき装置各部に動作指令を与えて以下のようにして正孔輸送液8を各隔壁間(素子空間SP)に流し込んで塗布する。
まず、制御部52からのマーク撮像指令に応じて、位置合わせマーク検出部44がステージ40上に載置された基板2の四隅の位置合わせマークをそれぞれ撮像し、その画像データを制御部52に出力する。これを受けた制御部52はその画像データに基づいて位置合わせマークの位置を算出し、さらに塗布のスタートポイントを算出する。そして、制御部52からの移動指令に応じてステージ移動機構部42とノズル移動機構部50が作動してノズル46a〜46cをスタートポイントに位置決めする。これによって、3つのノズル46a〜46cが3つの隔壁間(素子空間SP)に1対1で位置決めされる。
こうして塗布を開始することができる状態になると、制御部52は、各ノズル46a〜46cから基板2上の隔壁間(素子空間SP)への正孔輸送液8の流し込み開始を各ポンプ58に指示するとともに、正孔輸送液8を基板2上の隔壁間に沿わせながら該隔壁間に流し込むようにノズル46a〜46cを図3紙面の垂直方向に移動させる。これによって、正孔輸送液8が同時に3つの素子空間SPに流し込まれていく。そして、ノズル46a〜46cが素子空間SPの端部にまで移動してくると、各ポンプ58に対して停止指令が与えられて各ノズル46a〜46cから基板2上の素子空間SPへの正孔輸送液8の流し込みが停止されるとともに、ノズル移動機構部50に対して停止指令が与えられてノズル移動を停止させる。なお、制御部52は、ストライプ状の素子空間SPの各ポイントにおける正孔輸送液8の塗布量が均一となるように、ノズル46a〜46cの移動速度に応じてその塗布量を制御するようにしている。このようにして、三列分の素子空間SPへの正孔輸送液8の塗布が完了する。また、素子空間SPの正孔輸送層14上に流し込まれた正孔輸送液8は、自己の粘性によってこの素子空間SPに拡がるように流動してレベリングされ、均一な厚みの正孔輸送液8が形成されている。また、素子空間SPに流し込まれた正孔輸送液8の厚みは、正孔輸送液8の流し込み量によって調整できる。
次に、ステージ40を素子空間SP三列分だけピッチ送りして、次の三列分の素子空間SPへの正孔輸送液8の塗布を行えるようにする。前述した最初の溝11三列分では、素子空間SPの一方端側を塗布開始位置とし、他方端側を塗布停止位置としてノズル46a〜46cを隔壁間に沿うように移動させてそれぞれの素子空間SPに正孔輸送液8を流し込んだが、次の素子空間SP三列分では、ノズル46a〜46cを上記移動方向と逆方向に移動させて素子空間SPの他方端側から一方端側に移動させてそれぞれの素子空間SPに正孔輸送液8を流し込む。
このような動作を繰り返し実行することで、正孔輸送液8を隔壁間(素子空間SP)に流し込むことができる。また、ノズル46a〜46cからの正孔輸送液8を隔壁間(素子空間SP)に流し込んで塗布しているので、正孔輸送液8を基板2に塗布する際の正孔輸送液8の跳ね返りを防止することができる。さらに、正孔輸送液8の塗布制御も容易となる。したがって、これらのことから、隔壁6の頂部に正孔輸送液8を付着させることなく、正孔輸送液8を選択的に隔壁間(素子空間SP)に流し込むことができる。このように、図3の塗布装置は先に説明した有機EL素子の製造方法にとって有用な装置となっている。
<その他>
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態にかかる有機EL素子の製造方法では、第1電極4R、4G、4Bの表面に対して紫外線を照射して該表面を親水化させているが、親水化処理として溶媒洗浄処理を用いてもよい。また、親水化処理はコロナ放電や常圧プラズマによるプラズマ処理を用いてもよい。また、ガラス基板などの非金属製基材上に正孔輸送層を形成する場合には親水化処理としてコロナ処理を実行するようにしてもよい。さらに、親水化処理は必須処理ではなく必要に応じて行うことができる。
また、上記実施形態にかかる有機EL素子の製造方法では、正孔輸送液8の塗布後に隔壁6の頂部に対して撥液化処理を施しているが、正孔輸送液8の塗布処理と撥液化処理との順序を入れ替えるようにしてもよい。
以上のように、この実施形態では、有機EL素子の第1電極(ITO)4R、4G、4Bに正孔輸送層を形成しているが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、所定の基材上に正孔輸送層を均一に形成するために用いられる塗布組成物ならびに該塗布組成物を用いて正孔輸送層を形成する方法全般に適用することができる。
この発明にかかる有機EL素子の製造方法の一実施形態を示す図である。 この発明にかかる有機EL素子の製造方法の一実施形態を示す図である。 この発明にかかる有機EL素子の製造方法に適した塗布装置の一実施形態を示す図である。
符号の説明
2…基板
4R、4G、4B…第1電極(基材)
6…隔壁
8…正孔輸送液(塗布組成物)
10…正孔輸送層

Claims (6)

  1. 所定の基材の表面上に塗布される、正孔輸送材料を含む塗布組成物であって、
    前記基材表面に対する接触角が35゜以下であることを特徴とする塗布組成物。
  2. 前記基材がインジウム錫酸化物で形成された透明電極である請求項1記載の塗布組成物。
  3. ガラス基板の表面に対する接触角が10゜以下である請求項1または2記載の塗布組成物。
  4. 所定のパターンを有する電極を基板上に形成する電極形成工程と、
    前記パターンに対応して前記基板上に隔壁を形成する隔壁形成工程と、
    前記隔壁に囲まれた前記電極の露出表面上に請求項1ないし3のいずれかに記載の塗布組成物を流し込んで塗布する塗布工程と
    を備えたことを特徴とする有機EL素子の製造方法。
  5. 前記塗布工程前に、前記電極露出表面に対して親水化処理を施す親水化工程をさらに備える請求項4記載の有機EL素子の製造方法。
  6. 前記親水化工程は、前記電極露出表面を溶媒洗浄する溶媒洗浄処理、または前記電極露出表面に紫外線を照射する紫外線照射処理、または前記電極露出表面のプラズマ処理である請求項5記載の有機EL素子の製造方法。
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