JP2005119798A - 搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 搬送方向の下流側の搬送物への追突を防止しながら、搬送効率の向上を図る。
【解決手段】 搬送物1の搬送速度を変更可能な搬送手段2が、搬送物1の搬送方向に複数並べて設けられ、複数の搬送手段2の作動状態を各別に制御する制御手段Hが設けられ、搬送方向における搬送物1間の間隔を検出する間隔検出手段8が設けられ、制御手段Hが、搬送物1の搬送方向に間隔を隔てた速度設定ポイントに到達した搬送物に対して、間隔検出手段8の検出情報、および、速度設定ポイントよりも搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物についての下流側速度情報に基づいて、搬送方向における搬送物間の間隔が設定間隔以上となるように、速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側における搬送速度を設定して、その設定される搬送速度になるように搬送手段2の作動状態を制御するように構成されている。
【選択図】 図5
【解決手段】 搬送物1の搬送速度を変更可能な搬送手段2が、搬送物1の搬送方向に複数並べて設けられ、複数の搬送手段2の作動状態を各別に制御する制御手段Hが設けられ、搬送方向における搬送物1間の間隔を検出する間隔検出手段8が設けられ、制御手段Hが、搬送物1の搬送方向に間隔を隔てた速度設定ポイントに到達した搬送物に対して、間隔検出手段8の検出情報、および、速度設定ポイントよりも搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物についての下流側速度情報に基づいて、搬送方向における搬送物間の間隔が設定間隔以上となるように、速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側における搬送速度を設定して、その設定される搬送速度になるように搬送手段2の作動状態を制御するように構成されている。
【選択図】 図5
Description
本発明は、搬送物の搬送速度を変更可能な搬送手段が、前記搬送物の搬送方向に複数並べて設けられ、それら複数の搬送手段にて搬送物どうしを搬送方向に間隔を隔てる状態で複数の搬送物を搬送すべく、前記複数の搬送手段の作動状態を各別に制御する制御手段が設けられている搬送装置に関する。
上記のような搬送装置は、搬送物の搬送方向に隣接する状態で並べられた複数の搬送手段にて、搬送物どうしを搬送方向に間隔を隔てる状態で、複数の搬送物を搬送するものである。
そして、制御手段が、搬送方向の上流側に位置する搬送物の搬送速度を減速、増速あるいは停止させるように、複数の搬送手段の作動状態を各別に制御することにより、搬送方向の下流側に位置する搬送物に追突しないように、搬送方向での搬送物間の間隔を調整しながら、複数の搬送物を搬送するようにしている。
そして、制御手段が、搬送方向の上流側に位置する搬送物の搬送速度を減速、増速あるいは停止させるように、複数の搬送手段の作動状態を各別に制御することにより、搬送方向の下流側に位置する搬送物に追突しないように、搬送方向での搬送物間の間隔を調整しながら、複数の搬送物を搬送するようにしている。
このような搬送装置において、従来では、搬送方向における搬送物間の間隔を検出する間隔検出手段が設けられ、制御手段が、搬送物の搬送方向に間隔を隔てた速度設定ポイントに到達した搬送物に対して、間隔検出手段の検出情報に基づいて、搬送方向における搬送物間の間隔が設定間隔以上となるように、速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側における搬送速度を設定して、その設定される搬送速度になるように搬送手段の作動状態を制御するように構成されている。
説明を加えると、制御手段は、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物との間隔を検出し、その検出した間隔が設定間隔よりも小さい場合には、速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側における搬送速度を速度設定ポイントに到達した時点の搬送速度よりも減速させて、搬送方向における搬送物間の間隔が設定間隔以上となるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
説明を加えると、制御手段は、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物との間隔を検出し、その検出した間隔が設定間隔よりも小さい場合には、速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側における搬送速度を速度設定ポイントに到達した時点の搬送速度よりも減速させて、搬送方向における搬送物間の間隔が設定間隔以上となるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
上記従来の搬送装置では、制御手段が、速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側における搬送速度を設定する際の情報が、搬送方向における搬送物間の間隔についての情報だけであるので、未だ搬送方向の下流側に位置する搬送物に追突する虞があったり、逆に、搬送物間の間隔が大きくなり過ぎて、搬送効率が悪化する虞がある。
説明を加えると、速度設定ポイントよりも搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物について、例えば、速度設定ポイントよりも搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物の搬送速度が速度設定ポイントに到達した搬送物の搬送速度よりも小さいなど、その搬送速度が小さい場合には、速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側において、搬送物間の間隔が搬送物が速度設定ポイントに到達した時点よりも詰まることになる。
また、逆に、速度設定ポイントよりも搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物について、例えば、速度設定ポイントよりも搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物の搬送速度が速度設定ポイントに到達した搬送物の搬送速度よりも大きいなど、その搬送速度が大きい場合には、速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側において、搬送物間の間隔が搬送物が速度設定ポイントに到達した時点よりも広がることになる。
したがって、速度設定ポイントに到達した時点で、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物との間隔が設定間隔以上であっても、その搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物における搬送速度によっては、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物との間隔が詰まり過ぎたりあるいは広がり過ぎる虞があるので、搬送物間の間隔が詰まり過ぎて、搬送方向の下流側に位置する搬送物に追突したり、逆に、搬送物間の間隔が広がり過ぎて、搬送効率が低下する虞がある。
また、逆に、速度設定ポイントよりも搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物について、例えば、速度設定ポイントよりも搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物の搬送速度が速度設定ポイントに到達した搬送物の搬送速度よりも大きいなど、その搬送速度が大きい場合には、速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側において、搬送物間の間隔が搬送物が速度設定ポイントに到達した時点よりも広がることになる。
したがって、速度設定ポイントに到達した時点で、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物との間隔が設定間隔以上であっても、その搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物における搬送速度によっては、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物との間隔が詰まり過ぎたりあるいは広がり過ぎる虞があるので、搬送物間の間隔が詰まり過ぎて、搬送方向の下流側に位置する搬送物に追突したり、逆に、搬送物間の間隔が広がり過ぎて、搬送効率が低下する虞がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、搬送方向の下流側に位置する搬送物に追突することを防止しながらも、搬送効率の向上を図ることができる搬送装置を提供する点にある。
上記目的を達成するために、本発明にかかる搬送装置の第1特徴構成は、搬送物の搬送速度を変更可能な搬送手段が、前記搬送物の搬送方向に複数並べて設けられ、それら複数の搬送手段にて搬送物どうしを搬送方向に間隔を隔てる状態で複数の搬送物を搬送すべく、前記複数の搬送手段の作動状態を各別に制御する制御手段が設けられている搬送装置において、
搬送方向における前記搬送物間の間隔を検出する間隔検出手段が設けられ、前記制御手段が、前記搬送物の搬送方向に間隔を隔てた速度設定ポイントに到達した前記搬送物に対して、前記間隔検出手段の検出情報、および、前記速度設定ポイントよりも搬送方向の一つ下流側に位置する前記搬送物についての下流側速度情報に基づいて、搬送方向における前記搬送物間の間隔が設定間隔以上となるように、前記速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側における搬送速度を設定して、その設定される搬送速度になるように前記搬送手段の作動状態を制御するように構成されている点にある。
搬送方向における前記搬送物間の間隔を検出する間隔検出手段が設けられ、前記制御手段が、前記搬送物の搬送方向に間隔を隔てた速度設定ポイントに到達した前記搬送物に対して、前記間隔検出手段の検出情報、および、前記速度設定ポイントよりも搬送方向の一つ下流側に位置する前記搬送物についての下流側速度情報に基づいて、搬送方向における前記搬送物間の間隔が設定間隔以上となるように、前記速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側における搬送速度を設定して、その設定される搬送速度になるように前記搬送手段の作動状態を制御するように構成されている点にある。
すなわち、制御手段は、速度設定ポイントに搬送物が到達すると、間隔検出手段にて速度設定ポイントよりも搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物との間隔を検出し、その間隔検出手段による検出情報、および、速度設定ポイントよりも搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物の搬送速度である下流側速度情報に基づいて、搬送方向における搬送物間の間隔が設定間隔以上となるように、速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側における搬送速度を設定することになる。
したがって、速度設定ポイントに到達した搬送物について、速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側における搬送速度を設定する際の情報を、搬送方向における搬送物間の間隔についての情報に加えて、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物の搬送速度である下流側速度情報とすることができることになる。
したがって、速度設定ポイントに到達した搬送物について、速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側における搬送速度を設定する際の情報を、搬送方向における搬送物間の間隔についての情報に加えて、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物の搬送速度である下流側速度情報とすることができることになる。
そして、制御手段は、速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側における搬送速度を設定する際に、搬送物間の間隔についての情報に基づいて、搬送方向における搬送物間の間隔が設定間隔以上となるようにすることに加えて、下流側速度が小さい場合には、搬送方向における搬送物間の間隔が設定間隔以上となるようにし、下流側速度が大きい場合には、搬送物間の間隔が広がり過ぎない状態で、搬送方向における搬送物間の間隔が設定間隔以上となるようにして、速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側における搬送速度を設定することができることになる。
このようにして、制御手段は、速度設定ポイントに到達した搬送物について、それよりも下流側の搬送速度を設定すると、その設定された搬送速度になるように、搬送物の搬送速度を調整して搬送手段の作動状態を制御することになるので、搬送物間の間隔が広がり過ぎない状態で、搬送方向における搬送物間の間隔を設定間隔以上としながら、搬送物を搬送できることになる。
このようにして、制御手段は、速度設定ポイントに到達した搬送物について、それよりも下流側の搬送速度を設定すると、その設定された搬送速度になるように、搬送物の搬送速度を調整して搬送手段の作動状態を制御することになるので、搬送物間の間隔が広がり過ぎない状態で、搬送方向における搬送物間の間隔を設定間隔以上としながら、搬送物を搬送できることになる。
以上のことから、制御手段が、搬送物間の間隔が広がり過ぎない状態で、搬送方向における搬送物間の間隔が設定間隔以上となるようにして、複数の搬送物を搬送するように搬送手段の作動状態を制御することができることとなって、搬送方向の下流側に位置する搬送物に追突するのを防止しながらも、搬送効率の向上を図ることができる搬送装置を提供できるに至った。
本発明にかかる搬送装置の第2特徴構成は、前記下流側速度情報が、前記速度設定ポイントに前記搬送物が到達した時点における搬送速度およびその後における搬送速度から構成されている点にある。
すなわち、速度設定ポイントよりも搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物について、速度設定ポイントに搬送物が到達した時点における搬送速度だけでなく、速度設定ポイントに搬送物が到達した時点よりも後における搬送速度についても、その搬送速度が小さければ、搬送物間の間隔が詰まることになり、逆に、その搬送速度が大きければ、搬送物間の間隔が広がることになる。
したがって、搬送物間の間隔が詰まったりあるいは広がったりする要因となるのは、速度設定ポイントに搬送物が到達した時点における搬送速度の大小だけでなく、速度設定ポイントに搬送物が到達した時点よりも後における搬送速度の大小にもよることになる。
したがって、搬送物間の間隔が詰まったりあるいは広がったりする要因となるのは、速度設定ポイントに搬送物が到達した時点における搬送速度の大小だけでなく、速度設定ポイントに搬送物が到達した時点よりも後における搬送速度の大小にもよることになる。
そして、制御手段は、速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側における搬送速度を設定する際に、速度設定ポイントに搬送物が到達した時点における搬送速度の大小だけでなく、速度設定ポイントに搬送物が到達した時点よりも後における搬送速度の大小にも基づいて、速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側における搬送速度を設定するので、搬送方向における搬送物間の間隔が設定間隔以上となる的確な搬送速度を設定できることになる。
本発明にかかる搬送装置の第3特徴構成は、前記設定間隔が、前記搬送手段の搬送方向での長さを基準に定められている点にある。
すなわち、設定間隔を、搬送手段の搬送方向での長さの一つ分や二つ分などとして、搬送手段の搬送方向での長さの整数倍と定めることができることになるので、搬送物どうしを搬送手段の搬送方向での長さの整数倍だけ隔てた状態で、搬送することができることになる。
したがって、一つの搬送手段に対して複数の搬送物が存在することがなく、一つの搬送手段にて一つの搬送物を搬送できることになるので、単純に、搬送手段の作動状態を変更することにより、その搬送手段にて搬送される搬送物の搬送速度を変更することができることとなって、搬送物の搬送速度を変更する際の構成の簡素化を図ることができることになる。
したがって、一つの搬送手段に対して複数の搬送物が存在することがなく、一つの搬送手段にて一つの搬送物を搬送できることになるので、単純に、搬送手段の作動状態を変更することにより、その搬送手段にて搬送される搬送物の搬送速度を変更することができることとなって、搬送物の搬送速度を変更する際の構成の簡素化を図ることができることになる。
本発明にかかる搬送装置の第4特徴構成は、前記間隔検出手段が、前記複数の搬送手段の夫々に備えられて、前記速度設定ポイントに前記搬送物が到達しているか否かを検出する在物検出手段にて構成されている。
すなわち、在物検出手段が、速度設定ポイントに搬送物が到達しているか否かを検出するとともに、搬送方向における搬送物間の間隔を検出することになるので、速度設定ポイントに搬送物が到達しているかの検出と、搬送方向における搬送物間の間隔の検出とを、在物検出手段にて兼用することができることになる。
したがって、在物検出手段の兼用化によって、構成の簡素化を図ることができることになる。
したがって、在物検出手段の兼用化によって、構成の簡素化を図ることができることになる。
本発明にかかる搬送装置の実施形態について図面に基づいて説明する。
この搬送装置は、図1〜図4に示すように、搬送物1の搬送方向に隣接する状態で複数並べられる搬送手段としての搬送ユニット2と、それら複数の搬送ユニット2の作動状態を各別に制御する制御手段としての制御部3とを備えて構成され、搬送ユニット2の夫々は、搬送物1の搬送速度を変更可能に構成されている。
そして、搬送物1としては、例えば、半導体ウェーハなどの処理対象物品が収納された容器など、搬送物どうしが接触しないように搬送することが求められるようなものがとくに有効である。
この搬送装置は、図1〜図4に示すように、搬送物1の搬送方向に隣接する状態で複数並べられる搬送手段としての搬送ユニット2と、それら複数の搬送ユニット2の作動状態を各別に制御する制御手段としての制御部3とを備えて構成され、搬送ユニット2の夫々は、搬送物1の搬送速度を変更可能に構成されている。
そして、搬送物1としては、例えば、半導体ウェーハなどの処理対象物品が収納された容器など、搬送物どうしが接触しないように搬送することが求められるようなものがとくに有効である。
ちなみに、図1は、複数の搬送ユニット2を並べた搬送装置の斜視図を示し、図2は、搬送ユニット2の平面図を示し、図3は、搬送ユニット2の搬送方向視での側面図を示し、図4は、搬送装置の制御ブロック図を示している。
前記搬送ユニット1は、図1に示すように、搬送物1の搬送方向に沿って隣接する状態で並べて設けられ、搬送方向の上流側に位置する搬送ユニット2から搬送方向の下流側に位置する搬送ユニット2に搬送物1を乗り移らせながら、搬送物1を搬送するように構成されている。
前記搬送ユニット2は、図2および図3に示すように、左右一対の枠体4に設けられている複数の駆動ローラ5と複数の遊転ローラ6とを備えたローラコンベヤにて構成されている。
そして、左右一対の枠体4には、図1に示すように、複数の搬送ユニット2を支持する脚部7が設けられている。
そして、左右一対の枠体4には、図1に示すように、複数の搬送ユニット2を支持する脚部7が設けられている。
前記駆動ローラ5は、搬送ユニット2の幅方向において左右一対の枠体4にわたる長さを有して、左右一対の枠体4に支持されている長尺状のローラ5aの内部にモータや減速機を内蔵したモーターローラにて構成されている。
そして、駆動ローラ5には、搬送ユニット2の幅方向において左右一対の枠体4側のみにウレタンが巻回されており、そのウレタンにて搬送物1を搬送する搬送面が形成されている。
また、遊転ローラ6は、左右一対の枠体4の夫々に支持されている短尺状の二つの遊転式のローラ6aにて構成され、二つのローラ6aの夫々にウレタンが巻回されており、左右一対の枠体4側のみに搬送物1を搬送する搬送面が形成されている。
そして、駆動ローラ5には、搬送ユニット2の幅方向において左右一対の枠体4側のみにウレタンが巻回されており、そのウレタンにて搬送物1を搬送する搬送面が形成されている。
また、遊転ローラ6は、左右一対の枠体4の夫々に支持されている短尺状の二つの遊転式のローラ6aにて構成され、二つのローラ6aの夫々にウレタンが巻回されており、左右一対の枠体4側のみに搬送物1を搬送する搬送面が形成されている。
一つの搬送ユニット2には、図2に示すように、二つの遊転ローラ6の間に一つの駆動ローラ5を隣接させる形態が搬送物1の搬送方向に連続するように、例えば、二つの駆動ローラ5と四つの遊転ローラ6とが、搬送物1の搬送方向に隣接するように並設されている。
そして、一つの駆動ローラ5と搬送方向に隣接する二つの遊転ローラ6とは、ベルトVが巻きかけられており、一体的に回転するように構成されている。
そして、一つの駆動ローラ5と搬送方向に隣接する二つの遊転ローラ6とは、ベルトVが巻きかけられており、一体的に回転するように構成されている。
前記搬送ユニット2について、搬送方向において、最も下流側に位置する遊転ローラ6とその遊転ローラ6よりも上流側に隣接する駆動ローラ5との間の位置が、速度設定ポイントTとして定められている。
そして、速度設定ポイントTは、搬送方向に間隔を隔てる状態で、搬送ユニット2の夫々について搬送方向の同じ位置に定められている。
そして、速度設定ポイントTは、搬送方向に間隔を隔てる状態で、搬送ユニット2の夫々について搬送方向の同じ位置に定められている。
また、速度設定ポイントTの夫々には、図1および図2に示すように、搬送物1が速度設定ポイントTに到達しているか否かを検出する在物検出手段としての在物センサ8が配設され、その在物センサ8が、複数の搬送ユニット2の夫々に備えられている。
前記在物センサ8は、投光部8aからの光が受光部8bにて受光されなければ、搬送物1が速度設定ポイントTに到達していることを検出し、投光部8aからの光が受光部8bにて受光されると、搬送物1が速度設定ポイントTに到達していないことを検出するように構成されている。
前記在物センサ8は、投光部8aからの光が受光部8bにて受光されなければ、搬送物1が速度設定ポイントTに到達していることを検出し、投光部8aからの光が受光部8bにて受光されると、搬送物1が速度設定ポイントTに到達していないことを検出するように構成されている。
前記搬送ユニット2は、駆動ローラ5の作動状態を変更することにより、搬送物1の搬送速度を、高速(例えば、60m/s)、中速(例えば、40m/s)、低速(例えば、6m/s)、停止のいずれかに変更可能に構成されている。
そして、制御部Hは、複数の搬送ユニットにて搬送物1どうしを搬送方向に間隔を隔てる状態で複数の搬送物1を搬送すべく、複数の搬送ユニット1における駆動ローラ5の作動状態を各別に制御するように構成されている。
そして、制御部Hは、複数の搬送ユニットにて搬送物1どうしを搬送方向に間隔を隔てる状態で複数の搬送物1を搬送すべく、複数の搬送ユニット1における駆動ローラ5の作動状態を各別に制御するように構成されている。
説明を加えると、制御部Hは、図4および図5に示すように、速度設定ポイントTに到達した搬送物1に対して、搬送方向における搬送物1間の間隔が設定間隔P以上となるように、速度設定ポイントTよりも搬送方向の下流側における搬送速度を設定して、その設定される搬送速度になるように搬送ユニット1の作動状態を制御するように構成されている。
ちなみに、 図5は、複数の搬送ユニット2のうち、四つを取り出した概略図である。
ちなみに、 図5は、複数の搬送ユニット2のうち、四つを取り出した概略図である。
また、設定間隔Pについては、搬送ユニット2の搬送方向での長さを基準に定められ、例えば、搬送ユニット2の長さを450mmとすると、設定間隔Pを搬送ユニット2の長さの2倍である900mmとするようにしている。
搬送ユニット2の夫々に備えられている複数の在物センサ8は、搬送方向における搬送物1間の間隔を検出する間隔検出手段として構成され、これら複数の在物センサ8にて、搬送物1間の間隔が設定間隔P以上であるか否かを検出するように構成されている。
そして、制御部Hは、速度設定ポイントTよりも搬送方向の下流側における搬送速度の設定する際に、間隔検出手段としての在物センサ8の検出情報、および、速度設定ポイントTよりも搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1についての下流側速度情報に基づいて、搬送方向における搬送物1間の間隔が設定間隔P以上となるべく、速度設定ポイントTよりも搬送方向の下流側における搬送速度の設定するように構成されている。
また、下流側速度情報は、速度設定ポイントTに搬送物1が到達した時点における搬送速度およびその後における搬送速度から構成されている。
そして、制御部Hは、速度設定ポイントTよりも搬送方向の下流側における搬送速度の設定する際に、間隔検出手段としての在物センサ8の検出情報、および、速度設定ポイントTよりも搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1についての下流側速度情報に基づいて、搬送方向における搬送物1間の間隔が設定間隔P以上となるべく、速度設定ポイントTよりも搬送方向の下流側における搬送速度の設定するように構成されている。
また、下流側速度情報は、速度設定ポイントTに搬送物1が到達した時点における搬送速度およびその後における搬送速度から構成されている。
以下、制御部Hによる速度設定ポイントTよりも搬送方向の下流側における搬送速度の設定について説明を加える。
前記制御部Hは、搬送物1が速度設定ポイントTに到達するたびに、その搬送物1について、間隔検出手段としての在物センサ8の検出情報、および、下流側速度情報に基づいて、速度設定ポイントTよりも搬送方向の下流側における搬送速度として、速度モードを設定するように構成されている。
そして、速度モードは、到達した速度設定ポイントTよりも搬送方向の一つ下流側に位置する次の速度設定ポイントTまでの搬送速度を設定したものである。
前記制御部Hは、搬送物1が速度設定ポイントTに到達するたびに、その搬送物1について、間隔検出手段としての在物センサ8の検出情報、および、下流側速度情報に基づいて、速度設定ポイントTよりも搬送方向の下流側における搬送速度として、速度モードを設定するように構成されている。
そして、速度モードは、到達した速度設定ポイントTよりも搬送方向の一つ下流側に位置する次の速度設定ポイントTまでの搬送速度を設定したものである。
前記速度モードについて説明を加えると、速度モードは、速度設定ポイントTにおける現在の搬送速度と、速度設定ポイントTから減速ポイントGまでの搬送速度と、搬送方向の一つ下流側に位置する次の速度設定ポイントTにおける搬送速度とを組み合わせて設定されており、速度設定ポイントTに搬送物1が到達した時点における搬送速度およびその後における搬送速度から構成されている。
そして、各速度モードは、搬送方向の一つ下流側に位置する次の速度設定ポイントTに到達する搬送物1の搬送速度が、基本的には、高速となるか、あるいは、次の速度設定ポイントTに搬送物1を停止させるように設定されている。
そして、各速度モードは、搬送方向の一つ下流側に位置する次の速度設定ポイントTに到達する搬送物1の搬送速度が、基本的には、高速となるか、あるいは、次の速度設定ポイントTに搬送物1を停止させるように設定されている。
ちなみに、減速ポイントGについては、図5に示すように、例えば、搬送物1が乗り移る搬送ユニット2の上流側端部に定められている仮想ポイントであり、搬送物1が減速ポイントGに到達しているか否かについては、例えば、速度設定ポイントTに搬送物1が到達してから単位時間が経過するごとにカウントするカウンターを用いて検出するように構成されている。
そして、速度設定ポイントTにおける現在の搬送速度が高速である場合には、図6の表に示すように、減速停止用速度モードと、減速後再加速用速度モードと、高速継続用速度モードとのいずれかの速度モードが設定されるように構成されている。
各速度モードについて説明を加えると、減速停止用速度モードは、図7中A線で示すように、速度設定ポイントTにて高速から中速に減速して、速度設定ポイントTから減速ポイントGまでの搬送速度を中速とし、減速ポイントGにて中速から低速に減速させたのち、次の速度設定ポイントTにて搬送物1を停止させるものである。
前記減速後再加速用速度モードは、図7中B線で示すように、速度設定ポイントTにて高速から中速に減速して、速度設定ポイントTから減速ポイントGまでの搬送速度を中速とし、減速ポイントGにて中速から高速に加速させて、次の速度設定ポイントTにおける搬送速度を高速にさせるものである。
前記高速継続用速度モードは、図7中C線で示すように、速度設定ポイントTおよび減速ポイントGにおいて、高速を維持させて、次の速度設定ポイントTにおける搬送速度を高速にさせるものである。
前記減速後再加速用速度モードは、図7中B線で示すように、速度設定ポイントTにて高速から中速に減速して、速度設定ポイントTから減速ポイントGまでの搬送速度を中速とし、減速ポイントGにて中速から高速に加速させて、次の速度設定ポイントTにおける搬送速度を高速にさせるものである。
前記高速継続用速度モードは、図7中C線で示すように、速度設定ポイントTおよび減速ポイントGにおいて、高速を維持させて、次の速度設定ポイントTにおける搬送速度を高速にさせるものである。
また、高速で搬送中の搬送物1を停止させる際には、搬送方向の一つ上流側に位置する速度設定ポイントTに到達した時点から減速させて、次の速度設定ポイントTに到達すると、搬送物1を停止させることができるように構成されており、高速で搬送中の搬送物1を停止させるために要する距離を、速度設定ポイントT間の距離であり、一つの搬送ユニット1の搬送方向の長さ(例えば、450mm)分としている。
そして、制御部Hは、在物センサ8の検出情報に基づいて、速度設定ポイントTに到達した搬送物1とそれよりも一つ下流側に位置する搬送物1との搬送物1間の間隔が設定間隔P未満であるかあるいは設定間隔P以上であるか、および、下流側速度情報として、速度設定ポイントTよりも一つ下流側に位置する搬送物1について設定されている速度モードに基づいて、速度モードを設定するように構成されている。
ちなみに、設定間隔Pについては、上述の如く、搬送ユニット2の搬送方向での長さの2倍である900mmとしているので、搬送物1が到達した速度設定ポイントTよりも二つ搬送方向の下流側に位置する速度設定ポイントTに搬送物1が到達しているか否かに基づいて、搬送物1間の間隔が設定間隔P未満であるかあるいは設定間隔P以上であるかを判別するように構成されている。
ちなみに、設定間隔Pについては、上述の如く、搬送ユニット2の搬送方向での長さの2倍である900mmとしているので、搬送物1が到達した速度設定ポイントTよりも二つ搬送方向の下流側に位置する速度設定ポイントTに搬送物1が到達しているか否かに基づいて、搬送物1間の間隔が設定間隔P未満であるかあるいは設定間隔P以上であるかを判別するように構成されている。
具体的に説明すると、搬送物1間の間隔が設定間隔P未満で、かつ、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1の速度モードが高速継続用速度モード以外の速度モードである場合には、減速停止用速度モードを設定するようにしている。
この場合には、例えば、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1が、搬送方向の一つ下流側の速度設定ポイントTと二つ下流側の速度設定ポイントTとの間に位置し、二つ下流側の速度設定ポイントTに停止するように減速中である。
したがって、搬送方向の一つ下流側に位置する速度設定ポイントTに停止させなければ、減速中あるいは停止中の搬送物1に追突することになるので、搬送方向の一つ下流側に位置する速度設定ポイントTに停止させる減速停止用速度モードを設定するようにしている。
この場合には、例えば、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1が、搬送方向の一つ下流側の速度設定ポイントTと二つ下流側の速度設定ポイントTとの間に位置し、二つ下流側の速度設定ポイントTに停止するように減速中である。
したがって、搬送方向の一つ下流側に位置する速度設定ポイントTに停止させなければ、減速中あるいは停止中の搬送物1に追突することになるので、搬送方向の一つ下流側に位置する速度設定ポイントTに停止させる減速停止用速度モードを設定するようにしている。
搬送物1間の間隔が設定間隔P未満で、かつ、一つ下流側に位置する搬送物1の速度モードが高速継続用速度モードである場合には、減速後再加速用速度モードを設定するようにしている。
この場合には、例えば、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1が、搬送方向の一つ下流側の速度設定ポイントTと二つ下流側の速度設定ポイントTとの間に位置するが、その搬送速度は高速で、その高速を継続することになる。
したがって、搬送速度を減速しなければ、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1に追突する虞があり、搬送方向の一つ下流側に位置する速度設定ポイントTに停止させてしまうと、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1との間隔が広がり過ぎてしまうことになるので、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1との間隔を詰めるために、減速させたのち再度加速させる減速後再加速用速度モードを設定するようにしている。
この場合には、例えば、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1が、搬送方向の一つ下流側の速度設定ポイントTと二つ下流側の速度設定ポイントTとの間に位置するが、その搬送速度は高速で、その高速を継続することになる。
したがって、搬送速度を減速しなければ、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1に追突する虞があり、搬送方向の一つ下流側に位置する速度設定ポイントTに停止させてしまうと、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1との間隔が広がり過ぎてしまうことになるので、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1との間隔を詰めるために、減速させたのち再度加速させる減速後再加速用速度モードを設定するようにしている。
搬送物1間の間隔が設定間隔P以上で、かつ、一つ下流側に位置する搬送物1が停止中である場合には、減速停止用速度モードを設定するようにしている。
この場合には、例えば、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1が、搬送方向に二つ下流側に位置する速度設定ポイントTに停止中である。
したがって、搬送方向の一つ下流側に位置する速度設定ポイントTに停止させなければ、減速中あるいは停止中の搬送物1に追突することになるので、搬送方向の一つ下流側に位置する速度設定ポイントTに停止させる減速停止用速度モードを設定するようにしている。
この場合には、例えば、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1が、搬送方向に二つ下流側に位置する速度設定ポイントTに停止中である。
したがって、搬送方向の一つ下流側に位置する速度設定ポイントTに停止させなければ、減速中あるいは停止中の搬送物1に追突することになるので、搬送方向の一つ下流側に位置する速度設定ポイントTに停止させる減速停止用速度モードを設定するようにしている。
搬送物1間の間隔が設定間隔P以上で、かつ、かつ、一つ下流側に位置する搬送物1が停止中でない場合には、高速継続用速度モードを設定するようにしている。
この場合には、例えば、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1が、搬送方向に二つ下流側に位置する速度設定ポイントTに位置し、その搬送速度が高速である。
したがって、搬送速度を高速に維持しても、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1に追突する虞はないので、高速を継続させる高速継続用速度モードを設定するようにしている。
この場合には、例えば、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1が、搬送方向に二つ下流側に位置する速度設定ポイントTに位置し、その搬送速度が高速である。
したがって、搬送速度を高速に維持しても、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1に追突する虞はないので、高速を継続させる高速継続用速度モードを設定するようにしている。
前記制御部Hによる速度モードの設定については、複数の速度設定ポイントTで同様の動作を行うので、図5に示すように、複数の搬送ユニット2のうち、ある四つの搬送ユニット2のみを取り上げて、速度設定ポイントTにおける現在の搬送速度が高速である場合について、図8のフローチャートに基づいて説明する。
また、四つの速度設定ポイントTを、図5中、搬送方向の上流側から、第1速度設定ポイントT1、第2速度設定ポイントT2、第3速度設定ポイントT3、第4速度設定ポイントT4として、第1速度設定ポイントT1における速度モードの設定について説明する。
また、四つの速度設定ポイントTを、図5中、搬送方向の上流側から、第1速度設定ポイントT1、第2速度設定ポイントT2、第3速度設定ポイントT3、第4速度設定ポイントT4として、第1速度設定ポイントT1における速度モードの設定について説明する。
まず、第1速度設定ポイントT1における在物センサ8の検出情報に基づいて、第1速度設定ポイントT1に搬送物1が到達したことを検出すると、第3速度設定ポイントT3における在物センサ8の検出情報に基づいて、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1が第3速度設定ポイントT3に到達して搬送物1間の間隔が設定間隔P以上であるか否かを判別する(ステップ1,2)。
搬送物1間の間隔が設定間隔P未満の場合には、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1ついて、第2速度設定ポイントT2において設定した速度モードが高速継続用速度モードでなければ、減速停止用速度モードを設定する(ステップ3,4)。
また、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1ついて、第2速度設定ポイントT2において設定した速度モードが高速継続用速度モードであると、減速後再加速用速度モードを設定する(ステップ3,5)。
また、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1ついて、第2速度設定ポイントT2において設定した速度モードが高速継続用速度モードであると、減速後再加速用速度モードを設定する(ステップ3,5)。
搬送物1間の間隔が設定間隔P以上の場合には、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1が第3速度設定ポイントT3に停止中であると、減速停止用速度モードを設定する(ステップ6,7)。
また、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1が第3速度設定ポイントT3に停止中でなければ、高速継続用速度モードを設定する(ステップ6,8)。
また、搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1が第3速度設定ポイントT3に停止中でなければ、高速継続用速度モードを設定する(ステップ6,8)。
以上のようにして、速度設定ポイントTに到達した搬送物1の搬送速度が高速である場合には、制御部Hが、減速停止用速度モードと、減速後再加速用速度モードと、高速継続用速度モードとのいずれかの速度モードを設定し、その設定した速度モードになるように搬送ユニット2における駆動モータ5の作動状態を各別に制御するように構成されている。
また、速度設定ポイントTに到達する搬送物1がその速度設定ポイントTに停止される場合があるが、この場合には、速度設定ポイントTに停止している搬送物1について搬送を開始させる際に、例えば、速度設定ポイントTや減速ポイントGにて中速や高速などに加速させながら、次の速度設定ポイントTにおける搬送速度を高速にさせたり、あるいは、速度設定ポイントTにて低速などに加速させたのち、次の速度設定ポイントTにて搬送物1を停止させるための停止後用速度モードを設定し、その停止後用速度モードになるように搬送ユニット2における駆動モータ5の作動状態を各別に制御するように構成されている。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、速度モードが、搬送方向の一つ下流側に位置する次の速度設定ポイントTに到達する搬送物1の搬送速度については、基本的に、高速となるように設定されているが、例えば、次の速度設定ポイントTに到達する搬送物1の搬送速度を、中速や低速となるように速度モードを設定することも可能であり、速度モードを設定するに当たって、次の速度設定ポイントTに到達する搬送物1の搬送速度をどのような速度とするかについては適宜変更が可能である。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、速度モードが、搬送方向の一つ下流側に位置する次の速度設定ポイントTに到達する搬送物1の搬送速度については、基本的に、高速となるように設定されているが、例えば、次の速度設定ポイントTに到達する搬送物1の搬送速度を、中速や低速となるように速度モードを設定することも可能であり、速度モードを設定するに当たって、次の速度設定ポイントTに到達する搬送物1の搬送速度をどのような速度とするかについては適宜変更が可能である。
(2)上記実施形態では、速度モードとして、減速停止用速度モードと、減速後再加速用速度モードと、高速継続用速度モードとの3種類の速度モードを備えているが、速度モードの種類数やどのような速度を組み合わせるかについては、適宜変更が可能である。
(3)上記実施形態では、下流側速度情報が、速度設定ポイントTに搬送物1が到達した時点における搬送速度およびその後における搬送速度から構成されているが、下流側速度情報を、速度設定ポイントTに搬送物1が到達した時点における搬送速度のみから構成して実施することも可能であり、下流側速度情報としては、速度設定ポイントTよりも搬送方向の一つ下流側に位置する搬送物1についての速度情報であればよい。
(4)上記実施形態では、設定間隔Pが、搬送ユニット2の搬送方向での長さを基準に定められているが、例えば、搬送物1の搬送方向での長さを基準に定めるなど、設定間隔Pについては、適宜変更が可能である。
(5)上記実施形態では、間隔検出手段が、速度設定ポイントTに搬送物1が到達しているか否かを検出する在物センサ8にて構成されているが、例えば、速度設定ポイントTに超音波信号を発信し、搬送物1から反射する超音波信号を受信する超音波式のセンサにて間隔検出手段を構成することも可能であり、間隔検出手段の構成については適宜変更が可能である。
1 搬送物
2 搬送手段
8 間隔検出手段
H 制御手段
2 搬送手段
8 間隔検出手段
H 制御手段
Claims (4)
- 搬送物の搬送速度を変更可能な搬送手段が、前記搬送物の搬送方向に複数並べて設けられ、それら複数の搬送手段にて搬送物どうしを搬送方向に間隔を隔てる状態で複数の搬送物を搬送すべく、前記複数の搬送手段の作動状態を各別に制御する制御手段が設けられている搬送装置であって、
搬送方向における前記搬送物間の間隔を検出する間隔検出手段が設けられ、
前記制御手段が、前記搬送物の搬送方向に間隔を隔てた速度設定ポイントに到達した前記搬送物に対して、前記間隔検出手段の検出情報、および、前記速度設定ポイントよりも搬送方向の一つ下流側に位置する前記搬送物についての下流側速度情報に基づいて、搬送方向における前記搬送物間の間隔が設定間隔以上となるように、前記速度設定ポイントよりも搬送方向の下流側における搬送速度を設定して、その設定される搬送速度になるように前記搬送手段の作動状態を制御するように構成されている搬送装置。 - 前記下流側速度情報が、前記速度設定ポイントに前記搬送物が到達した時点における搬送速度およびその後における搬送速度から構成されている請求項1に記載の搬送装置。
- 前記設定間隔が、前記搬送手段の搬送方向での長さを基準に定められている請求項1または2に記載の搬送装置。
- 前記間隔検出手段が、前記複数の搬送手段の夫々に備えられて、前記速度設定ポイントに前記搬送物が到達しているか否かを検出する在物検出手段にて構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003356392A JP2005119798A (ja) | 2003-10-16 | 2003-10-16 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003356392A JP2005119798A (ja) | 2003-10-16 | 2003-10-16 | 搬送装置 |
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2003
- 2003-10-16 JP JP2003356392A patent/JP2005119798A/ja active Pending
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