JP2005119347A - 燃料タンク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃料タンク本体上部の温度上昇を抑制する。
【解決手段】 燃料タンク本体10がリヤシート14の下方からリヤサスペンション16の上方まで延設されており、燃料タンク本体10におけるリヤサスペンション16の上方となる部位に燃料溜まり部20が形成されている。このため、燃料タンク本体10内の燃料22が少なくなっても、燃料溜まり部20内に燃料22の一部が残るようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は燃料タンク装置に係り、特に、自動車等の車両に搭載される燃料タンク装置に関する。
従来、自動車等の車両に搭載される燃料タンク装置においては、燃料タンク本体をリヤシートの下方からリヤシート後方のデフ上方にまで延設することで燃料タンク本体の容量を確保した構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、燃料タンク本体に連結されたベント側チューブの途中に配設されたベント側フロートバルブにおいて、ケース下部がサブタンク部の満タン液面まで液溜りのないように屈曲した連通口を有している構成が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特許第2985347号公報 特開2002−2314号公報
しかしながら、前記特許文献1の構成における燃料タンク装置では、燃料タンク本体内の燃料が少なくなると、燃料タンク本体の上部延設部分に燃料が残らない。この結果、燃料タンク本体の上部延設部分が加熱された場合には、燃料タンク本体の上部延設部分に溜まった燃料の対流等によって放熱することができない。このため、燃料タンク本体上部の温度が上昇する。
本発明は上記事実を考慮し、燃料タンク本体上部の温度上昇を抑制できる燃料タンク装置を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明の燃料タンク装置は、シートの下方からリヤサスペンションの上方まで延設した燃料タンク本体と、
該燃料タンク本体における前記リヤサスペンションの上方となる部位に形成された燃料溜まり部と、
を有することを特徴とする。
従って、シートの下方からリヤサスペンションの上方まで延設した燃料タンク本体におけるリヤサスペンションの上方となる部位に燃料溜まり部が形成されているため、燃料タンク本体内の燃料が少なくなっても、燃料溜まり部に燃料が残る。この結果、燃料タンク本体の上部が加熱された場合には、燃料タンク本体の上部の燃料溜まり部に溜まった燃料の対流等によって効率的に放熱することができる。このため、燃料タンク本体上部の温度上昇を抑制できる。
請求項2記載の本発明は請求項1に記載の燃料タンク装置において、インレットパイプの下端部を前記燃料溜まり部に配設したことを特徴とする。
従って、請求項1に記載の内容に加えて、インレットパイプの下端部を燃料溜まり部に配設したため、インレットパイプの下端部を燃料タンク本体の下部まで延設することなしに、燃料タンク満タン時に給油ガンのオートストップを作動させることができる。この結果、インレットパイプの配設が容易になる。
請求項3記載の本発明は請求項1に記載の燃料タンク装置において、前記燃料タンク本体上部の下方にある前記リヤサスペンションの側面視形状を下開きのく字状としたことを特徴とする。
従って、請求項1に記載の内容に加えて、燃料タンク本体上部の下方にあるリヤサスペンションの側面視形状を下開きのく字状としたため、燃料タンク本体上部の下方側からの熱を燃料タンク本体上部の下方にあるリヤサスペンションによって効率的に遮断できる。この結果、燃料タンク本体上部を下方側からの熱から保護できる。
請求項1記載の本発明の燃料タンク装置は、シートの下方からリヤサスペンションの上方まで延設した燃料タンク本体と、燃料タンク本体におけるリヤサスペンションの上方となる部位に形成された燃料溜まり部と、を有するため、燃料タンク本体上部の温度上昇を抑制できるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明は請求項1に記載の燃料タンク装置において、インレットパイプの下端部を燃料溜まり部に配設したため、請求項1に記載の効果に加えて、インレットパイプの配設が容易になるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明は請求項1に記載の燃料タンク装置において、燃料タンク本体上部の下方にあるリヤサスペンションの側面視形状を下開きのく字状としたため、燃料タンク本体上部を下方側からの熱から保護できるという優れた効果を有する。
本発明における燃料タンク装置の第1実施形態を図1〜図3に従って説明する。
なお、図中矢印UPは車体上方方向を示し、矢印FRは車体前上方方向を示す。
図1に示される如く、本実施形態の燃料タンク本体10は樹脂タンクであり、燃料タンク本体10の前部は、図1に二点鎖線で示す格納位置にあるリヤシート14の下方に位置する下部10Aとなっている。
燃料タンク本体10はフロアパネル12の下面12Aに沿ってリヤシート14の下方からリヤサスペンション16の上方まで延設されており、燃料タンク本体10の後部は、リヤサスペンション16の上方に位置する上部10Bとなっている。
燃料タンク本体10の上部10Bの前端部には、車体上方に向かって凸部18が車幅方向に沿って形成されており、燃料タンク本体10におけるリヤサスペンション16の上方となる部位には燃料溜まり部20が形成されている。また、燃料溜まり部20には、インレットパイプの下端部であるインレットロア26が配設されている。
従って、燃料タンク本体10内の燃料22が少なくなっても、燃料溜まり部20に燃料22が残るようになっている。また、図1に示す燃料タンク満タン時には、インレットロア26の先端部が燃料22中にある。この結果、燃料タンク満タン時には、燃料タンク本体10の下部10Aに配設したブリーザライン27により給油ガンのオートストップを作動させることができる。
燃料タンク本体10の上部10Bの下方にあるリヤサスペンション16はビーム式であり、ビームの側面視形状は下開きのく字状となっている。従って、燃料タンク本体10の上部10Bの下方側からの熱(図1の矢印F)を、リヤサスペンション16によって、広範囲で且つ上方に廻り込み難くすることができる。このため、下方側からの熱を、リヤサスペンション16によって効率的に遮断できるようになっている。
また、燃料タンク本体10の上部10Bにおけるタンク内側上部には、カットオブバルブ30が配設されており、このカットオブバルブ30は図示を省略したキャニスタに連結されている。
図2に示される如く、燃料タンク本体10の上壁部10Cにおけるカットオブバルブ取付部32は、下方へ凹陥しており、図2に2点鎖線で示すように、燃料タンク本体10の上壁部10Cがフロアパネル12の下面12Aに当接した際に、カットオブバルブ30の上部30Aがフロアパネル12の下面12Aに当接しないようになっている。
図3に示される如く、燃料タンク本体10の前壁部10Dには車体前方へ向かって複数の取付部40が形成されており、これらの取付部40には車体下方からボルト42が挿通されている。また、ボルト42は取付ブラケット44に固定されたウエルドナット46に螺合している。
図1に示される如く、取付ブラケット44はフロアパネル12の下面12Aとフロアクロス48とに溶着されており、フロアクロス48の下部には、フロアクロスリインフォースメント50が配設されている。また、燃料タンク本体10の前壁部10Dと下壁部の前端部10Eに沿って燃料タンク本体10の落下を防止する側面視L字状のプロテクタ52が配設されており、このプロテクタ52は、ボルト42とウエルドナット46によって取付ブラケット44に共締めされている。
図3に示される如く、燃料タンク本体10の後壁部10Fには車体後方へ向かって複数の取付部60が形成されており、これらの取付部60には車体下方からボルト62が挿通されている。また、ボルト62はフロアパネル12の上面12Bに固定されたウエルドナット66に螺合している。
図1に示される如く、燃料タンク本体10の後壁部10Fと下壁部の後端部10Gに沿って燃料タンク本体10の落下を防止する側面視L字状のプロテクタ68が配設されており、このプロテクタ68は、ボルト62とウエルドナット66によってフロアパネル12に共締めされている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、燃料タンク本体10が、リヤシート14の下方からリヤサスペンション16の上方まで延設されており、燃料タンク本体10におけるリヤサスペンション16の上方となる部位に燃料溜まり部20が形成されている。このため、燃料タンク本体10内の燃料22が少なくなっても、燃料溜まり部20内に燃料22の一部が残る。この結果、燃料タンク本体10の上部10Bが車体下方側から加熱された場合には、燃料溜まり部20に溜まった燃料22の対流等によって効率的に放熱することができる。このため、燃料タンク本体10の上部10Bの温度上昇を抑制できる。
また、本実施形態では、インレットパイプの下端部であるインレットロア26を燃料溜まり部20に配設したため、図1に示す燃料タンク満タン時には、インレットロア26の先端部が燃料22中にある。この結果、インレットロア26を燃料タンク本体10の下部10A側まで延設することなしに、燃料タンク満タン時にブリーザライン27により給油ガンのオートストップを作動させることができる。このため、燃料タンク本体10へのインレットロア26の配設が容易になる。
また、本実施形態では、燃料タンク本体10の上部10Bの下方にあるリヤサスペンション16の側面視形状を下開きのく字状としたため、燃料タンク本体10の上部10Bの下方側からの熱を、リヤサスペンション16によって効率的に遮断できる。この結果、燃料タンク本体10の上部10Bを下方側からの熱から保護できる。
また、本実施形態では、燃料タンク本体10の上壁部10Cにおけるカットオブバルブ取付部32が下方へ凹陥しており、図2に2点鎖線で示すように、燃料タンク本体10の上壁部10Cがフロアパネル12の下面12Aに当接した際に、カットオブバルブ30の上部30Aがフロアパネル12の下面12Aに当接しないようになっている。この結果、カットオブバルブ30の上部30Aの破損を防止できる。
また、本実施形態では、プロテクタ52、68によって、燃料タンク本体10の落下を防止できると共に、プロテクタ52、68によって通常走行時のピッチングや燃料タンク本体10が路面と干渉するのを防止できる。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では燃料タンク本体10を樹脂タンクとしたが、燃料タンク本体10は樹脂タンクに限定されない。また、上記実施形態では、燃料タンク本体10の上部10Bの下方にあるリヤサスペンション16の側面視形状を下開きのく字状としたが、リヤサスペンション16の側面視形状は下開きのく字状に限定されず、他の形状でも良い。
本発明の一実施形態に係る燃料タンク装置を示す概略側断面図である。 図1の2−2線に沿った拡大断面図である。 本発明の一実施形態に係る燃料タンク装置を車体斜め前方から見た分解斜視図である。
符号の説明
10 燃料タンク本体
10A 燃料タンクの下部
10B 燃料タンクの上部
14 リヤシート
16 リヤサスペンション
20 燃料溜まり部
22 燃料
26 インレットロア(インレットパイプの下端部)
30 カットオブバルブ

Claims (3)

  1. シートの下方からリヤサスペンションの上方まで延設した燃料タンク本体と、
    該燃料タンク本体における前記リヤサスペンションの上方となる部位に形成された燃料溜まり部と、
    を有することを特徴とする燃料タンク装置。
  2. インレットパイプの下端部を前記燃料溜まり部に配設したことを特徴とする請求項1に記載の燃料タンク装置。
  3. 前記燃料タンク本体上部の下方にある前記リヤサスペンションの側面視形状を下開きのく字状としたことを特徴とする請求項1に記載の燃料タンク装置。
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