JP2012030725A - 車両用燃料タンクの取付構造 - Google Patents

車両用燃料タンクの取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2012030725A
JP2012030725A JP2010173075A JP2010173075A JP2012030725A JP 2012030725 A JP2012030725 A JP 2012030725A JP 2010173075 A JP2010173075 A JP 2010173075A JP 2010173075 A JP2010173075 A JP 2010173075A JP 2012030725 A JP2012030725 A JP 2012030725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel tank
cross member
vehicle
mounting bracket
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010173075A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5585277B2 (ja
Inventor
Tatsuya Horai
竜哉 寳來
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2010173075A priority Critical patent/JP5585277B2/ja
Priority to US13/188,652 priority patent/US8382162B2/en
Priority to DE102011108761.7A priority patent/DE102011108761B4/de
Publication of JP2012030725A publication Critical patent/JP2012030725A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5585277B2 publication Critical patent/JP5585277B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • B60K15/063Arrangement of tanks
    • B60K15/067Mounting of tanks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • B60K2015/03118Multiple tanks, i.e. two or more separate tanks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • B60K15/063Arrangement of tanks
    • B60K2015/0633Arrangement of tanks the fuel tank is arranged below the rear seat
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • B60K15/063Arrangement of tanks
    • B60K2015/0634Arrangement of tanks the fuel tank is arranged below the vehicle floor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】 燃料タンクに充填された燃料の揺動に起因した、車室内の騒音レベルを低減可能な車両用燃料タンクの取付構造を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の構成は、車両後部の床面を形成するリヤフロアパネル122と、リヤフロアパネル122の前方かつ下方に車幅方向に延びて配置された第1クロスメンバ120と、第1クロスメンバ120の後側に突出するように接合された取付ブラケット124、126と、弾性を有するパッド部材142a、142bを介して取付ブラケット124の後面およびリヤフロアパネル122の下面に当接する燃料タンクと、燃料タンク102の後方に車幅方向に延びて配置された第2クロスメンバ144と、取付ブラケット124、126から第2クロスメンバ144に掛けわたされ、燃料タンク102を締付固定する取付ベルト136、138とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両後部の床面を形成するリヤフロアパネルの下方にて、取付ベルトによって吊設される車両用燃料タンクの取付構造に関する。
一般に、自動車の燃料タンクは、リヤフロアパネルの下方にて取付ベルトによって吊設されている。かかる燃料タンクには燃料が充填されるため、車両の加減速等で燃料が揺動して燃料揺動音(パシャ付き音)を発生する。そこで、従来より、この燃料揺動音を抑制するための様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、平坦なフロアパネルに凹部を形成し、取付ベルトによって、凹部の角部位置にパッド部材を介して燃料タンクを押し当てて固定する燃料タンクの配設構造が開示されている。この技術によれば、凹部の角部位置が他の平坦な部分よりも剛性が高いことから、燃料タンクからフロアパネルへの音の伝播を低減でき、燃料タンクの燃料揺動音の車室内への漏れを防止できるとされている。
特開2001−63389号公報
上記特許文献1では、燃料タンクを吊設する取付ベルトの前側取付部はフロアパネル下方のリヤフロアフロントクロスメンバ(シートクロスメンバ)に取り付けられているが、燃料タンクの前面がどこにも接していないように図示されている。このように燃料タンクの前面を自由にした場合、燃料タンク自体がしっかりと固定されず、安全面の観点から好ましくない。一方、燃料タンクの前面をリヤフロアフロントクロスメンバに当接させる場合、リヤフロアフロントクロスメンバの剛性が相対的に低い平面部に押し当てるため燃料揺動を受けてリヤフロアフロントクロスメンバの平面部が振動し、車室内へその音が伝達されるおそれがあった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、燃料タンクに充填された燃料の揺動に起因した、車室内の騒音レベルを低減可能な車両用燃料タンクの取付構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明にかかる車両用燃料タンクの取付構造の代表的な構成は、車両後部の床面を形成するリヤフロアパネルと、リヤフロアパネルの前方かつ下方に車幅方向に延びて配置された第1クロスメンバ(リヤフロアフロントクロスメンバ)と、第1クロスメンバの後側に突出するように接合された取付ブラケットと、弾性を有するパッド部材を介して取付ブラケットの後面およびリヤフロアパネルの下面に当接する燃料タンクと、燃料タンクの後方に車幅方向に延びて配置された第2クロスメンバ(リヤフロアセンタクロスメンバ)と、取付ブラケットから第2クロスメンバに掛けわたされ、燃料タンクを締付固定する取付ベルトとを備えたことを特徴とする。
かかる構成によれば、第1クロスメンバではなく、取付ブラケットの後面に燃料タンクの前面がパッド部材を介して押し当てられる。取付ブラケットは、第1クロスメンバとは別部材であり、板厚、形状に基づく剛性や当接面を自由に設定することができる。すなわち、剛性が低く振動しやすい第1クロスメンバから燃料タンクを離し、板厚、形状に基づく剛性や当接面を自由に設定することができる取付ブラケットを介在させたので、燃料揺動に起因した車室内の騒音レベルを低減することが可能である。
上記取付ブラケットが絞り形状であって、かつ第1クロスメンバ(リヤフロアフロントクロスメンバ)よりも板厚が厚いとよい。これにより、第1クロスメンバに比して、取付ブラケットの剛性を高くすることができるので、燃料揺動に起因した車室内の騒音レベルを確実に低減することが可能となる。
上記取付ブラケットは、下面と後面と側面を有する絞り形状部と、この絞り形状部の下面に設けられ取付ベルトの前側取付部が締結されるナット部と、この絞り形状部の内側にナット部近傍から後面に亘って接合された補強板とを有するとよい。絞り形状部の下面にナット部を溶接することにより、取付ブラケットの下面の剛性を高くすることができる。そして、ナット部近傍から後面に亘る補強板を設けることで、板厚を増すとともに、屈曲部による剛性向上効果を奏することが可能である。
また、上記ナット部は取付ベルトから高い張力を受けることとなる。この張力は、ナット部近傍からブラケット後面に亘って接合される補強板にも伝達される。これより、この後面の振動(音の伝搬)を抑えることが可能となる。よって、燃料揺動に起因した車室内の騒音レベルをさらに低減することが可能となる。
上記第1クロスメンバ(リヤフロアフロントクロスメンバ)より前方の床面を形成するフロントフロアパネルと、フロントフロアパネルの下面に車両前後方向に延びて備えられるフロントフロアサイドメンバと、フロントフロアサイドメンバの後端および第1クロスメンバの下端に接合されたキャップ部材とをさらに含み、取付ブラケットが、第1クロスメンバとキャップ部材との結合部分の近傍に接合されているとよい。これにより、第1クロスメンバとキャップ部材との剛性の高い結合部分の近傍に取付ブラケットが接合されるため、取付ブラケットの接合部の強度を確保することができる。そうして、燃料揺動に起因した車室内の騒音レベルをさらに確実に低減することが可能となる。
上記取付ブラケットの燃料タンクとの当接部分が、この燃料タンクの下方寄りに設定されているとよい。車両生産ラインでは、上方に吊るされた車体の下側から燃料タンクが組み付けられる。上記構成では、この燃料タンクを組み付ける際に、燃料タンクとの当接部分を直接目で見て確認できることから、車体と燃料タンクの位置合わせを正確かつ容易に行うことができる。
本発明によれば、燃料タンクに充填された燃料の揺動に起因した、車室内の騒音レベルを低減可能な車両用燃料タンクの取付構造を提供可能である。
本実施形態にかかる車両用燃料タンクの取付構造を適用した車体下部を示す図である。 図1のA−A断面図である。 本実施形態にかかる車両用燃料タンクの取付構造の要部の分解斜視図である。 比較例としての従来の車両用燃料タンクの取付構造を示す断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態にかかる車両用燃料タンクの取付構造100を適用した車体下部を示す図である。図2は、図1のA−A断面図である。ここでは、当該車両用燃料タンクの取付構造100を四輪駆動車に適用するが、本実施形態がかかる例に限定される訳ではない。
図1および図2に示すように、燃料タンク102は、車両後部の床面を形成するリヤフロアパネル122の下方にて、1対の取付ベルト136、138によって吊設される。燃料タンク102の中央付近にはプロペラシャフト104やエキゾーストパイプ106を回避するための凹み102aが形成される。
リヤフロアパネル122の前端は、車両前部の床面を形成するフロントフロアパネル110に接続されている。フロントフロアパネル110の下面には、車両前後方向に延びる2つのフロントフロアサイドメンバ112、114が接合される。フロントフロアサイドメンバ112、114の後端部には、その断面開口を塞ぐようにキャップ部材116、118が接合される。
リヤフロアパネル122の前方かつ下方には、車幅方向に延びる第1クロスメンバ(以下、リヤフロアフロントクロスメンバ120と称する)が設けられる。上記キャップ部材116、118の他端(後端)は、このリヤフロアフロントクロスメンバ120の下端に接合される。
リヤフロアフロントクロスメンバ120の車幅方向外側の左右両側には、車両前後方向に延びるリヤフロアサイドメンバ146a、146bが接合される。リヤフロアサイドメンバ146a、146bの後方には、車幅方向に延びる第2クロスメンバ(以下、リヤフロアセンタクロスメンバ144と称する)が接合される。
ここで、取付ベルト136、138の前側取付部136aは次に述べる取付ブラケット124、126に、後側取付部136bはリヤフロアセンタクロスメンバ144に締結される。
図3は、本実施形態にかかる車両用燃料タンクの取付構造100の要部の分解斜視図である。図3(a)では取付ブラケット124、126のリヤフロアフロントクロスメンバ120への溶接前の状態を図示しており、図3(b)では図3(a)の右側の取付ブラケット124の表側、図3(c)は取付ブラケット124の裏側を図示している。
図3(a)に示すように、本実施形態では、リヤフロアフロントクロスメンバ120の後側に突出するように2つの取付ブラケット124、126が接合される。取付ブラケット124、126は、それぞれ独立(別個)した部材であり、板厚、形状に基づく剛性や当接面を自由に設定することができる。取付ブラケット124、126は実質的に同一の構成を有するため、以下では代表して取付ブラケット124について説明する。
取付ブラケット124は、下面128aと後面128bと側面128cとによって絞り形状(お椀形状)をなす絞り形状部128を備えている。かかる絞り形状部128の板厚は、リヤフロアフロントクロスメンバ120よりも厚く形成される。
図3(b)に示すように、取付ブラケット124の上辺は一部が後退しており(図3(b)中、「後退部128d」として示す)、リヤフロアフロントクロスメンバ120接合時において隙間を生じるようになっている。これにより、車両製造工程(後工程)において電着液の流入等を許容することが可能であり、弊害を生じることがない。
再び、図2を参照する。取付ブラケット124の下面128aは、上述したリヤフロアフロントクロスメンバ120とキャップ部材116との結合部分の近傍に接合される。これは、この結合部分の近傍は剛性が高くなるので、取付ブラケット124の接合部の強度を確保することができるためである。
図2および図3(c)に示すように、取付ブラケット124では、絞り形状部128の内側下面128aから後面128bに亘って補強板132が接合される。ここでは、補強板132の上面にナット部134aが溶接され、取付ベルト136の前側取付部136aがボルト140aによって締結される。かかるナット部134aは必ずしも補強板132の上面に溶接する必要はなく、ナット部134a近傍に補強板132があればよい。
上記の補強板132を接合することにより、板厚を増すとともに、屈曲部による剛性向上効果を奏することが可能である。また。ナット部134aを溶接することにより、取付ブラケット124の下面128aの剛性を高くすることができる。
また、上記ナット部134aは取付ベルト136(前側取付部136a)から高い張力を受けることとなる。この張力は、ナット部134a近傍からブラケット後面128bに亘って接合される補強板132にも伝達される。そのため、ブラケット後面128bにも張力がかかることになり、この後面128bの振動(音の伝搬)を抑えることが可能となる。
取付ブラケット124の後面には、弾性を有するパッド部材142a(シムラバー等)が配置される。そして、かかるパッド部材142aを介して、吊設された燃料タンク102の前面が押し当てられる。
本実施形態では、上記のように、絞り形状部128の板厚がリヤフロアフロントクロスメンバ120よりも厚く形成されており、補強板132等によっても剛性が確保されている。燃料タンク102の前面は、剛性が低く振動しやすいリヤフロアフロントクロスメンバ120から離れて、剛性が確保された振動しにくい取付ブラケット124の後面128bに当接することとなる。かかる後面128bには、上述した張力がかかり、その振動が抑えられる。これより、燃料揺動に起因した車室内の騒音レベルを確実に低減することが可能である。
一方、車両生産ラインでは、上方に吊るされた車体の下側から燃料タンク102が組み付けられる。燃料タンク102は図1および図2からわかるように俵型(円柱形)に近い形状であるため、車体への組み付け時に長手方向(車両幅方向)の軸を中心として車両前後方向に転び易い。本実施形態では、取付ブラケット124の燃料タンク102との当接部分が、燃料タンク102の下方寄りに設定されている。そのため、この燃料タンク102を組み付ける際に、パッド部材142aを介した燃料タンク102との当接部分を直接目で見て確認できることから、車体と燃料タンク102の位置合わせを正確かつ容易に行うことができる。
燃料タンク102の上面は、弾性を有するパッド部材142bを介してリヤフロアパネル122の下面に当接する。概して、燃料タンク102に充填された燃料の揺動に起因した振動はブレーキング時における車両前方への伝播が問題とされる。そのため、燃料タンク102の上面からの車室内への音の伝達は、燃料タンク102の前面からの車室内への音の伝達に比べ問題とならない。
燃料タンク102の後方のリヤフロアセンタクロスメンバ144の内側下面には、ナット部134bが溶接されている。このナット部134bに、取付ベルト136の後側取付部136bがボルト140bで締結される。すなわち、本実施形態の取付ベルト136は、取付ブラケット124からリヤフロアセンタクロスメンバ144に掛けわたされ、燃料タンク102を締付固定する。
図4は、比較例としての従来の車両用燃料タンクの取付構造10を示す断面図である。図4に示すように、従来の車両用燃料タンクの取付構造10では、燃料タンク102の前面を剛性の低いリヤフロアフロントクロスメンバ120の平面部に直接押し当てる構造となっていた。この構造では、リヤフロアフロントクロスメンバ120の平面部が振動し、車室内に燃料揺動音が響きやすい問題があった。なお、リヤフロアフロントクロスメンバ120の板厚や形状、当接面は、コスト・重量や車種によるレイアウト上の制約等の種々の制限を受けるため、設定の自由度は限られていた。
また、従来の車両用燃料タンクの取付構造10では、リヤフロアフロントクロスメンバ120と燃料タンク102の間に配置されるパッド部材142aが奥まった位置に存在している。そのため、車体への燃料タンク102組付け時において、上記パッド部材142aの当接部位を視認することができず、位置合わせが困難だった。
このような従来の車両用燃料タンクの取付構造10と比較して、本実施形態の車両用燃料タンクの取付構造100によれば、燃料タンク102の前面は、剛性が低く振動しやすいリヤフロアフロントクロスメンバ120から離れて、剛性が確保された振動しにくい取付ブラケット124の後面128bに当接することとなる。そのため、燃料揺動に起因した車室内の騒音レベルを低減することが可能である。
また、上記取付ブラケット124の燃料タンク102との当接部分が、燃料タンク102の下方寄りに設定されているため、この燃料タンク102を組み付ける際に、パッド部材142aを介した燃料タンク102との当接部分を直接目で見て確認できる。よって、車体と燃料タンク102の位置合わせを正確かつ容易に行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両後部の床面を形成するリヤフロアパネルの下方にて、取付ベルトによって吊設される車両用燃料タンクの取付構造に利用することができる。
10、100…車両用燃料タンクの取付構造、102…燃料タンク、102a…凹み、104…プロペラシャフト、106…エキゾーストパイプ、110…フロントフロアパネル、112、114…フロントフロアサイドメンバ、116、118…キャップ部材、120…第1クロスメンバ(リヤフロアフロントクロスメンバ)、122…リヤフロアパネル、124、126…取付ブラケット、128…絞り形状部、128a…下面、128b…後面、128c…側面、128d…後退部、132…補強板、134a、134b…ナット部、136、138…取付ベルト、136a…前側取付部、136b…後側取付部、140a、140b…ボルト、142a、142b…パッド部材、144…第2クロスメンバ(リヤフロアセンタクロスメンバ)、146a、146b…リヤフロアサイドメンバ

Claims (5)

  1. 車両後部の床面を形成するリヤフロアパネルと、
    前記リヤフロアパネルの前方かつ下方に車幅方向に延びて配置された第1クロスメンバと、
    前記第1クロスメンバの後側に突出するように接合された取付ブラケットと、
    弾性を有するパッド部材を介して前記取付ブラケットの後面および前記リヤフロアパネルの下面に当接する燃料タンクと、
    前記燃料タンクの後方に車幅方向に延びて配置された第2クロスメンバと、
    前記取付ブラケットから第2クロスメンバに掛けわたされ、前記燃料タンクを締付固定する取付ベルトとを備えたことを特徴とする車両用燃料タンクの取付構造。
  2. 前記取付ブラケットが絞り形状であって、かつ前記第1クロスメンバよりも板厚が厚いことを特徴とする請求項1に記載の車両用燃料タンクの取付構造。
  3. 前記取付ブラケットは、下面と後面と側面を有する絞り形状部と、該絞り形状部の下面に設けられ前記取付ベルトの前側取付部が締結されるナット部と、該絞り形状部の内側に前記ナット部近傍から前記後面に亘って接合された補強板とを有することを特徴とする請求項2に記載の車両用燃料タンクの取付構造。
  4. 前記第1クロスメンバより前方の床面を形成するフロントフロアパネルと、
    前記フロントフロアパネルの下面に車両前後方向に延びて備えられるフロントフロアサイドメンバと、
    前記フロントフロアサイドメンバの後端および前記第1クロスメンバの下端に接合されたキャップ部材とをさらに含み、
    前記取付ブラケットが、前記第1クロスメンバと前記キャップ部材との結合部分の近傍に接合されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用燃料タンクの取付構造。
  5. 前記取付ブラケットの前記燃料タンクとの当接部分が、該燃料タンクの下方寄りに設定されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用燃料タンクの取付構造。
JP2010173075A 2010-07-30 2010-07-30 車両用燃料タンクの取付構造 Active JP5585277B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010173075A JP5585277B2 (ja) 2010-07-30 2010-07-30 車両用燃料タンクの取付構造
US13/188,652 US8382162B2 (en) 2010-07-30 2011-07-22 Fuel tank mounting structure for vehicle
DE102011108761.7A DE102011108761B4 (de) 2010-07-30 2011-07-28 Kraftstofftank-Montagestruktur für Fahrzeuge

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010173075A JP5585277B2 (ja) 2010-07-30 2010-07-30 車両用燃料タンクの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012030725A true JP2012030725A (ja) 2012-02-16
JP5585277B2 JP5585277B2 (ja) 2014-09-10

Family

ID=45471310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010173075A Active JP5585277B2 (ja) 2010-07-30 2010-07-30 車両用燃料タンクの取付構造

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8382162B2 (ja)
JP (1) JP5585277B2 (ja)
DE (1) DE102011108761B4 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9765918B2 (en) * 2007-02-06 2017-09-19 Bernardo J. Herzer Portable gas powered internal combustion engine arrangement
US20130284747A1 (en) * 2012-04-27 2013-10-31 Anthony M. Rund Fluid tank and mounting configuration
US9981268B2 (en) * 2013-01-15 2018-05-29 Aurora Office Equipment Co., Ltd. Shanghai Safety shredder with mechanical bin-full device
US9376013B2 (en) 2014-08-05 2016-06-28 KIRCHHOFF Van-Rob Automotive Composite fuel tank support
WO2016079915A1 (ja) * 2014-11-18 2016-05-26 八千代工業株式会社 燃料タンクの車体取付構造
FR3039103B1 (fr) * 2015-07-23 2019-02-01 Renault S.A.S Ensemble de reservoirs pour vehicule automobile.
US10696123B2 (en) * 2018-02-23 2020-06-30 Ford Global Tehcnologies, LLC Systems for a fuel tank
EP3856427B1 (en) * 2018-09-26 2023-04-26 Hydro Extruded Solutions AS Clamping strap

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58126225U (ja) * 1982-02-19 1983-08-27 三菱自動車工業株式会社 自動車の燃料タンク取付装置
JPS63126125U (ja) * 1987-02-13 1988-08-17
JPH01145824U (ja) * 1988-03-31 1989-10-06
JPH0211725U (ja) * 1988-07-08 1990-01-25
JPH0460719U (ja) * 1990-10-04 1992-05-25
JP2001063389A (ja) * 1999-08-27 2001-03-13 Nissan Motor Co Ltd フューエルタンクの配設構造
JP2005119347A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Toyota Motor Corp 燃料タンク装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0435197B1 (en) * 1989-12-25 1994-11-23 Mazda Motor Corporation Rear body structure of automotive vehicle
JP3432578B2 (ja) * 1994-03-09 2003-08-04 本田技研工業株式会社 自動車のサブフレーム
US6875258B2 (en) * 2003-04-09 2005-04-05 Ti Group Automotive Systems, L.L.C. Fuel tank assembly
US7487998B2 (en) 2004-11-10 2009-02-10 Mazda Motor Corporation Fuel tank arrangement structure for vehicle
JP4625351B2 (ja) * 2005-03-25 2011-02-02 本田技研工業株式会社 燃料タンクの固定構造
JP4473902B2 (ja) 2007-09-10 2010-06-02 本田技研工業株式会社 防振部材の取付構造
US8636162B2 (en) * 2008-01-29 2014-01-28 Les Industries Spectra/Premium, Inc. Fuel tank shell with structural support
JP5228941B2 (ja) * 2009-01-26 2013-07-03 トヨタ自動車株式会社 車両の燃料タンク取付構造

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58126225U (ja) * 1982-02-19 1983-08-27 三菱自動車工業株式会社 自動車の燃料タンク取付装置
JPS63126125U (ja) * 1987-02-13 1988-08-17
JPH01145824U (ja) * 1988-03-31 1989-10-06
JPH0211725U (ja) * 1988-07-08 1990-01-25
JPH0460719U (ja) * 1990-10-04 1992-05-25
JP2001063389A (ja) * 1999-08-27 2001-03-13 Nissan Motor Co Ltd フューエルタンクの配設構造
JP2005119347A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Toyota Motor Corp 燃料タンク装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE102011108761A1 (de) 2012-02-02
US8382162B2 (en) 2013-02-26
JP5585277B2 (ja) 2014-09-10
US20120025509A1 (en) 2012-02-02
DE102011108761B4 (de) 2019-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5585277B2 (ja) 車両用燃料タンクの取付構造
JP5549395B2 (ja) 車体前部構造
JP2013049377A (ja) 車両の車体構造及びその製造方法
EP2125497A1 (en) Vehicle body floor structure
JP2013079047A (ja) 車両のショックアブソーバー装着部の構造
JP5860147B2 (ja) シートの弾性支持構造
JP2013136319A (ja) 車両用ドア
JP2022071223A (ja) 自動二輪車用シートレール構造
JP5561062B2 (ja) 車両用シートの取付構造
JP6447702B1 (ja) 車両の車体構造
JP4921860B2 (ja) 車両のエンジンマウント構造
JP2005059817A (ja) 自動車のフロアパネル構造
JP5454312B2 (ja) 車体後部の下部構造
JP2012121522A (ja) パワートレインの支持装置
JP2012254748A (ja) トレーリングアーム取付部車体構造
JP5556479B2 (ja) 車両前部構造
JP2014172571A (ja) 燃料タンク保持構造
JP2007290414A (ja) エンジン支持構造
CN219134326U (zh) 车身结构和车辆
CN215205060U (zh) 车辆的车身组件以及车辆
WO2020166577A1 (ja) 車両のボディ構造
JP2018131033A (ja) 車体ルーフ構造
JP4914863B2 (ja) 振動部品の防振マウント
JP7409181B2 (ja) 車両用差動装置取付構造
JP2012046009A (ja) 車体フロア構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140318

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140624

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140707

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5585277

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151