JP2005119144A - 熱可塑性樹脂発泡体及び防音性暖房床材 - Google Patents

熱可塑性樹脂発泡体及び防音性暖房床材 Download PDF

Info

Publication number
JP2005119144A
JP2005119144A JP2003356798A JP2003356798A JP2005119144A JP 2005119144 A JP2005119144 A JP 2005119144A JP 2003356798 A JP2003356798 A JP 2003356798A JP 2003356798 A JP2003356798 A JP 2003356798A JP 2005119144 A JP2005119144 A JP 2005119144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin foam
thermoplastic resin
heating
foaming
unevenness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003356798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4751572B2 (ja
Inventor
Shohei Kawasaki
章平 川崎
Hiroshi Moritake
博 森武
Mikio Kaneko
三樹男 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2003356798A priority Critical patent/JP4751572B2/ja
Publication of JP2005119144A publication Critical patent/JP2005119144A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4751572B2 publication Critical patent/JP4751572B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】 高いレベルの強度に基づく優れた歩行感と防音性能を発揮し、凹溝が形成された場合にも優れた歩行感と防音性能を発揮し、特に防音又は暖房床基材に好適な熱可塑性樹脂発泡体を提供する。また高い圧縮強さや曲げ強さを有しつつも凹凸に沿って追従し易い柔軟性を有する特に不陸調整基材に好適な熱可塑性樹脂発泡体を提供する。
【解決手段】 個々の気泡が厚み方向に配向されているポリオレフィン系樹脂発泡体の両面に、加熱発泡する際に生じる面内方向の発泡力を抑制するための面材が積層されてなる面材付き樹脂発泡体1の少なくとも片面に凹凸加工又はスリット加工2が施されてなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱可塑性樹脂発泡体及び防音性暖房床材に関し、特に不陸調整基材や防音床又は暖房床基材に好適に用いられる熱可塑性樹脂発泡体及び防音性暖房床材に関する。
従来、表面に化粧を施した合板などからなる床仕上げ材の裏面に、防音のために樹脂発泡体や不織布などの緩衝層を積層一体化したものが、防音床材として知られている。そして防音性能の優劣は、その緩衝層で左右される。特に、マンションの場合、駆体がコンクリートで構築されることが多いため、床材の振動がそのまま室外に伝達されやすく、防音性能の良い床材が望まれていた。
しかし、緩衝層の厚みを十分に厚くすると、防音性については問題がなくなるが、重い家具などの重量物を置いた際、床が局部的に沈下するし、また歩行のたびに浮沈が生じ、歩き心地が低下するという問題があった。
そこで、JIS A1418に準拠した床衝撃音発生器により床衝撃音レベルを測定した際に、その測定に使用されるハンマーが床面に衝突したときの加速度の時間変化を測定したときのピーク値が15G以下で、その半値幅が2ms以上であり、4kg/cm2の圧縮応力を与えた時の歪み量が、3mm以下であることを特徴とする床材が提案され、高密度ポリエチレンとポリプロピレンを主成分とする熱可塑性樹脂発泡体を用いた床材が開示されている(特許文献1参照)。
しかし、従来のポリオレフィン系樹脂発泡体は、ポリスチレン系樹脂発泡体と比較して、必ずしも発泡体の圧縮強さ、曲げ強さなどの強度が十分とはいえず、更なる改善が求められていた。
また、近年床暖房の需要の増加により、温水パイプ、線状電気ヒーター、面状発熱体等を保温、保持するための凹溝を有する熱可塑性樹脂発泡体の需要が高まっている。この場合には凹溝による強度の低下を補完するため、更に高い圧縮強さ、曲げ強さを有する熱可塑性樹脂発泡体が必要とされるが、一般に、圧縮強さ、曲げ強さなどの発泡体の強度と防音性能は相反する傾向があり、双方ともに高いレベルを発揮する熱可塑性樹脂発泡体が要望されていた。
一方、従来熱可塑性樹脂発泡体は、断熱機能とともに不陸調整機能を発揮する好適な材料として、各種シートやマットに多用され、例えばレジャーシートや室内マット、若しくはテント用の芯材などに広く用いられている。
しかし、例えばテント用マットの芯材に用いた場合のように、小石などによる地面の突起や凹凸を平準化し十分な不陸調整機能を得るためには、素材として高い圧縮強さや曲げ強さと凹凸に沿って追従し易い柔軟性を有する熱可塑性発泡体が必要とされるが、従来のポリオレフィン系樹脂発泡体は、ポリスチレン系樹脂発泡体と比較して、必ずしも発泡体の圧縮強さ、曲げ強さなどの強度が十分とはいえず、また一般に、圧縮強さ、曲げ強さなどの発泡体の強度と凹凸に沿って追従し易い柔軟性とは相反する傾向があり、双方ともに高いレベルを発揮する熱可塑性樹脂発泡体が要望されていた。
特開平10−231613号公報
本発明の目的は上記従来の問題点に鑑み、高いレベルの強度に基づく優れた歩行感と防音性能を発揮し、凹溝が形成された場合にも優れた歩行感と防音性能を発揮しうる、特に防音床又は暖房床基材に好適な熱可塑性樹脂発泡体を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、高い圧縮強さや曲げ強さを有しつつも凹凸に沿って追従し易い柔軟性を有することで、高い不陸調整機能を発揮し得る熱可塑性樹脂発泡体を提供することにある。
請求項1記載の熱可塑性樹脂発泡体は、個々の気泡が厚み方向に配向されているポリオレフィン系樹脂発泡体の両面に、加熱発泡する際に生じる面内方向の発泡力を抑制するための面材が積層されてなる面材付き樹脂発泡体の少なくとも片面に凹凸加工又はスリット加工が施されてなることを特徴とする。
請求項2記載の熱可塑性樹脂発泡体は、請求項1記載の熱可塑性樹脂発泡体であって、樹脂発泡体が、内在する気泡のアスペクト比Dz/Dxyの平均値が1.1〜4.0、発泡倍率が3〜20倍、及び圧縮弾性率が5MPa以上であることを特徴とする。
請求項3記載の熱可塑性樹脂発泡体は、請求項1又は2記載の熱可塑性樹脂発泡体であって、片面に凹凸加工又はスリット加工が施されてなり、他の平滑面側に凹溝が設けられてなることを特徴とする。
請求項4記載の防音性暖房床材は、片面に凹凸加工又はスリット加工が施されてなる請求項1又は2記載の熱可塑性樹脂発泡体の平滑面側に発熱層を介して床仕上げ材が貼着されてなることを特徴とする。
請求項5記載の防音性暖房床材は、請求項3記載の熱可塑性樹脂発泡体の凹溝に発熱体が配設され、凹溝が設けられた平滑面側に床仕上げ材が貼着されてなることを特徴とする。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明における面材付き樹脂発泡体は、個々の気泡が厚み方向に配向されているポリオレフィン系樹脂発泡体の両面に、加熱発泡する際に生じる面内方向の発泡力を抑制するための面材(以下、単に「面材」ともいう)が積層されてなるものである。
上記面材付き樹脂発泡体は、例えば、ポリオレフィン系樹脂に熱分解型発泡剤を加えて混練した発泡性ポリオレフィン系樹脂組成物をシート状に賦形して得られた発泡性ポリオレフィン系樹脂シートの両面に、上記面材が積層された発泡性複合シートを、熱分解型発泡剤の分解温度以上に加熱し発泡させて得られるものである。
こうして得られた面材付き樹脂発泡体は、発泡性ポリオレフィン系樹脂シートの両面に積層された面材が、発泡時の面内方向の発泡力を抑制するものであるので、面内の二次元方向には極めて僅かしか発泡膨張せず、上記発泡性ポリオレフィン系樹脂シートの厚み方向にのみ発泡し、結果として、得られた発泡体を構成する気泡は、上記厚み方向にその長軸を配向した紡錘形状となり、あたかも同方向に直立して横に整列したラグビーボールのように配列し、厚み方向に層状に積層した構造となる。
本発明において、上記面内方向とは、ポリオレフィン系樹脂発泡体の長手方向及び幅方向で規定される二次元の方向をいい、厚み方向と直交する方向をいうものとする。
上記ポリオレフィン系樹脂発泡体を構成するポリオレフィン系樹脂としては、特に限定されるものではないが、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、アイソタクチックもしくはシンジオタクチックホモポリプロピレン、ブロックプロピレン共重合体、ランダムプロピレン共重合体、ポリブテン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、エチレン−ブテン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体等が挙げられる。これらは単独で用いられてもよいが、2種以上が組み合わされて併用されてもよい。
上記ポリオレフィン系樹脂には、30重量%以下の範囲で、他の熱可塑性樹脂、例えば、ポリスチレン等の相溶性を有する熱可塑性樹脂、エラストマー等が混合されて用いられてもよい。
上記ポリオレフィン系樹脂は、必要に応じて架橋されたものであってもよい。架橋の方法は、特に限定されるものではないが、例えば、電子線等の電離性放射線を照射する電子線架橋法、有機過酸化物等を用いた化学架橋法、又は、シラン変性樹脂を用いたシラン架橋法等が挙げられる。
上記熱分解型発泡剤としては、上記発泡性ポリオレフィン系樹脂シートの溶融温度以上の分解温度を有するものであれば特に限定されるものではないが、例えば、重炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、アジド化合物、ほう水素化ナトリウム等の無機系熱分解型発泡剤、アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル、N,N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、4,4’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド、アゾジカルボン酸バリウム、トリヒドラジノトリアジン、p−トルエンスルホニルセミカルバジド等の有機系熱分解型発泡剤が挙げられる。中でも、分解ピーク温度や分解速度の調整が容易であり、ガス発生量が多く、衛生性にも優れたアゾジカルボンアミドが好適に用いられる。
上記熱分解型発泡剤の添加量は、得られる積層複合体の用途に応じた発泡倍率に応じて決められるが、余り少ないと、十分な発泡倍率が得られず、余り多いと破泡が多くなり均一な気泡が形成され難いので、好ましくは、ポリオレフィン系樹脂100重量部に対して0.1〜20重量部である。
上記ポリオレフィン系樹脂の架橋手段として、例えば、電子線架橋法ならば、ジビニルベンゼン等の架橋助剤が用いられてもよい。
上記電子線照射量は、好ましくは1〜20Mrad、より好ましくは3〜10Mradである。
又、シラン架橋法ならば、シラン変性樹脂に加えてジブチル錫ジラウレート、オクタン酸バリウム等の架橋触媒が用いられてもよい。
上記架橋触媒の添加量は、好ましくは、ポリオレフィン系樹脂100重量部に対して0.001〜10重量部、更に好ましくは0.01〜0.1重量部である。
又、化学架橋法に用いられる架橋剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、ジブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ターシャリーブチルクミルパーオキサイド、ジイソプロピルパーオキサイド等が挙げられる。中でもターシャリーブチルクミルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイドが好適に用いられる。
上記架橋剤の添加量は、好ましくは、ポリオレフィン系樹脂100重量部に対して0.5〜5重量部、更に好ましくは1〜3重量部である。
上記熱分解型発泡剤を添加した発泡性ポリオレフィン系樹脂組成物から発泡性ポリオレフィン系樹脂シートを調製する手段は、上記熱分解型発泡剤の分解温度未満の温度で発泡性ポリオレフィン系樹脂組成物を所望の厚さのシート状に熱成形すればよく、その熱成形手段としては、例えば、Tダイやインフレーションダイを用いる押出成形法、プレス成形法、カレンダー成形法、ブロー成形法等が挙げられる。中でも、押出成形法は生産性の観点から好適に用いられる。
本発明において、面材付き樹脂発泡体の主要部材であるポリオレフィン系樹脂発泡体は、個々の気泡が厚み方向に配向されているものであって、上述するように発泡体を構成する気泡は、上記厚み方向にその長軸を配向した紡錘形状となり、あたかも同方向に直立して横に整列したラグビーボールのように配列し、厚み方向に層状に積層した構造となり、その厚み方向の圧縮力に対して高い弾性率を示すものである。
上記のように、横に整列した気泡の層が、厚み方向に多段に積層された構造である場合、上記ポリオレフィン系樹脂発泡体における厚み方向の中心部の密度は表面部の密度よりも小さいものであることが好ましい。
本発明において用いられる面材としては、上記のように、発泡性ポリオレフィン系樹脂シートを加熱発泡する際に生じる面内方向の発泡力を抑制し得るものであれば特に限定されるものではないが、通常、上記オレフィン系樹脂の融点より高い融点を有する材料からなる、例えば、ガラス繊維を織成してなるガラスクロス類、ガラス繊維を抄造もしくはバインダーで結着してなるガラスマット類、上記ガラス繊維同様にカーボン繊維が処理されたカーボンクロス類もしくはカーボンマット類、その他、天然繊維、合成繊維等からなる織布や不織布類、寒冷紗等の編織布類、MFシート等の紙類、亜鉛メッキ鋼板、鉄亜鉛アルミニウム合金板、ステンレス鋼板等の薄い鉄系金属板、アルミニウム板、チタン合金板、銅板等の薄い非鉄系金属板等が挙げられる。
上記面材の厚みは、特に限定されるものではないが、巻回等の手段によりコンパクトに収納することによって、連続して本発明の積層複合体を長尺に製造し得るものであるという観点から好ましくは金属板等にあっては、1mm以下、より好ましくは0.3mm以下である。柔軟性のある金属板以外の上記する面材類は上記厚みを超えるものであってもよい。
上記面材を発泡性ポリオレフィン系樹脂シートに積層する手段は、特に限定されるものではなく、例えば、公知のラミネーター等が用いられる。
上記加熱発泡手段としては、特に限定されるものではないが、例えば、熱風等の加熱媒体を用いもしくは赤外線ヒーター等の直接加熱装置を用いたトンネル型加熱炉内を出口側に引取装置を設けて移送させながら発泡させる方法、上記引取装置に替えて無端ベルト移送装置を用いる発泡方法、これらのトンネル型加熱炉が縦型であるもの、又は横型であるもの等の連続式発泡方式、熱風恒温槽等のバッチ式発泡方式、上記熱風等の熱媒もしくは熱源に替えて、オイルバス、メタルバス、ソルトバス等を用いる発泡方式等が挙げられる。
このようにして得られた面材付き樹脂発泡体は、上述のように、ポリオレフィン系樹脂発泡体を構成する気泡が、厚み方向にその長軸を配向した紡錘形状に横に整列し、更に、厚み方向に層状に積層した構造となる。
従って、面内方向に抑制された分だけ形成されるセルが厚み方向に長軸を有する形状となり、それによって圧縮弾性率が高められている。加えて、上記面材が積層されているため、該面材自体の補強効果によっても面材付き樹脂発泡体の弾性率が高められている。
上記発泡セルの厚み方向への長軸の配向分率は、好ましくは60%以上、より好ましくは80%以上である。
上記発泡セルの厚み方向への長軸の配向度合、即ち、長軸と短軸の比は、発泡倍率及び発泡性ポリオレフィン系樹脂組成物の溶融粘度により制御することができる。
即ち、発泡倍率を大きくとることにより、面内方向への膨張が抑制されているので、厚み方向への発泡が増加し、得られる発泡セルの長軸と短軸の比は大きくなる。
上記溶融粘度が8000ポイズ未満では、発泡性ポリオレフィン系樹脂組成物の溶融粘度が低小に過ぎるため、発泡時にセルの樹脂膜が破裂して紡錘形のセルが美麗に整列せず、良好な弾性率を発現するセル構造をとり得ず、上記溶融粘度が25000ポイズを超えると、発泡が抑制され、得られる発泡セルの長軸と短軸の比が小さく、所望の圧縮弾性率や曲げ強さが得られないので、好ましい発泡条件としては、例えば、発泡性ポリオレフィン系樹脂組成物の溶融粘度8000〜25000ポイズの範囲において、発泡倍率が5倍以上となる発泡剤配合が挙げられる。
上記ポリオレフィン系樹脂発泡体の発泡倍率は、余り低いと、前述するように十分な発泡セルの長軸と短軸の比が得られず、所望の弾性率が得られないばかりか、軽量性が失われ、コスト高にもなり、又、20倍を超すと、発泡セルの長軸と短軸の比は十分大きいものになるが、個々のセル壁が薄くなって、十分な圧縮弾性率を発現し得ないものとなるので、好ましくは、発泡倍率は3〜20倍である。
また、上記樹脂発泡体において、内在する気泡のアスペクト比Dz/Dxyの平均値は、好ましくは、1.1〜4.0である。上記アスペクト比とは、発泡体のz方向、即ち、発泡体の厚み方向の発泡セルの直径をDzとし、発泡体の巾及び長さ方向、即ち、発泡体の面内方向の発泡セルの直径をDxyとしたときのDz/Dxyをいい、Dz/Dxyが1.1に満たない場合には、所望の圧縮弾性率が得られ難くなることがあり、Dz/Dxyが4.0を越える場合は、ポリオレフィン系樹脂発泡体に過度な変形を生じさせるので製造が困難になることがある。
更に、圧縮弾性率は、余り小さいと僅かな負荷で座屈を生じやすくなるため、好ましくは5MPa以上である。
本発明の熱可塑性樹脂発泡体は、上記面材付き樹脂発泡体の少なくとも片面に凹凸加工又はスリット加工が施されてなるものである。凹凸加工又はスリット加工が施されることによって、防音性能を向上することができる。
また、凹凸加工又はスリット加工が施されることによって、高い圧縮強さや曲げ強さを有しつつも凹凸に沿って追従し易い柔軟性が発現し、高い不陸調整機能を発揮することができる。
上記凹凸加工の方法としては、特に限定されず、例えばルーター加工などの切削加工やエンボス加工などが挙げられるが、中でもエンボス加工は面材を切断することなく加工できるため強度低下を抑制できる点で好ましい。
なお、上記「エンボス加工」とは、所謂型押し加工といわれる加工により、面材が積層された樹脂発泡体の表面に凹凸のある板状やロール状のものを強く押し付けて、表面に凹凸形状の柄(以下、「エンボスパターン」ともいう)を設けることを意味する。
上記エンボス加工の方法としては、特に限定されないが、エンボスパターンを有する金型を用い加熱プレスする方法やエンボスが施されたロールの間に材料を通し、連続的にエンボス加工する方法などが挙げられる。また片側が、エンボスロールで、相対する側が平滑なロールの間に通し、片側のみにエンボスをつける方法であってもよい。
上記凹凸加工又はスリット加工は、面材が積層された樹脂発泡体の片面に施されても良いし両面に施されてもよいが、片面に凹凸加工又はスリット加工が施されてなる場合は、他方の平滑面側に床仕上げ材や面状発熱体などの材料を貼り付けやすくなる点で好ましい。また、上記平滑面側に凹溝が設けられてなる場合には、上記凹溝に沿って温水パイプ、線状電気ヒーター、面状発熱体等の暖房器材を保持しやすくなる点で好ましい。
上記凹溝を設ける方法としては、特に限定されず、例えば、上記暖房器材の形状に対応した凸条を備えた金型を用い、加熱プレスする方法が挙げられる。この場合凸条は、基部の先が膨出された断面形状を有するものであると、温水パイプ、線状電気ヒーター等の保持性が向上する点で好ましい。
更に、上記凸条を備えた金型温度を上記面材付き樹脂発泡体を構成するポリオレフィン系樹脂の融点以上且つ面材の融点−20℃以下になるように加熱し、1〜2秒/cmの押圧速度で面材付き樹脂発泡体の表面に押圧すると、凹溝の開口隅部に曲率がつきにくく、パイプ若しくは線状ヒーター等が更に確実に保持され得る点でより好ましい。
また、上記凸条の先端部に面材を切断するための鋭利な突起が設けられた金型を用いてもよく、この場合にも、上記同様に凹溝の開口隅部に曲率がつきにくく、パイプ若しくは線状ヒーター等が更に確実に保持され得るものとなる。
本発明の防音性暖房床材は、片面に凹凸加工又はスリット加工が施されてなる上記熱可塑性樹脂発泡体の平滑面側に面状発熱体、蓄熱体パネル等の発熱層を介して床仕上げ材が貼着されてなるものである。
また、本発明の防音性暖房床材は、片面に凹溝が設けられてなる熱可塑性樹脂発泡体の凹溝に温水パイプ、電気ヒーター等の発熱体(上述した発熱層を含む)が配設され、凹溝が設けられた平滑面側に床仕上げ材が貼着されてなるものであってもよい。
上記床仕上げ材としては特に限定されず、例えば、以下の(ア)〜(オ)に示すようなものが挙げられる。
(ア)単板(単一材料のむく板)
(イ)合板など[ベニヤ、パーチクルボード、繊維板(ファイバーボードともいう:MDFなど)など従来から床材として使われているもの]
(ウ)合成樹脂板[ポリエチレン樹脂板(超高分子量ポリエチレン板が望ましい)、ポリプロピレン樹脂板、塩化ビニル樹脂板など]
(エ)繊維強化合成樹脂板(ガラス繊維などで繊維強化された、ポリエステル樹脂板、エポキシ樹脂板、硬質ポリウレタン樹脂板など)
(オ)無機質板(磁器タイル、石板など)
以上説明したように、本発明の熱可塑性樹脂発泡体によれば、面材が積層されることで発泡体を構成する気泡が厚み方向にその長軸を配向した紡錘形状となるとともに面材による補強効果により、高いレベルの圧縮強さや曲げ強さを発揮し、また、凹凸加工又はスリット加工による音の吸収、反射特性の向上により、高いレベルの防音性能を発揮しうるものとなる。
更に、凹凸加工又はスリット加工が施されることによって、高い圧縮強さや曲げ強さを有しつつも凹凸に沿って追従し易い柔軟性が発現し、高い不陸調整機能を発揮することができ、各種不陸調整用マットなどに好適な熱可塑性樹脂発泡体を提供することができる。
また、片面に凹凸加工又はスリット加工が施されてなる場合は、上記効果に加えて、他方の平滑面側に床仕上げ材や面状発熱体などの材料を貼り付けやすくなり、また、上記平滑面側に凹溝が設けられてなる場合には、上記凹溝に沿って温水パイプ、線状電気ヒーター、面状発熱体等の発熱体を保持しやすくなる。このため、特に防音性暖房床材に好適な熱可塑性樹脂発泡体を提供することができる。
更に、本発明の防音性暖房床材においては、熱可塑性樹脂発泡体の平滑面側に床仕上げ材が貼着されるので、平滑面側に存在する面材の働きによって、床仕上げ材を熱可塑性樹脂発泡体に強固に接着することが可能となり、上記効果に加えて、剥がれや床鳴りなどが発生し難い防音性暖房床材を提供することができる。
以下に実施例および比較例を示すことにより、本発明を具体的に説明する。
尚、本発明は下記実施例のみに限定されるものではない。
(実施例1)
1.ポリオレフィン系樹脂発泡体シートの作製
(1)変性ポリオレフィン系樹脂の調製
変性ポリオレフィン系樹脂を調製するために、同方向回転2軸スクリュー押出機(プラスチック工学研究所社製、型式「BT40型」)を用いた。この押出機は、セルフワイピング2条スクリューを備え、そのL/Dは35、D(直径)は39mmである。シリンダーバレルは押出機の上流から下流側にかけて第1バレルから第6バレルに区分され、成形ダイは3穴ストランドダイであり、第4バレルには揮発分を回収するための真空ベントが設置されている。以下の操作においては、第1バレルの温度を180℃、第2バレルから第6バレルの温度および3穴ストランドダイの温度を220℃に設定し、スクリュー回転数を150rpmに設定した。
上記2軸スクリュー押出機の第1バレル後端に備えられたホッパーから、ポリオレフィン系樹脂としてランダムポリマー型のポリプロピレン樹脂(日本ポリケム社製、商品名「EX6」、MFR1.8g/10分、密度0.9g/cm3、)を10kg/時間の供給量で押出機内に投入した。次に、第3バレルから、ジビニルベンゼン(変性用モノマー)および2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3(有機過酸化物)の混合物を押出機内に注入し、これらを均一に溶融混練して、変性ポリプロピレン樹脂を調製した。
次いで、この変性ポリプロピレン樹脂を3穴ストランドダイから吐出した後、水冷し、ペレタイザーで切断して、変性ポリプロピレン樹脂のペレットを得た。変性用モノマーおよび有機過酸化物の注入量は、ポリプロピレン樹脂100重量部に対し、変性用モノマー0.5重量部および有機過酸化物0.1重量部であった。また、押出機内で発生した揮発分は真空ベントにより真空吸引した。
(2)発泡性シートの作製
上記で得られた変性ポリプロピレン樹脂に未変性ポリプロピレン樹脂および発泡剤を添加するために、同方向回転2軸スクリュー押出機(日本製鋼所社製、型式「TEX−44型」)を用いた。この押出機は、セルフワイピング2条スクリューを備え、そのL/Dは45.5、D(直径)は47mmである。シリンダーバレルは押出機の上流から下流側にかけて第1バレルから第12バレルに区分され、第12バレルの先端部には成形ダイとしてTダイが設定されている。また、発泡剤を供給するために、第6バレルにはサイドフィーダーが設置されており、第11バレルには揮発分を回収するための真空ベントが設置されている。以下の操作においては、第1バレルを常時冷却し、第1ゾーン(第2バレルから第4バレル)の温度を150℃、第2ゾーン(第5バレルから第8バレル)の温度を170℃、第3ゾーン(第9バレルから第12バレル)の温度を180℃、第4ゾーン(Tダイおよびアダプター部)の温度を160℃に設定し、スクリュー回転数を40rpmに設定した。
上記2軸スクリュー押出機の第1バレル後端に備えられたホッパーから、前工程(1)で得られたペレット状の変性ポリプロピレン樹脂、および未変性のホモポリマー型のポリプロピレン樹脂(日本ポリケム社製、商品名「FY4」、MFR5.0g/10分、密度0.9g/cm3)を、それぞれ10kg/時間(合計20kg/時間)の供給量で押出機内に投入した。また、第6バレルに設けられたサイドフィーダーから、発泡剤としてアゾジカルボンアミド(ADCA)を1.0kg/時間の速度で供給量で押出機内に投入し、これらを均一に溶融混練して、発泡性ポリプロピレン樹脂組成物を調製した。次いで、この樹脂組成物をTダイから押し出し、幅1100mm、厚み0.7mmの発泡性シートを作製した。
(3)面材付き発泡性シートの作製
上記で得られた発泡性シートの両面に、面材としてポリエチレンテレフタレート製の不織布(東洋紡績社製、商品名「スパンボンドエクーレ6301A」、坪量15g/m2)を重ね、プレス成形機を用いて、180℃の加熱加圧条件で積層して、2m×1mの面材付き発泡性シートを得た。
(4)面材付きの樹脂発泡体の作製
次いで、上記面材付き発泡性シートを、230℃の加熱炉中で約10分間加熱して、発泡させ、面材付きの樹脂発泡体(厚み6mm)を得た。
(5)エンボス加工
得られた面材付きの樹脂発泡体の片面に、エンボスパターンを有する金型を用いた加熱プレス(95℃)により、エンボス加工を施し片面エンボス付き熱可塑性樹脂発泡体を得た。得られたエンボスパターン寸法は図1に示すような深さ2mm,幅3mm,長さ5mm、ピッチ6mm(千鳥状)であった。
(6)凹溝の加工
上記片面エンボス付き熱可塑性樹脂発泡体の平滑面側に、温水パイプ(管径7.2mm)の形状に対応した凸条を備えた金型を用い、金型温度が200℃になるように加熱し、1.5秒/cmの押圧速度で上記樹脂発泡体の表面に押圧して凹溝を有するエンボス付き熱可塑性樹脂発泡体を得た。
(7)防音性暖房床材の作製
上記凹溝を有するエンボス付き熱可塑性樹脂発泡体の凹溝に温水パイプを装着し、その上から床仕上げ材として厚さ6mmの木製フロア材を、接着剤を用いて貼り付けて防音性暖房床材を得た。
(実施例2)
実施例1と同様にして得られた面材付きの樹脂発泡体(厚み6mm)の両面に、エンボスパターンを有する金型を用いた加熱プレス(95℃)により、エンボス加工を施し両面エンボス付き熱可塑性樹脂発泡体を得た。得られたエンボスパターン寸法は図1に示すような深さ2mm,幅3mm,長さ5mm、ピッチ6mm(千鳥状)であった。
(比較例1)
面材付きの樹脂発泡体(厚み6mm)の代わりに、特開平10−231613号公報記載の方法(実施例1)で得られた面材を有さないポリエチレン及びポリプロピレンの混合樹脂発泡体(厚み6mm)を用いたこと以外は実施例1と同様にして暖房床材を作製した。
(比較例2)
エンボス加工を施さなかったこと以外は実施例1と同様にして暖房床材を作製した。
(比較例3)
エンボス加工を施さなかったこと以外は実施例2と同様にして熱可塑性樹脂発泡体を得た。
(エンボス加工付き樹脂発泡体の特性測定)
上記実施例1及び2により得られたエンボス加工付き樹脂発泡体の特性[気泡のアスペクト比(Dz/Dxy)の平均値、発泡倍率、圧縮弾性率、曲げ弾性率]を以下の方法で測定した。
(1)気泡のアスペクト比(Dz/Dxy)の平均値
樹脂発泡体を厚み方向(z方向)にカットし、断面の中央部を光学顕微鏡で観察しながら15倍の拡大写真を撮った。次いで、写真に写った全ての気泡のDzとDxyをノギスで測定した後、気泡毎のDz/Dxyを算出し、気泡100個分のDz/Dxyの個数平均を算出して、アスペクト比(Dz/Dxy)の平均値とした。但し、実際のDzが0.05mm以下および10mm以上の気泡は除外した。
(2)発泡倍率
樹脂発泡体よりシート状の試料をカッターで切り出した後、JIS K6767に準拠して、見掛け密度を測定し、その逆数を発泡倍率(倍)とした。
(3)圧縮弾性率
JIS K7220に準拠して圧縮弾性率を測定した。
(4)曲げ弾性率
JIS K7221に準拠し、スパン100mm、速度5mm/分の条件で3点曲げ試験を行い、23℃における曲げ弾性率を求めた。
(エンボス加工無し樹脂発泡体の特性測定)
上記比較例1〜3のエンボス加工が施されていない樹脂発泡体の特性(気泡のアスペクト比(Dz/Dxy)の平均値、発泡倍率、圧縮弾性率、曲げ弾性率)を上記同様の方法で測定した。
(床性能の評価)
実施例1、比較例1及び2の床材の特性(防音性能、沈み込み量)を以下の方法で評価した。
(5)防音性能
JIS A1418に準拠して軽量衝撃レベルを測定し、防音性能(LL値)として表示した。
(6)沈み込み量
直径50mmの圧子端子を床仕上げ材に800Nの力で押し付けたときの変位を沈み込み量とした(3mm以上沈み込むと歩行感が悪いとされる)。
[不陸性能(柔軟性)の評価]
実施例2と比較例3について、不陸性能評価として以下の評価を行った。
(柔軟性)
樹脂発泡体を、曲率半径が2〜30mmの丸みを有するコーナーに沿わせて曲げた時に、座屈や破断が生じる限界の曲率半径を求めた。
Figure 2005119144
表1から明らかなように、本発明の実施例においては、防音性が良好で且つ沈み込み量が小さいことが判明した。また、限界の曲率半径が小さく柔軟性が良好で、優れた不陸調整機能を発揮し得ることが判明した。
本発明に係る熱可塑性樹脂発泡体の一例を示す模式図であり(a)は平面図、(b)はA−A矢視図である。
符号の説明
1 面材付き樹脂発泡体
2 凹凸加工又はスリット加工(エンボス加工)

Claims (5)

  1. 個々の気泡が厚み方向に配向されているポリオレフィン系樹脂発泡体の両面に、加熱発泡する際に生じる面内方向の発泡力を抑制するための面材が積層されてなる面材付き樹脂発泡体の少なくとも片面に凹凸加工又はスリット加工が施されてなることを特徴とする熱可塑性樹脂発泡体。
  2. 樹脂発泡体が、内在する気泡のアスペクト比Dz/Dxyの平均値が1.1〜4.0、発泡倍率が3〜20倍、及び圧縮弾性率が5MPa以上であることを特徴とする請求項1記載の熱可塑性樹脂発泡体。
  3. 片面に凹凸加工又はスリット加工が施されてなり、他の平滑面側に凹溝が設けられてなることを特徴とする請求項1又は2記載の熱可塑性樹脂発泡体。
  4. 片面に凹凸加工又はスリット加工が施されてなる請求項1又は2記載の熱可塑性樹脂発泡体の平滑面側に発熱層を介して床仕上げ材が貼着されてなることを特徴とする防音性暖房床材。
  5. 請求項3記載の熱可塑性樹脂発泡体の凹溝に発熱体が配設され、凹溝が設けられた平滑面側に床仕上げ材が貼着されてなることを特徴とする防音性暖房床材。
JP2003356798A 2003-10-16 2003-10-16 熱可塑性樹脂発泡体及び防音性暖房床材 Expired - Fee Related JP4751572B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003356798A JP4751572B2 (ja) 2003-10-16 2003-10-16 熱可塑性樹脂発泡体及び防音性暖房床材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003356798A JP4751572B2 (ja) 2003-10-16 2003-10-16 熱可塑性樹脂発泡体及び防音性暖房床材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005119144A true JP2005119144A (ja) 2005-05-12
JP4751572B2 JP4751572B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=34613925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003356798A Expired - Fee Related JP4751572B2 (ja) 2003-10-16 2003-10-16 熱可塑性樹脂発泡体及び防音性暖房床材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4751572B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2449872A (en) * 2007-06-06 2008-12-10 Isomass Ltd Acoustic flooring
KR101041192B1 (ko) * 2008-11-28 2011-06-13 주식회사 비엔피 소음저감용 완충부재의 제조방법

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0387738A (ja) * 1989-08-30 1991-04-12 Fuji Photo Film Co Ltd 自動現像機の補充液補充装置
JPH08312974A (ja) * 1995-05-24 1996-11-26 Tokyo Gas Co Ltd 床暖房用温水マット
JPH09131818A (ja) * 1995-11-09 1997-05-20 Sekisui Chem Co Ltd 制振防音材
JP2000039165A (ja) * 1998-07-27 2000-02-08 Sekisui Chem Co Ltd 暖房機能付防音床仕上げ材
JP2001132220A (ja) * 1999-11-08 2001-05-15 Sekisui Chem Co Ltd 床材、その製造方法及びマンション
JP2001293829A (ja) * 2000-02-10 2001-10-23 Sekisui Chem Co Ltd ポリオレフィン系樹脂複合積層体
JP2002022194A (ja) * 2000-07-05 2002-01-23 Sekisui Chem Co Ltd 暖房床材およびその施工方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0387738A (ja) * 1989-08-30 1991-04-12 Fuji Photo Film Co Ltd 自動現像機の補充液補充装置
JPH08312974A (ja) * 1995-05-24 1996-11-26 Tokyo Gas Co Ltd 床暖房用温水マット
JPH09131818A (ja) * 1995-11-09 1997-05-20 Sekisui Chem Co Ltd 制振防音材
JP2000039165A (ja) * 1998-07-27 2000-02-08 Sekisui Chem Co Ltd 暖房機能付防音床仕上げ材
JP2001132220A (ja) * 1999-11-08 2001-05-15 Sekisui Chem Co Ltd 床材、その製造方法及びマンション
JP2001293829A (ja) * 2000-02-10 2001-10-23 Sekisui Chem Co Ltd ポリオレフィン系樹脂複合積層体
JP2002022194A (ja) * 2000-07-05 2002-01-23 Sekisui Chem Co Ltd 暖房床材およびその施工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2449872A (en) * 2007-06-06 2008-12-10 Isomass Ltd Acoustic flooring
KR101041192B1 (ko) * 2008-11-28 2011-06-13 주식회사 비엔피 소음저감용 완충부재의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4751572B2 (ja) 2011-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1118507C (zh) 可热成型的聚丙烯泡沫材料片材
JP3354924B2 (ja) ポリオレフィン系樹脂複合積層体
JP4874592B2 (ja) 床下地材用スペーサー及びその製造方法
KR20010110732A (ko) 폴리올레핀계 수지 복합 적층체
JP4751572B2 (ja) 熱可塑性樹脂発泡体及び防音性暖房床材
JP3597989B2 (ja) 傾斜構造発泡シートおよびその製造方法
JP2007046227A (ja) 非木質系床仕上材用下地材
JP2002317548A (ja) 衝撃吸収床材
JP4220831B2 (ja) 床下地材、床構造及びそれを用いた建物
JP2008303593A (ja) 畳構成部材およびこれを用いた薄畳
JP3429749B2 (ja) ポリオレフィン系樹脂複合発泡体からなる畳芯材およびそれを用いる薄畳
JP4286590B2 (ja) 床下スペーサー、床暖房構造及びそれを用いた建物
JP3947527B2 (ja) 温水式暖房床及び床暖房システム
JP2001132220A (ja) 床材、その製造方法及びマンション
JP3308960B2 (ja) ポリオレフィン系樹脂発泡体シート
JP2004042500A (ja) 積層発泡体及びその製造方法並びにそれを用いた水泳用プール
JP2001073536A (ja) 畳 床
JP4220841B2 (ja) 凹溝を有する熱可塑性樹脂発泡体の製造方法
JP2001132218A (ja) 防音性温水暖房床
JP3429713B2 (ja) 畳床材
JP2000325218A (ja) 防音床用マット
JP3766249B2 (ja) 発泡複合シートの製造方法
JP5934133B2 (ja) 複合発泡体
JP2001064430A (ja) ポリオレフィン系樹脂発泡体およびその製造方法
JP2005306909A (ja) 養生シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060721

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100414

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110523

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4751572

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees