JP2005118690A - 塗布液の調製方法および塗布方法 - Google Patents

塗布液の調製方法および塗布方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 界面活性剤を配合した塗布液においても、塗布膜異常を発生させることのない塗布液の調製方法および塗布方法の提供。
【解決手段】一定方向に搬送される帯状体に塗布される塗布液の調製方法であって、前記塗布液に使用される溶媒を所定の液温に保持した後、前記溶媒の保持温度よりも低い液温で調液を行うことを特徴とする塗布液の調製方法、前記塗布液を用いた塗布方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、塗布液の調製方法および塗布方法に関し、特に、塗布液が界面活性剤を含有する場合においても、塗布時に残存気泡に起因する塗布膜不良が発生することのない塗布液の調製方法および塗布方法に関する。
平版印刷版は、通常、帯状のアルミニウム薄板であるアルミニウムウェブの片面または両面を砂目立てした支持体ウェブの砂目立て面に、感光性樹脂または感熱性樹脂を含有する製版層形成液を塗布、乾燥して製版層を形成することにより、製造される。
前記製版層形成液は、通常、感光性樹脂または感熱性樹脂を溶媒に攪拌、溶解させ、必要に応じて染料や光−熱変換剤、酸発生剤、バインダー樹脂、界面活性剤などを配合することにより配合される。
したがって、調製直後の製版層形成液には溶存酸素などの溶存気体が大量に存在しているので、そのまま塗布したのでは、製版層に所謂薄塗りやハジキなどの塗布膜異常が多数生じる。
そこで、製版層形成液などの塗布液を脱泡する方法が、従来から種々提案されてきた。このような方法としては、たとえば、
塗布液の溶存空気を除去する処理を施し、それに続いて滞留部において塗布液に加圧しながら該滞留部での滞留時間を長くすることによって、該塗布液中に含まれる気泡を該塗布液中に溶解消滅させる感光性塗布液の処理方法(特許文献1)、
感光性塗布液を加圧しながらスパイラル状の管状多孔質性高分子膜の中を通すと共に、該管状多孔質高分子膜の外側を減圧にして該塗布液中の溶存空気および微細気泡を同時に除去する感光性塗布液の処理方法において、該管状多孔質性高分子膜が内径の異なる管を直列に配したものであることを特徴とする感光性塗布液の処理方法(特許文献2)、
気泡を含有する含泡液体を脱泡処理した後、濾材などによって気泡を捕獲する脱泡方法(特許文献3)、
ウェブに塗布される塗布液中の溶存空気を除去する塗布液の脱気方法において、リザーブタンク内において、貯留された前記塗布液中の溶存空気を減少させる第1工程と、前記リザーブタンク内で溶存空気が減少された溶存空気が減少された塗布液を、気液分離膜を備えた膜脱気装置へ送り更に脱気する第2工程とを有する塗布液の脱気方法(特許文献4)、
調液タンクまたは受液タンクより塗布ヘッドまでの送液系の液温が塗布ヘッドに向かって次第に下がり、特定の液温勾配になるように配管を保温し、前記調液タンクまたは受液タンクにおいて気液界面が存在する状態で減圧下で超音波照射を行い、気液界面の無い状態で加圧下で超音波照射を行い脱泡する写真感光材料塗布液の調送液方法(特許文献5)、
蛍光体と結合剤と架橋剤と溶剤とを構成成分とする蛍光体層塗布液の調製方法であって、架橋剤以外の構成成分を混合する蛍光体分散工程と、蛍光体分散工程で調液された蛍光体分散液を冷却する冷却工程と、冷却された蛍光体分散剤に架橋剤を添加、攪拌する架橋剤添加工程とからなる蛍光体層塗布液の調製方法(特許文献6)
などがある。
特開昭63―178843号公報 特開昭64―7916号公報 特開平11―47508号公報 特開2002―126403号公報 特開平8―318102号公報 特開2000―346995号公報
しかしながら、界面活性剤を配合した塗布液においては、界面活性剤が気泡を取り囲むために、塗布液への気体の溶解が阻害されるので、溶解しきれなかった気泡や気泡の回りに集結した界面活性剤に起因して微小な塗布膜異常が多発するという問題があった。
特に、調液工程においては、攪拌途中の界面活性剤の濃度分布や液温変化による気泡の発生により、小さい泡であっても界面活性剤がその回りに集結しやすい状況が発生することがある。このような状況が発生すると、気泡が非常に安定になるので、これまでの脱泡方法では塗布膜異常を完全には防止できないという問題があった。
本発明は、界面活性剤を配合した塗布液においても、塗布膜異常を発生させることのない塗布液の調製方法および塗布方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、一定方向に搬送される帯状体に塗布される塗布液の調製方法であって、前記塗布液に使用される溶媒を所定の液温に保持した後、前記溶媒の保持温度よりも低い液温で調液を行うことを特徴とする塗布液の調製方法に関する。
前記塗布液の調製方法においては、前記溶媒の保持温度よりも低い液温で調液を行っているから、溶媒中の溶存空気が完全に除去できない場合においても、調液時において前記溶存空気が気泡になることがない。
したがって、前記塗布液が界面活性剤を配合したものであっても、調液中に気泡が発生したり、発生した気泡の周囲に界面活性剤が凝集したりするのを防止することができる。
ここで、「調液」は、感熱性樹脂や感光性樹脂、染料、光−熱変換剤、酸発生剤、バインダー樹脂、界面活性剤などの溶質成分を溶媒に溶解、または懸濁させる操作を言う。具体的には、前記溶質成分を溶媒に添加して攪拌することにより前記調液操作を行うことができる。
請求項2に記載の発明は、前記溶媒の保持温度よりも1℃以上低い液温で調液を開始する塗布液の調製方法に関する。
前記塗布液の調製方法においては、溶媒の保持温度よりも1℃以上低い液温で調液を開始するから、調液開始時に気泡が発生するのを特に効果的に防止できる。したがって、気泡の周囲に界面活性剤が集結して界面活性剤凝集物が発生することもないから、気泡そのものや界面活性剤凝集物に起因する塗布膜異常の発生を特に効果的に防止できる。
請求項3に記載の発明は、前記溶媒を25℃以上の液温で保持してから調液を行う塗布液の調製方法に関する。
塗布液に持ち込まれる気泡は、溶媒に溶解していた溶存空気由来のものが最も多いと考えられるが、前記塗布液の調製方法においては、調液前に、溶媒を通常の室温である25℃以上に保持していているから、溶媒中の溶存空気を除去した状態で調液を行うことができる。したがって、溶媒中の溶存空気に起因する気泡の発生を効果的に防止できる。
請求項4に記載の発明は、前記溶媒を25℃以上の液温で5分以上保持してから調液を行う塗布液の調製方法に関する。
前記塗布液の調製方法においては、溶液中の溶存空気をより確実に除去してから調液を行うことができるから、溶媒中の溶存空気に起因する気泡の発生を特に効果的に防止できる。
請求項5に記載の発明は、界面活性剤を含有する塗布液の調製方法であって、前記調液時において、界面活性剤以外の溶質成分を前記溶媒に溶解または懸濁させてから界面活性剤を添加する塗布液の調製方法に関する。
調液中に塗布液中に気泡が発生すると、界面活性剤は発生した気泡の周囲に集結しようとするが、前記調液方法においては、最後に界面活性剤を添加しているから、界面活性剤が気泡の回りに集結する前に調液を完了させることができる。したがって、界面活性剤が気泡の回りに集結して生じる界面活性剤凝集物に由来する塗布膜異常の発生を特に効果的に防止できる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか1項に記載の調製方法に従って調製された塗布液を一定方向に搬送される帯状体に塗布する塗布方法であって、前記塗布液を塗布するまで前記溶媒の保持温度よりも低い液温に保持することを特徴とする塗布方法に関する。
前記塗布方法においては、塗布液を調製してから塗布するまで溶媒の保持温度よりも低い液温で保持されている。また、帯状体への塗布も前記保持温度以下で行われる。そして、塗布液は、請求項1〜5の何れか1項に記載の調製方法に従って調製されている。
したがって、たとえ保持後の溶媒や調製後の塗布液中に溶存空気が残っていても、前記溶存空気による気泡が塗布液中に発生することはなく、また、前記溶存空気が塗布中に気泡に変化することもない。
故に、前記塗布方法によれば、気泡や界面活性剤凝集物に由来する塗布膜異常の発生を効果的に防止できる。
請求項7に記載の発明は、調製後の塗布液を塗布前に脱気する脱気工程を有し、前記溶媒の保持温度よりも低い液温で前記脱気工程を行う塗布方法に関する。
前記塗布方法においては、たとえ、脱気工程後に塗布液中に溶存空気が残っていても、塗布工程で前記溶存空気が気泡に変化することはないから、気泡や界面活性剤凝集物に由来する塗布膜異常の発生を特に効果的に防止できる。
請求項8に記載の発明は、前記帯状体が平版印刷版の基材であって一方が砂目立てされた支持体ウェブであり、前記塗布液は、感光性樹脂または感熱性樹脂を含有し、前記支持体ウェブの砂目立て面に塗布、乾燥することにより製版層を形成する製版層形成液である塗布方法に関する。
前記塗布方法によれば、製版層に薄塗りやハジキなどに起因する異常部のない平版印刷版が得られる。
本発明によれば、界面活性剤を配合した塗布液においても、塗布膜異常を発生させることのない塗布液の調製方法および塗布方法が提供される。
1. 調液条件
本発明の塗布液の調製方法においては、前記溶媒の保持温度は、通常の室温である25℃以上が好ましく、特に30℃以上が好ましく、35℃以上が最も好ましい。前記溶媒の保持温度が30℃または35℃以上であれば、溶媒の保持に引き続いて行われる調液、脱気、および塗布において塗布液を前記溶媒の保持温度以下に保持することが容易に行える上、溶媒の脱泡も効果的に行えるから好ましい。但し、保持温度は、溶媒の沸点を越えないことが好ましく、特に60℃以下が好ましく、最も好ましくは50℃以下である。
溶媒を前記液温に保持する時間は、溶媒中の溶存空気を除去するという観点から5分以上が好ましく、特に10分以上が好ましい。但し、生産効率の面からは30分以下が好ましい。
調液は、溶媒の液温を前記溶媒の保持温度よりも低い液温に保持して行う。前記保持温度よりも1℃以上低い液温に保持して行うことが好ましく、特に、前記保持温度よりも5℃以上低い液温に保持して行うことが好ましい。但し、前記保持温度−10℃かそれよりも高い液温で調液を行うことが、調液中の塗布液を冷却する動力費が過大にならないようにする点からは好ましい。
調液中は、前記溶媒の保持温度よりも液温が高くならない限り液温が上昇してもよいが、液温を調製開始時と同一に保持するか、または徐々に下げながら調液を行うことが好ましい。
塗布液の原料は、溶媒を攪拌しながら添加する。溶質成分、言いかえれば溶媒以外の原料を添加する順序には特に制限はなく、溶媒以外に複数の溶質成分を使用する場合には、全ての溶質成分を一度に投入してもよく、また順次投入してもよい。但し、前記溶質成分に界面活性剤が含まれているときは、界面活性剤以外の溶質成分を溶媒に添加して攪拌し、これらの溶質成分が均一に溶解または懸濁してから界面活性剤を添加し、攪拌、溶解させることが、塗布膜不良の発生を防止する上からは好ましい。
前記調液操作により調製された塗布液は、調製後、直ちに必要に応じて脱気処理して帯状体に塗布してもよく、また、所定時間静置した後必要に応じて脱気処理をして帯状体に塗布してもよい。
但し、調製後直ちに塗布する場合、および所定時間静置した後に塗布する場合の何れにおいても、全ての工程を、溶媒の保持温度よりも低い液温、好ましくは前記保持温度よりも1℃以上低い液温、更に好ましくは調液時の液温よりも低い液温で行う。
調液された塗布液を脱気する場合においても、溶媒の保持温度よりも低い液温、好ましくは前記保持温度よりも1℃以上低い液温、更に好ましくは調液時の液温よりも低い液温で行う。
前記塗布液の脱気は公知の方法により行うことができる。このような脱気方法としては、具体的には、減圧脱気、多孔質膜脱気、および減圧脱気または多孔質膜脱気した後にフィルターを通す方法などがある。これらの脱気方法は、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
2. 塗布液
本発明の調製方法で調製できる塗布液としては、たとえば支持体ウェブに塗布し、乾燥してコンベンショナル刷版やデジタルダイレクト刷版の製版層を形成するのに使用される製版層形成液、および前記デジタルダイレクト刷版の製版層に塗布し、乾燥して保護層を経営するのに使用される保護層形成液などが挙げられる。
前記塗布液としては、ほかに、前記写真フィルム、映画フィルム、および印画紙などの感光層を形成するのに使用される感光剤エマルジョン、前記写真フィルムや映画フィルムのハレーション防止層の形成に使用されるハレーション防止層形成液、前記磁気記録材料における磁気記録層を形成する磁気記録層形成液、および前記塗装金属板の下塗り、中塗り、上塗りに使用される各種塗料などが挙げられるが、前記基材に塗布できる溶液、懸濁液、および溶剤などであれば、前記のものには限定されない。
前記塗布液の粘度は、100mPa・s以下が好ましく、50mPa・s以下が特に好ましい。また、表面張力は20〜70mN/mの範囲が好ましい。
3. 帯状体
前記塗布液が塗布される帯状体は、帯状であり、可撓性を有する薄板状またはフィルム状の物品であれば特に制限はない。前記帯状体の表面は、支持体ウェブにおける砂目立ておよび陽極酸化処理のように各種の処理が施されていてもよい。また、塗布液を塗布しないものであっても、表面に塗布液を塗布したものであってもよい。また、塗布液を塗布した後、乾燥して表面に塗膜を形成したものであってもよい。
前記帯状体としては、具体的には、平版印刷版の記載である支持体ウェブのほか、写真フィルムや映画フィルム用などの写真記録材料のフィルムベース、印画紙用のバライタ紙、録音テープ、ビデオテープ、フロッピー(R)ディスクなどの磁気記録材料に使用されるポリエステルフィルムなどの磁気記録材料用基材、およびカラー鉄板などの塗装金属板用の金属薄板などが挙げられる。
また、前記帯状体は、クラフト紙、硫酸紙、ポリエチレン被覆紙などの各種紙類からなるテープ状体であってもよい。
前記帯状体の走行速度は、生産速度、塗布液の塗布厚み、および塗布面の所望の面質などに応じて適宜設定できるが、10m/分以上が好ましく、特に40〜200m/分の範囲が好ましい。
4. 製版層形成液および支持体ウェブ
以下、前記塗布液の一例として例示した製版層形成液、および前記帯状体の一例として例示した支持体ウェブについて詳細に説明する。
支持体ウェブとしては、帯状のアルミニウム薄板であるアルミニウムウェブの少なくとも一方の面をブラシグレイン処理や研磨ローラによるローラ研磨処理のような機械的粗面化処理を施し、次に、苛性ソーダ溶液のようなアルカリ溶液でエッチングするアルカリエッチング処理、および希塩酸や希硝酸のような酸性電解液中で交番電流を印加して電解処理する電界粗面化処理を1回または2回以上施して砂目立てしたものが挙げられる。なお、アルカリエッチング処理を施すと、アルミニウムウェブの表面にスマットが析出するから、アルカリエッチング処理と電解粗面化処理との間にデスマット処理を行って析出したスマットを除去することが好ましい。
アルミニウムウェブを砂目立てした後、陽極酸化処理を施して陽極酸化皮膜を形成した後、高温水蒸気や水ガラス溶液で処理する親水化処理を行い、表面に耐磨耗性の皮膜を形成するとともに、親水性層を形成することができる。
このようにして作成された支持体ウェブの砂目立て面に、下塗層を設け、支持体ウェブと製版層との接着性を強化するようにしてもよい。下塗層の成分としては、
カルボキシメチルセルロース、デキストリン、アラビアガムなどの多糖およびその誘導体、
2−アミノエチルホスホン酸、フェニルホスホン酸、ナフチルホスホン酸、アルキルホスホン酸、グリセロホスホン酸、メチレンジホスホン酸、エチレンジホスホン酸などの有機ホスホン酸、
フェニル燐酸、ナフチル燐酸、アルキル燐酸、グリセロ燐酸のような有機燐酸、
フェニルホスフィン酸、ナフチルホスフィン酸、アルキルホスフィン酸、グリセロホスフィン酸などの有機ホスフィン酸、
グリシンやβ−アラニンのようなアミノ酸類、および
トリエタノールアミンのようなヒドロキシル基含有アミンの塩酸塩
などの化合物が挙げられる。
下塗層は、たとえばこれらの化合物を水やメタノール、エタノール、メチルエチルケトンのような適宜の溶媒に溶解させた溶液を支持体ウェブの砂目立て面に塗布して乾燥させることにより形成できる。
下塗層の形成量は、2〜200mg/m2が適当であり、5〜100mg/m2が好ましい。
陽極酸化処理および親水化処理を施し、必要に応じて下塗層を形成した支持体ウェブに、各種製版層形成液を塗布し、乾燥して感光性または感熱性の製版層を形成することにより、平版印刷版が得られる。前記平版印刷版には、更に、製版層に保護層形成液を塗布して乾燥することにより、保護層を形成してもよい。
支持体ウェブとしては、アルミニウムウェブの片面または両面を砂目立てしたものの他、紙、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリスチレンなどがラミネートされたラミネート紙、二酢酸セルローズ樹脂、三酢酸セルローズ樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン・プロピレン共重合体、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルアセタール樹脂などの合成樹脂フィルムや半合成樹脂フィルムなどが使用できる。なお、紙、ラミネート紙、合成樹脂フィルム、半合成樹脂フィルムには、アルミニウムなどの金属を蒸着したりラミネートしたりしてもよい。紙、ラミネート紙、合成樹脂フィルム、半合成樹脂フィルに金属を蒸着またはラミネートしたものは、金属を蒸着またはラミネートした側の面を、アルミニウムウェブと同様に砂目立し、必要に応じて陽極酸化処理や親水化処理、下塗層塗布などの後処理を行うことができる。
製版層形成液としては、たとえば、ナフトキノンジアジドとフェノール樹脂とを含有するポジ型感光層形成液やジアゾニウム塩とアルカリ可溶性樹脂とバインダ樹脂とを含有するネガ型感光層形成液のようなコンベンショナル製版層形成液、およびエチレン性不飽和化合物と光重合開始剤とバインダ樹脂とを含有するフォトポリマー感光層形成液やフェノール樹脂とアクリル樹脂とIR染料とを含有するサーマルポジ製版層形成液、熱分解型酸発生剤、熱架橋剤、反応性ポリマー、IR染料を含有するサーマルネガ製版層形成液などのデジタルダイレクト製版層形成液などがある。
これらの製版層形成液に使用できる溶媒としては、エタノール、メタノール、イソプロパノ−ル、ブタノール、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサン、酢酸エチル、エチレンジクロライド、テトラヒドロフラン、トルエン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、アセチルアセトン、シクロヘキサノン、ジアセトンアルコール、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、3−メトキシプロパノール、メトキシメトキシエタノール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、3−メトキシプロピルアセテート、N,N−ジメチルホルムアミド,ジメチルスルホキシド、γ−ブチロラクトン、乳酸メチル、乳酸エチルなどがある。
製版層形成液としては、他に、サーマルアブレーション型無処理刷版、光機能変換型無処理刷版、熱融着型無処理刷版、銀塩拡散転写法を用いた銀塩拡散転写型刷版などの作製に使用される各種溶液が挙げられる。
保護層形成液としては、ポリビニルアルコールやポリビニルピロリドンなどの酸素遮断性樹脂の水溶液を主成分とし、前記フォトポリマー型製版層形成液を塗布して形成されるフォトポリマー型製版層の保護に使用される酸素保護層形成液、およびフェノール樹脂を主成分とし、サーマルポジ型デジタルダイレクト刷版の表面に塗布されて耐磨耗性を付与するオーバーコート層形成液を挙げることができる。
これらの製版層形成液や保護層形成液は、バーコータ、スライドビードコータ、エクストルージョンコータなどの何れによっても支持体ウェブに塗布できるが、製版層形成液や保護層形成液を支持体ウェブに塗布するのに使用できる塗布装置は、これらのものには限定されない。
5. 製版層形成液の調製・塗布装置
本発明に係る塗布液の調製方法および塗布方法を実施できる製版層形成液の調製・塗布装置の一例を図1に示す。
図1に示す調製・塗布装置は、製版層形成液の調液に使用される溶媒を貯蔵する溶媒タンク2A,2Bと、溶媒タンク2A,2B内の溶媒を用いて製版層形成液を調液する調液タンク4と、調液タンク4で調液された製版層形成液を支持体ウェブWに塗布するバーコータ10とを備える。
調液タンク4とバーコータ10との間には、調液タンク4で調液された製版層形成液を一時貯留するストックタンク6と、バーコータ10に送液される製版層形成液が貯留されるとともに、バーコータ10から戻ってきた製版層形成液を一時貯留する送液タンク8とが設けられている。
送液タンク8とバーコータ10との間には、バーコータ10に向かって製版層形成液を送り出す送液ポンプ12と、送液ポンプ12から送出された製版層形成液を膜脱気する膜脱気装置14と、膜脱気装置14で膜脱気された製版層形成液中に残存する微細気泡を除去するフィルタ16と、フィルタ16を通過した製版層形成液をバーコータ10に導入する導入管路18と、バーコータ10で支持体ウェブWに塗布された残りの製版層形成液を送液タンク8に戻す戻し配管20とが設けられている。
送液タンク8には、更に送液タンク8内部の製版層形成液を減圧脱気する減圧脱気タンク22が接続されている。
減圧脱気タンク22および膜脱気装置14は、夫々真空タンク24に接続されている。
ストックタンク6と送液タンク8との間には、ストックタンク6中の製版層形成液を送液タンク8に導入する送液ポンプ26と、送液ポンプ26によって送出される製版層形成液中に残存している大きな気泡を除去するフィルタ28とが設けられている。
溶媒タンク2A、2B、調液タンク4、ストックタンク6、送液タンク8には、何れも水ジャケットが設けられ、内部を所定の液温に保持できるようになっている。また、調液タンク4には攪拌機4Aが設けられている。
溶媒タンク2A、2Bと調液タンク4との間の配管、調液タンク4とストックタンク6との間の配管、ストックタンク6と送液タンク8との間の配管、送液タンク8とバーコータ10との間の配管、および送液タンク8と減圧脱気タンク22との間の配管は、内部を通過する製版層形成液の液温が外気温によって上昇しないように、何れも厳重に保温されている。
溶媒タンク2A、2Bにおいては、溶媒を必要に応じて所定の液温、たとえば35℃まで加温し、5分以上、好ましくは10分以上保持する。
その後、溶媒タンク2A、2B内の溶媒を調液タンク4内に導入し、溶媒タンク2A、2Bにおける保持温度よりも1℃以上低い液温に液温調整して攪拌機4Aで攪拌を開始すると共に感光性樹脂や顔料などの原料を投入し、調液を開始する。原料は順次投入してもよく、一度に投入してもよいが、界面活性剤を投入するときは、他の原料が均一に溶解または懸濁した後に投入する。これによって製版層形成液中に安定な気泡が発生したり、前記気泡の回りに界面活性剤が凝集したりするのを防止する。なお、調液中は、調液タンク4の水ジャケットに流通させる冷却水の液温を徐々に低下させて製版層形成液の液温を徐々に下げる。これによって、溶媒タンク2A、2Bから供給された溶媒中の溶存空気が気泡に変化することが防止される。
調液が終了したら、調液タンク4の攪拌を停止し、製版層形成液をストックタンク6に導入し、調液終了時の液温に保持する。
製版層形成液を塗布するときは、必要量の製版層形成液をストックタンク6から送液タンク8に移送する。製版層形成液は、ストックタンク6から送液タンク8に移送されるときにフィルタ28を通過するから、万が一、調液中に安定な気泡や界面活性剤の凝集物が発生した場合においても、これらの気泡や凝集物はフィルタ28によって除去される。
送液タンク8に移送された製版層形成液は、ストックタンク6における保持温度よりも低い液温に保持されると共に、減圧脱気タンク22に導入されて減圧脱気される。
減圧脱気された製版層形成液は送液タンク8に戻される。
送液タンク8中の製版層形成液は、所定の溶存酸素量まで脱気された後、ポンプ12によってバーコータ10に向かって送出される。ポンプ12から送出された製版層形成液は、途中、膜脱気装置14を通過して膜脱気されるとともに、フィルタ16を通過して微細気泡および界面活性剤の凝集物等が除去され、バーコータ10に導入されて支持体ウェブWに塗布される。
バーコータ10に導入された製版層形成液のうち、支持体ウェブWに塗布された残りの製版層形成液は、戻し配管20を通して送液タンク8に戻される。このように、送液タンク8とバーコータ10との間で製版層形成液を循環しながら支持体ウェブWに塗布する。
1. 実施例1
厚さ0.24mmのアルミニウムウェブの表面に、ブラシグレイン法によって機械的砂目立てを施した後、交流電解槽において電気的砂目立て処理を行った。次いで、陽極酸化皮膜の量が2g/m2になるように陽極酸化処理を施し、親水化処理を行って支持体ウェブを製造した。
次に、図1に示す調製・塗布装置を用い、製版層形成液として以下に示す配合処方のネガ型感光層形成液を調製し、支持体ウェブに塗布した。
(ネガ型感光層形成液の配合処方)
(a)プロピレングリコールモノメチルエーテル(溶媒) …13g
(b)メチルエチルケトン(溶媒) …14g
(c)メチルメタクリレート/N-[6-(メタクリロイルオキシ)ヘキシル]-2,3-シ゛メチルマレイミト゛/メタクリル酸=10/60/30(モル比)共重合体[Mw=3.5×104(GPC)、Tg=約40℃(DSC)]…1.35g
(d)3−エトキシカルボニル−7−メチルチオキサントン …0.07g
(e)4−ジアゾジフェニルアミンとフェノキシ酢酸とのホルムアルデヒド共縮合体のドデシルベンゼンスルホン酸塩 …0.05g
(f)ビクトリアブルーBOH(保土谷化学工業(株)) …0.03g
(g)メガファックF−177(大日本インキ化学工業(株)製、弗素系ノニオン系界面活性剤) …0.008g
前記ネガ型感光層形成液の調製は以下の手順に従って行った。
溶剤タンク2Aにおいてプロピレングリコールモノメチルエーテルを、溶媒タンク2Bにおいてメチルエチルケトンを何れも35℃まで加温し、30分間保持して溶媒中の溶存酸素量を低減すると共に、脱泡を行った。
その後、プロピレングリコールモノメチルエーテルおよびメチルエチルケトンを夫々溶媒タンク2Aおよび2Bから調液タンク4に移送し、調液タンク4内において液温を30℃まで下げると同時に攪拌機4Aの回転を開始し、調液を開始した。先ず、液温を27℃まで徐々に下げながら、界面活性剤である(g)メガファックF−177以外の原料(a)〜(f)を投入して攪拌を継続し、発泡を防止した。
原料(a)〜(f)が溶解したら、液温を27℃に保持しつつ、(g)メガファックF−177を投入して攪拌を継続した。
調液タンク4での調液が終了したら、得られたネガ型感光層形成液をストックタンク6に移送し、液温27℃に保持した。
塗布時においては、ストックタンク6内のネガ型感光層形成液を送液タンク8に移送した。
送液タンク8においては、移送されたネガ型感光層形成液の液温を25℃まで下げてこの液温で保持すると共に、このネガ型感光層形成液を送液タンク8と減圧脱気タンク22との間を循環させながら脱気した。
ネガ型感光層形成液が所定の溶存酸素量まで脱気されたら、ポンプ12によってバーコータ10に送液して支持体ウェブWに塗布した。
このようにして支持体ウェブWにネガ型感光層形成液を塗布して形成された製版層には、薄塗りやハジキなどの塗布膜異常は全く見られなかった。
(実施例2〜4、比較例1,2)
溶媒タンクで2A、2Bでの溶媒の保持温度、調液タンク4での調液温度、メガファックF177を添加する順序、調液後の液温を表1に示すように変化させた以外は、実施例1と同様にしてネガ型感光層形成液を調製し、支持体ウェブWに塗布した。ウェブWにおけるハジキの発生量については目視で大小を評価し、××、×、△、○△、○の5段階で評価結果を示した。結果を表1に示す。
Figure 2005118690
表1に示すように、溶媒タンク2A、2B内の溶媒の保持温度および調液タンク4における調液温度が、ネガ型感光層形成液のストックタンク6内における液温および塗布時の液温よりも低い比較例1および2ではハジキが多発したが、前記保持温度および調液温度がネガ型感光層形成液のストックタンク6内における液温および塗布時の液温よりも高い実施例2〜4においては、ハジキの発生は少ないか殆どまたは全く見られなかった。特に、溶媒タンク2A、2B内で溶媒を35℃で20分間保持し、調液時に、他原料を投入攪拌後に界面活性剤を投入した実施例4においては、ハジキは全く見られなかった。
本発明の塗布液の調製方法は、支持体ウェブに塗布、乾燥してコンベンショナル刷版やデジタルダイレクト刷版などを製造するのに使用される製版層形成液の調製に好適に使用される。
本発明の塗布方法は、前記調製方法によって調製された塗布液を支持体ウェブに塗布してコンベンショナル刷版やデジタルダイレクト刷版などを製造するのに好ましく使用される。
本発明の塗布液の調製方法は、オーディオテープやビデオテープ、フロッピディスク等の磁気記録媒体の製造に使用されるた磁気記録層形成液の製造にも好適に適用できる。また、本発明の塗布方法は、前記磁気記録媒体の製造に好適に適用できる。
本発明の塗布液の調製方法は、更に、写真フィルムや映画フィルム、および印画紙などに使用される感光乳剤の調製にも適用できる。
図1は、本発明に係る塗布液の調製方法および塗布方法を実施できる製版層形成液の調製・塗布装置の一例を示す概略構成図である。
符号の説明
2A,2B 溶媒タンク
4 調液タンク
4A 攪拌機
6 ストックタンク
8 送液タンク
10 バーコータ
12 送液ポンプ
14 膜脱気装置
16 フィルタ
18 導入管路
W 支持体ウェブ

Claims (8)

  1. 一定方向に搬送される帯状体に塗布される塗布液の調製方法であって、前記塗布液に使用される溶媒を所定の液温に保持した後、前記溶媒の保持温度よりも低い液温で調液を行うことを特徴とする塗布液の調製方法。
  2. 前記溶媒の保持温度よりも1℃以上低い液温で調液を開始する請求項1に記載の塗布液の調製方法。
  3. 前記溶媒を25℃以上の液温で保持してから調液を行う請求項1または2に記載の塗布液の調製方法。
  4. 前記溶媒を25℃以上の液温で5分以上保持してから調液を行う請求項3に記載の塗布液の調製方法。
  5. 界面活性剤を含有する塗布液の調製方法であって、前記調液時において、界面活性剤以外の溶質成分を前記溶媒に溶解または懸濁させてから界面活性剤を添加する請求項1〜4の何れか1項に記載の塗布液の調製方法。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の調製方法に従って調製された塗布液を一定方向に搬送される帯状体に塗布する塗布方法であって、前記塗布液を塗布するまで前記溶媒の保持温度よりも低い液温に保持することを特徴とする塗布方法。
  7. 調製後の塗布液を塗布前に脱気する脱気工程を有し、前記溶媒の保持温度よりも低い液温で前記脱気工程を行う請求項6に記載の塗布方法。
  8. 前記帯状体は、平版印刷版の基材であって一方が砂目立てされた支持体ウェブであり、前記塗布液は、感光性樹脂または感熱性樹脂を含有し、前記支持体ウェブの砂目立て面に塗布、乾燥することにより製版層を形成する製版層形成液である請求項6または7に記載の塗布方法。
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