JP2005113530A - 巾木等の仮止め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 取付部材の厚さが変化しても取付部材を傷付けることなく押さえることのできる、巾木等の仮止め具を提供する。
【解決手段】 巾木等の取付部材29がボード等の被取付部材30に接着剤によって固着されるまで取付部材を被取付部材に一時的に押さえる仮止め具10は、一端部分11が取付部材に延び出るように中間部分13が被取付部材に取付けられて前記一端部分11で取付部材を押さえるように構成された押さえプレート15を包含し、押さえプレートの他端部分14には、押さえプレートの前記一端部分が取付部材29の面を平行に押さえることができるように他端部分14の高さを調整する高さ調整手段18が設けられて成る。
【選択図】 図6

Description

本発明は、巾木や天井回り縁木等の取付部材がボード等の被取付部材に接着剤によって固着されるまで取付部材を被取付部材に一時的に押さえるための仮止め具に関する。
建築現場において、床面と壁部ボードとの間に固着される巾木と呼ばれる化粧板や壁部ボードと天井回りとの間の縁木を固着するのに、接着剤が用いられることが多い。多くの接着剤は固化するまで一定の時間が必要であり、その間、巾木等の取付部材をボード等の被取付部材に一時的に押さえねばならない。この一時的な押さえすなわち仮止めのため、従来から、仮止め金具等の仮止め具が用いられている。
代表的な仮止め金具を図1に示す。仮止め金具1は、一端に巾木等の取付部材を押さえる押さえ部2が形成され、他端及び中間部分を含む取付部3は、ボード等の被取付部材に取付けられるように平坦に形成されている。仮止め金具1は、押さえ部2が壁部ボード等の被取付部材の面から一定高さにある巾木等の取付部材の面を押さえるように、取付部3と押さえ部2との間の部分5がほぼL型に折曲げられている。仮止め金具1は、接着剤で貼り付けた取付部材の接着剤が乾燥して密着するまでの間、取付部材が被取付部材から剥がれたり浮き上がったりしないように被取付部材に取付部材を押さえる。そのため、仮止め金具1の取付部3に形成された固着具穴6に、例えば、図2に示す2重頭釘7が打込まれて被取付部材に固着される。被取付部材に固着された仮止め金具1の押さえ部2は取付部材を押さえる。なお、仮止め金具1は、接着剤が固化して被取付部材に取付部材が固着した後には被取付部材から取外される。2重頭釘7は、図2の下側の頭から上側部分が仮止め金具1から突出しているので取外しのとき工具で掴み易く、取外し作業が容易にできる。
仮止め金具1は、簡単な構造であり、被取付部材への取付けも例えば2重頭釘を打込むだけでよく、取付けも容易であるという利点を有する。しかし、取付部3に対する押さえ部2の高さは一定に定まっているので、巾木等の取付部材の厚さの変化によって高さが合わなくなると、適正な押さえができなくなる。薄過ぎる取付部材の場合には押さえ部2と取付部材の間に何らかの介在物を挿入すればよいが、厚過ぎる取付部材の場合には、取付部材を押さえ過ぎて巾木等の化粧板を傷つけたり、押さえ部2の端縁が取付部材に食い込むようになって、その表面を傷付ける虞れがある。
従って、本発明の目的は、取付部材の厚さが変化しても取付部材を傷付けることなく押さえることのできる、巾木等の仮止め具を提供することにある。
上記目的を達成するため、巾木や天井回り縁木等の取付部材がボード等の被取付部材に接着剤によって固着されるまで取付部材を被取付部材に一時的に押さえるための、本発明に係る仮止め具は、一端が取付部材に延び出るように中間部分が被取付部材に取付けられて前記一端で取付部材を押さえるように構成された押さえプレートを包含し、該押さえプレートの他端には、押さえプレートの前記一端部分が前記取付部材面を平行に押さえることができるように該他端の高さを調整する高さ調整手段が設けられて成る、ことを特徴とする。
上記の仮止め具によれば、一端が取付部材を押さえる押さえプレートの他端に高さ調整手段が設けられ、この高さ調整手段によって、押さえプレートの前記一端部分が取付部材面を平行に押さえるように調整できるので、押さえプレートは、巾木等の取付部材の面全体を押圧して端縁が食い込むことがなくなり、取付部材を傷付けることはない。しかも、高さ調整手段によって押さえプレートの一端部分が取付部材面の面全体を押さえるので、取付部材の板厚が変化しても押さえる力は一定に維持でき、更に、押さえプレートは、高さ調整手段によって一端部分が取付部材面を平行に押さえるように調整できるので、平坦な板状体で形成することができ、従来の仮止め金具のようにL型部分を形成する必要がなくなる。
上記仮止め具において、押さえプレートは、金属材料であってもよいが、プラスチック材料のほぼ平坦な板として形成してもよい。また、高さ調整手段は、押さえプレートを貫通するように前記他端に設けられたナットと、該ナットに螺入して押さえプレートを貫通し一端が被取付部材に接触するボルト部材と、該ボルト部材の他端側に設けられてボルト部材を回転するためのノブとから構成することができる。押さえプレートの中間部分は両端よりも厚く形成された被取付部材取付部として形成され、該被取付部材取付部には、釘やビス等の固着具を打込むための、固着具穴が形成される。
以下、本発明の1実施形態に係る、巾木等の仮止め具10について、図面を参照して説明する。図3及び図4において、仮止め具10は、一端の押さえ部11と、押さえ部11が取付部材に延び出るように取付けることのできる中間の取付部13と、他端部分14とから構成された平板形状の押さえプレート15を包含し、被取付部材に取付けられると押さえ部11で取付部材を押さえることができる。押さえプレート15は、細長いほぼ平坦な板状体として、金属材料であってもよいが、プラスチック材料で一体成形されるのが好ましく、これにより、安価に大量生産できる。中間の取付部13は、被取付部材への取付部と成るので、押さえ部11及び他端部分14より厚く形成されるのが好ましいが、押さえ部11及び他端部分14と同じ厚さに形成してもよい。取付部13を押さえ部11及び他端部分14より厚く形成する場合、取付部13は、例えば、取付部材が巾木のときには、その厚さより少し薄い厚さの分だけ突出する厚さに形成するのが好ましい。取付部13には、例えば、図2の2重頭釘7やビス(図示せず)等の固着具を打込むための、固着具穴17が形成されている。なお、押さえ部11及び取付部13の取付部材押さえ面には、フェルト等の柔らかい損傷防止材の薄層12が設けられるのが好ましい。
押さえプレート15の他端部分14には、押さえ部11が取付部材面を平行に押さえることができるように、高さ調整手段としての高さ調整部材18が設けられている。高さ調整部材18は、他端部分14を貫通するように他端部分14に固着されたナット19と、ナット19に螺入して押さえプレート15を貫通し且つ一端(図4の下端)が被取付部材に接触するボルト部材21と、ボルト部材21の他端(図4の上端)側に設けられてボルト部材21を回転するためのノブ22とから構成される。図5に図示のように、ボルト部材21は、ナット19に螺入するボルト部分23と、被取付部材に接触する下端の当接部25と、ノブ22が取付けられるようにピン穴26が形成された上端部分を有する。ノブ22は、ピン穴26を貫通するピン27によってボルト部材21の上端に取付けられて、ボルト部材21を回転するのに用いられる。なお、ピン27をピン穴26に係合するスプリングピンにしてもよく、当接部25が被取付部材へ当接した後ノブ22が空回りでき、過度の押圧を防止できる。ノブ22は、図3及び4に図示のように、円形の大径フランジとボルト部材21の上端を受入れる筒部とから成る。これらのナット19、ボルト部材21及びノブ22は、金属製であってもよく、あるいは、硬質プラスチック製であってもよい。更に、ナット19は、押さえプレート15の他端部分14に直接形成した雌ねじであってもよい。
図6は、仮止め具10を用いて、取付部材としての、天井回りの縁木29を、被取付部材としての壁部ボード30に仮止めした様子を示す。縁木29は、その裏面に接着剤が塗布されて、壁部ボード30の天井に隣接する部分に貼り付けられる。接着剤が固化するまでの間、縁木29は壁部ボード30の所定位置に仮止め具10によって一時的に押さえ付けられる。縁木29が厚さ(壁部ボードからの高さ)Aを有する場合、高さ調整部材18のノブ22を回転して、ボルト部材21の当接部25を壁部ボード30に当接するように突出させる。この突出長さは、押さえ部11が縁木29の面を平行に押さえる長さに調整される。一般的には、突出長さすなわち高さXは、縁木29の厚さAと同じ長さに調整すればよい。その調整後、押さえ部11を縁木29に合わせ、ボルト部材21の当接部25を壁部ボード30に当接した状態でビス31等の固着具を固着具穴17に挿入してねじ込み、押さえプレート15を壁部ボード30に取付ける。この取付けにおいて、取付部13が壁部ボード30に接触するのが好ましいが、押さえ部11が縁木29の面と平行になって面全体を押さえていれば、壁部ボード30から離れていてもよい。このように、押さえ部11が縁木29の面を平行に押さえるので、押さえ部11の端縁が縁木29に食い込むことはなく、縁木29を傷付けることはない。高さ調整部材18の高さ調整は、取付部材の板厚が変化したらノブ22の回転によってその高さに合わせることができ、そのため取付部材の板厚が変化しても、押さえ部11が取付部を押さえる力は一定に維持できる。更に、押さえプレート15は、平坦な板状体で形成することができ、従来の仮止め金具のようにL型部分を形成する必要がなくなる。なお、接着剤が固化して縁木29が壁部ボード30に固着した後は、ビス31を逆転して取外せば、取付部13を壁部ボード30から離すことができ、仮止め具10を壁部ボード30から取外すことができる。
従来の仮止め金具の斜視図である。 図1の仮止め金具や本発明の仮止め具を固定するのに用いることのできる2重頭釘の正面図である。 本発明の1実施形態に係る仮止め具の平面図である。 図3の仮止め具のIV−IV線断面図である。 高さ調整部材のボルト部材の正面図である。 図3の仮止め具を用いて縁木を壁部ボードに仮止めした様子を示す図である。
符号の説明
1 従来の仮止め金具
2 押さえ部
3 取付部
6 固着具穴
7 2重頭釘
10 本発明の仮止め具
11 押さえ部(押さえプレート一端部分)
12 損傷防止材薄層
13 取付部(押さえプレート中間部分)
14 他端部分
15 押さえプレート
17 固着具穴
18 高さ調整部材
19 ナット
21 ボルト部材
22 ノブ
23 ボルト部分
25 当接部
26 ピン穴
27 ピン
29 縁木
30 壁部ボード
31 ビス

Claims (4)

  1. 巾木や天井回り縁木等の取付部材がボード等の被取付部材に接着剤によって固着されるまで前記取付部材を被取付部材に一時的に押さえるための仮止め具において、
    一端が前記取付部材に延び出るように中間部分が前記被取付部材に取付けられて前記一端で取付部材を押さえるように構成された押さえプレートを包含し、該押さえプレートの他端には、前記押さえプレートの前記一端部分が前記取付部材面を平行に押さえることができるように該他端の高さを調整する高さ調整手段が設けられて成る、ことを特徴とする仮止め具。
  2. 請求項1に記載の仮止め具において、前記押さえプレートはプラスチック材料のほぼ平坦な板として形成されたことを特徴とする仮止め具。
  3. 請求項2に記載の仮止め具において、前記高さ調整手段は、前記押さえプレートを貫通するように前記他端に設けられたナットと、該ナットに螺入して押さえプレートを貫通し一端が前記被取付部材に接触するボルト部材と、該ボルト部材の他端側に設けられてボルト部材を回転するためのノブとを包含することを特徴とする仮止め具。
  4. 請求項3に記載の仮止め具において、前記押さえプレートの中間部分は両端よりも厚く形成された被取付部材取付部として形成され、該被取付部材取付部には、釘やビス等の固着具を打込むための、固着具穴が形成されていることを特徴とする仮止め具。
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