JP2005109747A - アナログデジタル変換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 AD変換器の処理速度向上と回路面積低減のバランスよい両立が求められていた。
【解決手段】 AD変換器10は、前段である第1変換ユニット12と後段である第2変換ユニット14の2段構成でアナログデジタル変換をパイプライン処理する。第1変換ユニット12は循環型でない変換ユニットであり、第2変換ユニット14は循環型の変換ユニットである。第2変換ユニット14の変換処理速度は、第1変換ユニット12の変換処理速度より速めてあり、第1変換ユニット12が変換処理する間に第2変換ユニット14は2回循環処理する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アナログデジタル変換器に関する。本発明は特に、多段パイプライン型および循環型のアナログデジタル変換技術に関する。
近年、携帯電話に画像撮影機能、画像再生機能、動画撮影機能、動画再生機能など様々な付加機能が搭載されるようになり、アナログデジタル変換器(以下、「AD変換器」という。)の小型化や省電力化の要求が高まっている。そうしたAD変換器の形態として、循環型に構成されたサイクリックAD変換器が知られている(例えば、特許文献1参照)。図7は、従来のサイクリックAD変換器の構成を示す。このAD変換器150においては、第1スイッチ152を介して入力されるアナログ信号Vinが第1増幅回路156によってサンプリングされるとともに、AD変換回路158により1ビットのデジタル値に変換される。そのデジタル値はDA変換回路160によりアナログ値に変換され、入力アナログ信号Vinから減算回路162により減算される。減算回路162の出力は第2増幅回路164により増幅され、第2スイッチ154を介して第1増幅回路156へフィードバックされる。このフィードバックによる循環処理を12回繰り返して12ビットのデジタル値を得る。
特開平11−145830号公報
上記のサイクリックAD変換器は、多段パイプライン型のAD変換器と比べて構成する素子数が少ないので回路面積を抑えられる点で有利である。しかしながら、回路面積を小さくできる反面、変換処理速度の向上が犠牲となる場合があり、これら相反する性能の向上を両立できるような効率的な構成の実現が循環型のAD変換器における課題となっている。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的はAD変換器における処理速度向上と回路面積低減をバランスよく実現する点にある。
本発明のある態様は、アナログデジタル変換器である。このアナログデジタル変換器は、入力アナログ信号を所定ビット数のデジタル値に変換するAD変換回路と、このAD変換回路の出力をアナログ信号に変換するDA変換回路と、このDA変換回路の出力を入力アナログ信号から減算する減算回路と、を含む変換ユニットを複数段有するとともに、それら複数段の変換ユニットがそれぞれ所定ビットずつのアナログデジタル変換を順次処理し、複数段の変換ユニットのうち少なくとも一部の段は、AD変換回路の入力に減算回路の出力をフィードバックする回路をさらに含み、そのフィードバックによる循環処理を所定回数繰り返し、一部の段で第1の入力アナログ信号を変換する間、他の段では異なるタイミングで入力された第2の入力アナログ信号を変換する。
複数段の変換ユニットは、アナログデジタル変換を所定ビットずつの変換に分けてパイプライン処理する。この変換ユニットは、多段パイプライン型のAD変換器に含まれる変換ユニットと同じ構成であってもよいし、循環型のAD変換器と同じ構成であってもよい。また、循環型のAD変換器を複数段接続してパイプライン処理させる構成であってもよい。
本態様によれば、従来の多段パイプライン型のAD変換器に含まれる複数段の変換ユニットのうち少なくとも一つの段が循環型に構成されるので、従来の多段パイプライン型よりも回路面積を低減することができる。一方、複数段の変換ユニットで変換を分散して同時処理するので、従来のサイクリックAD変換器と比べて変換速度を向上させることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、AD変換器における処理速度向上と回路面積低減をバランスよく実現することができる。
(第1実施形態)
本実施形態のAD変換器は、2段の変換ユニットによりアナログデジタル変換をパイプライン処理する。前段は循環型でない変換ユニットであり、後段は循環型の変換ユニットである。
図1は、第1実施形態におけるAD変換器の構成を示す。AD変換器10は、第1変換ユニット12と第2変換ユニット14を備える。前段の第1変換ユニット12において、入力アナログ信号Vinは第1AD変換回路20と第1増幅回路24に入力される。第1AD変換回路20は、入力アナログ信号Vinのアナログ値を4ビットのデジタル値へ変換して出力する。この4ビットのデジタル値は、最終的にデジタル補正後、AD変換器10が生成する10ビットのデジタル値のうち上位4ビット(D9〜D6)の値となる。第1AD変換回路20が出力したデジタル値は、第1DA変換回路22によりアナログ値に変換される。第1増幅回路24は、入力アナログ信号Vinをサンプリングして保持するサンプルホールド回路であり、その利得は1である。第1減算回路26は、第1DA変換回路22から出力されるアナログ値と、第1増幅回路24に保持されたアナログ値との差を出力する。第2増幅回路28は、第1減算回路26の出力を増幅する回路であり、その利得は2である。
後段の第2変換ユニット14には、第1変換ユニット12の出力として第2増幅回路28から出力されたアナログ信号が入力される。そのアナログ信号は、第1スイッチ30を介して第2AD変換回路34と第3増幅回路38に入力される。第2AD変換回路34は、入力されたアナログ信号の値を2ビットのデジタル値へ変換して出力する。第2AD変換回路34が出力したデジタル値は、第2DA変換回路36によりアナログ値に変換される。第3増幅回路38は、入力されたアナログ信号をサンプリングして保持するサンプルホールド回路であり、その利得は2である。第2減算回路40は、第2DA変換回路36から出力されるアナログ値と、第3増幅回路38に保持されたアナログ値との差を出力する。第4増幅回路42は、第2減算回路40の出力を増幅して第2AD変換回路34および第3増幅回路38へフィードバックする回路であり、その利得は2である。第4増幅回路42が増幅した信号は第2スイッチ32を介してフィードバックされる。
第4増幅回路42のフィードバックによる循環処理の回数は3回である。最初に第1変換ユニット12の出力を第2変換ユニット14へ入力するときに第1スイッチ30をオンにして第2スイッチ32をオフにした後、循環中は第1スイッチ30をオフにして第2スイッチ32をオンにする。循環中に第2AD変換回路34が出力するデジタル値は、最終的にAD変換器10が出力する10ビットのデジタル値の上位から5、6ビット目(D5、D4)、7、8ビット目(D3、D2)、9、10ビット目(D1、D0)の値となる。このように、10ビットのうち上位4ビットは前段である第1変換ユニット12が変換し、下位6ビットは後段である第2変換ユニット14が変換する。後段の処理速度は前段の処理速度より高く設定されており、前段と後段は処理量が異なるものの、変換の所要時間は同じである。すなわち、後段は前段より処理の負荷が高いが、前後段の処理を同時に並行して実行できる。
図2は、AD変換器10の動作過程を示すタイムチャートである。以下、図の上位から順に説明する。3つの信号波形は、第1変換ユニット12に入力される第1クロック信号CLK1、第2変換ユニット14に入力される第2クロック信号CLK2、およびスイッチ信号SWを示す。第2クロック信号CLK2の周波数は第1クロック信号CLK1の周波数の3倍である。第2クロック信号CLK2は、第1クロック信号CLK1を基本にPLL等を用いて逓倍して生成してもよい。第2クロック信号CLK2は、その立ち上がりが第1クロック信号CLK1の立ち上がりと同期した後、次の2回目の立ち下がりが第1クロック信号CLK1の次の立ち下がりと同期し、さらに次の2回目の立ち上がりが第1クロック信号CLK1の次の立ち上がりと同期する。第2クロック信号CLK2の周波数は第1クロック信号CLK1の周波数の3倍であるため、第2変換ユニット14による変換処理速度も第1変換ユニット12による変換処理速度の3倍である。多段パイプライン型のAD変換器は、より上位ビットの変換を担当する前段ほど高い変換精度が求められる。換言すれば、後段である第2変換ユニット14は第1変換ユニット12よりは変換精度を求められない。したがって、第2変換ユニット14は、その変換精度を特に考慮せずその変換処理速度を第1変換ユニット12の変換処理速度より速めている。
スイッチ信号SWは第1スイッチ30をオンオフ制御するとともに、その反転信号が第2スイッチ32をオンオフ制御する。スイッチ信号SWの周期は、第1クロック信号CLK1の周期と同じであり、第2クロック信号CLK2の周期の3倍である。スイッチ信号SWは、その立ち上がりが第2クロック信号CLK2の立ち下がりと同期した後、立ち下がりが第2クロック信号CLK2の次の立ち下がりと同期する。スイッチ信号SWの次の立ち上がりは、第2クロック信号CLK2の次の2回目の立ち下がりと同期する。
第1増幅回路24は、第1クロック信号CLK1がハイのときに入力アナログ信号Vinを増幅し、第1クロック信号CLK1がローのときにオートゼロ動作をする。第2増幅回路28は、第1クロック信号CLK1がローのときに第1減算回路26の出力を増幅し、第1クロック信号CLK1がハイのときにオートゼロ動作をする。第1AD変換回路20は、第1クロック信号CLK1がハイのときに変換動作をしてデジタル値D9〜D6を出力し、第1クロック信号CLK1がローのときにオートゼロ動作をする。第1DA変換回路22は、第1クロック信号CLK1がローのときに変換動作をし、第1クロック信号CLK1がハイのときは不定状態となる。
第1スイッチ30は、スイッチ信号SWがハイのときにオンされ、スイッチ信号SWがローのときにオフされる。第2スイッチ32は、スイッチ信号SWがローのときにオンされ、スイッチ信号SWがハイのときにオフされる。第3増幅回路38は、入力されたアナログ信号を第2クロック信号CLK2がハイのときに増幅し、第2クロック信号CLK2がローのときにオートゼロ動作をする。第4増幅回路42は、第2クロック信号CLK2がローのときに第2減算回路40の出力を増幅し、第2クロック信号CLK2がハイのときにオートゼロ動作をする。第2AD変換回路34は、第2クロック信号CLK2がハイのときに変換動作をし、第2クロック信号CLK2がローのときにオートゼロ動作をする。第2DA変換回路36は、第2クロック信号CLK2がローのときに変換動作をし、第2クロック信号CLK2がハイのときは不定状態となる。
図のように、第2AD変換回路34がD5、D4およびD3、D2を変換処理する間、第1AD変換回路20は次に入力された入力アナログ信号Vinを同時に変換処理する。こうしたパイプライン処理により、AD変換器10全体としては第1クロック信号CLK1を基準として1周期に1回、10ビットのデジタル値を出力することができる。
以上のように、本実施形態では循環型でない変換ユニットと循環型の変換ユニットによりアナログデジタル変換をパイプライン処理する。また、後段である第2変換ユニット14の変換処理速度を前段である第1変換ユニット12より速めた構成とした上で、後段への負荷を前段への負荷より高めているので、最後まで同じ構成および同じ処理速度で変換する従来のサイクリックAD変換器よりも全体の処理速度を向上させることができる。一方、後段である第2変換ユニット14を循環型に構成しているので、全段を循環型でない変換ユニットで構成する従来の多段パイプライン型AD変換器よりも回路面積を低減することができる。
(第2実施形態)
本実施形態のAD変換器もまた第1実施形態と同様に2段の変換ユニットによりアナログデジタル変換をパイプライン処理する。ただし、前段と後段をいずれも循環型の変換ユニットで構成する点で第1実施形態と異なる。
図3は、第2実施形態におけるAD変換器の構成を示す。AD変換器10は、第1変換ユニット50と第2変換ユニット52を備える。前段の第1変換ユニット50において、入力アナログ信号Vinは第1スイッチ54を介して第1AD変換回路58と第1増幅回路62に入力される。第1AD変換回路58は、入力されたアナログ信号の値を2ビットのデジタル値へ変換して出力する。第1AD変換回路58が出力したデジタル値は、第1DA変換回路60によりアナログ値に変換される。第1増幅回路62は、入力されたアナログ信号をサンプリングして保持するサンプルホールド回路であり、その利得は2である。第1減算回路64は、第1DA変換回路60から出力されるアナログ値と、第1増幅回路62に保持されたアナログ値との差を出力する。第2増幅回路66は、第1減算回路64の出力を増幅して第1AD変換回路58および第1増幅回路62へフィードバックする回路であり、その利得は2である。第2増幅回路66が増幅した信号は第2スイッチ56を介してフィードバックされる。
第2増幅回路66のフィードバックによる循環処理の回数は2回である。最初に入力アナログ信号Vinを第1変換ユニット50へ入力するときに第1スイッチ54をオンにして第2スイッチ56をオフにした後、循環中は第1スイッチ54をオフにして第2スイッチ56をオンにする。循環中に第1AD変換回路58が出力するデジタル値は、最終的にAD変換器10が出力するデジタル値の上位から1、2ビット目(D9、D8)および3、4ビット目(D7、D6)の値となる。
後段の第2変換ユニット52には、第1変換ユニット50の出力として第1減算回路64から出力されたアナログ信号が入力される。そのアナログ信号は、第3スイッチ68を介して第2AD変換回路72および第3増幅回路76に入力される。第2AD変換回路72は、入力されたアナログ信号の値を2ビットのデジタル値へ変換して出力する。第2AD変換回路72が出力したデジタル値は、第2DA変換回路74によりアナログ値に変換される。第3増幅回路76は、入力されたアナログ信号をサンプリングして保持するサンプルホールド回路であり、その利得は2である。第2減算回路78は、第2DA変換回路74から出力されるアナログ値と、第3増幅回路76に保持されたアナログ値との差を出力する。第4増幅回路80は、第2減算回路78の出力を増幅して第2AD変換回路72および第3増幅回路76へフィードバックする回路であり、その利得は2である。第4増幅回路80が増幅した信号は第4スイッチ70を介してフィードバックされる。
第4増幅回路80のフィードバックによる循環処理の回数は3回である。最初に第1変換ユニット50の出力を第2変換ユニット52へ入力するときに第3スイッチ68をオンにして第4スイッチ70をオフにした後、循環中は第3スイッチ68をオフにして第4スイッチ70をオンにする。循環中に第2AD変換回路72が出力するデジタル値は、最終的にAD変換器10が出力する10ビットのデジタル値の上位から5、6ビット目(D5、D4)、7、8ビット目(D3、D2)、9、10ビット目(D1、D0)の値となる。このように、10ビットのうち上位4ビットは前段である第1変換ユニット50が変換し、下位6ビットは後段である第2変換ユニット52が変換する。後段の処理速度は前段の処理速度より高く設定されており、前段と後段は処理量が異なるものの、変換の所要時間は同じである。すなわち、後段は前段より処理の負荷が高いが、前後段の処理を同時に並行して実行できる。
図4は、AD変換器10の動作過程を示すタイムチャートである。以下、図の上位から順に説明する。5つの信号波形は、AD変換器10に入力される第1クロック信号CLK1、第1変換ユニット50に入力される第2クロック信号CLK2、第2変換ユニット52に入力される第3クロック信号CLK3、第1スイッチ信号SW1および第2スイッチ信号SW2を示す。第2クロック信号CLK2の周波数は第1クロック信号CLK1の周波数の2倍であり、第3クロック信号CLK3の周波数は第1クロック信号CLK1の周波数の3倍である。第2クロック信号CLK2および第3クロック信号CLK3は、それぞれ第1クロック信号CLK1を基本にPLL等を用いて逓倍・分周して生成してもよい。
図のように、第2クロック信号CLK2は、その立ち上がりが第1クロック信号CLK1の立ち上がりと同期した後、次の立ち上がりは第1クロック信号CLK1の次の立ち下がりと同期し、さらに次の立ち上がりは第1クロック信号CLK1の次の立ち上がりと同期する。第3クロック信号CLK3は、その立ち上がりが第1クロック信号CLK1の立ち上がりと同期した後、次の2回目の立ち下がりが第1クロック信号CLK1の次の立ち下がりと同期し、さらに次の2回目の立ち上がりが第1クロック信号CLK1の次の立ち上がりと同期する。第3クロック信号CLK3の周波数は第2クロック信号CLK2の周波数の1.5倍であるため、第2変換ユニット52による変換処理速度も第1変換ユニット50による変換処理速度の1.5倍である。本実施形態においても、後段である第2変換ユニット52は第1変換ユニット50よりは変換精度を求められないので、第2変換ユニット52の変換処理速度を第1変換ユニット50の変換処理速度より速めている。
第1スイッチ信号SW1は第1スイッチ54をオンオフ制御するとともに、その反転信号が第2スイッチ56をオンオフ制御する。第2スイッチ信号SW2は第3スイッチ68をオンオフ制御するとともに、その反転信号が第4スイッチ70をオンオフ制御する。第1スイッチ信号SW1および第2スイッチ信号SW2の各周期は第1クロック信号CLK1の周期と同じである。第1スイッチ信号SW1は、その立ち下がりが第2クロック信号CLK2の立ち上がりと同期した後、次の立ち上がりは第2クロック信号CLK2の次の2回目の立ち下がりと同期する。第2スイッチ信号SW2は、その立ち下がりが第3クロック信号CLK3の立ち下がりと同期した後、次の立ち上がりが第3クロック信号CLK3の次の2回目の立ち下がりと同期する。
第1スイッチ54は、第1スイッチ信号SW1がハイのときにオンされ、第1スイッチ信号SW1がローのときにオフされる。第2スイッチ56は、第1スイッチ信号SW1がローのときにオンされ、第1スイッチ信号SW1がハイのときにオフされる。第1増幅回路62は、入力されたアナログ信号を第2クロック信号CLK2がハイのときに増幅し、第2クロック信号CLK2がローのときにオートゼロ動作をする。第2増幅回路66は、第2クロック信号CLK2がローのときに第1減算回路64の出力を増幅し、第2クロック信号CLK2がハイのときにオートゼロ動作をする。第1AD変換回路58は、第2クロック信号CLK2がハイのときに変換動作をし、第2クロック信号CLK2がローのときにオートゼロ動作をする。第1DA変換回路60は、第2クロック信号CLK2がローのときに変換動作をし、第2クロック信号CLK2がハイのときは不定状態となる。
第3スイッチ68は、第2スイッチ信号SW2がハイのときにオンされ、第2スイッチ信号SW2がローのときにオフされる。第4スイッチ70は、第2スイッチ信号SW2がローのときにオンされ、第2スイッチ信号SW2がハイのときにオフされる。第3増幅回路76は、入力されたアナログ信号を第3クロック信号CLK3がハイのときに増幅し、第3クロック信号CLK3がローのときにオートゼロ動作をする。第4増幅回路80は、第3クロック信号CLK3がローのときに第2減算回路78の出力を増幅し、第3クロック信号CLK3がハイのときにオートゼロ動作をする。第2AD変換回路72は、第3クロック信号CLK3がハイのときに変換動作をし、第3クロック信号CLK3がローのときにオートゼロ動作をする。第2DA変換回路74は、第3クロック信号CLK3がローのときに変換動作をし、第3クロック信号CLK3がハイのときは不定状態となる。
図のように、第2変換ユニット52がD5〜D0を変換処理する間、第1変換ユニット50は次に入力された入力アナログ信号Vinに対するD9〜D6を同時に変換処理する。こうしたパイプライン処理により、AD変換器10全体としては第1クロック信号CLK1を基準として1周期に1回のペースで10ビットのデジタル値を出力することができる。
以上のように、本実施形態では2段の循環型変換ユニットによりアナログデジタル変換をパイプライン処理する。また、前段である第1変換ユニット50が2回循環処理する間に後段である第2変換ユニット52が3回循環処理することができる。すなわち、後段の変換処理速度を前段より速めた構成とした上で、前段よりも後段にかかる処理の負荷を高めているので、最後まで同じ構成および同じ処理速度で変換する従来のサイクリックAD変換器よりも全体の処理速度を向上させることができる。一方、後段である第2変換ユニット52を循環型に構成しているので、全段を循環型でない変換ユニットで構成する従来の多段パイプライン型AD変換器よりも回路面積を低減することができる。
(第3実施形態)
本実施形態のAD変換器もまた第1、2実施形態と同様に2段の変換ユニットによりアナログデジタル変換をパイプライン処理する。ただし、前段のみを循環型の変換ユニットで構成する点で第1、2実施形態と異なる。
図5は、第3実施形態におけるAD変換器の構成を示す。AD変換器10は、第1変換ユニット82と第2変換ユニット84を備える。前段の第1変換ユニット82において、入力アナログ信号Vinは第1スイッチ86を介して第1AD変換回路90と第1増幅回路94に入力される。第1AD変換回路90は、入力されたアナログ信号の値を3ビットのデジタル値へ変換して出力する。第1AD変換回路90が出力したデジタル値は、DA変換回路92によりアナログ値に変換される。第1増幅回路94は、入力されたアナログ信号をサンプリングして保持するサンプルホールド回路であり、その利得は2である。減算回路96は、DA変換回路92から出力されるアナログ値と、第1増幅回路94に保持されたアナログ値との差を出力する。第2増幅回路98は、減算回路96の出力を増幅して第1AD変換回路90および第1増幅回路94へフィードバックする回路であり、その利得は4である。第2増幅回路98が増幅した信号は第2スイッチ88を介してフィードバックされる。
第2増幅回路98のフィードバックによる循環処理の回数は2回である。最初に入力アナログ信号Vinを第1変換ユニット82へ入力するときに第1スイッチ86をオンにして第2スイッチ88をオフにした後、循環中は第1スイッチ86をオフにして第2スイッチ88をオンにする。循環中に第1AD変換回路90が出力するデジタル値は、最終的に冗長ビットを考慮すると、AD変換器10が出力する10ビットのデジタル値の上位から1〜3ビット目(D9〜D7)および4、5ビット目(D6、D5)の値となる。
後段の第2変換ユニット84には、第1変換ユニット82の出力として減算回路96から出力されたアナログ信号が入力される。そのアナログ信号は、第3スイッチ100を介して第2AD変換回路102に入力される。第2AD変換回路102は、入力されたアナログ信号の値を4ビットのデジタル値へ変換して出力する。第2AD変換回路102が出力するデジタル値は、最終的にAD変換器10が出力する10ビットのデジタル値の上位から6〜10ビット目(D4〜D0)の値となる。このように、10ビットのうち上位5ビットは前段である第1変換ユニット82が変換し、下位5ビットは後段である第2変換ユニット84が変換する。前段と後段は処理量が異なるものの、変換の所要時間は同じであり、前後段の処理を同時に並行して実行できる。
図6は、AD変換器10の動作過程を示すタイムチャートである。以下、図の上位から順に説明する。5つの信号波形は、それぞれAD変換器10に入力される第1クロック信号CLK1、第1変換ユニット82に入力される第2クロック信号CLK2、第2変換ユニット84に入力される第3クロック信号CLK3、第1スイッチ信号SW1および第2スイッチ信号SW2を示す。第2クロック信号CLK2の周波数は第1クロック信号CLK1の周波数の2倍であり、第1クロック信号CLK1を基本にPLL等を用いて逓倍して生成してもよい。第3クロック信号CLK3の周波数は第1クロック信号CLK1の周波数と同じである。
図のように、第2クロック信号CLK2は、その立ち上がりが第1クロック信号CLK1の立ち上がりと同期した後、次の立ち上がりは第1クロック信号CLK1の次の立ち下がりと同期し、さらに次の立ち上がりは第1クロック信号CLK1の次の立ち上がりと同期する。第3クロック信号CLK3は第1クロック信号CLK1と同期した同じ波形である。ただし、変形例としては、第3クロック信号CLK3の周波数を第1クロック信号CLK1より高くしてもよい。第3クロック信号CLK3の周波数を第2クロック信号CLK2よりも高くする場合、第2変換ユニット84による変換処理速度は第1変換ユニット82より高くなる。第1、2実施形態と同様に、後段である第2変換ユニット84は、より上位ビットの変換を担当する前段ほど変換精度を求められないので、第2変換ユニット84の変換処理速度を第1変換ユニット82の変換処理速度より速めてもよい。
第1スイッチ信号SW1は第1スイッチ86をオンオフ制御するとともに、その反転信号が第2スイッチ88をオンオフ制御する。第2スイッチ信号SW2は第3スイッチ100をオンオフ制御する。第1スイッチ信号SW1および第2スイッチ信号SW2の各周期は第1クロック信号CLK1の周期と同じである。第1スイッチ信号SW1は、その立ち下がりが第2クロック信号CLK2の立ち上がりと同期した後、次の立ち上がりは第2クロック信号CLK2の次の2回目の立ち下がりと同期する。第2スイッチ信号SW2は、第1スイッチ信号SW1からやや遅延してその立ち上がりおよび立ち下がりが生じる形で位相が遅れている。
第1スイッチ86は、第1スイッチ信号SW1がハイのときにオンされ、第1スイッチ信号SW1がローのときにオフされる。第2スイッチ88は、第1スイッチ信号SW1がローのときにオンされ、第1スイッチ信号SW1がハイのときにオフされる。第1増幅回路94は、入力されたアナログ信号を第2クロック信号CLK2がハイのときに増幅し、第2クロック信号CLK2がローのときにオートゼロ動作をする。第2増幅回路98は、第2クロック信号CLK2がローのときに減算回路96の出力を増幅し、第2クロック信号CLK2がハイのときにオートゼロ動作をする。第1AD変換回路90は、第2クロック信号CLK2がハイのときに変換動作をし、第2クロック信号CLK2がローのときにオートゼロ動作をする。DA変換回路92は、第2クロック信号CLK2がローのときに変換動作をし、第2クロック信号CLK2がハイのときは不定状態となる。
第3スイッチ100は、第2スイッチ信号SW2がハイのときにオンされ、第2スイッチ信号SW2がローのときにオフされる。第2AD変換回路102は、第3クロック信号CLK3がハイのときに変換動作をし、第3クロック信号CLK3がローのときにオートゼロ動作をする。
図のように、第2変換ユニット84がD4〜D0を変換処理する間、第1変換ユニット82は次に入力された入力アナログ信号Vinに対するD9〜D5を同時に変換処理する。こうしたパイプライン処理により、AD変換器10全体としては第1クロック信号CLK1を基準として1周期に1回のペースで10ビットのデジタル値を出力することができる。
以上のように、本実施形態では2段の変換ユニットによりアナログデジタル変換をパイプライン処理する。前段である第1変換ユニット82が循環型であるのに対し、後段である第2変換ユニット84は、循環型でない最終段であるためDA変換回路や増幅回路、減算回路を持たない。したがって、第1、2実施形態と同様に2段構成のAD変換器でありながら、それらの構成よりも素子数が少なく回路面積が低減されている。また当然ながら、全段を循環型でない変換ユニットで構成する従来の多段パイプラインAD変換器よりも回路面積を低減することができる。一方、前段と後段で変換処理の負荷を分散してそれぞれによる変換を同時処理するため、1段で構成する従来のサイクリックAD変換器よりも全体の変換処理速度を向上させることができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、その各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、変形例を挙げる。
各実施形態において減算回路とその出力を増幅する増幅回路を別々に設けたが、変形例においてはこれらを減算増幅回路として一体的に構成してもよい。
各実施形態に記載したAD変換回路の変換ビット数とその配分、増幅回路の利得、クロック周波数、変換速度等のパラメータは一例に過ぎず、変形例においてはこれらのパラメータに他の数値を採用してもよい。また各実施形態ではAD変換器を2段の変換ユニットで構成する例を説明したが、変形例では3段以上の変換ユニットで構成してもよい。
第1実施形態におけるAD変換器の構成を示す図である。 AD変換器の動作過程を示すタイムチャートである。 第2実施形態におけるAD変換器の構成を示す図である。 AD変換器の動作過程を示すタイムチャートである。 第3実施形態におけるAD変換器の構成を示す図である。 AD変換器の動作過程を示すタイムチャートである。 従来のサイクリックAD変換器の構成を示す図である。
符号の説明
10 AD変換器、 12 第1変換ユニット、 14 第2変換ユニット、 20 第1AD変換回路、 22 第1DA変換回路、 26 第1減算回路、 34 第2AD変換回路、 36 第2DA変換回路、 40 第2減算回路、 50 第1変換ユニット、 52 第2変換ユニット、 58 第1AD変換回路、 60 第1DA変換回路、64 第1減算回路、 72 第2AD変換回路、 74 第2DA変換回路、 78 第2減算回路、 82 第1変換ユニット、 84 第2変換ユニット、 90 第1AD変換回路、 92 DA変換回路、 96 減算回路、 102 第2AD変換回路。

Claims (5)

  1. 入力アナログ信号を所定ビット数のデジタル値に変換するAD変換回路と、このAD変換回路の出力をアナログ信号に変換するDA変換回路と、このDA変換回路の出力を前記入力アナログ信号から減算する減算回路と、を含む変換ユニットを複数段有するとともに、それら複数段の変換ユニットがそれぞれ所定ビットずつのアナログデジタル変換を順次処理し、
    前記複数段の変換ユニットのうち少なくとも一部の段は、前記AD変換回路の入力に前記減算回路の出力をフィードバックする回路をさらに含み、そのフィードバックによる循環処理を所定回数繰り返し、
    一部の段で第1の入力アナログ信号を変換する間、他の段では異なるタイミングで入力された第2の入力アナログ信号を変換することを特徴とするアナログデジタル変換器。
  2. 前記複数段の変換ユニットのうち全段で、前記AD変換回路の入力に前記減算回路の出力をフィードバックする回路を含むことを特徴とする請求項1に記載のアナログデジタル変換器。
  3. 前記複数段の変換ユニットのうち、前記フィードバックする回路を含む一部の段が所定回数の前記循環処理を繰り返す間に、前記フィードバックする回路を含む他の段が異なる回数の前記循環処理を繰り返すことを特徴とする請求項1または2に記載のアナログデジタル変換器。
  4. 一部の段で所定速度にて前記変換を処理する一方で、他の段では異なる速度にて前記変換を処理することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のアナログデジタル変換器。
  5. 前記複数段の変換ユニットのうち、下位ビットを変換する段は、上位ビットを変換する段より速い速度にて前記変換を処理することを特徴とする請求項4に記載のアナログデジタル変換器。
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