JP2005108948A - 永久磁石成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リング成形体間の境界部の磁気特性劣化が小さいリング型磁石を生産性よく製造することができる永久磁石成形装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 ダイと、ダイ内部に挿入されリング状の空間をダイとの間で形成するコアと、空間の下部を閉塞して磁性粉末が供給・充填されるキャビティを形成する下パンチと、キャビティ内の磁性粉末を加圧するための上パンチを備え、ベルトコンベア2上を搬送可能な搬送金型10と、キャビティ内に磁性粉末を供給・充填する供給・充填ユニット3と、上パンチをセットするパンチセット4と、磁性粉末に加圧方向と直交方向に磁場をかけながら配向を行い、ラジアル配向された成形体を成型する磁場成型ユニット5と、成形体を搬送金型10から抜き出す脱型ユニット6と、搬送金型10から抜き出した成形体をその軸方向に複数段に積層する段積みユニット8とを備えるようにする。
【選択図】 図2

Description

この発明は、磁石材料成形用の磁性粉末が充填された複数の金型を順次搬送して、ラジアル方向に磁場をかけながら、磁性粉末を加圧することでラジアル配向された永久磁石成形品を成形する永久磁石成形装置に関するものである。
従来のリング状の永久磁石成形装置は、例えば、コア及び下パンチが挿入され、キャビティが形成されたダイ及び下パンチと対向して配置された上パンチからなる金型のキャビティ内に磁石材料成形用粉末を充填し、この磁石材料成形用粉末に金型の周辺に配設された一対のコイルにより磁場をかけて配向を行いながら、上パンチによりプレス加工を施すように構成されている。
一般に、小型モータに多用されているラジアル異方性リング磁石を磁場成形するにあたって、軸方向に長いリング状の磁石を成形する場合、十分な配向磁場強度が得られず、磁性粉末の配向率が低下し、高い磁気特性が得られないという問題がある。
リング磁石をラジアル配向する場合、一般に、磁性粉末をリング状に成形する金型のコアを通過する磁束とダイの内部径を通過する磁束は等しくなるので、リング磁石の内径(金型のコア径)をDi、リング磁石の外径(金型のダイ内径)をDo、リング磁石の高さ(ダイの高さ)をH、金型のコアを通過する磁束密度をBc、ダイ内部径を通過する磁束密度をBdとすると、下記式(1)の関係が成り立つ。
2×π/4×Di×Bc=π×Do×H×Bd…(1)
金型のコアにS45C等の鋼材を用いた場合、この鋼材の飽和磁束密度は1.5T程度なので、上記式(1)においてBc=1.5とし、磁場配向に必要な磁場を1.0T以上とすると、Bd=1.0Tとなり、磁場配向成形できるリング磁石の高さHは下記式(2)となる。
H=3Di /4Do…(2)
リング磁石を磁場成形する場合、リング磁石の軸長が上記式(2)のHの値を超えると配向性の低下が問題となる。そこで従来は上記式(2)のHの値以下の短い軸長のリング磁石を製作し、それを接着剤等で接合し、必要な軸長のリング磁石を製造していた。
また、磁場成形ができる範囲の短い磁石成形体を金型内で積層して必要な軸長の磁石を成形する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、磁場成形によって、予備成形体を成形し、複数個の予備成形体を予備成形時の加圧力よりも大きな加圧力で加圧して一体化する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−233776号公報(第2−3頁、図1) 特開平10−55914号公報(第2−3頁)
上記のように、短い軸長のリング磁石を接着剤等で接合する方法では、短い軸長のリング磁石を焼結熱処理した後に形状加工し、それらを接合する必要があるため生産性が悪く、また、接合後の形状精度が悪いという問題がある。
また、短い磁石成形体を金型内で積層して必要な軸長の磁石を成型する方法では、積層界面付近の配向が乱れやすく、磁気特性が劣化するという問題がある。
また、予備成形体を成形し、複数個の予備成形体を予備成形時の加圧力よりも大きな加圧力で加圧して一体化する方法では再加圧のためのより大きな成型設備が必要になるとともに、再加圧の際に予備成形体が破損しやすいという問題がある。
上記のような問題を解決するためには、短い軸長のリング磁石を必要個数段積み(積層し)、段積みした成形体を焼結・熱処理して必要な軸長のリング状永久磁石を得るようにすればよいが、従来の永久磁石成形装置では、成形体が成形されると金型から取り出し、空になったキャビティ内に磁性粉末を充填するという動作を交互に繰り返すことになり、磁性粉末を充填している間は、配向及びプレス加工動作を中断しなければならない。そのため生産性が低下する。また、磁場成形機内ですべての処理を行うために、各処理動作には制限が多いという問題がある。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、リング成形体間の境界部の磁気特性劣化が小さいリング型磁石を生産性よく製造することができる永久磁石成形装置を提供することを目的とするものである。
この発明の永久磁石成形装置は、ダイと、上記ダイ内部に挿入され、リング状の空間を上記ダイとの間で形成するコアと、上記空間の下部を閉塞して磁性粉末が供給・充填されるキャビティを形成する下パンチと、上記キャビティ内の磁性粉末を加圧するための上パンチを具備するとともに、搬送可能な搬送金型と、
上記キャビティ内に上記磁性粉末を供給・充填する供給・充填ユニットと、
上記キャビティ内で加圧される上記磁性粉末に上記加圧方向と直交するラジアル方向に磁場をかけながら配向を行い、ラジアル配向された成形体を成型する磁場成型ユニットと、
上記成形体を上記搬送金型から抜き出す脱型ユニットと、
上記搬送金型から抜き出した成形体をその軸方向に複数段に積層する段積みユニットとを備え、
上記搬送金型を順次、上記供給・充填ユニット、上記磁場成型ユニット、脱型ユニット及び段積みユニットへ搬送し、上記各ユニットにおける工程を実施できるように上記各ユニットを配置しているものである。
上記発明の構成によれば、リング成形体間の境界部の磁気特性劣化が小さいリング型磁石を生産性よく製造することができる。
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の永久磁石成形装置で成形し、焼結して得られるリング磁石の例を示す斜視図、図2は、この発明の実施の形態1における永久磁石成形装置の構成を示す平面図、図3は、図2における搬送金型の構成を示し、(a)は平面図、(b)はA−A断面図である。
図1に示したように、この発明の永久磁石成形装置で成形し、製造するリング磁石1は、図1(a)のように円筒状に成形したリング成形体1aを積層し、焼結して得られるもの、あるいは図1(b)のように周面に凹凸を有する(図では外周面に凹凸があるが内周面に凹凸を有するものも含む)リング成形体1aを積層し、焼結して得られるものである。
このように、短軸のリング成形体1aを積層し、焼結したリング磁石1は、リング成形体1a間境界部における磁気特性の劣化が小さくなるため、総磁束量が大きなリング磁石とすることができる。
この実施の形態における永久磁石成形装置は、図2に示したように、搬送金型10を搬送するベルトコンベア2と、搬送金型10のリング状キャビティ内に、磁性粉末を計量して供給し充填する給粉・充填ユニット3と、磁性粉末が充填された搬送金型10におけるキャビティ内の磁性粉末を加圧するための上パンチが加圧成形できる状態にセットするパンチセットユニット4と、上パンチがセットされ、加圧成形できる状態になった搬送金型10で磁場加圧成形を行う磁場成形ユニット5と、磁場加圧成形されたリング成形体を搬送金型10から抜き出すための脱型ユニット6と、抜き出されたリング成形体に付着する余分な磁性粉末を取り除くための成形体脱粉ユニット7と、磁場加圧成形されたリング成形体を積み重ねるための段積みユニット8と、搬送金型10に付着した磁性粉末を除去し、搬送金型10を搬送状態にセットする金型脱粉/金型セットユニット9とを備えている。
図3に示したように、搬送金型10は、ベルトコンベア2上を移動するパレット10aと、下金型部分を保持するホルダー(第1のホルダー)10b,10cと、柱状のコア10dと、下パンチ10eと、中心にコア10dを配し、下パンチ10eとコア10dとともに、磁性粉末が供給されるキャビティ10hを形成するダイ10fと、別のホルダー(第2のホルダー)10jに保持された上パンチ10gとを備えている。なお、ホルダー10bは強磁性体部材であり、ホルダー10cは非磁性体部材である。
パレット10aとホルダー10b,10j、ホルダー10bと下パンチ10e、及び下パンチ10eとダイ10fは、それぞれ位置決めピンによる位置決め機構で位置及び方向を規制している。
このように位置決め機構を設けることによって、パレット上で金型部品のセットを行う(上パンチ10gをコア10d及びダイ10fに挿入する)、あるいは搬送金型10を磁場成形ユニット5移送する際の位置決めを行う工程が容易に行える。
以下、図2を参照して、この実施の形態における永久磁石成形装置の構成及び動作を説明する。
図4は、給粉・充填ユニットの構成及びその動作を説明する断面図である。図4(a)は磁性粉末の計量工程、図4(b)、(c)は搬送金型10への給粉工程である。
給粉・充填ユニットは、図2に示したように、磁性粉末を計量する計量機構3dと、計量され容器3cに採取されて磁性粉末11を搬送金型10の位置まで搬送する搬送機構3eとを備えている。また、図4に示したように、給粉・充填ユニット3は、容器3cを回転させて傾ける回転機構3fと、容器3c内の磁性粉末11をキャビティ10h内に導くための給粉治具3aと、給粉治具3aを振動させる振動子等からなる振動機構3bとを備えている。
搬送金型10が給粉・充填ユニットに搬送されると、図4(a)の磁性粉末の計量工程では、振動フィーダと重量計を用いて一定重量の磁性粉末11を計量しながら容器3cに収納する。
図4(b)、(c)の給粉工程では、磁性粉末11を搬送金型10のキャビティ10hに導くロート上の給粉治具3aとキャビティに供給した磁性粉末11を攪拌する羽状治具(図示せず)を搬送治具10のダイ10f上にセットした後、磁性粉末11を収納した容器3cをロート状の給粉治具3aの位置まで移動し、容器3cを回転させて傾け、容器3c内の磁性粉末11をロート状の給粉治具3aへ移す。さらに、容器3cにノッカーで衝撃を加え、容器3c内の磁性粉末11を残りなくロート状の給粉治具3aへ移す。さらに、ロート状の給粉治具3aに振動機構3bで振動を加えて給粉治具3a上の全ての磁性粉末11をキャビティ10h内に移し、上記羽状治具の羽を回転させてキャビティ10h内の磁性粉末11をかき混ぜながら羽を上昇させてキャビティ内に磁性粉末11を充填する。
上記羽状治具の羽を回転させてキャビティ内の磁性粉末11をかき混ぜながら羽を上昇させてキャビティ内に磁性粉末11を充填することによって、キャビティ内の磁性粉末中にある空洞あるいは磁性粉末11のブリッジが壊されて、キャビティ中に磁性粉末11が均一に充填される。
図5は、パンチセットユニットの構成及び動作を説明する断面図である。同図に示したように、パンチセットユニットは、上パンチ10gをキャッチングするハンド4aと、ハンド4aを昇降させ、キャッチングした上パンチ10gを移動させる移動機構を備えている。
パンチセットユニットによって、上パンチ10gでキャビティ内の磁性粉末を加圧できる状態に金型をセットすることができる。
キャビティに磁性粉末が充填されると、図5(a)のように、パレット10aがパンチセットユニット4のステージに搬送され、規定位置で位置決めされ、図5(b)のように、ハンド4aが下降し、上パンチ10gをキャッチングし、図5(c)のように、ハンド4aは上パンチ10gを持ち上げて、図5(d)のように、下型の方へ移動し、下降して上パンチ10gをコア10dに挿入し、上パンチ10gを放し、上パンチ10gはキャビティに嵌り合う。コア10dの上端部の直径は、キャビティ内における直径より0.02mm小さく、3゜のテーパが付与されているので、パンチ挿入時にパレットとハンド4aの位置に、0.1mm未満のずれがあっても、コア10dにパンチ10gが挿入できないといった不良は発生しない。次に、ハンド4aは上パンチ10gを放した後、上昇し元の位置に移動する。
図6は、磁場成形ユニットの構成及び動作を説明する断面図、図7は、加圧子の構造を示す断面図、図8は、バックコアの構成を示す平面図(a),(c)及びA−A断面図(b),(d)である。図2に示したように、上パンチ10gがセットされた搬送金型10をベルトコンベア上の2パレット10から磁場成形ユニット5に移載し、磁場成形後にベルトコンベア2上のパレット10aに戻す移載機構5hを有する。図6に示したように、磁場成形ユニット5は、磁性粉末を配向させるための配向磁場を発生する電磁コイル5a(フレームに固定されている)と、上側電磁コイル5a及び上パンチ10gを加圧する加圧子5cを昇降させる圧縮成型機構5bと、図示していないエアシリンダによって駆動されてダイ10fと接触するバックヨーク5dを備えている。
図7に示したように、加圧子5cは、上パンチを加圧するパンチ加圧部5eと、パンチ加圧部5e内部へくぼむように可動する可動ロッド5fと、可動ロッド5fの背面とパンチ加圧部5e内面との間にあり、可動ロッド5fをコア10dに押し付けるバネ5gを備えている。
また、図8に示したように、バックヨーク5dはダイ10fの外径に嵌り合う半円状の凹部を有する一つの強磁性体である。バックヨーク5dは、その厚みの中心がダイ10fの厚みの中心位置と一致するように設定、設置され、ダイ10fの方向に移動して当接する。
上パンチがセットされ、パレット10aがパンチセットユニット4からベルトコンベア2で搬送されると、図6(a)に示したように、金型部が、移載機構5h(図2参照)でパレット10aから磁場成形ユニット5の成形部に移載される。
次に、図6(b)に示したように、圧縮成型機構5bが作動し、電磁コイル5a及び加圧子が下降し、上側及び下側フレーム同士がチャッキング機能によって固定されると共に、上側フレームの下部に取り付けられたリング状弾性部材5jにより、ダイ10fが固定される。その後、ダイ10fの両側からバックヨーク5dが移動し、ダイ10fの外周に密着する。次いで、電磁コイル5aに電流が流されてラジアル配向磁場が発生するとともに、加圧子5cが下降し、上パンチ5gが加圧され、図6(c)に示したように、上パンチ5gがキャビティ内の磁性粉末を圧縮成型することによってラジアル配向された成形体が得られる。圧縮成型圧力は10〜100MPa、好ましくは40MPaとし、配向磁界は1T以上にする。
図9は、ラジアル配向における磁束の状態を示す断面図である。上側のコイル5aで発生した磁界は、磁束となって強磁性体である加圧子5cを通って、同じく強磁性体である可動ロッド5fに入り、下側のコイル5aで発生した磁界は、強磁性体であるホルダー10bを通ってコア10dに入る(図6参照)。下パンチ10e及び上パンチ10gは非磁性体である。
図9に示したように、破線矢印で示す磁束は、強磁性体である可動ロッド5f及びコア10dを通って、強磁性体であるダイ10fのキャビティ10hを直径方向に通り、キャビティ10h内にラジアル配向磁場が形成される。
ラジアル配向された成形体は搬送金型とともにパレット10a上に移載機構5hによって戻される。
図10は、脱型ユニットの構成を示す平面図(a)及びA−A断面図(b)である。同図に示したように、脱型ユニットは、成形体13を加圧するエアシリンダ6a及び上パンチ突き当て部6dで構成される成形体加圧機構と、ダイ10fを上方に押し上げるテーブル6c及びエアシリンダ6b等からなるダイ押し上げ機構とを備えている。
図11は、脱型ユニットにおける動作を説明するための断面図である。図11(a)に示したように、ラジアル配向された成形体を含む金型部をのせたパレット10aは、ベルトコンベア2によって脱型ユニット6に搬送され規定の位置で停止する。エアシリンダ6aがパレット10aを持ち上げ、上パンチ10gが上パンチ突き当て部6dに当たる成形体加圧機構によって、成形体13が加圧される。加圧力は0.1〜1MPaとする。
次に、図11(b)に示したように、エアシリンダ6bが作動し、テーブル6cがダイ10fを持ち上げ、成形体13がダイ10fから抜き出される。
次に、図11(c)に示したように、エアシリンダ6aが下降し、パレット10aがベルトコンベア2上に乗る。ベルトコンベア2によって、パレット10aは、テーブル6cに支持されたダイ10fが下降したときにパレット10a上に置かれた別のホルダー10jに載置される位置まで移動し、図11(d)に示したように、テーブル加圧シリンダ6bが作動し、テーブル6cが下降してホルダー10j上にダイ10fが載置される。
成形体13を搬送金型10から抜き出す過程において、搬送金型10から抜き出された成形体13の上部と搬送金型10内にある成形体13の下部との間に内部応力差があるとクラックが生じやすいが、この脱型ユニットにおいては、成形体13が加圧された状態でダイ10fから成形体13を抜き出すので、成形体13の上部と下部との間の内部応力差が小さくなり、クラックの発生が防止される。
図12及び図13は、成形体脱粉ユニット及の構成及び動作を説明する断面図である。同図に示したように、成形体脱粉ユニットは、テーブル7a及びテーブル7aを昇降させるエアシリンダ7bからなる昇降機構と、窒素ガスを噴射するノズル7cと、磁性粉を吸入し集塵機に回収するための吸塵ダクト7dとを備えている。
成形体脱粉ユニットで、成形体13に付着した余分な磁性粉末を除去することによって、次工程の段積みにおいて、成形体13が傾いたりずれたりするのを防止することができる。
図12(a)に示したように、ダイが抜き取られた成形体13は、ベルトコンベア2で成形体脱粉ユニットに移送され規定の位置で停止し、エアシリンダ7bが作動しテーブル7aが上昇し、図12(b)に示したように、下コア10eはテーブル7aに支持されて上昇し、成形体13はコア10dから抜き出される。この時、コア10d外周に付着していた磁性粉末が掻き取られながら成形体13が抜き出されるので、成形体13の内周端面部に磁性粉末が11が付着する。なお、この時上パンチ10gも同時に抜き出され、別のホルダー10j(図3参照)に載置される。
図13(a)に示したように、コア10dから成形体13を抜き出す過程において、成形体13の上面が若干コア10dから突出した時に、ノズル7cから窒素ガスを噴出して成形体13表面に付着する磁性粉末を吹き飛ばし、吸引ダクト7dで吸引する。その後、図13(b)に示したようにコア10dから成形体13を抜き出す。
図14、図15及び図16は、段積みユニットの構成及び動作を説明するための断面図である。同図に示したように、段積みユニットは、成形体13をチャッキングする機構としてハンド8aと、成形体13を積層するテーブル8bと、図示していないが、ハンド8aを位置決めし、昇降させ、移動させる機構と、テーブル8bを回転させるモータ等の機構とを備えている。
図14(a)に示したように、ハンド8aをコア10dから抜き出された成形体13の直上に移動させ、図14(b)に示したように、ハンド8aを下降させて成形体13をハンド8aでチャッキングする。チャッキング力は0.1〜4Nとする。
次に、ハンド8aを上昇させ、図15(a)に示したように、ハンド8aをその中心がテーブル8bの回転中心の直上となるように移動し、図15(b)に示したように、ハンド8aを下降させて成形体13をテーブル8bに載置する。この時、成形体13の中心はテーブル8bの回転中心と一致する。
さらに、同様にして、図16(a)及び(b)に示したように、1段目の成形体13の上に2段目及び3段目の成形体13を積層し、この積層工程を繰り返して必要な段数だけ成形体13を積層する。
成形体13の高さにばらつきが生じると、段積みの際に不要な圧力が成形体13に加わり(高さが高い場合)、成形体13が押しつぶされる、あるいはハンド8aが空中で成形体を放し、落下の衝撃で破壊するといったことが生じるが、この実施の形態では1回に成形される成形体13の重量は、図2に示した給粉・充填ユニット3の磁性粉末の計量工程で一定量に計量されているので、成形体13の高さは一定になり、段積みの際に成形体13に不要な力が加わったり、衝撃力が加わったりすることはない。
図17は、各段の成形体13を任意の角度だけ回転された状態に積層する工程を示す図であり、例えば、図17(a)に示したように、1段目の成形体13のA位置を図17(b)に示したように、テーブル8bを回転させてA位置を180゜反転させて、2段目の成形体13の積層を行う。さらに、図17(c)に示したように、テーブル8bを45゜回転させて3段目の成形体13の積層を行い、図17(d)に示したように、さらに180゜テーブル8bを回転させて4段目の成形体13の積層を行う。
このように、各段の成形体13を任意の角度だけ回転された状態に積層することによって、例えば、図1(b)に示したように、凹凸形状を有するリング成形体1aの凸部を各段においてスキュー角度回転させたリング磁石を得ることができる。
図18は、成形体の軸方向端面を上下反転させて段積みした状態を示す断面図である。成形体13の磁気特性は、例えば、上パンチ側と下パンチ側で勾配を生じる場合があり、各段の接合部で急峻な磁気特性の変化が生じることがあるが、図18のように、1段目は成形体の軸方向端面を反転させて下面を上パンチ側とし、2段目は反転させず下面を下パンチ側とし、順次反転した積層と反転しない積層を繰り返すことによって、各段の接合部における磁気特性の急峻な変化を防止することができる。
このように、成形体を反転させて積層するためには、図14乃至図16に示したハンド8aのチャック部分に回転アクチュエータを設ける。
段積み工程が終了すると、搬送金型10b,10d,10eは移載機構12によってパレット上に戻され、次の工程を行う金型脱粉/金型セットユニットに搬送される。
金型脱粉/金型セットユニットは、搬送金型10に付着した磁性粉末を除去する除粉機構と、給粉・充填ユニットにおいて磁性粉末を供給でき初期の状態に搬送金型の各部をセットするセット機構とを備えている。
除粉機構は、窒素ガスを搬送金型の各部に噴射することができるノズル(各部に移動させる機構を有する)と、窒素ガスによって吹き飛ばされた磁性粉末を吸引し、集塵するための吸引機構とを有する。
除粉機構及びセット機構によって、次サイクルの成形及び段積みまでの工程を円滑に行うことができる。
セット機構は、積層工程終了後には、図3に示したホルダー10j上に載置されているダイ10fを、持ち上げてホルダー10bに載置されている下パンチ10e上に移動させる機構である。ダイ10fは、その下側端面の内径部に、テーパが付与されているので、下パンチ10eに容易に挿入することができる。このテーパ部の高さは、下パンチ10eのラジアル方向凸部の高さより小さい。
成形体13が段積みされた成形体は、焼結・熱処理炉へ移され、所定の温度で焼結・熱処理をした後、必要に応じて仕上げ加工を施し、図1に示したリング磁石1を得る。
この実施の形態におけるリング型磁石の製造装置によれば、複数個の搬送金型10をベルトコンベア2を用いて、同時にベルトコンベア2の各所に設けられた各ユニットで短い成形体を製作するプロセスを処理し、必要な個数の成形体を段積み(積層)するので、タクトタイムが短くなり、リング成形体間の境界部の磁気特性劣化が小さいリング型磁石を生産性よく製造することができる。
この発明は、例えば、モータ等の回転電動機に使用する永久磁石の製造に用いられるものである。
この発明の永久磁石成形装置で成形し、焼結して得られるリング磁石の例を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1における永久磁石成形装置の構成を示す平面図である。 図2における搬送金型の構成を示し、(a)は平面図、(b)はA−A断面図である。 給粉・充填ユニット及びその動作を説明する断面図である。 パンチセットユニットの構成及び動作を説明する断面図である。 磁場成形ユニットの構成及び動作を説明する断面図である。 加圧子の構造を示す断面図である。 バックコアの構成を示す平面図(a),(c)及びA−A断面図(b),(d)である。 ラジアル配向における磁束の状態を示す断面図である。 脱型ユニットの構成を示す平面図(a)及びA−A断面図(b)である。 脱型ユニットにおける動作を説明するための断面図である。 成形体脱粉ユニット及の構成及び動作を説明する断面図である。 成形体脱粉ユニット及の構成及び動作を説明する断面図である。 段積みユニットの構成及び動作を説明するための断面図である。 段積みユニットの構成及び動作を説明するための断面図である。 段積みユニットの構成及び動作を説明するための断面図である。 各段の成形体13を任意の角度だけ回転された状態に積層する工程を示す図である。 成形体の軸方向端面を上下反転させて段積みした状態を示す断面図である。
符号の説明
1 リング磁石、1a リング成形体、2 ベルトコンベア、
3 給粉・充填ユニット、3a 給粉治具、3b 振動機構、3c 容器、
3d 計量機構、3e 搬送機構、3f 回転機構、4 パンチセットユニット、
4a,8a ハンド、5磁場成形ユニット、5a 電磁コイル、5b 圧縮成形機構、
5c 加圧子、5d バックヨーク、5e パンチ加圧部、5f 可動ロッド、
5g バネ、5h,12 移載装置、5j リング状弾性部材、6 脱型ユニット、
6a,7b エアシリンダ、6b テーブル加圧シリンダ、
6c,7a,8b テーブル、6d 上パンチ突き当て部、7 成形体脱粉ユニット、
7b エアシリンダ、7c ノズル、7d 吸塵ダクト、8 段積みユニット、
9 金型脱粉/金型セットユニット、10 搬送金型、10 パレット、
10,10c,10j ホルダー、10d コア、10e 下パンチ、10f ダイ、
10g 上パンチ、10h キャビティ、11 磁性粉末、13成形体。

Claims (8)

  1. ダイと、上記ダイ内部に挿入され、リング状の空間を上記ダイとの間で形成するコアと、上記空間の下部を閉塞して磁性粉末が供給・充填されるキャビティを形成する下パンチと、上記キャビティ内の磁性粉末を加圧するための上パンチを具備するとともに、搬送可能な搬送金型と、
    上記キャビティ内に上記磁性粉末を供給・充填する給粉・充填ユニットと、
    上記キャビティ内で加圧される上記磁性粉末に上記加圧方向と直交するラジアル方向に磁場をかけながら配向を行い、ラジアル配向された成形体を成形する磁場成形ユニットと、
    上記成形体を上記搬送金型から抜き出す脱型ユニットと、
    上記搬送金型から抜き出した成形体をその軸方向に複数段に積層する段積みユニットとを備え、
    上記搬送金型を順次、上記供給・充填ユニット、上記磁場成形ユニット、脱型ユニット及び段積みユニットへ搬送し、上記各ユニットにおける工程を実施できるように上記各ユニットを配置していることを特徴とする永久磁石成形装置。
  2. 上記搬送金型は、パレットと、上記パレットに載置された第1のホルダー及び第2のホルダーとを備え、上記下パンチ及びコアは上記第1のホルダー上に載置されるように構成され、上記ダイは上記下パンチ及び第2のホルダー上に載置されるように構成され、上記パレットと上記第1のホルダー及び第2のホルダー、上記第1のホルダーと上記下パンチ、及び上記下パンチと上記ダイ、及び上記第2のホルダーと上記上パンチとの位置及び方向を決める位置決め機構が設けられていることを特徴とする請求項1記載の永久磁石成形装置。
  3. 上記上パンチを上記コアに挿入し、上記キャビティに嵌め合わせる上パンチセットユニットを備えたことを特徴とする請求項1記載の永久磁石成形装置。
  4. 上記コアは、その先端の直径が、上記キャビティ内における直径より0.02〜1mm小さくテーパ形状になっていることを特徴とする請求項1記載の永久磁石成形装置。
  5. 上記脱型ユニットは、上記下パンチ、コア、ダイ、上パンチ及び成形体を押し上げて上記成形体を加圧する成形体加圧機構と、上記ダイを押し上げるダイ押し上げ機構とを備えたことを特徴とする請求項1記載の永久磁石成形装置。
  6. 上記脱型ユニットにおける工程の途中で上記成形体に付着した上記磁性粉末を除去する成形体脱粉ユニットを備えたことを特徴とする請求項1記載の永久磁石成形装置。
  7. 上記成形体が抜き出された後の上記搬送金型に付着する磁性粉末を除去する金型脱粉ユニットを備えたことを特徴とする請求項1記載の永久磁石成形装置。
  8. 上記成形体が抜き出された後の上記搬送金型における上記ダイ、コア、下パンチ及び上パンチを再配置する金型セットユニットを備えたことを特徴とする請求項1記載の永久磁石成形装置。
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