JP2019171397A - 粉末成形体の製造方法 - Google Patents

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柴田 和之
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Abstract

【課題】少ない成形工程数で複数の粉末成形体を効率的に製造することができる粉末成形体の製造方法を提供する。【解決手段】粉末成形体の製造方法は、下パンチ16と、下パンチ16に対してスライド可能である金型ダイ17と、金型ダイ17の内部空間17bに上側から挿入可能に設けられる上パンチ15とを備える成形装置100を用い、金型ダイ17の内部空間17bに下パンチ16を下側から挿入させ、かつ、金型ダイ17の上端面17aが下パンチ16の上端面16aより上側に位置する状態で、金型ダイ17の内部空間17bに、原料粉末Pとスペーサブロック20とを上下方向に交互に積層させて装填する工程と、下パンチ16と上パンチ15との間で原料粉末Pが加圧圧縮されることにより粉末成形体Q1,Q2が成形される工程と、金型ダイ17を下降させて粉末成形体Q1,Q2を取り出す工程とを備える。【選択図】図1

Description

この発明は、粉末を加圧圧縮して複数の粉末成形体を製造するための、粉末成形体の製造方法に関する。
パワーエレクトロニクス機器に用いられているリアクトルまたはトランスには、ダストコアまたはフェライトコアが採用されている。近年、コアの小型化、高効率化の観点から、鉄をベースとしたダスト材料を使用したコアの需要が高まっている。
一方で、粉末であるダスト材料をプレスして、粉末成形体としてのコアを製造する場合、ダスト材料を830MPa以上の圧力で加圧圧縮することが必要になる。特に、複数の粉末成形体を一度に製造する、いわゆる「多数個取り」を実施する場合、「粉末成形体の取り数×必要面圧」を満たす圧力をダスト材料にかけてプレスすることができるような大型のプレスが必要となる。また、製造すべき複数の粉末成形体の各々に対応することができる金型も必要である。
これに対し、特許文献1に記載されるセラミックス成形体の製造方法では、1つの金型の中に粉末を装填して加圧圧縮した後、シートを挟んで、さらに粉末を上から装填し、再び加圧圧縮する。これを繰り返すことにより、1つの金型で、積層された複数の粉末成形体を製造することができる。
また、特許文献2に記載される粉末成形体の製造方法では、材料の粉末を収容した容器をカプセルの中に積み重ねて密閉し、このカプセルを加圧圧縮することで、複数の粉末成形体を製造することができる。
特開平1−301334号公報 特開平3−277703号公報
しかしながら、特許文献1に記載された粉末成形体の製造方法では、製造する粉末成形体の数だけ粉末の加圧圧縮の工程を繰り返さなければならない。そのため、粉末成形体の数によって製造工程が増えてしまうという問題があった。
また、特許文献2に記載された粉末成形体の製造方法では、カプセルを加圧圧縮した後に、粉末成形体を取り出すためにカプセルを除去する必要があり、手間がかかってしまっていた。そのため、粉末成形体を製造するための工程が増え、生産効率を向上させることが難しいという問題があった。
この発明は、このような問題を解決するためになされたもので、少ない成形工程数で複数の粉末成形体を効率的に製造することができる粉末成形体の製造方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明に係る粉末成形体の製造方法は、原料粉末を装填可能な内部空間を有する金型ダイと、金型ダイの内部空間に下側から挿入される下パンチと、金型ダイの内部空間に上側から挿入される上パンチと、金型ダイを下パンチに対して相対的に上下方向に移動させる金型移動部と、上下方向に移動可能であるとともに、上パンチを下向きに加圧するスライドとを備える成形装置を用いた、粉末成形体の製造方法であって、金型ダイの内部空間に下パンチを下側から挿入させ、かつ、金型ダイの上端面が下パンチの上端面より上側に位置する状態で、金型ダイの内部空間に、少なくとも2層をなす原料粉末と少なくとも1つのスペーサブロックとを上下方向に交互に積層させて装填する工程と、原料粉末およびスペーサブロックを内部空間に装填した後、上パンチを金型ダイの内部空間に挿入し、スライドの下降によって下パンチと上パンチとの間で原料粉末およびスペーサブロックを加圧し、原料粉末の層の各々が加圧圧縮されることにより粉末成形体が成形される工程と、金型ダイの上端面が、下パンチの上端面と同じ高さまたは下パンチの上端面より下側に位置するまで、金型ダイを下降させて、少なくとも2つの粉末成形体を取り出す工程とを備える。
この発明に係る粉末成形体の製造方法によれば、原料粉末とスペーサブロックとを上下方向に交互に積層させて金型ダイに装填することで、少ない成形工程数で複数の粉末成形体を効率的に製造することができる。
この発明の実施の形態1に係る粉末成形体の製造方法に使用される成形装置を模式的に示す図である。 図1に示す成形装置の金型ダイを示す斜視図である。 図2に示す金型ダイを切断線III−IIIで切断した状態を示す断面図である。 図1に示す成形装置のスペーサブロックを示す斜視図である。 図4に示すスペーサブロックを示す側面図である。 図1に示す成形装置の押し上げピンを示す側面図である。 図6に示す押し上げピンを示す斜視図である。 図1に示す成形装置のクッションピンを示す側面図である。 図8に示すクッションピンを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、成形工程開始前に金型ダイが原点位置にある状態を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、金型ダイに形成された粉末保持空間に原料粉末を装填し、第一の粉末層を形成する工程を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、第一の粉末層の上にスペーサブロックを載置する工程を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、金型ダイに形成された粉末保持空間に再び原料粉末を装填し、スペーサブロックの上に第二の粉末層を形成する工程を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、第一の粉末層および第二の粉末層を加圧圧縮する工程を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、上パンチを上昇させて金型ダイの内部空間から抜く工程を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、金型ダイを下降させて原点位置に戻す工程を示す図である。 図16に示す工程で、スペーサプレートを用いて金型ダイを下降させる様子を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る粉末成形体の製造方法に使用される粉末装填治具を示す斜視図である。 図18に示す粉末装填治具を示す側面図である。 この発明の実施の形態2に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、成形工程開始前に金型ダイが原点位置にある状態を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、金型ダイに形成された粉末保持空間に原料粉末を装填し、第一の粉末層を形成する工程を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、第一の粉末層の上にスペーサブロックを載置する工程を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、金型ダイに形成された粉末保持空間に再び原料粉末を装填し、スペーサブロックの上に第二の粉末層を形成する工程を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、第一の粉末層および第二の粉末層を加圧圧縮する工程を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、加圧圧縮される第一の粉末層および第二の粉末層に、金型ダイによる下向きの圧力がさらに加えられる工程を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、原料粉末の加圧圧縮の工程が終了した後に上パンチを上昇させる工程を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、金型ダイを下降させて原点位置に戻す工程を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、成形工程開始前に金型ダイが原点位置にある状態を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、金型ダイに形成された粉末保持空間に原料粉末を装填し、第一の粉末層を形成する工程を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、第一の粉末層の上にスペーサブロックを載置する工程を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、金型ダイに形成された粉末保持空間に再び原料粉末を装填し、スペーサブロックの上に第二の粉末層を形成する工程を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、第二の粉末層の上に上パンチを載置する工程を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、第一の粉末層および第二の粉末層を加圧圧縮する工程を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、第一の粉末層および第二の粉末層の加圧圧縮完了後に、シリンダを上昇させる工程を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、第二粉末層の上から上パンチを取り外した状態を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る粉末成形体の製造方法の工程のうち、金型ダイを下降させて原点位置に戻す工程を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る粉末成形体の製造方法について、図1〜19を用いて説明する。
なお、この発明の実施の形態に係る粉末成形体の製造方法に使用される成形装置100は、機械式プレス機または液圧式プレス機によるプレスによって原料粉末Pを加圧圧縮するものである。
図1に示すように、成形装置100は、金型ダイ17を有している。図2に示すように、金型ダイ17は円筒形状であり、円環形状の上端面17aを有している。また、金型ダイ17の内部には円柱形状の内部空間17bが形成される。図3に示すように、金型ダイ17の上端面17aの内周側の角部分には、R0.5mmの丸み面取部17cが形成されている。また、金型ダイ17の下端面17dの内周側の端部にも同様の丸み面取部が形成される。
図1に示すように、金型ダイ17の内部空間17bには、上側から上パンチ15が挿入され、下側から下パンチ16が挿入される。金型ダイ17の内部空間17bに上パンチ15および下パンチ16が挿入されている状態で、金型ダイ17と上パンチ15および下パンチ16との間には、各々、20um以下の隙間が存在する。また、前述のように、金型ダイ17の両端面17a,17dの内周側の端部には丸み面取部が形成されている。そのため、上パンチ15および下パンチ16を金型ダイ17の内部空間17bに挿入する時に、金型ダイ17が破損する事態を防止することができる。
上パンチ15の上端面15aは、上パンチ取付プレート18を介して、スライド11に取り付けられる。上パンチ取付プレート18はスライド11にボルト締めまたは金型クランプを用いて固定される。スライド11、上パンチ取付プレート18および上パンチ15は上下方向に移動可能である。
また、下パンチ16の下端は下定盤13を介してボルスタ12に取り付けられている。下定盤13はボルスタ12にボルト締めまたは金型クランプを用いて固定される。ボルスタ12、下定盤13および下パンチ16は位置を固定されている。また、下定盤13およびボルスタ12には、複数のクッションピン22が上下方向にスライド移動可能に挿通されている。各々のクッションピン22の上端には、押し上げピン14の下端部14aが固定される。押し上げピン14の上端部14bには金型ダイ17が載置される。図示しない作動機構によって、クッションピン22が上下方向に移動するに伴い、金型ダイ17も下パンチ16が挿入された状態で、下パンチ16に対して上下方向にスライドして移動する。なお、金型ダイ17の上端面17aの位置が下パンチ16の上端面16aよりも高い場合に、金型ダイ17の内部空間17bと下パンチ16の上端面16aとにより形成される領域を粉末保持空間Xとする。粉末保持空間Xには原料粉末Pが装填される。粉末保持空間Xに保持される原料粉末Pは、第一の粉末層L1および第二の粉末層L2をなし、第一の粉末層L1と第二の粉末層L2との間にはスペーサブロック20が装填される。
なお、上下方向に移動可能な押し上げピン14およびクッションピン22は、金型ダイ17を上向きに押し上げる下側ピン部および金型移動部を構成する。すなわち、金型移動部である押し上げピン14およびクッションピン22は、金型ダイ17を下パンチ16に対して相対的に上下方向に移動させることができる。
図4および5に示すように、スペーサブロック20は円柱形状の部材である。スペーサブロック20の上端面20aおよび下端面20bの外周に沿った角部には、各々、R0.5mm以下の丸み面取部20c,20dが形成される。スペーサブロック20の両端面20a,20bの間の幅Wは10mm以上である。なお、スペーサブロック20が金型ダイ17の内部空間17bに装填されている状態で、金型ダイ17とスペーサブロック20との間には、20um以下の隙間が設けられる。
図6および7に示すように、押し上げピン14は、円筒部14cと、円筒部14cの下端に設けられる鍔形状の下端部14aと、円筒部14cの上端に設けられる鍔形状の上端部14bとを有する。下端部14aおよび上端部14bの径は、円筒部14cの径よりも大きい。また、押し上げピン14の下端には凹部14dが形成されている。
図8および9に示すように、クッションピン22は、円筒部22cと、円筒部22cの下端に設けられる下端係合部22aと、円筒部22cの上端に設けられる上端係合部22bとを有する。円筒部22cと下端係合部22aおよび上端係合部22bとの間には各々、溝22d,22eが形成されている。クッションピン22の上端係合部22bは、押し上げピン14の下端の凹部14dと係合する。
なお、押し上げピン14も、図8および9に示すクッションピン22と同様の形状であってもよい。
原料粉末Pは、金属またはセラミックからなり、例えば、Fe系、Fe−Si系、Fe−Si−Al系合金またはMn−Zn系セラミックからなる。Feが混合されている金属粒子は、平均粒径が40〜60umである。金属粒子は、表面にシリコーン系、リン系、またはエポキシ樹脂系のいずれかで構成された数umの絶縁被膜を有している。
次に、成形装置100を用いた粉末成形体の製造方法について、図10〜17を用いて説明する。
まず、図10は、上パンチ15および金型ダイ17が原点位置に位置している状態を示している。すなわち、上死点までスライド11を上昇させ、クッションピン22を最下部まで下降させ、金型ダイの上端面17aと下パンチ16の上端面16aとが面一となるように金型ダイ17の位置を調整する。
次に、図11に示すように、クッションピン22を上昇させ、押し上げピン14を介して金型ダイ17を高さh分だけ上方へ押し上げる。これにより、金型ダイ17の上端面17aは、下パンチ16の上端面16aよりも高さh分高くなる。金型ダイ17を押し上げる高さhは、成形後の粉末成形体の高さをyとし、原料粉末Pの圧縮率をzとした場合に、h=(y/z)の式で表すことができる。なお、高さhは、成形すべき粉末成形体、原料粉末Pの種類またはその他の条件によって異なる。さらに、金型ダイ17を押し上げることで、下パンチ16の上端面16aより上の金型ダイ17の内部空間17bに粉末保持空間Xが形成される。この粉末保持空間Xに上から原料粉末Pを装填し、充填する。原料粉末Pは、カップに秤量したものを手動で金型ダイ17に形成された粉末保持空間Xに装填してもよく、また、自動給粉機によって装填してもよい。そして、原料粉末Pの充填後、原料粉末Pの上面を金型ダイ17の上端面17aに合わせて均し、平滑にする。このようにして形成された原料粉末Pの層を、以下の説明において、「第一の粉末層L1」とする。
なお、「充填」とは、粉末保持空間Xを原料粉末Pで満たすことをいう。
なお、原料粉末Pを金型ダイ17に形成された粉末保持空間Xに装填するために、図18および19に示す粉末投入用冶具30が使用される。粉末投入用冶具30は、円筒形状の取付口30aと、テーパ形状の投入口30bとを有する。原料粉末Pを粉末保持空間Xに装填する際は、金型ダイ17に粉末投入用冶具30の取付口30aを宛てがい、投入口30bから、金型ダイ17に形成された粉末保持空間Xに原料粉末Pを注ぎ込む。
次に、図12に示すように、クッションピン22を上昇させて金型ダイ17をさらに押し上げる。そして、スペーサブロック20を金型ダイ17に形成された粉末保持空間Xに装填し、第一の粉末層L1の上に載置する。スペーサブロック20を金型ダイ17の内部空間17bに装填する作業は、手動で行ってもよく、ロボットアームまたは取出し機を用いてもよい。なお、取出し機を用いてスペーサブロック20を金型ダイ17の内部空間17bに装填する場合は、チャックまたはエアによる吸着を利用する。さらに、スペーサブロック20を第一の粉末層L1の上に載置後、スペーサブロック20の上端面20aと金型ダイ17の上端面17aとが平行となるよう、スペーサブロック20の傾きを調整する。第一の粉末層L1の高さが均一になるよう、スペーサブロック20の下端面20bを用いて、再度、第一の粉末層L1の上面を均す。
次に、図13に示すように、クッションピン22を上昇させ、金型ダイ17をさらに上方へ押し上げる。金型ダイ17は、金型ダイ17の上端面17aがスペーサブロック20の上端面20aよりも高さh分高くなる位置まで押し上げられる。そして、金型ダイ17に形成された粉末保持空間Xに上から原料粉末Pを装填し、充填する。原料粉末Pの装填後、原料粉末Pを金型ダイ17の上端面17aに合わせて均す。この時、原料粉末Pの上面は、金型ダイ17の上端面17aに対して面一になるか、または、金型ダイ17の上端面17aよりも凹んだ形状になる。また、このようにして、スペーサブロック20の上に形成された原料粉末Pの層を、以下の説明において、「第二の粉末層L2」とする。すなわち、原料粉末Pの第一の粉末層L1および第二の粉末層L2とスペーサブロック20とは、金型ダイ17の内部空間17bに上下方向に交互に積層させて装填されている。
次に、図14に示すように、スライド11が下降し、上パンチ取付プレート18を介して上パンチ15は下方に押し下げられる。上パンチ15は金型ダイ17の内部空間17bに挿入され、下パンチ16との間で第一の粉末層L1、第二の粉末層L2およびスペーサブロック20を加圧する。すなわち、スライド11は上パンチ15を下向きに加圧する。これにより、第一の粉末層L1および第二の粉末層L2が加圧圧縮される。加圧力は、原料粉末PがMn−Zn系粉末であれば100MPa以上、Fe系粉末であれば800MPa以上である。また、スライド11は、上パンチ15が第二の粉末層L2と接触するまでは、10mm/s以上の速度で下降する。また、上パンチ15と第二の粉末層L2とが接触した後は、スライド11を10mm/sより遅い速度で下降させる。スライド11が下死点に達した後は、スライド11の移動を一時的に停止させ、第一の粉末層L1、第二の粉末層L2およびスペーサブロック20が加圧された状態を10秒以上維持する。これにより、加圧圧縮された第一の粉末層L1および第二の粉末層L2から、各々、第一の粉末成形体Q1および第二の粉末成形体Q2が成形される。
第一の粉末層L1および第二の粉末層L2が充分に加圧圧縮されて第一の粉末成形体Q1および第二の粉末成形体Q2が成形された後、図15に示すように、スライド11は上死点まで上昇し、上パンチ15は金型ダイ17の内部空間17bから抜かれて上側に移動する。ここで、急激なスプリングバック現象による粉末成形体Q1,Q2の割れを抑制するため、および、金型ダイ17の破損を抑制するため、スライド11の上昇速度は、上パンチ15が金型ダイ17から抜けるまでは5mm/sよりも遅い速度とし、金型ダイ17から抜けた後は5mm/s以上の速度とする。
その後、図16に示すように、クッションピン22を下降させ、これに伴って、金型ダイ17も下方に移動させられて原点位置へと戻る。なお、クッションピン22および金型ダイ17の下降速度は、急激なスプリングバック現象による粉末成形体Q1,Q2の割れを抑制するため、および、金型ダイ17の破損を抑制するため、5mm/sよりも遅い速度とする。そして、金型ダイ17が原点位置へと戻ったことにより、金型ダイ17の上端面17aの位置は下パンチ16の上端面16aと同じ高さとなり、第一の粉末成形体Q1、第二の粉末成形体Q2およびスペーサブロック20を成形装置100から取り出すことが可能となる。第一の粉末成形体Q1、第二の粉末成形体Q2およびスペーサブロック20の取り出し作業は、手動で行ってもよく、ロボットアームまたは取出し機を用いてもよい。また、スペーサブロック20は、変形、破損が無い場合は、再使用することができる。
クッションピン22および押し上げピン14を下降させても、金型ダイ17が下降しない場合は、図17に示すように、上パンチ取付プレート18と金型ダイ17との間にスペーサプレート24を挟み込んでもよい。この時、スライド11を適宜下降させることにより、スペーサプレート24を介して金型ダイ17の下降距離を調整する。スライド11によってスペーサプレート24を押し下げる時は、5mm/sより遅い速度でスライド11を下降させる。
以上より、この実施の形態1に係る粉末成形体の製造方法では、金型ダイ17の内部空間17bに、複数の原料粉末Pの層L1,L2とスペーサブロック20とを上下方向に交互に積層させて装填する。そして、下パンチ16と上パンチ15との間で原料粉末Pおよびスペーサブロック20を加圧し、原料粉末Pの層L1,L2が加圧圧縮されることにより粉末成形体Q1,Q2が成形される。従って、1つの金型ダイ17を用いて、少ない工程で、複数の粉末成形体Q1,Q2を製造することができる。また、原料粉末Pの層L1,L2の間にスペーサブロック20を挟んで積層させることにより、原料粉末Pの層L1,L2に均一な圧力をかけることができる。
また、金型ダイ17を下降させるだけで、複雑な作業を経ずに、粉末成形体Q1,Q2を取り出すことができるため、複数の粉末成形体Q1,Q2をより効率的に製造することができる。なお、この実施の形態では、粉末成形体Q1,Q2を取り出す際に、金型ダイ17の上端面17aが下パンチ16の上端面16aと同じ高さとなる原点位置まで、金型ダイ17を下降させているが、これに限定されない。すなわち、金型ダイ17の上端面17aが下パンチ16の上端面16aより下側に位置するまで、金型ダイ17を下降させてもよい。
また、この実施の形態1に係る粉末成形体の製造方法では、金型ダイ17の上端面17aが下パンチ16の上端面16aまたはスペーサブロック20の上端面20aより高さh分、上側に位置する状態で、金型ダイ17の内部空間17bに原料粉末Pを装填し、充填する。高さhは、粉末成形体の高さをyとし、原料粉末Pの圧縮率をzとした場合に、h=(y/z)の式で定められる。
これにより、成形すべき粉末成形体Q1,Q2の高さyに合わせて、より正確な量の原料粉末Pを金型ダイ17に形成された粉末保持空間Xに効率よく装填することができる。また、金型ダイ17の上端面17aに合わせて、原料粉末Pの層L1,L2の上面を平滑に均すことができる。
また、この実施の形態1に係る粉末成形体の製造方法では、金型ダイ17を下降させて粉末成形体Q1,Q2を取り出す際に、図17に示すように、スライド11と金型ダイ17との間にスペーサプレート24を挟み込むことができる。これにより、金型ダイ17を確実に下降させて、粉末成形体Q1,Q2を容易に取り出すことができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る粉末成形体の製造方法の工程を図20〜27に示す。なお、図1〜19の参照符号と同一の符号は同一または同様の構成要素であるので、以下、その詳細な説明は省略する。
図20に示すように、この発明の実施の形態2に係る粉末成形体の製造方法に使用される成形装置200の金型ダイ17の下端面17dは、固定治具23によって押し上げピン14の上端部14bに固定されている。なお、固定治具23は割りリングである。
成形装置200を用いた粉末成形体の製造方法について、図20〜27を用いて説明する。
まず、図20に示されるように、上パンチ15および金型ダイ17は、原点位置に配置される。
次に、図21に示すように、クッションピン22を上昇させ、金型ダイ17を高さh分だけ上方へ押し上げる。そして、金型ダイ17の内部空間17bに形成された粉末保持空間Xに上から原料粉末Pを装填し、充填する。
さらに次に、図22に示すように、クッションピン22を上昇させて金型ダイ17を押し上げ、スペーサブロック20を金型ダイ17に形成された粉末保持空間Xに装填する。
さらに次に、図23に示すように、クッションピン22を上昇させ、金型ダイ17をさらに上方へ押し上げる。そして、金型ダイ17に形成された粉末保持空間Xに上から原料粉末Pを装填し、充填する。
次に、図24に示すように、スライド11が下降し、上パンチ15は下方に押し下げられる。これにより、下パンチ16と上パンチ15との間で第一の粉末層L1および第二の粉末層L2が加圧圧縮される。
さらに次に、図25に示すように、図示しない作動機構がクッションピン22に下向きの力を加える。これにより、押し上げピン14および固定治具23を介して金型ダイ17にも下向きの力が加わる。金型ダイ17に下向きの力が加わることにより、金型ダイ17と原料粉末Pとの間に摩擦力が発生し、原料粉末Pの層L1,L2にも下向きの力が加えられる。すなわち、原料粉末Pの層L1,L2は下パンチ16に押し付けられるように加圧される。
これにより、加圧圧縮された第一の粉末層L1および第二の粉末層L2から、各々、第一の粉末成形体Q1および第二の粉末成形体Q2が成形される。
さらに次に、図26に示すように、スライド11は上死点まで上昇し、上パンチ15は金型ダイ17の内部空間17bから抜かれて上側に移動する。
さらに次に、図27に示すように、クッションピン22は下降し、これに伴って、金型ダイ17も下方に移動させられて原点位置へと戻る。これにより、第一の粉末成形体Q1、第二の粉末成形体Q2およびスペーサブロック20を成形装置200から取り出すことが可能となる。
以上より、この実施の形態2に係る粉末成形体の製造方法では、実施の形態1と同様に、金型ダイ17の内部空間17bに、複数の原料粉末Pの層L1,L2とスペーサブロック20とを上下方向に交互に積層させて装填する。従って、実施の形態1に係る粉末成形体の製造方法と同様に、少ない成形工程数で複数の粉末成形体Q1,Q2を効率的に製造することができる。
また、この実施の形態2に係る粉末成形体の製造方法では、金型ダイ17と押し上げピン14とは互いに固定されている。これにより、クッションピン22に加えられた下向きの力が押し上げピン14を介して金型ダイ17に伝達される。そして、金型ダイ17と原料粉末Pとの間の摩擦力により、第一の粉末層L1および第二の粉末層L2が下向きに加圧される。これにより、上パンチ15による加圧に加えて、さらに高い圧力を第一の粉末層L1および第二の粉末層L2に加えることができる。従って、密度がより均一な粉末成形体Q1,Q2を得ることができる。
また、金型ダイ17の動きがクッションピン22の動きと連動するため、クッションピン22を下降させることで、スペーサプレート24を使用せずに、金型ダイ17を確実に下側に移動させることができる。従って、成形装置200から、第一の粉末成形体Q1、第二の粉末成形体Q2およびスペーサブロック20をより容易に取り出すことができる。
なお、金型ダイ17と押し上げピン14とを固定する固定治具23は割りリングに限定されない。また、金型ダイ17と押し上げピン14とは溶接によって固定されてもよい。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る粉末成形体の製造方法の工程を図28〜36に示す。なお、図1〜27の参照符号と同一の符号は同一または同様の構成要素であるので、以下、その詳細な説明は省略する。
図28〜36に示すように、この発明の実施の形態3に係る粉末成形体の製造方法に使用される成形装置300の上パンチ15は上パンチ取付プレート18およびスライド11に固定されておらず、独立した部材として設けられている。
成形装置300を用いた粉末成形体の製造方法について、図28〜36を用いて説明する。
まず、図28に示されるように、金型ダイ17は、原点位置に配置される。
次に、図29に示すように、クッションピン22を上昇させ、金型ダイ17を高さh分だけ上方へ押し上げる。そして、金型ダイ17の内部空間17bに形成された粉末保持空間Xに上から原料粉末Pを装填し、充填する。
さらに次に、図30に示すように、クッションピン22を上昇させて金型ダイ17を押し上げ、スペーサブロック20を金型ダイ17に形成された粉末保持空間Xに装填する。
さらに次に、図31に示すように、クッションピン22を上昇させ、金型ダイ17をさらに上方へ押し上げる。そして、金型ダイ17に形成された粉末保持空間Xに上から原料粉末Pを装填し、充填する。
次に、図32に示すように、原料粉末Pの第二の粉末層L2の上に上パンチ15を載置する。この時、上パンチ15の下端面15bによって第二の粉末層L2の上面は平滑に均される。
さらに次に、図33に示すように、上パンチ15の上方に設けられたスライド11および上パンチ取付プレート18が下降し、上パンチ15に当接し、上パンチ15は、上パンチ取付プレート18を介して、スライド11によって下方に押し下げられる。これにより、下パンチ16と上パンチ15との間で第一の粉末層L1および第二の粉末層L2が加圧圧縮される。また、図示しない作動機構がクッションピン22を介して金型ダイ17に下向きの力を加える。これにより、金型ダイ17と原料粉末Pとの間に摩擦力が発生し、原料粉末Pの層L1,L2にさらに下向きの力が加えられる。そして、加圧圧縮された第一の粉末層L1および第二の粉末層L2から、各々、第一の粉末成形体Q1および第二の粉末成形体Q2が成形される。
次に、図34に示すように、スライド11および上パンチ取付プレート18は上パンチ15から離れて上死点まで上昇する。
さらに次に、図35に示すように、上パンチ15は第二の粉末成形体Q2の上から取り外される。
さらに次に、図36に示すように、クッションピン22は下降し、これに伴って、金型ダイ17も下方に移動させられて原点位置へと戻る。これにより、第一の粉末成形体Q1、第二の粉末成形体Q2およびスペーサブロック20を成形装置300から取り出すことが可能となる。
以上より、この実施の形態3に係る粉末成形体の製造方法では、実施の形態1および2と同様に、金型ダイ17の内部空間17bに、複数の原料粉末Pの層L1,L2とスペーサブロック20とを上下方向に交互に積層させて装填する。従って、実施の形態1および2に係る粉末成形体の製造方法と同様に、少ない成形工程数で複数の粉末成形体Q1,Q2を効率的に製造することができる。
また、成形装置300では、上パンチ15は独立した部材として、スライド11から分離して設けられる。そのため、上パンチ15を第二の粉末層L2の上に載置した際、上パンチ15を動かしながら第二の粉末層L2の上面を平滑に均すことができる。これにより、密度がより均一な粉末成形体Q2を得ることができる。
なお、実施の形態1〜3において、原料粉末Pの層は、第一の粉末層L1および第二の粉末層L2の2層のみが形成されているが、これに限られず、第二の粉末層L2の上に、さらに別のスペーサブロックおよび粉末層が交互に積層されてもよい。粉末層の数は、金型ダイ17の軸方向長さ、粉末成形体の厚み、原料粉末Pの圧縮率およびスペーサブロック20の厚みに応じる。
また、実施の形態1〜3において、金型ダイ17は、原料粉末Pを装填する度ごとに、原料粉末Pの層L1,L2の高さhに合わせて上昇するが、これに限定されない。すなわち、あらかじめ最大の高さまで移動させた金型ダイ17の内部空間17bに、原料粉末Pとスペーサブロック20とを交互に積層させて装填してもよい。
11 スライド、14 押し上げピン(金型移動部、下側ピン部)、15 上パンチ、16 下パンチ、16a 下パンチの上端面、17 金型ダイ、17a 金型ダイの上端面、17b 金型ダイの内部空間 20 スペーサブロック、22 クッションピン(金型移動部、下側ピン部)、24 スペーサプレート、100,200,300 成形装置、L1 第一の粉末層、L2 第二の粉末層、P 原料粉末、Q1 第一の粉末成形体、Q2 第二の粉末成形体。

Claims (5)

  1. 原料粉末を装填可能な内部空間を有する金型ダイと、
    前記金型ダイの前記内部空間に下側から挿入される下パンチと、
    前記金型ダイの前記内部空間に上側から挿入される上パンチと、
    前記金型ダイを前記下パンチに対して相対的に上下方向に移動させる金型移動部と、
    上下方向に移動可能であるとともに、前記上パンチを下向きに加圧するスライドと
    を備える成形装置を用いた、粉末成形体の製造方法であって、
    前記金型ダイの前記内部空間に前記下パンチを下側から挿入させ、かつ、前記金型ダイの上端面が前記下パンチの上端面より上側に位置する状態で、前記金型ダイの前記内部空間に、少なくとも2層をなす原料粉末と少なくとも1つのスペーサブロックとを上下方向に交互に積層させて装填する工程と、
    前記原料粉末および前記スペーサブロックを前記内部空間に装填した後、前記上パンチを前記金型ダイの前記内部空間に挿入し、前記スライドの下降によって前記下パンチと前記上パンチとの間で前記原料粉末および前記スペーサブロックを加圧し、前記原料粉末の層の各々が加圧圧縮されることにより粉末成形体が成形される工程と、
    前記金型ダイの上端面が、前記下パンチの上端面と同じ高さまたは前記下パンチの上端面より下側に位置するまで、前記金型ダイを下降させて、少なくとも2つの前記粉末成形体を取り出す工程とを備える、
    粉末成形体の製造方法。
  2. 前記金型ダイの前記内部空間に前記原料粉末を装填する工程は、
    前記金型ダイの前記上端面が前記下パンチの前記上端面より高さh分、上側に位置する状態で、前記金型ダイの前記内部空間に前記原料粉末を充填する工程と、
    前記原料粉末の層の上に前記スペーサブロックを載置する工程と、
    前記金型ダイを、前記金型ダイの前記上端面が前記スペーサブロックの上端面より前記高さh分、上側に位置する状態まで上昇させ、前記金型ダイの前記内部空間にさらに原料粉末を充填する工程とを含み、
    前記高さhは、前記粉末成形体の高さをyとし、前記原料粉末の圧縮率をzとした場合に、h=(y/z)の式で定められる、
    請求項1に記載の粉末成形体の製造方法。
  3. 前記金型ダイを下降させて前記粉末成形体を取り出す工程は、前記スライドと前記金型ダイとの間にスペーサプレートを挟み込む工程を含む、
    請求項1または2に記載の粉末成形体の製造方法。
  4. 前記金型移動部は、
    上下方向に移動可能であるとともに、前記金型ダイの下側に設けられ、前記金型ダイを上向きに押し上げる下側ピン部を有し、
    前記金型ダイと前記下側ピン部とは互いに固定される、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の粉末成形体の製造方法。
  5. 前記上パンチは前記スライドから分離して設けられる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の粉末成形体の製造方法。
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