JP6732825B2 - ギヤの製造方法と圧粉成形装置 - Google Patents
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大径部成形部及び小径部成形部が形成されたダイスと、中空の第1パンチと、前記第1パンチの中空内部を変位する第1コアとで形成されるキャビティに粉末を収容する粉末収容工程と、
第2パンチの中空内部に配設され、且つ前記第1コアに近接する側に臨む小径孔成形部と、該小径孔成形部の軸線方向に連なり、該小径孔成形部に比して大径な大径孔成形部とを有する第2コアを、前記第1コアに当接させた状態で該第1コアとともに前記粉末内を変位させる段付貫通孔形成工程と、
前記第2パンチを前記キャビティ側に指向して変位させ、前記第1パンチと前記第2パンチで前記粉末を加圧することで、前記大径部成形部により成形された大径部と、前記小径部成形部により成形された小径部とを備える圧粉成形体を得る加圧工程と、
を有し、
前記段付貫通孔形成工程において、前記第2コアの前記小径孔成形部に設けられた内歯成形部で前記小径孔の内壁に内歯を形成するとともに、該小径孔成形部と前記大径孔成形部とで段付貫通孔を形成し、
且つ前記大径部成形部に設けられた外歯成形部により、前記大径部の外周壁に前記外歯を成形することを特徴とする。
前記大径部を成形する大径部成形部と、前記小径部を成形する小径部成形部と、前記大径部成形部に設けられて前記外歯を形成する外歯成形部とを有するダイスと、
中空体からなり、第1変位機構の作用下に前記ダイスに対して相対的に変位する第1パンチと、
第2変位機構の作用下に前記第1パンチの中空内部で前記第1パンチに対して相対的に変位する第1コアと、
第3変位機構の作用下に前記ダイスに対して相対的に変位し、前記ダイス、前記第1パンチ及び前記第1コアによって形成されるキャビティに収容された粉末を前記第1パンチとともに加圧する中空の第2パンチと、
第4変位機構の作用下に前記第2パンチの中空内部で前記第2パンチに対して相対的に変位し、前記第1コアに当接して該第1コアを押圧する第2コアと、
を備え、
前記第2コアは、前記第1コアに近接する側に配設され且つ前記小径孔の内壁に内歯を形成する内歯成形部が設けられた小径孔成形部と、該小径孔成形部の軸線方向に連なり、該小径孔成形部に比して大径な大径孔成形部とを有し、
前記小径孔成形部と前記大径孔成形部とで前記段付貫通孔を形成することを特徴とする。
14…フランジ部 16…段付貫通孔
18…小径孔 20…大径孔
22…段部 24…スプライン
26…ドグ歯 40…圧粉成形装置
42…基盤 44…ダイプレート
46…支持盤 48…下パンチ
52…第1シリンダ 54…第1ロッド
58…コイルスプリング 60…下コア
62…第1スプライン成形部 64…第2シリンダ
66…第2ロッド 70…ダイス
72…円筒部成形部 74…フランジ部成形部
76…ドグ歯成形部 78…キャビティ
80…第3シリンダ 82…第3ロッド
94…第4シリンダ 96…第4ロッド
100…小径孔成形部 102…大径孔成形部
104…段部成形部 106…第2スプライン成形部
F…圧粉成形体 P…金属粉末
Claims (7)
- 外側に大径部と小径部を有し、前記大径部及び前記小径部の内側に小径孔と大径孔からなる段付貫通孔が形成されるとともに前記大径部の外周壁に外歯を有するギヤを圧粉成形によって得るギヤの製造方法であって、
大径部成形部及び小径部成形部が形成されたダイスと、中空の第1パンチと、前記第1パンチの中空内部を変位する第1コアとで形成されるキャビティに粉末を収容する粉末収容工程と、
第2パンチの中空内部に配設され、且つ前記第1コアに近接する側に臨む小径孔成形部と、該小径孔成形部の軸線方向に連なり、該小径孔成形部に比して大径な大径孔成形部とを有する第2コアを、前記第1コアに当接させた状態で該第1コアとともに前記粉末内を変位させる段付貫通孔形成工程と、
前記段付貫通孔形成工程と同時に行われ、前記第2パンチを前記キャビティ側に指向して変位させ、前記第1パンチと前記第2パンチで前記粉末を加圧することで、前記大径部成形部により成形された大径部と、前記小径部成形部により成形された小径部とを備える圧粉成形体を得る加圧工程と、
を有し、
前記段付貫通孔形成工程において、前記第2コアの前記小径孔成形部に設けられた内歯成形部で前記小径孔の内壁に内歯を形成するとともに、該小径孔成形部と前記大径孔成形部とで段付貫通孔を形成し、
且つ前記大径部成形部に設けられた外歯成形部により、前記大径部の外周壁に前記外歯を成形することを特徴とするギヤの製造方法。 - 請求項1記載の製造方法において、前記段付貫通孔形成工程の終了時、前記第1コアと前記第2コアの当接突き合わせ部を、前記第1パンチの中空内部に進入させることを特徴とするギヤの製造方法。
- 請求項1又は2記載の製造方法において、前記粉末収容工程の後、前記段付貫通孔形成工程及び前記加圧工程を行う前に、前記ダイス及び前記第1コアに対して前記第1パンチを前記キャビティから離間する方向に相対的に変位させることを特徴とするギヤの製造方法。
- 外側に大径部と小径部を有し、前記大径部及び前記小径部の内側に小径孔と大径孔からなる段付貫通孔が形成されるとともに前記大径部の外周壁に外歯を有するギヤを成形するための圧粉成形装置であって、
前記大径部を成形する大径部成形部と、前記小径部を成形する小径部成形部と、前記大径部成形部に設けられて前記外歯を形成する外歯成形部とを有するダイスと、
中空体からなり、第1変位機構の作用下に前記ダイスに対して相対的に変位する第1パンチと、
第2変位機構の作用下に前記第1パンチの中空内部で前記第1パンチに対して相対的に変位する第1コアと、
第3変位機構の作用下に前記ダイスに対して相対的に変位し、前記ダイス、前記第1パンチ及び前記第1コアによって形成されるキャビティに収容された粉末を前記第1パンチとともに加圧する中空の第2パンチと、
第4変位機構の作用下に前記第2パンチの中空内部で前記第2パンチに対して相対的に変位し、前記第1コアに当接して該第1コアを押圧する第2コアと、
を備え、
前記第2コアは、前記第1コアに近接する側に配設され且つ前記小径孔の内壁に内歯を形成する内歯成形部が設けられた小径孔成形部と、該小径孔成形部の軸線方向に連なり、該小径孔成形部に比して大径な大径孔成形部とを有し、
前記小径孔成形部と前記大径孔成形部とで前記段付貫通孔を形成することを特徴とする圧粉成形装置。 - 請求項4記載の圧粉成形装置において、前記第1コアが、該第1コアを前記第2コア側に指向して弾発付勢する弾発部材に支持されていることを特徴とする圧粉成形装置。
- 請求項4又は5記載の圧粉成形装置において、前記内歯成形部がスプライン成形部であることを特徴とする圧粉成形装置。
- 請求項4〜6のいずれか1項に記載の圧粉成形装置において、前記第2コアが前記第1コアに比して大径であることを特徴とする圧粉成形装置。
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JP2018042593A JP6732825B2 (ja) | 2018-03-09 | 2018-03-09 | ギヤの製造方法と圧粉成形装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019157170A JP2019157170A (ja) | 2019-09-19 |
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2018
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