JP2005103157A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技者に対する保留状況の表示が興趣性に富み、かつ遊技者がその表示を容易に確認することができる弾球遊技機を提供すること。
【解決手段】 弾球遊技機は、図柄の変動表示が可能な図柄表示装置と、始動入賞口に遊技球が入賞したことを検出する検出手段と、図柄表示装置による図柄の変動表示中に検出手段により検出された遊技球を保留球として表示可能な保留表示装置100を備えている。この保留表示装置100は、図柄の変動表示中に検出手段により検出された遊技球の代替表示物を視認可能に貯留する貯留機構110と、代替表示物の供給機構120とを有し、供給機構から貯留機構に供給して貯留した代替表示物により保留球の数を表示する。これにより、遊技球の保留状況の表示を代替表示物により興趣性に富んだものとすることができ、さらに遊技者はその表示状態を容易に確認することができるので、遊技状況を的確に把握することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パチンコ遊技機等の弾球遊技機に関し、特に図柄の変動表示中に始動入賞口に入賞した遊技球を保留する際に当該遊技球の代替表示物を貯留・表示可能な弾球遊技機に関する。
一般的に、弾球遊技機の1つであるパチンコ遊技機は、遊技機盤面に設けられている始動入賞口に遊技球が入賞すると、それを契機に大当たり等の抽選を行う。そして、その抽選結果に基づいて遊技機盤面に設けられている図柄表示装置において図柄を変動表示及び停止表示等させるようになっている。このようなパチンコ遊技機は、図柄の変動表示中に遊技球が始動入賞口に入賞したときは保留され、その保留状態は遊技機盤面に設けられているLEDにより点灯表示されるようになっている。
特開平7−284559号公報
上述した従来のパチンコ遊技機は、図柄の変動表示中に始動入賞口に入賞した遊技球の保留状態をLEDにより点灯表示するのみであるため、遊技者にとって単調で興趣性に欠けるものであった。
本発明は、上記のような種々の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、遊技者に対する保留状況の表示が興趣性に富み、かつ遊技者がその表示を容易に確認することができる弾球遊技機を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明の弾球遊技機では、図柄の変動表示が可能な図柄表示装置と、始動入賞口に遊技球が入賞したことを検出する検出手段と、前記図柄表示装置による図柄の変動表示中に前記検出手段により検出された遊技球を保留球として表示可能な保留表示装置とを備えた弾球遊技機において、前記保留表示装置は、前記図柄の変動表示中に前記検出手段により検出された遊技球の代替表示物を視認可能に貯留する貯留機構と、前記代替表示物の供給機構とを有し、該供給機構から前記貯留機構に供給して貯留した前記代替表示物により前記保留球の数を表示することを特徴としている。これにより、遊技球の保留状況の表示を代替表示物により興趣性に富んだものとすることができ、さらに遊技者はその表示状態を容易に確認することができるので、遊技状況を的確に把握することができる。
また、前記代替表示物は、前記検出手段により検出された遊技球とは別個に用意された擬似球から成ることを特徴としている。これにより、大きさや材質等が規制された遊技球を用いずに代替表示物により保留数を表示することができるので、弾球遊技機の設計自由度を高めることができる。また、前記保留表示装置は、更に、前記貯留機構に貯留した代替表示物を1個ずつ放出する放出機構を有することを特徴としている。これにより、遊技者は保留消化状況を容易に把握することができる。また、前記保留表示装置は、更に、前記供給機構にある前記代替表示物を該供給機構から前記貯留機構に1個ずつ供給するための第1の駆動制御手段と、該第1の駆動制御手段と同期して前記貯留機構にある他の前記代替表示物を該貯留機構から前記放出機構を介して1個ずつ放出するための第2の駆動制御手段とを有することを特徴としている。これにより、保留数の増減を高精度に制御することができる。
また、前記放出機構は、前記代替表示物を1個ずつ落下させて放出する開閉手段を含むことを特徴としている。これにより、代替表示物を1個ずつ確実に放出することができるので、遊技者は安心して遊技を楽しむことができる。また、前記第2の駆動制御手段は、前記図柄の変動表示開始と同時に前記貯留機構から前記放出機構を介して他の前記代替表示物を1個放出することを特徴としている。これにより、図柄変動演出開始に伴って、保留消化表示が分かり易く表示できる。また、前記貯留機構は、遊技機盤面の中央もしくは片側に配設されていることを特徴としている。これにより、形態の自由度が高い弾球遊技機を設計することが可能となる。
上記目的達成のため、本発明の弾球遊技機では、図柄の変動表示が可能な図柄表示装置と、始動入賞口に遊技球が入賞したことを検出する検出手段と、前記図柄表示装置による図柄の変動表示中に前記検出手段により検出された遊技球を保留球として表示可能な保留表示装置と、前記始動入賞口に遊技球が入賞する毎に乱数を取得する乱数取得手段と、前記乱数取得手段で取得された乱数に基づき特別遊技を実行するか否かの判定を実行する判定手段と、前記判定手段による判定結果に基づいて前記図柄表示装置に前記図柄を変動表示させた後に停止表示させる図柄変動演出を制御する図柄制御手段と、前記図柄制御手段により停止表示された前記図柄が予め定められた当たり図柄であるときに、遊技領域に設けられた可変入賞口を入賞容易とする遊技を行わせる特別遊技実行手段とを備えた弾球遊技機において、前記保留表示装置は、前記図柄の変動表示中に前記検出手段により検出された遊技球の代替表示物を視認可能に貯留する貯留機構と、前記代替表示物の供給機構とを有し、該供給機構から前記貯留機構に供給して貯留した前記代替表示物により前記保留球の数を表示すると共に、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記供給機構から前記貯留機構に供給する代替表示物を異ならせることを特徴としている。これにより、遊技球の保留状況の表示を代替表示物により興趣性に富んだものとすることができるとともに、各代替表示物と判定結果を対応させて表示することができるので、遊技者はその表示状態を容易に確認することができ、遊技状況を的確に把握することができる。
また、前記保留表示装置は、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記代替表示物の色を異ならせることを特徴としている。また、前記保留表示装置は、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記代替表示物の材質を異ならせることを特徴としている。また、前記保留表示装置は、更に、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記供給機構から前記貯留機構に供給する一の色又は材質の代替表示物を選択する選択手段を有することを特徴としている。これにより、遊技者は一目で特別遊技を実行するか否かの判定結果を知ることができる。
本発明によれば、遊技球の保留状況の表示を代替表示物により興趣性に富んだものとすることができ、さらに遊技者はその表示状態を容易に確認することができるので、遊技状況を的確に把握することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る弾球遊技機の遊技機盤面の外観を示す正面図である。この弾球遊技機1の遊技機盤面10の略中央には、図柄を変動表示及び停止表示等する図柄表示装置11が配設されている。この図柄表示装置11は、主に液晶ディスプレイが使用されるが、画面上に画像を表示可能であれば例えばCRT、ドットマトリックス等の表示装置でも良い。
図柄表示装置11の下方には、遊技球が入賞可能な始動入賞口12と、この始動入賞口12に続く本発明の特徴的な部分である保留表示装置100が配設されている。始動入賞口12は、遊技球の入賞を契機として図柄表示装置11における特別図柄の変動表示の開始に係る機能を有している。この始動入賞口12の上部の開口部には、開口幅を拡大する拡大装置13が配設されている。この拡大装置13は、通常は遊技球が1個通過可能であるが2個同時通過不可能な幅を保つことにより、始動入賞口12への遊技球の入賞を困難なものとしているが、拡大時は広い範囲で遊技球を拾うことにより、始動入賞口12への遊技球の入賞を容易なものとする機能を有している。保留表示装置100は、始動入賞口12へ入賞した遊技球の代替表示物を貯留し、その代替表示物により保留球の数を表示する装置であり、詳細は後述する。
保留表示装置100の下方には、アタッカーユニット14が配設されている。このアタッカーユニット14の正面略中央には、特別遊技である大当たり遊技の際に開放する大入賞口15が設けられている。大当たり遊技とは、図柄表示装置11に停止表示される特別図柄が例えば同一であるときの大当たり図柄の場合に遊技者に特別の利益が提供されるような遊技をいう。例えば通常は閉鎖している大入賞口15が30秒という所定時間の経過または10球という所定個数の遊技球の入賞の何れかが起こるまで開放することを、15回という所定回数繰り返し、また、大入賞口15の開放中に内部に設けられているVゾーンへの入賞が無かった場合には終了するというような遊技をいう。
保留表示装置100の左右両端には、入賞口16が配設され、保留表示装置100と入賞口16の間には、遊技球が通過可能なゲート17が配設されている。ゲート17は、遊技球の通過を契機として普通図柄表示部3における普通図柄の変動表示の開始に係る機能を有している。普通図柄は、普通図柄表示部3に設けられたランプの表示によって行われる。ランプの点灯が所定の状態に点灯すると、始動入賞口12の拡大装置13を所定時間作動させる。
遊技機盤面10の下端には、始動入賞口12、大入賞口15、入賞口16の何れにも入賞しなかった遊技球が排出されるアウト口18が配設されている。さらに、遊技機盤面10には、遊技球の落下方向に変化を付けるための風車19及び図示しない釘が配設されている。そして、遊技機盤面10の前面は、図示しないガラス板で覆われている。さらに、遊技機盤面10の下方には、遊技球を遊技機盤面10の下端から上端へ打ち出すための図示しない弾球ハンドルや、始動入賞口12、大入賞口15、入賞口16に遊技球が入賞したときに複数個の遊技球が払い出される図示しない賞球払出口及びそれらの遊技球を受ける球受け皿が配設されている。
図2(A)、(B)は、上記保留表示装置100の詳細を示す正面図及び側面図である。この保留表示装置100は、始動入賞口12の下方に配設されており、始動入賞口12に入賞した遊技球の代替表示物を貯留する貯留機構110と、この貯留機構110に代替表示物を供給する供給機構120と、貯留機構110に貯留された代替表示物を放出する放出機構130と、供給機構120から代替表示物を適時供給する供給駆動制御手段44(図3参照)と、放出機構120から代替表示物を適時放出する放出駆動制御手段45(図3参照)を備えている。
貯留機構110は、始動入賞口12の下部から下方へ延びる直方体状の貯留容器111と、この貯留容器111内の上部から下部にかけてジグザグに配設された4枚の矩形状の案内板112a、112b、112c、112dを備えている。供給機構120は、遊技機盤面10の裏面側であって貯留容器111の上方に配設された四角錐状の供給容器121と、この供給容器121の下部と貯留容器111の上部とを繋ぐ供給管122と、この供給管122の供給容器121側に所定間隔を空けて配設された2つの板状のシャッタ123a、123b及び各シャッタ123a、123bに連接されたソレノイド124a、124bを備えている。
放出機構130は、貯留容器111の最下部に配置された案内板112dの下端と、貯留容器111の下部に設けられた放出口111aにそれぞれ配設された開閉手段を構成する2つの板状のシャッタ131a、131b及び各シャッタ131a、131bに連接されたソレノイド132a、132bを備えている。供給駆動制御手段(第1の駆動制御手段)44及び放出駆動制御手段(第2の駆動制御手段)45は、例えばROM等に記憶されたプログラムで構成されている。
案内板112aは、始動入賞口12に入賞した遊技球の代替表示物を上端で受けて下方の案内板112bへ案内するようになっている。案内板112bは、案内板112aの下端から落下してくる代替表示物を上端で受けて下方の案内板112cへ案内するようになっている。同様に、案内板112cは、案内板112bの下端から落下してくる代替表示物を上端で受けて下方の案内板112dへ案内するようになっている。そして、案内板112dは、案内板112cの下端から落下してくる代替表示物を上端で受けて下方の貯留容器111の放出口111aへ案内するようになっている。
貯留容器111と案内板112a、112b、112c、112dは例えば透明のプラスチックで形成されており、遊技者は遊技機盤面10の前面を覆っているガラス板と貯留容器111を介して案内板112a、112b、112c、112d上をジグザグに落下する代替表示物及び案内板112a、112b、112c、112d上で整列して貯留される代替表示物を視認することができる。
供給容器121は、代替表示物を内部に積み重ねて貯留し、下方に配設された供給管122へ導入するようになっている。供給管122は、供給容器121の下部に設けられた導入口121aと、貯留容器111の最上部に配置された案内板112aの上端近傍に穿孔された供給口111bとを連結し、供給容器121から導入される代替表示物を貯留容器111へ供給するようになっている。シャッタ123a、123bは、ソレノイド124a、124bの駆動により水平方向に移動、すなわち供給容器121の導入口121aを開閉可能なように移動するようになっている。このように配置された各シャッタ123a、123bの開閉を交互に行うことにより、代替表示物を1個ずつ供給容器121の導入口121aから貯留容器111の供給口111bを介して案内板112aの上端へ供給させることができる。
シャッタ131a、131bは、ソレノイド132a、132bの駆動により水平方向に移動、すなわち案内板112dの下端及び貯留容器111の放出口111aを開閉可能なように移動するようになっている。このように配置された各シャッタ131a、131bの開閉を交互に行うことにより、代替表示物を1個ずつ貯留容器111の放出口111aから外部へ放出させることができる。なお、放出された代替表示物は、トレイ等に回収されて貯留容器111へ戻されるようになっている。
このような保留表示装置100は、始動入賞口12に入賞する遊技球の代替表示物を順次貯留し、始動入賞口12に遊技球が入賞する毎に行われる特別遊技の実行可否の判定結果に基づいて図柄表示装置11に特別図柄を変動表示させた後に停止表示させる図柄変動演出、例えばハズレ、リーチ、スーパーリーチ、大当たりの開始の都度、貯留した代替表示物を1個ずつ放出するようになっている。ここで、リーチとは、例えば3つの図柄変動表示を行う場合に2つの図柄が揃い、あと1つの図柄が揃えば大当たりになるという状態の表示演出を行うことをいい、スーパーリーチとは、通常のリーチよりも大当たりとなる確率の高い状態の表示演出を行うことを意味している。以上のような保留表示装置100によれば、遊技者は代替表示物の表示状態を見て容易に遊技状況を把握することができるとともに、保留消化状況を容易に把握することができる。
以上のような構成の弾球遊技機1の遊技の概要を図1及び図2を参照して説明する。遊技者が弾球ハンドルを操作すると、遊技球が発射されガイドレール2に案内されて遊技機盤面10の上方に放出される。遊技球は、風車19や釘等に接触して落下方向が変化しながら、一部は入賞口16あるいは始動入賞口12に入り、入賞口16あるいは始動入賞口12に入らなかった遊技球は、アウト口18に入る。遊技球が入賞口16に入賞すると、賞球払出口から例えば5球の賞球が遊技者に払い出される。
また、遊技球がゲート17を通過すると、図示しないセンサからの通過信号を契機に抽選が行われ、普通図柄表示部3のランプが変動を開始する。そして、変動開始してから例えば30秒が経過すると、抽選された結果の態様でランプが停止する。このときランプの停止態様が予め定められた当たりの態様であれば、始動入賞口12の拡大装置13が例えば0.5秒作動する。これにより、始動入賞口12の開口幅が拡大するので、始動入賞口12への入賞が容易となる。また、停止表示される普通図柄が5または6のときは、始動入賞口12の拡大装置13は作動しないが、この場合でも始動入賞口12への入賞は可能である。なお、図柄表示装置11において普通図柄の変動中に遊技球がゲート17を通過した場合には、その分の変動は保留されて順次実行される。
また、遊技球が始動入賞口12に入賞すると、後述する始動入賞検出器12a(図3参照)からの検出信号を契機に賞球払出口から例えば5球の賞球が遊技者に払い出されるとともに、入賞した遊技球の代替表示物が供給口111bから供給されて案内板112a、112b、112c、112d上をジグザグに落下する。同時に、シャッタ131a、131bの間に貯留されている代替表示物が放出口111aから放出されると、図柄表示装置11において特別図柄が変動を開始して、放出された代替表示物に対応する特別図柄で変動が停止する。なお、始動入賞口12に入賞した遊技球は、始動入賞口12の後方に連結された排出管を通って遊技機盤面10の後方に配設されたトレイ等に排出される。
そして、このとき停止表示される特別図柄が大当たり図柄であるときは、大当たり遊技が発生して普段は閉鎖している大入賞口15が開放する。そして、遊技球が大入賞口15に入賞すると、賞球払出口から例えば15球の賞球が遊技者に払い出される。この大入賞口15は、例えば開放してから30秒経過するか、10球の入賞があるかの何れかにより一旦閉鎖する。そして、この大入賞口15が開放している間に、この大入賞口15の内部に設けられているVゾーンへの入賞があると、大入賞口15は一旦閉鎖した後、再度開放するようになっている。このような大入賞口15の開放及び閉鎖の繰り返し、すなわちラウンドは、例えば最大15回連続するようになっている。一方、大入賞口15が15回開閉を繰り返すか、大入賞口15の開放中にVゾーンへの入賞が無かった場合には、この大当たり遊技は終了する。
図3は、上記弾球遊技機1に係る機能を制御する装置のブロック図である。主制御装置20は、始動入賞口入賞判定手段21、表示概要決定手段(乱数取得手段、判定手段)22、大入賞口駆動制御手段(特別遊技実行手段)23及びコマンド送信手段24を備えている。始動入賞口入賞判定手段21は、始動入賞口12に配設された始動入賞検出器(検出手段)12aからの検出信号により、始動入賞口12に遊技球が入賞したか否かを判定する。この始動入賞検出器12aは、例えば受発光素子を有する光センサを備え、発光素子からの光を遊技球が遮ることにより遊技球を検出するようになっている。なお、始動入賞検出器12aとしては、上述した透過型の光センサのみならず、反射型の光センサや磁気センサ、容量センサ、機械式センサ等を使用することができる。
表示概要決定手段22は、抽選手段25、停止図柄決定手段26、概要変動パターン決定手段27を備えている。抽選手段25は、始動入賞口12に遊技球が入賞する毎に当たり乱数を取得し、この当たり乱数に基づいて特別遊技を実行するか否かを判定する。停止図柄決定手段26は、抽選手段25の判定結果に基づいて図柄表示装置11に図柄を変動表示させた後に停止表示させる図柄変動演出の際の停止図柄を決定する。概要変動パターン決定手段27は、図柄変動演出の際の概要変動パターンを決定する。大入賞口駆動制御手段23は、アタッカーユニット14の大入賞口15に配設されたソレノイドで成る大入賞口駆動源14aを駆動させて大入賞口15を開閉制御する。コマンド送信手段24は、表示概要決定手段22で決定された表示概要のコマンドを副制御装置30へ送信する。
副制御装置30は、コマンド受信手段31、可動物駆動判定手段32、画像制御手段(図柄制御手段)33及び貯留制御手段34を備えている。コマンド受信手段31は、コマンド送信手段24から送信される表示概要決定手段22で決定された表示概要のコマンドを受信する。可動物駆動判定手段32は、詳細表示内容確認手段35、予告時駆動判定手段36、タイミング判定手段37を備えている。詳細表示内容確認手段35は、表示概要の内容の詳細を確認する。予告時駆動判定手段36は、抽選手段38と抽選判定テーブル39を備えている。抽選手段38は、表示概要に従って低確率作動用の抽選判定テーブル39aまたは高確率作動用の抽選判定テーブル39bから所定の可動物作動判定乱数を取得する。タイミング判定手段37は、表示概要のタイミングを判定する。画像制御手段33は、抽選手段41を有する詳細表示内容決定手段42を備えている。抽選手段41は、表示概要に従って概要変動パターン決定乱数を取得する。
貯留制御手段34は、表示概要記憶手段43と供給駆動制御手段44と放出駆動制御手段45を備えている。表示概要記憶手段43は、貯留する遊技球毎に表示概要を記憶する。供給駆動制御手段44は、シャッタ123a、123bの間に保持されている代替表示物を供給するために、前後変位駆動源124であるソレノイド124a、124bを駆動制御して各シャッタ123a、123bを開閉する。なお、供給機構120の基準位置センサ125は、各シャッタ123a、123bの基準位置、例えば閉位置を常時検出して開閉不良を防止する。放出駆動制御手段45は、シャッタ131a、131bの間に貯留されている代替表示物を放出するために、前後変位駆動源132であるソレノイド132a、132bを駆動制御して各シャッタ131a、131bを開閉する。なお、放出機構130の基準位置センサ133は、各シャッタ131a、131bの基準位置、例えば閉位置を常時検出して開閉不良を防止する。
このような構成において、上記弾球遊技機1の始動入賞口12に係る動作を図4のフローチャートを参照して説明する。始動入賞口入賞判定手段21は、始動入賞検出器12aからの検出信号により、始動入賞口12に遊技球が入賞するまで判定し(ステップS1)、始動入賞口12に遊技球が入賞したら停止図柄をセットする(ステップS2)。詳細表示内容決定手段42の抽選手段41は、概要変動パターン決定乱数を取得し(ステップS3)、予告時駆動判定手段36の抽選手段38は、可動物作動判定乱数を取得する(ステップS4)。
そして、表示概要決定手段22の抽選手段25は、当たり乱数を取得して格納し(ステップS5)、この乱数により大当たりか否かを判定する(ステップS6)。そして、大当たりの場合は、表示概要決定手段22の停止図柄決定手段26は、上記乱数に該当する当たり停止図柄を決定し(ステップS7)、表示概要決定手段22の概要変動パターン決定手段27は、当たり変動パターンから概要変動パターンを決定する(ステップS8)。貯留制御手段34の表示概要記憶手段43は、貯留する遊技球毎にリーチ、スーパーリーチ、大当たりの中から該当する概要変動パターンを記憶する(ステップS9)。
一方、ハズレの場合は、表示概要決定手段22の停止図柄決定手段26は、上記乱数に該当するハズレ停止図柄を決定し(ステップS10)、リーチか否かを判定する(ステップS11)。そして、リーチである場合は、リーチ変動パターンから概要変動パターンを決定し(ステップS12)、リーチでない場合は、ハズレ変動パターンから概要変動パターンを決定する(ステップS13)。貯留制御手段34の表示概要記憶手段43は、貯留する遊技球毎にハズレ、リーチ、スーパーリーチの中から該当する概要変動パターンを記憶する(ステップS14)。そして、コマンド送信手段24は、概要変動パターンのコマンドをコマンド受信手段31へ送信する(ステップS15)。
貯留制御手段34の供給駆動制御手段44は、前後変位駆動源124であるソレノイド124a、124bを駆動制御して各シャッタ123a、123bを開閉し、シャッタ123a、123bの間に保持されている代替表示物を供給する。同時に、貯留制御手段34の放出駆動制御手段44は、前後変位駆動源132であるソレノイド132a、132bを駆動制御して各シャッタ131a、131bを開閉し、シャッタ131a、131bの間に貯留されている代替表示物を放出し(ステップS16)、ステップS1へ戻って上述した処理を繰り返す。
ここで、貯留制御手段34の供給駆動制御手段44及び放出駆動制御手段45による供給機構120及び放出機構130の駆動制御の具体例を図5〜図8を参照して説明する。なお、貯留機構110内の案内板112a、112b、112c、112d上には、複数の代替表示物としてプラスチックで成る疑似球Bが既に整列され貯留されているものとする。図5に示すように、始動入賞口12を遊技球BBが通過したら、図6に示すように、ソレノイド124bを駆動制御してシャッタ123bを開き、シャッタ123a、123bの間に保持されている1個の疑似球B1を供給管122に導入する。これと同時に、ソレノイド132bを駆動制御してシャッタ131bを開き、シャッタ131a、131bの間に貯留されている1個の疑似球B2を外部へ放出し、遊技機盤面10の後方に配設されたトレイ等に回収する。そして、上記疑似球B1を供給口111bを介して案内板112aの上端で受けて案内板112aに沿って転動させ、案内板112aの下端に既に貯留されている疑似球B3に接触させて整列させ貯留する。
そして、図7に示すように、ソレノイド124bを駆動制御してシャッタ123bを閉じるとともに、ソレノイド124aを駆動制御してシャッタ123aを開き、シャッタ123aに接触して保持されている1個の疑似球B4をシャッタ123a、123bの間に落下させる。これと同時に、ソレノイド132bを駆動制御してシャッタ131bを閉じるとともに、ソレノイド132aを駆動制御してシャッタ131aを開き、シャッタ131aに接触して貯留されている1個の疑似球B5をシャッタ131a、131bの間に落下させる。
続いて、図8に示すように、ソレノイド124aを駆動制御してシャッタ123aを閉じ、1個の疑似球B4をシャッタ123a、123bの間に保持する。このとき、疑似球B4よりも上方に貯留されていた複数の疑似球Bは転動・落下するので、シャッタ123a上は再び擬似球Bで満たされる。これと同時に、ソレノイド132aを駆動制御してシャッタ131aを閉じ、1個の疑似球B5をシャッタ131a、131bの間に貯留する。このとき、疑似球B5よりも上方に整列して貯留されていた複数の疑似球Bは転動・落下するので、シャッタ131a上は再び擬似球Bで満たされる。
図9(A)、(B)は、保留表示装置の別例の詳細を図2に対応させて示す正面図及び側面図であり、同一構成箇所は同一番号を付して説明を省略する。この保留表示装置200は、図2の保留表示装置100と略同一構成であるが、図2の保留表示装置100の放出機構130の代わりに新たな放出機構230を設けている点で異なる構成となっている。この放出機構230は、貯留容器111の下部の放出口111aの下方に配設された回転体231及び回転体231と図示しないギア機構等で連結されたモータ232を備えている。回転体231は、例えばプラスチックで周面に保持羽根231aで3等配された半球状の凹部231bを備えた円筒形状に形成されており、回転することにより貯留容器111の下部の放出口111aから代替表示物を凹部231bで1個ずつ受け取って外部へ放出し、遊技機盤面10の後方に配設されたトレイ等に回収されて貯留容器111へ戻されるようになっている。
このような保留表示装置200も、始動入賞口12に入賞する遊技球の代替表示物を順次貯留し、始動入賞口12に遊技球が入賞する毎に行われる特別遊技の実行可否の判定結果に基づいて図柄表示装置11に特別図柄を変動表示させた後に停止表示させる図柄変動演出、例えばハズレ、リーチ、スーパーリーチ、大当たりの開始の都度、貯留した代替表示物を1個ずつ放出するようになっている。以上のような貯留表示装置200によれば、遊技者はその表示状態を見て容易に遊技状況を把握することができるとともに、保留消化状況を容易に把握することができる。
ここで、貯留制御手段34の供給駆動制御手段44及び放出駆動制御手段45による供給機構120及び放出機構230の駆動制御の具体例を図10〜図13を参照して説明する。なお、貯留機構110内の案内板112a、112b、112c、112d上には、複数の代替表示物としてプラスチックで成る疑似球Bが既に整列され貯留されているものとする。図10に示すように、始動入賞口12を遊技球BBが通過したら、図11に示すように、ソレノイド124bを駆動制御してシャッタ123bを開き、シャッタ123a、123bの間に保持されている1個の疑似球B1を供給管122に導入する。
そして、図12に示すように、疑似球B1を供給口111bを介して案内板112aの上端で受けて案内板112aに沿って転動させ、案内板112aの下端に既に貯留されている疑似球B2に接触させて整列させ貯留する。そして、ソレノイド124bを駆動制御してシャッタ123bを閉じるとともに、ソレノイド124aを駆動制御してシャッタ123aを開き、シャッタ123aに接触して保持されている1個の疑似球B3をシャッタ123a、123bの間に落下させる。これと同時に、回転体231がステップ回転し、貯留されている疑似球Bのうち最下端の1個の疑似球B4を凹部231bの中に落し込む。このとき、疑似球B4よりも上方に整列して貯留されていた複数の疑似球Bは転動・落下するので、回転体231上は再び擬似球Bで満たされる。
続いて、図13に示すように、疑似球B3をシャッタ123a、123bの間に保持した後、ソレノイド124aを駆動制御してシャッタ123aを閉じる。このとき、疑似球B3よりも上方に貯留されていた複数の疑似球Bは転動・落下するので、シャッタ123a上は再び擬似球Bで満たされる。これと同時に、回転体231がステップ回転し、凹部231bの中に落し込んだ疑似球B4を外部へ放出し、遊技機盤面10の後方に配設されたトレイ等に回収する。
図14(A)、(B)は、保留表示装置のさらに別例の詳細を示す正面図及び側面図である。この保留表示装置300は、始動入賞口12の下方に配設されており、始動入賞口12に入賞した遊技球の代替表示物を貯留する貯留機構310と、この貯留機構310に代替表示物を供給する供給機構320と、貯留機構310に貯留された代替表示物を放出する放出機構330と、供給機構320から代替表示物を適時供給する供給駆動制御手段44(図3参照)と、放出機構330から代替表示物を適時放出する放出駆動制御手段45(図3参照)を備えている。
貯留機構310は、始動入賞口12の下部から下方へ延びる直方体状の貯留容器311と、この貯留容器311内の上部に傾斜し、かつ下端と貯留容器311の内壁との間に代替表示物が1個落下可能な落下口313が空くように配設された矩形状の案内板312を備えている。供給機構320は、遊技機盤面10の裏面側であって貯留容器311の上方に配設された四角錐状の供給容器321と、この供給容器321の下部と貯留容器311の上部とを繋ぐ供給管322と、この供給管322の供給容器321側に所定間隔を空けて配設された2つの板状のシャッタ323a、323b及び各シャッタ323a、323bに連接されたソレノイド324a、324bを備えている。
放出機構330は、貯留容器311内の下部に案内板312とは逆に傾斜して配設されたコンベアベルト331及びローラ332と、このローラ332と図示しないギア機構等で連結されたモータ333を備えている。供給駆動制御手段(第1の駆動制御手段)44及び放出駆動制御手段(第2の駆動制御手段)45は、例えばROM等に記憶されたプログラムで構成されている。
案内板312は、始動入賞口12に入賞した遊技球の代替表示物を積み重ねて複数貯留するとともに落下口313から下方の放出機構330へ代替表示物を1個ずつ落とし込むようになっている。供給容器321は、代替表示物を内部に積み重ねて貯留し、下方に配設された供給管322へ導入するようになっている。供給管322は、供給容器321の下部に設けられた導入口321aと、貯留容器311の最上部に配置された案内板112の上方に穿孔された供給口311bとを連結し、供給容器321から導入される代替表示物を貯留容器311へ供給するようになっている。シャッタ323a、323bは、ソレノイド324a、324bの駆動により水平方向に移動、すなわち供給容器321の導入口321aを開閉可能なように移動するようになっている。このように配置された各シャッタ323a、323bの開閉を交互に行うことにより、代替表示物を1個ずつ供給容器321の導入口321aから貯留容器311の供給口311bを介して案内板312上へ供給させることができる。
コンベアベルト331は、代替表示物を1個ずつ分離して搬送可能なように仕切り部331aが設けられており、モータ333により回動して代替表示物を貯留容器311の放出口311aから外部へ放出し、遊技機盤面10の後方に配設されたトレイ等に回収されて貯留容器311へ戻されるようになっている。貯留容器311と案内板312は例えば透明のプラスチックで形成されており、遊技者は遊技機盤面10の前面を覆っているガラス板と貯留容器311を介して案内板312上に貯留されている遊技球及びコンベアベルト331上で整列して搬送される代替表示物を視認することができる。
このような保留表示装置300も、始動入賞口12に入賞する遊技球の代替表示物を順次貯留し、始動入賞口12に遊技球が入賞する毎に行われる特別遊技の実行可否の判定結果に基づいて図柄表示装置11に特別図柄を変動表示させた後に停止表示させる図柄変動演出、例えばハズレ、リーチ、スーパーリーチ、大当たりの開始の都度、貯留した代替表示物を1個ずつ放出するようになっている。以上のような貯留表示装置300によれば、遊技者はその表示状態を見て容易に遊技状況を把握することができるとともに、保留消化状況を容易に把握することができる。
ここで、貯留制御手段34の供給駆動制御手段44及び放出駆動制御手段45による供給機構320及び放出機構330の駆動制御の具体例を図15〜図18を参照して説明する。図15に示すように、貯留機構310内の案内板312上には、複数の代替表示物としてプラスチックで成る疑似球Bが既に貯留され、コンベアベルト331の仕切り部331a間には、落下口313から落とし込まれた疑似球Bが1個ずつ収納されているものとする。図16に示すように、始動入賞口12を遊技球BBが通過したら、ソレノイド324bを駆動制御してシャッタ323bを開き、シャッタ323a、323bの間に保持されている1個の疑似球B1を供給管322に導入する。
そして、図17に示すように、疑似球B1を供給口311bを介して案内板312上に貯留する。これと同時に、コンベアベルト331が回動して先頭の疑似球B2をコンベアベルト331の最下端から外部に放出し、遊技機盤面10の後方に配設されたトレイ等に回収する。このとき、案内板312上に貯留されていた複数の疑似球Bは転動・落下するので、コンベアベルと331上方は再び擬似球Bで満たされる。そして、ソレノイド324bを駆動制御してシャッタ323bを閉じるとともに、ソレノイド324aを駆動制御してシャッタ323aを開き、シャッタ323aに接触して保持されている1個の疑似球B3をシャッタ323a、323bの間に落下させる。続いて、図18に示すように、疑似球B3をシャッタ323a、323bの間に保持した後、ソレノイド324aを駆動制御してシャッタ323aを閉じる。このとき、疑似球B3よりも上方に貯留されていた複数の疑似球Bは転動・落下するので、シャッタ323a上は再び擬似球Bで満たされる。
図19(A)、(B)は、保留表示装置のさらに別例の詳細を示す正面図及び側面図である。この保留表示装置400は、始動入賞口12の下方に配設されており、始動入賞口12に入賞した遊技球の代替表示物を貯留する貯留機構410と、この貯留機構410に代替表示物を供給する供給機構420と、貯留機構410に貯留された代替表示物を放出する放出機構430と、供給機構420から代替表示物を適時供給する供給駆動制御手段44(図3参照)と、放出機構430から代替表示物を適時放出する放出駆動制御手段45(図3参照)を備えている。
貯留機構410は、始動入賞口12の下部から下方へ延びる円管状の貯留容器411を備えている。供給機構420は、遊技機盤面10の裏面側であって貯留容器411の上方に配設された四角錐状の供給容器421と、この供給容器421の下部と貯留容器411の上部とを繋ぐ供給管422と、この供給管422の供給容器421側に所定間隔を空けて配設された2つの板状のシャッタ423a、423b及び各シャッタ423a、423bに連接されたソレノイド424a、424bを備えている。放出機構430は、貯留容器411の下方に配設された回転体431及び回転体431と図示しないギア機構等で連結されたモータ432を備えている。供給駆動制御手段(第1の駆動制御手段)44及び放出駆動制御手段(第2の駆動制御手段)45は、例えばROM等に記憶されたプログラムで構成されている。
貯留容器411は、上部背面に穿孔された供給口411bから供給される代替表示物を落下させて縦に1列で複数個重ねて貯留するようになっている。この貯留容器411は例えば透明のプラスチックで形成されており、遊技者は遊技機盤面10の前面を覆っているガラス板を介して貯留容器411内部を落下して貯留される代替表示物を視認することができる。
供給容器421は、代替表示物を内部に積み重ねて貯留し、下方に配設された供給管422へ導入するようになっている。供給管422は、供給容器421の下部に設けられた導入口421aと、貯留容器411の供給口411bとを連結し、供給容器421から導入される代替表示物を貯留容器411へ供給するようになっている。シャッタ423a、423bは、ソレノイド424a、424bの駆動により水平方向に移動、すなわち供給容器421の導入口421aを開閉可能なように移動するようになっている。このように配置された各シャッタ423a、423bの開閉を交互に行うことにより、代替表示物を1個ずつ供給容器421の導入口421aから貯留容器411の供給口411bを介して貯留容器411内へ供給させることができる。
回転体431は、例えばプラスチックで周面に保持羽根431aで3等配された半球状の凹部431bを備えた円筒形状に形成されており、ステップ回転することにより貯留容器411の下部の開口部から代替表示物を凹部431bで1個ずつ受け取って外部へ放出し、遊技機盤面10の後方に配設されたトレイ等に回収されて貯留容器411へ戻されるようになっている。なお、回転体431及びモータ432の代わりに、図2に示すようなシャッタ及びソレノイドで放出機構430を構成しても良い。
このような保留表示装置400も、始動入賞口12に入賞する遊技球の代替表示物を順次貯留し、始動入賞口12に遊技球が入賞する毎に行われる特別遊技の実行可否の判定結果に基づいて図柄表示装置11に特別図柄を変動表示させた後に停止表示させる図柄変動演出、例えばハズレ、リーチ、スーパーリーチ、大当たりの開始の都度、貯留した遊技球を1個ずつ放出するようになっている。以上のような貯留表示装置400によれば、遊技者はその表示状態を見て容易に遊技状況を把握することができるとともに、保留消化状況を容易に把握することができる。
ここで、貯留制御手段34の供給駆動制御手段44及び放出駆動制御手段45による供給機構420及び放出機構430の駆動制御の具体例を図20〜図23を参照して説明する。なお、貯留機構410の貯留容器411内には、複数の代替表示物としてプラスチックで成る疑似球Bが既に1列で重ねて貯留されているものとする。図20に示すように、始動入賞口12を遊技球BBが通過したら、ソレノイド424bを駆動制御してシャッタ423bを開き、シャッタ423a、423bの間に保持されている1個の疑似球B1を供給管422に導入する。
そして、図21に示すように、疑似球B1を供給口411bを介して貯留容器411の内壁に沿って落下させ、貯留容器411の下部に既に貯留されている最上部の疑似球B2の上に重ねて貯留する。そして、ソレノイド424bを駆動制御してシャッタ423bを閉じるとともに、ソレノイド424aを駆動制御してシャッタ423aを開き、シャッタ423aに接触して保持されている1個の疑似球B3をシャッタ123a、123bの間に落下させる。
続いて、図22に示すように、疑似球B3をシャッタ423a、423bの間に保持した後、ソレノイド424bを駆動制御してシャッタ423bを閉じる。このとき、疑似球B3よりも上方に貯留されていた複数の疑似球Bは転動・落下するので、シャッタ423a上は再び擬似球Bで満たされる。これと同時に、回転体431がステップ回転し、貯留されている疑似球Bのうち最下端の1個の疑似球B4を凹部431bの中に落し込む。このとき、疑似球B4よりも上方に重ねて貯留されていた複数の疑似球Bは転動・落下するので、回転体431上は再び擬似球Bで満たされる。そして、回転体431がステップ回転し、凹部431bの中に落し込んだ疑似球B4を外部へ放出し、遊技機盤面10の後方に配設されたトレイ等に回収する。
なお、上述した各実施形態の保留表示装置100、200、300、400は遊技機盤面10の中央に配設したが、遊技機盤面10の左右何れか一方の側に配設するようにしても良い。また、ソレノイドの代わりにモータとギア機構、弾性体であるバネやゴム等を利用して可動させるようにしても良い。また、ハズレ、リーチ、スーパーリーチ、大当たりの判定結果によって疑似球の色や材質等を異ならせ、それらを供給機構120、220、320、420に個別に貯留しておき、供給機構120、220、320、420から貯留機構110、310、410に供給する一の色または材質の疑似球を選択する選択手段を副制御装置30に設けるように構成しても良い。また、代替表示物としてプラスチックで成る疑似球を例に説明したが、特に限定されるものではなく、例えば金属で成る疑似球、または角柱ブロックや砂等であっても同様に適用可能である。
本発明は、遊技球を用いる弾球遊技機のみならず、始動入賞口を備えていれば遊技球以外の物、例えばコイン等を用いる遊技機にも適用可能である。
本発明の実施形態に係る弾球遊技機の遊技機盤面の外観を示す正面図である。 図1の保留表示装置の詳細を示す正面図及び側面図である。 図1の弾球遊技機の始動入賞口に係る機能を制御する装置のブロック図である。 図1の弾球遊技機の始動入賞口に係る動作を説明するためのフローチャートである。 図2の保留表示装置の動作を示す第1の図である。 図2の保留表示装置の動作を示す第2の図である。 図2の保留表示装置の動作を示す第3の図である。 図2の保留表示装置の動作を示す第4の図である。 図1の保留表示装置の別例の詳細を示す正面図及び側面図である。 図9の保留表示装置の動作を示す第1の図である。 図9の保留表示装置の動作を示す第2の図である。 図9の保留表示装置の動作を示す第3の図である。 図9の保留表示装置の動作を示す第4の図である。 図1の保留表示装置のさらに別例の詳細を示す正面図及び側面図である。 図14の保留表示装置の動作を示す第1の図である。 図14の保留表示装置の動作を示す第2の図である。 図14の保留表示装置の動作を示す第3の図である。 図14の保留表示装置の動作を示す第4の図である。 図1の保留表示装置のさらに別例の詳細を示す正面図及び側面図である。 図19の保留表示装置の動作を示す第1の図である。 図19の保留表示装置の動作を示す第2の図である。 図19の保留表示装置の動作を示す第3の図である。 図19の保留表示装置の動作を示す第4の図である。
符号の説明
1 弾球遊技機、2 ガイドレール、3 普通図柄表示部、10 遊技機盤面、11 図柄表示装置、12 始動入賞口、12a 始動入賞検出器、13 拡大装置、14 アタッカーユニット、14a 大入賞口駆動源、15 大入賞口、16 入賞口、17 ゲート、18 アウト口、19 風車、20 主制御装置、21 始動入賞口入賞判定手段、22 表示概要決定手段、23 大入賞口駆動制御手段、24 コマンド送信手段、25 抽選手段、26 停止図柄決定手段、27 概要変動パターン決定手段、30 副制御装置、31 コマンド受信手段、32 可動物駆動判定手段、33 画像制御手段、34 貯留制御手段、35 詳細表示内容確認手段、36 予告時駆動判定手段、37 タイミング判定手段、38 抽選手段、39 抽選判定テーブル、41 抽選手段、42 詳細表示内容決定手段、43 表示概要記憶手段、44 供給駆動制御手段、45 放出駆動制御手段、100、200、300、400 保留表示装置、110、310、410 貯留機構、111、311、411 貯留容器、112a、112b、112c、112d、312 案内板、120、320、420 供給機構、121、321、421 貯留容器、122、322、422 供給管、130、230、330、430 放出機構、123a、123b、131a、131b、323a、323b、423a、423b シャッタ、124a、124b、132a、132b、324a、324b、424a、424b ソレノイド、231、431 回転体、232、333、432 モータ、331 ベルトコンベア、332 ローラ

Claims (11)

  1. 図柄の変動表示が可能な図柄表示装置と、
    始動入賞口に遊技球が入賞したことを検出する検出手段と、
    前記図柄表示装置による図柄の変動表示中に前記検出手段により検出された遊技球を保留球として表示可能な保留表示装置とを備えた弾球遊技機において、
    前記保留表示装置は、前記図柄の変動表示中に前記検出手段により検出された遊技球の代替表示物を視認可能に貯留する貯留機構と、前記代替表示物の供給機構とを有し、該供給機構から前記貯留機構に供給して貯留した前記代替表示物により前記保留球の数を表示することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記代替表示物は、前記検出手段により検出された遊技球とは別個に用意された擬似球から成ることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記保留表示装置は、更に、前記貯留機構に貯留した代替表示物を1個ずつ放出する放出機構を有することを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記保留表示装置は、更に、前記供給機構にある前記代替表示物を該供給機構から前記貯留機構に1個ずつ供給するための第1の駆動制御手段と、該第1の駆動制御手段と同期して前記貯留機構にある他の前記代替表示物を該貯留機構から前記放出機構を介して1個ずつ放出するための第2の駆動制御手段とを有することを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記放出機構は、前記代替表示物を1個ずつ落下させて放出する開閉手段を含むことを特徴とする請求項3または4に記載の弾球遊技機。
  6. 前記第2の駆動制御手段は、前記図柄の変動表示開始と同時に前記貯留機構から前記放出機構を介して他の前記代替表示物を1個放出することを特徴とする請求項4または5に記載の弾球遊技機。
  7. 前記貯留機構は、遊技機盤面の中央もしくは片側に配設されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の弾球遊技機。
  8. 図柄の変動表示が可能な図柄表示装置と、
    始動入賞口に遊技球が入賞したことを検出する検出手段と、
    前記図柄表示装置による図柄の変動表示中に前記検出手段により検出された遊技球を保留球として表示可能な保留表示装置と、
    前記始動入賞口に遊技球が入賞する毎に乱数を取得する乱数取得手段と、
    前記乱数取得手段で取得された乱数に基づき特別遊技を実行するか否かの判定を実行する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて前記図柄表示装置に前記図柄を変動表示させた後に停止表示させる図柄変動演出を制御する図柄制御手段と、
    前記図柄制御手段により停止表示された前記図柄が予め定められた当たり図柄であるときに、遊技領域に設けられた可変入賞口を入賞容易とする遊技を行わせる特別遊技実行手段とを備えた弾球遊技機において、
    前記保留表示装置は、前記図柄の変動表示中に前記検出手段により検出された遊技球の代替表示物を視認可能に貯留する貯留機構と、前記代替表示物の供給機構とを有し、該供給機構から前記貯留機構に供給して貯留した前記代替表示物により前記保留球の数を表示すると共に、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記供給機構から前記貯留機構に供給する代替表示物を異ならせることを特徴とする弾球遊技機。
  9. 前記保留表示装置は、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記代替表示物の色を異ならせることを特徴とする請求項8に記載の弾球遊技機。
  10. 前記保留表示装置は、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記代替表示物の材質を異ならせることを特徴とする請求項8に記載の弾球遊技機。
  11. 前記保留表示装置は、更に、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記供給機構から前記貯留機構に供給する一の色又は材質の代替表示物を選択する選択手段を有することを特徴とする請求項9または10に記載の弾球遊技機。
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