JP2003250993A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003250993A JP2002054165A JP2002054165A JP2003250993A JP 2003250993 A JP2003250993 A JP 2003250993A JP 2002054165 A JP2002054165 A JP 2002054165A JP 2002054165 A JP2002054165 A JP 2002054165A JP 2003250993 A JP2003250993 A JP 2003250993A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技球によって保留数を実感することがで
き、しかも保留上限数を自在に変化させ得るようにす
る。 【解決手段】 パチンコ機やアレンジボール機等の遊技
機に関し、遊技球Bが入賞可能な始動入賞装置8と、遊
技球Bが通行可能な通路2と、当該通路2上の遊技球B
を貯留可能な貯留部材1とを備えた保留装置6と、遊技
球Bを貯留する第1姿勢と遊技球Bの貯留を解除する第
2姿勢との間で貯留部材1の姿勢を制御することによっ
て図柄変動の保留上限数を報知可能な保留制御手段5
と、保留装置6で貯留を解除された遊技球Bを始動入賞
装置8の直上位置まで誘導して排出する誘導路7とを備
える。遊技球Bを確認できるので保留を実感できる。ま
た、貯留部材1a,1b,1c,1d,1eの各姿勢を
第1姿勢にするか第2姿勢にするかによって、保留上限
数を自在に変化させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図柄変動を保留可
能な遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一つであるパチンコ機の中に
は、パチンコ球が始動口に入賞すると液晶表示装置で図
柄変動を始め、例えば特定の図柄パターン〔777〕等
が表示されると大当たり遊技を行うものがある。ここで
「図柄変動」は図柄群を用いて行う変動であり、「大当
たり遊技」は大入賞口を例えば15回開閉して入賞機会
を与える遊技である。始動口入賞によって始めた図柄変
動を終えるには時間がかかるため、変動途中に別個のパ
チンコ球が始動口に入賞することがある。同様に、大当
たり遊技も終えるまでに時間がかかるため、遊技途中に
別個のパチンコ球が始動口に入賞することがある。これ
らの例ではすぐに図柄変動を始められないので、次回の
図柄変動を可能にするべく保留機能を備える。この保留
機能を実現した例としては、保留数を表示する7セグメ
ント素子が該当する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、単に7セグメ
ント素子で保留数を表示するだけでは実感がない。そこ
で、保留数の分だけパチンコ球を保留する手段として、
特許2868299号公報に開示された打球保留装置を
遊技盤上に設ける方法が考えられる。ところが当該打球
保留装置で保留可能なパチンコ球は4個に制限されるた
め、5個以上を保留できない。保留筒の長さを変えれば
5個以上を保留可能になるが、保留上限数は保留筒の長
さに依存することになって自在に変化させることができ
ない。本発明はこのような点に鑑みてなしたものであ
り、遊技球によって保留数を実感することができ、しか
も保留上限数を自在に変化させることが可能な保留機能
を備えた遊技機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段1】課題を解決するための
手段1は、請求項1に記載した通りである。ここで、請
求項1に記載した用語については以下のように解釈す
る。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明につ
いても同様である。 (1)「図柄変動」は、図柄群を用いて変動を行うこと
を意味する。当該図柄群は、ほぼ同じ図柄または異なる
図柄を任意に複数個で構成する。「図柄」は、例えば文
字(英数字や漢字等),記号,符号,図形(キャラクタ
等),映像などからなる特別図柄,普通図柄,装飾図柄
(背景図柄)等が該当し、静止画であってもよく、アニ
メーション等の動画であってもよい。 (2)「保留数」は、図柄変動を開始不能な期間中(例
えば図柄変動中や大当たり遊技中等)において、検出器
が遊技球を検出したことを契機に保留された図柄変動の
数量を意味する。 (3)「保留上限数」は、保留数の上限値を意味する。
【0005】当該手段1によれば図1に模式的に示すよ
うに、遊技球Bが入賞可能な始動入賞装置8と、遊技球
Bが通行可能な通路2と、当該通路2上の遊技球Bを貯
留可能な貯留部材1(図1では貯留部材1a,1b,1
c,1d,1eに相当する)とを備えた保留装置6と、
遊技球B(図1では遊技球Ba,Bb,Bc,Bdに相
当する)を貯留する第1姿勢と遊技球Bの貯留を解除す
る第2姿勢との間で貯留部材1の姿勢を制御することに
よって図柄変動の保留上限数を報知可能な保留制御手段
5と、保留装置6で貯留を解除された遊技球Bを始動入
賞装置8の直上位置まで誘導して排出する誘導路7とを
備える。図1の例では、貯留部材1c,1d,1e,1
fの状態が第1姿勢に相当し、貯留部材1a,1bの状
態が第2姿勢に相当する。貯留部材のうちで、貯留部材
1fはストッパーの役割を果たす。本例の保留装置6は
壁面3を利用し、貯留部材1c,1d,1eが第1姿勢
に制御されているので、3個の遊技球Bb,Bc,Bd
を保留できる。壁面3は、例えば遊技盤面,表示装置の
画面,役物装置の壁面等が該当する。この構成によれ
ば、4個目の遊技球Baは貯留部材1bが第2姿勢にな
っているので保留できず、通路2から矢印Daに沿って
落下してゆく。こうして遊技球Bを確認できるので保留
を実感できる。また、貯留部材1a,1b,1c,1
d,1eの各姿勢を第1姿勢にするか第2姿勢にするか
によって、保留上限数を自在に変化させることができ
る。さらに遊技球Bは入口部7aから入って、始動入賞
装置8の直上位置にある出口部7bから出てゆく。例え
ば貯留部材1fが第2姿勢になると遊技球Bdは入口部
7aに入り、出口部7bから出て矢印Dbに沿って落下
するので、始動入賞装置8に容易に入賞できる。保留し
た遊技球Bをより確実に始動入賞装置8に入賞させるこ
とができる。
【0006】
【課題を解決するための手段2】課題を解決するための
手段2は、請求項2に記載した通りである。当該手段2
によれば、貯留部材1は一の遊技球Bを貯留可能な大き
さで形成した。図1の例では、貯留部材1cが遊技球B
bを保留し、貯留部材1dが遊技球Bcを保留し、貯留
部材1eが遊技球Bdを保留する。このように貯留部材
1を一の遊技球Bを貯留可能な大きさで形成すると、第
1姿勢にある貯留部材1の数で保留上限数を報知でき
る。したがって、遊技者等は保留上限数を実感すること
ができる。また、保留上限数を表示するための表示器が
不要になるので、遊技機の製造コストを低減することが
可能になる。
【0007】
【課題を解決するための手段3】課題を解決するための
手段3は、請求項3に記載した通りである。当該手段3
によれば、所定値(例えば4)までの保留数を表示可能
な保留数表示部4を備える。保留制御手段5は保留数の
うち所定値を超える部分について貯留部材1を第1姿勢
にして、保留数表示部4とともに保留上限数を報知す
る。保留数表示部4で所定値までの保留数を表示すれ
ば、保留上限数を一定値にした場合には保留装置6を構
成する貯留部材1の数を減らすことができる。一方、貯
留部材1の数を一定数にした場合には、所定値を変化さ
せることで保留上限数を自在に変化させることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を図面に基づいて説明する。 〔実施の形態1〕実施の形態1は遊技機の一つであるパ
チンコ機に本発明を適用し、所定のタイミングでストッ
パー用リブを上下させることによってパチンコ球の保留
を解除する例である。当該実施の形態1は、図2〜図1
1を参照しながら説明する。
【0009】まず図2は、カードユニット10(CRユ
ニット)およびパチンコ機12の外観を正面図で示す。
カードユニット10は、記録媒体(例えば磁気カードや
ICカード等)に記録された残高情報(有価価値情報)
を入出力でき、当該残高情報の範囲内で遊技者が望む金
額分に対応するパチンコ球(遊技球,遊技媒体)の貸し
出しが可能に構成する。なお、カードユニット10の具
体的な構成や作動等については周知の構成と同様である
ので、図示および説明を省略する。
【0010】パチンコ機12の遊技盤14には、通行す
るパチンコ球を検出するゲートセンサ54を有するゲー
ト56や、パチンコ球が通行可能な通行口48の下方に
備えた始動口24、ソレノイド44によって開閉可能な
開閉蓋28を有する大入賞口26、液晶表示器22や球
保留装置60等を有する複合役物装置16、その他に一
般の入賞口,風車,障害釘などを適宜に配置する。ここ
で、始動入賞装置8に相当する始動口24は、入賞した
パチンコ球を検出する始動口センサ46等を備える。ま
た、大入賞口26は上述した開閉蓋28の他に、パチン
コ球が大入賞口開放期間(例えば20秒間)内に入賞す
ると大当たり遊技状態を所要回数(例えば16回)内で
継続可能なVゾーン(特別領域)や、当該Vゾーンに入
ったパチンコ球を検出するVセンサ64等を備える。
【0011】パチンコ球がゲート56を通行すると、液
晶表示器22の画面上で普通図柄の図柄変動等を表示す
る。当該普通図柄の図柄変動等は、液晶表示器22とは
別体に遊技盤14に備えた普通図柄表示器(例えばセグ
メント素子,液晶表示器,LEDを用いた表示器等)で
表示する構成としてもよい。普通図柄を変動し始めてか
ら所要期間(例えば30秒間)を経過すると停止し、当
該普通図柄が当たり態様になったときは保留上限数を増
やして突出姿勢に変更可能なリブの個数も増やし、ハズ
レになったときは保留上限数を減らして突出姿勢に変更
可能なリブの個数も減らすように構成する。
【0012】遊技盤14の下方には、タバコの吸い殻等
を入れる灰皿38や、賞球を含むパチンコ球を一時的に
貯留する下皿36、遊技者が接触しているか否かを検出
するタッチセンサ34を有するハンドル32、上皿30
の内部に設けられて音(音声,音楽,効果音等)を出す
スピーカ40(音響装置)などを備える。遊技領域の周
囲等には、遊技状態等に応じて発光するランプ類18
(発光体)を備える。上皿30の上方には、球貸しを指
示する球貸ボタン42、残高情報等を表示する情報表示
器62、記録媒体の返却を指示する返却ボタン66等を
備える。
【0013】図3に拡大とともに一部を破断して図示す
る複合役物装置16は、装飾的に点灯や点滅を行う装飾
ランプ68、特別図柄の図柄変動等を表示可能な液晶表
示器22、パチンコ球を通路72,82に各々導く誘導
口58,20、パチンコ球を一時的に保留可能な球保留
装置60、球保留装置60で保留を解除されたパチンコ
球を始動口24の直上位置で排出するように導く誘導路
76、特別保留数(特別図柄にかかる図柄変動の保留
数)を表示する保留数表示器50等を有する。
【0014】誘導口58,20の近傍には、パチンコ球
が入り易いようにするためにそれぞれ小片70,84を
備える。通路72,82は、ともにほぼ直立の筒状に形
成しているので、誘導口58,20から入ったパチンコ
球は落下する。通路74,80は、複合役物装置16の
中央部に向けて互いに下り傾斜させている。通路72は
出口72aを通じて通路74に連絡し、通路82は通路
80に連絡する。このうち通路80は、図面手前側に向
けて下り傾斜させた傾斜面78に連絡する。よって誘導
口58から入ったパチンコ球の多くは、矢印D2に沿っ
て通路72から通路74を経て球保留装置60に向か
う。本例の球保留装置60はパチンコ球PB(4個のパ
チンコ球B2,B4,B6,B8)を保留しているが、
具体的な構成については後述する。また誘導口20から
入ったパチンコ球の多くは、矢印D4に沿って通路82
から通路80を経て傾斜面78から通行口48に向か
う。
【0015】通路74と傾斜面78との間に備えた誘導
路76は誘導路7に相当し、保留を解除されたパチンコ
球が入る入口部76aと、そのパチンコ球が出てゆく出
口部76bとを備える。この誘導路76は、例えば図4
に示すようにほぼコ字状に通路を形成する。出口部76
bは通行口48と始動口24との間に備えるので、パチ
ンコ球を始動口24の直上位置で排出する。よって、出
口部76bから出たパチンコ球は始動口24に入賞する
可能性が非常に高い。保留数表示部4に相当する保留数
表示器50は、例えばLEDを所定個数(図3の例では
4)用いる。なお上述した液晶表示器やLEDに代え
て、電球,ランプ,プラズマ表示器,LED表示器(す
なわちLEDを格子状に配置した表示器)等を任意に用
いてもよい。また、特別保留数は保留数表示器50に表
示する形態に限らず、液晶表示器22の画面中に表示し
てもよい。さらに、始動口24に入賞可能なパチンコ球
のルートは上述した矢印D2,D4のルートに限らず、
二点鎖線で示す矢印D5のように障害釘83に沿って移
動するルートもある。
【0016】図4に例示する球保留装置60は、保留装
置6に相当する。当該球保留装置60は、通路2に相当
する通路74や、複数個のリブからなるリブ群86、各
リブを動かす駆動源としてのソレノイド群52(図3等
を参照)などを備える。本例のリブ群86は、7つのリ
ブ86a,86b,86c,86d,86e,86f,
86gからなる。このうちリブ86gはストッパーの役
割を果たし、他のリブは保留数に応じてパチンコ球を保
留するための保留部材の役割を果たす。
【0017】ソレノイド群52は、これらのリブと同数
のソレノイドからなる(図示を省略)。図5に示すよう
に、例えばリブ86aをソレノイド52aのロッド52
rに固定する。ソレノイド52aを励磁したり消磁する
ことによってロッド52rを矢印D6に示すように往復
運動させることができ、ひいてはリブ86aの姿勢を変
化させることができる。リブ86aの姿勢としては、二
点鎖線で示すように通路74の面よりも上方に突出させ
た突出姿勢(第1姿勢)と、実線で示すように上面を通
路74の面とほぼ同じ高さに引っ込ませた退避姿勢(第
2姿勢)とが該当する。このことは他のリブ86b,8
6c,86d,86e,86f,86gについても同様
に構成し、同様の姿勢を取り得る。図4に示す状態で
は、リブ86a,86bが退避姿勢になっており、リブ
86c,86d,86e,86f,86gは突出姿勢に
なっている。このうちリブ86c,86d,86e,8
6fに対応して、4個のパチンコ球B2,B4,B6,
B8を保留している。
【0018】次に、パチンコ機12によるパチンコ遊技
を実現するために接続構成をした各種基板の一例につい
て図6を参照しながら説明する。なお単に「接続する」
という場合には、特に断らない限り電気的に接続するこ
とを意味する。
【0019】CPU(プロセッサ)122を中心に構成
したメイン制御基板120は、遊技制御プログラムや所
要のデータ等を格納したROM124、乱数,特別保留
数,変動パターン用のテーブル等のように一時的データ
を格納可能なRAM126等を備える。CPU122
は、遊技制御プログラムを実行してパチンコ遊技を実現
する。当該遊技制御プログラムには、後述するような始
動口処理,保留処理,消化処理等の各手続きを実現する
ためのプログラムを含む。例えばROM124にはEP
ROMを用い、RAM126にはDRAMを用いるが、
他種のメモリ(例えばEEPROM,SRAM,フラッ
シュメモリ等)を任意に用いてもよい。他の構成要素に
ついては周知の構成と同様であるので、図示と説明を省
略する。
【0020】メイン制御基板120には、タッチセンサ
34や払出制御基板112からの信号を受けて発射用の
モータ100を駆動制御する発射制御基板110や、駆
動センサ104や計数センサ106等からの信号を受け
て払い出し用のモータ102を駆動制御する払出制御基
板112、カードユニット10や払出制御基板112と
接続してデータの送受信や情報表示器62の表示等を制
御するインタフェース基板114(図6には「I/F基
板」と記載する)、液晶表示器22に表示する図柄を制
御する図柄制御基板130、スピーカ40から出す音を
制御する音声制御基板132、ランプ類18や装飾ラン
プ68等の表示を制御するランプ制御基板134などを
接続する。これらの各基板は、いずれもメイン制御基板
120と同様にCPUを中心に構成する。駆動センサ1
04は、モータ102やパチンコ球を払い出す払出装置
等の駆動状態を監視する。計数センサ106は、実際に
払い出したパチンコ球の個数をカウントする。駆動セン
サ104,計数センサ106,ゲートセンサ54,始動
口センサ46,Vセンサ64等には、接触型センサ(例
えばリードスイッチ,マイクロスイッチ,圧力センサ
等)、あるいは非接触型センサ(例えば近接センサ,光
センサ,赤外線センサ等)を用いる。
【0021】またメイン制御基板120には、上述した
始動口センサ46等のほかに、パチンコ機12の外部装
置に信号(例えば大当たり,図柄確定,確変中等の遊技
情報を含む)を伝達可能な外部端子板108や、保留数
表示器50などを直接に接続する。さらにメイン制御基
板120から離れた位置に備えた装置(例えばソレノイ
ド44、ゲートセンサ54、Vセンサ64、ソレノイド
群52等)は、信号中継用の中継端子板136を介して
接続する。ソレノイド44の作動を制御することで開閉
蓋28を往復運動させることができ、ソレノイド群52
の作動を制御することでリブ群86の各姿勢を変えるこ
とができる。
【0022】なお図6に示す例では、図柄制御基板13
0,音声制御基板132,ランプ制御基板134はそれ
ぞれメイン制御基板120から直接に制御する構成とし
たが、メイン制御基板120から図柄制御基板130を
通じて音声制御基板132,ランプ制御基板134を制
御する構成としてもよく、図柄制御基板130,音声制
御基板132,ランプ制御基板134の各機能をまとめ
たサブ基板として構成してもよい。こうすれば一のサブ
基板で液晶表示器22,スピーカ40,ランプ類18を
制御するので、基板数の減少に対応して製造コストを低
減できる。
【0023】上述のように構成したパチンコ機12にお
いて、本発明を実現するべくメイン制御基板120で実
行する手続きについて図7〜図9を参照しながら説明す
る。ここで図7には始動口24へのパチンコ球の入賞判
別を実現する始動口処理の手続きを、図8には変動不能
等のときに図柄変動を保留する保留処理の手続きを、図
9には保留していた図柄変動を変動可能のときに消化す
る消化処理の手続きをそれぞれフローチャートで示す。
これらの手続きのうち、図8のステップS34と図9の
ステップS44〜S50は保留制御手段5に相当する。
【0024】図7に示す始動口処理では、まず始動口2
4にパチンコ球が入賞したか否かを判別する〔ステップ
S10〕。例えば図2,図3,図6に示す始動口センサ
46からの検出信号があれば入賞した(YES)と判別
し、当該検出信号がなければ入賞していない(NO)と
判別する。もし始動口24にパチンコ球が入賞すると
(YES)、当該入賞ごとに対応して各種乱数を読み込
んでRAM126に記憶する〔ステップS12〕。ステ
ップS12で読み込む乱数は、カウンタ等を用いたソフ
トウェア乱数と、発振器等を用いたハードウェア乱数と
のいずれか一方または双方を用いる。RAM126に記
憶する乱数は、例えば大当たりか否かを決定する大当た
り判定用乱数RAや、図柄変動を停止した後に確定して
表示する大当たり図柄を特定する大当たり図柄用乱数R
B、図柄変動の開始から停止までの表示パターン等を特
定する図柄表示用乱数RCなどが該当する。
【0025】各種乱数をRAM126に記憶すると、入
賞に対応する個数の賞球を払い出すべく払出制御基板1
12に対して払出コマンドを送信し〔ステップS1
4〕、特別保留数の増減等を行うべく保留処理を実行す
る〔ステップS16〕。当該保留処理の具体的な手続き
について、図8を参照しながら説明する。
【0026】図8に示す保留処理では、まず特別保留数
を増やす〔ステップS30〕。もし増加後の特別保留数
が基準値を超えたならば(ステップS32のYES)、
球保留装置60を用いて特別保留数の増加を報知するこ
とを兼ねて、リブ群86を構成するリブの一つを突出姿
勢にし〔ステップS34〕、保留処理を終える。その一
方、増加後の特別保留数が基準値以下であれば(ステッ
プS32のNO)、保留数表示器50に表示をし〔ステ
ップS36〕、保留処理を終える。
【0027】ここで所定値に相当する「基準値」は保留
数表示器50で表示する特別保留数の上限値であって、
例えば4である。ステップS34でリブを突出姿勢にす
る順番は、図4の例ではリブ86f→リブ86e→リブ
86d→リブ86c→リブ86b→リブ86aの通りで
ある。例えば特別保留数が6のときはリブ86f,86
eのみが突出姿勢になり、特別保留数が8のときはリブ
86f,86e,86d,86cのみが突出姿勢にな
る。こうしてリブを突出姿勢にすることによって、通路
74を通行するパチンコ球を保留することが可能にな
る。本例では基準値が4であって、かつリブ群86を構
成するリブの個数が6であることを考慮すると、保留上
限数の最大値は10(=4+6)になる。
【0028】この保留上限数は、最小値(通常は0)か
ら最大値までの範囲内で自由に設定できる。保留上限数
の最大値や最小値は、遊技中に変化させると遊技が面白
くなる。例えば保留上限数の最大値について、通常の遊
技では8とし、確率変動中に特定の変動パターンを引き
当てると10に変化させる。その他には、大当たり遊技
の全部または一部において始動口24に入賞したパチン
コ球の数に応じて上記最大値等を段階的に変化させた
り、大当たり遊技開始時や確率変動時等に行う抽選によ
って上記最大値等を決定するようにしてもよい。なお、
例えば保留上限数の最大値が8であるときは、リブ86
bとリブ86aが突出姿勢になることはない。このよう
に保留上限数を変化させた場合には、突出姿勢に変更可
能なリブの個数も変化する。
【0029】上述した保留処理を終えて図7に戻ると、
変動不能か否か、あるいは特別保留数が0以下であるか
否かを判別する〔ステップS18〕。すなわち現在の遊
技状態が図柄変動中であるときや大当たり遊技中である
とき等は変動不能と判別し、そのいずれの状態でもない
ときは変動可能と判別する。また、特別保留数が0以下
であれば、既に保留にかかる図柄変動を全て終えてい
る。もし図柄変動が可能な時期であって、特別保留数が
1以上ならば(ステップS18のNO)、今後の処理に
備えて特別保留数を減らすべく消化処理を行う〔ステッ
プS20〕。当該消化処理の具体的な手続きについて図
9を参照しながら説明する。
【0030】図9に示す消化処理では、まず特別保留数
を減らす〔ステップS40〕。もし減少後の特別保留数
が基準値以上であれば(ステップS42のYES)、ス
トッパー用のリブ86gを一時的に退避姿勢にして保留
しているパチンコ球を誘導路76に落下させ、再び当該
リブ86gを突出姿勢にする〔ステップS46〕。リブ
86gを一時的に退避姿勢にしてから突出姿勢にするま
での時間間隔は通路74の傾斜角度に応じて異なるが、
例えば0.1秒間程度である。さらに特別保留数の減少
を報知することを兼ねて、リブ群86を構成するリブの
一つを退避姿勢にして〔ステップS50〕、保留処理を
終える。その一方、減少後の特別保留数が基準値を下回
っていれば(ステップS42のNO)、保留数表示器5
0に表示をし〔ステップS46〕、保留処理を終える。
【0031】図4の例では、ステップS46でリブ86
gを一時的に退避姿勢にするとパチンコ球B8が入口部
76aから落下し、図10に示すように誘導路76に沿
って矢印D8のように移動し、出口部76bから出て始
動口24に入賞する可能性が非常に高い。そして、ステ
ップS50でリブ86cを退避姿勢にすると、突出姿勢
になっているのは三つのリブ86d,86e,86fに
なる。よって球保留装置60として保留可能なパチンコ
球の数は3となり、4個目のパチンコ球が通路74を通
行しても保留されることなく遊技盤14上に落下する。
【0032】こうして保留の消化処理を終えると再び図
7に戻って、液晶表示器22で図柄変動を始める〔ステ
ップS22〕。すなわち図9のステップS52で決定し
た変動パターンを含む表示コマンドを図柄制御基板13
0に送信することで、図柄変動を実現する。こうして始
めた図柄変動を終えるのには所定の表示期間(例えば6
0秒間等)を要するので、その表示期間中はステップS
24,S26の実行を待機する必要がある。これに対し
て特別保留数が0以下のときは変動パターンを決定しな
いので、図柄変動を行わない。
【0033】図柄変動を終えると、今回の抽選結果が大
当たりか否かを判別する〔ステップS26〕。外来ノイ
ズ等の影響を受けにくく信頼性が高いパチンコ機12で
は、大当たり判定用乱数RAに基づいて大当たり(すな
わち乱数値=大当たり値)か否かを判別する。当該大当
たり値の数量は大当たり確率に応じて一つまたは二以上
の所定数からなり、ROM124等に記憶する。もし大
当たりならば(YES)、大当たり遊技を実現して賞球
を得る機会を遊技者に与えるべく大当たり処理を実行す
る〔ステップS28〕。当該大当たり処理は、例えば大
入賞口26の開閉蓋28を一定期間(一例として30秒
間)だけ開放し、当該大入賞口26等に入賞したパチン
コ球の数に応じて賞球を払い出す等を行う。当該大当た
り処理の具体的な手続きは周知であるので、その説明お
よび図示を省略する。これに対して、ステップS18で
変動不能または基準値が0以下のときや(YES)、ス
テップS26で抽選結果がハズレであったときは(N
O)、その時点で始動口処理を終える。
【0034】上記実施の形態1によれば、以下に示す効
果を得ることができる。 (a1)パチンコ球PBが入賞可能な始動口24と、パ
チンコ球PBが通行可能な通路74と当該通路74上の
パチンコ球PBを貯留可能なリブ群86とを備えた球保
留装置60と、球保留装置60で貯留を解除されたパチ
ンコ球PBを始動口24の直上位置まで誘導して排出す
る誘導路76とを備えた{図3,図4等を参照}。基準
値を超える特別保留数の部分について、保留時にはリブ
を突出姿勢にし、保留解除時には退避姿勢にして保留上
限数を報知可能に構成した{保留制御手段5;図8のス
テップS34、図9のステップS46,S50、図4,
図10を参照}。リブ群86を構成するリブ86a,8
6b,86c,86d,86eの姿勢や、各リブによっ
て保留されたパチンコ球を見た遊技者等は、保留数表示
器50の表示と合わせて保留上限数を認識でき、保留状
態を実感することができる。また、保留が解除されたパ
チンコ球PBは、図10に示すように通路74内を矢印
D8に沿って通行し出口部76bから始動口24に落下
してゆく。こうしてパチンコ球PBをほぼ確実に入賞さ
せることができるので、実感した保留をほぼ確実に実現
できる。
【0035】(a2)リブ86a,86b,86c,8
6d,86eは、それぞれが一のパチンコ球PBを貯留
可能な大きさで形成した{図3,図4等を参照}。図4
の例では、リブ86cがパチンコ球B2を保留し、リブ
86dがパチンコ球B4を保留し、リブ86eがパチン
コ球B6を保留し、リブ86fがパチンコ球B8を保留
している。このように各リブを一のパチンコ球PBを貯
留可能な大きさで形成すると、突出姿勢になっているリ
ブの数で保留上限数を報知できる。したがって、遊技者
等は保留上限数を実感することができる。球保留装置6
0のみを複合役物装置16に備えた場合には、保留数表
示器50が不要になるので、遊技機の製造コストを低減
することができる。
【0036】(a3)基準値までの特別保留数を表示す
る保留数表示器50を複合役物装置16に備えた{図
3,図4等を参照}。保留数表示器50の表示ととも
に、球保留装置60は特別保留数のうち基準値を超える
部分についてリブ群86(リブ86a,86b,86
c,86d,86eのうちで一以上)を突出姿勢にする
ことで、遊技者等に保留上限数を報知することができ
る。基準値までの特別保留数を保留数表示器50に表示
すれば、保留上限数を一定にした場合には、リブ群86
を構成するリブの数を減らすことができる。その一方、
リブの数を一定にした場合には、基準値を変えることで
保留上限数を自在に変化させることができる。
【0037】〔実施の形態2〕実施の形態2は遊技機の
一つであるパチンコ機に本発明を適用し、ストッパー用
リブと保持用リブとを連携して動かすことによってパチ
ンコ球の保留を解除する例である。当該実施の形態2
は、図11と図6を参照しながら説明する。なおパチン
コ機12の構成等は実施の形態1と同様であり、図示お
よび説明を簡単にするために実施の形態2では実施の形
態1と異なる点について説明する。よって、実施の形態
1で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付す。
【0038】図11(A)において、球保留装置60に
はさらに保持用のリブ86hを備える。このリブ86h
は通路74上であって、かつリブ86hとの間に1個の
パチンコ球PBを収容可能な位置に備える。また図5に
示すリブ86aと同様に、リブ86hをソレノイドのロ
ッドに固定して姿勢を変更可能に構成する。
【0039】上述したリブ86gとリブ86hを連携し
て動かす例について、図6と図11を参照しながら説明
する。図6において、もし減少後の特別保留数が基準値
以上であれば(ステップS42のYES)、図11
(A)に示すようにリブ86hを突出姿勢にしてから
〔ステップS44〕、図11(B)に示すようにリブ8
6gを退避姿勢にする〔ステップS46〕。こうすると
先頭のパチンコ球B8は入口部76aから誘導路76に
落下するが、後続のパチンコ球B6,B4,B2はリブ
86hによって保持される。
【0040】そして、リブ86gを突出姿勢にしてから
〔ステップS46〕、リブ86hを退避姿勢にする〔ス
テップS48〕。こうすると、図11(C)に示すよう
にパチンコ球B6,B4,B2が前進してリブ86gで
保持されるので、その後にリブ86cを退避姿勢にして
も〔ステップS50〕、保留しているパチンコ球B6,
B4,B2のいずれかが球保留装置60から落下するこ
とはない。
【0041】上記実施の形態2によれば、リブ86gと
リブ86hを連携して動かすことによって、保留してい
たパチンコ球を1個ずつ開放して確実に誘導路76に導
くことができる{図11を参照}。なお、その他の要
件,構成,作用,作動結果等については実施の形態1と
同様であるので、当該実施の形態1と同様の効果を得る
ことができる{上述した(a1)〜(a3)を参照}。
【0042】〔他の実施の形態〕上述したパチンコ機1
2(遊技機)において、他の部分の構造,形状,大き
さ,材質,配置および動作条件等については、上記実施
の形態に限定されるものでない。例えば、上記実施の形
態を応用した次の各形態を実施することもできる。 (b1)実施の形態1,2では、パチンコ機12に本発
明を適用した。この形態に代えて、パチンコ機以外の他
の遊技機(例えばスロットマシン,アレンジボール機,
雀球遊技機,テレビゲーム機等)であって図柄変動を保
留可能に構成した遊技機にも同様に本発明を適用するこ
とができる。当該他の遊技機であっても遊技球によって
保留数を実感することができ、しかも保留上限数を自在
に変化させることができる。
【0043】(b2)実施の形態1,2では、球保留装
置60は複数のリブからなるリブ群86を備えた{図
3,図4等を参照}。この形態に代えて、図12に示す
ような板状部材90を備えてもよい。当該板状部材90
は上辺を傾斜状に形成し、通路74の面よりも上方に突
出させる突出量に応じて保留可能なパチンコ球PBの数
を異ならせる。図12の例では、3個のパチンコ球B
2,B4,B6を保留している状態を示す。矢印D10
方向の突出量を自在に変化させるためには、板状部材9
0をラック92に固定し、当該ラック92と噛み合うピ
ニオン94をモータ96(パルスモータが望ましい)の
主軸96aに固定する。このようにラック&ピニオンで
構成すれば、主軸96aの回転量を制御することによっ
て板状部材90の突出量を変化させることができる。よ
ってモータ96を制御するのみで実現できるので、リブ
ごとにソレノイドを制御する必要がある実施の形態1,
2に比べて、製造コストを低減することができる。
【0044】(b3)実施の形態1,2では、特別保留
数の増減に従って各リブの姿勢を変化させた{図8のス
テップS34、図9のステップS46,S50、図4,
図10,図11を参照}。この形態に代えて、所定の条
件が成立したことを契機として突出姿勢にある二以上の
リブにかかる個数を特別保留数から減らすとともに、ス
トッパー用のリブ86gを突出姿勢にしたままの状態
で、突出姿勢になっている二以上のリブ(あるいは全て
のリブ)を一斉に退避姿勢にしてもよい。あるいは逆に
所定の条件が成立したことを契機として退避姿勢にある
二以上のリブにかかる個数を特別保留数で増やすととも
に、ストッパー用のリブ86gを突出姿勢にしたままの
状態で、退避姿勢になっている二以上のリブ(あるいは
全てのリブ)を一斉に突出姿勢にしてもよい。所定の条
件としては、所定の時(例えば大当たり遊技や確率変動
等について開始時や終了時など)や、所定の期間(例え
ば大当たり遊技開始時から60秒間など)が該当する。
リブ86gが突出姿勢になっているので誘導路76に落
下することはないが、二以上のリブが一斉に退避姿勢に
なると球保留装置60から落下することになり、二以上
のリブが一斉に突出姿勢になると保留可能な数が一気に
増える。こうして複数の保留を一度に解消(いわゆるパ
ンク)させたり、増やしたりすることができる。
【0045】(b4)実施の形態1,2では、球保留装
置60はパチンコ球PBを保留するためにリブを用いて
構成した{図3,図4等を参照}。この形態に代えて、
図13(A)に示すような昇降機能を備えた板状部材9
8を用いて球保留装置60を構成してもよい。この場
合、板状部材98はリブ群86のリブと同数からなり、
通路74上の面よりも低い位置を保留姿勢とし{図13
(A)を参照}、通路74上の面とほぼ同じ高さを非保
留姿勢とする{図13(B)を参照}。すなわち当該板
状部材98を保留姿勢にしたときには通路74に凹部が
形成される結果となり、この凹部にパチンコ球PBが入
ることで保留する。図13(B)のように板状部材98
を非保留姿勢にするとパチンコ球PBは通路74を通行
し、誘導路76に導くことも可能になる。このようにリ
ブ以外の部材を用いた場合であっても、実施の形態1,
2と同様に保留や解除ができるので、実施の形態1,2
と同様の効果を得ることができる。
【0046】(b5)実施の形態1,2では、小片7
0,84を固定した{図2,図3を参照}。この形態に
代えて、小片70,84の一方または双方を動かすよう
に構成してもよい。具体的には、モータやソレノイド等
の駆動源によって小片70や小片84を動かす。こうす
ればパチンコ球PBを通路74に導き易い状態にした
り、逆にパチンコ球PBを通路74に導き難い状態にす
ることができる。パチンコ球PBを保留させようと遊技
するので、遊技の面白味が増す。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、遊技球によって保留数
を実感することができ、しかも保留上限数を自在に変化
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を模式的に示す図である。
【図2】パチンコ機の外観を示す正面図である。
【図3】複合役物装置の構成例を説明する図である。
【図4】球保留装置の構成例を説明する図である。
【図5】リブを動かして姿勢を変えるための構成例を説
明する図である。
【図6】各種の基板と装置にかかる概略構成例を示すブ
ロック図である。
【図7】始動口処理の手続きを示すフローチャートであ
る。
【図8】保留処理の手続きを示すフローチャートであ
る。
【図9】消化処理の手続きを示すフローチャートであ
る。
【図10】球保留装置の状態を説明する図である。
【図11】保持用リブによる後続球の落下防止を説明す
る図である。
【図12】一の部材で保留数を変化させる例を説明する
図である。
【図13】球保留装置の構成例を説明する図である。
【符号の説明】
1(1a,1b,1c,1d,1e,1f) 貯留部材 2 通路 3 壁面 4 保留数表示部 5 保留制御手段 6 保留装置 7 誘導路 7a 入口部 7b 出口部 8 始動入賞装置 B(Ba,Bb,Bc,Bd) 遊技球 12 パチンコ機 20,58 誘導口 22 液晶表示器(壁面) 24 始動口(始動入賞装置) 50 保留数表示器(保留数表示部) 60 球保留装置(保留装置) 70,84 小片 72,74,80,82 通路 76 誘導路 76a 入口部 76b 出口部 78 傾斜面 86 リブ群 86a,86b,86c,86d,86e,86f,8
6g,86h リブ 90 板状部材 92 ラック 94 ピニオン 96 モータ(駆動源) 96a 主軸 PB(B2,B4,B6,B8) パチンコ球(遊技
球)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球が入賞可能な始動入賞装置と、 遊技球が通行可能な通路と、当該通路上の遊技球を貯留
    可能な貯留部材とを備えた保留装置と、 遊技球を貯留する第1姿勢と、遊技球の貯留を解除する
    第2姿勢との間で前記貯留部材の姿勢を制御することに
    より、図柄変動の保留上限数を報知可能な保留制御手段
    と、 前記保留装置で貯留を解除された遊技球を前記始動入賞
    装置の直上位置まで誘導して排出する誘導路とを有する
    遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した遊技機において、 貯留部材は、一の遊技球を貯留可能な大きさで形成した
    遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載した遊技機にお
    いて、 所定値までの保留数を表示可能な保留数表示部を備え、 保留制御手段は保留数のうち前記所定値を超える部分に
    ついて貯留部材を第1姿勢にして保留上限数を報知する
    遊技機。
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