JP2005098476A - ガスケット - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池のセパレータ3等、板体に接着されるガスケット1において、接着手段からの溶出成分による影響を抑制する。
【解決手段】主リップ11と、その背面に形成されてセパレータ(接着対象板体)3と密接される背面シール部12と、この背面シール部12に対して密封対象空間Sと反対側となる位置にあって接着剤2を介してセパレータ3のガスケット装着溝31の底部31aに接着される接着部14と、背面シール部12と接着部14との間に形成されて余剰接着剤2aを保持する接着剤溜り15を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、固定部材間を密封するガスケットであって、特に、燃料電池のセパレータやHDD(ハード・ディスク・ドライブ装置)のトップカバーの密封手段として適用可能なガスケットに関する。
燃料電池は、高分子電解質膜を一対の触媒電極層で挟んだMEA(Membrane Electrode Assembly:膜・電極複合体)と、カーボン製のセパレータとからなる燃料電池セルを多数、多い場合は数百枚積層したスタック構造をとっている。そして、酸化ガス(酸素)が各セパレータの一方の面に形成された酸化ガス流路から一方の触媒電極層に供給され、水素が各セパレータの他方の面に形成された燃料ガス流路から他方の触媒電極層に供給され、水の電気分解の逆反応である電気化学反応、すなわち水素と酸素から水を生成する反応によって、電力を発生するものである。
図14は、燃料電池の一部を示す断面図で、101は高分子電解質膜、102A,102Kはその両側の触媒電極層、103はセパレータである。セパレータ103には、ゴム状弾性材料からなるガスケット104が設けられており、そのシール凸条104aが高分子電解質膜101に密接することによって、触媒電極層102A,102Kに供給される水素ガスや酸化ガスが外部へ漏洩するのを防止している。従来、この種のガスケット104は、成形後、セパレータ103に接着剤105を介して接着することが知られている。
ここで、セパレータ103は、触媒電極層102A,102Kに供給されるガスを密封する作用のほか、触媒電極層102A,102Kからの集電板としての作用も有し、高分子電解質膜101等の両側のセパレータ103は、それぞれ陰極及び陽極となるので、絶縁しておく必要がある。このため、従来は、例えば下記の特許文献1〜3に記載されているように、MEAによる発電部の周囲で、セパレータ間に絶縁手段を設けている。すなわち、特許文献1に記載された絶縁手段においては、高分子電解質膜の外周縁をセパレータの外周縁と同形同大とすることによって、この高分子電解質膜でセパレータ間の絶縁を図っている。また、特許文献2あるいは特許文献3に記載されたもののように、高分子電解質膜の大きさが発電領域の周縁部までに限定されている場合は、高分子電解質膜の外周側で、セパレータ間にシート状の絶縁層を介在させている。
特開2003−197249 特開2001−283893 特開2002−158018
しかしながら、図14のような構造によれば、セパレータ103(又は高分子電解質膜101)とガスケット104とを接着している接着剤105の層が途切れた部分があると、そこで漏れを発生するため、接着剤105は、接着面の全周に塗布している。ところが、接着剤105の一部が符号105aで示されるようにガスケット104の接着面からはみ出して、ガス流路に大量に露出していると、接着剤105からの溶出成分によって、電池性能に悪影響を及ぼすことがあった。
また、特許文献1のような構造によれば、高価な高分子電解質膜を発電に供しない部分まで面積を広げているため、コストが高くなってしまう問題がある。この点、特許文献2あるいは特許文献3のものは、このような問題はないが、シート状の絶縁層に別体のガスケットリップ(線状突起)を設けており、この場合、ガスケットリップを、ずれ防止や密封性の観点から、シート状絶縁層に接着剤を用いて接着している。したがって、図14に示されるものと同様に、接着剤の一部がガス流路等に露出し、接着剤からの溶出成分によって、電池性能に悪影響を及ぼすおそれがあった。また、長期間の使用においては、絶縁層とガスケットリップの接着剥がれを生じて、密封性を損なうおそれもあった。
本発明は、以上のような問題に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、燃料電池のセパレータ等、板体に接着されるガスケットにおいて、接着手段からの溶出成分による影響を抑制することにある。
上述した技術的課題を有効に解決するための手段として、請求項1の発明に係るガスケットは、板体に接着されるガスケットにおいて、接着対象板体と密接される背面シール部と、この背面シール部に対して密封対象空間と反対側となる位置にあって接着手段を介して前記接着対象板体に接着される接着部とを有するものである。
請求項2の発明に係るガスケットは、請求項1に記載の構成において、背面シール部が主リップの背面に形成されたものである。
請求項3の発明に係るガスケットは、請求項1又は2に記載の構成において、接着手段が接着剤からなり、背面シール部と接着部との間に、余剰接着剤を保持する接着剤溜りを有するものである。
請求項4の発明に係るガスケットは、請求項1〜3のいずれかに記載の構成において、背面シール部が、接着対象板体に形成されたガスケット装着溝の底部に密接されるものである。
請求項5の発明に係るガスケットは、ガスケットリップが燃料電池のセパレータ間に介在される絶縁層に一体的に設けられ、この絶縁層が前記ガスケットリップに対して密封対象空間と反対側となる領域で接着手段を介してセパレータに接着されたものである。
請求項6の発明に係るガスケットは、請求項5に記載の構成において、絶縁層にこの絶縁層と同材質のガスケットリップが一体成形されたものである。
請求項1の発明に係るガスケットによれば、その接着部(接着手段)と密封対象空間との間が、背面シール部によって密封されるため、密封対象空間へ接着手段中の含有成分が溶出するのを有効に防止することができ、例えば燃料電池用セパレータのガスケットとして適用した場合に、密封対象空間である酸化ガス流路又は燃料ガス流路中への成分溶出による悪影響を有効に防止することができる。また、接着対象板体との固定側での密封は背面シール部によって行い、接着手段による密封性に依存するものではないため、接着剤等の接着手段の使用量を削減できると共に、溶出成分の量も抑制することができる。
請求項2の発明に係るガスケットは、背面シール部が主リップのつぶし代による反力を受けるので、接着対象板体との密接力が増大し、接着部(接着手段)と密封対象空間との間での密封性を一層向上することができる。
請求項3の発明に係るガスケットは、接着手段として接着剤を用いた場合に、接着部と接着対象板体との間から背面シール部側へはみ出そうとする余剰接着剤が、接着剤溜りに保持されるため、密封対象空間側への余剰接着剤のはみ出しを、一層確実に防止することができる。
請求項4の発明に係るガスケットは、ガスケットの背面シール部が、接着対象板体に形成されたガスケット装着溝によって位置決めされるので、ガスケットを安定的に固定することができる。
請求項5の発明に係るガスケットによれば、ガスケットリップを一体に有する絶縁層と、セパレータとの接着領域が、ガスケットリップに対して密封対象空間と反対側にあるため、接着領域と密封対象空間との間が、ガスケットリップのつぶしに対する反力によって密封され、密封対象空間へ接着手段中の含有成分が溶出するのを有効に防止することができ、接着手段の密封対象空間への成分溶出による悪影響を有効に防止することができる。
請求項6の発明に係るガスケットによれば、ガスケットリップと絶縁層間に接合部が存在しないため、密封性が一層向上すると共に、ガスケットリップと絶縁層との間の接着手段も不要であり、しかも低コストで提供することができる。
以下、本発明に係るガスケットの好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。まず図1は、本発明に係るガスケットを燃料電池用ガスケットとして適用した第一の形態を単体で示す部分的な断面斜視図、図2は、同じく装着状態で示す部分的な断面斜視図である。なお、以下の説明においては、「背面」とは、ガスケット1における主リップ11と反対側を向いた面、すなわちセパレータ3側を向いた面のことである。
すなわち、この形態によるガスケット1は、請求項1〜4に対応する構成を備えるもので、図2に示されるように、接着剤2を介して燃料電池のセパレータ3に接着され、このセパレータ3と高分子電解質膜4との間に介在して、不図示の触媒電極層へ水素ガス又は酸化ガス(酸素)を供給するための燃料ガス流路又は酸化ガス流路等の密封対象空間Sから、燃料ガス又は酸化ガスが漏出するのを防止するものであって、ゴム状弾性材料、好ましくはVMQ(シリコーンゴム)、FKM(フッ素ゴム)、あるいはEPDM(エチレンプロピレンゴム)等から選択されるゴム状弾性材料で成形されている。なお、セパレータ3は、請求項1に記載された接着対象板体に相当するものであって、カーボンで成形されており、導電性を有する。
そして図1に示されるように、ガスケット1は、山形に突出した主リップ11と、その背面側に突出した背面シール部12と、主リップ11と背面シール部12の間の部分から密封対象空間Sと反対側へ突出した延長部13と、この延長部13の背面側に突出形成された接着部14とを有する。また、背面シール部12と接着部14との間には、溝状の接着剤溜り15が凹設されている。
一方、図2に示されるように、セパレータ3には、ガスケット1の装着位置と対応して延びる矩形断面のガスケット装着溝31が形成されている。このガスケット装着溝31は、ガスケット1における背面シール部12及び接着部14を収容可能な幅に形成されている。すなわちガスケット1は、その延長部13の端部と接着部14との間の段差部16において、ガスケット装着溝31における密封対象空間Sと反対側の溝肩32に位置決めされた状態で、背面シール部12が、ガスケット装着溝31の底部31aのうち、密封対象空間S寄りの位置に密接され、接着部14が、ガスケット装着溝31の底部31aのうち、密封対象空間Sと反対側寄りの位置に、接着剤2を介して接着されるようになっている。
上述の構成において、ガスケット1をセパレータ3に接着する際には、まずセパレータ3におけるガスケット装着溝31の底部31aのうち、密封対象空間Sと反対側寄りの位置に、接着剤2を塗布し、ガスケット1の接着部14を、段差部16において、ガスケット装着溝31の密封対象空間Sと反対側の溝肩32に位置決めした状態で、接着剤2の塗布面に押し付けて接着する。このとき、余剰接着剤2aは、接着部14の両側へはみ出すが、接着部14と背面シール部12との間には接着剤溜り15が凹設されているので、接着部14から背面シール部12側へ向けてはみ出した余剰接着剤2aは、接着剤溜り15内に保持され、背面シール部12側への介入が有効に防止される。
また、ガスケット1は、その主リップ11が、図2に一点鎖線で示される高分子電解質膜4に、所要のつぶし代をもって密接されるので、その反力によって、主リップ11の背面側に形成された背面シール部12も、適当な面圧でガスケット装着溝31の底部31aに密接される。このため、接着剤溜り15内の余剰接着剤2aからの溶出成分が、密封対象空間Sへ放出されるのを有効に防止することができる。なお、高分子電解質膜4は、その厚さ方向両側に不図示の触媒電極層(燃料極及び空気極)が設けられ、MEAを構成している。
また、接着対象板体であるセパレータ3との固定側での密封は、背面シール部12によって行われ、前記底部31aと接着部14との間に介在する接着剤2には依存されない。したがって、接着剤2は、ガスケット1の固定に必要な量であれば、必ずしも前記底部31aの全周に塗布する必要はなく、したがって接着剤2の使用量を削減することができると共に、接着剤2からの溶出成分の量も抑制することができる。そして、接着剤2を前記底部31aの全周に塗布した場合は、背面シール部12と接着部14の双方で密封を行うことになるため、二重シール作用によって、密封対象空間Sに対する密封性を著しく高いものとすることができる。
次に図3は、本発明に係るガスケットを燃料電池用ガスケットとして適用した第二の形態を装着状態で示す部分的な断面斜視図である。この形態も、基本的には請求項1〜4に対応する構成を備えるものであって、主リップ11と背面シール部12の間の部分から密封対象空間Sと反対側へ突出した延長部13のフラットな背面が、接着部14となっており、セパレータ3のガスケット装着溝31は、ガスケット1の背面シール部12を収容可能な幅に形成されている。
すなわち、ガスケット1の接着部14は、ガスケット装着溝31の密封対象空間Sと反対側の溝肩32に、接着剤2を介して接着される。接着剤溜り15は、背面シール部12と接着部14との間に段差溝状に形成されており、溝肩32に接着剤2を塗布して接着部14を接着する際に、溝肩32と接着部14との間から背面シール部12側へはみ出した余剰接着剤2aは、ガスケット装着溝31の密封対象空間Sと反対側の端部31aと接着剤溜り15との間に保持され、背面シール部12側への介入が有効に防止される。したがって、第一の形態と同様の効果が実現される。
次に図4は、本発明に係るガスケットを燃料電池用ガスケットとして適用した第三の形態を装着状態で示す部分的な断面斜視図である。この形態のガスケット1は、請求項1〜3に対応する構成を備えるもので、図示されていない高分子電解質膜に所要のつぶし代をもって密接される山形の主リップ11と、その背面側に突出形成された複数条の背面シール部12と、主リップ11の基部から密封対象空間Sと反対側へ突出した延長部13と、この延長部13の背面側に前記背面シール部12と並列的に突出形成された接着部14とを有する。また、背面シール部12と接着部14との間には、溝状の接着剤溜り15が凹設されている。
一方、接着対象板体であるセパレータ3には、図2又は図3のようなガスケット装着溝が形成されておらず、ガスケット1の接着部14は、図示されていない高分子電解質膜と対向するセパレータ3のフラットな表面3aに、接着剤2を介して接着されると共に、その密封対象空間S側に位置する背面シール部12が密接される。接着の際に、セパレータ3の表面3aと接着部14との間から背面シール部12側へはみ出した余剰接着剤2aは、接着剤溜り15に保持され、背面シール部12への介入が有効に防止される。したがって、第一の形態と同様の効果が実現される。
ここで、図5は、ガスケット1を取り付けたセパレータ3の表面を示す図である。図中の参照符号33は、セパレータ3の表面に形成されて燃料ガス又は酸化ガスを流す多数の流路溝であり、34は、セパレータ3に開設されて流路溝33と連通するマニホールド、35,36は、セパレータ3に開設されて、それぞれ不図示の流路溝に連通されたマニホールドである。
図5に示されるセパレータ3において、ガスケット1は、流路溝33の形成領域及びマニホールド34の開口部を取り囲むように設けられたものと、マニホールド35の開口部を取り囲むように設けられたものと、マニホールド36の開口部を取り囲むように設けられたものを有する。そして、参照符号VIで示される部分では、流路溝33の形成領域及びマニホールド34の開口部を取り囲むガスケット1とマニホールド35の開口部を取り囲むガスケット1の一部、又は流路溝33の形成領域及びマニホールド34の開口部を取り囲むガスケット1と、マニホールド36の開口部を取り囲むガスケット1の一部が、互いに近接した状態で平行に延びている。
図6は、本発明に係るガスケットを燃料電池用ガスケットとして適用した第四の形態を装着状態で示す部分的な断面斜視図である。この形態によるガスケット1は、基本的には請求項1〜4に対応する構成を備えるものであって、上述した図5におけるVI部のように、互いに近接した状態で平行に延びる部分のある場合に好適に適用されるものである。すなわち、図6に示されるガスケット1A,1Bは、それぞれ異なる流体を密封対象とするものであって、例えば一方のガスケット1Aによる密封対象空間S1は燃料ガスが流通し、他方のガスケット1Bによる密封対象空間S2は、酸化ガスが流通する。
ガスケット1A,1Bは、基本的には先に説明した図3(第二の形態)と同様のものであって、すなわち山形に突出し高分子電解質膜4に所要のつぶし代をもって密接される主リップ11A,11Bと、その背面側に形成された背面シール部12A,12Bと、主リップ11A,11Bと背面シール部12A,12Bの間の部分から突出した延長部13A,13Bをそれぞれ有し、延長部13A,13Bのフラットな背面が、接着部14A,14Bとなっている。また、一方のガスケット1Aにおける延長部13Aの先端には凹面状の嵌合溝13aが形成され、他方のガスケット1Bにおける延長部13Bの先端は前記嵌合溝13aと密嵌可能な凸面状に形成されている。
一方、セパレータ3には、ガスケット1A,1Bの各背面シール部12A,12Bの設置位置と対応して延びる矩形断面の一対のガスケット装着溝31A,31Bが形成されている。このガスケット装着溝31A,31Bは、前記背面シール部12A,12Bを収容可能な幅に形成され、両溝31A,31B間の間隔(溝肩37の幅)は、ガスケット1Aにおける延長部13Aの嵌合溝13aとガスケット1Bにおける延長部13Bの先端を嵌合させた時の両延長部13A,13Bの長さより僅かに小さいものとなっている。
すなわち、上述の構成において、ガスケット1A,1Bをセパレータ3に接着する際には、まずセパレータ3におけるガスケット装着溝31A,31Bの間の溝肩37に接着剤2を塗布し、ガスケット1Aにおける延長部13Aの嵌合溝13aとガスケット1Bにおける延長部13Bの先端を嵌合させた状態で、双方の背面シール部12A,12Bをそれぞれガスケット装着溝31A,31Bに挿入すると共に、延長部13A,13Bの背面の接着部14A,14Bを、接着剤2の塗布面(溝肩37)に押し付けて接着する。このとき、余剰接着剤2aは、溝肩37と接着部14A,14Bの間から両側へはみ出すが、ガスケット1Aにおける接着部14Aと背面シール部12Bとの間、及びガスケット1Bにおける接着部14Bと背面シール部12Bとの間には、それぞれ接着剤溜り15A,15Bが設けられているので、はみ出した余剰接着剤2a,2aは、接着剤溜り15A,15B内に保持され、背面シール部12A,12B側への介入が有効に防止される。
上述した第一〜第四の形態は、いずれもセパレータ3へのガスケット1(1A,1B)の接着手段として接着剤2を用いているが、本発明は、加硫接着によるものや、シート状接着部材を用いるものについても適用することができる。そして、次に説明する図7及び図8の形態は、このような接着手段を用いたものである。
このうち、まず図7は、本発明に係るガスケットを燃料電池用ガスケットとして適用した第五の形態を装着状態で示す部分的な断面斜視図である。この形態のガスケット1は、セパレータ3に一体成形されたものであって、山形に突出し高分子電解質膜4に所要のつぶし代をもって密接される主リップ11と、その背面側に形成された背面シール部12と、主リップ11と背面シール部12の間の部分から密封対象空間Sと反対側へ突出した延長部13を有し、延長部13のフラットな背面が、接着部14となっている。背面シール部12はセパレータ3にガスケット1の装着位置と対応して形成された矩形断面のガスケット装着溝31に密嵌されており、接着部14は、ガスケット装着溝31の密封対象空間Sと反対側の溝肩32に加硫接着されている。
ガスケット1は、予めセパレータ3の溝肩32に加硫接着用接着剤を塗布してから、このセパレータ3を所定の金型(不図示)内にセットして、そのガスケット装着溝31に沿って前記金型の内面との間に画成されたキャビティ内に、未加硫のゴム材料を射出して加硫させることによって、成形と同時にセパレータ3と一体化させたものである。接着部14は、セパレータ3の溝肩32に塗布した加硫接着用接着剤によって、この溝肩32に一体的に加硫接着されるが、背面シール部12は、セパレータ3のガスケット装着溝31の内面に倣って矩形断面形状に成形され、すなわち非接着でガスケット装着溝31の内面と密接している。
なお、延長部13(接着部14)と反対側、すなわち主リップ11及び背面シール部12の密封対象空間S側には、膜状部17が形成されており、セパレータ3におけるガスケット装着溝31の密封対象空間S側の溝肩38に密接されている。
この形態においても、接着部14と密封対象空間Sの間には背面シール部12が存在し、しかも膜状部17も密封機能を有するので、加硫接着部からの溶出成分が、密封対象空間Sを流通するガス中に溶出することによる影響を防止することができる。また、上述の各形態と同様、高分子電解質膜4に対する主リップ11のつぶし代の反力によって、背面シール部12に適当な密接面圧が付与されるので、優れた密封性を奏すると共に、背面シール部12が、前記締め代の反力によってガスケット装着溝31の内面にしっかり固定されるので、ガスケット1の固定性が高く、したがって成形の際の加硫接着剤使用量を削減することができると共に、成分溶出量も有効に抑制することができる。
次に図8は、本発明に係るガスケットを燃料電池用ガスケットとして適用した第六の形態を単体で示す部分的な断面斜視図である。この形態のガスケット1は、先に説明した図1(第一の形態)のガスケット1の接着部14に、シート状接着部材21を貼着したものである。
詳しくは、シート状接着部材21は、合成樹脂フィルムの一面(図における下面)21aに不図示の接着剤又は粘着剤を塗布したもので、他面(図における上面)21bが、ガスケット1の接着部14にインサート成形法によって接着されたものである。合成樹脂フィルムとしては、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、あるいはPI(ポリイミド)等、電気絶縁性の合成樹脂材料からなるものが選択される。また、ガスケット1のゴム材料としては、特に限定しないが、前掲のVMQ(シリコーンゴム)、FKM(フッ素ゴム)、EPDM(エチレンプロピレンゴム)等が好ましい。
すなわち、ガスケット1を射出成形する金型内に、予め他面21bに加硫接着用の接着剤を塗布した合成樹脂フィルムをセットして、前記金型内に未加硫ゴム材料を射出し、ガスケット1の成形と同時に合成樹脂フィルムを一体化したものである。接着剤又は粘着剤が塗布された合成樹脂フィルムの一面21aには、不図示の剥離フィルムを貼着しておき、ガスケット1をセパレータ3の所定箇所に取り付ける際に、前記剥離フィルムを剥離させて接着剤又は粘着剤が塗布された一面21aを露出させ、接着するように構成することができる。
この形態においても、接着部14に設けられたシート状接着部材21と密封対象空間Sの間には背面シール部12が存在するので、シート状接着部材21の接着剤又は粘着剤からの溶出成分が、密封対象空間を流通するガス中に溶出することによる影響を防止することができ、第一の形態と同様の効果を実現するものである。したがって、この形態においても、セパレータとの固定側のシールは背面シール部12が担い、シート状接着部材21には依存されないため、シート状接着部材21は、必ずしも接着部14の全周に貼着する必要はない。
なお、上述した形態はいずれも、ガスケット1をセパレータ3側に接着しているが、高分子電解質膜4に接着され、主リップ11がセパレータ3と密接されるものについても実施可能である。この場合、高分子電解質膜4が請求項1に記載された接着対象板体に相当することとなる。
また、上述のような形態のガスケットは、燃料電池のほかにも、例えばパソコンのハード・ディスク・ドライブ装置(HDD)において、記憶媒体であるハード・ディスクや、このハード・ディスクに対するデータの読み出しや書き込みを行うヘッド及びこれを駆動するアクチュエータ等を収容するケースを密閉する、ガスケット一体型トップカバーのガスケット等にも実施することができる。
次に図9は、本発明に係るガスケットを燃料電池用ガスケットとして適用した第七の形態として、燃料電池セルの分離状態を積層方向から見た図、図10は図9の燃料電池セルの組立状態を積層方向から見た図、図11は、図10におけるXI−XI線の位置で切断して示す燃料電池セルの分離状態の断面図である。
この形態は請求項5に係る発明に相当するものであって、これら図9,図10及び図11において、参照符号3はセパレータ、4は高分子電解質膜、41,42は高分子電解質膜4の両面に設けられた一対の触媒電極層、5は触媒電極層41,42の外周側に位置して各セパレータ3の外周部間に介在される絶縁層51にガスケットリップ52,53が一体的に設けられた本形態のガスケットである。高分子電解質膜4と、その両面に設けられた触媒電極層41,42は、MEA(Membrane Electrode Assembly:膜・電極複合体)40を構成している。
セパレータ3は、導電性を有すると共にガス不透過性のカーボン等からなるものであって、先に説明した図5と同様に、その両面には、触媒電極層41,42との対向面に位置して多数の溝状の流路溝33が形成され、外周部には、燃料ガス、酸化ガスあるいは冷却水を供給又は排出するための複数のマニホールド34〜36が開設されている。また、図9に示されるように、複数のマニホールド34〜36のうち、燃料供給用及び燃料排出用のマニホールドは、セパレータ3の一方の面に形成された流路溝33の両端にガスケット5を支承するカバープレート33b,33bで覆われた通路33a,33aを介して連通し、酸化ガス供給用及び酸化ガス排出用のマニホールドも同様に、セパレータ3の他方の面に形成された流路溝33の両端に、ガスケット5を支承するカバープレートで覆われた通路(不図示)を介して連通している。
ガスケット5は、各セパレータ3間の電気絶縁性に優れた例えばPET,PEN,PI等の合成樹脂材料あるいはゴム状弾性材料からなる絶縁層51に、VMQ、FKM、EPDM等のゴム状弾性材料からなるガスケットリップ52,53が一体的に設けられたものである。絶縁層51に対するガスケットリップ52,53の一体化の方法としては、射出成形等により、絶縁層51にガスケットリップ52を直接成形する方法や、別途に成形したガスケットリップ52,53を接着剤で貼り付ける方法のいずれもが採用可能である。但し、後者の方法においては、接着剤からの溶出成分の溶出の可能性があり、しかも接着剥がれ等が生じるおそれもあるため、前者の一体成形方法が好ましい。
絶縁層51は、外周縁がセパレータ3の外周縁と同形同大のシート状であって、内周に発電領域(MEA40における触媒電極層41,42及びセパレータ3における流路溝33の形成領域)に対応する窓部51aを有し、セパレータ3における各マニホールド34〜36と対応する位置に、この各マニホールド34〜36と同形同大の複数のマニホールド51b〜51dが開設されている。また、ガスケットリップ52は窓部51aの外周を取り囲むように形成され、ガスケットリップ53は各マニホールド51b〜51dの外周を取り囲むように形成されている。
絶縁層51の肉厚は、薄すぎると強度及び十分な絶縁性が得られず、逆に厚すぎると、燃料電池セルを積層したスタックの体積が徒に増大してしまうため、50〜500μm、好ましくは100〜300μmとする。
図9に斜線で示される領域Pは、セパレータ3における接着剤塗布領域である。この接着剤塗布領域Pは、図11にも示されるように、ガスケット5を、セパレータ3に位置決め積層した時に、ガスケットリップ52,53に対して、このガスケットリップ52,53による密封対象である流路溝33や各マニホールド34〜36と反対側となる領域に対応するものである。すなわちガスケット5は、セパレータ3における接着剤塗布領域Pに接着剤を塗布してから、絶縁層51におけるガスケットリップ52,53が形成されていない側の面を、位置決めして押し付けることにより接着する。
以上の構成を備える各燃料電池セルにおいて、MEA40の触媒電極層41,42のうち一方に面する流路溝33には、燃料供給用及び燃料排出用のマニホールド間で、通路33a,33aを介して燃料ガス(水素)が供給され、他方の触媒電極層に面する流路溝33には、酸化ガス(酸素)が供給される。そして、燃料ガスが供給される側(アノード)においては、水素分子を水素イオンと電子に分解する反応が行われ、酸化ガスが供給される側(カソード)においては、酸素と水素イオンと電子により水を生成する反応が行われ、これによって起電力を発生する。
厚さ方向に隣接するセパレータ3の外周部(発電領域の外周側)の間は、ガスケット5におけるシート状の絶縁層51が介在することによって互いに絶縁される。組立状態においては、ガスケット5におけるガスケットリップ52は、適当なつぶし代でMEA40(高分子電解質膜4)の外周部に密接し、ガスケットリップ53は適当なつぶし代でセパレータ3の外周部に密接し、流路溝33内を流通する燃料ガス、酸化ガスや、マニホールド34〜36を流通する燃料ガス、酸化ガスあるいは冷却水に対する優れた密封性を奏する。また、ガスケットリップ52は、MEA40(高分子電解質膜4)の外周部をセパレータ3に弾性的に押し付けて挟持する機能を有する。
また、ガスケット5は、そのガスケットリップ52,53が、セパレータ3又は高分子電解質膜4に、所要のつぶし代をもって密接されるので、絶縁層51のうち、ガスケットリップ52,53の背面側に相当する部分は、セパレータ3又は高分子電解質膜4に対する密接面圧が、ガスケットリップ52,53の圧縮反力によって大きくなり、背面シール部として機能する一方、接着剤塗布領域Pに対応する部分では面圧が小さいものとなる。このため、接着剤塗布領域Pに塗布された接着剤は、密封対象空間である流路溝33や各マニホールド34〜36側へ、はみだしにくくなり、しかも、接着剤からの溶出成分が、密封対象空間である流路溝33や各マニホールド34〜36側へ放出されるのを有効に防止することができる。
次に、図12は、本発明に係るガスケットを燃料電池用ガスケットとして適用した第八の形態を、図10におけるXI−XI線の位置で切断して示す燃料電池セルの分離状態の断面図、図13は、同じく図10におけるXIII−XIII線の位置で切断して示す燃料電池セルの分離状態の断面図ある。
この形態は請求項6に係る発明に相当するものであって、ガスケット5が各セパレータ3の両面に接着されている。このガスケット5は、全体がVMQ、FKM、EPDM等から選択された単一のゴム状弾性材料からなるものであって、絶縁層51の両面にガスケットリップ52A,53A(以下、主リップという)及びガスケットリップ52B,53B(以下、背面リップという)が、互いに一体に成形されている。したがって絶縁層51と主リップ52A,53A及び背面リップ52B,53Bは互いに連続したゴム状弾性材料からなり、両者間に接着部が介在しない構造となっている。
詳しくは、絶縁層51は、外周縁がセパレータ3の外周縁と同形同大で、内周に発電領域(MEA40における触媒電極層41,42及びセパレータ3における流路溝33の形成領域)に対応する窓部51aを有し、先の図9に示されるセパレータ3の各マニホールド34〜36と対応する複数のマニホールド51b〜51d(図12及び図13にはマニホールド35,51cのみ示される)が開設されたシート状をなす。主リップ52A及び背面リップ52Bは、窓部51aの外周に沿って形成されており、主リップ53A及び背面リップ53Bは、各マニホールド51c(51b,51d)の外周に沿って形成されている。また、背面リップ52B,53Bは、先の図9に示されるセパレータ3のカバープレート33b(通路33a)と対応する部分には設けられておらず、この部分は、図13に示されるように、主リップ52A,53Aのみが形成されている。
一方、セパレータ3における発電領域の外周側には、その両面に、ガスケット5の背面リップ52B,53Bと対応して、それぞれガスケット装着溝31C,31Dが形成され、すなわち、背面リップ52B,53Bは、これらのガスケット装着溝31C,31D内に、所定のつぶし代をもって密接されるようになっている。なお、このガスケット装着溝31C,31Dは、先の図9に示されるセパレータ3の通路33aが通る部分には形成されない。
なお、その他の部分の構成、例えばセパレータ3における流路溝33、マニホールド34〜36等の配置や、MEA40(高分子電解質膜4及び触媒電極層41,42)等は、先に説明した第七の形態と基本的に同様である。
上記構成のガスケット5は、絶縁層51が接着剤を介してセパレータ3に接着され、そのためのセパレータ3の接着剤塗布領域Pは、ガスケット5をセパレータ3に位置決め積層した時に、背面リップ52B,53Bに対して、この背面リップ52B,53Bによる密封対象である流路溝33やマニホールド35(34,36)と反対側、言い換えればガスケット装着溝31C,31Dに対して、流路溝33やマニホールド35(34,36)と反対側に相当する領域となっている。すなわちガスケット5は、セパレータ3の接着剤塗布領域Pに接着剤を塗布してから、絶縁層51における背面リップ52B,53Bが存在する側の面を押し付けて接着する。そしてその過程で、背面リップ52B,53Bをガスケット装着溝31C,31Dに嵌め込むため、位置決めを容易に行うことができる。
このとき、セパレータ3に塗布された接着剤の一部は、ガスケット5の絶縁層51の押し付けによって接着剤塗布領域Pから両側へはみ出すが、接着剤塗布領域Pとガスケット5の背面リップ52B,53Bとの間には、ガスケット装着溝31C,31Dによって、先に説明した図3に示される接着剤溜りが形成されるので、背面リップ52B,53Bによるシール面への余剰接着剤の介入が有効に防止される。
燃料電池セルの組立状態では、互いに隣接するセパレータ3,3のうち一方のセパレータ3に接着されたガスケット5の主リップ52Aと、他方のセパレータ3に接着されたガスケット5の主リップ52Aが、適当なつぶし代でMEA40(高分子電解質膜4)の外周部に密接し、これによって、発電領域を良好に密封すると共に、MEA40を弾性的に挟持する。また、一方のセパレータ3に接着されたガスケット5の主リップ53Aと、他方のセパレータ3に接着されたガスケット5の主リップ53Aが、所要のつぶし代をもって互いに密接し、これによって、マニホールド35(34,36)に対する良好な密封性を奏する。そして、これら主リップ52A,53Aの圧縮反力によって、背面リップ52B,53Bも適当な面圧でガスケット装着溝31C,31Dの底部に密接されるため、接着剤塗布領域Pの接着剤や、そこからはみ出した余剰接着剤からの溶出成分が、流路溝33やマニホールド35(34,36)へ放出されるのを有効に防止することができる。
なお、図13に示されるセパレータ3の通路33aの形成部分では、主リップ52A,53Aがカバープレート33bにバックアップされるので、対向するセパレータ3に良好に密接することができる。
ガスケット5は、絶縁層51とガスケットリップ(主リップ52A,53A及び背面リップ52B,53B)を互いに連続して形成した構造を有するため、ゴム状弾性材料による同時一体成形によって、低コストで提供することができる。しかも、両者間を接着する必要がない。しかも、絶縁層51とガスケットリップとの間を接着剤などで接着する必要もないため、ここから溶出成分が発生することもなく、接着剥がれ等が生じるおそれもない。
なお、この形態においては、ガスケット5を各セパレータ3の両面に設けたが、図11と同様に、片面にのみ設けて、主リップ53Aが、隣接するセパレータ3に密接されるようにすることもできる。
本発明に係るガスケットを燃料電池用ガスケットとして適用した第一の形態を単体で示す部分的な断面斜視図である。 本発明に係るガスケットを燃料電池用ガスケットとして適用した第一の形態を装着状態で示す部分的な断面斜視図である。 本発明に係るガスケットを燃料電池用ガスケットとして適用した第二の形態を装着状態で示す部分的な断面斜視図である。 本発明に係るガスケットを燃料電池用ガスケットとして適用した第三の形態を装着状態で示す部分的な断面斜視図である。 ガスケットを取り付けたセパレータの表面を示す図である。 本発明に係るガスケットを図5におけるVI部に好適に適用される第四の形態を装着状態で示す部分的な断面斜視図である。 本発明に係るガスケットを燃料電池用ガスケットとして適用した第五の形態を装着状態で示す部分的な断面斜視図である。 本発明に係るガスケットを燃料電池用ガスケットとして適用した第六の形態を単体で示す部分的な断面斜視図である。 本発明に係る第七の形態として、請求項6に係る発明を適用した燃料電池セルの分離状態を積層方向から見た図である。 図9の燃料電池セルの組立状態を積層方向から見た図である。 図10におけるXI−XI線の位置で切断して示す燃料電池セルの分離状態の断面図である。 本発明に係るガスケットを燃料電池用ガスケットとして適用した第八の形態を、図10におけるXI−XI線の位置で切断して示す燃料電池セルの分離状態の断面図である。 図12のガスケットを、図10におけるXIII−XIII線の位置で切断して示す燃料電池セルの分離状態の断面図である。 従来の技術によるガスケットを装着した燃料電池の一部を示す断面図である。
符号の説明
1,1A,1B ガスケット
11,11A,11B,52A,53A 主リップ
12,12A,12B 背面シール部
13,13A,13B 延長部
13a 嵌合溝
14,14A,14B 接着部
15 接着剤溜り
16 段差部
17 膜状部
2 接着剤(接着手段)
2a 余剰接着剤
21 シート状接着部材(接着手段)
3 セパレータ(接着対象板体)
3a フラットな表面
31,31A〜31D ガスケット装着溝
31a 底部
32,37,38 溝肩
33 流路溝(密封対象空間)
34〜36,51b〜51d マニホールド(密封対象空間)
4 高分子電解質膜
40 MEA
41,42 触媒電極層
5 ガスケット
51 絶縁層
51a 窓部
52,53 ガスケットリップ
52B,53B 背面リップ
P 接着剤塗布領域
S,S1,S2 密封対象空間

Claims (6)

  1. 板体に接着されるガスケット(1)において、接着対象板体に密接される背面シール部(12)と、この背面シール部(12)に対して密封対象空間(S)と反対側となる位置にあって接着手段(2)を介して前記接着対象板体に接着される接着部(14)とを有することを特徴とするガスケット。
  2. 背面シール部(12)が主リップ(11)の背面に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のガスケット。
  3. 接着手段(2)が接着剤からなり、背面シール部(12)と接着部(14)との間に、余剰接着剤(2a)を保持する接着剤溜り(15)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のガスケット。
  4. 背面シール部(12)が、接着対象板体に形成されたガスケット装着溝(31)の底部(31a)に密接されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のガスケット。
  5. ガスケットリップ(52,53)が燃料電池のセパレータ(3)間に介在される絶縁層(51)に一体的に設けられ、この絶縁層(51)が前記ガスケットリップ(52,53)に対して密封対象空間と反対側となる領域で接着手段を介してセパレータ(3)に接着されたことを特徴とするガスケット。
  6. 絶縁層(51)にこの絶縁層(51)と同材質のガスケットリップ(52,53)が一体成形されたことを特徴とする請求項5に記載のガスケット。
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