JP2005086846A - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Yasuhiro Murai
康弘 村井
Kenichi Aonuma
賢一 青沼
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Abstract

【課題】 簡単な構成により、並列接続されるコンバータ回路の偏励磁を抑制し、トランスの飽和を防止するスイッチング電源装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 スイッチング電源装置1であって、スイッチング素子10a〜10dからなるブリッジ回路10を各々含み、並列接続される複数のコンバータ回路2,3と、複数のコンバータ回路2,3に流れる電流I,Iを各々検出する複数の電流検出手段4,5と、複数の電流検出手段4,5で各々検出した電流の和に基づく値VAVに基づいてスイッチング素子10a〜10dをスイッチング制御するための駆動信号を生成し、複数のコンバータ回路2,3をピーク電流制御する制御手段7とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンバータ回路が並列接続されるスイッチング電源装置に関する。
スイッチング電源装置は、小型軽量かつ高効率等の特長を有しており、パソコンや自動車等の電源として幅広く利用されている。スイッチング電源装置には、目的に応じて様々なスイッチング方式が採られ、フルブリッジ方式等の複数のスイッチング素子からなるブリッジ回路を備えるものがある。ブリッジ回路を備えるスイッチング電源装置では、トランスにプラスとマイナスの励磁電流が流れるので、偏励磁が発生する場合がある。偏励磁が発生すると、トランスが飽和状態になる恐れがある。トランスが飽和状態になると、トランスの一次側が短絡状態となり、一次側の回路に大電流が流れる。その結果、トランスが異常発熱したり、スイッチング素子が破壊する恐れがある。そこで、ブリッジ回路を備えるスイッチング電源装置では、通常、一次側の回路に流れる電流を検出し、その電流に基づいてピーク電流制御を行い、偏励磁を抑制している。
また、スイッチング電源装置には、燃料電池自動車に備えられる電気機器等の大電流(大電力)を必要とする負荷の電源として利用される場合がある。大電力用のスイッチング電源装置としては、複数のコンバータ回路が並列接続され、複数のコンバータ回路の出力電流を積算した大電流を供給するものがある(特許文献1参照)。このようなスイッチング電源装置では、複数の制御装置によって複数のコンバータ回路を各々制御するものもあれば、1つの制御装置によって複数のコンバータ回路を制御するものもある。
特開平6−225530号公報
コンバータ回路が並列接続されるスイッチング電源装置においてコンバータ回路にブリッジ回路を各々備える場合、全てのコンバータ回路の偏励磁を抑制する必要がある。この場合の制御方法としては以下に示すような方法が考えられるが、いずれの方法でも簡単な構成によって全てのコンバータ回路の偏励磁を抑制することはできない。
その制御方法としては、構成を簡単化するために、1つのコンバータ回路の電流のみを検出し、この1つの検出電流に基づいて全てのコンバータ回路をピーク電流制御する方法がある。この場合、電流を検出していないコンバータ回路における偏励磁を抑制することができない。また、他の制御方法としては、複数のコンバータ回路に流れる電流を各々検出し、判定回路によって複数の検出電流から偏励磁の可能性がある最も高い電流を判定し、その最も高い検出電流に基づいてピーク電流制御を行う方法がある。この場合、偏励磁が発生した場合でも複数の検出電流における電流差はそれほど大きくないので、判定回路に用いるダイオードの電圧降下等を考慮すると、判定回路の構成が非常に複雑になる。
そこで、本発明は、簡単な構成により、並列接続されるコンバータ回路の偏励磁を抑制し、トランスの飽和を防止するスイッチング電源装置を提供することを課題とする。
本発明に係るスイッチング電源装置は、スイッチング素子からなるブリッジ回路を各々含み、並列接続される複数のコンバータ回路と、複数のコンバータ回路に流れる電流を各々検出する複数の電流検出手段と、複数の電流検出手段で各々検出した電流の和に基づく値に基づいてスイッチング素子をスイッチング制御するための駆動信号を生成し、複数のコンバータ回路をピーク電流制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
このスイッチング電源装置では、ブリッジ回路を各々備える複数のコンバータ回路において入力電圧を負荷で必要とされる所定の電圧に変換し、複数のコンバータ回路における各出力電流の積算電流を負荷に供給する。また、スイッチング電源装置では、複数の電流検出手段によって各コンバータ回路に流れる電流を各々検出する。そして、スイッチング電源装置では、1つの制御手段においてその複数の検出電流の和に基づく値を用いて全てのコンバータ回路のスイッチング素子に対する駆動信号を生成し、この駆動信号によりスイッチング素子をオン/オフし、1つの制御手段によって全てのコンバータ回路をピーク電流制御する。各コンバータ回路に流れる電流の和に基づく値は、各コンバータ回路に流れる電流の変化を反映している。したがって、制御手段では、全てのコンバータ回路の電流変化を考慮して駆動信号を生成することになる。そのため、制御手段では、任意のコンバータ回路におけるプラスの励磁電流とマイナスの励磁電流のアンバランス(すなわち、偏励磁)を検知可能であり、そのアンバランスを修正するように駆動信号を生成することができる。その結果、スイッチング電源装置では、全てのコンバータ回路における偏励磁を抑制することができ、コンバータ回路のトランスが飽和状態になることはない。また、複数の電流検出手段で検出した各電流の和に基づく値を生成する手段(例えば、積算手段、平均化手段)は、判定回路等の複雑な回路を必要としないので、非常に簡単な構成である。したがって、このスイッチング電源回路は、簡単な構成により各コンバータ回路の偏励磁を抑制することができ、トランスの飽和を防止することができる。また、このスイッチング電源装置は、1つの制御手段で制御しているので、任意のコンバータ回路の出力電力が偏ったり、あるいは、負荷電流の急変時にそれぞれのコンバータ回路の出力電流バランスが崩れることはない。
なお、電流の和に基づく値は、複数の電流検出手段で各々検出した電流を全て積算した値に基づく値であり、例えば、積算値自体、平均値である。駆動信号は、スイッチング電源装置のスイッチング素子をオン/オフするための信号であり、例えば、PWM信号、位相シフト制御を用いたPWM信号である。
本発明の上記スイッチング電源装置では、制御手段は、複数のコンバータ回路における対応するスイッチング素子に対して1つの駆動信号を生成するように構成すると好適である。
このスイッチング電源装置では、制御手段において複数のコンバータ回路における対応するスイッチング素子に対して1つの駆動信号を生成し、その対応するスイッチング素子を同じタイミングでオン/オフ制御する。したがって、スイッチング電源装置の制御手段は、コンバータ回路毎に駆動信号を生成しないので、構成(処理)が簡単化する。
本発明の上記スイッチング電源装置では、複数の電流検出手段で各々検出した電流値を平均化する平均化手段を備え、制御手段は、平均化手段で平均化した平均電流値により駆動信号を生成するように構成してもよい。
このスイッチング電源装置では、平均化手段によって複数の電流検出手段で各々検出した電流を平均化し、制御手段においてその平均電流に基づいて駆動信号を生成する。平均化手段は、簡単な構成であり、例えば、電気回路で構成する場合には抵抗のみで簡単に構成できる。
本発明の上記スイッチング電源装置では、複数の電流検出手段で各々検出した電流を積算する積算手段を備え、制御手段は、積算手段で積算した積算電流により駆動信号を生成するように構成してもよい。
このスイッチング電源装置では、積算手段によって複数の電流検出手段で各々検出した電流を積算し、制御手段においてその積算電流に基づいて駆動信号を生成する。積算手段は、簡単な構成であり、例えば、電気回路で構成する場合には抵抗のみで簡単に構成できる。
本発明に係るスイッチング電源装置は、スイッチング素子を各々含み、並列接続される複数のコンバータ回路と、複数のコンバータ回路に流れる電流を各々検出する複数の電流検出手段と、複数の電流検出手段で各々検出した電流の和に基づく値に基づいてスイッチング素子をスイッチング制御するための駆動信号を生成し、複数のコンバータ回路をピーク電流制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
このスイッチング電源装置では、複数のコンバータ回路において入力電圧を負荷で必要とされる所定の電圧に変換するとともに、複数のコンバータ回路の各出力電流の積算電流を負荷に供給する。また、スイッチング電源装置では、複数の電流検出手段によって各コンバータ回路に流れる電流を各々検出し、1つの制御手段においてピーク電流制御によりその複数の検出電流の和に基づく値を用いて全てのコンバータ回路のスイッチング素子に対する駆動信号を生成する。このスイッチング電源回路は、1つの制御手段で複数のコンバータ回路を制御するとともに各検出電流の和に基づく値を生成する回路も非常に簡単な構成なので、簡単な構成により各コンバータ回路を制御することができる。
本発明によれば、簡単な構成により、並列接続されるコンバータ回路の偏励磁を抑制することができ、トランスの飽和を防ぐことができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るスイッチング電源装置の実施の形態を説明する。
本実施の形態では、本実施の形態に係るスイッチング電源装置を、2つのDC/DCコンバータ回路を並列接続したスイッチング電源回路に適用する。本実施の形態に係るスイッチング電源装置は、2つのDC/DCコンバータ回路を制御する1つのコントロールIC[Integrated Circuit]を備えており、ピーク電流制御によりDC/DCコンバータ回路をフィードバック制御する。本実施の形態に係るDC/DCコンバータ回路は、4つのスイッチング素子からなるフルブリッジ回路を備えている。本実施の形態には、各DC/DCコンバータ回路の一次側の回路に各々流れる電流の和に基づく値を生成する回路の違いにより3つの形態があり、第1の実施の形態では検出電流を平均化する平均化回路であり、第2の実施の形態では2つの検出電流を1つの抵抗で積算する回路であり、第3の実施の形態でも検出電流を積算する積算回路である。
図1を参照して、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置1の構成について説明する。図1は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成図である。
スイッチング電源装置1は、直流の入力電圧Vを直流の出力電圧V(<V)に変換し、大電流(例えば、200A)、大電力(例えば、3kW)を供給可能な電源回路であり、様々な用途で使用される。また、スイッチング電源装置1は、PWM制御によりスイッチング素子をオン/オフするスイッチングレギュレータである。入力電圧Vは、可変であり、入力電圧範囲(例えば、300〜400V)が設定されている。出力電圧Vは、負荷Lに応じて一定の目標電圧(例えば、12V)が設定されている。負荷Lは、例えば、自動車(特に、スタックの温度管理等に大電力が必要な燃料電池自動車)におけるファン、モータ、ヒータ等の電気機器が相当し、処理負荷に応じて負荷電流が大きく変動する負荷である。
スイッチング電源装置1は、主な構成として、第1DC/DCコンバータ回路2、第2DC/DCコンバータ回路3、第1電流検出回路4、第2電流検出回路5、平均化回路6、コントロールIC7を備えている。スイッチング電源装置1では、大電流を供給するために、2つのDC/DCコンバータ回路2,3が並列接続され、2つのDC/DCコンバータ回路2,3の各出力電流を合わせた電流を出力する。また、スイッチング電源装置1では、構成を簡単化するために、2つのDC/DCコンバータ回路2,3を1つのコントロールIC7で制御し、コントロールIC7において出力電圧V及びDC/DCコンバータ回路2,3の一次側回路に各々流れる電流I,Iの平均電流に基づいてピーク電流制御を行う。
2つのDC/DCコンバータ回路2,3は、同一の構成であり、主な構成として、フルブリッジ回路10、トランス11、ダイオード12,13、平滑回路14を備えている。フルブリッジ回路10は、スイッチング素子として第1FET[Field Effect Transistor]10a、第2FET10b、第3FET10c、第4FET10dを備えており、第1FET10a及び第2FET10bのドレインが電源15のプラス側に接続され、第3FET10c及び第4FET10dのソースが電源15のグランド側に接続され、第1FET10aのソースと第3FET10cのドレインの接続端と第2FET10bのソースと第4FET10dのドレインの接続端との間にトランス11の一次巻線11aが接続される。フルブリッジ回路10では、第1FET10a及び第4FET10dと第2FET10b及び第3FET10cとが交互にオンし、トランス11の一次巻線11aに流れる方向が逆になる電流を交互に流す。平滑回路14は、インダクタンス14aとコンデンサ14bからなり、フルブリッジ回路10のスイッチング動作によって振幅が入力電圧Vに等しいパルス状電圧が入力され、そのパルス状電圧を平均化する。平滑回路14には、第2FET10b及び第3FET10cがオンした場合にはトランス11の二次側の第1巻線11bからダイオード12を介してパルス状電圧が入力され、第1FET10a及び第4FET10dがオンした場合にはトランス11の二次側の第2巻線11cからダイオード13を介してパルス状電圧が入力される。
2つの電流検出回路4,5は、同一の構成であり、トランス20、ダイオード21、抵抗22を備えている。トランス20の一次巻線20aは、第3FET10c及び第4FET10dのソースと電源15のグランド側との間に接続される。トランス20の二次巻線20bは、一端がダイオード21のアノードに接続され、他端がグランドに接続される。抵抗22は、一端がダイオード21のカソードに接続され、他端がグランドに接続される。トランス20は、コンバータ回路2,3における電力ロスを低減するために、一次巻線20aの巻数が二次巻線20bの巻数に比べて極端に少ない(例えば、巻数比は1:100〜1:200)。電流検出回路4,5では、トランス20の二次側を半波整流し、DC/DCコンバータ回路2,3の一次側回路に流れる電流I,Iを抵抗22の両端電圧V,Vとして各々検出する。以下で、この両端電圧をそれぞれ、第1電流検出電圧V、第2電流検出電圧Vと呼ぶ。なお、電流検出にトランスを用いるのは、一次側と二次側とを絶縁でき、電力ロスも少なくできるからである。
平均化回路6は、2つの抵抗30,31を備えている。抵抗30は、一端が第1電流検出回路4の抵抗22の一端に接続され、他端が抵抗31の他端が接続される。抵抗31は、一端が第2電流検出回路5の抵抗22の一端に接続される。そして、抵抗30と抵抗31との接続端は、コントロールIC7に接続される。抵抗30と抵抗31とは、同じ抵抗値である。平均化回路6では、抵抗30の一端から第1電流検出電圧Vが入力さるとともに抵抗31の一端から第2電流検出電圧Vが入力され、抵抗30と抵抗31との接続端から第1電流検出電圧Vと第2電流検出電圧Vとを平均化した電圧VAVをコントロールIC7に出力する。
なお、電流検出電圧V,Vは、DC/DCコンバータ回路2,3の一次側回路に流れる電流I,Iに対応した電圧であり、直流電流成分にインダクタンス14a及びトランス11の巻線による増加電流成分を加味したパルス状の電圧成分V11,・・・,V21,・・・からなる(図3(c)、(d)参照)。電流検出電圧V,Vには、第1FET10a及び第4FET10dがオンした場合(トランス11にマイナスの励磁電流が流れる場合)の電圧成分V11,V13,・・・,V21,V23,・・・と第2FET10b及び第3FET10cがオンした場合(トランス11にプラスの励磁電流が流れる場合)の電圧成分V12,V14,・・・,V22,V24,・・・とが交互に現れる。電流平均化電圧VAVは、2つの電流検出電圧V,Vを平均化した電圧なので、DC/DCコンバータ回路2,3の一次側回路に流れる2つの電流I,Iの変化を反映している。
コントロールIC7は、ピーク電流制御により2つのDC/DCコンバータ回路2,3をフィードバック制御する。コントロールIC7では、2つのDC/DCコンバータ回路2,3における出力電圧Vが目標電圧となるように、出力電圧Vと電流平均化電圧VAVに基づいて第1PWM信号Pと第2PWM信号Pを生成する。また、コントロールIC7では、2つのDC/DCコンバータ回路2,3のトランス11,11の偏励磁を抑制するように、電流平均化電圧VAVに基づいて第1PWM信号Pと第2PWM信号Pを生成する。
なお、第1PWM信号Pは、第1FET10a及び第4FET10dをオン/オフするための信号である。第2PWM信号Pは、第2FET10b及び第3FET10cをオン/オフするための信号である。第1PWM信号P及び第2PWM信号Pのオン信号は、その立ち上がりがコントロールIC7のクロックで規定され、その立ち下がりが制御信号CSと電流平均化電圧VAVによって規定される(図2(a)参照)。第1PWM信号Pと第2PWM信号Pとは、同一周期であり、一方の信号のオン信号の立ち上がりが他方の信号のオン信号の立ち上がりの間に設定される(図2(b)、(c)参照)。第1PWM信号P及び第2PWM信号Pは、2つのDC/DCコンバータ回路2,3において同じ信号が用いられる。
図1〜図3を参照して、スイッチング電源装置1の動作を説明する。特に、コントロールIC7の動作については、図2を参照しながら基本的なピーク電流制御について説明し、さらに、図3を参照しながら第1DC/DCコンバータ回路2のトランス11の磁束がプラス側にずれた場合のピーク電流制御について説明する。図2は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置におけるピーク電流制御の説明図であり、(a)がコントロールICで比較される電流平均化電圧と制御信号であり、(b)がコントロールICで生成した第1PWM信号であり、(c)がコントロールICで生成した第2PWM信号である。図3は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置における偏励磁が発生した場合のピーク電流制御の説明図であり、(a)がコントロールICで生成した第1PWM信号であり、(b)がコントロールICで生成した第2PWM信号であり、(c)が第1電流検出回路で検出した第1電流検出電圧であり、(d)が第2電流検出回路で検出した第2電流検出電圧であり、(e)が平均化回路で生成した電流平均化電圧である。
スイッチング電源装置1では、2つにDC/DCコンバータ回路2,3に入力電圧Vが各々入力される。各DC/DCコンバータ回路2,3では、コントロールIC7からの第1PWM信号Pのオン信号に基づいて第1FET10a及び第4FET10dがオンするとともに第2PWM信号Pのオフ信号に基づいて第2FET10b及び第3FET10cがオフすると、トランス11の一次巻線11aにはマイナスの励磁電流が流れ、2次側の第2巻線11cからダイオード13を介して電流が平滑回路14に流れる。また、各DC/DCコンバータ回路2,3では、コントロールIC7からの第2PWM信号Pのオン信号に基づいて第2FET10b及び第3FET10cがオンするとともに第1PWM信号Pのオフ信号に基づいて第1FET10a及び第4FET10dがオフすると、トランス11の一次巻線11aにはプラスの励磁電流が流れ、2次側の第1巻線11bからダイオード12を介して電流が平滑回路14に流れる。さらに、各DC/DCコンバータ回路2,3では、平滑回路14でFET10a〜10dのオン期間にパルスとなって出力する入力電圧Vを平均化し、電圧Vを出力する。そして、スイッチング電源装置1では、負荷Lにその電圧Vを印加し、2つのDC/DCコンバータ回路2,3の各出力電流を積算した電流を出力する。
また、スイッチング電源装置1では、各DC/DCコンバータ回路2,3の一次側回路に流れる電流I、Iを電流検出回路4,5で第1電流検出電圧V、第2電流検出電圧Vとして各々検出する。そして、スイッチング電源装置1では、平均化回路6で第1電流検出電圧Vと第2電流検出電圧Vとを平均化し、その電流平均化電圧VAVをコントロールIC7にフィードバックさせる。また、スイッチング電源装置1では、出力電圧VをコントロールIC7にフィードバックさせる。
コントロールIC7における基本的なピーク電流制御について説明する。コントロールIC7では、目標電圧から出力電圧Vを減算し、その減算値に利得を乗算して制御信号CSを生成する。そして、コントロールIC7では、コンパレータで制御信号CSとランプ信号としての電流平均化電圧VAVとを比較する(図2(a)参照)。さらに、コントロールIC7では、第2PWM信号Pのオフ信号のときに、一定周期毎に第1PWM信号Pのオフ信号をオン信号に立ち上げ、電流平均化電圧VAVが制御信号CSより小さい期間ではオン信号を継続し、電流平均化電圧VAVが制御信号CSに達するとオン信号からオフ信号に立ち下げ、第1PWM信号Pを生成する(図2(a)、(b)参照)。そして、コントロールIC7では、生成した第1PWM信号Pを2つのDC/DCコンバータ回路2,3の第1FET10a,10a及び第4FET10d,10dの各ゲートに出力する。また、コントロールIC7では、第1PWM信号Pがオフ信号のときに、一定周期毎に第2PWM信号Pのオフ信号をオン信号に立ち上げ、電流平均化電圧VAVが制御信号CSより小さい期間ではオン信号を継続し、電流平均化電圧VAVが制御信号CSに達するとオン信号からオフ信号に立ち下げ、第2PWM信号Pを生成する(図2(a)、(c)参照)。そして、コントロールIC7では、生成した第2PWM信号Pを2つのDC/DCコンバータ回路2,3の第2FET10b,10b及び第3FET10c,10cの各ゲートに出力する。
このように、コントロールIC7では、2つのDC/DCコンバータ回路2,3を制御するにもかかわらず、1つの検出電流波形(電流平均化電圧VAV)を用いてピーク電流制御を行うことができる。そのため、コントロールIC7では、処理負荷が低減するとともに、コンパレータ等も1つでよいので、構成が簡単化する。また、コントロールIC7では、DC/DCコンバータ回路2,3毎に第1PWM信号P、第2PWM信号Pを生成せず、同じ信号を用いて制御する。そのため、コントロールIC7では、DC/DCコンバータ回路2,3の一方の出力電力が偏ったり、あるいは、負荷電流が急変した場合でもそれぞれのDC/DCコンバータ回路2,3の電流バランスが崩れるようなことはない。
第1DC/DCコンバータ回路2のトランス11の磁束がプラス側にずれた場合のピーク電流制御について説明する。例えば、第1DC/DCコンバータ回路2の第2FET10b又は第3FET10cに素子としてのバラツキがあったために、第2PWM信号Pにおいてオン信号P21からオフ信号になった後も、トランス11の一次巻線11aに電流が暫く流れたとする。この場合、第1DC/DCコンバータ回路2のトランス11のプラスの磁束が増加し、プラスの励磁電流も増加する。そのため、図3(c)に示すように、第1電流検出電圧Vの電圧成分V12は、電圧成分V11に比べて直流成分が大きくなり、第2PWM信号Pのオン信号P21のパルスに対して遅れも生じる。
ちなみに、第2DC/DCコンバータ回路3のFET10a〜10dには素子としてのバラツキがないので、図3(d)に示すように、第2電流検出電圧Vの電圧成分V22は、電圧成分V21と直流成分が同じであり、第2PWM信号Pのオン信号P21のパルスに対して遅れも生じない。
第1電流検出電圧Vの電圧成分V12の直流成分が大きくなると、それに応じて電流平均化電圧VAVにおいて対応する電圧成分VAV2の直流成分も大きくなる(図3(e)参照)。したがって、電圧成分VAV2は、電圧成分VAV1に比べて、制御信号CSに早く到達する。そのため、コントロールIC7では、電圧成分VAV1との比較時よりも早い時間で、電圧成分VAV2が制御信号CSに到達したことを検出し(図3(e)参照)、第2PWM信号Pのオン信号P21のパルス幅を第1PWM信号Pのオン信号P11のパルス幅より狭くする(図3(a)、(b)参照)。このように、コントロールIC7では、オン信号P21,P22,・・・のパルス幅を第1PWM信号Pのオン信号P11,P12,・・・のパルス幅より狭くした第2PWM信号Pを生成する。このように制御すると、第1DC/DCコンバータ回路2では、トランス11のプラスの磁束の増加が抑制され、プラスの励磁電流の増加も抑制される。その結果、トランス11は、プラス側に多少偏励磁した状態(B−H曲線の0点がマイナス側に多少ずれた状態)で安定し、飽和状態になることはない。
ちなみに、ピーク電流制御を行わない場合、第2PWM信号Pのオン信号P21のパルス幅は第1PWM信号Pのオン信号P11と同じ幅となり(図3(b)のP21の二点鎖線のパルス参照)、第1電流検出電圧Vの電圧成分V12のパルス幅も広くなる(図3(c)のV12の二点鎖線のパルス参照)。そのため、第1DC/DCコンバータ回路2のトランス11のプラスの磁束が増加し続け、プラスの励磁電流も増加し続ける。その結果、トランス11が飽和状態となる。
このように、2つのコンバータ回路2,3のいずれか一方のトランス11で偏励磁が発生した場合でも、その偏励磁による電流変化が電流平均化電圧VAVに現れる。そのため、コントロールIC7では、その異常な電流変化が現れた電流平均化電圧VAVによって第1PWM信号P及び/又は第2PWM信号Pのオン信号のパルス幅を調整し、偏励磁を抑制することができるので、トランス11の飽和を防止することができる。
スイッチング電源装置1によれば、非常に簡単な構成により1つのコントロールIC7で2つのDC/DCコンバータ回路2,3をピーク電流制御することができる。そのため、スイッチング電源装置1では、2つのDC/DCコンバータ回路2,3のトランス11,11の偏励磁を抑制することができ、トランス11,11が飽和状態になることを防止できる。その結果、スイッチング電源装置1では、DC/DCコンバータ回路2,3の並列運転をローコストで安定した制御により行うことができる。
図4を参照して、第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置41について説明する。図4は、第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成図である。なお、第2の実施の形態では、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置1と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
スイッチング電源装置41は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置1と殆ど同じ構成であるが、各DC/DCコンバータ回路2,3の一次側回路に各々流れる電流I,Iの和に基づく値を生成する回路が異なり、電流I,Iに対応する電流検出電圧Vをそのまま出力する回路を有する。スイッチング電源装置41は、主な構成として、第1DC/DCコンバータ回路2、第2DC/DCコンバータ回路3、第1電流検出回路44、第2電流検出回路45、入力回路46、コントロールIC7を備えている。
第1電流検出回路44及び第2電流検出回路45は、第1の実施の形態に係る電流検出回路4,5と殆ど同じ構成であるが(図1参照)、電流検出回路4,5にそれぞれ設けられた抵抗22,22の代わりに、共用の抵抗48が設けられる。電流検出回路44,45では、DC/DCコンバータ回路2,3の一次側回路に流れる電流I,Iを抵抗48の両端電圧Vとして検出する。
入力回路46は、抵抗48を備えている。抵抗48は、一端が2つの電流検出回路44,45のダイオード21,21のカソードに接続されるとともにコントロールIC7に接続され、他端がグランドに接続される。入力回路46は、抵抗48の両端電圧をそのまま電流検出電圧VとしてコントロールIC7に出力する。ちなみに、抵抗48の抵抗値を抵抗22と同じ抵抗値とすると、電流検出電圧Vは第1の実施の形態に係る電流検出電圧V1,の2倍の電圧(一次側回路に各々流れる電流I,Iの和に応じた電圧)となる。なお、電流検出電圧Vは、DC/DCコンバータ回路2,3の一次側回路に流れる電流I,Iに対応した電圧であり、DC/DCコンバータ回路2,3の一次側回路に流れる2つの電流I,Iの変化を反映している。
スイッチング電源装置41は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置1と殆ど同じ動作であるが、各DC/DCコンバータ回路2,3の一次側回路に流れる電流I、Iを入力回路46で電流検出電圧VとしてコントロールIC7にフィードバックさせる。
スイッチング電源装置41によれば、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置1と同様の作用効果を有し、各DC/DCコンバータ回路2,3の一次側回路に各々流れる電流I,Iの和に基づく値を生成する回路が更に簡単な構成となる。
図5を参照して、第3の実施の形態に係るスイッチング電源装置51について説明する。図5は、第3の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成図である。なお、第3の実施の形態では、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置1と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
スイッチング電源装置51は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置1と殆ど同じ構成であるが、各DC/DCコンバータ回路2,3の一次側回路に各々流れる電流I,Iの和に基づく値を生成する回路が異なり、電流I、Iに対応する電流検出電圧V,Vを積算する回路を有する。スイッチング電源装置51は、主な構成として、第1DC/DCコンバータ回路2、第2DC/DCコンバータ回路3、第1電流検出回路4、第2電流検出回路5、積算回路56、コントロールIC7を備えている。
積算回路56では、第1の実施の形態のように第1電流検出回路4の抵抗22の一端が抵抗30に接続されるのではなく、コントロールIC7に直接接続される。また、積算回路56では、第1の実施の形態のように第1電流検出回路4の抵抗22の他端がグランドに接続されるのではなく、第2電流検出回路5の抵抗22の一端に接続される。つまり、積算回路56では、2つの抵抗22,22が直列に接続され、その一端がコントロールIC7に接続され、他端がグランドに接続される。そして、積算回路56では、第1電流検出回路4の抵抗22の両端電圧である第1電流検出電圧Vと第2電流検出回路5の抵抗22の両端電圧である第2電流検出電圧Vとを積算し、その積算した電圧VADをコントロールIC7に出力する。なお、電流積算電圧VADは、2つの電流検出電圧V,Vを積算した電圧なので、DC/DCコンバータ回路2,3の一次側回路に流れる2つの電流I,Iの変化を反映している。
スイッチング電源装置51は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置1と殆ど同じ動作であるが、各DC/DCコンバータ回路2,3の一次側回路に流れる電流I、Iを積算回路56で第1電流検出電圧Vと第2電流検出電圧Vとを積算した電流積算電圧VADとしてコントロールIC7にフィードバックさせる。
スイッチング電源装置51によれば、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置1と同様の作用効果を有し、各DC/DCコンバータ回路2,3の一次側回路に各々流れる電流I,Iの和に基づく値を生成する回路が更に簡単な構成となる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されることなく様々な形態で実施される。
例えば、本実施の形態では2つのDC/DCコンバータ回路を並列接続するスイッチング電源回路に適用としたが、3つ以上のDC/DCコンバータ回路を並列接続するスイッチング電源回路に適用してもよい。
また、本実施の形態ではブリッジ回路としてフルブリッジ回路を適用したが、ハーフブリッジ回路、プッシュプルブリッジ回路等の他のブリッジ回路を適用してもよい。また、本実施の形態ではブリッジ回路を備えるスイッチング電源装置に適用したが、ブリッジ回路を備えないスイッチング電源装置に適用してもよい。
また、本実施の形態では電流検出回路にトランスを用いた構成としたが、制御手段(コントロールIC)がコンバータ回路のトランスの一次側にある場合、トランスを用いることなく、一次側回路に抵抗を挿入することにより一次側回路に流れる電流(電圧値)を検出する構成としてもよい。この場合、抵抗の抵抗値を、非常に小さい抵抗値(例えば、数mΩ)とする。
また、本実施の形態では電流検出回路で検出した電流(電圧値)の和に基づく値を生成する回路として3つの回路を示したが、平均化や積算を行う別の回路でもよいし、あるいは、コントロールICに電流検出回路で検出した電流(電圧値)を直接取り込んで、コントロールICで平均化や積算する構成としてもよい。
また、本実施の形態では制御手段をアナログ回路(コントロールIC)で構成したが、デジタル回路で構成してもよい。
また、本実施の形態では駆動信号としてPWM信号を適用したが、位相シフト制御を用いたPWM信号等の他の変調方式の信号を適用してもよい。
第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成図である。 第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置におけるピーク電流制御の説明図であり、(a)がコントロールICで比較される電流平均化電圧と制御信号であり、(b)がコントロールICで生成した第1PWM信号であり、(c)がコントロールICで生成した第2PWM信号である。 第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置における偏励磁が発生した場合のピーク電流制御の説明図であり、(a)がコントロールICで生成した第1PWM信号であり、(b)がコントロールICで生成した第2PWM信号であり、(c)が第1電流検出回路で検出した第1電流検出電圧であり、(d)が第2電流検出回路で検出した第2電流検出電圧であり、(e)が平均化回路で生成する電流平均化電圧である。 第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成図である。 第3の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成図である。
符号の説明
1,41,51…スイッチング電源装置、2…第1DC/DCコンバータ回路、3…第2DC/DCコンバータ回路、4,44…第1電流検出回路、5,45…第2電流検出回路、6…平均化回路、7…コントロールIC、10…フルブリッジ回路、10a〜10d…第1〜第4FET、11…トランス、11a…一次巻線、11b…第1巻線、11c…第2巻線、12,13…ダイオード、14…平滑回路、14a…インダクタンス、14b…コンデンサ、15…電源、20…トランス、20a…一次巻線、20b…二次巻線、21…ダイオード、22…抵抗、30,31…抵抗、46…入力回路、47…抵抗、56…積算回路

Claims (5)

  1. スイッチング素子からなるブリッジ回路を各々含み、並列接続される複数のコンバータ回路と、
    前記複数のコンバータ回路に流れる電流を各々検出する複数の電流検出手段と、
    前記複数の電流検出手段で各々検出した電流の和に基づく値に基づいて前記スイッチング素子をスイッチング制御するための駆動信号を生成し、前記複数のコンバータ回路をピーク電流制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記制御手段は、前記複数のコンバータ回路における対応するスイッチング素子に対して1つの駆動信号を生成することを特徴とする請求項1に記載するスイッチング電源装置。
  3. 前記複数の電流検出手段で各々検出した電流を平均化する平均化手段を備え、
    前記制御手段は、前記平均化手段で平均化した平均電流により駆動信号を生成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載するスイッチング電源装置。
  4. 前記複数の電流検出手段で各々検出した電流を積算する積算手段を備え、
    前記制御手段は、前記積算手段で積算した積算電流により駆動信号を生成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載するスイッチング電源装置。
  5. スイッチング素子を各々含み、並列接続される複数のコンバータ回路と、
    前記複数のコンバータ回路に流れる電流を各々検出する複数の電流検出手段と、
    前記複数の電流検出手段で各々検出した電流の和に基づく値に基づいて前記スイッチング素子をスイッチング制御するための駆動信号を生成し、前記複数のコンバータ回路をピーク電流制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするスイッチング電源装置。
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