JP2003274645A - 高力率電源の制御回路及びこの制御回路を備えた電源 - Google Patents

高力率電源の制御回路及びこの制御回路を備えた電源

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JP2003274645A JP2002067261A JP2002067261A JP2003274645A JP 2003274645 A JP2003274645 A JP 2003274645A JP 2002067261 A JP2002067261 A JP 2002067261A JP 2002067261 A JP2002067261 A JP 2002067261A JP 2003274645 A JP2003274645 A JP 2003274645A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力電源の急変及び負荷の急変に対する出
力電圧の過渡的な変動を抑制することができる新規な高
力率電源の制御回路及びこの制御回路を備えた電源を提
供する。 【解決手段】 交流電源1を入力とし、出力に安定化さ
れた直流電圧を供給すると共に入力電流を正弦波に近い
波形になるようにする高力率電源の制御回路において、
第一の基準電圧と検出電圧の偏差を増幅する第一の誤差
増幅回路11と、前記第一の誤差増幅回路11の出力と
入力検出電圧で形成された基準電流と検出電流の偏差を
増幅する第二の誤差増幅回路13とを備え、出力側の検
出電圧が低下した際に、第二の基準電圧よりも低くなっ
た場合に、第三の誤差増幅回路21による電圧の偏差を
第二の誤差増幅回路13の基準電流に加えるように構成
し、出力電圧の落ち込みを抑えることを特徴とする高力
率電源の制御回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は力率改善のために出
力を制御する制御回路とこの制御回路を備えた高力率電
源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高力率電源の制御回路を備えた電
源について図3に示す。また、この回路における電流モ
ード波形を図4に示す。この電源回路は、交流電源1に
整流ダイオード2を接続し、整流ダイオード2の出力を
チョーク3に接続し、このチョーク3をオン、オフ動作
を行うスイッチ素子4のドレインに接続し、このスイッ
チ素子4のソースと整流ダイオード2との間に電流検出
器7を接続してある。一方、このスイッチ素子4のドレ
イン・ソース間の出力側には整流ダイオード5と平滑コ
ンデンサ6を設け、このコンデンサ6の両端に負荷8を
接続し、直流電圧を供給するように構成してある。
【0003】この電源には制御回路を設けてあり、電源
の出力側に抵抗9,10からなる電圧検出部を接続し、
この電圧検出部で検出した電圧と第一の基準電圧の偏差
を増幅する第一の誤差増幅回路11と、この第一の誤差
増幅回路11の出力と入力検出電圧で形成された基準電
流と検出電流の偏差を増幅する第二の誤差増幅回路13
とを備えてある。また、この第二の誤差増幅回路13の
出力にパルス発生器14を接続し、このパルス発生器1
4を電源回路のスイッチ素子4のゲートに接続してあ
る。
【0004】この制御回路では、高力率にするために、
電流波形を正弦波に近い波形になるようにし、交流電源
が50Hz若しくは60Hzであるのに対して、カット
オフ周波数を数Hzで設定する必要がある。このために
安定系は高周波域で十分なゲインを得ることができない
ので、入出力条件が急変するような場合には安定化制御
の伝達が遅れる。この結果、図4に示すような、出力電
圧の過渡的な変動が大きくなるという課題がある。
【0005】また、従来の高力率電源の制御回路とし
て、特開昭64−7211号公報に開示してあるものが
ある。この回路を図5に示す。この回路は、出力電圧が
減少した際に、電圧偏差と遅延電圧偏差との差が予め定
めた所定値よりも大きい場合に、前記電圧偏差を可変増
幅器に増幅率を定める信号として加える回路と、前記出
力電圧が増大した際に、前記電圧偏差が所定値以下の場
合に、負荷に並列に接続されるスイッチング素子にそれ
を強制的にオフする信号を加える強制オフ回路32とを
備えてあることを特徴とする。
【0006】しかし、この回路は、比較器33の出力側
に接続部を設け、この接続部に抵抗34とコンデンサ3
5を接続し、この抵抗34の他端にダイオード37とツ
ェナーダイオード36とを介して比較器38の出力側と
を接続してあり、前記比較器33の出力側には可変増幅
器39が接続してあるため、コンデンサ35は急速に充
電できるが、急速に放電することが困難であり、オーバ
ーシュートするおそれがある。
【0007】これを回避するために、負荷に並列に接続
されるスイッチング素子にそれを強制的にオフする信号
を加える強制オフ回路32を備えてあるが、強制的にオ
フする信号を加えるている間、急激に負荷がかかった場
合、出力電圧が急激に落ち込むおそれがあるという課題
がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑みてなされたものであり、入力電源の急変及び負荷の
急変に対する出力電圧の過渡的な変動を抑制することが
できる新規な高力率電源の制御回路及びこの制御回路を
備えた電源を提供する。
【0009】
【課題を解決しようとする手段】上記目的を達成するた
めになされた本発明は、入出力の急変、例えば、負荷電
流が急激に変化したとき際に、出力電圧が第二の基準電
圧より低下した点で、第三の誤差増幅回路が動作して、
その出力を第二の誤差増幅回路が受け、スイッチング素
子のオン時間を増加し、出力の落ち込みを抑える事を可
能にした。
【0010】本発明は、高周波域で十分なゲインを得る
ことができ、入出力条件が急変するような場合があって
も安定化制御の応答が遅れることを防ぎ、この結果、出
力電圧の過渡的な変動を小さくする事を可能にした。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明高
力率電源の制御回路を備えた電源に係る実施例を説明す
る。図1はその回路図であって、1は交流電源、2は整
流ダイオード、3はチョーク、4はスイッチ素子、5は
整流ダイオード、6は平滑コンデンサ、7は電流検出
器、8は負荷、9,10は検出電圧用抵抗、11は第一
の誤差増幅回路、12は第一の基準電圧源、13は第二
の誤差増幅回路、14はパルス発生器、15,16は比
較器、17は伝達時間制御回路、18は乗算器、21は
第三の誤差増幅回路、22は第二の基準電圧源、23は
ダイオード、25は比較器、27は伝達時間制御回路、
は出力電圧、Iは負荷電流、aは第一の誤差増幅
回路11の出力、bは基準電流、及び、cは第三の誤差
増幅回路21の比較器25の出力である。また、図2に
は負荷電流急変の波形図を示してある。
【0012】図1に示す実施例に係るスイッチング電源
回路は、交流電源1に整流ダイオード2を接続し、整流
ダイオード2の出力をチョーク3に接続し、このチョー
ク3をオン、オフ動作を行うスイッチ素子4のドレイン
に接続し、このスイッチ素子4のソースと整流ダイオー
ド2との間に電流検出器7を接続してある。一方、この
スイッチ素子4のドレイン・ソース間の出力側には整流
ダイオード5と平滑コンデンサ6を設け、このコンデン
サ6の両端に負荷8を接続し、直流電圧を供給するよう
に構成してある。
【0013】本発明に係る高力率電源の制御回路は、第
一の基準電圧と検出電圧の偏差を増幅する第一の誤差増
幅回路11と、第一の誤差増幅回路11の出力と入力検
出電圧で形成された基準電流と検出電流の偏差を増幅す
る第二の誤差増幅回路13とを備えてあり、平滑コンデ
ンサ6と負荷8との間に接続部を設け、この接続部に抵
抗9,10で構成した電圧検出部を接続し、この抵抗
9,10の接続部に前記第一の誤差増幅回路11を接続
し、この第一の誤差増幅回路11の出力に前記第二の誤
差増幅回路13の入力を接続し、この第二の誤差増幅回
路13の出力にパルス発生器14を接続し、このパルス
発生器14を電源回路のスイッチ素子4のゲートに接続
してある。
【0014】第一の誤差増幅回路11に比較器を設けて
あり、この比較器15の負側の入力に、抵抗を介して、
検出電圧用抵抗9,10の接続部を接続し、正側の入力
には、第一の基準電圧源12を介して、電圧検出部の抵
抗10の端部を接続してある。また、比較器15の負側
の入力と出力との間と並列に抵抗を接続してあるととも
に、抵抗とコンデンサとの直列回路を接続し、伝達時間
制御回路17を構成してある。
【0015】第二の誤差増幅回路13に比較器16を設
けてあり、この比較器16の正側の入力に電流検出器7
を接続し、負側の入力に第一の誤差増幅回路11を接続
し、比較器16の出力にはパルス発生器14を接続して
ある。なお、この第一の誤差増幅回路11と第二の誤差
増幅回路13との間には乗算器18と抵抗とを設けてあ
る。この乗算器18は電源回路と接続し、第一の誤差増
幅回路11の出力と入力検出電圧とを掛け合わせ、この
乗算器18に反転回路を設け、乗算信号を反転させて、
第一の誤差増幅回路12の電圧が上昇した際に、第二の
誤差増幅回路13の基準値より下がるように設定してあ
る。
【0016】本発明に係る制御回路は第三の誤差増幅回
路21を設けてある。第三の誤差増幅回路21に比較器
25を設けてあり、この比較器25の負側の入力に検出
電圧用抵抗9,10の接続部を接続し、正側の入力に
は、第二の基準電圧源22と抵抗を介して、電圧検出部
の抵抗10の端部を接続してある。第二の基準電圧源2
2の基準電圧を第一の基準電圧源12の基準電圧より低
めに設定してある。本実施例では、図2で示すように、
第一の基準電圧源12の基準電圧をVに設定し、第二
の基準電圧源22の基準電圧をVより低いV’に設
定する。また、比較器25の負側の入力と出力との間と
並列に抵抗を接続してあるとともに、抵抗とコンデンサ
との直列回路を接続し、伝達時間制御回路27を構成し
てある。なお、この伝達時間制御回路27を構成するコ
ンデンサを第一の誤差増幅回路11のコンデンサに比べ
て充放電を早いものに設定してある。
【0017】比較器25の出力に抵抗24を接続し、こ
の抵抗24にダイオード23のカソードを接続し、この
ダイオード23のアノードを第二の誤差増幅回路13の
負側の入力に接続してある。さらに、第三の誤差増幅回
路21のカットオフ周波数を第一の誤差増幅回路11の
カットオフ周波数の約10倍乃至約100倍で設定して
ある。以上の構成より、出力側の検出電圧が低下した際
に、第二の基準電圧よりも低くなった場合に、第三の誤
差増幅回路21による電圧の偏差を第二の誤差増幅回路
13の基準電流に加えるようにしてある。
【0018】以上のように構成してあるスイッチング電
源において、以下のように作用する。定常時において
は、第一の誤差増幅回路11及び第二の誤差増幅回路1
3の制御により、安定した負荷電流Iが負荷8に供給
され、出力電圧Vもほぼ一定になる。
【0019】負荷電流Iが急激に増加すると、出力電
圧Vは低下する。出力電圧Vが低下すると、第一の
誤差増幅回路11の検出電圧が基準電圧より低くなり、
第一の誤差増幅回路11の出力aが上昇する。同じく、
出力電圧Vが低下すると、第三の誤差増幅回路21も
動作する。但し、第三の誤差増幅回路21の基準電圧は
第一の誤差増幅回路11の基準電圧より低く設定してあ
るため、第三の誤差増幅回路21にはタイムラグがあ
り、この間における第三の誤差増幅回路21の電圧は定
常時とほぼ同様である。第三の誤差増幅回路21の検出
電圧が第二の基準電圧22より低くなると、第三の誤差
増幅回路21に設けた伝達時間制御回路27の応答で比
較器25の出力は低下しようとする。
【0020】伝達時間制御回路27の応答で比較器25
の出力が低下した際、第一の誤差増幅回路11の伝達時
間制御回路17の動作により、第一の誤差増幅回路11
の電圧が上昇したことについて第二の誤差増幅回路13
では認識しておらず、第三の誤差増幅回路21に設けた
ダイオード23の作用によって、第二の誤差増幅回路1
3の基準電流bが急速に下がることにより、第二の誤差
増幅回路13の比較器16は高の状態になり、このとき
第二の誤差増幅回路13は負荷電流Iが急激に増加し
ていることを認識する。このとき出力電圧はV’とな
るが、比較器16が高の状態になるとパルス発生器14
で発するパルスのオン幅が増加して、電源の出力電圧の
落ち込みをV’で抑えることができる。
【0021】第二の誤差増幅回路13が第一の誤差増幅
回路11に対する伝達速度が、第三の誤差増幅回路21
に対する伝達速度に比べて遅いため、第一の誤差増幅回
路11の電圧が上昇したことについて第二の誤差増幅回
路13で認識するまでの間、第二の誤差増幅回路13の
基準電流bの波形は振幅を繰り返し、パルス発生器14
は増加したオン幅でパルスを発生し続け、電源の出力電
圧は第三の誤差増幅回路21の基準電圧22で設定した
値V’で維持し続ける。
【0022】第一の誤差増幅回路11の電圧が上昇した
ことについて第二の誤差増幅回路13で認識し、その
後、第一の誤差増幅回路11の出力aの上昇は止まって
一定になり、第二の誤差増幅回路13の基準電流bの波
形の振幅は緩やかになる。また、第三の誤差増幅回路2
1の比較器25の出力が上昇しはじめ、元の値に戻る。
基準電圧が設定値V’からVに上昇するため、パル
ス発生器14で発するパルスのオン幅はさらに増加し、
電源の出力電圧はVまで上昇する。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、入出力の急変、例え
ば、負荷電流が急激に変化したとき際に、出力電圧が第
二の基準電圧より低下した点で、第三の誤差増幅回路が
動作して、その出力を第二の誤差増幅回路が受け、スイ
ッチング素子のオン時間を増加し、出力の落ち込みを抑
える効果がある。
【0024】また、高周波域で十分なゲインを得ること
ができ、入出力条件が急変するような場合があっても安
定化制御の応答が遅れることを防ぎ、この結果、出力電
圧の過渡的な変動を小さく効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施例を示す回路図である。
【図2】 図1図示実施例の動作波形図である。
【図3】 従来例を示す回路図である。
【図4】 従来例の動作波形図である。
【図5】 図3とは別の従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 整流ダイオード 3 チョーク 4 スイッチ素子 5 整流ダイオード 6 平滑コンデンサ 7 電流検出器 8 負荷 9,10 検出電圧用抵抗 11 第一の誤差増幅回路 12 第一の基準電圧源 13 第二の誤差増幅回路 14 パルス発生器 15 比較器 16 比較器 17 伝達時間制御回路 18 乗算器 21 第三の誤差増幅回路 22 第二の基準電圧源 23 ダイオード 24 抵抗 25 比較器 27 伝達時間制御回路 32 強制オフ回路 33 比較器 34 抵抗 35 コンデンサ 36 ツェナーダイオード 37 ダイオード 38 比較器 39 可変増幅器 V 出力電圧 I 負荷電流 a 第一の誤差増幅回路11の出力 b 基準電流 c 比較器25の出力

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を入力とし、出力に安定化され
    た直流電圧を供給すると共に入力電流を正弦波に近い波
    形になるようにする高力率電源の制御回路において、第
    一の基準電圧と検出電圧の偏差を増幅する第一の誤差増
    幅回路と、前記第一の誤差増幅回路の出力と入力検出電
    圧で形成された基準電流と検出電流の偏差を増幅する第
    二の誤差増幅回路とを備え、出力側の検出電圧が低下し
    た際に、第二の基準電圧よりも低くなった場合に、第三
    の誤差増幅回路による電圧の偏差を第二の誤差増幅回路
    の基準電流に加えるように構成してあることを特徴とす
    る高力率電源の制御回路。
  2. 【請求項2】 前記第一の誤差増幅回路及び前記第三の
    誤差増幅回路の夫々に伝達時間制御回路を設け、この伝
    達時間制御回路は、前記第二の誤差増幅回路に前記基準
    電圧と検出電圧の偏差を伝達する時間を制御する回路で
    あり、前記第三の誤差増幅回路に設けた伝達時間制御回
    路の伝達速度を、前記第一の誤差増幅回路に設けた伝達
    時間制御回路の伝達速度より高速にしてあることを特徴
    とする請求項1記載の高力率電源の制御回路。
  3. 【請求項3】 第三の誤差増幅回路21のカットオフ周
    波数を第一の誤差増幅回路11のカットオフ周波数のほ
    ぼ10倍乃至ほぼ100倍で設定してあることを特徴と
    する請求項1又は2記載の高力率電源の制御回路。
  4. 【請求項4】 前記第一の誤差増幅回路と前記第三の誤
    差増幅回路とを並列接続してあることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の高力率電源の制御回路。
  5. 【請求項5】 前記第三の誤差増幅回路の出力を前記第
    二の誤差増幅回路の基準電流に接続してあることを特徴
    とする請求項1乃至4に記載の高力率電源の制御回路。
  6. 【請求項6】 前記第三の誤差増幅回路の出力部にダイ
    オードを設け、このダイオードのアノードを前記第三の
    誤差増幅回路の出力側に向けて接続してあることを特徴
    とする請求項5に記載の高力率電源の制御回路。
  7. 【請求項7】 前記第一の誤差増幅回路に比較器を備
    え、この比較器の負側で前記検出電圧を入力し、同じく
    正側で前記第一の基準電圧を入力するように構成してあ
    ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の
    高力率電源の制御回路。
  8. 【請求項8】 前記第三の誤差増幅回路に比較器を備
    え、この比較器の負側で前記検出電圧を入力し、同じく
    正側で前記第二の基準電圧を入力するように構成してあ
    ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の
    高力率電源の制御回路。
  9. 【請求項9】 前記伝達時間制御回路は、前記比較器の
    負側に抵抗を接続し、この抵抗と直列且つ前記比較器と
    並列にコンデンサを接続し、このコンデンサと並列に抵
    抗を接続して構成してあることを特徴とする請求項8記
    載の高力率電源の制御回路。
  10. 【請求項10】 前記第二の誤差増幅回路に比較器を備
    え、この比較器の負側で前記基準電流を入力し、同じく
    正側で高力率電源の検出電流を入力するように構成して
    あることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載
    の高力率電源の制御回路。
  11. 【請求項11】 前記第一の誤差増幅回路と第二の誤差
    増幅回路との間に前記第一の誤差増幅回路の出力と入力
    検出電圧とを乗算する乗算器を設け、この乗算器に反転
    回路を設け、乗算信号を反転させて前記基準電流を形成
    することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記
    載の高力率電源の制御回路。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれかに記載の
    制御回路を備えてあることを特徴とする電源。
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