JP2005085492A - 圧着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 様々な、電線の絶縁被覆部分の径に広く対応することのできる圧着装置を提供する。
【解決手段】 電線の絶縁被覆部分の圧着高さ調整機構を備え、電線の芯線部分が向く方向とは逆の方向に前面を有する圧着装置において、
調整機構が、正多角形部および偏心軸部が連結された軸部材と、この偏心軸部上に前面を向いて配置された調整ダイヤルとを有するものであることで、様々な、電線の絶縁被覆部分の径に対応して端子の圧着を行なうことができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、端部がストリップされた電線の、芯線部分および絶縁被覆部分に端子を圧着する際の、それぞれの圧着高さの調整を行なう調整機構を備えた圧着装置に関する。
従来より、端部がストリップされた電線の、芯線部分および絶縁被覆部分に端子を圧着する際の、それぞれの部分の圧着高さを調整する調整機構を備えた圧着装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ところが、特許文献1に示す圧着装置では、芯線部分の圧着高さ調整機構および絶縁被覆部分の圧着高さ調整機構を操作するには、所定の締結箇所を一旦緩める等の作業が必要となるため高さ調整に時間がかかるという問題がある。
そこで、この問題を解決する装置として、2つの高さ調整機構をそれぞれ操作する2個のダイヤルを備えた圧着装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
図1は、特許文献2に示される圧着装置の主要部の正面図である。
特許文献2の圧着装置1は、装置前面に、芯線部分の圧着高さ調整機構および絶縁被覆部分の圧着高さ調整機構を操作するためのダイヤルを備えたものであり、圧着の際に必要な力を生み出す原動力部と、この原動力部で生み出された力を受け取り、端子の圧着を行なうアプリケータとからなる。
図1には、そのアプリケータ20、および、原動力部の構成要素であり、原動力部で生み出された力をアプリケータ20に伝達するプレスラム11が示されている。
アプリケータ20は、機枠21、アンビル体22、および土台23で構成され、機枠21には、一対の垂直レール24が固定され、揺動棹26が軸26aによって機枠21に軸支されている。アンビル体22と協働して電線30のストリップ部30a(図2参照)に端子n1を圧着する工具ラム25は、垂直レール24に案内されて昇降する。
工具ラム25は、前述したプレスラム11に連結されており、工具ラム25の側部25aには、カムローラ25bが軸25cによって軸支されており、このカムローラ25bは、揺動棹26に設けられたカム溝26bに嵌め込まれている。これにより、工具ラム25が昇降する際には、揺動棹26は、軸26aの周りを揺動することとなる。揺動棹26の下方には、プレート28が取り付けられており、このプレート28には、端子ガイドレール23aの向こう側に置かれた連鎖端子nに先端部分が係止する送り爪27が軸27bによって軸支されている。
プレスラム11には、下端部11aの下死点の位置を調整する基準ダイヤル111が備えられている。
図2は、図1に示す圧着装置の主要部の側面図である。
図2に示す端子n1は、接触部n11と電線30の被覆31を掴むインスレーションバレルn12と芯線32を掴むワイヤバレルn13とからなり、多数の端子n1がキャリアn14に連結されて連鎖端子nを構成する。図1にも示す工具ラム25のクリンパ部25dは、カットオフパンチ251dと、インスレーションバレルn12を圧着するインスレーションクリンパ252dと、ワイヤバレルn13を圧着するワイヤクリンパ253dとからなる。
この圧着装置1では、後述する、送り爪27の動作により、キャリアn14によって複数連結された連鎖端子nのうちのアンビル体22に最も近い端子n1がアンビル体22上に載せられ、さらに、端部に予めストリップ部30aが形成された電線30が、アンビル体22に載せられた端子n1上に置かれると、原動力部のプレスラム11が降下し、このプレスラム11と連結されている工具ラム25も垂直レール24に案内されて降下すると、この工具ラム25とアンビル体22とによりキャリアn14に端子を連結させている部分であるブリッジ部分n15が切断されるとともに、連鎖端子nから切り離された端子n1とストリップ部30aとが圧着される。圧着が終了し工具ラム25が上昇し始めると、揺動棹26のカム溝26bに沿ってカムローラ25bも上昇し、揺動棹26は軸26aの周りを反時計回りに揺動する。これにより、送り爪27で連鎖端子nのうちのアンビル体22に最も近い端の端子が再び端子ガイドレール23aに沿ってアンビル体22上に載せられる。
図2に示すように、アンビル体22は、溝刃部221aを有するフローティングシャー221とインスレーションアンビル222とワイヤアンビル223とからなり、工具ラム25が垂直レール24に案内されて降下すると、アンビル体22上に載せられた端子n1のブリッジn15は、カットオフパンチ251dとフローティングシャー221の溝刃部221aとによって切断され、電線30の被覆31とインスレーションバレルn12との圧着はインスレーションクリンパ252dとインスレーションアンビル222とによって行なわれる。また、電線30の芯線32とワイヤバレルn13との圧着はワイヤクリンパ253dとワイヤアンビル223とによって行なわれる。
ここで、図1および図2に示す圧着装置1では、芯線部分の圧着高さおよび被覆部分の圧着高さの調整が、プレスラムに設けられている基準ダイヤル111によって調整された上で下方のダイヤル40および上方のダイヤル50によってインスレーションクリンパ252dおよびワイヤクリンパ253dの下死点位置を変更することでなされている。図1および図2の上方に示されるダイヤル50がワイヤクリンパ用であり、下方に示されるダイヤル40がインスレーションクリンパ用である。
特開平7−6849号公報 実開平7−27086号公報
ところで、電線にはその用途に応じて様々なタイプのものが存在しており、例えば、特許文献2の圧着装置において、芯線部分の径は等しいものの被覆部分の径が大幅に異なる複数種類の電線について端子圧着を行なう場合には、インスレーションクリンパ用のダイヤル40を回転させることによるインスレーションクリンパの下死点の調整のみでは対応できなくなる場合がある。
本発明は、上記事情に鑑み、様々な、電線の絶縁被覆部分の径に広く対応できる圧着装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の圧着装置は、
電線の絶縁被覆部分の圧着高さ調整機構を備え、電線の芯線部分が向く方向とは逆の方向に前面を有する圧着装置において、
上記調整機構が、正多角形部および偏心軸部が連結された軸部材と、この偏心軸部上に上記前面を向いて配置された調整ダイヤルとを有するものであることを特徴とする。
本発明の圧着装置では、電線の絶縁被覆部分の圧着高さ調整機構が偏心軸部を有していることで、インスレーションクリンパの下死点を従来と比べ大幅に変化させることができる。
本発明の圧着装置によれば、様々な、電線の絶縁被覆部分の径に広く対応することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図3は、本発明の圧着装置の一実施形態の外観斜視図である。
図3には、本発明の圧着装置の一実施形態である圧着装置100が示されており、この圧着装置100は、プレスラム11を駆動する原動力部を含む筐体部101と、この筐体部101に取り付けられた、プレスラム11からの力を用いて、電線端部のストリップ部分に端子を圧着するアプリケータ部102とからなる。また、図3には、アプリケータ部102の上端にインスレーションクリンパの下死点の調整を行うインスレーションダイヤルも示されている。尚、プレスラム11の下死点位置を調整する基準ダイヤルは、プレスラム11の上方の筐体部101内にある。
図4は、図3に示す圧着装置のうちのアプリケータ部を装置前面から見た場合の概略構成図である。
図4に示すアプリケータ部102では、紙面左側から不図示の端子が供給され、紙面手前側から、先端がストリップされ芯線が露出した電線(不図示)が供給される。このアプリケータ部102では、詳細は後述するが、芯線部分の圧着高さは上述の基準ダイヤルによって調整され、絶縁被覆部分の圧着高さは基本的には上述の基準ダイヤルで調整された上にさらに図4に示すインスレーションダイヤル140によって調整されている。このインスレーションダイヤル140は、中心部にあって下死点の位置を大きく調整するメインダイヤル142と、メインダイヤル142の周縁部にあって下死点の位置を微調整するサブダイヤル141とで構成されている。尚、インスレーションダイヤル140は、本発明にいう調整機構の一例に相当し、メインダイヤル142が、本発明にいう軸部材の一例に相当する。また、サブダイヤル141は、本発明にいう調整ダイヤルの一例に相当する。
図4に示すアプリケータ部102は、主に、機枠121、この機枠121に対し昇降する工具ラム125、アンビル体122、および土台123で構成されている。機枠121には、垂直レール124が取り付けられており、工具ラム125はこの垂直レール124に沿って昇降する。
機枠121には、長孔130aが設けられた側プレート130も取り付けられている。また、この機枠121と、図4の左側に位置する筐体部101(図3)に取り付けられている支持部材133との間にはシャフト132が備えられている。
シャフト132には、不図示のカムフォロアが立設されていると共に、このカムフォロアは工具ラム125の所定の面に設けられたカム溝と係合され、この工具ラム125の昇降に応じて、このシャフト132が図4における左右方向に往復移動できるようになっている。
連鎖端子nのうちのアンビル体122に最も近い端子を1つずつアンビル体122に送り込む送り爪部127のアーム127bは、シャフト132に連結されていると共に、長孔130aを貫通する軸1271bを有している。側プレート130には、長孔130aの中心部分に、中心部131aと外周部131bとからなる複合ナット131が固着されている。アーム127bの軸1271bは、その先端部分が複合ナット131の中心部131aに圧入されている。複合ナット131の中心部131aは、外周部131bに対して回動自在になっており、工具ラム125の昇降によってシャフト132が図4における左右方向に移動すると、アーム127bも複合ナット131の中心部131aを中心に回動し、このアーム127bに連結された連結部127aを介して爪127cがアンビル体122に向けて端子を送り込む。
図4には、また、工具ラム125の上端側に示されるインスレーションダイヤル140の直下に、カットオフパンチ1252、インスレーションクリンパ1253等からなる、アンビル体122と協働して圧着を行なうクリンパ部125dも示されている。
アンビル体122には、カットオフパンチ1252と協働して連鎖端子から端の端子を切り取るフローティングシャー1221の他、図4には図示されていないがインスレーションクリンパ1253と協働して圧着を行なうインスレーションアンビルなどが備えられている。また、図4には、アンビル体122の上方に、電線の位置決めのために、ストリップされた電線の芯線の先端が当接される当接板126も示されている。
図5は、工具ラムの分解図である。
図5には、工具ラム125を構成する部品が示されており、図5の左下側には、本体部1250の下方に6角ネジ1251によって取り付けられているカットオフパンチ1252、平ワッシャ1256、インスレーションクリンパ1253、スペーサ1257、およびワイヤクリンパ1254が示されている。また、図5には、本体部1250の中段にネジ1258によって取り付けられているクリンパサポート1255も示されている。さらに、図5には、本体部1250の上方側に設けられた孔1250aに嵌め込まれている、スプリング1260を挿通すると共に、先端部1261aにネジ山が設けられている回動シャフト1261が示されており、これは、この工具ラム125の本体部1250の背面側からそのスプリング1260を圧縮した状態で嵌め込まれ、その先端部1261aにインスレーションダイヤル140のうちのメインダイヤル142にネジ留めされている。また、このメインダイヤル142には、スプリング150を挿通した状態でサブダイヤル141が被せられ、サブダイヤル141はスプリング150を圧縮した状態でメインダイヤル142の先端に取り付けられたピン143によって逆戻りが抑えられている。つまり、メインダイヤル142は本体部1250に引きつけられ、また、サブダイヤル141はメインダイヤル142から離隔しようとするのをピン143によって妨げられている状態となっており、ピン143は、サブダイヤル141の前面に描かれている数字(1から8)と数字の間に備えられた窪み1411に嵌め込まれている(図8参照)。これにより、メインダイヤル142に対するサブダイヤル141の位置が固定される。
工具ラム125では、ワイヤクリンパ1254の上面1254aは、クリンパサポート1255の顎部1255aの下に当接するようになっている。また、平ワッシャ1256の厚みは、インスレーションクリンパ1253の厚みよりも厚く、この平ワッシャ1256は、インスレーションクリンパ1253の中央付近に設けられている長孔1253aに落とし込まれる。こうすることで、インスレーションクリンパ1253は、本体部1250に対し上下方向について移動自在なものになっている。
インスレーションダイヤル140は、前述したように、メインダイヤル142およびサブダイヤル141で構成されており、サブダイヤル141は、背の低い略円筒状のものであり、外周面が多面体となっている。サブダイヤル141の中心軸から内周面までの距離は同じではあるものの、外周面までの距離は周方向の位置によって異なっている、つまり、肉厚が位置によって異なっている。
メインダイヤルは142は、図6に示すように偏心部(偏心軸部)1421、嵌込部(正多角形部)1422、およびこれらに挟まれた鍔部1423とで構成されている。
図6は、メインダイヤルを示す図である。
図6(a)には、メインダイヤル142の正面図が示されており、背面側の正方形の嵌込部1422が点線で示されている。図6(b)には、メインダイヤル142の右側面図が示されており、図5に示す回動シャフト1261の先端部1261aに設けられたネジ山と螺合するネジ溝が設けられた穴1421aが示されている。
図6(c)には、メインダイヤル142の背面図が示されており、偏心部1421が点線で示されている。メインダイヤル142の偏心部1421の中心軸Xと、メインダイヤル142の嵌込部1422の中心軸X`とはズレているとともに、この嵌込部1422は、図5に示す本体部1250前面側に設けられた、孔1250aを囲むように形成された正方形の凹部1250bにスプリング1260の本体部1250側への付勢により嵌め込まれた状態となっている。このアプリケータ部102では、サブダイヤル141を本体部1250から引き離すようにひっぱることで、ピン143が取り付けられているメインダイヤル142もスプリング1260の付勢に抗して一緒にひっぱられるため、嵌込部1422は凹部1250bからはずれ、中心軸X`について回動自在の状態となる。このとき、メインダイヤル142に描かれている文字‘A’が図6(a)における下側、すなわち図5に示す本体部1250における下側に来るようにメインダイヤル142を回動すると、メインダイヤル142は本体部1250に対して最も下方に位置することになる。また、その状態から反時計回りにメインダイヤルを90°だけ回動させて文字‘B’を下側に来るようにすることで本体部1250に対する位置が文字‘A’が下側に来る場合よりも上昇した位置にメインダイヤル142を位置させることができる。文字‘C’が下側に来るようにするとさらにその位置は上昇し、文字‘D’が下側に来るようにすると、本体部1250に対するメインダイヤル142の位置が上昇していることになる。図6(c)には、各文字‘A’、‘B’、‘C’、‘D’がそれぞれ下側に来るようにした場合の、嵌込部1422の中心軸X`から偏心部1421の最下端までの距離が‘A’、‘B’、‘C’、‘D’で示されており、‘A’が最も長く、‘D’が最も短くなっている。
図7は、工具ラムの外観斜視図であり、図8は、工具ラムの正面図である。尚、ここでは、図示の煩雑さを防止するために、図5に示す6角ネジ1251、カットオフパンチ1252、および平ワッシャ1256等の図示は省略されている。
図7および図8には、メインダイヤル142に被せられたサブダイヤル141の最下方に位置する面がインスレーションクランパ1253の上面1253bと対向している様子が示されている。
サブダイヤル141は、その前面に数字が‘1’から‘8’まで描かれていると共に、前述したように、サブダイヤル141の外周面が多面体となっており、サブダイヤル141の中心軸から内周面までの距離は同じだが、外周面までの距離は周方向の位置によって異なっている。このアプリケータ部102では、サブダイヤル141の肉厚が周方向の位置によって異なっていることから、メインダイヤル142について文字‘A’が最下方に来るようにした上で、サブダイヤル141について数字‘8’が最下方に来るようにすると、サブダイヤル141の下端面は、工具ラム125の本体部1250に対して最も下方に位置することになり、メインダイヤル142について文字‘D’が最下方に来るようにした上で、サブダイヤル141について数字‘1’が最下方に来るようにすると、サブダイヤルの下端面は、工具ラム125の本体部1250に対して最も上方に位置することになる。つまり、このアプリケータ102では、上述の、最上昇位置および最下降位置を含めインスレーションクランパ1253の下死点の位置を32通りに変化させることができる。
ここで、図8と共に図9を用いて説明する。
図9は、図8に示す工具ラムのQ―Q’断面図である。
サブダイヤル141の回動は、図9に示すスプリング150の付勢に抗して、このサブダイヤル141を図8に示す本体部1250側に押しつけながら、メインダイヤル142に取り付けられているピン143の、サブダイヤル141上に備えられた窪み1411への嵌入を解除した上で行なわれている。
以下、本実施形態の圧着装置100による圧着動作について説明する。
圧着装置1では、工具ラム125の上部の空間1251に遊嵌されたプレスラム11(図3参照)の昇降によって工具ラム125も昇降するが、プレスラム11の下降の際には、このプレスラム11にぶら下がった状態の工具ラム125に取り付けられているクリンパ等が下方の端子に接触することでまず下降が減速する。しかし、プレスラム11は、その後もさらに所定の下死点まで下降を続け、そのとき基準ダイヤルにおいて選択されている目盛りに応じて工具ラム125をアンビル体122側に押すことになる。このときに端子は電線のストリップ部分に圧着されることとなり、電線の被覆部分の圧着高さの調整および電線の芯線部分の圧着高さの調整は、これらの圧着を担当するインスレーションクリンパ1253およびワイヤクリンパ1254の下死点位置を変化させることで行なわれている。
まず、端子のうちのワイヤバレルn13(図2参照)を圧着するワイヤクリンパ1254の下死点位置は、前述したように、プレスラムの下死点位置を調整する基準ダイヤルによって調整されている。
端子のうちのインスレーションバレルn12(図2参照)部分を圧着するインスレーションクリンパ1253の下死点位置は、基準ダイヤルによる調整をふまえ、前述したように、インスレーションダイヤル140を構成するメインダイヤル142およびサブダイヤル141を調整することにより従来に比べて広範囲に調整することができるようになっている。これにより、本実施形態の圧着装置100によれば、絶縁被覆部分の径が大幅に異なる電線についても対応することができる。
また、以上に説明した本実施形態の圧着装置100では、インスレーションクリンパ1253の下死点の調整用のダイヤルが作業者の立ち位置に向いて配置されているため、絶縁被覆部分の圧着高さの調整作業を容易に行なうことができる。さらに、インスレーションクリンパ1253の下死点を大きく変更する場合には、サブダイヤル141を引き出し、微調整する場合にはサブダイヤル141を押し込むことにより調整作業が容易にできる。
尚、以上に説明した実施形態では、嵌込部1422が正方形である場合を例に挙げて説明したが、本発明ではこれが正多角形であればよく、したがって正三角形であっても、あるいは正五角形や正八角形であってもよい。
特許文献2に示される圧着装置の主要部の正面図である。 図1に示す圧着装置の主要部の側面図である。 本発明の圧着装置の一実施形態の外観斜視図である。 図3に示す圧着装置のうちのアプリケータ部を装置前面から見た場合の概略構成図である。 工具ラムの分解図である。 メインダイヤルを示す図である。 工具ラムの外観斜視図である。 工具ラムの正面図である。 図8に示す工具ラムのQ―Q’断面図である。
符号の説明
11 プレスラム
100 圧着装置
101 筐体部
102 アプリケータ部
121 機枠
122 アンビル体
123 土台
124 垂直レール
125 工具ラム
1250 本体部
1251 6角ネジ
1252 カットオフパンチ
1253 インスレーションクリンパ
1254 ワイヤクリンパ
1255 クリンパサポート
1256 平ワッシャ
1257 スペーサ
1258 ネジ
1260、150 スプリング
126 当接板
127 送り爪部
140 インスレーションダイヤル
141 サブダイヤル(調整ダイヤル)
1411 窪み
142 メインダイヤル(軸部材)
1421 偏心部(偏心軸部)
1422 嵌込部(正多角形部)
1423 鍔部
143 ピン

Claims (1)

  1. 電線の絶縁被覆部分の圧着高さ調整機構を備え、電線の芯線部分が向く方向とは逆の方向に前面を有する圧着装置において、
    前記調整機構が、正多角形部および偏心軸部が連結された軸部材と、該偏心軸部上に前記前面を向いて配置された調整ダイヤルとを有するものであることを特徴とする圧着装置。
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