JP2015079666A - 端子送り装置、端子圧着機用アプリケータ、端子圧着機及び端子圧着電線の製造方法 - Google Patents

端子送り装置、端子圧着機用アプリケータ、端子圧着機及び端子圧着電線の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 長い圧着ストローク(40mmなど)にも、短い圧着ストローク(30mmなど)にも対応可能で、装置寸法の小型化が可能な端子圧着機用アプリケータなどを提供する。
【解決手段】 アプリケータAPは、電線端部に圧着される多数の端子101(図1)を配列した端子帯100を送る端子送り機構TFを具備する。同端子送り機構TFは、端子圧着機により駆動されるシャンク13に取り付けられたフィードカム12(図4・5)を備える。また、該フィードカム12のカム面12aに当接するカムローラ1と、該カムローラ1を前記カム面12aに沿う動きに応じて直線運動で進退するフィードロッド2を備える。端子帯100を送る送りツメ11は、前記フィードロッド2によって駆動されるフィードアーム7やツメホルダー10によって揺動される。
【選択図】図4

Description

本発明は、電線の端部に端子を圧着する端子圧着機や、その装置内で端子帯を送る端子送り装置あるいはアプリケータなどに関する。特には、長い圧着ストローク(40mmなど)に対応しながら装置寸法の小型化や部品の製作コスト低減が可能な端子送り装置に関する。また、それらの端子送り装置や端子圧着機を用いた端子圧着電線の製造方法に関する。
被覆を剥いた電線の端部に端子を圧着する端子圧着機は、自動車や電気機器用のワイヤーハーネス製造の分野で広く用いられている。端子圧着機においては、多数の端子を帯状に配列した端子帯(連鎖状端子ともいう)を一個ずつ送りながら、その端子を圧着機の中で位置決めし、別途自動あるいは手動で供給する電線の端部に圧着する。
ここで、端子帯の構造例を説明する。
図3は、端子帯及び端子圧着電線を説明する図であり、図3(A)は端子帯の平面図、図3(B)は端子帯の側面図、図3(C)は電線の端部に端子が圧着された状態を示す平面図である。この端子帯100は、多数配列された圧着端子101と、各端子101の基端が連結されたキャリア102とを有する。この端子帯100は、金属(リン青銅など)の薄板製である。
圧着端子101は、キャリア102に接続部103で接続している。図3(A)、(B)に示すように、圧着端子101は、先端側(図3(A)の下側、図3(B)・(C)の左側)から、相手方コネクタピンとの接触部101a、ワイヤ(導線)用バレル101b、インスレーション(絶縁被覆)用バレル101cを有する。両バレル101b、101cは、圧着前には正面から見ると上開きのU字型をしており、そのU字の凹部に電線を受け入れる。そして、図3(C)に示すように、ワイヤ用バレル101bは被覆の剥ぎ取られた導線(芯線)端部Wに圧着され、インスレーション用バレル101cは、被覆端部Cに圧着される。図3(A)に示すように、圧着端子101は、キャリア102に所定の間隔で接続されている。キャリア102には、所定の間隔(端子ピッチ)で孔102aが開けられている。この孔102aは、後述するように、アプリケータにおいて、端子を一個ずつ間欠的に搬送する際のツメ掛け部として使用される。
このような端子帯上の端子を電線の端部に連続的に圧着する圧着機、あるいは、それ用のアプリケータに関する公知技術文献を以下に提示する。ここでアプリケータとは、プレス加工の金型(材料送り機構付き)に相当するものであって、端子の形状やサイズ、電線のサイズ等に応じて個別に設計・製作される。端子圧着機で加工する電線・端子のサイズや種類に応じて各種のアプリケータを交換して使用する。
特開2000−113744号公報
上述の圧着端子は、電線の種類(信号用・動力用)やその使用条件(電圧・電流)などによって、様々なサイズのものが用いられている。これに応じて、圧着機やアプリケータ・端子送り装置にも大小各種ある。近年では、特に自動車の動力用などとして大型の端子を処理できるよう、長い圧着ストローク(40mmなど)の端子圧着機が用いられるようになっている。
本発明は、長い圧着ストローク(40mmなど)にも、短い圧着ストローク(30mmなど)にも対応できる端子圧着機用アプリケータなどを提供することを目的とする。あるいは、長い圧着ストローク(40mmなど)にも対応可能でありながら、装置寸法の小型化又は部品の製作コスト低減が可能な端子送り装置・端子圧着機用アプリケータなどを提供することを目的とする。
本発明の端子送り装置は、 電線端部に圧着される多数の端子を配列した端子帯を送る装置であって、 端子圧着機により駆動されるシャンクと、 該シャンクに取り付けられたフィードカムと、 該フィードカムのカム面に当接するカムローラと、 該カムローラを前記カム面に向けて付勢し、前記カムローラの前記カム面に沿う動きに応じて直線運動で進退するフィードロッドと、 該フィードロッドによって揺動されるツメホルダーと、 該ツメホルダーに搭載された、前記端子帯に形成されているツメ掛け孔に係合するツメ先部を有し、前記ツメホルダーの揺動に応じて、前記端子帯を送る送りツメと、を備えることを特徴とする。
直線運動するフィードカムやフィードロッドと揺動運動するツメホルダーとで送りツメを送るので、長い圧着ストローク(40mmなど)に対応しながら、装置寸法の小型化や部品の製作コスト低減が可能になる。なお、上記フィードロッドを伴う機構ではなく、従来のカム板(フィードカム)を単に長くするだけで圧着ストローク延長に対応すると、端子送り装置(アプリケータ)の高さが高くなって、既存の圧着機に取り付けられなくなるおそれがある。ところが、本発明では従来のカム板の替わりに直線運動するフィードカムとフィードロッドを用いることで、アプリケータの高さを低く抑えることができるため、圧着ストローク40mmなどにも対応可能な、コンパクトな装置を実現できる。
本発明においては、前記シャンクに対する前記フィードカムの取り付け位置及び/又は姿勢を変えることとすれば、長短ストロークやアップフィード・ダウンフィードのいずれの作業にも適用でき、一台の圧着機・アプリケータで、多様な作業を行うことができる。
本発明の端子送り装置においては、前記カム面のプロフィルが、傾斜角度25°〜35°の傾斜直線とアールとの組合せであることが好ましい。複雑な曲線の組合せと比べて、フィードカムの加工の手間がかからず部品コストを低減できる。この場合、カムローラがフィードカムと接触し始める時点で、カムローラの先端が、カム面の傾斜プロフィル部の先端縁からわずかに浮き上がっていることも好ましい。カムローラとカム面との接触開始時における接触力の立ち上がりを和らげることが期待できる。
上記端子送り装置においては、 前記フィードロッドと前記ツメホルダーとの間に、フィードアームが介装されており、 該フィードアームの上段部には、前記フィードロッドに連結されており、該フィードロッドの直線運動に伴って進退する駆動点が設けられており、 前記フィードアームの中段部には、不動の擬似回動支点であるピボットスクリューと摺動する、前記駆動点と前記ピボットスクリュー中心とを結ぶ方向に延びる長孔が形成されており、 前記フィードアームの下段部には、前記ツメホルダーの取り付け部が形成されていることとできる。
フィードアームの上段部の駆動点はフィードロッドと一緒に直線運動するため、フィードアームを回動させようとすると、回動支点は固定点にはならない。なぜなら、回動支点が固定だと、駆動点は回動支点を中心とする円運動をすることを強制されるからである。そこで、フィードアームの駆動点が直線運動する際に、回動中心が少しずつ下がりながら(長孔内を滑りながら)フィードアームが回動する機構を採用した。これにより、直線運動するフィードロッドを駆動源としながら、送りツメは、回動中心が下がりながら回動する軌跡を描くこととなり、小さいスペースで円滑な端子帯送りを行うことができる。
本発明の端子圧着機用アプリケータは、 上記いずれかの端子送り装置と、 前記シャンクの下端部に固定された、端子圧着上金型であるクリンパーと、 該クリンパーと上下方向に対向する、端子圧着下金型であるアンビルと、 前記端子帯の送りガイドと、 前記各部を搭載するアプリケータベースと、を具備することを特徴とする。
上記アプリケータにおいては、 前記クリンパーが、前記端子のワイヤバレル部を電線の導線部に圧着するワイヤクリンパーと、前記端子のインスレーションバレル部を電線の被覆部に圧着するインスクリンパーと、を備え、 前記ワイヤクリンパーの上下方向位置を調節するクリンプハイト調整ダイヤルが、前記シャンクの頂部前側に設けられており、 前記インスクリンパーの上下方向位置を調節するインスハイト調整ダイヤルが、前記シャンクの中段部手前側に設けられていることが好ましい。
シャンクのフィードカム・カムローラ収容溝との干渉を避けながら、クリンプハイト調節ダイヤルやインスハイト調節ダイヤルを操作しやすい部位に配置できる。また、シャンクの高さや幅などをコンパクトにできる。
本発明の端子圧着機は、 ラム昇降機構と、 前記アプリケータベースを搭載するアプリケータ設置台と、 上記のアプリケータと、を備えることを特徴とする。本発明の端子圧着電線の製造方法は、上記端子送り装置、上記アプリケータ、又は、上記端子圧着機を用いて、端子圧着電線を製造することを特徴とする。
本発明によれば、長い圧着ストローク(40mmなど)に対応しながら装置寸法の小型化や部品の製作コスト低減が可能な端子送り装置・端子圧着機用アプリケータなどを提供できる。あるいは、長い圧着ストローク(40mmなど)にも、短い圧着ストローク(30mmなど)にも対応できる端子圧着機用アプリケータなどを提供できる。
以下、本発明の端子送り装置・アプリケータ・端子圧着機の実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下の各図において、「上下方向」はシャンクの上下移動方向を指し、「前後方向」は端子送りの前後方向を指し、「奥手前方向」は上下方向及び前後方向と直角な方向を指す。
本発明の実施形態の圧着機におけるアプリケータを示す斜視図である。 図1のアプリケータの上半部の分解斜視図である。 一般的な端子帯及び端子圧着電線を説明する図であり、図3(A)は端子帯の平 面図、図3(B)は端子帯の側面図、図3(C)は電線の端部に端子が圧着された状態 を示す平面図である。 図1・2のアプリケータにおける端子送り機構(装置)の後退状態を示す側面図である。 図4の端子送り機構(装置)の前進状態を示す側面図である。 図1・2のアプリケータのシャンクの詳細を示す図である。(A)・(B)は斜視図である。(C)は、アッパーフィード・ストローク40mmの場合のフィードカム取付け状態を示す後面図である。(D)は、フィードカム取付け用の六角穴付きボルトの拡大斜視図である。 図1・2のアプリケータのフィードハウジングの詳細を示す図である。(A)は側面図、(B)は底面図、(C)は斜視図である。 図1・2のアプリケータのフィードロッドの詳細を示す図である。(A)は底面図、(B)は側面図である。 図1・2のアプリケータのフィードアームの詳細を示す斜視図である。 図1・2のアプリケータのフィードカムの詳細を示す図である。(A)は側面図、(B)は後面図である。
AP;アプリケータ、TF;端子送り機構(装置)
1;カムローラ
2;フィードロッド、2b;カムローラ収容溝、2d;ピン孔、2h;ピン孔
3;フィードハウジング、3b;壁、3d;円筒形内孔(ロッドガイド孔)、3f;リブ状支持部、3h;アーム回動支点部、3j;スリット、3k;組み付け用ピン穴
4;圧縮バネ、5;セットネジ、6a;ピン、6b;ピン
7;フィードアーム、7b;フィードロッド連結ピン孔、
7d;長孔(ピボットスクリュー嵌合長孔)、7f;舌状薄肉部、
7h;バネプレート取付部、7j;ツメホルダー嵌めこみ部
8;ピボットスクリュー
9;ツメホルダーA、9b;長孔、9d;ネジ穴
10;ツメホルダーB、10a;舌状片部、10b;長孔、10f;ツメ取付部、
10h;ネジ穴、10m;嵌合孔
11;送りツメ、11a;ツメ先部、11c;ピン孔、11f;スプリング孔、
12;フィードカム、12a;カム面、12b;上端縁、12c;直線プロフィル部、
12d;R部、12e;後面部、12f;ザグリ部、12g;通し孔、12j;底面、
13;シャンク、13a;フィードカム取付部、13b;カムローラ溝、
13c1〜4;フィードカム取付用ネジ穴、
13d1〜3;フィードカム取付ボルト用凹部、
13f;クリンプハイト調整凹部、13g;スリット、
13h;インスハイト調整凹部、13i;スリット、13j;溝、
14;ホルダー、14a;シャンク嵌合凹部、14b;主板部、
14c;端子送り機構取付部、14f;羽根部、14h;ベース取付部、
31;ラムボルト、33;クリンプハイトダイヤル、34;押えプレート、
35;インスハイトダイヤル、37;クリンパー
41;アンビル、43;ベース、45;キャリアシューター
51;下ガイド、53;上横ガイド、55;端子ガイド板、
56;キャリア押さえブレーキ板
60;六角穴付きボルト、61;バネプレート、
65;アジャストスクリュー、67;ツメスプリング、
71;ボルト、73;アジャストスクリュー、75;ツメピン、77;ボルト、
100;端子帯、101;圧着端子、101a;コネクタピン接触部、101b;ワイヤ用バレル部、
101c;インスレーション用バレル部、102;キャリア、103;接続部
まず、図1を参照しつつ、本発明の実施形態に係るアプリケータAPの各主要部の概要を、順に説明する。なお、この例のアプリケータAPはサイドフィード型であるが、本発明はそれに限定されるものではなく、エンドフィード型にも適用できる。
ベース43;アプリケータAPの基部の土台となる略長方形平板の部材である。圧着機のアプリケータ設置台(図示されず)の上に固定される。
端子帯100の上横ガイド53・下ガイド51;図の左下に描かれている端子帯100の上下・左右をガイドする部材であり、ベース43上に搭載されている。上横ガイド53の後端(端子帯入口部)には、端子ガイド板55が取り付けられている。端子帯ガイド53・51の前側(端子送り方向)の先(アンビル41の前側)には、キャリアシューター45が設けられており、アンビル41部で端子101の切り取られた端子帯キャリア102が同シューター45内を通って図の右方に排出される。
アンビル41;ベース43の図の右側(端子帯出側)の上に固定されている、端子カシメ金型の下型となる部材である(上型がクリンパー37)。アンビル41は、電線の芯線部固定用のワイヤーアンビルと、絶縁被覆部固定用のインスアンビルと、端子圧着時に端子帯100のキャリア102を切断して個々の端子に分離するカッターと(いずれも図示省略)を含むものである。
クリンパー37;アンビル41の上方に対向して、上下移動可能に設けられている。このクリンパー37は、端子カシメ金型の上型となる部材である。クリンパー37は、アンビル41と同様に、電線の芯線部固定用のワイヤクリンパーと、絶縁被覆部固定用のインスクリンパー(いずれも図示省略)を含むものである。
シャンク13;上述のクリンパー37を、その下端部に保持しており、上下に昇降する角棒状の部材である。同シャンク13は、次述するホルダー14の角型凹部14a(図2参照)内に嵌合し、図の手前側には左右の押えプレート34によって押えられて、上下にガイドされている。シャンク13の頂上部にはラムボルト31が突設されている。このラムボルト31は、圧着機本体のラム(昇降棒、図示せず)と係合しており、同ラムの昇降に応じてシャンク13も上下する。シャンク13の図の左奥部には、カムローラ溝13bが、上下に延びるように切られている(図4も参照)。この、カムローラ溝13bには、図4に示されているように、端子送り機構TFのカムローラ1が入りこんでいる。シャンク13が昇降すると、同溝13b内でカムローラ1が相対的に昇降する(実際はローラ1は昇降せず、溝13bが昇降する)。
クリンプハイトダイヤル33、インスハイトダイヤル35;これらのシャンク13に取り付けられているダイヤルは、圧着作業の品質に影響する諸寸法を調整するためのものであるが、これらについては後述する。
ホルダー14;ベース43上に立ち上がる塔状の部材であって、上記シャンク13の昇降を案内し、次述する端子送り機構TFを支持する。ホルダー14は、図2に示すように、最下部のベース取付部14h(その上に端子ガイド51などが搭載される)や、その奥側から上に立ち上がる主板部14bなどを有する。主板部14bの前後には、羽根部14fが手前側に張り出しており、その間は前述のシャンク嵌合凹部14aとなっている。主板部14bの後側には、端子送り機構取付部14cが張り出している。
端子送り機構TF;端子送り機構TFは、図1(図2も参照)の上側に示されているフィードハウジング3や、下側に示されている送りツメ11、両者の間に示されているツメホルダー9・10、フィードアーム7などの金具・レバー類を備える。送りツメ11の右下の前側先端部(ツメ先部11a)が、前述の端子帯100のツメ掛け孔102a(図3参照)に係合し、送りツメ11の揺動によって端子帯100が図の右側(前側・端子送り方向)に送られる。
図4を主に参照しつつ、端子送り機構TFについて説明する。
上述のフィードハウジング3は、図7にも示すように、断面略正方形の筒状の部材であって、その長手方向(端子送り方向)に延びる円筒形内孔3dは、フィードロッド2の進退するロッドガイド孔3dとなっている。フィードハウジング3の左側の内部には、フィードロッド2を前方向に付勢する圧縮バネ4が収容されている。圧縮バネ4の左端は、セットネジ5で止められている。フィードハウジング3に対するフィードロッド2の最前進位置は、後述するフィードハウジング3下側のスリット3jの右端とフィードアーム7が当接することにより規定されている(図4参照)。フィードロッド2前端(端子送り方向先端)にはカムフォロワーの役目をするカムローラ1が取り付けられている。後述するように、カムローラ1がフィードカム12のカム面12aに当接して、フィードロッド2が前後方向で進退する。
フィードハウジング3には後述するフィードアーム7との係合部も設けられている。
図7を主に参照しつつ、フィードハウジング3のフィードアーム7との係合部の詳細を説明する。フィードハウジング3の前端部下側には、図7(C)に最も分かり易く示すように、リブ状の支持部3fが形成されている。同支持部3fは、フィードハウジング3をホルダー14の端子送り機構支持部14c(図2参照)に取り付ける部分である。
フィードハウジング3の支持部3fの手前側には、リブ状のアーム回動支点部3hが形成されている。同支点部3hには、後述するフィードアーム7の揺動支点となるピボットスクリュー8(図4参照)が軸支される。
フィードハウジング3の下面のアーム回動支点部3hの手前側には、同ハウジング3の長手方向(端子送り方向)に延びるスリット3jが切り込まれている。同スリット3jは、フィードハウジング3の下側の壁(底)3bを貫いている。同スリット3j内で、後述するフィードアーム7の上端部(フィードロッドと連結するためのピン孔7bの周辺部、図9参照)が嵌り込んで、端子送り方向に進退する。
図4、図8に示すフィードロッド2は、前述のように、その先端(前端)にカムローラ1を有し、フィードハウジング3内で端子送り方向に進退するものである。
図8に示すフィードロッドの部品詳細図を参照しつつ説明する。フィードロッド2は、全体として丸棒状である。フィードロッド2の端子送り方向先端部(前端部)には、カムローラ1の入り込む溝2bが長手方向に切り込まれている。フィードロッド2の前端部には、溝2bと交差する奥手前方向に、ピン孔2dが開けられている。ピン孔2dは、カムローラ1の回転支点となるピン6a(図2・4参照)を嵌合する。
フィードロッド2の長手方向中央部には、スリット2fが、長手方向に延び上下方向に貫通するように切り込まれている。同スリット2fには、後述するフィードアーム7の上端部(フィードロッドとの連結ピン孔7bの周辺部)が嵌り込んで、端子送り方向に揺動する。フィードロッド2の長手方向中央部には、スリット2fと交差する奥手前方向に、ピン孔2hが開けられている。ピン孔2hには、フィードアーム7の連結ピン孔7bに嵌合するピン6b(図2・4参照)が入る。なお、ピン6b、ピン孔2h、及び、フィードロッド連結ピン孔7bの三者を軸方向に位置を揃え、組付け用ピン穴3k(図7(C)参照)を利用して、前記三者のそれぞれを外側から組付けることができる。
図4、図9に示すフィードアーム7は、前述のフィードロッド2の端子送り方向の進退動を、送りツメ11のほぼ同方向の揺動に変換するレバーの役割をする。
図9に示すフィードアームの部品詳細図を参照しつつ説明する。フィードアーム7の上部は舌状の薄肉部7fとなっており、同部7fは前述のフィードロッドスリット2f(図8)、及び、フィードハウジングスリット3j(図7)に入り込む。舌状薄肉部7fの最上部には、フィードロッド2との連結ピン孔7bが開けられている。同ピン孔7bに嵌合する連結ピン6bは、フィードロッド2の直線運動に伴って進退する駆動点となる。
舌状薄肉部7fの上下方向中央部から基部にかけては、略上下方向に延びる長孔7dが開けられている。同長孔7dには、後述するピボットスクリュー8(図4参照)が上下方向摺動可能に嵌合する。ピボットスクリュー8は、フィードハウジング3のアーム回動支点部3h(図7参照)に固定されており、本願発明にいう「不動の擬似回動支点」(その意味合いについては後述)である。長孔7dは、上述のフィードロッド連結ピン孔7b(駆動点)と、上記ピボットスクリュー8中心とを結ぶ方向に延びている。なお、同方向の先には送りツメ11の回動支点であるツメピン75(図1参照)の軸芯も存在する。
フィードアーム7の上段部の駆動点7bはフィードロッド2と一緒に直線運動するため、フィードアーム7を回動させようとすると、回動支点は固定点にはならない。なぜなら、回動支点が固定だと、駆動点7bは回動支点を中心とする円運動をすることを強制されるからである。そこで、フィードアーム7の駆動点7bが直線運動する際に、実際の回動中心が少しずつ下がりながら(ピボットスクリュー8に対して長孔7dが滑り降りながら)フィードアーム7が回動する機構を採用した。これにより、直線運動するフィードロッド2を駆動源としながら、送りツメ11は、中心が下がりながら回動する軌跡を描くこととなり、小さいスペースで円滑な端子帯送りを行うことができる。
フィードアーム7の上下方向中段部(上部薄肉部7fの下)には、その後側にバネプレート取付部7hが彫り込まれている。同部7hには、後述するツメスプリング67の上端部が係合するバネプレート61(図2参照)が取り付けられる。フィードアーム7の上下方向下段部(バネプレート取付部7hの下)には、その手前側にツメホルダー嵌めこみ部7jが彫り込まれており、同部7jには、図2、図4に符号9で示されるツメホルダーAが取り付けられる。
ツメホルダーA9は、図2に示すように、四角いコマ状の部材であって、フィードアーム7と符号10で示されるツメホルダーBとを繋ぐものである。ツメホルダーA9には、フィードアーム7との前後方向の位置調整のためのアジャストスクリュー65が通るネジ穴9dが設けられている。長孔9bは、その位置調整用のものである。なお、ツメホルダーA9や後述するツメホルダーB10の長孔、及びアジャストスクリュー65・アジャストスクリュー73によって、送りツメ11の前進位置や奥手前側の位置を調整できる。
ツメホルダーB10は、図2に示すように、下開きコの字状のツメ取付部10fと、同部10fから奥側に延びる舌状片部10aとを有し、ツメホルダーA9と送りツメ11とを繋ぐものである。ツメホルダーB10には、ツメホルダーA9との奥手前方向の位置調整のためのアジャストスクリュー73が通るネジ穴10hが設けられている。長孔10bは、その調整のためのものである。また、ツメピン75の嵌合孔10mなども設けられている。
送りツメ11は、図2に示すように、図の右下(前下)のツメ先部11aや、ピン孔11c、スプリング孔11fなどを有する。ピン孔11cは、ツメピン75が嵌合し、同ピン75を中心として、送りツメ11はツメ先部11aが上下する方向に回動自在である。スプリング孔11fには、ツメスプリング67の下端部が係合し、送りツメ11をツメ先部11aが下がる方向に回動するように付勢している(送りツメ11の回動限界はフィードカム12の偏位量によって規定される)。ツメ先部11aは、端子帯100のツメ掛け孔102a(図3参照)に係合し、送りツメ11の揺動によって端子帯100が前側(端子送り方向)に送られる。
図4・図2・図6を参照しつつ、フィードカム12及びシャンク13について説明する。
前述のように、シャンク13は、圧着機本体のラム(図示されず)の昇降に伴って昇降する。シャンク13の後奥側には、図6(A)に示すように、上下に延びる溝13bが形成されている。同溝13bの上部は、図4に示すようにカムローラ1が入り込む(ただし、カムローラ1の前端と溝13bの底との間にはわずかなスキマ(一例で0.5mm)が開いている)。同溝13bの下部には、図4に最も分かり易く示すように、フィードカム12が取り付けられている。なお、フィードロッド2の前端部は、ホルダー14の後側羽根部14f(図2参照)の貫通孔14gを通って上記溝13bに入り込んでいる。
フィードカム12が取り付けられるシャンク13の部分には、図6(A)に示すように、上下に4箇所のフィードカム取付用ネジ穴13c1〜4や、3箇所のフィードカム取付ボルト用凹部(上下の一穴凹部13d1・3と中段の二つ穴凹部13d2、図2の六角穴付ボルト60と嵌合する)の並んだフィードカム取付部13aが形成されている。同フィードカム取付部13aには、アッパーフィード用カム12(図10(A)参照)とダウンフィードフィード用カム(図10(C)参照)を、以下のように、それぞれ二箇所に天地逆の姿勢で取り付けて(共用も可)、各フィード毎に40mmストロークと30mmストロークを切り替えられるようになっている。なお、アッパーフィードとは、シャンクが上昇するときに端子帯を送る方式であり、ダウンフィードとは、シャンクが下降するときに端子帯を送る方式である。
A)アッパーフィード・ストローク40mm;フィードカム取付用ネジ穴13c4、フィードカム取付ボルト用凹部13d3を使用、図6(C)参照(次述)
B)アッパーフィード・ストローク30mm;フィードカム取付用ネジ穴13c3、フィードカム取付ボルト用凹部13d2を使用
C)ダウンフィード・ストローク40mm;フィードカム取付用ネジ穴13c2、フィードカム取付ボルト用凹部13d2を使用
D)ダウンフィード・ストローク30mm;フィードカム取付用ネジ穴13c1、フィードカム取付ボルト用凹部13d1を使用
図6(C)は、アッパーフィード・ストローク40mmの場合のフィードカム取付け状態を示す。図6(D)は、フィードカム取付け用の六角穴付きボルトの拡大斜視図である。フィードカム12は、シャンク13の溝13b内の下部に、六角穴付きボルト60によって固定されている。六角穴付きボルト60は、この状態で、そのネジ部60cが、シャンク13のフィードカム取付用ネジ穴13c4に螺合している。また、六角穴付きボルト60のピン部(頭)60bは、その奥側半分がシャンク13のフィードカム取付ボルト用凹部13d3に嵌合しており、その手前側半分がフィードカム12のザグリ部12fに嵌合している。
アップフィードカム12は、図10(A)に示すように、その上部の後側にカム面12aが形成されている。カム面12aは、上端縁12bから後下に斜めに延びる直線プロフィル部12c(カム角度θ、例えば25〜35度)と、その先のR部12dからなる。R部12dは、直線プロフィル部12cと後面部12e(底面12jと平行な平面)とを滑らかに繋げる。このようにカム面12aを構成したことにより、カムの加工コストを低減できる。なお、直線プロフィル部12cの角度は25〜35度が好ましい。35度を越えると、シャンクの動きに与える抵抗が大きくなって動きがスムーズでなくなる。25度未満であると、必要なツメ送りストローク(端子帯送りストローク)を確保するためのカム長さが長くなってしまう。ダウンフィードカム12´の形状は、図10(C)に示すように、アップフィードカム12を上下に反転させた形となる。なお、カム角度は、端子ピッチなどにより決定される。
フィードカム12の下部には、同カム12をシャンク13に固定するための半円ピン孔(ザグリ部12f、通し孔12g)が開けられている。上述のように、この孔に六角穴付きボルト60(図2)を通して、同ボルト60をシャンク13のカム取付部13dのネジ穴にねじ込むことにより、フィードカム12をシャンク13に取り付ける。
主に図4・5を参照しつつ端子送り機構TFの全体動作を説明する。
図4の状態では、シャンク13が下降した位置にあり、送りツメ11が後側に後退した位置(ツメ先部11aは端子帯から離れて浮いている状態)にある。ここからシャンク13が上昇すると、フィードカム12も一緒に上昇し、そのカム面12aがカムローラ1と接し始める。そうすると、カムローラ1及びフィードロッド2が、図の左方向(後方向)に押されて移動する。なお、カムローラ1がフィードカム12のカム面12aと接触し始める時点で、カムローラ1の先端(前端)が、カム面12aの直線プロフィル部12c(図10参照)の先端縁12bからわずかに浮き上がっている(一例で0.5mm)ことが好ましい。カムローラ1とカム面12aとの接触開始時における接触力の立ち上がりを和らげることが期待できる。
そして、フィードロッド2にピン6bで連結されたフィードアーム7の上端部も図の左方向(後方向)に移動する。これにより、フィードアーム7はピボットスクリュー8を概略の回動支点(擬似回動支点、ピボットスクリュー8そのものはフィードハウジング3に固定されている)として、図の反時計周りに回動する。なお、この回動の間にフィードアーム7の実際の回動支点は少し下がるが、フィードアーム7の長孔7dの中でピボットスクリュー8が摺動してフィードアーム7の下がりが許容される。このフィードアーム7の回動・降下に伴い、図5に示すように、フィードアーム7の下部に連結されている両ツメホルダー9・10及び送りツメ11が、下がりながら前側に繰り出される。この送りツメ11の降下しながらの前方繰り出しにより、ツメ先部11aは、端子帯100のツメ掛け孔102a(図3参照)に上から入り込むとともに前方に押し、端子帯100が前側(端子送り方向)に端子1ピッチ分だけ送られる。
その後のシャンク13の下降に伴い、フィードカム12が下がると、カムローラ1はカム面12aに沿って前に出る(フィードロッド2は圧縮バネ4によって前方に付勢されている)。これに伴い、フィードロッド2も前方に繰り出され、フィードアーム7は少し上昇しつつ時計方向に回動し、図4の状態に戻る。図5の状態から図4の状態に戻る過程において、送りツメ11が端子帯100を後方に押し戻そうとする力は、端子帯キャリア102を押えているブレーキ板56と同端子帯キャリア102との静止摩擦力より弱いため、送りツメ11が、ツメスプリング67による付勢力に抗して回動し、ツメ先部11aが、ツメ掛け孔102aの縁を乗り越えてツメ掛け孔102aから外れる。
またシャンク13の下降に伴い、前述のクリンパー37(図1)も下降し、その下に対向するアンビル41との間で、別途供給された電線端部の周りへの端子のカシメと、端子キャリア102(図3参照)の切断が行われる。引き続くシャンク13の上昇・下降に伴い、前述の動作を繰り返す。
次に、図1及び図6(A)・(B)を参照しつつ、クリンプハイト及びインスハイトの調整機構について説明する。まずクリンプハイトは、シャンク13の上部前側に設けられたクリンプハイトダイヤル33を回して行う。同ダイヤル33の先(後側)には、10面程度の偏心多角形のハイト調整棒(図示されず、凹部13f内に回動可能に収容)が接続されている。同ダイヤル33を回すことにより、クリンプハイト調整凹部13f(図6(B))の上のスリット13gから上に出るハイト調整棒の高さを調整できる。そのハイト調整棒の頂部が圧着機本体ラム(図示されず)に押されるので、同棒の頂部が高いとラム下端からクリンパー37までの高さが高くなり、結局、下死点におけるクリンパー37の高さが下がってクリンプハイトが低くなる。
インスハイト調整については、シャンク13の上下中段部手前側に設けられたインスハイトダイヤル35を回して行う。同ダイヤル35の先(奥側)には、10面程度の偏心多角形のハイト調整棒(図示されず、凹部13h内に回動可能に収容)が接続されている。同ダイヤル35を回すことにより、インスハイト調整凹部13h(図6(B))の下のスリット13iから下に出るハイト調整棒の高さを調整できる。そのハイト調整棒の頂部がインスクリンパー(図示されず、溝13jに嵌合している)を押すので、同棒の頂部が低いとインスクリンパーの位置が下がって、結局、下死点におけるインスクリンパーの高さが下がってインスハイトが低くなる。

Claims (8)

  1. 電線端部に圧着される多数の端子を配列した端子帯を送る装置であって、
    端子圧着機により駆動されるシャンクと、
    該シャンクに取り付けられたフィードカムと、
    該フィードカムのカム面に当接するカムローラと、
    該カムローラを前記カム面に向けて付勢し、前記カムローラの前記カム面に沿う動きに応じて直線運動で進退するフィードロッドと、
    該フィードロッドによって揺動されるツメホルダーと、
    該ツメホルダーに搭載された、前記端子帯に形成されているツメ掛け孔に係合するツメ先部を有し、前記ツメホルダーの揺動に応じて、前記端子帯を送る送りツメと、
    を備えることを特徴とする端子送り装置。
  2. 前記シャンクに対する前記フィードカムの取り付け位置及び/又は姿勢を変えることにより、前記端子圧着機の長短複数の駆動ストローク、及び/又は、アップスフィードとダウンフィードの切り替えに対応可能であることを特徴とする請求項1記載の端子送り装置。
  3. 前記カム面のプロフィルが、傾斜角度25°〜35°の傾斜直線とアールとの組合せであることを特徴とする請求項1又は2記載の端子送り装置。
  4. 前記フィードロッドと前記ツメホルダーとの間に、フィードアームが介装されており、
    該フィードアームの上段部には、前記フィードロッドに連結されており、該フィードロッドの直線運動に伴って進退する駆動点が設けられており、
    前記フィードアームの中段部には、不動の擬似回動支点であるピボットスクリューと摺動する、前記駆動点と前記ピボットスクリュー中心とを結ぶ方向に延びる長孔が形成されており、
    前記フィードアームの下段部には、前記ツメホルダーの取り付け部が形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の端子送り装置。
  5. 請求項1〜4いずれか1項記載の端子送り装置と、
    前記シャンクの下端部に固定された、端子圧着上金型であるクリンパーと、
    該クリンパーと上下方向に対向する、端子圧着下金型であるアンビルと、
    前記端子帯の送りガイドと、
    前記各部を搭載するアプリケータベースと、
    を具備することを特徴とする端子圧着機用のアプリケータ。
  6. 前記クリンパーが、前記端子のワイヤバレル部を電線の導線部に圧着するワイヤクリンパーと、前記端子のインスレーションバレル部を電線の被覆部に圧着するインスクリンパーと、を備え、
    前記ワイヤクリンパーの上下方向位置を調節するクリンプハイト調整ダイヤルが、前記シャンクの頂部前側に設けられており、
    前記インスクリンパーの上下方向位置を調節するインスハイト調整ダイヤルが、前記シャンクの中段部手前側に設けられていることを特徴とする請求項記載の圧着機用のアプリケータ。
  7. ラム昇降機構と、
    前記アプリケータベースを搭載するアプリケータ設置台と、
    請求項5又は6記載のアプリケータと、
    を備えることを特徴とする端子圧着機。
  8. 請求項1〜4いずれか1項記載の端子送り装置、請求項5若しくは6記載のアプリケータ、又は、請求項7記載の端子圧着機を用いて、端子圧着電線を製造する方法。
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