JPH07101578B2 - リベツト型電気接点のかしめ金型 - Google Patents

リベツト型電気接点のかしめ金型

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JPH07101578B2
JPH07101578B2 JP61276115A JP27611586A JPH07101578B2 JP H07101578 B2 JPH07101578 B2 JP H07101578B2 JP 61276115 A JP61276115 A JP 61276115A JP 27611586 A JP27611586 A JP 27611586A JP H07101578 B2 JPH07101578 B2 JP H07101578B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、台材の接点取付穴に挿入したリベット型電気
接点を、接点取付穴の周縁にかしめる為のかしめ金型の
改良に関する。
(従来の技術) 従来、第2図に示す如く台材1の接点取付穴2に、リベ
ット型電気接点3の脚部3aを挿入し、この脚部3aを接点
取付穴2の周縁にかしめるには、図示の如く下型4の上
面の凹部5にリベット型電気接点3の頭部3bを嵌入し、
台材1を下型4の上面に載せた状態で、リベット型電気
接点3の脚部3aを、スプリング20を介してホルダー6に
保持した平パンチ(又はVパンチ)7にて圧潰して、接
点取付穴2の周縁にかしめている(特公昭42−17532号
公報)。
しかし、斯かるかしめ方法では、脚部3aを平パンチ6に
圧潰する時、台材1が押えられていない為、脚部3aがか
しめられていくと、頭部3bが押し下げられていく為、該
頭部3bと台材1との間に隙間ができ、最終的にかしめ止
めされたリベット型電気接点3は取付寸法精度が低く、
しかも捻回強度が低く、信頼性に欠けるものであった。
この為、第3図に示す如くホルダー6に保持さ先端周囲
にウレタンゴム8を突設した凸部型の平パンチ9にてリ
ベット型電気接点3の脚部3aを圧潰して、接点取付穴2
の周縁にかしめている。
(発明が解決しようとする問題点) 然し乍ら、凸型の平パンチ9の周囲にウレタンゴム8を
突設しただけでは、ウレタンゴム8の円周上での各部分
の強さで台材1を押さえる為、ばらつきが生じ、強い力
で押さえるにはウレタンゴム8を厚く大きくしなければ
ならないで、かしめ金型が大型化する等の問題点があっ
た。
(発明の目的) 本発明は、上記問題点を解決すべくなされたもので、か
しめ金型を大型化することなく、リベット型電気接点3
の頭部3bが嵌入される凹部5を上面に有する下型4と、
該下型4に対向して上下動可能に設けられた上型10より
成り、前記上型10はホルダー12と、該ホルダー12にレベ
ル調整可能に支持された円筒ケース14と、該ケース14内
に上下に摺動可能に支持され上端にウレタンゴム16が取
付けられた有底筒状の台材押え具17と、該台材押え具内
17に配された先端が台材押え具17の底を貫通して突出さ
れたストッパ18付かしめパンチ19と、台材押え具17内で
ホルダー12とストッパ18付かしめパンチ19との間に張設
されたスプリング20とにより構成されていることを特徴
とするものである。
(作用) 上記の如く構成された本発明によるリベット型電気接点
のかしめ金型により、台材の接点取付穴に挿入したリベ
ット型電気接点の脚部を上型を下降してかしめパンチに
より圧潰すると、スプリングに抗してかしめパンチが引
っ込み、台材押え具の先端が台材の接点取付穴の周縁に
接し、ウレタンゴムの圧縮力が台材押え具の全周に均一
に働き、強い押付力が得られる結果、台材が強く押えら
れ、リベット型電気接点の頭部との間には隙間が生ぜ
ず、最終的にかしめ止めされた電気接点は取付寸法精度
が高く、しかも捻回強度が高いものである。
(実施例) 本発明によるリベット型電気接点のかしめ金型の一実施
例を第1図によって説明すると、4は固定された下型
で、その上面にリベット型電気接点3の頭部3bを嵌入す
る凹部5が設けられている。10は下型4に対向して上下
動可能に設けられた上型である。この上型10は、プレス
機に取付けられる下向きに開口した円形凹部11を有する
ホルダー12と、該ホルダー12の円形凹部11に嵌入されね
じ13にてレベル調整可能に固定支持された円筒ケース14
と、該円筒ケース14内に上下に摺動可能に嵌合されスト
ッパねじ15にて支持されて上端にウレタンゴム16が取付
けられた有底円筒状の台材押え具17と、該台材押え具17
内に配され先端が台材押え具17の底の中心を貫通して突
出され中間に台材押え具17の底に当接したストッパ18を
有するかしめパンチ19と、台材押え具17内でホルダー12
の円形凹部11の底とストッパ18との間に張設されたスプ
リング20とにより構成されている。
次に上記構成のかしめ金型にてリベット型電気接点3を
台材1にかしめ止めする場合について説明する。先ず下
型4の凹部5に図示の如くリベット型電気接点3の頭部
3bを嵌入し、この頭部3bに接点取付穴2を嵌合した台材
1を下型4の上面にセットした。次にこの状態で上型10
を下降した処、かしめパンチ19の先端がリベット型電気
接点3の脚部3aに当り、該かしめパンチ19がスプリング
20に抗して台材押え具17の先端面より引っ込んだ状態で
台材押え具17の先端面が台材1の接点取付穴2の周縁部
に当る。そして上型10が下降し続けた処、ホルダー12及
び円筒ケース14のみが下降し、ホルダー12の円形凹部11
の底がウレタンゴム16に当接して圧縮し、その力が台材
押え具12によって台材1の接点取付穴2の周縁部を均一
に強く押さえることとなって、台材1とリベット型電気
接点3の頭部3bとの間には隙間が生じなかった。この時
かしめパンチ19の先端は、ホルダー12の円形凹部11の底
によって下方に押されリベット型電気接点3の脚部3aを
圧潰して、接点取付穴2の周縁にかしめ止めされた。こ
うしてかしめ止めされた電気接点は、かしめ時に台材1
の接点取付穴2の周縁とリベット型電気接点3の頭部3b
との間に隙間が生じなかった為、取付寸法精度が高く、
しかも捻回強度の高いものとなった。
(発明の効果) 以上の説明で判るようる本発明のリベット型電気接点の
かしめ金型によれば、リベット型電気接点の脚部を台材
の接点取付穴の周縁にかしめる際、台材の該部分を均一
な強い力で押さえることができるので、台材とリベット
型電気接点の頭部との間に隙間が生じることがない。従
って、電気接点の取付寸法精度が高くなり、しかも捻回
強度が高くなって、信頼性が向上する。
また本発明のリベット型電気接点のかしめ金具は、台材
を押さえるのに直接ウレタンゴムにて押さえることな
く、台材押え具を媒体にして均一に強い押付力を生じさ
せて台材を押さえるようにしたので、かしめ金具を大型
化する必要がないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるリベット型電気接点のかしめ金型
の縦断面図、第2図及び第3図は夫々従来のリベット型
電気接点のかしめ金型の縦断面図である。 1…台材、2…接点取付穴、3…リベット型電気接点、
3a…脚部、3b…頭部、4…下型、5…凹部、10…上型、
11…円形凹部、12…ホルダー、14…円筒ケース、16…ウ
レタンゴム、17…台材押え具、18…ストッパ、19…かし
めパンチ、20…スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リベット型電気接点3の頭部3bが嵌入され
    る凹部5を上面に有する下型4と、該下型4に対向して
    上下動可能に設けられた上型10より成り、前記上型10は
    ホルダー12と、該ホルダー12にレベル調整可能に支持さ
    れた円筒ケース14と、該ケース14内に上下に摺動可能に
    支持され上端にウレタンゴム16が取付けられた有底筒状
    の台材押え具17と、該台材押え具内17に配された先端が
    台材押え具17の底を貫通して突出されたストッパ18付か
    しめパンチ19と、台材押え具17内でホルダー12とストッ
    パ18付かしめパンチ19との間に張設されたスプリング20
    とにより構成されていることを特徴とするリベット型電
    気接点のかしめ金型。
JP61276115A 1986-11-19 1986-11-19 リベツト型電気接点のかしめ金型 Expired - Fee Related JPH07101578B2 (ja)

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