JP2005080820A - シートのサイドカバー構造 - Google Patents

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薫輝 井手
Yoshihide Oki
良英 大木
Fumiaki Matsushita
文明 松下
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Abstract

【課題】 サイドカバーをシートクッションに容易に組付けることができるシートのサイドカバーの取付構造を提供する。
【解決手段】 シートクッション2の側部とリクライニング装置4とを覆うためのサイドカバー6に収容凹部8を形成した。該収容凹部8の後壁部10に、リクライニング装置4から延びる作動レバー5の操作部5aを挿通させる挿通用開口部14を設け、収容凹部8のシートクッション2側に位置する側壁部12を設けた。収容凹部8の側壁部12は、作動レバー5の揺動時に沿う側壁面16と、該側壁面16からシートクッション2側に窪んだ段差面17とからなる。段差面17は、作動レバー5の操作部5aを収容可能に形成した形状である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、リクライニング装置付きシートのシートクッションの側部にサイドカバーが装着されるシートクッションのサイドカバー構造に関するものである。
図11は、リクライニング装置付きシート51のシートクッション52にサイドカバー56を装着した状態を示し、図12〜図14は、シート51のシートクッション52にサイドカバー56を取付けようとした状態を示す。シートクッション52の後側部には、シートバック53(図11参照)を傾倒させるリクライニング装置54が、シートクッション52の側部から外側に突出して設けられている。リクライニング装置54を操作する作動レバー55がリクライニング装置54から延び、作動レバー55には、操作ノブ65(図11参照)が取付けられる。
サイドカバー56は樹脂製で、作動レバー55をサイドカバー56の内方から外側に突出させて露出するために、サイドカバー56の外側面に収容凹部58を形成し、該収容凹部58には挿通用開口部64が形成されている。このようなサイドカバー56をシートクッション52に装着すると、挿通用開口64から挿通させた作動レバー55の操作部が収容凹部58まで突出する。そして、作動レバー55の操作部に、図11に示すような操作ノブ65が取付けられる。
このような構造を開示した特許文献として、たとえば実開昭62−129941号がある。
実開昭62−129941号
サイドカバー56をシートクッション52に組付ける際に、図12に示すように、作動レバー55の操作部をサイドカバー56の挿通用開口部64に少し挿通させておく。その際、図13および図14に示すように、リクライニング装置54が外側に突出しているため、サイドカバー56のカバー後端部57をサイドカバー56の外側Sに捻って(もしくは折り曲げて)、サイドカバー56の後端部57がリクライニング装置54を乗り越えるようにしてから、矢印Tの方向に移動させている。そのため、生産ラインでのサイドカバー56の組付けに手間がかかっていた。
本発明は、かかる状況に鑑みてなされたものであり、サイドカバーをシートクッションに容易に組付けることができるシートのサイドカバーの取付構造を提供することにある。
本発明は、作動レバーによりシートバックをシートクッションに対して傾倒可能にするリクライニング装置と上記シートクッションの一側部をサイドカバーで覆い、該サイドカバーの外側に凹部を形成し、該凹部内に上記作動レバーの操作部を挿通させる開口部を設けるとともに上記凹部内の上記シートクッション側に位置する側壁部を設け、上記作動レバーの操作部を上記開口部を介して上記サイドカバーの内側から外側に挿通させるようにしたシートのサイドカバー構造において、上記凹部内に配置する作動レバーの操作部を収容可能なくぼみ部を、上記側壁部を上記シートクッション側に窪ませて形成した。
上記開口部に連続して上記くぼみ部を形成し、上記開口部で上記くぼみ部の縁部が、上記開口部に近づくに従って上記シートクッションに近くなる傾斜面を有する。
上記作動レバーの操作部に操作ノブが取付け可能であり、該操作ノブに把持部を形成し、かつ、該把持部のシートクッション側から上記側壁部に略沿った方向に突出した縦壁部を形成した。
本発明は、上記凹部内に配置する作動レバーの操作部を収容可能なくぼみ部を、上記側壁部を上記シートクッション側に窪ませて形成したので、サイドカバーをシート側部へ組付ける際に、サイドカバーの捻り量が少なくて済む。また、平面視では、くぼみ部の上側の側壁面と作動レバーの操作部に取付ける操作ノブとのクリアランスが一定であり、くぼみ面が見えなくなって意匠性は問題にならない。
上記開口部に連続して上記くぼみ部を形成し、上記開口部で上記くぼみ部の縁部が、上記開口部に近づくに従って上記シートクッションに近くなる傾斜面を有するようにすると、サイドカバーのシート側部への取付時に、作動レバーをカバーの挿通開口へ挿通するときのガイドとなり、組付性が向上する。
上記作動レバーの操作部に操作ノブが取付け可能であり、該操作ノブに把持部を形成し、かつ、該把持部のシートクッション側から上記側壁部に略沿った方向に突出した縦壁部を形成すると、操作ノブの操作性を向上させ、かつ側面からくぼみ面が見えることを防止して、意匠性の向上を図ることができる。
次に、本発明に係るシートのサイドカバー構造の実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、リクライニング装置付きシート1を示している。このシート1は、シートクッション2とシートバック3とを備え、シートバック3の下側部には、リクライニング装置4が取付けられている。このリクライニング装置4には、シートバック3の起立状態を解除するための作動レバー5が併設されている。シートクッション2の側部には、サイドカバー6が設けられている。このサイドカバー6は、シート1の下側部とリクライニング装置4とを覆って、図示しないスクリューまたはクリップでシートクッション2に取付けられている。
図4〜図5に示すサイドカバー6は、リクライニング装置4を覆うカバー後端部7と、このカバー後端部7の前側に位置して作動レバー5(図3参照)および操作ノブ15(図1参照)を受入れる収容凹部8とを備えている。この収容凹部8は、車体の前後方向に位置する前壁部9、後壁部10と、フロア側の下壁部11と、シートクッション2側の側壁部12という4つの壁(ないしは面)から構成される。収容凹部8の後壁部10には、リクライニング装置4を操作するための作動レバー5の挿通用開口部14が形成されている。
収容凹部8の側壁部12は、作動レバー5に操作ノブ15が取付けられたときに、操作ノブ15の揺動時に僅かなクリアランスが形成される基準面としての側壁面16と、この側壁面16からさらにシートクッション2側に窪ませた段差面(くぼみ部)17とを有する。この段差面17の形状は、作動レバー5の操作部5aが収容できる程度の大きさに形成してある。
段差面17の挿通用開口部14に隣接する縁部には、挿通用開口部14に近づくに従ってシートクッション2に近くなる傾斜面18を形成している。
作動レバー5の操作部5aには、図6〜図8に示す操作ノブ15が取付けられる。この操作ノブ15は、下向きの水平面ないしは指当て面20を有する把持部19と、該把持部19のシートクッション2側から下方に突出する縦壁部21が形成されている。操作ノブ15の孔22は作動レバー5の取付用孔であり、操作ノブ15の把持部19内の取付用孔22に作動レバー5の操作部5aを挿入して、作動レバー5に操作ノブ15を取付けている。図6は、操作ノブ15を車幅方向から見た図である。
サイドカバー6には、収容凹部8の前側に大凹部23が形成され、その大凹部23内には、リフタ−レバー用のキー溝付き穴24が形成されている。
サイドカバー6をシートクッション2に装着するには、図3に示すように、操作ノブ15を作動レバー5に取付けていない状態で、サイドカバー6をシートクッション2の側部前方から後方に移動するようにして、挿通用開口部14に作動レバー5を挿通させる。この際、挿通用開口部14の入口に傾斜面18を形成しているので、この傾斜面18が作動レバー5を収容凹部8内に容易に案内することになる。また、サイドカバー6のカバー後端部7がリクライニング装置4まで達したときに、カバー後端部7がリクライニング装置4と当たるので、カバー後端部7を外側に捻る(若しくは折り曲げる)ようにして、リクライニング装置4を乗り越えさせる。収容凹部8に段差面17を形成しているので、作動レバー5を段差面17内に入れる。サイドカバー6はその段差面17の深さだけ、外側にオフセットすることができる。したがって、図9に示すように、カバー後端部7の捻り量Aを少なくすることができる。よって、サイドカバー6の組み付けが容易になる。このような効果は、従来の場合を示した図14の捻り量Bと比較するとより明確になる。
サイドカバー6のカバー後端部7がリクライニング装置4を乗り越えたら、図10に示すように、サイドカバー6を規定の位置に合わせてシート1側に固定し、次いで、操作ノブ15を作動レバー5に取付ける。
操作ノブ15が作動レバー5に装着されると、平面視から段差面17を見ようとしても、段差面17の上側には上面17aが設けられていて、段差面17が側壁面16に隠れるので段差面17を見えることができない。また、収容凹部8を側面視で見ても、段差面17の上側は、操作ノブ15の把持部19により、段差面17の下側は操作ノブ15の縦壁21があるので、段差面17が見えず、意匠性について問題はない。
このように、本実施形態では、シートバック3をシートクッション2に対し傾動可能にするリクライニング装置4を設け、シートクッション2の側部には該シートクッション2の側部と前記リクライニング装置4を覆うサイドカバー6を設け、サイドカバー6には収容凹部8を形成し、収容凹部8の後壁部10にはリクライニング装置4を作動させる作動レバー5を挿通させる挿通用開口部14と、上記収容凹部8のシートクッション2側に位置する側壁部12とを設け、作動レバー5の操作部5aを挿通用開口部14を介してサイドカバー6の内側から外側に挿通させるシートのサイドカバーの取付構造において、収容凹部8の側壁部12は、作動レバー5の揺動時に沿う側壁面16と、該側壁面16からシートクッション2側に窪み、作動レバー5の操作部5aを収容可能に形成した段差面17とからなっている。
そして、段差面17の挿通用開口部14の縁部に、縁部がシートクッション側に向く傾斜面18を形成した。また、作動レバー5の操作部5aに取付けられる操作ノブ15が、下向きの水平面を有する把持部19と把持部19から下方に突出する縦壁部21を形成した。
シート下側部に本発明のサイドカバーを設けた状態の部分的斜視図である。 図1において操作ノブを取り外した状態の部分的斜視図である。 図2における分解斜視図である。 図3のIV部の拡大斜視図である。 図3の線V−Vによる断面図である。 操作ノブの拡大正面図である。 操作ノブの拡大底面図である。 図6の線VIII−VIIIによる断面図である。 本発明のサイドカバーを組付ける時にサイドカバーが変形する様子を示す部分的平面図である。 図2の状態における概略平面図である。 シート下側部に従来のサイドカバーを設けた状態の部分的斜視図である。 シート下側部に従来のサイドカバーを組付ける工程を示す概略斜視図である。 シート下側部に従来のサイドカバーを組付ける工程を示す概略平面図である。 従来のサイドカバーを組付ける時にサイドカバーが変形する様子を示す部分的平面図である。
符号の説明
1 シート
2 シートクッション
3 シートバック
4 リクライニング装置
5 作動レバー
5a 操作部
6 サイドカバー
7 カバー後端部
8 収容凹部
9 前壁部
10 後壁部
11 下壁部
12 側壁部
14 挿通用開口部
15 操作ノブ
16 側壁面
17 段差面(くぼみ部)
18 傾斜面
19 把持部
20 水平面
21 縦壁部
22 孔
23 大凹部
24 キー溝付き穴

Claims (3)

  1. 作動レバーによりシートバックをシートクッションに対して傾倒可能にするリクライニング装置と上記シートクッションの一側部をサイドカバーで覆い、該サイドカバーの外側に凹部を形成し、該凹部内に上記作動レバーの操作部を挿通させる開口部を設けるとともに上記凹部内の上記シートクッション側に位置する側壁部を設け、上記作動レバーの操作部を上記開口部を介して上記サイドカバーの内側から外側に挿通させるようにしたシートのサイドカバー構造において、
    上記凹部内に配置する作動レバーの操作部を収容可能なくぼみ部を、上記側壁部を上記シートクッション側に窪ませて形成したことを特徴とするシートのサイドカバー構造。
  2. 上記開口部に連続して上記くぼみ部を形成し、上記開口部で上記くぼみ部の縁部が、上記開口部に近づくに従って上記シートクッションに近くなる傾斜面を有することを特徴とする請求項1に記載のシートのサイドカバー構造。
  3. 上記作動レバーの操作部に操作ノブが取付け可能であり、該操作ノブに把持部を形成し、かつ、該把持部のシートクッション側から上記側壁部に略沿った方向に突出した縦壁部を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のシートのサイドカバー構造。
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