JP2005079160A - 電源回路 - Google Patents

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之彦 伊勢谷
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Abstract

【課題】正極及び負極の電極が互いに異なる面に表出してなる回路基板との抵抗が増加することなく、かつ、ペーパー電池を折り返すことなく電源回路を形成する。
【解決手段】正極及び負極の電極が互いに異なる面に表出してなるペーパー電池1を、電極と接続されるためのランド部3a,3bが形成されたシート状の回路基板に搭載し、ペーパー電池1とランド部3a,3bとによって電源回路を形成する場合、ペーパー電池1を、正極及び負極の電極のうち一方の電極が回路基板の一方の面に形成されたランド部3aと接続されるように、ランド部3aが形成された面に搭載するとともに、正極及び負極の電極のうち他方の電極を、回路基板に形成された切り込み4を介して、回路基板の他方の面に入り込ませ、他方の面に形成されたランド部3bと接続し、これにより、ペーパー電池1とランド部3a,3bとによって電源回路を形成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、シート状の回路基板上にペーパー電池が搭載されてなる電源回路に関する。
近年、電池を電源として駆動する製品においては、小型化や多機能化を図るために電源部分の省スペース化を要求されるものが少なくなく、その要求に応えるための1つの手段として、ボタン型電池が用いられている。
さらに、近年においては、電解質層を介して正極及び負極が積層されてなるペーパー電池が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。このペーパー電池においては、電解質層によって正極と負極とが仕切られており、それにより、正極及び負極のそれぞれの電極はペーパー電池の互いに異なる面に表出している。そのため、このようなペーパー電池を回路基板上に搭載して電源回路を構成する場合、正極及び負極の電極のうちいずれか一方の電極が回路基板と対向しない状態となり、回路基板と対向しない電極については、回路基板と接続するための接続端子をはんだ付け等によって接続し、この接続端子を介して回路基板と接続されることになる。ところが、このように、ペーパー電池の電極と回路基板とを接続端子を介して接続する場合、電極と回路基板との間における抵抗値が大きくなってしまう。また、そのための作業を行う必要があるため、生産性が低下し、コストアップが生じてしまう。
そこで、ペーパー電池の一部を折り返し、それにより、正極及び負極の電極を同一面に形成する技術が考えられている(例えば、特許文献2参照。)。この技術においては、正極及び負極が互いに異なる面に形成されたペーパー電池の一部を折り返し、このペーパー電池を、正極及び負極の一部が表出するための穴が設けられた絶縁フィルムを介して回路基板に積層し、この穴を介してペーパー電池の正極及び負極と回路基板とが接続されている。
特表2000−502206号公報 特許第2866383号公報
しかしながら、上述したように、ペーパー電池の一部を折り返し、それにより、正極及び負極の電極を同一面に形成するものにおいては、ペーパー電池の一部が折り返された状態で継続して使用されることになるため、ペーパー電池を折り返さずに使用した場合と比べてペーパー電池にとっては好ましくない環境下で使用されることになってしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、正極及び負極の電極が互いに異なる面に表出してなるペーパー電池がシート状の回路基板に搭載されてなる電源回路において、ペーパー電池と回路基板との抵抗が増加することなく、かつ、ペーパー電池を折り返すことなく形成されることができる電源回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
電解質層を介して正極及び負極が積層され、正極及び負極の電極が互いに異なる面に表出してなるペーパー電池が、前記電極と接続されるための導電領域が形成されたシート状の回路基板に接続されてなる電源回路であって、
前記回路基板は、前記正極及び負極の電極のうち一方の電極と接続されるための第1の導電領域と、前記正極及び負極の電極のうち他方の電極と接続されるための第2の導電領域とが互いに異なる面に形成され、
前記ペーパー電池は、前記一方の電極が前記第1の導電領域と接続されるように前記第1の導電領域が設けられた面に搭載され、かつ、前記他方の電極が前記第2の導電領域と接続されていることを特徴とする。
また、前記回路基板は、前記他方の電極が当該回路基板の表面側から裏面側に入り込むための切り込みを有し、
前記ペーパー電池は、前記他方の電極が前記切り込みを介して前記第2の導電領域が形成された面側に入り込み、前記第2の導電領域と接続されていることを特徴とする。
また、前記回路基板は、前記第1及び第2の導電領域の組をそれぞれ複数有し、前記第1及び第2の導電領域の組数の前記ペーパー電池が、前記複数の第1及び第2の導電領域と接続されるようにそれぞれ搭載された場合に前記複数のペーパー電池が直列に接続されるように前記複数の第1及び第2の導電領域が接続されていることを特徴とする。
また、前記第1及び第2の導電領域は、複数のペーパー電池が前記複数の第1及び第2の導電領域と接続されるように前記回路基板にそれぞれ搭載された場合に前記複数のペーパー電池の少なくとも一部が互いに重なり合うように形成されていることを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、電解質層を介して正極及び負極が積層され、正極及び負極の電極が互いに異なる面に表出してなるペーパー電池を、電極と接続されるための導電領域が形成されたシート状の回路基板に接続し、ペーパー電池と導電領域とによって電源回路を形成する場合、ペーパー電池を、正極及び負極の電極のうち一方の電極が回路基板の一方の面に形成された第1の導電領域と接続されるように、第1の導電領域が形成された面に搭載するとともに、正極及び負極の電極のうち他方の電極を、他方の面に形成された第2の導電領域と接続し、これにより、ペーパー電池と第1及び第2の導電領域とによって電源回路を形成する。
このように、ペーパー電池の互いに異なる面に表出した正極及び負極の電極のうち一方の電極をシート状の回路基板の一方の面に形成された第1の導電領域に接続し、正極及び負極の電極のうち他方の電極を、他方の面に形成された第2の導電領域と接続し、電源回路を形成する構成としたので、ペーパー電池と回路基板との抵抗が増加せず、かつ、ペーパー電池を折り返すことなく電源回路を形成することが可能となる。
また、回路基板に、他方の電極が回路基板の表面側から裏面側に入り込むための切り込みを設け、ペーパー電池の他方の電極が切り込みを介して第2の導電領域が形成された面側に入り込み、第2の導電領域と接続されていれば、ペーパー電池が回路基板の端部以外に搭載される場合においても、ペーパー電池の他方の電極を切り込みを介して回路基板の他方の面に入り込ませ、第2の導電領域と接続することができる。
また、第1及び第2の導電領域の組がそれぞれ複数形成され、第1及び第2の導電領域の組数のペーパー電池が、複数の第1及び第2の導電領域と接続されるようにそれぞれ搭載された場合に複数のペーパー電池が直列に接続されるように複数の第1及び第2の導電領域が接続されたものにおいて、複数のペーパー電池の少なくとも一部が互いに重なり合うように第1及び第2の導電領域が形成されていれば、複数のペーパー電池が搭載される回路基板の面積を縮小することができ、コストダウンを図ることができる。
以上説明したように本発明においては、電解質層を介して正極及び負極が積層され、正極及び負極の電極が互いに異なる面に表出してなるペーパー電池が、電極と接続されるための導電領域が形成されたシート状の回路基板に接続されてなる電源回路において、回路基板に、正極及び負極の電極のうち一方の電極と接続されるための第1の導電領域と、正極及び負極の電極のうち他方の電極と接続されるための第2の導電領域とが互いに異なる面に形成され、ペーパー電池が、一方の電極が第1の導電領域と接続されるように第1の導電領域が設けられた面に搭載され、かつ、他方の電極が第2の導電領域と接続される構成としたため、ペーパー電池と回路基板との抵抗が増加せず、かつ、ペーパー電池を折り返すことなく電源回路を形成することができる。
また、回路基板が、他方の電極が回路基板の表面側から裏面側に入り込むための切り込みを有し、ペーパー電池の他方の電極が切り込みを介して第2の導電領域が形成された面側に入り込み、第2の導電領域と接続されている構成としたものにおいては、ペーパー電池が回路基板の端部以外に搭載される場合においても、ペーパー電池の他方の電極を切り込みを介して回路基板の他方の面に入り込ませ、第2の導電領域と接続することができ、それにより、ペーパー電池の回路基板への搭載領域が制限されることはない。
また、回路基板に、第1及び第2の導電領域の組をそれぞれ複数形成し、第1及び第2の導電領域の組数のペーパー電池が、複数の第1及び第2の導電領域と接続されるようにそれぞれ搭載された場合に複数のペーパー電池が直列に接続されるように複数の第1及び第2の導電領域が接続された構成としたものにおいては、複数のペーパー電池が直列に接続された電源回路を形成することができる。
また、第1及び第2の導電領域を、複数のペーパー電池が複数の第1及び第2の導電領域と接続されるように回路基板にそれぞれ搭載された場合に複数のペーパー電池の少なくとも一部が互いに重なり合うように形成したものにおいては、複数のペーパー電池が搭載される回路基板の面積を縮小することができ、コストダウンを図ることができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の電源回路に用いられるペーパー電池の実施の一形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(a)に示したB−B’断面図である。
本形態におけるペーパー電池は図1に示すように、二酸化マンガン等からなる正極層10と、亜鉛などからなる負極層20とが、ゲル状の電解質層30を介して積層されており、また、正極層10側には、PET(ポリエチレンテレフタレート)等からなり、導電性インク11が塗布された保護フィルム12が積層され、負極層20側には、PET等からなり、導電性インク21が塗布された保護フィルム22が積層されて構成されている。また、導電性インク11が塗布された保護フィルム12は、正極層10、負極層20及び電解質層30の外形から突出した突出領域13を有し、また、導電性インク21が塗布された保護フィルム22は、正極層10、負極層20及び電解質層30の外形から突出した突出領域23を有し、これら突出領域13,23は、互いに異なる領域にて正極層10、負極層20及び電解質層30の外形から突出している。なお、導電性インク11,21は、保護フィルム12,22に対して正極層10及び負極層20側にそれぞれ塗布されているため、突出領域13,23にて導電性インク11,21が表出する面は互いに異なる面となっている。
上記のように構成されたペーパー電池1においては、保護フィルム12に塗布された導電性インク11が正極層10と導通しているため、突出領域13における導電性インク11が正極の電極となり、また、保護フィルム22に塗布された導電性インク21が負極層20と導通しているため、突出領域23における導電性インク21が負極の電極となる。
以下に、上述したペーパー電池1を用いた電源回路について説明する。
図2は、図1に示したペーパー電池1が搭載されるシート状の回路基板の第1の実施の形態を示す図であり、(a)はペーパー電池1が搭載される面の構成を示す図、(b)は反対側の面の構成を示す図である。また、図3は、図1に示したペーパー電池1が図2に示した回路基板に搭載された電源回路の第1の実施の形態を示す図であり、(a)はペーパー電池1が搭載された面の構成を示す図、(b)は反対側の面の構成を示す図である。
本形態における回路基板は図2に示すように、基板2の表面に第1の導電領域となるランド部3aが形成され、また、基板2の裏面に第2の導電領域となるランド部3bが形成されており、ランド部3aが形成された面に、このランド部3a,3bと接続されるように演算回路5が搭載されている。なお、演算回路5が搭載される面とは反対側の面に形成されたランド部3bにおいては、スルーホール6を介して演算回路5と接続されている。また、基板2には、基板2の演算回路5が搭載された面にペーパー電池1が搭載された場合に、ペーパー電池1の突出領域23が入り込むための切り込み4が設けられている。
このように構成された回路基板に図1に示したペーパー電池1が搭載される場合、ペーパー電池1の突出領域13が、基板2の演算回路5が搭載された面に形成されたランド部3aと接触するように搭載され、突出領域13とランド部3aとが、例えば、ACF(異方性導電性フィルム)やACP(異方性導電性接着剤)、あるいは銀ペースト等の導電性材料を用いて接着される。また、この際、ペーパー電池1の突出領域23が、基板2に設けられた切り込み4を介して、演算回路5が搭載された面とは反対側の面に入り込み、ランド部3bと接触するようになり、突出領域23とランド部3bとが、例えば、ACFやACP、あるいは銀ペースト等の導電性材料を用いて接着される。ここで、突出領域13のランド部3aと接触する面においては、ペーパー電池1の正極層10と導通した導電性インク11が塗布されているため、突出領域13とランド部3aとが接着されると、ペーパー電池1の正極層10とランド部3aとが電気的に接続されることになる。また、突出領域23のランド部3bと接触する面においては、ペーパー電池1の負極層20と導通した導電性インク21が塗布されているため、突出領域23とランド部3bとが接着されると、ペーパー電池1の負極層20とランド部3bとが電気的に接続されることになる。これにより、ペーパー電池1とランド部3a,3bとによって、演算回路5に電源を供給するための電源回路が形成される。
以下に、上述した電源回路の製造方法について説明する。
図4は、図3に示した電源回路の製造方法を説明するための図である。
まず、複数の基板2が配列された状態において、基板2のそれぞれにランド部3a,3bをそれぞれ形成し(図4(a))、さらに、ランド部3a,3bに接続されるように、演算回路5を搭載する(図4(b))。
次に、ランド部3a,3bが形成され、演算回路5が搭載された回路基板を個片状態に断裁する。この際、回路基板の断裁と同時に基板2に切り込み4を形成する(図4(c))。このように、回路基板を個片状態に断裁する際に同時に基板2に切り込み4を形成するため、切り込み4を形成するための新たな工程を設ける必要はない。
その後、個片状態となった回路基板のそれぞれにペーパー電池1を搭載し、ランド部3a,3bとペーパー電池1の突出領域13,23とを接着する(図4(d))。
(第2の実施の形態)
図5は、図1に示したペーパー電池1が搭載されるシート状の回路基板の第2の実施の形態を示す図であり、(a)はペーパー電池1が搭載される面の構成を示す図、(b)は反対側の面の構成を示す図である。また、図6は、図1に示したペーパー電池1が図5に示した回路基板に搭載された電源回路の第2の実施の形態を示す図であり、(a)はペーパー電池1が搭載された面の構成を示す図、(b)は反対側の面の構成を示す図である。
本形態における回路基板は図5に示すように、基板102の表面に第1の導電領域となる3つのランド部103aが形成され、また、基板102の裏面に第2の導電領域となる3つのランド部103bが形成されており、ランド部103aが形成された面に、この3つのランド部103a,103bのうち1つずつのランド部103a,103bと接続されるように演算回路105が搭載されている。なお、3つのランド部103aのうち演算回路105に最も近い領域に形成されたランド部103aが演算回路105に接続され、また、3つのランド部103bのうち演算回路105から最も離れた領域に形成されたランド部103bがスルーホール106を介して演算回路105に接続されている。また、ランド部103aのうち、演算回路105から最も離れた領域に形成されたランド部103aは、スルーホール106を介して基板102の裏面に導通して3つのランド部103bのうち演算回路105から2番目に離れた領域に形成されたランド部103bと接続され、また、ランド部103aのうち、演算回路105から2番目に離れた領域に形成されたランド部103aは、スルーホール106を介して基板102の裏面に導通して3つのランド部103bのうち演算回路105に最も近くに形成されたランド部103bと接続されている。また、基板102には、基板102の演算回路105が搭載された面に3つのペーパー電池1が搭載された場合に、3つのペーパー電池1の突出領域23がそれぞれ入り込むための3つの切り込み104が設けられている。また、3つのランド部103a,103bのピッチは、基板102に搭載されるペーパー電池1の突出領域13,23が設けられた長さ方向に突出領域13,23を除いた長さの半分となっている。これにより、複数のペーパー電池1がランド部103a,103bと接続されるように回路基板にそれぞれ搭載された場合、複数のペーパー電池1がさしみ状に重ね合わされて構成されることになり、また、互いに重なり合う部分は2つのペーパー電池1のみが重なり合うことになる。このように、複数のペーパー電池1の一部が互いに重なり合う構成とすることにより、回路基板の面積を縮小することができ、コストダウンを図ることができるが、本形態のように、互いに重なり合う部分が2つのペーパー電池1のみが重なり合う構成とすれば、ペーパー電池1が重なり合う部分の厚さを極力薄くすることができる。
このように構成された回路基板に図1に示したペーパー電池1が3つ搭載される場合、3つのペーパー電池1の突出領域13が、基板102の演算回路105が搭載された面に形成されたランド部103aとそれぞれ接触するように搭載され、3つの突出領域13とランド部103aとが、例えば、ACFやACP、あるいは銀ペースト等の導電性材料を用いてそれぞれ接着される。また、この際、3つのペーパー電池1の突出領域23が、基板102に設けられた切り込み104を介して、演算回路105が搭載された面とは反対側の面に入り込み、ランド部103bと接触するようになり、3つの突出領域23とランド部103bとが、例えば、ACFやACP、あるいは銀ペースト等の導電性材料を用いてそれぞれ接着される。なお、3つのペーパー電池1の基板102への搭載及び突出領域13とランド部103aとの接着においては、演算回路105から離れた領域から順次行っていく。ここで、突出領域13のランド部103aと接触する面においては、ペーパー電池1の正極層10と導通した導電性インク11が塗布されているため、突出領域13とランド部103aとが接着されると、ペーパー電池1の正極層10とランド部103aとが電気的に接続されることになる。また、突出領域23のランド部103bと接触する面においては、ペーパー電池1の負極層20と導通した導電性インク21が塗布されているため、突出領域23とランド部103bとが接着されると、ペーパー電池1の負極層20とランド部103bとが電気的に接続されることになる。また、ランド部103aのうち、演算回路105から最も離れた領域に形成されたランド部103aが、スルーホール106を介して基板102の裏面に導通して3つのランド部103bのうち演算回路105から2番目に離れた領域に形成されたランド部103bと接続され、また、ランド部103aのうち、演算回路105から2番目に離れた領域に形成されたランド部103aが、スルーホール106を介して基板102の裏面に導通して3つのランド部103bのうち演算回路105に最も近くに形成されたランド部103bと接続されているため、ランド部103a,103bと接続されるように3つのペーパー電池1が基板102上に搭載されると、この3つのペーパー電池1が直列に接続された状態となり、直列に接続された3つのペーパー電池1とランド部103a,103bとによって、演算回路105に電源を供給するための電源回路が形成される。
なお、上述した第1の実施の形態においては、ペーパー電池1の突出領域23が、回路基板に設けられた切り込み4を介して回路基板の反対側の面に入り込み、ランド部3bと接続されているが、第2の実施の形態にて示した3つのペーパー電池1のうち、演算回路105に最も離れて設けられたペーパー電池1のように、突出領域23が回路基板の端部にて回路基板の反対側の面に入り込み、ランド部103bと接続された少なくとも1つのペーパー電池1のみによって電源部を構成することも考えられる。
(第3の実施の形態)
図7は、本発明の電源回路に用いられるペーパー電池の他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(a)に示したB−B’断面図である。
本形態におけるペーパー電池は図7に示すように、二酸化マンガン等からなる正極層210と、亜鉛などからなる負極層220とが、ゲル状の電解質層230を介して積層されており、また、正極層210側には、PET等からなる保護フィルム212が積層され、負極層220側には、PET等からなる保護フィルム222が積層されて構成されている。なお、保護フィルム212,222は、一部が削除されており、それにより、正極層210及び負極層220の一部が互いに異なる面にてそれぞれ表出した表出領域213,223が形成されている。
上記のように構成されたペーパー電池201においては、正極層210が表出した表出領域213が正極の電極となり、また、負極層220が表出した表出領域223が負極の電極となる。
以下に、上述したペーパー電池201を用いた電源回路について説明する。
図8は、図7に示したペーパー電池201が搭載されるシート状の回路基板の実施の一形態を示す図であり、(a)はペーパー電池201が搭載される面の構成を示す図、(b)は反対側の面の構成を示す図である。また、図9は、図7に示したペーパー電池201が図8に示した回路基板に搭載された、本発明の電源回路の第3の実施の形態を示す図であり、(a)はペーパー電池201が搭載された面の構成を示す図、(b)は反対側の面の構成を示す図である。
本形態における回路基板は図8に示すように、基板202の表面に第1の導電領域となるランド部203aが形成され、また、基板202の裏面に第2の導電領域となるランド部203bが形成されており、ランド部203aが形成された面に、このランド部203a,203bと接続されるように演算回路205が搭載されている。なお、演算回路205が搭載される面とは反対側の面に形成されたランド部203bにおいては、スルーホール206を介して演算回路205と接続されている。また、基板202には、基板202の演算回路205が搭載された面にペーパー電池201が搭載された場合に、ペーパー電池201の表出領域223が入り込むための切り込み204が設けられている。
このように構成された回路基板に図7に示したペーパー電池201が搭載される場合、ペーパー電池201の表出領域213が、基板202の演算回路205が搭載された面に形成されたランド部203aと接触するように搭載され、表出領域213とランド部203aとが、例えば、ACFやACP、あるいは銀ペースト等の導電性材料を用いて接着される。また、この際、ペーパー電池201の表出領域223が、基板202に設けられた切り込み204を介して、演算回路205が搭載された面とは反対側の面に入り込み、ランド部203bと接触するようになり、表出領域223とランド部203bとが、例えば、ACFやACP、あるいは銀ペースト等の導電性材料を用いて接着される。ここで、表出領域213のランド部203aと接触する面においては、ペーパー電池201の正極層210が表出しているため、表出領域213とランド部203aとが接着されると、ペーパー電池201の正極層210とランド部203aとが電気的に接続されることになる。また、表出領域223のランド部203bと接触する面においては、ペーパー電池201の負極層220が表出しているため、表出領域223とランド部203bとが接着されると、ペーパー電池201の負極層220とランド部203bとが電気的に接続されることになる。これにより、ペーパー電池201とランド部203a,203bとによって、演算回路205に電源を供給するための電源回路が形成される。
本発明の電源回路に用いられるペーパー電池の実施の一形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(a)に示したB−B’断面図である。 図1に示したペーパー電池が搭載されるシート状の回路基板の第1の実施の形態を示す図であり、(a)はペーパー電池が搭載される面の構成を示す図、(b)は反対側の面の構成を示す図である。 図1に示したペーパー電池が図2に示した回路基板に搭載された電源回路の第1の実施の形態を示す図であり、(a)はペーパー電池が搭載された面の構成を示す図、(b)は反対側の面の構成を示す図である。 図3に示した電源回路の製造方法を説明するための図である。 図1に示したペーパー電池が搭載されるシート状の回路基板の第2の実施の形態を示す図であり、(a)はペーパー電池が搭載される面の構成を示す図、(b)は反対側の面の構成を示す図である。 図1に示したペーパー電池が図5に示した回路基板に搭載された電源回路の第2の実施の形態を示す図であり、(a)はペーパー電池が搭載された面の構成を示す図、(b)は反対側の面の構成を示す図である。 本発明の電源回路に用いられるペーパー電池の他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(a)に示したB−B’断面図である。 図7に示したペーパー電池が搭載されるシート状の回路基板の実施の一形態を示す図であり、(a)はペーパー電池が搭載される面の構成を示す図、(b)は反対側の面の構成を示す図である。 図7に示したペーパー電池が図8に示した回路基板に搭載された、本発明の電源回路の第3の実施の形態を示す図であり、(a)はペーパー電池が搭載された面の構成を示す図、(b)は反対側の面の構成を示す図である。
符号の説明
1,201 ペーパー電池
2,102,202 基板
3a,3b,103a,103b,203a,203b ランド部
4,104,204 切り込み
5,105,205 演算回路
6,106,206 スルーホール
10,210 正極層
11,21 導電性インク
12,22,212,222 保護フィルム
13,23 突出領域
20,220 負極層
30,230 電解質層
212,222 保護フィルム

Claims (4)

  1. 電解質層を介して正極及び負極が積層され、正極及び負極の電極が互いに異なる面に表出してなるペーパー電池が、前記電極と接続されるための導電領域が形成されたシート状の回路基板に接続されてなる電源回路であって、
    前記回路基板は、前記正極及び負極の電極のうち一方の電極と接続されるための第1の導電領域と、前記正極及び負極の電極のうち他方の電極と接続されるための第2の導電領域とが互いに異なる面に形成され、
    前記ペーパー電池は、前記一方の電極が前記第1の導電領域と接続されるように前記第1の導電領域が設けられた面に搭載され、かつ、前記他方の電極が前記第2の導電領域と接続されていることを特徴とする電源回路。
  2. 請求項1に記載の電源回路において、
    前記回路基板は、前記他方の電極が当該回路基板の表面側から裏面側に入り込むための切り込みを有し、
    前記ペーパー電池は、前記他方の電極が前記切り込みを介して前記第2の導電領域が形成された面側に入り込み、前記第2の導電領域と接続されていることを特徴とする電源回路。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電源回路において、
    前記回路基板は、前記第1及び第2の導電領域の組をそれぞれ複数有し、前記第1及び第2の導電領域の組数の前記ペーパー電池が、前記複数の第1及び第2の導電領域と接続されるようにそれぞれ搭載された場合に前記複数のペーパー電池が直列に接続されるように前記複数の第1及び第2の導電領域が接続されていることを特徴とする電源回路。
  4. 請求項3に記載の電源回路において、
    前記第1及び第2の導電領域は、複数のペーパー電池が前記複数の第1及び第2の導電領域と接続されるように前記回路基板にそれぞれ搭載された場合に前記複数のペーパー電池の少なくとも一部が互いに重なり合うように形成されていることを特徴とする電源回路。
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