JP2005077039A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、2シリンダ圧縮運転から1シリンダ圧縮運転への移行を円滑にして、低能力運転時における信頼性の向上を得られる空気調和機を提供する。
【解決手段】冷凍サイクル回路Gに、2つのシリンダ室14a,14bを備えた圧縮機構部2と電動機部から構成される2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rを備え、電動機部にインバータ回路30から駆動電源を供給し、四方切換え弁60により負荷に応じて両方のシリンダ室に蒸発器21から冷媒を流入して圧縮運転を行う2シリンダ圧縮運転モードと一方のシリンダ室に高圧冷媒を流入させてそのシリンダ室における圧縮運転を休止させ他方のシリンダ室のみで圧縮運転を行う1シリンダ圧縮運転モードとに切換え、制御部は2シリンダ圧縮運転モードから1シリンダ圧縮運転モードの切換え移行時に圧縮機を所定の回転数で所定時間運転する移行運転を行ったあと切換えるように制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、2シリンダ形ロータリ密閉形圧縮機を備えた空気調和機に係り、特に2シリンダ圧縮運転から1シリンダ圧縮運転への切換え時における運転制御に関する。
近年、シリンダを上下に2セット備えた、2シリンダタイプのロータリ式密閉形圧縮機が標準化されつつある。そして、このような圧縮機において、常時圧縮作用をなすシリンダと、必要に応じて圧縮−停止の切換えを可能としたシリンダを備えることができれば、仕様が拡大されて有利となる。
たとえば、[特許文献1]には、圧縮機にシリンダ室を2室備え、必要に応じていずれか一方のシリンダ室のベーンをローラから強制的に離間保持するとともに、そのシリンダ室を高圧化して圧縮作用を中断させる高圧導入手段を備えたことを特徴とする技術が開示されている。
特開平1−247786号公報
しかしながら、この種の2シリンダ形ロータリ式圧縮機においては、低能力運転を行うべく回転数を低下させても、2つのシリンダ室での圧縮運転は継続状態となっていて、実質的に低能力運転が困難であった。
また、通常の1シリンダ形ロータリ式圧縮機において低回転数運転を行うと、圧縮機の振動が悪化し易く運転を継続することが困難であり、低能力でしかも低振動の運転を行うのは事実上不可能であった。
本発明は上記事情にもとづきなされたものであり、その目的とするところは、2シリンダ形ロータリ式圧縮機を備えて、2シリンダ圧縮運転から1シリンダ圧縮運転への移行を円滑にして、低能力運転時における信頼性の向上を得られる空気調和機を提供しようとするものである。
上記目的を満足するため、本発明の空気調和機は、冷凍サイクル回路に、2つのシリンダ室を有する圧縮機構部と電動機部とから構成される2シリンダ形ロータリ式圧縮機を備え、この圧縮機の電動機部にインバータ回路から駆動電源を供給し、切換え手段により負荷に応じて、2シリンダ形ロータリ式圧縮機の両方のシリンダ室に蒸発器から冷媒を導入して圧縮運転を行う2シリンダ圧縮運転モードと、一方のシリンダ室に冷凍サイクルの高圧冷媒を導入してそのシリンダ室における圧縮運転を休止させ他方のシリンダ室のみで圧縮運転を行う1シリンダ圧縮運転モードとに切換え、この切換え手段による2シリンダ圧縮運転モードから1シリンダ圧縮運転モードの切換え移行時に2シリンダ形ロータリ式圧縮機を所定の回転数で所定時間運転する移行運転を行ったあと切換えるように制御する制御手段を具備する。
本発明によれば、2シリンダ形ロータリ式圧縮機を備えて、2シリンダ圧縮運転から1シリンダ圧縮運転への移行を円滑にして、低能力運転での信頼性の向上を得られる空気調和機を提供できる。
[実施例1]
以下、本発明の実施例1の形態を、図面にもとづいて説明する。
図1は、2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rの一部を断面にし、かつこの圧縮機Rを備えた冷凍サイクル回路Gの構成を示す図である。
はじめに、2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rから説明すると、1は密閉ケースであって、この密閉ケース1内の下部には後述する圧縮機構部2が設けられ、上部には図示しない電動機部が設けられる。この電動機部と上記圧縮機構部2とは、回転軸4を介して連結される。
上記電動機部は、密閉ケース1に嵌合固着されるステータと、このステータの内周面に狭小の間隙を存して配置されるローターとから構成される。そして上記電動機部には、運転周波数を可変するインバータ30が接続され、このインバータ30を介して制御部(制御手段)40と電気的に接続される。
上記圧縮機構部2は、回転軸4の下部に、中間仕切り板7を介して上下に配設される第1のシリンダ8Aと、第2のシリンダ8Bを備えている。これら第1、第2のシリンダ8A,8Bは、互いに外形形状寸法が相違し、かつ内径寸法が同一となるように設定される。第1のシリンダ8Aの外径寸法は密閉ケース1の内径寸法よりも僅かに大に形成され、密閉ケース1内周面に圧入されたうえに、密閉ケース1外部からの溶接加工によって位置決め固定される。
第1のシリンダ8Aの上面部には主軸受9が取付固定される。第2のシリンダ8Bの下面部には副軸受11が取付固定される。上記中間仕切板7および副軸受11の外径寸法は第2のシリンダ8Bの内径寸法よりもある程度大であり、しかもこのシリンダ8Bの内径位置がシリンダ中心からずれている。そのため、第2のシリンダ8Bの外周一部は中間仕切板7および副軸受け11の外径よりも径方向に突出している。
上記回転軸4は、中途部と下端部が上記主軸受9と上記副軸受11に回転自在に枢支される。さらに回転軸4は各シリンダ8A,8B内部を貫通するとともに、略180°の位相差をもって形成される2つの偏心部4a,4bを一体に備えている。各偏心部4a,4bは互いに同一直径をなし、各シリンダ8A,8B内径部に位置するよう組み立てられる。各偏心部4a,4bの周面には、互いに同一直径をなす偏心ローラ13a,13bが嵌合される。
上記第1のシリンダ8Aと第2のシリンダ8Bは、上記中間仕切り板7と主軸受9および副軸受11で上下面が区画され、それぞれの内部にシリンダ室14a,14bが形成される。各シリンダ室14a,14bは互いに同一直径および高さ寸法に形成され、各シリンダ室14a,14bに上記偏心ローラ13a,13bがそれぞれ偏心回転自在に収容される。
各偏心ローラ13a,13bの高さ寸法は、各シリンダ室14a,14bの高さ寸法と同一に形成される。したがって、偏心ローラ13a,13bは互いに180°の位相差があるが、シリンダ室14a,14bで偏心回転することにより、シリンダ室において同一の排除容積に設定される。各シリンダ8A,8Bには、シリンダ室14a,14bと連通するベーン室22a,22bが設けられている。各ベーン室22a,22bには、ベーン15a,15bがシリンダ室14a,14bに対して突没自在に収容される。
図2は、第1のシリンダ8Aと第2のシリンダ8Bを分解して示す斜視図である。
上記ベーン室22a,22bは、ベーン15a,15bの両側面が摺動自在に移動できるベーン収納溝23a,23bと、各ベーン収納溝23a,23b端部に一体に連設されベーン15a,15bの後端部が収容される縦孔部24a,24bとからなる。上記第1のシリンダ8Aには、外周面とベーン室22aとを連通する横孔25が設けられ、ばね部材26が収容される。ばね部材26は、ベーン15aの背面側端面と密閉ケース1内周面との間に介在され、ベーン15aに弾性力(背圧)を付与して、この先端縁を偏心ローラ13aに接触させる圧縮ばねである。
上記第2のシリンダ8B側のベーン室22bにはベーン15b以外に何らの部材も収容されていないが、後述するようにベーン室22bの設定環境と、後述する圧力切換え機構(切換え手段)Kの作用に応じて、ベーン15bの先端縁を上記偏心ローラ13bに接触させるようになっている。各ベーン15a,15bの先端縁は平面視で半円状に形成されており、平面視で円形状の偏心ローラ13a,13b周壁に偏心ローラ13aの回転角度にかかわらず線接触できる。
そして、上記偏心ローラ13a,13bがシリンダ室14a,14bの内周壁に沿って偏心回転したとき、ベーン15a,15bはベーン収納溝23a,23bに沿って往復運動し、かつベーン後端部が縦孔部24a,24bから進退自在となる作用ができる。上述したように、上記第2のシリンダ8Bの外形寸法形状と、上記中間仕切板7および副軸受11の外径寸法との関係から、第2のシリンダ8Bの外形一部は密閉ケース1内に露出する。
この第2のシリンダ8Bにおける密閉ケース1への露出部分が上記ベーン室22bに相当するように設計されており、したがってベーン室22bおよびベーン15b後端部はケース内圧力を直接的に受けることになる。特に、第2のシリンダ8Bおよびベーン室22bは構造物であるからケース内圧力を受けても何らの影響もないが、ベーン15bはベーン室22bに摺動自在に収容され、かつ後端部がベーン室22bの縦孔部24bに位置するので、ケース内圧力を直接的に受ける。
上記ベーン15bの先端部は第2のシリンダ室14bに対向しており、ベーン先端部はシリンダ室14b内の圧力を受ける。結局、上記ベーン15bは先端部と後端部が受ける互いの圧力の大小に応じて、圧力の大きい方から圧力の小さい方向へ移動するよう構成されている。各シリンダ8A,8Bには上記取付けボルト10,12が挿通するもしくは螺挿される取付け用孔もしくはねじ孔が設けられ、第1のシリンダ8Aのみ円弧状のガス通し用孔部27が設けられている。
再び図1に示すように、密閉ケース1の上端部には、吐出管18が接続される。この吐出管18は、圧縮機Rとともに冷凍サイクル回路Gを構成する凝縮器19と、電子膨張弁20および蒸発器21を介してアキュームレータ17に接続される。このアキュームレータ17底部には、第1の吸込み管16aと、第2の吸込み管16bが接続される。第1の吸込み管16aは密閉ケース1と第1のシリンダ8A側部を貫通し、第1のシリンダ室14a内に直接連通する。第2の吸込み管16bは、四方切換え弁60のポートSに連通する。四方切換え弁60は、ヒートポンプ式冷凍サイクルを備えた空気調和機において、冷房運転と暖房運転の切換えをなす通常構成の四方切換え弁をそのまま用いている。
上記四方切換え弁60は4つのポートを備えていて、先に説明したSポートの他に、密閉ケース1と第2のシリンダ8B側部を貫通し第2のシリンダ室14b内に直接連通する第3の吸込み管16cが接続するポートCと、上記2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rの吐出管18中途部から分岐する分岐管Pが接続するポートDと、先端が図示しない栓体にて完全閉塞される閉塞管Xが接続されるポートEを備えている。これら分岐管Pと第1〜第3の吸込み管16a〜16cおよび四方切換え弁60とで圧力切換え機構(切換え手段)Kが構成される。
図3および図4は、同じ四方切換え弁60の内部構造を示す断面図であり、互いに異なる状態を示している。上記四方切換え弁60(特開平11−287352号公報の図1にも示されている)は、主弁と副弁(パイロット弁とも呼ばれる)とから構成されていて、ここでは四方切換え弁60として主弁のみを図示している。
主弁としての上記四方切換え弁60は、両端が閉塞される筒状の弁箱63を有している。弁箱63内には弁体64が弁箱63の軸方向に沿って移動自在に収容されていて、この弁体64の両側部には連結棒65を介してピストン66a,66bが接続される。それぞれのピストン66a,66bは弁箱63内壁に摺接可能に収容され、弁箱63の軸方向に沿って摺動自在である。各ピストン66a,66bには図示しない細孔が設けられていて、ピストンの両側部において気体の流通が可能である。
上記弁体64は、弁箱63に設けられる弁座67に沿って移動でき、かつ弁座67には上記ポートCと、ポートSおよびポートEが設けられる。したがって、弁体64は、その位置に応じてポートCとポートSに対向して第3の吸込み管16cと第2の吸込み管16b相互を連通し、あるいはポートSとポートEに対向して第2の吸込み管16bと閉塞管Xとを連通するようになっている。さらに弁箱67には、上記弁座67と対向する位置に分岐管Pが嵌め込まれる上記ポートDが設けられる。
弁箱63の両側端部には細管68,69が設けられ、上記第2の吸込み管16bの中途部に低圧細管70が接続される。これら一対の細管68,69および低圧細管70とも上記副弁から延出されていて、副弁での切換え作用に応じて低圧細管70から左右の細管68,69のいずれか一方へ低圧ガスが導かれるようになっている。
上記副弁は、弁体によって互いに開閉切換えがなされる一対の弁座と、上記弁体を電磁的に駆動するソレノイドおよび弁体の位置を磁気的に保持する永久磁石を備えている。ソレノイドに通電して、+(プラス)もしくは−(マイナス)の一方の極性を与えると、弁体が駆動されて一方の弁座を開放して上記低圧細管70と左側の細管68とを連通させ、他方の弁座を閉じ右側の細管69を閉成する。そのあと、ソレノイドを非通電状態に変えるが、弁体の位置を永久磁石が磁気的に保持する。
図3は、このときの四方切換え弁60の内部状態を示していて、分岐管Pから弁箱63内に高圧ガスが導入され、弁箱63内に高圧ガスが充満する。高圧ガスは、左右一対のピストン66a,66bに設けられる細孔を介してピストン66a,66bと弁箱63端面との間に形成される空間室Ra,Rb内に導入される。副弁では一方の弁座が閉じられているので、一方(右側)の空間室Rbに充満する高圧ガスが行き場がなくなり、その空間室Rbが高圧雰囲気となる。
一方、副弁の他方の弁座は開放されて低圧細管70と細管68が連通し、他方(左側)の空間室Raが連通され、低圧雰囲気となる。すなわち、両側の空間室Ra,Rbにおいて圧力差が生じ、ピストン66a,66bとともに弁体64が左方向に移動する。弁体64を介して第2の吸込み管16bと第3の吸込み管16cとが連通状態となり、弁箱63を介して分岐管Pと閉塞管Xとが連通するようになっている。
図3の状態から副弁のソレノイドに通電して逆の極性を付与すると、図4に示す状態に変る。副弁における弁体が移動し一方の弁座が閉じて他方の弁座が開き、低圧細管70と右側の細管69とが連通される。このあとソレノイドを非通電状態とするが、弁体の位置を永久磁石が磁気的に保持する。
これにより、一方(右側)の空間室Rbが低圧雰囲気となり、他方(左側)の空間室Raが高圧雰囲気となる。両側の空間室Ra,Rbにおいて圧力差が生じ、ピストン66a,66bとともに弁体64が右方向に移動する。したがって、弁体64を介して第2の吸込み管16bと閉塞管Xが連通状態となり、弁箱63を介して分岐管Dと第3の吸込み管16cとが連通するようになっている。
つぎに、上述の2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rを備えた冷凍サイクルの作用について説明する。
(1) 2シリンダ圧縮運転(全能力運転)を選択した場合:
上記制御部40は、四方切換え弁60を構成する副弁のソレノイドに一旦通電して一方の極性を付与し、かつインバータ30を介して電動機部に運転信号を送る。回転軸4が回転駆動され、偏心ローラ13a,13bは各シリンダ室14a,14b内で偏心回転を行う。副弁の弁体の位置は永久磁石が保持する。
第1のシリンダ8Aにおいては、ベーン15aがばね部材26によって常に弾性的に押圧付勢されるところから、ベーン15aの先端縁が偏心ローラ13a周壁に摺接して第1のシリンダ室14a内を吸込み室と圧縮室に二分する。偏心ローラ13aのシリンダ室14a内周面転接位置とベーン収納溝23aが一致し、ベーン15aが最も後退した状態で、このシリンダ室14aの空間容量が最大となる。冷媒ガスはアキュームレータ17から第1の吸込管16aを介して上部シリンダ室14aに吸込まれ充満する。
偏心ローラ13aの偏心回転にともなって、偏心ローラの第1のシリンダ室14a内周面に対する転接位置が移動しシリンダ室14aの区画された圧縮室の容積が減少して、先にシリンダ室14aに導かれたガスが徐々に圧縮される。回転軸4が継続して回転され、第1のシリンダ室14aの圧縮室の容量がさらに減少してガスが圧縮され、所定圧まで上昇したところで図示しない吐出弁が開放する。高圧ガスはバルブカバーaを介して密閉ケース1内に吐出され充満し、密閉ケース上部の吐出管18から吐出される。
一方、先に説明したような副弁の作用によって、上記蒸発器21で蒸発しアキュームレータ17で気液分離された低圧の蒸発冷媒が第2の吸込み管16bから四方切換え弁60と第3の吸込み管60cを介して第2のシリンダ室14bに導かれ、第2のシリンダ室14bに吐出圧(高圧)が導かれることはない。第2のシリンダ室14bは吸込み圧(低圧)雰囲気となる一方で、ベーン室22bが密閉ケース1内に露出して吐出圧(高圧)下にある。上記ベーン15bにおいては、その先端部が低圧条件となり、かつ後端部が高圧条件となって、前後端部で差圧が存在する。
この差圧の影響で、ベーン15bの先端部が偏心ローラ13bに摺接するように押圧付勢される。すなわち、第1のシリンダ室14a側のベーン15aがばね部材26により押圧付勢され圧縮作用が行われるのと全く同様の圧縮作用が、第2のシリンダ室14bにおいても行われる。結局、2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rにおいては、第1のシリンダ室14aと、第2のシリンダ室14bとの両方での2シリンダ圧縮作用がなされる、全能力運転が行われる。
密閉ケース1から吐出管18を介して吐出される高圧ガスは、凝縮器19に導かれて凝縮液化し、電子膨張弁20で断熱膨張し、蒸発器21で熱交換空気から蒸発潜熱を奪って冷房作用をなす。そして、蒸発したあとの冷媒はアキュームレータ17に導かれて気液分離され、再び第1〜第3の吸込み管16a〜16cから圧縮機Rの圧縮機構部2に吸込まれて上述の経路を循環する。
(2) 1シリンダ圧縮運転(能力半減運転)を選択した場合:
1シリンダ圧縮運転(圧縮能力を半減する運転)を選択すると、制御部40は副弁のソレノイドに一旦通電して逆極性を付与して四方切換え弁60を切換え設定する。第1のシリンダ室14aにおいては上述したように通常の圧縮作用がなされ、密閉ケース1内に吐出された高圧ガスが充満してケース内高圧となる。吐出管18から吐出される高圧ガスの一部が分岐管Pに分流されて四方切換え弁60に導かれる。四方切換え弁60においては、分岐管Pと第3の吸込み管16cとを連通させる状態に変り、分流された高圧ガスはこれらを介して第2のシリンダ室14b内に導入される。
上記第2のシリンダ室14bが吐出圧(高圧)雰囲気にある一方で、ベーン室22bはケース内高圧と同一の状況下にあることには変りがない。そのため、ベーン15bは前後端部とも高圧の影響を受けていて、前後端部において差圧が存在しない。ベーン15bはローラ13b外周面から離間した位置で移動することなく停止状態を保持し、第2のシリンダ室14bでの圧縮作用は行われない。結局、第1のシリンダ室14aのみでの1シリンダ圧縮が行われて、能力を半減した運転がなされることになる。
なお、上述した2シリンダ圧縮運転(全能力運転)と、1シリンダ圧縮運転(能力半減運転)との選択切換え操作は、負荷の大小に応じて自動的にもしくは手動で行われることになる。そして、2シリンダ圧縮運転中に1シリンダ圧縮運転への切換え信号が出た場合に、四方切換え弁60を構成する副弁のソレノイドに通電しても、四方切換え弁60自体は高圧側圧力と低圧側圧力との圧力差により動作するものであるから、直ちに円滑な切換えができない虞れがある。あるいは、1シリンダ圧縮運転中に2シリンダ圧縮運転への切換え信号が出る場合もあり、このときも四方切換え弁60の円滑な切換えをなす必要がある。
そこで、制御部40は以下に述べるような制御をなす。
(A) 2シリンダ圧縮運転モードから1シリンダ圧縮運転モードへの切換え
制御方法:1
図5に示すように、2シリンダ圧縮運転中に1シリンダ圧縮運転への切換え信号が出たら、制御部40は2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rを所定の回転数A[Hz]で、かつ所定時間運転する移行運転を行うよう制御し、そのあと1シリンダ圧縮運転への切換え制御をなす。
そして、制御部40は移行運転中における圧縮機Rの回転数を、それまで行っていた2シリンダ圧縮運転時における圧縮機Rの回転数よりも大きくするよう制御する。1シリンダ圧縮運転に切換ったら、制御部40は圧縮機Rの回転数を2シリンダ圧縮運転時のα倍した回転数で運転を行うよう制御する。(なお、四方切換え弁60と電子膨張弁20に対する制御は後述する。)
このことにより、1シリンダ圧縮運転への切換え前後における2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rの能力差が低減して、極めて円滑な切換えをなし快適性を保持できる。そして、移行運転時に圧縮機Rの回転数が2シリンダ圧縮運転時よりも大となるので、高圧側と低圧側との圧力差がより大となる。移行運転が終了して、副弁のソレノイドに切換え信号を送ると、適度な圧力差が得られた状態となって四方切換え弁60における弁体64が速やかに移動し、確実に1シリンダ圧縮運転状態に切換る。
1シリンダ圧縮運転に切換ったあとの回転数は、2シリンダ圧縮運転時のα倍の回転数となすよう制御されるので、第1、第2のシリンダ室14a,14bの排除容積が互いに同一で、かつαが2であった場合は、理論上切換え前後での能力の差は0(ゼロ)となり、快適性が保持される。また、運転切換え時における急激な回転数変化により圧縮機Rの制御が追従できない場合の回避策として上記αを適当な値に調整することで、信頼性を保持した状態で円滑な切換えができる。
制御方法:2
2シリンダ圧縮運転中に後述する移行条件のいずれか1つが満足されているか否かを判断し、満足されている場合に限って制御方法:1で述べた移行運転を行い、そして1シリンダ圧縮運転へ切換える。
移行条件(a)として、2シリンダ圧縮運転時に2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rの回転数が所定回転数以下になっているか否かを判断する。すなわち、2シリンダ圧縮運転時に圧縮機Rの回転数が高い状態で1シリンダ圧縮運転への切換えを行うと、一時的に負荷の変動が大きくなり圧縮機Rの制御が困難となってしまう。これを回避するため圧縮機Rの回転数を所定回転数以下にする必要がある。
移行条件(b)として、室外温度が所定の温度範囲にあるか否かを判断する。これにより、2シリンダ圧縮運転から1シリンダ圧縮運転に切換えたときに生じる急激な回転数の変動などによる2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rの振動を抑制できる。
移行条件(c)として、2シリンダ圧縮運転時に室外温度と室内温度との温度差が所定の値になっているか否かを判断する。このような室外温度と室内温度との温度差から負荷を推定することが可能であり、2シリンダ圧縮運転から1シリンダ圧縮運転に切換えたときに生じる急激な回転数の変動などによる2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rの振動を抑制できる。
特に、移行条件(c)の場合は、室外温度と室内温度を検知するための専用の温度センサを必要とし、かつ専用の制御回路を必要とする。そこで、室外温度の代用として冷媒の凝縮温度を充て、室内温度の代用として冷媒の蒸発温度を充てるようにしてもよい。常に、凝縮器に付設される温度センサが冷媒の凝縮温度を検知し、蒸発器に付設される温度センサが冷媒の蒸発温度を検知しているので、新たな温度センサを必要とせず、コストへの影響が少なくてすむ。
以上述べた移行条件(a)、(b)、(c)の少なくともいずれか1つを制御条件として選択し、その条件を満足していることが判明したら、移行運転に移る。なお、当然ながら、複数の条件を組み合わせて選択してもよい。たとえば、移行条件(a)と(b)を所定時間継続して満足することを判明できたら、移行条件(c)を確認し、満足していれば移行運転に移る。移行条件(c)では、室外温度に代って冷媒凝縮温度、室内温度に代って冷媒蒸発温度としてもよいことは、言うまでもない。以上は冷房運転時の説明であり、暖房運転時では、移行条件(b)が外気温≧所定温度となる。
制御方法:3
図5に示すように制御部40は、圧縮機Rの移行運転から1シリンダ圧縮運転に切換えたあと、所定時間(t6)の間に四方切換え弁60に対して同一の切換え信号を送る。具体的には、四方切換え弁60を構成する副弁のソレノイドに切換え信号と同一極性の切換え信号を、所定間隔(T5)を存して所定時間(T3)だけ、繰り返して送る。これにより、確実に1シリンダ圧縮運転への切換えが完了して、より信頼性の向上を図れる。
そして、図5に示すように制御部40は、移行運転中は電子膨張弁20に対して2シリンダ圧縮運転時における開度以下の開度をなすよう制御し、高圧側と低圧側の圧力差を大にして四方切換え弁60の動作を確実にし、1シリンダ圧縮運転時にはその切換え直前の開度を保持するよう制御する。
すなわち、電子膨張弁20の2シリンダ圧縮運転時の開度を記憶し、1シリンダ圧縮運転への切換え直後に記憶値の開度を保持することにより、この切換え前後での冷媒流量を均一に保つことができる。結果として、運転切換えにより空気調和機の快適性が損なわれるのを防止できる。そして、1シリンダ圧縮運転前後での電子膨張弁20の開度を同一とすることにより、冷媒流量を同程度とし、冷凍能力の上下動の抑制化を得られる。
(B) 2シリンダ圧縮運転モードから1シリンダ圧縮運転モードへの切換え
制御方法:1
図6に示すように、1シリンダ圧縮運転中に2シリンダ圧縮運転への切換え信号が出たら、制御部40は2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rの回転数を1シリンダ圧縮運転時の回転数B[Hz]をβ倍した回転数で、かつ所定時間(t7秒)間、運転する移行運転を行ったあと、2シリンダ圧縮運転へ切換える。(なお、四方切換え弁60と電子膨張弁20に対する制御は後述する。)
制御方法:2
図6に示すように制御部40は、移行運転から2シリンダ圧縮運転に切換えたあと、所定時間(T6)の間に四方切換え弁60に対して同一の切換え信号を送る。具体的には、四方切換え弁60を構成する副弁のソレノイドに切換え信号と同一極性の切換え信号を、所定間隔(t5)を存して所定時間(T3)だけ、繰り返して送る。これにより、確実に1シリンダ圧縮運転への切換えが完了して、より信頼性の向上を図れる。
そして、図6に示すように制御部40は、移行運転中は電子膨張弁20に対して1シリンダ圧縮運転時における開度以下の開度をなすよう制御し、2シリンダ圧縮運転時にはその切換え直前の開度を保持するよう制御する。
すなわち、制御部40は電子膨張弁20の1シリンダ圧縮運転時の開度を記憶し、2シリンダ圧縮運転への切換え直後に記憶値の開度を保持することにより、この切換え前後での冷媒流量を均一に保つことができる。結果として、運転切換えにより空気調和機の快適性が損なわれるのを防止できる。そして、2シリンダ圧縮運転前後での電子膨張弁20の開度を同一とすることにより、冷媒流量を同程度とし、冷凍能力の上下動の抑制化を得られる。
なお、制御部40は、2シリンダ圧縮運転モードでの圧縮機Rの最低回転数を、1シリンダ圧縮運転モードでの最低回転数よりも大きくなるよう制御する。2シリンダ圧縮運転時の圧縮機Rの最低回転数を1シリンダ圧縮運転時と同じくすると、圧縮機Rの振動値が大きくなる虞れがあるので、上述のように制御することによりこれを回避できる。
(C) その他の制御
制御方法:1
操作手段を用いて、2シリンダ圧縮運転モードと、1シリンダ圧縮運転モードの少なくともいずれか一方を強制的に選択する。上記操作手段として、たとえばリモートコントローラ等の遠隔操作盤が用いられる。
1シリンダ圧縮運転モードに対応する操作ボタンを押した場合や、制御基板上ないしは制御基板から接続された配線に付したスイッチを押したとき、あるいは制御基板の特定回路の短絡開放を行ったときには、即時に2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rにおいて1シリンダ圧縮運転が開始される。
顧客が低能力の省エネルギー運転を求めた場合など、簡単に1シリンダ圧縮運転への切換えが可能となる。あるいは、サービスマンが故障時の判定をすばやく行うことができ、サービス性の向上を図れる。
なお、以上説明した圧力切換え機構Kとして四方切換え弁60を備えることとしたが、これに限定されるものではなく、たとえば三方切換え弁を充ててもよく、あるいは開閉弁と逆止弁との組み合わせ、あるいは開閉弁2個の組合せであってもよく、種々の変形実施例の全てが含まれる。
また、以上説明した冷凍サイクルを、ヒートポンプ式の冷凍サイクルを構成する空気調和機に用いることもでき、冷房運転と暖房運転に対する制御は先に説明した制御方法をそのまま適用できる。さらに本発明の要旨を越えない範囲内で種々変形実施可能であることは勿論である。
本発明の実施例に係る、2シリンダ形ロータリ式圧縮機の縦断面図と、冷凍サイクル構成図。 同実施例に係る、第1のシリンダと第2のシリンダを分解した斜視図。 同実施例に係る、四方切換え弁の断面図。 同実施例に係る、図3とは異なる状態の四方切換え弁の断面図。 同実施例に係る、2シリンダ圧縮運転モードから1シリンダ圧縮運転モードへの切換え制御方法を説明する図。 同実施例に係る、1シリンダ圧縮運転モードから2シリンダ圧縮運転モードへの切換え制御方法を説明する図。
符号の説明
14a…第1のシリンダ室、14b…第2のシリンダ室、2…圧縮機構部、R…2シリンダ形ロータリ式圧縮機、30…インバータ回路、G…冷凍サイクル回路、21…蒸発器、K…圧力切換え機構(切換え手段)、60…四方切換え弁、40…制御部(制御手段)。

Claims (9)

  1. 2つのシリンダ室を有する圧縮機構部および電動機部から構成される2シリンダ形ロータリ式圧縮機を備えた冷凍サイクル回路と、
    この冷凍サイクル回路における2シリンダ形ロータリ式圧縮機の上記電動機部に駆動電源を供給するインバータ回路と、
    負荷に応じて、上記2シリンダ形ロータリ式圧縮機の両方のシリンダ室に冷凍サイクルを構成する蒸発器から冷媒を導入して圧縮運転を行う2シリンダ圧縮運転モードと、一方のシリンダ室に冷凍サイクルの高圧冷媒を導入してそのシリンダ室における圧縮運転を休止させ他方のシリンダ室のみで圧縮運転を行う1シリンダ圧縮運転モードとに切換える切換え手段と、
    この切換え手段による2シリンダ圧縮運転モードから1シリンダ圧縮運転モードの切換え移行時に、上記2シリンダ形ロータリ式圧縮機を所定の回転数で所定時間運転する移行運転を行ったあと、1シリンダ圧縮運転モードに切換えるように制御する制御手段と
    を具備することを特徴とする空気調和機。
  2. 上記制御手段は、2シリンダ圧縮運転モードから移行運転への切換え時に、
    a. 圧縮機の回転数が所定回転数以下になったとき、
    b. 室外温度が所定の温度になったとき、
    c. 室外温度と室内温度との差が所定の値になったとき、
    の少なくともいずれか1つの条件を選択し、その条件が満足されたことを確認したうえで移行運転に切換え制御することを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 上記制御手段は、冷媒の凝縮温度の検知値から上記室外温度を換算し、冷媒の蒸発温度の検知値から上記室内温度を換算することを特徴とする請求項2記載の空気調和機。
  4. 上記制御手段は、上記移行運転時に冷凍サイクルを構成する電子膨張弁の開度を一定値以下に制御することを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  5. 上記制御手段は、上記電子膨張弁の開度を、上記移行運転の前後において同一になるように制御することを特徴とする請求項4記載の空気調和機。
  6. 上記制御手段は、1シリンダ圧縮運転モードから2シリンダ圧縮運転モードへの切換え時にも移行運転を行うとともに、この移行運転中は2シリンダ形ロータリ式圧縮機を所定の回転数で所定時間、1シリンダ圧縮運転をなすように制御することを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  7. 上記制御手段は、運転モードの切換え時に、上記切換え手段への通電を所定間隔で複数回行うよう制御することを特徴とする請求項6記載の空気調和機。
  8. 2つのシリンダ室を有する圧縮機構部および電動機部から構成される2シリンダ形ロータリ式圧縮機を備えた冷凍サイクル回路と、
    この2シリンダ形ロータリ式圧縮機の上記電動機部に駆動電源を供給するインバータ回路と、
    負荷に応じて、上記2シリンダ形ロータリ式圧縮機の両方のシリンダ室に冷凍サイクルを構成する蒸発器から冷媒を導入して圧縮運転を行う2シリンダ圧縮運転モードと、一方のシリンダ室に冷凍サイクルの高圧冷媒を導入してそのシリンダ室における圧縮運転を休止させ、他方のシリンダ室のみで圧縮運転を行う1シリンダ圧縮運転モードとに切換える切換え手段と、
    この切換え手段による2シリンダ圧縮運転モードでの2シリンダ形ロータリ式圧縮機の最低回転数を、1シリンダ圧縮運転モードでの2シリンダ形ロータリ式圧縮機の最低回転数よりも大きくした制御をなす制御手段と
    を具備することを特徴とする空気調和機。
  9. 2つのシリンダ室を備えた圧縮機構部および電動機部から構成される2シリンダ形ロータリ式圧縮機を備えた冷凍サイクル回路と、
    この2シリンダ形ロータリ式圧縮機の上記電動機部に駆動電源を供給するインバータ回路と、
    負荷に応じて、上記2シリンダ形ロータリ式圧縮機の両方のシリンダ室に冷凍サイクルを構成する蒸発器から冷媒を導入して圧縮運転を行う2シリンダ圧縮運転モードと、一方のシリンダ室に冷凍サイクルの高圧冷媒を導入してそのシリンダ室における圧縮運転を休止させ、他方のシリンダ室のみで圧縮運転を行う1シリンダ圧縮運転モードとに切換える切換え手段と、
    2シリンダ圧縮運転モードおよび1シリンダ圧縮運転モードの、少なくともいずれか一方を強制的に操作する操作手段と
    を具備することを特徴とする空気調和機。
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