JP2005171897A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

冷凍サイクル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005171897A
JP2005171897A JP2003413632A JP2003413632A JP2005171897A JP 2005171897 A JP2005171897 A JP 2005171897A JP 2003413632 A JP2003413632 A JP 2003413632A JP 2003413632 A JP2003413632 A JP 2003413632A JP 2005171897 A JP2005171897 A JP 2005171897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
compression
pressure
valve body
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003413632A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4663978B2 (ja
Inventor
Koji Hirano
浩二 平野
Katsuhiro Shimizu
克浩 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Carrier Corp
Original Assignee
Toshiba Carrier Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Carrier Corp filed Critical Toshiba Carrier Corp
Priority to JP2003413632A priority Critical patent/JP4663978B2/ja
Publication of JP2005171897A publication Critical patent/JP2005171897A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4663978B2 publication Critical patent/JP4663978B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、負荷の大小に応じて圧縮運転と非圧縮運転をなす2シリンダ形ロータリ式圧縮機を備え、圧縮運転から非圧縮運転への切換え、もしくはその逆の切換えにあたって動作特性の向上を図り、信頼性の向上を得る冷凍サイクル装置を提供する。
【解決手段】2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rは、密閉ケース1内に電動機部3および第1の圧縮機構部5と、ベーン15bにケース内圧力の背圧を与える第2の圧縮機構部6を収容し、圧力切換え機構Kは第2のシリンダ室14bに低圧冷媒を導入する通常の圧縮運転と、シリンダ室に高圧冷媒を導入して圧縮停止である非圧縮運転をなすように切換え、圧力切換え機構は、高圧側の吐出管18と吸込み管とを連通し中途部に第1の開閉弁28を有する分岐管Pと、吸込み管の分岐管との接続部cよりも上流側に設けられ、開口部62を有する筒状の弁ガイド61と、この弁ガイド内に移動自在に設けられ開口部を開閉する弁体65とからなる逆止弁29を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、2シリンダ形ロータリ式圧縮機を用いて冷凍サイクルを構成する冷凍サイクル装置に関する。
近年、圧縮機構部を構成するシリンダを上下に2セット備えた、2シリンダタイプのロータリ式圧縮機が標準化されつつある。このような2シリンダ形ロータリ式圧縮機において、常時圧縮作用をなすシリンダ室と、負荷の大小に応じて圧縮運転と運転停止である非圧縮運転の切換えを可能とするシリンダ室を備えることができれば、仕様が拡大されて有利となる。
たとえば、[特許文献1]には、シリンダ室を2室備え、必要に応じていずれか一方のシリンダ室のベーン(ブレード)をローラから強制的に離間保持するとともに、そのシリンダ室を高圧化して圧縮作用を中断させる高圧導入手段を備えたことを特徴とする2シリンダ型ロータリ式圧縮機が開示されている。
特開平1−247786号公報
上記圧縮機は、能力半減運転をなすにあたって高圧導入手段を作動する。すなわち、電磁開閉弁を開放し、バイパス管を介してベーン室に冷媒を導入する。ここに導入される冷媒は2段型絞り機構の第1の絞り機構を導通した冷媒の一部であって、完全に減圧していない中間圧である。
一方のシリンダ室では圧縮作用が継続していて高圧となっている。これらの圧力差によってベーンは強制的にベーン室に押し込まれ、主軸受に設けられる高圧導入孔が開口する。この高圧導入孔を介して一方のシリンダ室と密閉容器内とが連通し、そのシリンダ室が高圧化して密閉容器内と圧力差がなくなる。ベーンはローラから離間したままとなり、カラ運転がなされて圧縮仕事が半減する。
このようにして、通常運転から能力半減運転に切換えるのに、中間圧の冷媒をベーン室に導き充満させる作用と、主軸受に設けられる高圧導入孔を介して容器内の高圧をシリンダ室に導入し充満させる作用との、二段構えの作用となる。しかも、ベーンは薄板状をなし、この板厚の範囲内の大きさで高圧導入孔を設けなければならない。
そのため、高圧導入孔は直径の極く小さい小孔になってしまい、ここを通過する冷媒ガスの量が抑制され一方のシリンダ室に充満するのに時間がかかる。結果として、通常運転から能力半減運転に切換える、いわゆる動作特性が劣っているという不具合がある。
本発明は上記事情にもとづきなされたものであり、その目的とするところは、負荷の大小に応じて冷凍サイクルの低圧側と高圧側に接続を切換え、圧縮運転もしくは非圧縮運転をなす2シリンダ形ロータリ式圧縮機を備え、動作切換えにあたって動作特性の向上を図り、信頼性の向上を得る冷凍サイクル装置を提供しようとするものである。
上記目的を満足するため本発明の冷凍サイクル装置は、2シリンダ形ロータリ式圧縮機として密閉ケース内に電動機部と第1の圧縮機構部およびベーンを収容するベーン室が密閉ケース内に露出されケース内圧力をもってベーンに背圧を与える構成の第2の圧縮機構部を収容し、吸込み通路は第2の圧縮機構部のシリンダ室に連通し、切換え手段は吸込み通路に設けられシリンダ室に低圧冷媒を導入して通常の圧縮運転を行わせもしくはシリンダ室に高圧冷媒を導入して圧縮停止である非圧縮運転をなすように切換え、切換え手段として、冷凍サイクルの高圧側と吸込み通路とを連通し中途部に第1の開閉弁を有する分岐管と、吸込み通路における分岐管の接続部よりも上流側に設けられ開口部を有する筒状の弁ガイドと、この弁ガイド内に移動自在に設けられ開口部を開閉する弁体とからなる逆止弁を備えた。
本発明によれば、負荷の大小に応じて一方のシリンダ室で圧縮運転もしくは非圧縮運転をなす2シリンダ形ロータリ式圧縮機を備え、圧縮運転から非圧縮運転への切換え、もしくはその逆の切換えにあたって動作特性の向上を図り、信頼性の向上を得るという効果を奏する。
以下、本発明における実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1は2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rの断面構造およびロータリ式圧縮機Rを備えた冷凍サイクルの構成図、図2は圧縮機構体2の一部を分解した斜視図である。
はじめに、図1から2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rについて説明すると、1は密閉ケースであって、この密閉ケース1内の下部には後述する圧縮機構体2が設けられ、上部には電動機部3が設けられる。これら電動機部3と圧縮機構体2とは回転軸4を介して連結される。上記電動機部3は、運転周波数を可変するインバータ30に接続されるとともに、インバータ30を介して、このインバータ30を制御する制御部(制御手段)40に電気的に接続される。
上記圧縮機構体2は、回転軸4の下部に中間仕切り板7を介して上下に配設される第1の圧縮機構部5と、第2の圧縮機構部6とから構成される。各圧縮機構部5,6は、第1のシリンダ8Aと、第2のシリンダ8Bを備えている。
第1のシリンダ8Aの上面部には主軸受け9が重ね合わされ、バルブカバーaとともに取付けボルトを介してシリンダ8Aに取付け固定される。第2のシリンダ8Bの下面部には副軸受け11が重ね合わされ、バルブカバーbとともに取付けボルトを介して第2のシリンダ8Bに取付け固定される。
上記回転軸4は、各シリンダ8A,8B内部を貫通するとともに、略180°の位相差をもって形成される2つの偏心部4a,4bを一体に備えている。各偏心部4a,4bは互いに同一直径をなし、各シリンダ8A,8B内径部に位置するように組立てられる。各偏心部4a,4bの周面には、互いに同一直径をなす偏心ローラ13a,13bが嵌合される。
上記第1のシリンダ8Aと第2のシリンダ8Bは、上記中間仕切り板7と主軸受け9および副軸受け11で上下面が区画され、それぞれの内部にシリンダ室14a,14bが形成される。各シリンダ室14a,14bは互いに同一直径および高さ寸法に形成され、各シリンダ室14a,14bに上記偏心ローラ13a,13bがそれぞれ偏心回転自在に収容される。
図2に示すように、各シリンダ8A,8Bには、シリンダ室14a,14bと連通するベーン室22a,22bが設けられている。各ベーン室22a,22bには、ベーン15a,15bがシリンダ室14a,14bに対して突没自在に収容される。
上記ベーン室22a,22bは、ベーン15a,15bの両側面が摺動自在に移動できるベーン収納溝23a,23bと、各ベーン収納溝23a,23b端部に一体に連設されベーン15a,15bの後端部が収容される縦孔部24a,24bとからなる。上記第1のシリンダ8Aには、外周面とベーン室22aとを連通する横孔25が設けられ、ばね部材26が収容される。このばね部材26は、ベーン15aの背面側端面と密閉ケース1内周面との間に介在され、ベーン15aに弾性力(背圧)を付与して先端縁を偏心ローラ13aに接触させる圧縮ばねである。
上記第2のシリンダ8B側のベーン室22bにはベーン15b以外に何らの部材も収容されていないが、後述するようにベーン室22bの設定環境および圧力切換え機構(切換え手段)Kの作用に応じて、ベーン15bの先端縁を偏心ローラ13bに接触させるようになっている。各ベーン15a,15bの先端縁は平面視で半円状に形成されており、平面視で円形状の偏心ローラ13a,13b周壁に偏心ローラ13aの回転角度にかかわらず線接触できる。
上記偏心ローラ13a,13bがシリンダ室14a,14bの内周壁に沿って偏心回転したとき、ベーン15a,15bはベーン収納溝23a,23bに沿って往復運動し、かつベーン後端部が縦孔部24a,24bから進退自在となる作用ができる。上述したように、第2のシリンダ8Bの外形寸法形状と、中間仕切板7および副軸受け11の外径寸法との関係から、第2のシリンダ8Bの外形一部は密閉ケース1内に露出する。
第2のシリンダ8Bにおける密閉ケース1への露出部分がベーン室22bに相当するように設計され、ベーン室22bおよびベーン15b後端部はケース内圧力を直接的に受ける。第2のシリンダ8Bおよびベーン室22bは構造物であるからケース内圧力を受けても何らの影響もないが、ベーン15bはベーン室22bに摺動自在に収容され後端部がベーン室22bの縦孔部24bに位置するので、ケース内圧力を直接的に受ける。
上記ベーン15bの先端部は第2のシリンダ室14bに対向しており、ベーン先端部はシリンダ室14b内の圧力を受ける。結局、ベーン15bは先端部と後端部が受ける互いの圧力の大小に応じて、圧力の大きい方から圧力の小さい方向へ移動するように構成されている。
再び図1に示すように、密閉ケース1の上端部には吐出管18が接続される。この吐出管18は、凝縮器19と、膨張機構である電子膨張弁20および蒸発器21を介してアキュームレータ17に接続される。上記アキュームレータ17底部には、圧縮機Rに対する吸込み通路を構成する吸込み管16a,16bが接続される。
一方の吸込み管16aは密閉ケース1と第1のシリンダ8A側部を貫通し、第1のシリンダ室14a内に直接連通する。他方の吸込み管16bは密閉ケース1を介して第2のシリンダ8B側部を貫通し、第2のシリンダ室14b内に直接連通する。
また、圧縮機Rと凝縮器19とを連通する上記吐出管18の中途部から分岐して、上記第2のシリンダ室14bに接続される吸込み管16bの中途部に合流する分岐管Pが設けられる。分岐管Pの中途部には電磁弁からなる第1の開閉弁28が設けられ、上記制御部40からの電気信号に応じて開閉制御される。上記第2のシリンダ室14bに接続される吸込み管16bにおいて、上記分岐管Pとの接続部cよりも上流側には逆止弁29が設けられる。なお、上記第1の開閉弁28と逆止弁29については後述する。
このようにして、第2のシリンダ室14bに接続される吸込み管16b、分岐管P、第1の開閉弁28および逆止弁29とで圧力切換え機構Kが構成される。そして、圧力切換え機構Kを構成する第1の開閉弁28に対する切換え制御に応じて、第2のシリンダ8Bのシリンダ室14bに吸込み圧(低圧)もしくは吐出圧(高圧)が導かれるようになっている。
つぎに、上述の2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rを備えた冷凍サイクル装置の作用について説明する。
(1) 通常運転(全能力運転)を選択した場合:
上記制御部40は、圧力切換え機構Kの第1の開閉弁28を閉成し、第2の開閉弁29を開放するよう制御する。そして、制御部40はインバータ30を介して電動機部3に運転信号を送る。回転軸4が回転駆動され、偏心ローラ13a,13bは各シリンダ室14a,14b内で偏心回転を行う。
第1のシリンダ8Aにおいてベーン15aがばね部材26によって常に弾性的に押圧付勢され、ベーン15aの先端縁が偏心ローラ13a周壁に摺接して第1のシリンダ室14a内を吸込み室と圧縮室に二分する。冷媒ガスはアキュームレータ17から吸込管16aを介して第1のシリンダ室14aに吸込まれて充満する。
上記偏心ローラ13aの偏心回転にともなってシリンダ室14aの区画された容積が減少し、吸込まれたガスが徐々に圧縮される。回転軸4が継続して回転駆動され、ガスが圧縮されて所定圧まで上昇すると、図示しない吐出弁が開放する。高圧ガスはバルブカバーaを介して密閉ケース1内に吐出され、ついには密閉ケース上部の吐出管18から吐出される。
一方、圧力切換え機構Kを構成する第1の開閉弁28が閉成されているので、第2のシリンダ室14bに吐出圧(高圧)が導かれることはない。アキュームレータ17から低圧の蒸発冷媒が逆止弁29を介して第2のシリンダ室14bに導かれる。第2のシリンダ室14bは吸込み圧(低圧)雰囲気となる一方で、ベーン室22bが密閉ケース1内に露出して吐出圧(高圧)雰囲気下にある。ベーン15b先端部が低圧条件となり、後端部が高圧条件となって、前後端部で差圧が存在する。
この差圧の影響で、ベーン15bの先端部が偏心ローラ13bに摺接するように押圧付勢され、第1のシリンダ室14aと全く同様の圧縮作用が第2のシリンダ室14bでも行われる。結局、第1のシリンダ室14aおよび第2のシリンダ室14bとの両方で圧縮作用がなされる、全能力運転が行われる。
密閉ケース1から吐出管18を介して吐出される高圧ガスは、凝縮器19に導かれて凝縮液化し、膨張機構20で断熱膨張し、蒸発器21で熱交換空気から蒸発潜熱を奪って冷房作用をなす。蒸発したあとの冷媒はアキュームレータ17で気液分離され、再び各吸込み管16a,16bから圧縮機Rの第1,第2のシリンダ室14a,14bに吸込まれて上述の経路を循環する。
(2) 特別運転(能力半減運転)を選択した場合:
特別運転(圧縮能力を半減する運転)を選択すると、制御部40は第1の開閉弁28を開放する切換え制御をなす。第1のシリンダ室14aでは上述した通常の圧縮作用がなされ、密閉ケース1内に吐出した高圧ガスが充満する。吐出管18から吐出される高圧ガスの一部が分岐管Pに分流し、第1の開閉弁28と吸込み管16bを介して第2のシリンダ室14b内に導入され、シリンダ室14b内が高圧となる。
第2のシリンダ室14bが吐出圧(高圧)雰囲気にある一方で、ベーン室22bはケース内高圧と同一の状況にあることには変りがない。そのため、ベーン15bは前後端部とも高圧の影響を受け、前後端部において差圧が存在しない。ベーン15bはローラ13bの外周面から離間した位置で停止状態を保持し、第2のシリンダ室14bでの圧縮作用は行われない。
結局、第1のシリンダ室14aでの圧縮作用のみが有効であり、能力を半減した運転がなされる。第2のシリンダ室14bの内部は高圧となっているので、密閉ケース1内から第2のシリンダ室14b内への圧縮ガスの漏れは発生せず、それによる損失も発生しない。したがって、効率低下せずに能力を半分にした運転が可能となる。
ここで重要なのは、通常運転(全能力運転)から特別運転(能力半減運転)への切換え特性であり、あるいは逆に、特別運転から通常運転への切換えをなす切換え特性も含まれる。
たとえば、通常運転から特別運転への切換え指令信号を受けた制御部40は、第1の開閉弁28を閉成から開放に切換える。第1の開閉弁28は電磁弁であるから、本来、切換え指令信号を受ければ瞬時に電磁コイルの極性が変って弁体を進退駆動し、弁体は弁座の口径部を開放もしくは閉成して切換えが円滑になされるはずである。
しかしながら実際には、圧力切換え機構Kには第1の開閉弁28とともに逆止弁29が用いられているので、通常運転(全能力運転)から特別運転(能力半減運転)へ第1の開閉弁28への切換えにともなう逆止弁29の、いわゆる逆止弁機能の良否が切換え動作性に多大に影響する。
ここでは、図3に示す逆止弁29を備え、この逆止弁29に対応する構成の第1の開閉弁28を図4に示すようにして、これら逆止弁29と第1の開閉弁28を備えて異なる条件での実験結果から、図5に示すような逆止弁29の切換え動作性能が得られることが判明した。
はじめに、上記逆止弁29構造から説明する。図3(A)(B)は逆止弁29の断面図であり、互いに異なる状態を示している。
上記逆止弁29は、吸込み管16bに嵌め込まれ所定口径の導通路60aを備えた弁本体60に、略逆ハット状に形成される弁ガイド61が取付けられる。この弁ガイド61の底面は開口部62を備えた弁座63となっている。また、弁ガイド61の周面にも開口部64が設けられている。
上記弁ガイド61内には略板状の弁体65が収容され、その位置に応じて弁座63に設けられる開口部62と、弁本体60の導通路60aを開閉自在としている。上記弁体65として、たとえば軽量で可動性の高いフリー弁を用いるとよい。そして、弁体65の形態は略板状に限定されるものではなく、外周面が弁ガイド61内周面に摺接するカップ状であってもよく、あるいはボール状や、その他種々の形態が考えられる。
つぎに、上記第1の開閉弁28について説明する。図4は、第1の開閉弁28の断面図である。
第1の開閉弁28を構成する弁本体50は、側面部と下面部とに接続ポート51,52を備えていて、それぞれの接続ポート51,52に上記分岐管Pが接続される。特に、下面部の接続ポート52は弁本体50内に突出する弁座53となっていて、この弁座53に弁体54が対向し、弁体54は弁座53に設けられる口径部53aを開閉自在となす。なお、弁座53の口径部53a直径をφD2wとする。
弁本体50内には、圧縮ばね55を支持する固定の支持座56が設けられていて、この支持座56に設けられる孔部および圧縮ばね55内径に上記弁体54が挿通される。弁体54の上端部には補助部57が一体に連結され、圧縮ばね55によって弁体54および補助部57が弾性的に支持されている。この補助部57内には電磁石58が嵌め込まれ、さらに電磁石58の上端部には図示しない電磁コイル部が設けられてなる。
このようにして構成される逆止弁29と第1の開閉弁28であって、通常運転(全能力運転)時は以下に述べるように作用する。
すなわち、上記逆止弁29においては図3(A)に示すように、図の上部側であるアキュームレータ17から低圧の冷媒が弁本体60の導通路60aを介して弁ガイド61内に導入され、それによって弁体65が弁座63に押付けられる。弁体65は弁座63の開口部62を閉成するが、弁ガイド61周面に設けられる開口部64は何らの遮蔽物もなく開放状態にある。
導通路60aから弁ガイド61に導かれる低圧冷媒は、弁ガイド61周面の開口部64を介して弁本体60下部に接続される吸込み管16bに導かれる。ここでは図示していないが、下部側の吸込み管16bは2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rの第2のシリンダ室14bに接続されているので、低圧冷媒は第2のシリンダ室14bに導かれ圧縮される。
一方、上記第1の開閉弁28においては、運転開始指示を受けた制御部40から電磁コイル部に通電される。電磁石58の磁極が変って補助部57および弁体54を磁気的に反発させ、図の状態から圧縮ばね55の弾性力に抗して補助部57と弁体54を強制的に下降移動させる。弁体54の先端部は弁座53の口径部53aを閉塞し、その状態が保持される。
側面部ポート51に接続される分岐管Pは、圧縮機Rの密閉ケース1に接続される吐出管18に連通しているところから高圧ガスが導かれる。下面部ポート52に接続される分岐管Pは吸込み管16bに連通しているので、低圧ガスが導かれる。側面部ポート51が高圧で、下面部ポート52は低圧であるから、弁座53の口径部53aを閉塞する弁体54を境にして圧力差が存在する。
弁体54はこのような圧力差によって弁座53の口径部53aを閉塞する状態を保持する。すなわち、制御部40から切換え信号を受けたあとの僅かな時間だけ第1の開閉弁28に対する通電をなせば閉成状態が保持され、そのあと通電を停止しても第1の開閉弁28の閉成状態に変化がない。第1の開閉弁28に対する実質的な通電時間はごく僅かですむ通常運転(全能力運転)が可能である。
以上の通常運転(全能力運転)から特別運転(能力半減運転)に切換えるには、制御部40は第1の開閉弁28を開放する切換えをなす。すなわち、制御部40は圧縮機Rの運転を一旦停止して、第1の開閉弁28の側面部ポート51と下面部ポート52との圧力差を解消させる。すると、弁体54を弁座53に押付けている力が除去され、今度は圧縮ばね55の弾性力が作用して補助部57とともに弁体54を押上げ、弁座53の口径部53aが開放される。
タイミングをとって圧縮機Rの運転を再開する。圧縮された高圧ガスの一部が吐出管18から分岐管Pに導かれ、さらに第1の開閉弁28の側面部ポート51から開放された口径部53aを介して下面部ポート52に接続される分岐管Pに導かれる。
図3(B)は、このときの逆止弁29内の状態を示している。同図では、逆止弁29の下方部位に上記分岐管Pとの接続部cがあるところから、分岐管Pから接続部cを介して吸込み管16bに導かれる高圧ガスが逆止弁29の下部側から上方へ導かれる。
逆止弁29において、高圧ガスは弁座63の開口部62を通過してフェザー弁である弁体65を押上げる。弁ガイド61周面の開口部64にも高圧ガスが流通し、押上げられた弁体65に対してさらに押上げ力を付与する。弁体65は完全に弁本体60の導通路60aを閉塞して、その状態を保持する。弁体65によって高圧ガスの流通が阻止される、いわゆる逆止弁機能を得る。
このようにして、通常運転から特別運転に切換える際に圧縮機Rの運転を停止し、第1の開閉弁28における圧力差を無くすことで開放でき、高圧ガスを逆止弁29に導く。逆止弁29では、高圧を受けた弁体65が反応よく動作する。
そして、第2のシリンダ室14bに高圧ガスが早急に導かれて高圧化するので、ベーン15bは速やかに後退保持して偏心ローラ13bから離間する。ベーン15bが偏心ローラ13bに接触を繰り返す、いわゆるジャンピングの発生がない。
図5は、上述した構成の上記逆止弁29および第1の開閉弁28を備えた圧力切換え機構Kによる切換え動作特性の結果を示している。図4で示したように、圧縮機Rに接続される吐出管18の内径をφDdとし、分岐管Pの内径をφDbpとし、第1の開閉弁28の口径部53a直径をφD2wとする。
そして、図5の横軸に口径部直径φD2wに対する吐出管内径φDdの割合(φD2w/φDd)をとり、縦軸に分岐管内径φDbpに対する吐出管内径φDdの割合(φDbp/φDd)をとって、特に吐出管18の内径を基準として種々の条件に対応する実験を行った。
横軸を基準として、横軸が0.2以下のときは、縦軸のすべての部位(数値)においてプロット表記が×印であるNGとなっている。横軸が0.2以上のときは、縦軸が0.2以下であれば×印であるNGであるが、縦軸が0.2以上の全ての部位(数値)においてプロット表記が○印であるOKをなしている。
今度は、縦軸を基準として、縦軸が0.2以下のときは、横軸のすべての部位(数値)においてプロット表記が×印であるNGとなっている。縦軸が0.2以上のときは、横軸が0.2以下であれば×印であるNGであるが、横軸が0.2以上の全ての部位(数値)においてプロット表記が○印であるOKをなしている。
なお、NGとは、高圧ガスの流量が少ないため、高圧ガスが弁体65の周囲を通って導通路60aに流れ込み、弁体65が導通路60aを閉塞できない、または閉塞するまでに時間がかかる現象である。OKとは、弁体65が導通路60aを完全に閉塞する状態を言う。
以上の実験結果から、上記逆止弁29を備えた圧力切換え機構Kにおいて、第1の開閉弁28の口径部53a直径φD2wと、分岐管内径φDbpおよび吐出管内径φDdの最適値を実験的に求め、ほぼ能力ランク毎に決定される吐出管18の内径を基準として範囲選定したことで、圧力切換え機構Kとして充分に円滑な切換え動作特性を保持できる。
なお、第1の開閉弁28における弁座53の口径部53a直径をφD2wとしたが、これに限定されるものではなく、分岐管Pの直径が口径部53aよりも小さい断面積をなす場合には、その径をもってφD2wとする。
以上の条件から、上記吐出管18の内径をDとし、上記分岐管Pの内径および上記第1の開閉弁28における弁座口径のうちで小さい方の径をdとしたとき、以下の(1)式を満足するように設定する。
D ≧ d ≧ 0.2D ……(1)
このことにより、圧力切換え機構Kにおける逆止弁29の切換え動作特性が向上して、切換え動作性能の向上化を得る。同時に、特別運転に切換えた際には上記(1)式を満足するように設定することにより、第2のシリンダ室14bが極めて早急に高圧化してベーン15bの先端が偏心ローラ13bに接触を繰り返す、いわゆるジャンピングの発生防止を図れて信頼性の向上を得られる。
上記第1の開閉弁28においては、通常運転信号が入ったときに一時的に通電されるだけで、他の状況では通電は不要である。換言すれば、差圧を利用した自己保持形の開閉弁を差圧方式による自己保持構造としたので、常時の通電が不要となって省電力化を図ることができる。また、マグネット方式を採用しても自己保持形の開閉弁を提供することができる。当然、自己保持構造のものに限定されるものではなく、通常の、上記通電構造の開閉弁を用いても支障はない。
なお、上記逆止弁29では後述するような振動抑制手段を備えて、特に逆止弁29内を低圧冷媒が流通する際のバタツキの抑制化を図る。図6(A)(B)(C)は互いに異なる構成の振動抑制手段70A,70B,70Cを備えた逆止弁29の断面図である。
図6(A)から説明すると、弁体65の上に振動抑制手段を構成するばね部材70Aが載置され、弁本体60との間に介設される。上記ばね部材70Aは圧縮ばねであって、固定の弁本体60に対して変位自在な弁体65を弁座63に弾性的に押付けている。ばね部材70Aの弾性力は特別運転時に弁体65にかかる高圧よりも小さい圧力となるように設定されている。
したがって、図のように弁本体60の導通路60aに低圧冷媒が導かれている状態で、ばね部材70Aが弁体65を弾性的に押圧して、弁体65の姿勢と位置を保持する。弁座63の開口部62は完全閉成され、冷媒ガスの流通が完全に遮断される。弁ガイド61の開口部64のみに冷媒ガスが導通し、第2のシリンダ室14bには常に一定の量の冷媒ガスが導かれて圧縮性能に変動をきたすことがない。
先に図3(B)で説明したように、図の下部側から高圧ガスが導かれると、ばね部材70Aの弾性力に抗して弁体65を押上げ、弁座63の開口部62を開放させる。高圧ガスは弁体65をさらに押上げ、先に図3(A)で示したように弁体65で弁本体60の導通路60aを閉成させる。このとき、弁体65と弁本体60下端部との間にばね部材70Aが介在するが、それでも弁体65が導通路60aを完全閉成するように設計的に解決するには何らの支障もない。
図6(B)に示す振動抑制手段は環状のマグネット70Bであり、弁座63の下面に貼着などの手段で取付け固定される。環状マグネット70Bの内径は弁座63に設けられる開口部62と略同一とし、この開口部62を流通する冷媒ガスの流通量を保持する。弁体65のみ磁性体からなり、逆止弁29を構成する他の構成部材は非磁性材料からなる。環状マグネット70Bの磁性力は弁体65を磁気的に吸引するのに充分であるとともに、特別運転時に弁体65にかかる高圧よりも小さい圧力となるように設定されている。
逆止弁29の弁本体60側から低圧がかかっている状態で、環状マグネット70Bは磁性体からなる弁体65を磁気的に吸引して弁座63に密着させ、開口部62を閉成させる。環状マグネット70Bにより弁体65は姿勢と位置が保持される。上記開口部62は完全閉成され、流通する冷媒ガスはない。弁ガイド61の開口部64のみに冷媒ガスが導通され、第2のシリンダ室14bには常に一定の量の冷媒ガスが導かれて、圧縮性能に変動をきたすことがない。
下部側から高圧がかかれば、環状マグネット70Bの磁性力に抗して弁体65を押上げ、ついには図3(B)で示したように弁体65で弁本体60の導通路60aを閉成させる。上述したばね部材70Aと相違して、弁体65と弁本体60との間には何らの介在物もないから設計的には容易である。
図6(C)に示す振動抑制手段は吸込み管16bの外周面に嵌着される筒状もしくは所定曲面に曲成された電磁石部材70Cである。先のものと同様に、弁体65のみ磁性体からなり、逆止弁29Aを構成する他の構成部材は非磁性材料からなる。上記電磁石部材70Cは制御部40により上記第1の開閉弁28と同期して通電制御されるようになっている。吸込み管16bの外周面に取付けられているが、弁体65を下方に磁気的に吸引するのに必要な磁気力を備えている。ただし、特別運転時に弁体65にかかる高圧よりも小さい圧力であることは言うまでもない。
図のように逆止弁29の弁本体60側から低圧がかかっている状態で、電磁石部材70Cは磁性体からなる弁体65を磁気的に吸引して弁座63に密着させ、開口部62を閉成させる。開口部62は完全閉成され、ここを流通する冷媒ガスはない。弁ガイド61の開口部64のみに冷媒ガスが導通し、第2のシリンダ室14bには常に一定の量の冷媒ガスが導かれて圧縮性能に変動をきたすことがない。
制御部40が第1の開閉弁28を開放制御すると、分岐管Pを介して高圧ガスが吸込み管16bに導かれ、逆止弁29には下部側から高圧がかかる。制御部40は同期して電磁石部材70Cに通電し、弁体65に対して反発する方向に磁極を切換える。弁体65に高圧がかかっているので、電磁石部材70Cを断電しても図3(B)で示したように弁体65は高圧により押上げられて弁本体60の導通路60aを閉成する。上述したばね部材70Aと相違して、弁体65と弁本体60との間には何らの介在物もないから設計的には容易である。
なお、本発明におけるロータリ式密閉形圧縮機Rと、この圧縮機を備えた冷凍サイクル装置は以上説明した構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を越えない範囲内で種々変形実施可能であることは勿論である。
本発明における第1の実施の形態に係る、2シリンダ形ロータリ式圧縮機の縦断面図と、冷凍サイクル構成図。 同実施の形態に係る、圧縮機構一部の分解した斜視図。 同実施の形態に係る、逆止弁の互いに異なる状態の断面図。 同実施の形態に係る、第1の開閉弁の断面図。 同実施の形態に係る、切換え動作の特性図。 同実施の形態に係る、逆止弁に互いに異なる構成の振動抑制手段を備えた図。
符号の説明
1…密閉ケース、3…電動機部、5…第1の圧縮機構部、15b…ベーン、22b…ベーン室、6…第2の圧縮機構部、R…2シリンダ形ロータリ式圧縮機、14b…第2のシリンダ室、16b…吸込み管(吸込み通路)、K…圧力切換え機構(切換え手段)、18…吐出管、28…第1の開閉弁、P…分岐管、62…開口部、61…弁ガイド、65…弁体、29…逆止弁、70A…ばね部材(振動抑制手段)、70B…環状マグネット(振動抑制手段)、70C…電磁石部材(振動抑制手段)。

Claims (4)

  1. 密閉ケース内に、電動機部と、この電動機部と連結される第1の圧縮機構部および、ベーンを収容するベーン室が密閉ケース内に露出されケース内圧力をもってベーンに背圧を与える構成の第2の圧縮機構部を収容してなる2シリンダ形ロータリ式圧縮機と、
    この2シリンダ形ロータリ式圧縮機における第2の圧縮機構部のシリンダ室に連通する吸込み通路と、
    この吸込み通路に設けられ、上記シリンダ室に対する接続を冷凍サイクルの低圧側もしくは高圧側に切換え、上記シリンダ室に低圧冷媒を導入して通常の圧縮運転を行わせ、もしくは上記シリンダ室に高圧冷媒を導入して圧縮停止である非圧縮運転をなすように切換える切換え手段とを具備し、
    上記切換え手段は、
    冷凍サイクルの高圧側と上記吸込み通路とを連通し、その中途部に第1の開閉弁を有する分岐管と、
    上記吸込み通路における上記分岐管との接続部よりも上流側に設けられ、開口部を有する筒状の弁ガイドおよび、この弁ガイド内に移動自在に設けられ上記開口部を開閉する弁体からなる逆止弁と
    を具備することを特徴とする冷凍サイクル装置。
  2. 上記冷凍サイクルの高圧側に接続される吐出管の内径をDとし、上記分岐管の内径および上記第1の開閉弁における弁座口径のうちのいずれか小さい方の径をdとしたとき、以下の(1)式を満足するように設定することを特徴とする請求項1記載の冷凍サイクル装置。
    D ≧ d ≧ 0.2D ……(1)
  3. 上記逆止弁は、上記弁体が開口部を開放したときに、弁体の振動を抑制する振動抑制手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の冷凍サイクル装置。
  4. 上記振動抑制手段は、上記吸込み通路が低圧側に接続された状態で、上記弁体を上記弁ガイドに押付ける力を付勢する電磁石であり、上記第1の開閉弁と同期して通電制御されることを特徴とする請求項3記載の冷凍サイクル装置。
JP2003413632A 2003-12-11 2003-12-11 冷凍サイクル装置 Expired - Fee Related JP4663978B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003413632A JP4663978B2 (ja) 2003-12-11 2003-12-11 冷凍サイクル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003413632A JP4663978B2 (ja) 2003-12-11 2003-12-11 冷凍サイクル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005171897A true JP2005171897A (ja) 2005-06-30
JP4663978B2 JP4663978B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=34733716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003413632A Expired - Fee Related JP4663978B2 (ja) 2003-12-11 2003-12-11 冷凍サイクル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4663978B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010096472A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Toshiba Carrier Corp 冷凍サイクル装置
WO2015051537A1 (zh) * 2013-10-11 2015-04-16 广东美芝制冷设备有限公司 冷冻循环装置
CN105275814A (zh) * 2015-08-04 2016-01-27 广东美芝制冷设备有限公司 多缸旋转式压缩机
WO2024066312A1 (zh) * 2022-09-27 2024-04-04 珠海格力电器股份有限公司 泵体组件、压缩机组件和空调系统

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105020138B (zh) * 2014-04-17 2017-11-21 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 双缸变容压缩机及控制方法
CN105221422B (zh) * 2015-10-16 2017-10-10 广东美芝制冷设备有限公司 旋转式压缩机和具有其的换热系统

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62203989U (ja) * 1986-06-16 1987-12-26
JPS6388297A (ja) * 1986-09-30 1988-04-19 Mitsubishi Electric Corp 多気筒回転式圧縮機
JPH01247786A (ja) * 1988-03-29 1989-10-03 Toshiba Corp 2シリンダ型ロータリ式圧縮機
JPH05172076A (ja) * 1991-10-23 1993-07-09 Mitsubishi Electric Corp 多気筒回転式圧縮機
JPH05256286A (ja) * 1992-03-13 1993-10-05 Toshiba Corp 多気筒型回転圧縮機
JP2000291558A (ja) * 1999-04-06 2000-10-17 Matsushita Refrig Co Ltd 密閉型圧縮機

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62203989U (ja) * 1986-06-16 1987-12-26
JPS6388297A (ja) * 1986-09-30 1988-04-19 Mitsubishi Electric Corp 多気筒回転式圧縮機
JPH01247786A (ja) * 1988-03-29 1989-10-03 Toshiba Corp 2シリンダ型ロータリ式圧縮機
JPH05172076A (ja) * 1991-10-23 1993-07-09 Mitsubishi Electric Corp 多気筒回転式圧縮機
JPH05256286A (ja) * 1992-03-13 1993-10-05 Toshiba Corp 多気筒型回転圧縮機
JP2000291558A (ja) * 1999-04-06 2000-10-17 Matsushita Refrig Co Ltd 密閉型圧縮機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010096472A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Toshiba Carrier Corp 冷凍サイクル装置
WO2015051537A1 (zh) * 2013-10-11 2015-04-16 广东美芝制冷设备有限公司 冷冻循环装置
CN105275814A (zh) * 2015-08-04 2016-01-27 广东美芝制冷设备有限公司 多缸旋转式压缩机
WO2024066312A1 (zh) * 2022-09-27 2024-04-04 珠海格力电器股份有限公司 泵体组件、压缩机组件和空调系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4663978B2 (ja) 2011-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4343627B2 (ja) ロータリ式密閉形圧縮機および冷凍サイクル装置
KR100961301B1 (ko) 밀폐형 압축기 및 냉동 사이클 장치
JP4700624B2 (ja) 冷凍サイクル装置及びロータリ式密閉型圧縮機
JP5005579B2 (ja) 密閉型圧縮機および冷凍サイクル装置
JP5360708B2 (ja) 多気筒回転式圧縮機および冷凍サイクル装置
JP2005077039A (ja) 空気調和機
JP4594301B2 (ja) 密閉型回転式圧縮機
JP2006207559A (ja) 冷凍サイクル装置およびロータリ式圧縮機
CN102132046B (zh) 密闭型压缩机、双汽缸旋转式压缩机和制冷循环装置
JP4504668B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP6109301B2 (ja) 多気筒回転圧縮機及びこの多気筒回転圧縮機を備えた蒸気圧縮式冷凍サイクル装置
JP4663978B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP4398321B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP4634191B2 (ja) 密閉形圧縮機および冷凍サイクル装置
JP5448927B2 (ja) 密閉型圧縮機と冷凍サイクル装置
JP2007064016A (ja) 密閉型圧縮機および冷凍サイクル装置
JP2011064184A (ja) 圧縮機及び冷凍サイクル装置
JP6324624B2 (ja) 冷媒圧縮機及びそれを備えた蒸気圧縮式冷凍サイクル装置
JP6391816B2 (ja) ロータリ圧縮機および蒸気圧縮式冷凍サイクル装置
JP2005344683A (ja) 密閉型圧縮機
JP5703013B2 (ja) 多気筒回転式圧縮機と冷凍サイクル装置
WO2006126399A1 (ja) 密閉型圧縮機と冷凍サイクル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060802

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090908

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4663978

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees