JP2005171897A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rは、密閉ケース1内に電動機部3および第1の圧縮機構部5と、ベーン15bにケース内圧力の背圧を与える第2の圧縮機構部6を収容し、圧力切換え機構Kは第2のシリンダ室14bに低圧冷媒を導入する通常の圧縮運転と、シリンダ室に高圧冷媒を導入して圧縮停止である非圧縮運転をなすように切換え、圧力切換え機構は、高圧側の吐出管18と吸込み管とを連通し中途部に第1の開閉弁28を有する分岐管Pと、吸込み管の分岐管との接続部cよりも上流側に設けられ、開口部62を有する筒状の弁ガイド61と、この弁ガイド内に移動自在に設けられ開口部を開閉する弁体65とからなる逆止弁29を備えた。
【選択図】 図1
Description
たとえば、[特許文献1]には、シリンダ室を2室備え、必要に応じていずれか一方のシリンダ室のベーン(ブレード)をローラから強制的に離間保持するとともに、そのシリンダ室を高圧化して圧縮作用を中断させる高圧導入手段を備えたことを特徴とする2シリンダ型ロータリ式圧縮機が開示されている。
一方のシリンダ室では圧縮作用が継続していて高圧となっている。これらの圧力差によってベーンは強制的にベーン室に押し込まれ、主軸受に設けられる高圧導入孔が開口する。この高圧導入孔を介して一方のシリンダ室と密閉容器内とが連通し、そのシリンダ室が高圧化して密閉容器内と圧力差がなくなる。ベーンはローラから離間したままとなり、カラ運転がなされて圧縮仕事が半減する。
そのため、高圧導入孔は直径の極く小さい小孔になってしまい、ここを通過する冷媒ガスの量が抑制され一方のシリンダ室に充満するのに時間がかかる。結果として、通常運転から能力半減運転に切換える、いわゆる動作特性が劣っているという不具合がある。
図1は2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rの断面構造およびロータリ式圧縮機Rを備えた冷凍サイクルの構成図、図2は圧縮機構体2の一部を分解した斜視図である。
はじめに、図1から2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rについて説明すると、1は密閉ケースであって、この密閉ケース1内の下部には後述する圧縮機構体2が設けられ、上部には電動機部3が設けられる。これら電動機部3と圧縮機構体2とは回転軸4を介して連結される。上記電動機部3は、運転周波数を可変するインバータ30に接続されるとともに、インバータ30を介して、このインバータ30を制御する制御部(制御手段)40に電気的に接続される。
第1のシリンダ8Aの上面部には主軸受け9が重ね合わされ、バルブカバーaとともに取付けボルトを介してシリンダ8Aに取付け固定される。第2のシリンダ8Bの下面部には副軸受け11が重ね合わされ、バルブカバーbとともに取付けボルトを介して第2のシリンダ8Bに取付け固定される。
上記第1のシリンダ8Aと第2のシリンダ8Bは、上記中間仕切り板7と主軸受け9および副軸受け11で上下面が区画され、それぞれの内部にシリンダ室14a,14bが形成される。各シリンダ室14a,14bは互いに同一直径および高さ寸法に形成され、各シリンダ室14a,14bに上記偏心ローラ13a,13bがそれぞれ偏心回転自在に収容される。
上記ベーン室22a,22bは、ベーン15a,15bの両側面が摺動自在に移動できるベーン収納溝23a,23bと、各ベーン収納溝23a,23b端部に一体に連設されベーン15a,15bの後端部が収容される縦孔部24a,24bとからなる。上記第1のシリンダ8Aには、外周面とベーン室22aとを連通する横孔25が設けられ、ばね部材26が収容される。このばね部材26は、ベーン15aの背面側端面と密閉ケース1内周面との間に介在され、ベーン15aに弾性力(背圧)を付与して先端縁を偏心ローラ13aに接触させる圧縮ばねである。
上記偏心ローラ13a,13bがシリンダ室14a,14bの内周壁に沿って偏心回転したとき、ベーン15a,15bはベーン収納溝23a,23bに沿って往復運動し、かつベーン後端部が縦孔部24a,24bから進退自在となる作用ができる。上述したように、第2のシリンダ8Bの外形寸法形状と、中間仕切板7および副軸受け11の外径寸法との関係から、第2のシリンダ8Bの外形一部は密閉ケース1内に露出する。
上記ベーン15bの先端部は第2のシリンダ室14bに対向しており、ベーン先端部はシリンダ室14b内の圧力を受ける。結局、ベーン15bは先端部と後端部が受ける互いの圧力の大小に応じて、圧力の大きい方から圧力の小さい方向へ移動するように構成されている。
一方の吸込み管16aは密閉ケース1と第1のシリンダ8A側部を貫通し、第1のシリンダ室14a内に直接連通する。他方の吸込み管16bは密閉ケース1を介して第2のシリンダ8B側部を貫通し、第2のシリンダ室14b内に直接連通する。
このようにして、第2のシリンダ室14bに接続される吸込み管16b、分岐管P、第1の開閉弁28および逆止弁29とで圧力切換え機構Kが構成される。そして、圧力切換え機構Kを構成する第1の開閉弁28に対する切換え制御に応じて、第2のシリンダ8Bのシリンダ室14bに吸込み圧(低圧)もしくは吐出圧(高圧)が導かれるようになっている。
(1) 通常運転(全能力運転)を選択した場合:
上記制御部40は、圧力切換え機構Kの第1の開閉弁28を閉成し、第2の開閉弁29を開放するよう制御する。そして、制御部40はインバータ30を介して電動機部3に運転信号を送る。回転軸4が回転駆動され、偏心ローラ13a,13bは各シリンダ室14a,14b内で偏心回転を行う。
上記偏心ローラ13aの偏心回転にともなってシリンダ室14aの区画された容積が減少し、吸込まれたガスが徐々に圧縮される。回転軸4が継続して回転駆動され、ガスが圧縮されて所定圧まで上昇すると、図示しない吐出弁が開放する。高圧ガスはバルブカバーaを介して密閉ケース1内に吐出され、ついには密閉ケース上部の吐出管18から吐出される。
この差圧の影響で、ベーン15bの先端部が偏心ローラ13bに摺接するように押圧付勢され、第1のシリンダ室14aと全く同様の圧縮作用が第2のシリンダ室14bでも行われる。結局、第1のシリンダ室14aおよび第2のシリンダ室14bとの両方で圧縮作用がなされる、全能力運転が行われる。
密閉ケース1から吐出管18を介して吐出される高圧ガスは、凝縮器19に導かれて凝縮液化し、膨張機構20で断熱膨張し、蒸発器21で熱交換空気から蒸発潜熱を奪って冷房作用をなす。蒸発したあとの冷媒はアキュームレータ17で気液分離され、再び各吸込み管16a,16bから圧縮機Rの第1,第2のシリンダ室14a,14bに吸込まれて上述の経路を循環する。
特別運転(圧縮能力を半減する運転)を選択すると、制御部40は第1の開閉弁28を開放する切換え制御をなす。第1のシリンダ室14aでは上述した通常の圧縮作用がなされ、密閉ケース1内に吐出した高圧ガスが充満する。吐出管18から吐出される高圧ガスの一部が分岐管Pに分流し、第1の開閉弁28と吸込み管16bを介して第2のシリンダ室14b内に導入され、シリンダ室14b内が高圧となる。
結局、第1のシリンダ室14aでの圧縮作用のみが有効であり、能力を半減した運転がなされる。第2のシリンダ室14bの内部は高圧となっているので、密閉ケース1内から第2のシリンダ室14b内への圧縮ガスの漏れは発生せず、それによる損失も発生しない。したがって、効率低下せずに能力を半分にした運転が可能となる。
たとえば、通常運転から特別運転への切換え指令信号を受けた制御部40は、第1の開閉弁28を閉成から開放に切換える。第1の開閉弁28は電磁弁であるから、本来、切換え指令信号を受ければ瞬時に電磁コイルの極性が変って弁体を進退駆動し、弁体は弁座の口径部を開放もしくは閉成して切換えが円滑になされるはずである。
ここでは、図3に示す逆止弁29を備え、この逆止弁29に対応する構成の第1の開閉弁28を図4に示すようにして、これら逆止弁29と第1の開閉弁28を備えて異なる条件での実験結果から、図5に示すような逆止弁29の切換え動作性能が得られることが判明した。
上記逆止弁29は、吸込み管16bに嵌め込まれ所定口径の導通路60aを備えた弁本体60に、略逆ハット状に形成される弁ガイド61が取付けられる。この弁ガイド61の底面は開口部62を備えた弁座63となっている。また、弁ガイド61の周面にも開口部64が設けられている。
つぎに、上記第1の開閉弁28について説明する。図4は、第1の開閉弁28の断面図である。
第1の開閉弁28を構成する弁本体50は、側面部と下面部とに接続ポート51,52を備えていて、それぞれの接続ポート51,52に上記分岐管Pが接続される。特に、下面部の接続ポート52は弁本体50内に突出する弁座53となっていて、この弁座53に弁体54が対向し、弁体54は弁座53に設けられる口径部53aを開閉自在となす。なお、弁座53の口径部53a直径をφD2wとする。
すなわち、上記逆止弁29においては図3(A)に示すように、図の上部側であるアキュームレータ17から低圧の冷媒が弁本体60の導通路60aを介して弁ガイド61内に導入され、それによって弁体65が弁座63に押付けられる。弁体65は弁座63の開口部62を閉成するが、弁ガイド61周面に設けられる開口部64は何らの遮蔽物もなく開放状態にある。
導通路60aから弁ガイド61に導かれる低圧冷媒は、弁ガイド61周面の開口部64を介して弁本体60下部に接続される吸込み管16bに導かれる。ここでは図示していないが、下部側の吸込み管16bは2シリンダ形ロータリ式圧縮機Rの第2のシリンダ室14bに接続されているので、低圧冷媒は第2のシリンダ室14bに導かれ圧縮される。
側面部ポート51に接続される分岐管Pは、圧縮機Rの密閉ケース1に接続される吐出管18に連通しているところから高圧ガスが導かれる。下面部ポート52に接続される分岐管Pは吸込み管16bに連通しているので、低圧ガスが導かれる。側面部ポート51が高圧で、下面部ポート52は低圧であるから、弁座53の口径部53aを閉塞する弁体54を境にして圧力差が存在する。
以上の通常運転(全能力運転)から特別運転(能力半減運転)に切換えるには、制御部40は第1の開閉弁28を開放する切換えをなす。すなわち、制御部40は圧縮機Rの運転を一旦停止して、第1の開閉弁28の側面部ポート51と下面部ポート52との圧力差を解消させる。すると、弁体54を弁座53に押付けている力が除去され、今度は圧縮ばね55の弾性力が作用して補助部57とともに弁体54を押上げ、弁座53の口径部53aが開放される。
図3(B)は、このときの逆止弁29内の状態を示している。同図では、逆止弁29の下方部位に上記分岐管Pとの接続部cがあるところから、分岐管Pから接続部cを介して吸込み管16bに導かれる高圧ガスが逆止弁29の下部側から上方へ導かれる。
このようにして、通常運転から特別運転に切換える際に圧縮機Rの運転を停止し、第1の開閉弁28における圧力差を無くすことで開放でき、高圧ガスを逆止弁29に導く。逆止弁29では、高圧を受けた弁体65が反応よく動作する。
図5は、上述した構成の上記逆止弁29および第1の開閉弁28を備えた圧力切換え機構Kによる切換え動作特性の結果を示している。図4で示したように、圧縮機Rに接続される吐出管18の内径をφDdとし、分岐管Pの内径をφDbpとし、第1の開閉弁28の口径部53a直径をφD2wとする。
横軸を基準として、横軸が0.2以下のときは、縦軸のすべての部位(数値)においてプロット表記が×印であるNGとなっている。横軸が0.2以上のときは、縦軸が0.2以下であれば×印であるNGであるが、縦軸が0.2以上の全ての部位(数値)においてプロット表記が○印であるOKをなしている。
なお、NGとは、高圧ガスの流量が少ないため、高圧ガスが弁体65の周囲を通って導通路60aに流れ込み、弁体65が導通路60aを閉塞できない、または閉塞するまでに時間がかかる現象である。OKとは、弁体65が導通路60aを完全に閉塞する状態を言う。
以上の実験結果から、上記逆止弁29を備えた圧力切換え機構Kにおいて、第1の開閉弁28の口径部53a直径φD2wと、分岐管内径φDbpおよび吐出管内径φDdの最適値を実験的に求め、ほぼ能力ランク毎に決定される吐出管18の内径を基準として範囲選定したことで、圧力切換え機構Kとして充分に円滑な切換え動作特性を保持できる。
以上の条件から、上記吐出管18の内径をDとし、上記分岐管Pの内径および上記第1の開閉弁28における弁座口径のうちで小さい方の径をdとしたとき、以下の(1)式を満足するように設定する。
D ≧ d ≧ 0.2D ……(1)
このことにより、圧力切換え機構Kにおける逆止弁29の切換え動作特性が向上して、切換え動作性能の向上化を得る。同時に、特別運転に切換えた際には上記(1)式を満足するように設定することにより、第2のシリンダ室14bが極めて早急に高圧化してベーン15bの先端が偏心ローラ13bに接触を繰り返す、いわゆるジャンピングの発生防止を図れて信頼性の向上を得られる。
上記第1の開閉弁28においては、通常運転信号が入ったときに一時的に通電されるだけで、他の状況では通電は不要である。換言すれば、差圧を利用した自己保持形の開閉弁を差圧方式による自己保持構造としたので、常時の通電が不要となって省電力化を図ることができる。また、マグネット方式を採用しても自己保持形の開閉弁を提供することができる。当然、自己保持構造のものに限定されるものではなく、通常の、上記通電構造の開閉弁を用いても支障はない。
図6(A)から説明すると、弁体65の上に振動抑制手段を構成するばね部材70Aが載置され、弁本体60との間に介設される。上記ばね部材70Aは圧縮ばねであって、固定の弁本体60に対して変位自在な弁体65を弁座63に弾性的に押付けている。ばね部材70Aの弾性力は特別運転時に弁体65にかかる高圧よりも小さい圧力となるように設定されている。
先に図3(B)で説明したように、図の下部側から高圧ガスが導かれると、ばね部材70Aの弾性力に抗して弁体65を押上げ、弁座63の開口部62を開放させる。高圧ガスは弁体65をさらに押上げ、先に図3(A)で示したように弁体65で弁本体60の導通路60aを閉成させる。このとき、弁体65と弁本体60下端部との間にばね部材70Aが介在するが、それでも弁体65が導通路60aを完全閉成するように設計的に解決するには何らの支障もない。
逆止弁29の弁本体60側から低圧がかかっている状態で、環状マグネット70Bは磁性体からなる弁体65を磁気的に吸引して弁座63に密着させ、開口部62を閉成させる。環状マグネット70Bにより弁体65は姿勢と位置が保持される。上記開口部62は完全閉成され、流通する冷媒ガスはない。弁ガイド61の開口部64のみに冷媒ガスが導通され、第2のシリンダ室14bには常に一定の量の冷媒ガスが導かれて、圧縮性能に変動をきたすことがない。
図6(C)に示す振動抑制手段は吸込み管16bの外周面に嵌着される筒状もしくは所定曲面に曲成された電磁石部材70Cである。先のものと同様に、弁体65のみ磁性体からなり、逆止弁29Aを構成する他の構成部材は非磁性材料からなる。上記電磁石部材70Cは制御部40により上記第1の開閉弁28と同期して通電制御されるようになっている。吸込み管16bの外周面に取付けられているが、弁体65を下方に磁気的に吸引するのに必要な磁気力を備えている。ただし、特別運転時に弁体65にかかる高圧よりも小さい圧力であることは言うまでもない。
制御部40が第1の開閉弁28を開放制御すると、分岐管Pを介して高圧ガスが吸込み管16bに導かれ、逆止弁29には下部側から高圧がかかる。制御部40は同期して電磁石部材70Cに通電し、弁体65に対して反発する方向に磁極を切換える。弁体65に高圧がかかっているので、電磁石部材70Cを断電しても図3(B)で示したように弁体65は高圧により押上げられて弁本体60の導通路60aを閉成する。上述したばね部材70Aと相違して、弁体65と弁本体60との間には何らの介在物もないから設計的には容易である。
なお、本発明におけるロータリ式密閉形圧縮機Rと、この圧縮機を備えた冷凍サイクル装置は以上説明した構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を越えない範囲内で種々変形実施可能であることは勿論である。
Claims (4)
- 密閉ケース内に、電動機部と、この電動機部と連結される第1の圧縮機構部および、ベーンを収容するベーン室が密閉ケース内に露出されケース内圧力をもってベーンに背圧を与える構成の第2の圧縮機構部を収容してなる2シリンダ形ロータリ式圧縮機と、
この2シリンダ形ロータリ式圧縮機における第2の圧縮機構部のシリンダ室に連通する吸込み通路と、
この吸込み通路に設けられ、上記シリンダ室に対する接続を冷凍サイクルの低圧側もしくは高圧側に切換え、上記シリンダ室に低圧冷媒を導入して通常の圧縮運転を行わせ、もしくは上記シリンダ室に高圧冷媒を導入して圧縮停止である非圧縮運転をなすように切換える切換え手段とを具備し、
上記切換え手段は、
冷凍サイクルの高圧側と上記吸込み通路とを連通し、その中途部に第1の開閉弁を有する分岐管と、
上記吸込み通路における上記分岐管との接続部よりも上流側に設けられ、開口部を有する筒状の弁ガイドおよび、この弁ガイド内に移動自在に設けられ上記開口部を開閉する弁体からなる逆止弁と
を具備することを特徴とする冷凍サイクル装置。 - 上記冷凍サイクルの高圧側に接続される吐出管の内径をDとし、上記分岐管の内径および上記第1の開閉弁における弁座口径のうちのいずれか小さい方の径をdとしたとき、以下の(1)式を満足するように設定することを特徴とする請求項1記載の冷凍サイクル装置。
D ≧ d ≧ 0.2D ……(1) - 上記逆止弁は、上記弁体が開口部を開放したときに、弁体の振動を抑制する振動抑制手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の冷凍サイクル装置。
- 上記振動抑制手段は、上記吸込み通路が低圧側に接続された状態で、上記弁体を上記弁ガイドに押付ける力を付勢する電磁石であり、上記第1の開閉弁と同期して通電制御されることを特徴とする請求項3記載の冷凍サイクル装置。
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