JP2005075702A - ゼオライトの製造方法 - Google Patents
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Abstract
高価なテンプレートを高濃度、高純度で回収して再利用することで、ゼオライトを工業的に有利に製造することが可能な製造方法を提供する。
【解決手段】 (1)テンプレートを用いてゼオライトを水熱合成し、
(2)得られた水熱合成生成物からゼオライトを分離し、
(3)ゼオライトを分離して得られた廃液の少なくとも一部にアルカリ金属化合物及び/またはアルカリ土類金属化合物を添加して処理廃液を得、
(4)処理廃液からテンプレートを分離濃縮し、
(5)分離濃縮したテンプレートの少なくとも一部をゼオライトの水熱合成に使用することを特徴とするゼオライトの製造方法。
【選択図】なし
Description
ところで、水熱合成に使用されるテンプレートを回収する方法については殆ど知られていない。例えば、特許文献1によれば、ゼオライト調製から得られるテンプレート含有母液をリサイクルする多くの試みは失敗に終わっているとして、高シリカフォージャサイト型の調製の場合には、問題となる不純物の点からリサイクルされたテンプレート液を使用できることを提案しているに過ぎない。
れるテンプレートを含む廃液にアルカリ金属化合物またはアルカリ土類金属化合物を加えて処理廃液を得、該処理廃液からテンプレートを分離濃縮することにより、分離濃縮したテンプレートがそのままゼオライトの製造に使用可能であることを見出し本発明を完成するに至った。
(2)得られた水熱合成生成物からゼオライトを分離し、
(3)ゼオライトを分離して得られた廃液の少なくとも一部にアルカリ金属化合物及び/またはアルカリ土類金属化合物を添加して処理廃液を得、
(4)処理廃液からテンプレートを分離濃縮し、
(5)分離濃縮したテンプレートの少なくとも一部をゼオライトの水熱合成に使用することを特徴とするゼオライトの製造方法に存する。
(ゼオライトの基本構成)
本発明において、ゼオライトとは、International Zeolite Association (IZA)の規定による結晶性アルミノシリケート類、および結晶性アルミノフォスフェート類を指す。このなかでも、特にゼオライトがアルミノフォスフェート類(骨格構造を構成する原子が酸素、アルミニウム及びリンであり、その一部が他の原子(Me)で置換されていても良い)である場合に本発明が有利に実施される。中でも、I)アルミニウムがヘテロ原子(Me1:但し、Me1は、2A族、7A族、8族、1B族、2B族、3B族(Alのぞく)の元素から選ばれる少なくとも一種類の元素を示す。)で一部置換されたMe−アルミノフォスフェート、II)リンがヘテロ原子
(Me2:但し、Me2は4B族元素)で置換されたMe−アルミノフォスフェート、あるいは、III)アルミニウムとリンの両方がヘテロ原子(それぞれMe1、Me2)で置換されたM
e−アルミノフォスフェートが好ましい。
ここで、骨格構造を構成しているMe、Al及びPの構成割合(モル比)は、通常、下記式1−1〜3―1のモル比であり、好ましくは、下記式1−2〜3−2である。xが上記範囲より小さいと、吸着質の圧力が低い領域での吸着量が小さくなったり、合成が困難となる傾向があり、上記範囲より大きいと、合成時に不純物が混入しやすい傾向がある。又、y、zが上記範囲外であると、合成が困難である。
(xは、Me、Al、Pの合計に対するMeのモル比を示す)
0.2≦y≦0.6 …2−1
(yは、Me、Al、Pの合計に対するAlのモル比を示す)
0.3≦z≦0.6 …3−1
(zは、Me、Al、Pの合計に対するPのモル比を示す)
(xは、Me、Al、Pの合計に対するMeのモル比を示す)
0.3≦y≦0.5 …2−2
(yは、Me、Al、Pの合計に対するAlのモル比を示す)
0.4≦z≦0.5 …3−2
(zは、Me、Al、Pの合計に対するPのモル比を示す)
Meは、1種でも2種以上含まれていても良い。好ましいMe(Me1,Me2)は、周期表
第3、第4周期に属する元素である。Me1は2価の状態でイオン半径が0.3以上、0.8Å以下であるのが好ましく、更に好ましくは2価、4配位の状態でイオン半径が0.4以上、0.7Å以下である。上記の中でも、合成の容易さ、吸着特性、触媒特性の点から、Fe,Co,Mg,Znから選ばれる少なくとも一種類の元素であるのが好ましく、特にFeであるのが好ましい。Me2は、4B族元素であり、好ましくは周期表第三または第四周期に属する元素である、特にSiが好ましい。
以下が好ましく、17.5T/nm3以下が更に好ましい。ここで、フレームワーク密度
(T/nm3)ゼオライトの単位体積nm3あたり存在するT原子(ゼオライトの骨格を構成する酸素原子以外の元素の原子)の個数を意味し、この値はゼオライトの構造により決まるものである。上記範囲未満では、構造が不安定となる傾向があり、一方、上記範囲を越えると吸着量、触媒活性が小さくなる傾向がある。
、AFR、AFS、AFT、AFX、ATO、ATS、CHA、ERI、LEV、VFIが挙げられるが、中でも、吸着特性、触媒活性の点から、AEI、AEL、 AFI、C
HA、LEVから選ばれるいずれかであるのが好ましく、特にCHA、AFIが好まい。<アルミノフォスフェート類の製造方法>
以下、アルミノフォスフェート類を例にその製造方法を説明する。
アルミノフォスフェート類は、アルミニウム源、Me原子源(特に好ましくは鉄源)、リン源およびテンプレート原料として用い、それらを混合した後、水熱合成により製造される。
アルミニウム源:アルミニウム源は特に限定されず、通常、擬ベーマイト、アルミニウムイソプロポキシド、アルミニウムトリエトキシド等のアルミニウムアルコキシド、水酸化アルミニウム、アルミナゾル、アルミン酸ナトリウムなどが使用される。中でも、取り扱いやすさ、反応性の観点からは擬ベーマイトが好ましい。
テンプレート:テンプレートとしては、アミン、イミン、四級アンモニウム塩が使用できるが、好ましくは(1)ヘテロ原子として窒素を含む脂環式複素環化合物、(2)シクロアルキル基を有するアミン、および(3)アルキル基を有するアミンからなる群から選
ばれた少なくとも1種の化合物を用いることが好ましい。テンプレートは一種類でも、二種類以上を混合して使用しても良い。それらは入手しやすく安価であり、さらに、製造されたMe-アルミノフォスフェートの取り扱いも容易で構造破壊も起きにくいという効果
がある。二種類以上を混合して使用する場合は、そのうちの一種類以上を回収すればよく、回収するテンプレートは、以下に示す如く(i)蒸留、または(ii)分液・抽出による濃縮分離が容易なものが好ましい。
チレンイミン、ジプロピルアミン、ジイソプロピルアミン等が挙げられる。
以下、図1のフローを例に説明するがこれに限定されるものではない。
次に、アルミノフォスフェート類の製造方法における水熱合成について説明する。
通常、水熱合成に先立ち、先ず、Me源、アルミニウム源、リン酸源、テンプレートおよび水を原料混合槽(1)に入れ、混合して水性ゲルを調合する。混合順序は制限がなく、用いる条件により適宜選択すればよいが、通常は、まず水にリン酸源、アルミニウム源を混合し、これにMe源、テンプレートを混合する。
また、P2O5/Al2O3の比は、所望のものの合成しやすさに影響し、通常0.6以上、好ましくは0.8以上、さらに好ましくは1以上であり、通常1.8以下、好ましくは1.7以下、さらに好ましくは1.6以下である。 テンプレートの総量は、所望のものの合成しやすさ、経済性に影響し、P2O5に対するテンプレートのモル比で、通常0.2以上、好ましくは0.5以上、さらに好ましくは1以上であって、通常4以下、好ましくは3以下、さらに好ましくは2.5以下である。
、所望のものの合成しやすさに影響し、アルカリ金属やアルカリ土類金属の水酸化物や塩の場合は、Al2O3に対してモル比で通常0.2以下、好ましくは0.1以下であり、アルコール等の親水性有機溶媒の場合は、水に対してモル比で通常0.5以下、好ましくは0.3以下である。かくして調製した水性ゲルを耐圧製の水熱合成容器(2)に入れ、自己発生圧下、または結晶化を阻害しない気体加圧下、所望の構造のアルミノフォスフェート類の結晶化を行う所定温度(合成温度)を保持する事により水熱合成を行う。
合成温度を保持する時間は、所望のものの合成しやすさに影響し、通常2時間以上、好ましくは3時間以上、さらに好ましくは5時間以上であって、通常30日以下、好ましくは10日以下、さらに好ましくは4日以下である。反応温度は反応中一定でもよいし、段階的に変化させてもよい。
(水熱合成生成物からのゼオライトの分離)
水熱合成によって得られた、ゼオライトを含むスラリー(水熱合成生成物)は、ゼオライト分離槽(3)に移送され、先ずゼオライトが分離される。分離方法に制限はないが、デカンテーション、遠心分離、濾過等が挙げられる。尚、分離槽は、シャワー等のゼオライトの水洗機能を備えていても良い。又、分離槽から分離されたゼオライトは、必要により水洗後、必要によりゼオライトを脱水し、通常、室温から150℃以下の温度で乾燥して、テンプレートを含有したアルミノフォスフェート類を得ることができる。尚、ゼオライト洗浄後の洗浄液は、ゼオライトと分離された後、廃水として廃棄されるが、洗浄後の洗浄液中のテンプレート濃度によっては、一部を後述の廃液処理槽(4)に移送してテンプレートの回収を行っても良い。
(テンプレートの回収)
本発明では、ゼオライトを分離して得られた廃液の少なくとも一部にアルカリ金属化合物及び/またはアルカリ土類金属化合物を添加して処理廃液(以下、廃液の少なくとも一部にアルカリ金属化合物及び/またはアルカリ土類金属化合物を添加してえられる廃液を、処理廃液と略することがある)を得、処理廃液からテンプレートを分離濃縮する。
リ土類金属化合物を添加する際に塩酸等の酸で更にpHを制御しても良い。
上記処理廃液は、蒸留、抽出等に供することによりテンプレートを分離濃縮する。ここで、分離濃縮とは、処理廃液より高濃度にテンプレートを含有する溶液を回収する操作であり、分離濃縮の手段により、該溶液は水、抽出に使用した有機溶媒等を含んでいても良く、又、均一溶液でも分散液でも、抽出溶媒との混合物であっても良い。
テンプレートの分離濃縮を蒸留によって行う場合には、上記の通り、廃液にアルカリ金属化合物及び/またはアルカリ土類金属化合物を添加する際の廃液の温度をコントロールして沈殿生成と同時に蒸留を行う方法と、生成した沈殿を除去した後に蒸留を行う方法が挙げられるが、テンプレートが水より軽沸あるいは水と共沸する場合には作業効率の面からは沈殿生成と蒸留を同時に行う方法が好ましい。
一方、生成した沈殿を除去した後に蒸留を行う場合には、沈殿物を分離した後の残留液を蒸留塔に供給し、テンプレートの沸点あるいは水との共沸温度付近で処理が行われるが、常圧の場合通常、30℃以上110℃以下であり、下限は好ましくは50℃、上限は好ましくは105℃、更に好ましくは100℃である。
以上80℃以下、好ましくは10℃以上50℃以下の範囲である。
溶媒抽出を行う際に用いる溶媒は特に制限はないが水への溶解度が小さく、遊離したテンプレートの溶解度が大きいものが好ましい。例えば、ジエチルエーテル、酢酸エチル、トルエン、ベンゼン、クロロホルム等が挙げられる。
かくして分離濃縮されたテンプレートは、その少なくとも一部、好ましくは分離濃縮されたテンプレート全部をテンプレート循環ライン(L8)から、通常、原料混合槽に循環し、原料テンプレートとして水熱合成に使用される。
(沈殿物の分離)
尚、テンプレート分離後の廃液は、廃液処理槽(4)の底部から抜き出し、適宜、減圧濾過、加圧濾過、遠心分離等の方法によって沈殿物と液体とを分離し、処理される。沈殿物の分離は通常、テンプレート分離後に行われるが、その順序に制限はなく、沈殿物の分離を行った後で当該廃液の蒸留により廃液中からテンプレートを分離することもできる。又、沈殿物を分離した後の液体中の無機金属含有量は特に限定されないが、排水処理設備の配管を閉塞させる等の問題を生じる可能性を考慮すると、0.5重量%以下程度とするのが好ましい。上記廃液処理槽にアルカリ金属化合物及び/またはアルカリ土類金属化合物を加えることによって生成した沈殿物を廃液から分離する操作を行う場合には、廃液中の無機物が除去できるためにテンプレート回収後の廃水の処理が極めて容易となる。
水172.4gに85重量%リン酸79.3gを加え、これに擬ベーマイト(25重量%水含有、コンデア製)42.8gをゆっくりと加え、3時間攪拌した。これに、硫酸第一鉄7水和物30.5gを水164.4gに溶かした液を加え、さらにトリエチルアミン(以下、TEAと略する)48.4gをゆっくりと加えてさらに3時間攪拌した。そして以下の組成を有するゲル状の出発反応物を得た。
0. 3FeSO4:0.9Al2O3:P2O5:1.4TEA: 56H2O
上記の出発物質を5分割し、テフロン(登録商標)製内筒を有するステンレス製オートクレーブ(内容積約0.2L)5本に仕込み、撹拌せずに200℃で12時間水熱合成を行った。
反応後冷却して、生成したスラリーをデカンテーションにより、沈殿物と廃液とに分離した。沈殿物は水で3回洗浄した後濾別し、120℃で乾燥した。乾燥後の重量は、69.3gであった。
であり、TEA 4.66gを含有していた。XRD測定の結果、乾燥後の沈殿物は、AFI構造を有する鉄アルミノフォスフェートであることが確認された。
(廃液からのアミンの回収)
ゼオライトを分離した廃液は合計で475.7g、廃液中のTEA濃度は8.5重量%で
あった。廃液中の全TEAは40.3gであり、出発反応物中のTEAの83.4%であった。なお、廃水原液にはアルミニウム、鉄、リンがそれぞれ1重量%程度含まれていた。廃液中のTEAは一部がリン酸塩、硫酸塩として存在すると考えられる。
の共沸点付近)で留出分を得た。留出分は45.3gでTEA濃度は88.0重量%であっ
た。留出分中のTEAは39.9gであり、廃液に含まれていたTEAを99%回収できた。TEA分離後、遠心分離によって蒸留残さから無機沈殿物を分離してTEA分離後の廃液元素分析を行ったところ、TEA分離後の廃液中のアルミニウム及び鉄は1μg/g以下、リンは3
0μg/gであった。
蒸留で得たアミン回収液をテンプレート源としてゼオライト合成を再び行った。
アミン回収液に含まれる水を考慮し、上記(ゼオライトの合成)において、硫酸第一鉄7水和物を溶解する水の量を5.84g減らして158.6gとし、テンプレートとして、上記のアミン回収液45.3gにTEA8.5gを加えたものを用いた以外は上記と同様に出発反応物を得た。原料混合物中のテンプレートの82.6%はリサイクル使用されたものであった。水熱合成の結果、上記と同じ組成の純粋なAFI構造の鉄アルミノフォスフェートが得られた。
(比較例1)
実施例で得られたゼオライト分離後の廃液をそのまま生物化学処理することを試みたが、テンプレートの毒性が強いため廃水処理負荷が非常に大きく、処理は困難であると判明した。
(比較例2)
テンプレートを含む廃液をそのまま水熱合成に再利用しようと試みた。
テンプレートを実施例の合成を行って得られた廃液からまかない、リン、アルミニウム、鉄に関しては、実施例の仕込み量から、ゼオライト分離後の廃液中のリン、アルミニウム、鉄の量を差し引いた原料を加えた。すなわち、水125gに85重量%リン酸57.6gを加え、これに擬ベーマイト(25重量%水含有、コンデア製)32gをゆっくりと加え、3時間攪拌した。これに、硫酸第一鉄7水和物12.4gを、出発反応物の濃度を出来る限り高く維持するため、水ではなく実施例の合成によって得られたテンプレート含有廃液475.7gに加えて混合したものを加え、さらにトリエチルアミン(TEA)8.13gをゆっくりと加えてさらに3時間攪拌した。そして以下の組成を有するゲル状の出発反応物を得た。
0. 3FeSO4:0.9Al2O3:P2O5:1.4TEA: 74H2O
実施例と同様に水熱合成を行ったが、ゼオライト以外のデンス成分が生成し、AFI構造を有するゼオライトを得ることが出来なかった。TEAの一部がリン酸塩、硫酸塩を形成
しているため、テンプレートとして有効に働かないためと推察される。
2:水熱合成容器
3:ゼオライト分離槽
4:廃液処理槽
5:冷却器
6:回収テンプレート貯槽
L1:原料投入ライン
L2:原料混合物移送ライン
L3:生成物移送ライン
L4:廃液移送ライン
L5:ゼオライト抜き出しライン
L6:アルカリ金属化合物及び/又はアルカリ土類金属化合物投入ライン
L7:テンプレート蒸気ライン
L8:テンプレート循環ライン
L9:沈殿物抜き出しライン
Claims (7)
- (1)テンプレートを用いてゼオライトを水熱合成し、
(2)得られた水熱合成生成物からゼオライトを分離し、
(3)ゼオライトを分離して得られた廃液の少なくとも一部にアルカリ金属化合物及び/またはアルカリ土類金属化合物を添加して処理廃液を得、
(4)処理廃液からテンプレートを分離濃縮し、
(5)分離濃縮したテンプレートの少なくとも一部をゼオライトの水熱合成に使用すること
を特徴とするゼオライトの製造方法。 - テンプレートの分離濃縮が蒸留によって行われることを特徴とする請求項1に記載のゼオライトの製造方法。
- テンプレートの分離濃縮が分液または溶媒抽出によって行われることを特徴とする請求項1に記載のゼオライトの製造方法。
- テンプレートが、水より低沸点化合物であるかまたは水と共沸する化合物であることを特徴とする請求項1又は2に記載のゼオライトの製造方法。
- アルカリ金属化合物及び/またはアルカリ土類金属化合物がカルシウム化合物であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のゼオライトの製造方法。
- ゼオライトがアルミノフォスフェート類であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のゼオライトの製造方法。
- 分離濃縮したテンプレートの濃度が10〜100重量%であることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のゼオライトの製造方法。
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