JP2005075498A - 搬送システム - Google Patents

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    • A63B2213/001Exercising combined with therapy with radiation therapy
    • A63B2213/002Infra-red

Abstract


【構成】 トレイの底面に開口を設けて、ステーションにこの開口にはまりこむ浮上搬送用の吹き出しユニットを設ける。トレイはコンベヤによりステーションに出し入れ自在にし、トレイの側面の高さを前後面の高さより低くして、トレイと浮上搬送装置との間で、搬送物の出し入れを自在にする。
【効果】 トレイ搬送と浮上搬送との間で、搬送物の出し入れができる。
【選択図】 図8

Description

この発明は、トレイによる搬送と浮上搬送とを組み合わせた搬送システムに関する。
液晶基板等の搬送物の搬送は従来、数枚程度ずつカセットに収容してカセット単位で行われてきたが、液晶基板が2m角程度まで大形化したことに伴い、カセット搬送には無理が生じている。そこで液晶基板をトレイに1枚ずつ載置し、トレイ単位で搬送することが考えられる。ところで処理装置などへの出し入れには、液晶基板をトレイから出し入れする必要がある。処理装置側での搬送として、発明者は、クリーン度の点から浮上搬送を検討した。このためトレイでの搬送装置と浮上搬送装置との間で、液晶基板等の大形の搬送物をトレイから出し入れできるステーションが必要である。ここでロボットのハンドなどで移載することも考えられるが、2m角などの大きな基板をロボットのハンドで扱うのは現実的ではない。
この発明の基本的課題は、ロボットのハンドなどを用いずに、トレイから搬送物を出し入れできるにようにすることにある。
請求項2の発明での追加の課題は、トレイから搬送物を出し入れする際、少ない吹き出し量で搬送物を確実に浮上させ、安定した姿勢で出し入れできるようにすることにある。
請求項3の発明での追加の課題は、トレイから取り出す際に、搬送物がトレイに干渉することを防止することにある。
この発明の搬送システムは、搬送物を1枚ずつトレイに載置して搬送する搬送システムにおいて、トレイの底部に開口を設けると共に、トレイ底部の開口を介して気体を吹き出し搬送物を浮上搬送するための浮上搬送装置とトレイの搬送用のコンベヤとを備えたステーションを設けたことを特徴とする。
好ましくは、前記浮上搬送装置に、平面視でトレイ底部の開口内に収まる吹き出しユニットを設け、かつ浮上搬送装置と前記トレイ搬送用のコンベヤとを相対的に昇降させるための昇降手段を設けて、前記吹き出しユニットの位置を、前記開口内に入り込んだ状態と開口よりも下部にある状態との間で、切り替え自在にする。
また好ましくは、前記浮上搬送装置の吹き出し口として、浮上用の吹き出し口と搬送用の吹き出し口の少なくとも2種類の吹き出し口を設け、浮上用の吹き出し口で搬送物をトレイと干渉しない高さまで浮上させた後に、搬送用の吹き出し口でトレイ外へと推進する。
この発明では、コンベヤでトレイをステーションに搬出入し、トレイ底部の開口を用いて搬送物を浮上搬送することにより、トレイから搬送物を出し入れできる。浮上搬送を用いるので、大きく脆弱な搬送物でも傷つけずに、かつ巨大なロボットハンドなどを必要とせずに、トレイから出し入れできる。
請求項2の発明では、トレイと吹き出しユニットとを相対的に昇降させるので、小さな吹き出し量で搬送物を確実に浮上させることができ、この結果、出し入れ時に搬送物の姿勢を安定に保つことができる。
請求項3の発明では、先に浮上させて後で推進するので、トレイと搬送物との干渉を確実に防止できる。
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。
最適実施例
浮上搬送
図1〜図5に、ファンやブロワを用いた最適実施例を示す。図1に、浮上用ユニット2と推進用ユニット4の例を示すと、いずれもファン10を内蔵し、その筺体6,7の上部には吹き出し口8,9が形成されている。浮上用ユニット2の場合、空気の吹き出し方向は例えば直上である。また推進用ユニット4の場合、空気の吹き出し方向は斜め上方であり、そのためにルーバ12,13が取り付けれている。
ユニット2,4には、ファン10が設けられ、ルーバ12,13による吹き出し方向の調整以外は、ファン10からの送気が真っ直ぐ吹き出し口8,9に達するようにしてあり、付記だ強いた6,7とファン10の間に送気路の曲げ(ベント)はない。この結果、ファン10の出口からの圧損は、ルーバ12,13によるもの以外はほとんどない。またファン10は各ユニット2,4毎に例えば1個ずつ設け、風量は独立して制御可能である。そして送気する空気は、ファン10によりユニット2,4の下側の空気を上側へと送り出すものので、配管やコンプレッサ、あるいは高圧空気のタンク、ノズルなどは不要である。
ファン10はここでは軸流ファンで、その出力は風圧換算で0.1気圧以下(10KPa以下)であり、ファンに代えて風圧が0.2気圧以下のブロワなどを用いても良いが、安価で運転に必要なエネルギーの小さなファンが好ましい。ユニット2,4の表面サイズは、例えば1辺が5cm×5cm〜20cm×20cm程度とし、実施例では表面が10cm角程度の略正方形状とし、高さは、ルーバ12,13を設置するのに必要な高さ+ファン10の厚さ分である。搬送物である液晶基板用のガラスは、例えば1辺が1〜2m程度の長方形状で、質量は10Kg程度であり、搬送路の左右方向(搬送方向と水平面内で直角な方向)に沿って、ユニット2,4を5〜40個程度配列する、これらのユニットには、推進用、浮上用、センタリング用などの種類があり、基板の位置に従ってユニットのファンのオン/オフや風量を制御することにより、搬送物の姿勢や速度などをきめ細かく制御できる。
図2に、変形例のファンユニット20を示すと、22は可動ルーバで、図示しないアクチュエータによりその向きを変えることができ、これに伴って直上へ送気して浮上用ユニットとして作動させたり、斜め前方や斜め後方などに送気して推進用あるいは停止用のユニットなどとして作動させることができる。
ユニット2,4などは、搬送方向に沿って直線状に配列するが、搬送方向に直角な方向には、例えば互い違いに配置し、全体として千鳥状に配置する。なおユニット2,4全体としては格子状に配置し、浮上用ユニット2と推進用ユニット4を互い違いに配置することにより、各ユニット2,4単位で千鳥状となるようにしても良い。そして搬送方向に平行なユニットの列と列との隙間がガイド通路15となり、図示しないガイドなどにより基板をガイドする場合、ガイド通路15に沿ってガイドを移動させる。また隙間16は、ユニット2,4の設置やメンテナンスなどを容易にするための隙間で、特に設けなくても良い。ガイド通路15や隙間16の底面は塞いで、ユニット2,4から吹き出した空気が逃げないようにしても良い。あるいはまたガイド通路15や隙間16の底部を塞がず、ユニット2,4から吹き出した空気をこの部分から回収して、図示しないファンユニットに戻して再供給し、浮上に用いる空気を循環させて外に逃がさないようにしても良い。
図3に、搬送路30の左右方向でのユニットの配置を示す。搬送路30の中央部には、高速推進用ユニット32を設け、例えばその両側に低速推進用ユニット33,33を設ける。推進用ユニット32,33の合計はここでは3列としたが、1列あるいは5列などでも良い。そして3列以上設ける場合、中央部に高速推進用ユニット32を例えば1〜3列程度設け、その両側に低速推進用ユニット33を各々1〜3列程度設ける。低速推進用ユニット33の両外側には浮上用ユニット34を複数列設け、空気を直上へ送気して搬送物を浮上させ、その両外側にセンタリングユニット36,36を設けて、空気を搬送路30の内側斜め上方へと吹き出させる。なお高速推進用ユニット32の列と、低速推進用ユニット33の列との間に、浮上用ユニット34の列を配置しても良く、また高速推進用ユニット32の列や低速推進用ユニット33の列の中に浮上用ユニット34を混在させても良い。またセンタリングユニット36,36は、常時は搬送物40よりも左右方向外側に来るように配置する。38はガイドで、搬送路30側の表面にクッション材などを配置したもので、搬送物が搬送路30からはみ出すのを防止する。板状のガイド38に代えて、棒状のガイド39などを設けて、その表面にクッション材を巻き回すと、隙間のないガイド38に搬送物の角が当たって損傷するなどの恐れを解消できる。
図4に、搬送物40の左右方向の位置や向きの矯正機構を示す。なお左右方向の位置を正しく保ち、かつ搬送物の向きを正しく保つことを、センタリングと呼ぶ。搬送物40は図4の実線で示した状態が正常状態で、例えばこれから向きが変化して鎖線のようになったとする。すると搬送物40の右側がセンタリングユニットからの搬送路の内側向けの送気を受け、これによる力のモーメントで姿勢の変化が矯正される。搬送物40が左右方向に位置ずれした場合も、同様にセンタリングユニットにより位置ずれを矯正される。
推進用ユニットは図3に示すように、例えば3列に設けて、その中央に高速推進用ユニット32を設ける。ここで複数列の推進用ユニットで、各列からの推進力がアンバランスであると、搬送物40を回転させる原因となる。ここで、搬送路30の中央部に高速推進用ユニット32を配置し、両側に低速推進用ユニット33,33を配置すると、中央の高速推進用ユニット32は、搬送物40の姿勢を変える原因となりにくいので、推進用ユニットによる搬送物40の姿勢の変化を防止できる。なお左右の低速推進用ユニット33,33間で推進力が不均一な場合、搬送物40の姿勢が変化する原因となるが、低速なので比較的その影響は小さい。
図5に浮上搬送装置のレイアウトを示す。ここでは、搬送ユニット41で図の下から上向きに搬送した搬送物を、搬送ユニット42で搬送方向を90°変え、搬送ユニット43で左から右へと搬送し、搬送ユニット44で再度向きを変えて、搬送ユニット45へと送り出す。46a〜46cは推進部で、前記のように高速推進用ユニットの両側に低速推進用ユニットを配置したもので、47はセンタリング部で、前記のセンタリングユニットを配列したものである。48は停止部で、搬送ユニット42や搬送ユニット44で搬送物を一旦停止するために用いる。そして各搬送ユニットには搬送物センサ49などを適宜の位置に配置して、搬送物の位置を検出し、これを制御部50へ入力し、搬送物の位置に応じて、各ユニットのファンの風量を変化させ、あるいはファンをオン/オフすることにより浮上搬送する。搬送物センサ49には、例えばガラス基板の有無による誘電率の違いを用いるものや、ガラス基板による超音波の反射を検出するセンサなどを用いればよい。各ユニットのファンは、ユニット毎に独立して制御可能であるが、全てのユニットを別々に制御する必要はなく、例えば搬送方向の略同じ位置に左右に並ぶ浮上ユニットは1つの群として同じタイミングでオン/オフ制御すれば良い。
さらに実施例ではU字状に搬送路を形成したが、図5で搬送ユニット42の上方へと搬送物を送り出したり、搬送ユニット44の右側へと搬送物を送り出したりできるようにすると、搬送方向を分岐できる。この場合例えば、搬送ユニット42で推進部46bを動作させずに、推進部46aのみを動作させると、搬送ユニット42の上側へと分岐する。また推進部46aにより、停止部48の付近まで搬送物を前進させた後、推進部46aを停止させて、停止部48からの図5の下向きの送気により搬送物をブレーキし、次いで推進部46bを作動させると、搬送方向を90°変化させることができる。推進用ユニットの送気方向を円弧状などに配置すると、搬送物を回転させることもでき、ルーバでファンの送気方向を調整し、送気方向の異なるユニットを複数種配置することにより、搬送物を種々の経路で搬送できる。
52はフィルタユニットで、クリーンルーム用のフィルタユニットなどを用い、複数の浮上用ユニットや推進用ユニット並びにセンタリングユニットなどに清浄空気を供給し、浮上搬送時の搬送物の汚染を防止する。なおフィルタユニット52は設けなくても良い。また搬送物は、液晶用のガラス基板等に限るものではない。
ノズル
実施例ではファンやブロワを用いた例を説明したが、図6のようにノズルを用いても良い。この場合、複数のノズルを1個のユニットに配置し、高速推進用ユニット62の列の左右方向両側に低速推進用ユニット63,63を配置し、その両外側に図示しない浮上用ユニットを例えば複数列ずつ配列する。なお図6の矢印で、個々のノズルを模式的に示す。そして推進用ユニット62,63ではノズルから空気や窒素などの気体を斜め上方に吹き出し、浮上用ユニットでは直上にノズルから気体を吹き出す。また浮上用ユニットの列の両外側には、常時(正常な位置や向きの場合)は搬送物の左右の端のやや外側となる位置に、センタリング用のノズルを備えたユニットを配列する。図6の変形例は、ファンをノズルに変えた他は、図1〜図5の実施例と同様である。
トレイ
図7〜図10に、トレイと浮上搬送装置との間の搬送物の出し入れを示す。ここでは搬送物として2m×2m角程度の液晶基板を想定するが、これに限るものではない。図7等に示す搬送システム70において、72はローラコンベヤなどのコンベヤで、トレイを搬送し、74,75はステーションで、ステーション74ではトレイから搬送物を取り出し、ステーション75ではトレイに搬送物を載置する。ステーション74,75にはリフター付コンベヤ76を設けて、搬送物の出し入れ時にリフターでコンベヤを下降させて、浮上搬送による出し入れを容易にする。コンベヤの種類は例えばローラコンベヤとし、トレイの両側部を支持して搬送する。78,79は、ステーション74,75内の浮上搬送装置で、ステーション74側の浮上搬送装置78では、搬送物の浮上と推進、並びにセンタリングの3つの機能ができる。ステーション75側の浮上搬送装置79では、搬送物の浮上と推進、センタリング並びに推進の停止の4つの機能ができる。ステーション74,75の間にはトレイマガジン80を設けて、空のトレイを収納する。
トレイマガジン80の構造を説明すると、82は拡開コンベヤで、トレイ搬送用のコンベヤを拡開装置84により、図7の上下に移動させて、その間にリフター86やトレイが通過できるだけの隙間を設ける。88はチャックで、保管するトレイをコンベヤの搬送面よりも高い位置にチャックして、複数のトレイを積層保管する。トレイの保管位置は、搬送面よりも上側に限らず、搬送面の下側で積層保管しても良く、あるいはコンベヤ72の搬送方向に水平面内で直角な方向に空きトレイを排出して積層保管しても良い。
90は制御部で、他の制御部との間で信号のやりとりをすると共に、図示しないトレイセンサによりトレイの位置が入力され、また搬送物センサにより搬送物の基板位置を入力される。これらの信号に基づいて、制御部90はトレイ昇降信号S1を出力して、リフター付コンベヤ76を制御し、ステーション74,75内でトレイを昇降させる。制御部90はエア吹き出し信号S2,S3を出力して、ステーション74,75内の浮上搬送装置78,79を制御し、トレイからの搬送物の出し入れを制御する。制御部90は、リフター制御信号S4により、トレイマガジン80内のリフター86を制御し、またコンベヤ拡開信号S5により、拡開コンベヤ82の拡開を制御する。そしてチャック信号S6によりチャック88を制御する。
ステーション74,75間には、搬送物を浮上搬送させるための浮上搬送装置92があり、これは図5で示した浮上搬送装置と同様の装置である。そして制御部90は浮上搬送制御信号S7,S8により浮上搬送装置92を制御し、図7の1点鎖線よりも下側が処理装置や検査装置などの内部とする。
図8,図9に、トレイ100とステーション74の構成とを示す。94はリフターで、コンベヤ76の昇降用で、搬送物に対する精密な位置合わせが必要な浮上搬送用のユニットよりも、コンベヤ76を昇降させることが好ましい。トレイ100の底部には開口108があり、開口108に入り込むように、言い換えると平面視で開口108内に収まるように、浮上搬送装置78には、浮上用ユニット102、推進用ユニット104,センタリングユニット106の3つのユニットを配設する。これらのユニットは、図1〜図5に示したように、ファンからの気流により搬送物を浮上搬送させるもので、ファンに代えてブロワを用いても良く、また図6に示したノズルを用いても良い。
推進用ユニット104は、搬送物の搬送方向に沿って幅方向中央部に列状に配置され、図8の上から下向きに、側面視で斜め上方へ空気を吹き出して搬送物を推進する。浮上用ユニット102は推進用ユニット104の両側にあり、真上に向けて空気を吹き出して、搬送物を浮上させる。浮上距離は例えば2〜3mm程度で、浮上用ユニット102と搬送物の底面との距離が僅かなので、少ない吹き出し量でも安定して浮上させることができる。センタリングユニット106は、浮上搬送での搬送方向と直角な方向の内向きに空気を吹き出して、搬送物が左右にぶれるのを防止する。ステーション75の浮上搬送装置79の場合、浮上搬送装置92から受け入れた搬送物がトレイ内で停止するように、例えば搬送方向の最も奥などに停止用のユニットを設けて、推進方向と逆向きに空気を吹き出して停止させる。その他の点では、浮上搬送装置79も浮上搬送装置78と同様である。
110,110は壁で、コンベヤ72,76でトレイ100を搬送する際の前後の側面にあり、その上部に突起112を設けて、壁110の底面に設けた図示しない孔と係合して、トレイ100を積層できるようにする。トレイ100の側面にはフランジ114,115を、トレイ100から突き出すように設けて、フランジ114の底面によりコンベヤで搬送する。フランジ115はコンベヤでトレイ100を搬送する際に、搬送方向を直角に変換するためのもので、設けなくても良い。また116は下部壁で、フランジ114,115より低い位置に設けるが、特に設けなくても良い。さらにフランジ114,115はトレイ100内の搬送物の載置部と重ならない位置に配置し、トレイ100を積層保管した際に、載置部に塵芥が落下しないようにする。
120は開口で、図8でのトレイ100の上下方向のそれぞれに設け、ロボットハンドなどをトレイ100内に差し込んで搬送物を移載することができるようにするためのものである。壁118は開口120の左右両側などに設け、トレイからの搬送物の脱落を防止するためのものである。なお開口120を設けず、図8の上下でのトレイ100の壁の高さを壁118の高さに揃えても良い。122は多数の突起で、搬送物の底面を支持するためのものである。
図10に、トレイからの搬送物の出し入れアルゴリズムを示す。搬送物は図7の左側から右側へとトレイ単位で搬送され、ステーション74までコンベヤ72により搬送する。トレイがステーション74内で停止すると、コンベヤを下降させ、例えばこれと同時に浮上用ユニットから空気を真上へ吹き出して、搬送物の浮上を開始する。トレイを下降させ、一旦、搬送物を浮上用ユニットや推進用ユニットなどの上に移し替えた後に、搬送物の浮上を開始しても良い。しかしトレイの下降(コンベヤの下降)とほぼ同時に浮上を開始すると、搬送物を浮上用ユニットや推進用ユニットに移し替えて、再度浮上させる必要がなくなるので、搬送物を傷つける恐れがより小さくなる。コンベヤが下降し、搬送物の高さが図9の壁118よりも高くなった時点で、推進用ユニットから空気の吹き出しを開始し、壁118と干渉させずに搬送物をトレイから取り出す。トレイから取り出された搬送物は、浮上搬送装置92により処理装置や検査装置の内部へと搬入され、適宜の処理を受ける。また空になったトレイは、図7のトレイマガジン80に保管される。
トレイに搬送物を載置する場合、トレイマガジン80などから空のトレイをステーション75へ補充し、リフター付のコンベヤ76を下降させて、浮上搬送装置92によりステーション75内の浮上搬送装置79へと搬送物を搬入する。この場合、停止用ユニットからの気流で、搬送物がトレイの奧に衝突するのを防止する。ステーション75での搬送物の位置を監視し、搬送物の進入が完了すると、推進用ユニットや停止用ユニットからの送気を所定の順序で停止し、次いでコンベヤを上昇させると、共に浮上用ユニットなどからの空気の吹き出しを停止する。この場合も、搬送物が浮上用ユニット102などに触れずに、浮上した状態から直接トレイに移し替えられるようにすることが好ましい。
実施例で用いる浮上搬送装置での、浮上用ユニットと推進用ユニットとを示す図 ルーバの方向を可変にしたユニットを模式的に示す断面図 実施例の浮上搬送装置での、搬送路の幅方向へのユニットの配置を示す図 実施例の、浮上搬送装置での搬送物の姿勢の矯正機構を示す図 実施例での浮上搬送装置のレイアウトを示す図 ノズルを用いた浮上搬送装置の要部平面図 実施例の搬送システムでの、トレイ/浮上搬送装置間のステーションとトレイマガジンを示す図 実施例でのトレイと、トレイ/浮上搬送間のステーションとを示す平面図 実施例での、トレイとステーションの側面図で、ステーションは前面側のコンベヤを除いて示す。 実施例での、ステーションでのトレイからの搬送物の出し入れアルゴリズムを示す図
符号の説明
2 浮上用ユニット
4 推進用ユニット
6,7 筺体
8,9 吹き出し口
10 ファン
12,13 ルーバ
20 ファンユニット
22 可動ルーバ
30 搬送路
32 高速推進用ユニット
33 低速推進用ユニット
34 浮上用ユニット
36 センタリングユニット
38,39 ガイド
40 搬送物
41〜45 搬送ユニット
46a〜46c 推進部
47 センタリング部
48 停止部
49 搬送物センサ
50 制御部
52 フィルタユニット
62 高速推進用ユニット
63 低速推進用ユニット
70 搬送システム
72 コンベヤ
74,75 ステーション
76 リフター付コンベヤ
78,79 浮上搬送装置
80 トレイマガジン
82 拡開コンベヤ
84 拡開装置
86 リフター
88 チャック
90 制御部
92 浮上搬送装置
94 リフター
100 トレイ
102 浮上用ユニット
104 推進用ユニット
106 センタリングユニット
108 開口
110 壁
112 突起
114,115 フランジ
116 下部壁
118 壁
120 開口
122 突起

Claims (3)

  1. 搬送物を1枚ずつトレイに載置して搬送する搬送システムにおいて、トレイの底部に開口を設けると共に、トレイ底部の開口を介して気体を吹き出し搬送物を浮上搬送するための浮上搬送装置とトレイの搬送用のコンベヤとを備えたステーションを設けたことを特徴とする、搬送システム。
  2. 前記浮上搬送装置に、平面視でトレイ底部の開口内に収まる吹き出しユニットを設け、かつ浮上搬送装置と前記トレイ搬送用のコンベヤとを相対的に昇降させるための昇降手段を設けて、前記吹き出しユニットの位置を、前記開口内に入り込んだ状態と開口よりも下部にある状態との間で、切り替え自在にしたことを特徴とする、請求項1の搬送システム。
  3. 前記浮上搬送装置の吹き出し口として、浮上用の吹き出し口と搬送用の吹き出し口の少なくとも2種類の吹き出し口を設け、浮上用の吹き出し口で搬送物をトレイと干渉しない高さまで浮上させた後に、搬送用の吹き出し口でトレイ外へと推進するようにしたことを特徴とする、請求項1または2の搬送システム。
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