JP2005075472A - 薄板の取出し方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 積層された薄板の密着を開放して分離を促進するとともに、薄板同士の分離のためのエアーの導入を容易にして、1枚ずつの薄板の確実な取出しを可能とした薄板の取出し方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 積層格納されている薄板2を吸盤4、5にて保持することにより、薄板2を格納されている筐体1から取り出す薄板2の取出し方法において、薄板2の積層体の最下部の下にスペーサ3を介在させて薄板2を湾曲させ、吸盤4、5により吸着して順次上方の薄板2から取り出すことを特徴とするもので、積層体がスペーサ3の介在により簡便に湾曲して効果的に捌かれ、薄板2間の密着が開放されて分離が促進され、吸盤4、5による吸着しての1枚ずつの薄板2の確実な取出しが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、積層格納されている薄板を吸盤にて保持することにより、薄板を格納されている筐体から取り出す薄板の取出し方法に関するもので、基本的にはSUS等の金属製薄板の取出しを対象とするが、紙やフィルム等を積層体から1枚ずつ分離して取り出す方法にも採用され得るものである。
積層格納された薄板を最上部のものから1枚ずつ取り出して加工処理工程に搬送するには、取り出される薄板が積層体から1枚ずつ分離される必要があった。通常、積層格納された薄板を最上部のものから1枚ずつ取り出すには、上方から薄板の表面に押し付けられた吸盤の吸着力を利用して行っている。その際に、取り出すべき薄板と、それに隣接して積層された薄板とが密着して分離しにくいものであった。そこで、エアーを吹き付けることによって、薄板間に空気の膜を形成して分離を促進する技術が提案された(例えば下記特許文献1参照)。
特開2002−347963号公報(段落0098)
前記特許文献1に開示されたものは、図7(A)に示すように、トレー38に挿入したバリヤ袋101のシートフィルムFの搬送手段側の一端部39eを切断処理後、シートフィルムを吸盤の吸着力により吸引、搬送するためのフィルム保持手段222を降下させて、バリヤ袋101の前記一端部39e近傍に接触させるとともに吸引し、ノズルDからエアーを吹き付けてバリヤ袋101内を大気圧にするとともに、密着状態の積層フィルムF間にもエアーを割り込ませ、図7(B)に示すように、フィルム保持手段222の上昇と再降下を複数回行った後に、バリヤ袋101を巻取軸83に巻き取る。次いで、フィルム保持手段222の吸盤等により積層されたフィルムFを順次吸引して取り出すものである。この構成により、積層されたフィルム間の分離が促進されて、1枚毎のフィルムの取出しが円滑に行われるようになった。
しかしながら、前記従来のフィルム供給方法では、積層されたフィルム等の薄板がほぼ水平状を保持しており、このため、折角吹き付けたエアーを薄板間に確実に割り込ませることができず、薄板同士の分離が充分とは言い難いものであった。
そこで、本発明は、前記従来のフィルム等の薄板の取出し方法の課題を解決して、積層された薄板の密着を開放して分離を促進するとともに、薄板同士の分離のためのエアーの導入を容易にして、1枚ずつの薄板の確実な取出しを可能とした薄板の取出し方法を提供することを目的とする。
このため本発明は、積層格納されている薄板を吸盤にて保持することにより、薄板を格納されている筐体から取り出す薄板の取出し方法において、薄板の積層体の最下部の下にスペーサを介在させて薄板を湾曲させ、吸盤により吸着して順次上方の薄板から取り出すことを特徴とする。また本発明は、前記薄板の積層体を平面視でほぼ過不足なく筺体に格納するとともに、取り出す薄板の端縁に向かって筺体の外側からエアーを吹き付けることを特徴とする。また本発明は、前記エアーは、薄板端縁の延長線上から吹き付けることを特徴とする。また本発明は、前記スペーサを薄板の中央部近傍に配置し、前記吸盤を薄板の両端部近傍に配置したことを特徴とする。また本発明は、前記両端部近傍の吸盤を各別かつ非同時に持ち上げることを特徴とする。また本発明は、前記スペーサを薄板の両端部近傍に配置し、前記吸盤を薄板の中央部近傍に配置したことを特徴とする。また本発明は、前記スペーサあるいはエアーを吹き付けるエアー供給管もしくはいずれをも上下位置調整自在に構成したことを特徴とする。また本発明は、前記エアー供給管におけるエアー吹付け角度を調整自在に構成したことを特徴とするもので、これらを課題解決のための手段とする。
本発明によれば、積層格納されている薄板を吸盤にて保持することにより、薄板を格納されている筐体から取り出す薄板の取出し方法において、薄板の積層体の最下部の下にスペーサを介在させて薄板を湾曲させ、吸盤により吸着して順次上方の薄板から取り出すことにより、積層体がスペーサの介在により簡便に湾曲して効果的に捌かれ、薄板間の密着が開放されて分離が促進され、吸盤による吸着しての1枚ずつの薄板の確実な取出しが可能となる。
また、前記薄板の積層体を平面視でほぼ過不足なく筺体に格納するとともに、取り出す薄板の端縁に向かって筺体の外側からエアーを吹き付ける場合は、筺体の外側から薄板の端縁にエアーを吹き付ける際に、捌かれて端縁がずれた各薄板の端縁からエアーが容易に薄板間に割り込むことができて、薄板間の分離を促進することができる上、吸盤に吸着された取り出すべき薄板からエアーにより分離した次の薄板をほぼ積層体に整合して落下させて筺体に格納することができるので、次の取出しの際の薄板のリセットが確実となる。
さらに、前記エアーは、薄板端縁の延長線上から吹き付けることにより、エアーを容易に薄板間に割り込ませることができて、薄板間の分離を促進することができる。さらにまた、前記スペーサを薄板の中央部近傍に配置し、前記吸盤を薄板の両端部近傍に配置した場合は、容易に積層体を山形に湾曲させて捌くことができ、吸盤を薄板の両端部近傍に配置して、少なくとも2つの吸盤により負担荷重を小さくして薄板を持ち上げることができる。
また、前記両端部近傍の吸盤を各別かつ非同時に持ち上げる場合は、湾曲による積層体の捌き効果およびエアーによる薄板間の分離促進効果に加えて、吸盤に吸着されて取り出すべき薄板を、残された次の薄板との間で効果的にずらせながら持ち上げることできて、1枚ずつの薄板のより確実な取出しが可能となる。
さらに、前記スペーサを薄板の両端部近傍に配置し、前記吸盤を薄板の中央部近傍に配置した場合は、積層体は下に凸の谷形の湾曲に形成され、湾曲による所定の捌き効果に加えて、吸盤に吸着されて取り出すべき薄板と、残された次の薄板との湾曲方向が異なることにより、両者間でのずれを大きくして、1枚ずつの薄板のより確実な取出しが可能となる。
さらにまた、前記スペーサあるいはエアーを吹き付けるエアー供給管もしくはいずれをも上下位置調整自在に構成した場合は、積層体の湾曲度合いの調整あるいは薄板の取出し量に応じて適正に薄板の端縁にエアーを吹き付けることが可能となる。前記エアー供給管におけるエアー吹付け角度を調整自在に構成した場合は、積層体の湾曲度合いに応じて適正な角度にて薄板の端縁にエアーを吹き付けることが可能となる
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1および図2は本発明の薄板の取出し方法の第1実施例を示す一部切除の斜視図および要部断面図、図3は本発明の第2実施例を示す外観の斜視図、図4は本発明の第3実施例を示す要部断面図、図5は本発明の第4実施例を示す全体断面図、図6は本発明の第5実施例を示す全体断面図である。本発明の基本的な構成は、図1に示すように、積層格納されている薄板2を吸盤4(5)にて保持することにより、薄板2を格納されている筐体1から取り出す薄板2の取出し方法において、薄板2の積層体の最下部の下にスペーサ3を介在させて薄板2を湾曲させ、吸盤4(5)により吸着して順次上方の薄板2から取り出すことを特徴とする。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施例を示し、前側板1Cの一部を切除した斜視図である。平面視で方形の薄板2の積層体は、平面視で略同形の筐体1内に過不足なく格納される。筐体1は、前後の側板1C、1D、左右の側板1A、1B、および底面板1Eから構成され、天井は開放されている。本実施例では、底面板1E上で薄板2の積層体の最下部の下の中央部近傍にスペーサ3を配置し、薄板2の積層体の上方に一対の吸盤4、5が薄板2の両端部近傍に配置される。吸盤4、5はそれぞれ第1および第2吊下げロッド6、7の下端部に揺動自在に取り付けられる。吸盤4、5は押し付けられて吸着力を生ずるものであっても、吊下げロッド6、7内に配管を形成して適宜の負圧により吸引するものであってもよい。
筐体1の左右の側板1A、1Bには、薄板2の積層体の端縁に面して第1および第2エアー吹出孔10、11が穿設され、第1および第2エアー供給管8、9により正圧のエアーが薄板2の積層体の端縁に吹き付けられるように構成されている。図2に示すように、エアー供給管8から供給されるエアーは、積層された薄板2の端縁の延長線上から吹き付けて、エアーを容易に薄板間に割り込ませることで薄板2間の分離を促進するように構成されるのを好適とする。スペーサ3の介在によって形成される薄板2の積層体の山形形状の側端角度φは薄板2の捌き効果の発生と吸盤の適正な吸着力の維持等の観点から5°〜30°程度が好適である。したがって、エアー供給管8の取付角度θ(水平面との交角)はほぼφと等しくされるが、少なくとも略20°程度の前後のずれ(θ<|φ±20°|)は許容される。
このような構成により、薄板2の積層体がスペーサ3の介在により簡便に湾曲して効果的に捌かれ、薄板2間の密着が開放されて分離が促進され、吸盤4、5による吸着しての1枚ずつの薄板の確実な取出しが可能となる。そして、捌かれて端縁がずれた各薄板2の端縁からエアーが容易に薄板2間に割り込むことができて、薄板2間の分離を促進することができる上、吸盤4、5に吸着された取り出すべき薄板2からエアーにより分離した次の薄板2をほぼ積層体に整合して落下させて筺体1に格納することができるので、次の取出しの際の薄板2のリセットが確実となる。さらに、前記エアーを、薄板2の端縁の延長線上から吹き付けることにより、エアーを容易に薄板2間に割り込ませることができて、薄板2間の分離を促進することができる。さらにまた、前記スペーサ3を薄板2の中央部近傍に配置し、前記吸盤4、5を薄板2の両端部近傍に配置した場合は、容易に積層体を山形に湾曲させて捌くことができ、吸盤4、5を薄板2の両端部近傍に配置して、少なくとも2つの吸盤により負担荷重を小さくして薄板2を持ち上げることができる。
図3は本発明の薄板の取出し方法の第2実施例を示す外観の斜視図である。本実施例では、前記薄板2の積層体の最下部に下に介在されるスペーサ3を上下位置調整自在に構成したものである。また、薄板2の積層体の端縁にエアーを吹き付けるエアー供給管9を上下位置調整自在に構成する。本実施例では、スペーサ3およびエアー供給管9のいずれか一方を上下位置調整自在に構成してもよいし、両方を上下位置調整自在に構成してもよいものである。スペーサ3については、前側板1Cに穿設された上下に延びる長孔から構成されるガイド孔12の外側に面して設置された上下板13、14間に回動のみ自在に支持された螺子棒15に、スペーサ3の外部に露出した部分が螺合される。螺子棒15の上端部のハンドル16を回動させることで、上下に移動可能である。これにより、形成される薄板2の積層体の山形形状の側端角度φを、自在に調整して、薄板2の捌き効果の発生と吸盤の適正な吸着力の維持等が行える。なお、後側板1D側にも同様の構成のものが設置される。また、スペーサ3における上下位置調整は前後側板側にて同期できるように、流体シリンダ等により上下位置を調整するように構成することもできる。
エアー供給管9の上下位置調整について説明する。右側板1B側についてのみ説明するが、左側板側についても同様である。右側板1Bに穿設された上下に延びる長孔から構成される第2エアー吹出孔11の両外側に、左右にガイド部材17、17が設置される。これらのガイド部材17、17にスライダ18が上下移動自在に嵌挿される。スライダ18には第2エアー供給管9が所定角度にて取り付けられる。スライダ18にはエアー供給管9からのエアーが供給可能に孔が穿設されている。このような構成により、薄板2の積層体の取出し量に応じて(積層体の高さに応じて)、常に、積層体における取出し位置にある薄板2の端縁に適正にエアーを吹き付けることが可能となる。
図4は本発明の薄板の取出し方法の第3実施例を示す要部の断面図である。本実施例では、エアー供給管9におけるエアー吹付け角度を調整自在に構成したものである。前記図3にて説明した、ガイド部材17に嵌挿されたスライダ18に立設された支持板19、19間にエアー供給管9が上下揺動自在にヒンジ20によって支持されたものである。このような構成によって、薄板2の積層体の湾曲度合い(スペーサ3の高さ等による)に応じて適正な角度にて取り出すべき薄板2の端縁にエアーを吹き付けることが可能となる。
図5は本発明の薄板の取出し方法の第4実施例を示す全体断面図である。本実施例のものは、中央部近傍に配置されたスペーサ3の介在によって、山形に形成された薄板2の積層体の両端部近傍に配置される吸盤4、5を、各別かつ非同時に持ち上げるように構成したもので、湾曲による積層体の捌き効果およびエアーによる薄板2間の分離の促進により、吸盤4、5に吸着されて取り出すべき薄板2を、残された次の薄板との間で効果的にずらせながら持ち上げることできて、1枚ずつの薄板のより確実な取出しが可能となる。つまり、図示の例では、右側の吸盤5を先に薄板2の右端近傍部に吸着させて持ち上げることで、供給管9から取り入れたエアーに助勢されて薄板2間の分離がより効果的に促進される。吸盤4、5間の非同時持上げ動作の制御は油圧シリンダ等の伸縮時期制御等の適宜手段によりなされる。
図6は本発明の薄板の取出し方法の第5実施例を示す全体断面図である。本実施例のものは、スペーサ3A、3Bを薄板2の積層体の両端部近傍の最下部の下に配置し、吸盤4を薄板2の中央部近傍に配置したものである。このように構成することで、積層体は下に凸の谷形の湾曲に形成され、前述した実施例のものと同様な湾曲による所定の捌き効果に加えて、吸盤4に吸着されて取り出すべき薄板2と、残された次の薄板2との湾曲方向が異なることにより、両者間でのずれを大きくして、1枚ずつの薄板2のより確実な取出しを可能とする。なお、図中符号21にて示されたものは、吸盤4の吊下げロッド6の途中に設置された計量器で、予め設定された薄板2の1枚の重量を測定することにより、もし分離されない2枚の薄板2が持ち上げられたことを検知した場合には、エアー供給管8、9からのエアーの吹付力(通常は、4.5kg/cm2 程度が選定される)を増加させる等の処置を講ずることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明の趣旨の範囲内で、薄板の形状(平面視で方形の他、筐体の平面視形状の設計が可能なら円形や多角形であってもよい)、種類(SUS等の0.1mm薄鉄板の他、紙材、樹脂フィルム等であってもよい)、吸盤の形状、形式(押し付けて吸着力を得るものの他、負圧により吸引するもの等)、数および持上げ時の非同時制御形態(第1および第2吸盤間の持上げ開始時期の時間差の程度の選定等)、スペーサの形状(断面四角形の棒状体の他、断面円形、台形、上面を薄板の積層体の曲率に適合させたもの等、適宜の形状が採用され得る)、およびその上下位置調整形態(螺子棒との螺合によるものの他、流体圧シリンダによる同期制御等)、吸盤の上下動作手段(エアー圧、液圧等の流体圧等によるシリンダによるもの等)、エアー供給管の形状、形式およびその筐体への取付形態(薄板の積層体の山形形状が所定の場合には、エアー供給管を所定角度にて筐体に固定してもよい。吹付け角度の設定調整のための揺動取付け等)ならびにその上下位置調整形態(スライドや節度機構を設けて段階的に上下位置を調整してもよい)等については適宜選定できる。
本発明の薄板の取出し方法の第1実施例を示す一部切除の斜視図である。 同、要部断面図である。 本発明の薄板の取出し方法の第2実施例を示す外観の斜視図である。 本発明の薄板の取出し方法の第3実施例を示す要部断面図である。 本発明の薄板の取出し方法の第4実施例を示す全体断面図である。 本発明の薄板の取出し方法の第5実施例を示す全体断面図である。 従来のフィルム供給方法の断面図である。
符号の説明
1 筺体
1A 左側板
1B 右側板
1C 前側板
1D 後側板
1E 底面板
2 薄板
3 スペーサ
4 第1吸盤
5 第2吸盤
6 第1吊下げロッド
7 第2吊下げロッド
8 第1エアー供給管
9 第2エアー供給管
10 第1エアー吹出し孔
11 第2エアー吹出し孔
12 ガイド孔
13 上板
14 下板
15 螺子棒
16 ハンドル
17 ガイド部材
18 スライダ
19 支持板
20 ヒンジ
21 計量器

Claims (8)

  1. 積層格納されている薄板を吸盤にて保持することにより、薄板を格納されている筐体から取り出す薄板の取出し方法において、薄板の積層体の最下部の下にスペーサを介在させて薄板を湾曲させ、吸盤により吸着して順次上方の薄板から取り出すことを特徴とする薄板の取出し方法。
  2. 前記薄板の積層体を平面視でほぼ過不足なく筺体に格納するとともに、取り出す薄板の端縁に向かって筺体の外側からエアーを吹き付けることを特徴とする請求項1に記載の薄板の取出し方法。
  3. 前記エアーは、薄板端縁の延長線上から吹き付けることを特徴とする請求項2に記載の薄板の取出し方法。
  4. 前記スペーサを薄板の中央部近傍に配置し、前記吸盤を薄板の両端部近傍に配置したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の薄板の取出し方法。
  5. 前記両端部近傍の吸盤を各別かつ非同時に持ち上げることを特徴とする請求項4に記載の薄板の取出し方法。
  6. 前記スペーサを薄板の両端部近傍に配置し、前記吸盤を薄板の中央部近傍に配置したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の薄板の取出し方法。
  7. 前記スペーサあるいはエアーを吹き付けるエアー供給管もしくはいずれをも上下位置調整自在に構成したことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の薄板の取出し方法。
  8. 前記エアー供給管におけるエアー吹付け角度を調整自在に構成したことを特徴とする請求項7に記載の薄板の取出し方法。
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