JP2005075424A - 粉体の自動充填装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】人体に悪影響を及ぼす粉体の充填作業を自動化し、作業者を粉体から隔離することにより、安全性を向上すると共に、労力を軽減する。
【解決手段】それぞれ外部から隔離され、順次配列されている前室11、充填室12、結束室13、蓋掛け洗浄室14と、それらの画室内を順に、フレコン24および内袋22を収容したドラム缶21を搬送していくコンベア15と、充填室12内でドラム缶21内に収容した内袋22に粉体を充填する充填機28と、充填された内袋22の上部をドラム缶21から引き上げる袋立ち上げ装置47と、袋の上部を結束する結束機構49と、ドラム缶21に蓋72を掛ける蓋掛け装置70と、蓋掛けされたドラム缶21の外部を洗浄する洗浄ノズル95とを備えている粉体の自動充填装置10。
【選択図】図1

Description

本発明は粉体の自動充填装置に関する。
特許文献1には、人体に有害な粉体物質や、舞い上がった粉塵などを吸引すると、作業者の安全衛生面から問題のある粉体物質を取り扱うために、容器内に収容されている包材を、その包材内に充填している粉体ごと取り出すための容器内包材取り出し装置が開示されている。このような容器内包材取り出し装置は、たとえば図13および図14に示すように、外部から密閉された準備エリア121、ドラム缶の蓋を外す待機エリア122、ドラム缶からワンウエイバッグを取り出してその底を破り、粉体を落下させる開袋エリア123、開封エリアから戻された空のワンウエイバッグを収容したドラム缶を洗浄する洗浄エリア124などから構成されている。
この容器内包材取り出し装置は、従来、エアラインスーツを着用した作業者が手作業によって行っていた粉体の取り出し作業、すなわち、ワンウエイバッグを開放し、ドラム缶の外側に折り返し、このままドラム缶傾転機にセットするなどの作業を、ほぼ自動化し、密閉エリア内で行うようにしたものである。それにより作業効率の向上、人手による作業の軽減、作業者を粉体から隔離することによる安全性の向上を図ることができる。
特開平8−113221
特許文献1の装置により、ドラム缶内に収容されているワンウエイバッグの取り出し、開袋は自動化することができるが、粉体を上記の状態に充填包装する作業はまだ自動化されていない。すなわち粉体をワンウエイバッグに充填するのに先だって、ワンウエイバッグをドラム缶の外側に折り返す作業、充填機に容器を合わせて充填させる作業、充填後の袋の上部を閉じる作業、ドラム缶に蓋を被せる作業などは、エアラインスーツを着用した作業者が行っている。
従って、本発明は粉体を充填するラインでも、人手による作業の軽減し、作業者を粉体から隔離することにより、安全性を向上させることを技術課題としている。
本発明の粉体の自動充填装置は、外部から隔離されている画室と、外部からその画室内に、上端が開口している容器とその内部に収容した袋とを搬送し、充填後の容器を外部に搬送するコンベアと、画室内で容器内に収容した袋に粉体を充填する充填機と、充填された袋の開口部を結束する結束機と、容器に蓋を取りつける蓋掛け装置と、蓋掛けされた容器の外部を洗浄する洗浄装置とを備えていることを特徴としている(請求項1)。このような粉体自動充填装置によれば、粉体と接触する可能性がある充填機や、蓋掛け装置などを画室内に隔離しており、蓋を取りつけて洗浄した後の容器を外部に取り出すので、作業者は粉体と接触しない。したがってエアラインスーツを着用する必要がない。
前記画室が、前室と、前記充填機が設置された充填室と、前記結束機が設置された結束室と、前記蓋掛け装置および洗浄装置が設置された蓋掛け洗浄室とに開閉自在の扉で隔離されている自動充填装置(請求項2)の場合は、入り口側では外部と充填室の間に前室を設け、充填室と前室の間に扉を介在させているので、充填室と外部とが直接することがない。同様に出口側でも充填室と外部の間に洗浄室を介在させ、それらの間に扉が介在されているので、外部と充填室とが直接連通しない。したがって充填室内で漏れるおそれがある粉体が、そのまま外部に漏れることがない。
前記結束機が、容器内部に収容した袋の上部を容器の上端から外周に折り返して被せた状態で外部から画室内に搬送される容器に対し、前記袋の上部を容器の外周から引き剥がして上方に延ばす袋立ち上げ機構を備えている自動充填装置(請求項3)の場合は、画室内に入れる前に人手によって袋を容器の上端外周に折り返しておくため、取り扱いが容易で充填作業も容易であり、かつ、この袋立ち上げ機構によって袋の上部を容易に上方に延ばすことができ、つぎの結束を容易にすることができる
前記コンベアの入り口側の上部に沿って、容器と共に移動中の袋の上部を閉じた状態で保持する手段を有し、かつ、容器が充填位置に達したとき、閉じている袋の上部を開き、開いた状態に保持する手段とを備えている自動充填装置(請求項4)の場合は、不安定な袋の上部を閉じた状態で安定して保持することができ、かつ、充填前に容易に開く操作を自動化することができる。
前記結束機が、袋の上部を開いた状態に維持する手段と、容器を回転駆動して袋の上部を捻って閉じるための回転手段とを備えている場合(請求項5)は、開いている袋の上部を比較的定まった形態に閉じることができ、つぎの結束操作がしやすい。
本発明の粉体の自動充填装置によれば、袋の上部を開いた状態に維持した容器をコンベアによって画室内に供給すると、自動的に粉体が充填され、袋が結束され、蓋が掛けられ、洗浄された状態で画室から出てくる。そのため、作業者は画室の外部から操作ないし監視するだけで足り、充填機などに接近する必要がない。したがってエアラインスーツを着用する必要がなく、安全に充填作業を行うことができる。
つぎに図面を参照しながら本発明の粉体の自動充填装置の実施の形態を説明する。図1は本発明の装置の一実施形態を示す概略立面図、図2aおよび図2bはそれぞれ図1の自動充填装置に用いるフレコンの斜視図および断面図、図2cはそのフレコンに収容する内袋の一実施形態を示す断面図、図3は図1の自動充填装置に用いる充填機の一実施形態を示す正面図、図4aは図3aのIV-IV線断面図、図4bは図4aのV-V線断面図、図5aおよび図5bはそれぞれ図1の自動充填装置に用いる袋立ち上げ結束機の一実施形態を示す正面図および側面図、図6aおよび図6bはそれぞれ図5aの袋立ち上げ結束機における袋立ち上げ機構の作動状態を示す側面図および要部拡大図、図7は図5aの袋立ち上げ結束装置における結束機構の平面図、図8および図9はそれぞれ図1の装置で用いる蓋掛け装置の正面図および側面図、図10および図11は本発明の自動充填装置の他の実施形態を示す概略平面図および概略立面図、図12aおよび図12bはそれぞれ図11の装置に用いられるエアボールの実施形態を示す断面図である。
はじめに図1を参照して自動充填装置の実施形態の全体を説明する。図1の自動充填装置10は、充填工程の主要部分を外部から隔離する全体隔壁10aと、それらの全体隔壁10aを4つの画室(グローブボックス)11、12、13、14に分割する遮断壁11a、12a、13aと、それらの画室を順に通過するように配置された搬送コンベア15とを備えている。なお、搬送コンベア15は、画室への導入部、画室11、12、13、14、画室からの排出部でそれぞれ独立して設けられる。それぞれの画室の天井には、画室内を洗浄するためのスプレーボール16が吊されており、床面には洗浄した廃水を流し出すための廃水管路17が設けられている。また、それぞれの画室の天井には、画室内をいくらか負圧に維持して外部に粉体を出さないようにするための吸引管路18が接続されている。また遮断壁11a、12a、13aおよび前室の入口、洗浄室の出口にはコンベア15で送られるドラム缶21を通すための扉19が設けられている。扉19は閉じたときに画室同士を気密に遮断するものであり、自動的に、あるいは遠隔操作でたとえば上下に開閉するように構成されている。
搬送コンベア15の図1における右端部分は、空のドラム缶21を乗せてその内部に手作業で内袋(ワンウエイバッグ)22を収容させるための袋取りつけステージ23が設けられている。ドラム缶21は従来公知のものであり、上端が開放された有底筒状を呈している。ドラム缶21内には、図2aおよび図2bに示すフレコン(フレキシブルコンテナ)24が収容され、その内部には図2cに示す内袋22が収容される。フレコン24は、繊維により補強されたポリエチレン製のシートからなる形状維持性を備えた容器であり、円筒状の側壁24aと、その下端に縫い合わされた円板状の底部24bと、側壁の上端に縫い合わされた円環状の天板24cとから構成されている。底部24bの周縁は立ち上げた上で、ミシン縫いにより側壁24aの下端に縫い合わせている。天板24cの周縁と側壁24aの上端とは、テープ接合の上、ミシン縫いで接合している。前記内袋22は、円筒状の側壁22aと、円形の底部22bとをヒートシールなどで一体化したポリエチレンなどの合成樹脂製の柔軟な袋である。
前記内袋22は、その上部が天板24cの開口部24dから外部に出されている。そして内袋22を収容したフレコン24は、袋取りつけステージ23で手作業でドラム缶21に収容される。次に、コンベア15の上方に下向きに配置されるエアノズル26を内袋22内に挿入し、圧縮空気を内袋22内に吹き付ける。それにより内袋22がフレコン24内に大きく拡がる。その後、内袋22の上部は、ドラム缶21の外周に折り返して保持させる。これにより、内袋22の上部はフレコン24の天板24cとドラム缶21の上端近辺で開いた状態で安定して保持される。
前記4つの画室11〜14のうち、最初の画室11は前室であり、2番目の画室12は充填室である。以下の説明では、前室11、充填室12という。前室11と外部を区画する扉19、および前室11と充填室12を区画する遮断壁11aの扉19は、それぞれコンベア15の上のドラム缶15が通るときに開く。しかし同時には両方が開かないように、すなわち片方ずつ開くように制御している。それにより充填室12と外部とが直接連通せず、外部に充填室12内の粉体が漏れることが防止される。他の遮断壁12a、13aおよび4番目の画室と外部とを遮断する壁の扉についても同様である。なお、3番目の画室13は結束室(袋立ち上げ結束室)であり、4番目の画室14は洗浄室(蓋掛け洗浄室)である。
前記充填室12にはドラム缶内の内袋22に粉体を充填する充填機28が設置されている。そして充填室12の上には、外部から送られてくる粉体を収容しておくためのホッパ29と、そのホッパと一体化された、ホッパ内の粉体を所定量ずつ送り出すためのサークルフィーダ30とが配置されている。符号M1はサークルフィーダ30を駆動するモータである。
図3は前記充填機28を示している。図3aは充填前の状態を、図3bは充填中の状態を示している。この充填機28は、アングル材などで構成されるフレーム31と、充填筒32と、その充填筒の下部の外側周囲に固定して設けられる外筒33と、その外筒の下部に配設される筒状の蛇腹34と、蛇腹の下端に取付けられる押さえ蓋35とを備えている。充填筒32は上方に延びて図1のサークルフィーダ30の出口側に連結されている。フレーム31の上部に取付けられたエアシリンダ(あるいは油圧シリンダ)36により、押さえ蓋35が上下に駆動される。固定された充填筒およびその外筒と上下する押さえ蓋との間隔は筒状の蛇腹で吸収される。外筒33と充填筒32の間の空間は、集塵用の配管37に連結されている。さらに蛇腹と押さえ蓋の取り付け部には、内袋22内に窒素などの不活性ガスを充填するための配管38が連結されている。
押さえ蓋35の下面にはシール材が設けられている。このシール材は、内袋22を介してドラム缶21の上端に押しつけられ、それにより内袋の開口部をシールし、充填室12内の空間に粉体が漏れないようにするためのものである。充填筒32の外径は、フレコンの天板の開口部(図2aの符号24d)に挿入しうる寸法としている。なお、開口部よりわずかに小さい程度にしてもよく、そのほうが充填時に粉体の漏れを抑制することができる。また充填筒32の下端は、ドラム缶を持ち上げた時にフレコン内に入る寸法とする。
充填機28の下部には、コンベア15の上のドラム缶21をいくらか持ち上げて充填された粉体の重量を測定するための重量測定装置39が設けられている。重量測定装置39は、たとえばエアシリンダ(あるいは油圧シリンダ)40などのドラム缶21を持ち上げる手段と、そのエアシリンダ40を保持するロードセル41などとから構成される。
ドラム缶の下方の四隅にロードセル41が配設され、4個のロードセルは矩形のフレーム44で連結されている。このフレームに、ドラム缶の移動方向に相対する2か所にドラム缶を上下させる、またはタッピングさせるエアシリンダ40が設けられている。エアシリンダの先端には、コンベアの隙間を通る昇降ロッド40aが取付けられている。
昇降ロッドのエアシリンダを挟んだ両側にガイドバー43が取付けられ、これによって昇降ロッドが水平を保って上下し、ドラム缶を均等に上下させることができる。また、2か所のエアシリンダを交互に伸縮するように制御することが可能になっており、ドラム缶21を左右(ドラム缶の移動方向)に揺らして、充填した粉体を平坦に詰めることができる。
図3に示すように、この実施形態では、前記コンベア15はローラコンベアを用いており、ローラの間をエアシリンダ40の上端に取付けた昇降ロッド40aを貫通させている。ローラの一部または全体は、モータおよびベルトないしチェーンによって駆動される。またチェーンコンベア、あるいは複数本のベルトを隙間を明けて平行に配列したベルトコンベアを用いてもよい。ただし他のコンベアを用いることもできる。
上記のように構成される充填機28では、コンベア15によって空のドラム缶21が所定の位置に搬送されてくると、まず重量測定装置39のエアシリンダ40が伸び、ドラム缶21をいくらか上昇させる。ついで押さえ蓋35を吊り下げているエアシリンダ36が伸びて、ドラム缶21の上端を覆い、内袋22をシールする。そのとき充填筒32の下端は内袋内上部まで達する。ついで内袋22内に窒素が充填され、空気が置換される。さらに図1のホッパ29のサークルフィーダ30が作動して充填筒32から粉体が供給され、ロードセルで重量を測定しながら所定の重量の粉体を内袋22に充填する。ついでタッピングのためにエアシリンダ40が交互に伸縮し、ドラム缶21が揺すられ、充填された粉体が詰められ、上面が平坦に均される。
つぎに図5〜7を参照して、前述のように粉体が充填された内袋を閉じるための袋立ち上げ結束機を説明する。図5aおよび図5bは、充填室12の下流側の3番目の画室13、すなわち結束室に収容される結束機45を示している。この結束機45は、アングル材などで構成したフレーム46と、そのフレームに取りつけた袋立ち上げ機構47と、ドラム缶21を自軸回りに回転させる回転機構48と、回転によって捻った内袋22を結束する結束機構49と脱気パイプ56と結束部を容器内に押込む結束部押込み機53とを備えている。
前記フレーム46は、コンベアを兼ねる回転機構48を支持するベース部50と、そのベース部の後方から立ち上がり、袋立ち上げ機構47を支持する立ち上がり部51aおよび結束機構49と脱気パイプ56と結束部押込み機53を支持する他の立ち上がり部51bとを有する。図5bに示すように、ベース部50の上には、短いローラ52a、52bを2列に配列した前述の回転機構48が設けられている。なお、回転機構48以外の部分では、ローラは通常の長さのものを用いる。左右のローラ列52a、52bは、ドラム缶21を下流側に流すために同じ方向に回転することができ、それによってコンベアの作用を奏する。さらに左右のローラ列52a、52bを逆方向に回転させて、ドラム缶21を自軸回りに回転させることができ、それにより本来の回転機構として作用する。ローラ列52a、52bは図5aのモータM3、M4によって回転駆動される。
前記袋立ち上げ機構47は、図6aに示すように、フレーム46の立ち上がり部51aに昇降自在に設けられる昇降アーム54と、その昇降アーム54に揺動自在に吊られているスイングアーム55と、そのスイングアームの下端に回動自在に設けられる引っかけ爪59とを備えている。昇降アーム54は矩形状の枠の形態を備え、スイングアーム55の上端はその枠に、ドラム缶を4等分するように4本配置されている(図7参照)。ただし3本でもよく、5本以上でもよい。さらにフレーム46の他の立ち上がり部51bには、ドラム缶の中心と対応する位置に、脱気パイプ56および結束部押込み機53が昇降アームによって昇降自在に設けられている。昇降アーム54の基部にはガイドローラ57が設けられ、フレームの立ち上がり部51aに上下方向に設けられたガイドに沿ってモータ駆動あるいはエアシリンダ(あるいは油圧シリンダ)による駆動で昇降する(図5b参照)。脱気パイプおよび結束部押込み機53の昇降アームについても同様である。
図6aに示すように、スイングアーム55は「く」字状に折れ曲がっており、その上端は昇降フレーム54にドラム缶の円周方向に延びるピンないし駆動軸によって回動自在に支持されている。それによりスイングアーム55はその下端がドラム缶の半径方向に開閉するように揺動する。スイングアーム55を揺動駆動する機構は、スイングアームを支持する駆動軸をモータで回転させるか、あるいはスイングアーム55と昇降アーム54の間にエアシリンダ(あるいは油圧シリンダ)55aなどの伸縮駆動手段を設けるなどにより構成することができる。
図6bに示すように、スイングアーム55の下端部はドラム缶21に接近した状態でドラム缶21の側壁と平行になるように鉛直方向に延びる角度に設定している。そして下端部の下端に、L字状の引っかけ爪59の中央部分がピン58によって回動自在に支持されている。引っかけ爪59の内側部分の先端はドラム缶21の外面に沿って垂れている内袋22の上部とドラム缶21の表面の隙間に入り込むように鋭角にしている。引っかけ爪59の外側に延びる基端部とスイングアーム55の途中との間には、引っかけ爪59の先端側を開閉駆動するためのエアシリンダ(あるいは油圧シリンダ)55bで連結されている。
上記のように構成される袋立ち上げ機構47は、スイングアーム55の下端がドラム缶21と干渉しない高さとなるように、昇降アーム54が上昇し、かつ、4本のスイングアーム55が開いている状態で待機している。そのとき引っかけ爪59の先端は開いている(図6bの想像線参照)。そしてドラム缶21がベース部50の所定の位置に来たとき、先ず脱気パイプ56が下降し、内袋内に挿入され、次いで昇降アーム54が下降する。そして引っかけ爪59が外側に垂れている内袋22の上部の下端よりも下降した位置でエアシリンダ55aが作動してスイングアーム55が閉じ、引っかけ爪59の先端がドラム缶21の外側面に当接する。その状態で昇降アーム54が上昇し、引っかけ爪59が内袋22の下端とドラム缶21の隙間に入り込む。ついでエアシリンダ55bが伸びて引っかけ爪59が内袋21をクランプし(図6bの実線参照)、昇降アーム54が上昇する。
引っかけ爪59の先端がドラム缶21の上端を超えて上昇した後は、スイングアーム55がさらに閉じながら上昇して、図6aの想像線で示すように、内袋22を上向きに引き上げながら閉じる。それにより内袋22は脱気パイプ56を中に挟んだ状態で閉じられ、引き上げられる。ついで脱気パイプ56を通じて内袋22内の空気が脱気され、内袋22が脱気パイプ56に密着するようにしぼむ。
ついで図5bのベース部50上に設けられる左右のローラ列52a、52bからなる回転機構48が作動してドラム缶21を自軸回りに回転させる。そのとき、内袋22の上部はスイングアーム55で保持されているので、内袋21の中間部が捻られてくびれ部分が形成される。その後、脱気パイプ56を抜き取る。そのくびれ部は、以下のような結束機構49によってステープル止めされ、内袋が閉じられる。
前記結束機構49は、図5a、図5bおよび図7に示すように、フレーム46の立ち上がり部51cにそれぞれ水平方向に回動自在に支持される結束アーム60と結束確認アーム61とを備えている。結束アーム60の背後側には、結束アーム60を回動駆動するためのエアシリンダ(あるいは油圧シリンダ)71が取りつけられている。レバー65bの先端部とシリンダ66aが接する地点の上部に、ステープル(例えば、アルミニウム製)をスプリングで送り出すステープル供給部(図示していない)が有り、内袋22を押え込む押え込み機構65と、ステープルを押し出し、内袋を挟み込み、挟み込んだステープルをカシメ付けるカシメ機構66とが設けられている。
前記結束確認アーム61の先端には、内袋22の上部を結束したステープルが正確に取り付けられているか否かを確認する検出器端61a、61bと、結束確認アーム61を回動駆動するための駆動シリンダ61cと検出端61aを回動駆動するための駆動シリンダ61dとを備えている。駆動シリンダ61c、61dあるいは押え込み機構65やカシメ機構66のエアシリンダ65a、66aの制御は、リミットスイッチなどによって所定の動作が終了したことを検知し、つぎに動作を開始する確認型シーケンス制御とすることができる。
上記の結束機構49は、図7の実線で示すように、結束アーム60および結束確認アーム61が開いている状態で待機している。そして図5bの回転機構48によってドラム缶21が回転し、内袋22の上部が捻られて絞られた後、シリンダ71が作動して想像線のように結束アーム60の先端が中心部に回動される。ついでエアシリンダ65aが作動して押え込み機構65のレバー65bが回動し、内袋22の絞られた部位の周囲を押え込む。さらにカシメ用のエアシリンダ66aが伸び出して、ステープルを押し出して内袋を挟み込み、そのステープルを内袋22の周囲に円形状にカシメ付ける。結束後は、結束アーム60が元の位置まで開くように回動する(図7の実線参照)。
なお、ステープルの代わりにインシュロックを用いて行っても良い。
次に、エアシリンダ61cが作動して結束確認アーム61の先端が中心部に回動される。エアシリンダ61dが作動して検出端61aが回動し、固定されている検出端61bとで内袋22の周囲に円形状にカシメ付けたステープルを挟み込む。検出端61a、61b間の導通を確認して内袋を結束したことを確認する。結束を確認後、結束確認アーム61が元の位置まで開くように回動する。
その後、スイングアーム55が開いている状態に戻され、結束部押込み機53が下降し、内袋の結束部がドラム缶内のフレコン内部に押し込まれる。
結束部押込み機は、4本のスイングアームの中心および脱気パイプの中心と中心を同じくしたラッパ状の円管、脱気パイプと同じ立ち上がり部51bに昇降自在に設けられる昇降アームからなる。なお、脱気パイプはこの結束部押し込み機の円管を貫通して上下する。
つぎに図8および図9を参照して蓋掛け洗浄室14内の蓋掛け装置を説明する。図8に示す蓋掛け装置70は、ドラム缶21に、蓋72を自動的に供給する蓋供給装置(図9の符号73)と、ドラム缶21の上端に蓋72を正確に配置する蓋位置合わせ機構74と、蓋をドラム缶の上端に押え付ける蓋押さえ機構71と、ドラム缶21を搬送および回転させるための回転機構を兼ねるコンベア15とを備えている。
前記コンベア15は、図9の左側に示すように左右2列のローラ列76a、76bを備えている。各ローラ列76a、76bは、モータM5、M6によってベルトあるいはチェーンを介して駆動される。この実施形態の場合は、モータM5、M6の回転が一旦ローラ列を支持するベースフレーム77に回転自在に支持される中間軸77aに伝達され、さらにベルトなどでローラ列76a、76bに伝達されるようにしている。
コンベア15の上方には、フレーム80で支持される蓋押さえ機構71と、蓋位置合わせ機構74とが設けられている。さらにドラム缶21の位置を所定の位置に合わせるための4本の位置合わせアーム78が水平方向に揺動自在に設けられている。位置合わせアーム78の先端には、ローラ79が回転自在に取りつけられている。各位置合わせアーム78はエアシリンダ(あるいは油圧シリンダ)78aによって駆動される。
前記蓋押さえ機構71は、ドラム缶21の中心部を下向きに押し下げるエアシリンダ(あるいは油圧シリンダ)71aと、そのエアシリンダのシリンダロッドの先端に取りつけられる押さえ部材71bとから構成されている。他方、蓋位置合わせ機構74は、蓋供給装置73によってドラム缶21の上端に供給される蓋72をドラム缶21上に正確に配置するものである。蓋位置合わせ機構74は、下向きに伸縮自在に設けられる左右一対のエアシリンダ(あるいは油圧シリンダ)74aと、それらのエアシリンダのシリンダロッドの先端に取りつけられる押さえバー74bと、上昇時に左右の押さえバー74bの間隔を拡げるためのカム機構74cとからなる。押さえバー74bは平面視で円弧状ないし半円状の形態を備えている。それによりドラム缶21の上端と蓋72との実質的な嵌着部である蓋72の周囲近辺をドラム缶の上端に正確に配置できる。
前記蓋供給装置73は、図9に示すように、コンベア15の背面側に設けられている。この蓋供給装置73は、フレーム83と、そのフレームに対し、クロスアームタイプのガイド84で昇降自在にガイドされるベースプレート85と、そのベースプレートを昇降駆動するためのリフトシリンダ86と、ベースプレート85にスタックされた蓋72のうち、もっとも上の蓋72aを吸着保持し、コンベア75の上方に搬送する搬送機構87とを備えている。
蓋72が無くなれば、ベースプレート85は画室から引き出され、蓋を補給後、画室に戻される。ベースプレート85にはスタック72を移動させやすいようにコロコンなどが設けられており、蓋体72のスタックを位置決めするためのガイド棒88が立設されている。なお、ガイド棒88と共に、蓋72を分離するためのマグネットフロータを用いてもよい。リフトシリンダ86には通常は油圧シリンダが用いられる。ただしエアシリンダであってもよい。
前記搬送機構87は、フレーム83の上部に設けられるガイドレール89と、そのガイドレールによって前後に移動自在に案内される走行部材90と、その走行部材90を前後に往復駆動するシリンダないしモータと、走行部材90に取りつけられた上下ガイド機構92と、その上下ガイド機構によって上下に移動自在に保持されるグリップ部材93と、そのグリップ部材を上下に駆動するシリンダ94を備えている。グリップ部材93の下端には、たとえば前後左右の4個所に吸着用のバキュームカップ95が取りつけられている。バキュームカップの真空源はベンチュリー管タイプあるいは真空ポンプタイプのいずれでもよいが、電気的に着脱操作が可能なものとする。
上記のように構成される蓋掛け装置70は、上流側の結束室から送られてきたドラム缶21がコンベア75の所定の位置に来たとき、4本の位置合わせアーム78によって所定の位置に位置決めされる。次に蓋供給装置73が作動して蓋72を供給する。このとき、蓋の位置合わせ板74bが上昇してカム機構74cにより左右に拡がっているので、供給されてくる蓋72と蓋の位置合わせ板74bとは干渉しない。ついで搬送機構87のグリップ部材93が下降し、ベースプレート85上の蓋72のスタックからもっとも上の蓋72aを吸着し、上昇し、走行部材90が前進する。さらにグリップ部材93が下降し、吸着を停止させる。それにより蓋72が蓋の位置合わせ板に沿ってドラム缶21の上に正確に供給される。供給後はグリップ部材93が上昇し、走行部材90が後退して元の状態に戻る。
ドラム缶21に供給された蓋72は、押さえ機構71の蓋押さえ部材71bで下向きに押され、ドラム缶21にしっかりと嵌合される。ついでコンベア75がドラム缶21を自軸回りに回転させ、図1の蓋掛け洗浄室14の内壁に設置されているシャワーヘッド16ないしノズル95から水などの洗浄液が噴射ないし噴霧され、ドラム缶21の外壁に付着している粉体を洗い流す。さらにドラム缶21を回転させながら空気ノズル96から乾燥空気あるいは高温の空気などが噴射され、ドラム缶21の外壁を乾燥させる。そして最後にコンベア15によって蓋掛け洗浄室14から外部に送り出される。
前記実施形態では内袋22の上部をドラム缶21の周囲に被せて開いた状態を維持するようにしている。そのため取り扱いが厄介な柔軟な内袋を開く作業を、画室の外部であらかじめ作業者によって行うことができる。しかし図10、図11に示す自動充填装置100のように、内袋22の上部をドラム缶21に被せず、上方に延ばしたままで充填することもできる。
図10および図11の自動充填装置100は、ドラム缶21を搬送するコンベア15と、そのコンベアの上部に配置される、内袋22の上部を閉じた状態で保持し、コンベア15と同調して走行する袋保持機構101と、充填室12で内袋22の上部を開き、開いた状態に保持する袋開き機構102とを備えている。袋保持機構101は気密にした充填室12の外部に配置することができる。ただし画室内に配置してもよい。前記コンベア15は、図1などのコンベア15と実質的に同じローラコンベアあるいはチェーンコンベアなどを採用することができる。
前記袋保持機構101は、図10に示すように、対向して配置される一対の搬送ベルト103と、それらの搬送ベルトを支持するためのローラ群とを備えている。それぞれの搬送ベルト103は内側がドラム21の進行方向に移動し、外側が戻り方向に移動するように配置される。左右の搬送ベルト103の入り口側103aおよび出口側103bはそれぞれいくらか開いており、途中では密着して内袋を把持できるようにしている。
この袋保持機構101は、ドラム缶21をコンベア15に乗せて内袋22の上部を上方に延ばし、入り口側103aで左右の搬送ベルト103の間に挟ませると、内袋22の上部が平坦に引き延ばされ、さらにその状態で左右から搬送ベルトによって把持される。そしてその平坦に引き延ばされた状態で、ドラム21の進行に伴って内袋22の上部を前進させる。そして出口側103bでは左右の搬送ベルト103同士が離れるに伴い、把持を解除する。そして袋開き機構102によって把持される。なお、搬送ベルト103に内袋22の上部を挟ませる作業は通常は手作業で行う。ただし自動的に行う装置を配置することもできる。
前記袋開き機構102は、充填筒32の下方に、充填筒の上下移動と干渉しないように配置されるものであり、搬送ベルト103の出口側103bと充填機28の間で往復移動するスライダ105と、そのスライダに左右一対で開閉自在に設けられるバキュームアーム106と、そのバキュームアームの先端に取りつけられるバキュームカップ107とを備えている。スライダ105はたとえば左右に分かれた一対のガイドレール108に沿って走行するように設けられ、バキュームアーム106はそのスライダ105から上流側に向かって延びるように設けられている。それらのバキュームアーム106は、充填筒32と干渉しないように、それぞれスライダ105の両端近辺と中央近辺との間で移動するように設けられている。そして充填筒32は、それらのバキュームアーム106が開いたときに、干渉せずに昇降できるように配置される。スライダ105の前進後退の駆動は、たとえばエアシリンダ(あるいは油圧シリンダ)あるいはモータなどによって行うことができる。前記バキュームアーム106の開閉動作は、たとえばエアシリンダ(あるいは油圧シリンダ)109などによって行わせることができる。
さらにこの実施形態では、充填筒32の下端には、図12に示すように、内袋22の内面と気密に密着するように環状のパッキンヘッドないしエアボール110が設けられている。充填筒32は粉体を充填するための内筒32aと、エア抜きおよび窒素充填のための外筒32bとの二重筒構造にしている。エアボール110は外筒32bの下端周囲に設けられた浮き輪状のものであり、エアの注入/排出で膨張/収縮自在としている。また、軟質ゴムなどの柔軟性およびシール性の高い材質で構成されている(図12a参照)。充填筒32は図11に示すように、天井部に設けた複数本のエアシリンダ(あるいは油圧シリンダ)111によって昇降自在に構成されている。なお、内筒32aを外筒32bに対して上下動自在に構成することもできる。図12に示すように、前記エアボール110を内袋22内に挿入した後、エアを注入して膨らませ、内袋22の内面と密接させることにより、内袋22と外筒32bとのシールが確実になる。前記左右のバキュームアーム106は、エアボール110の膨縮に合わせて開閉するように構成することができる。
図10、図11の自動充填装置100では、粉体を充填した内袋22の結束は、充填室12に設けられる結束機112により行う。この結束機112は、図6、図7に示す結束機と実質的に同じものを用いることができる。またこの自動充填装置100では、充填室12の下流側に蓋掛け室13を設け、その下流側にドラム缶外面洗浄室14を設けている。蓋掛け室13の袋押し機構および蓋掛け装置や洗浄室14の洗浄装置は、図1の自動充填装置の場合と実施的に同じものを使用することができる。
図12aのエアボール110は、外筒32bの外周に設けているが、図12bに示すように、外筒32bの外周に円板113を気密に設け、その円板の外周にエアボール110を設けるようにしてもよい。このようにすると、エアボール110の膨縮のストロークを小さくすることができる。
本発明の自動充填装置の一実施形態を示す概略立面図である。 図2aおよび図2bはそれぞれ図1の自動充填装置に用いるフレコンの斜視図および断面図、図2cはそのフレコンに収容する内袋の一実施形態を示す断面図である。 図1の自動充填装置に用いる充填機の一実施形態を示す正面図である。 図4aは図3aのIV-IV線断面図、図4bは図4aのV-V線断面図である。 図5aおよび図5bはそれぞれ図1の自動充填装置に用いる袋立ち上げ結束機の一実施形態を示す正面図および側面図である。 図6aおよび図6bはそれぞれ図5aの結束機における袋立ち上げ機構の作動状態を示す側面図および要部拡大図である。 図5aの袋立ち上げ装置における結束機構の平面図である。 図1の装置で用いる蓋掛け装置の正面図である。 図8の蓋掛け装置の側面図である。 本発明の自動充填装置の他の実施形態を示す概略平面図である。 図10の自動充填機の概略立面図である。 図12aおよび図12bはそれぞれ図11の装置に用いられるエアボールの実施形態を示す断面図である。 従来の容器内包材取り出し装置を示す平面図である。 従来の容器内包材取り出し装置を示す概略図である。
符号の説明
10:自動充填装置、10a:全体隔壁、11:画室(前室)、12:画室(充填室)、13:画室(結束室)、14:画室 (洗浄室)、11a、12a、13a:遮断壁、15:コンベア、16:スプレーボール、17:廃水管路、18:吸引管路、19:扉、21:ドラム缶、22:内袋、22a:側壁、22b:底部、23:袋取りつけステージ、24:フレコン、24a:側壁、24b:底部、24c:天板、24d:開口、26:エアノズル、28:充填機、29:ホッパ、30:サークルフィーダ、M1:モータ、31、フレーム、32:充填筒、33:外筒、34:蛇腹、35:押さえ蓋、36:エアシリンダ、37:集塵用の配管、38:配管、39:重量測定装置、40:エアシリンダ、40a:昇降ロッド、41:ロードセル、42:エアシリンダ、M2:モータ、43:ガイドバー、44:フレーム、45:袋立ち上げ結束機、46:フレーム、47:袋立ち上げ機構、48:回転機構、49:結束機構、50:ベース部、51a、51b、51c、:立ち上がり部、52a、52b:ローラ列、M3、M4:モータ、53:結束部押込み機、54:昇降アーム、55:スイングアーム、55a、55b:エアシリンダ、56:脱気パイプ、57:ガイドローラ、58:ピン、59:引っかけ爪、60:結束アーム、60a:エアシリンダ、61:結束確認アーム、61a:検出端、61b:検出端、61c:エアシリンダム、65:押え込み機構、65a:エアシリンダ、65b:レバー、66:カシメ機構、66a:エアシリンダ70:蓋掛け装置、71:蓋押さえ機構、71a:エアシリンダ、71b:押さえ部材、72:蓋、72a:もっとも上の蓋、73:蓋供給装置、74:蓋の位置合わせ機構、74a:エアシリンダ、74b:押さえバー、74c:カム機構、76a、76b:ローラ列、M5、M6:モータ、77:ベースフレーム、77a:中間軸、80:フレーム、78:位置あわせアーム、78a:エアシリンダ、83:フレーム、84:ガイド、85:ベースプレート、86:リフトシリンダ、87:搬送機構、88:ガイド棒、89:ガイドレール、90:走行部材、92:上下ガイド機構、93:グリップ部材、94:シリンダ、100:自動充填装置、101:袋保持機構、102:袋開き機構、103:搬送ベルト、103a:入り口側、103b:出口側、104:バキュームカップ、105:スライダ、106:バキュームアーム、107:バキュームカップ、108:ガイドレール、109:エアシリンダ、110:エアボール、32a:内筒、32b:外筒、111:エアシリンダ、112:結束機、113:円板

Claims (5)

  1. 外部から隔離されている画室と、
    外部からその画室内に、上端が開口している容器とその内部に収容した袋とを搬送し、充填後の容器を外部に搬送するコンベアと、
    画室内で容器内に収容した袋に粉体を充填する充填機と、
    充填された袋の開口部を結束する結束機と、
    容器に蓋を取りつける蓋掛け装置と、
    蓋掛けされた容器の外部を洗浄する洗浄装置とを備えていることを特徴とする粉体の自動充填装置。
  2. 前記画室が、前室と、前記充填機が設置された充填室と、前記結束機が設置された結束室と、前記蓋掛け装置および洗浄装置が設置された蓋掛け洗浄室とに開閉自在の扉で隔離されている請求項1記載の自動充填装置。
  3. 前記結束機が、容器内部に収容した袋の上部を容器の上端から外周に折り返して被せた状態で外部から画室内に搬送される容器に対し、前記袋の上部を容器の外周から引き剥がして上方に延ばす袋立ち上げ機構を備えている請求項1記載の自動充填装置。
  4. 前記コンベアの入り口側の上部に沿って、容器と共に移動中の袋の上部を閉じた状態で保持する手段を有し、かつ、容器が充填位置に達したとき、閉じている袋の上部を開き、開いた状態に保持する手段とを備えている請求項1記載の自動充填装置。
  5. 前記結束機が、袋の上部を開いた状態に維持する手段と、容器を回転駆動して袋の上部を捻って閉じるための回転手段とを備えている請求項1記載の自動充填装置。
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