JP2005074089A - 複室容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複室容器を用いた薬剤の混合工程において、仕切手段を解除させる作業のみを行えば、混合薬剤を投与することができ、また、仕切手段の解除前に薬剤充填室に充填された未混合薬剤が口栓を通って中空針に流入しない複室容器を提供する。
【解決手段】 複数に区画されてそれぞれ異なる薬剤が充填される薬剤充填室11,12を有する容器本体2と、該容器本体2の開口部に取り付けられた口栓13とを備えた複室容器1において、前記口栓13を前記容器本体2に隠れた状態に設け、前記薬剤充填室11,12を閉塞し、前記口栓13の引張で剥離可能に構成された弱シール部8を前記容器本体2に設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、複室容器に関する。
従来、2種類以上の薬剤を配合する場合、薬剤的相互作用に起因する経時的変化によって薬剤が変質する危険性があるため、医療現場で各成分を投薬直前に混合して調製する方法が採用されていた。しかし、このような投薬直前の薬剤の混合は、微生物汚染や異物の混入、過誤の混合、迅速な投薬ができない等の欠点があった。このため、現在、圧力の付加によって剥離可能な弱シール等の仕切手段を容器本体に設け、この仕切手段で区画された複数の薬剤充填室に各未混合薬剤を個別に充填し、投与直前に前記仕切手段を解除して各薬剤を混合することが可能な複室型の容器が多数開発されている。
このような複室容器は、容器本体の内部を2等分するように仕切手段が短手方向に設けられているものが多く、通常、薬剤の混合作業を行うまで、前記仕切手段が設けられている容器本体の中央付近で2つ折りにされて保管されている。
前記複室容器を用いて薬剤の混合を行う場合、まず、2つ折りにされている容器本体を元の展開状態に戻して、次に、薬剤充填室を手等で押圧して仕切手段の解除が行われる。したがって、前記複室容器を用いた薬剤の混合工程においては、容器本体を展開状態に戻す作業と仕切手段を解除する作業という2つの作業をそれぞれ別個に行う必要があった(特許文献はなし)。
しかしながら、前記2つの作業は、薬剤の混合工程においては煩わしいものとなっているばかりでなく、口栓と一方の薬剤充填室とは連通しているので、容器本体の下端に設けられたフック穴にフックを通して複室容器を吊り下げたり、又は口栓を下向きにして傾斜面に複室容器を設置した状態で、薬剤排出口に固定されたゴム栓に中空針を刺通すれば、口栓と連通する一方の薬剤充填室から未混合薬剤が口栓の薬剤排出管を通って中空針に流入することになる。このため、2番目の作業である薬剤充填室の押圧を怠って、誤って未混合薬剤が患者に投与される危険性があり、複室容器が前記のように構成されている場合は、このような医療事故を未然に防止して患者に対する安全性を確保することができないという問題点がある。
したがって、本発明は、かかる問題点を解消するため、複室容器を用いた薬剤の混合工程において、仕切手段を解除させる作業のみを行えば、混合薬剤を投与することができ、また、仕切手段の解除前に薬剤充填室に充填された未混合薬剤が口栓を通って中空針に流入しない複室容器を提供し、これにより、薬剤の混合工程において簡便な作業を実現し、かつ、仕切手段の未解除が原因となって、未混合薬剤が患者に投与される危険性を回避することを目的とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、複数に区画されてそれぞれ異なる薬剤が充填される薬剤充填室を有する容器本体と、該容器本体の開口部に取り付けられた口栓とを備えた複室容器において、前記口栓を前記容器本体に隠れた状態に設け、前記薬剤充填室を閉塞し、前記口栓の引張で剥離可能に構成された弱シール部を前記容器本体に設けたものである。
前記手段によれば、口栓の引張という1つの作業を行うだけで、薬剤充填室を閉塞する弱シール部を剥離させることができ、これにより、薬剤充填室に充填された各未混合薬剤の混合作業を簡便に行うことができる。また、使用者が口栓を引張しない限り、弱シール部が剥離して口栓と容器本体の内部が連通することはない。従って、口栓の引張前に中空針を誤ってゴム栓に刺通しても、未混合薬剤が口栓の薬剤排出管を通って中空針に流入することはない。
前記容器本体は、袋部の上部に折り返し線を備え、前記口栓側の袋部が該上部折り返し線で内側に折り返された折り返し部が形成されて、前記折り返し部の間に前記口栓が隠れるように位置してもよい。
前記弱シール部は、前記上部折り返し線で内側に折り返された前記容器本体の袋部の上縁部の内壁と、該上縁部の内壁に対向する前記容器本体の袋部の内壁とがシールされて形成され、前記薬剤充填室を区画する仕切強シール部の上端に位置してもよい。
前記口栓は、弱シール剥離手段が薬剤排出管に設けられ、前記弱シール部は、前記口栓の薬剤排出管の下端部より下方の位置で対向する前記容器本体の袋部の内壁が、前記弱シール剥離手段を挟持した状態でT字状にシールして形成されていてもよい。
前記弱シール剥離手段は、プレート状部材で構成されていてもよい。
また、前記弱シール剥離手段は、リング状部材で構成されていてもよい。
前記容器本体は、袋部の中央近傍に折り返し線を備え、前記口栓側の袋部が該中央近傍折り返し線で内側に折り返された折り返し部が形成されて、前記口栓が折り返し部の間に隠れるように位置し、前記弱シール部は、前記中央近傍折り返し線で内側に折り返された前記容器本体の袋部の上縁部及び両側縁部からなるU字形の内壁と、該U字形の内壁と対向する前記容器本体の袋部の内壁とがシールされて形成されていてもよい。
前記容器本体は、表側袋部に取り付けられた前記口栓と、裏側袋部に取り付けられた吊り下げ用のグリップ部又はフック部とを備え、前記弱シール部は、前記口栓が取り付けられた前記表側袋部の内壁と、前記吊り下げ用のグリップ部又はフック部が取り付けられた前記裏側袋部の内壁とがシールされて形成され、前記口栓は、前記弱シール部で2つ折りに構成された前記容器本体の薬剤充填室の間に隠れるように位置してもよい
本発明によれば、使用者が口栓の引張という簡易な1つの作業を行うだけで、薬剤の混合作業を円滑に行うことが可能となる。また、複室容器の容器本体に形成された弱シール部を剥離しないまま、患者に未混合薬剤が誤って投与されるという医療事故を未然に回避することも可能となる。
以下、添付の図面に従って、本発明の実施形態を説明するが、説明及び図示されたものに本発明が限定されるものではない。
図1〜4は、本発明の第1実施形態に係る複室容器1を示す。この複室容器1は、容器本体2と、該容器本体2の開口部に取り付けられた薬剤排出用の口栓13とを備える。
容器本体2は、可撓性を有する透明なフィルムシートを筒状に成形し、開口している両端部を加熱溶着等によってシールすることで、袋部3と、上端強シール部4と、下端強シール部5とからなる矩形状の袋体に構成される。容器本体2は、袋部3の上部に形成された折り返し線6を備え、図2,3に示したように、口栓13側の袋部3がこの上部折り返し線6で内側に折り返されて折り返し部7が形成されている。この折り返し部7が形成されている袋部3の内壁が、上部折り返し線6より下方の袋部3の内壁と対向している。容器本体2は、上部折り返し線6で内側に折り返された袋部3の上縁部の内壁と該上縁部の内壁に対向する袋部3の内壁とが、例えば、混合樹脂片で接合されたり、又は前記内壁の間に混合樹脂片を挟持した状態で加熱溶着されることによって弱シール部8が短手方向に形成されている。また、容器本体2は、前記弱シール部8から下端強シール部5まで、薬剤排出管15の開口部より広い幅で、対向する袋部3の内壁が加熱溶着等されて仕切強シール部9が長手方向に形成されている。
容器本体2の上端強シール部4と、下端強シール部5と、仕切強シール部9は、手等で容器本体2に圧力が加えられても剥離しない強度で構成されている。
一方、弱シール部8は、口栓13の引張で剥離可能な強度で構成されている。弱シール部8は、容器本体2を2つに区画して遮断することで、上方側には空洞部10が形成され、下方側には薬剤充填用の空間が形成されている。
仕切強シール部9は、容器本体2の下方側に形成された薬剤充填用の空間を2等分に区画して、薬剤充填室11,12を形成する。仕切強シール部9は、口栓13の薬剤排出管15の開口部を閉塞している。2つの薬剤充填室11,12は、それぞれ別種類の未混合薬剤が充填される。なお、薬剤充填室11,12に充填されるものは、薬剤に限定される必要はなく、例えば、接着剤、試薬等のような薬剤以外のものが薬剤充填室11,12に充填されてもよい。
口栓13は、筒状で、薬剤排出口14と、薬剤排出管15と、ゴム栓体16とで構成される。口栓13は、容器本体2の上端強シール部4が形成されるフィルムシートの内壁の間に薬剤排出管15が挟持された状態で加熱溶着されて、容器本体2の上端中央に取り付けられている。口栓13は、ゴム栓体16を薬剤排出口14に収納し、薬剤排出口14の上方外周部に被せられた成形用キャップ(不図示)の上面に溶着用ヒータ(不図示)を圧着することによって、薬剤排出口14の上部が内側に湾曲するように成形されている。これにより、ゴム栓体16が薬剤排出口14に固定され、薬剤の投与時に中空針が刺通されるまで容器本体2の内部を密封する。口栓13は、容器本体2が上部折り返し線6で内側に折り返されることによって、図1,3に示したように、全体が折り返し部7の間に隠れるように位置している。なお、口栓13は、全体が折り返し部7の間に隠れる必要はなく、少なくとも口栓13の一部が折り返し部7に隠れるように位置していてもよい。また、口栓13は、ゴム栓体で封緘されるほか、ルアーロック式チューブ構造としてもよい。
次に、前記構成からなる複室容器1を使用する場合の作用について説明する。
口栓13が、折り返し部7の間に隠れるように位置しているときは、弱シール部8と仕切強シール部9とによって、未混合薬剤が、薬剤充填室11,12内に完全に密封される。
使用者が下端強シール部5に一方の手を添えながら他方の手で口栓13を引張して折り返し部7を引き出し、容器本体2を伸張すると、図4に示したように、薬剤充填室11,12を閉塞している弱シール部8が剥離して、空洞部10と薬剤充填室11,12が連通する。また、前記仕切強シール部9による薬剤排出管15の開口部の閉塞も解除されて、容器本体2の袋部3の内部と口栓13が連通する。これにより、口栓13が下向きになるように複室容器1を逆さにしたり、2つの薬剤充填室11,12を手で押圧して、未混合薬剤を薬剤充填室11,12から空洞部10に流出させて混合することができる。その後、点滴架台のフックを容器本体2に設けたフック穴17に通して複室容器1を点滴架台に吊り下げ、口栓13に固定されたゴム栓体16に中空針を刺通して、患者に混合薬剤を投与することができる。
また、図1,4に示すように、弱シール部8の剥離前と剥離後では、複室容器1の形態が異なっているので、口栓13が折り返し部7の間に隠れるように位置している場合には、使用者は、弱シール部8を剥離させるための口栓13の引張が行われていないことを外観上の形態で認識することが可能となる。
図5〜7は、本発明の第2実施形態に係る複室容器1を示す。この複室容器1は、口栓13の引張と連働して弱シール部8を剥離させる弱シール剥離手段18を口栓13に設けたものである。弱シール剥離手段18として、プレート状部材19が取付部材20を介して薬剤排出管15に取り付けられている。なお、プレート状部材19は、取付部材20を介さず薬剤排出管15と直接形成されてもよい。
弱シール部8は、口栓13の薬剤排出管15の下端部より下方の位置で対向する容器本体2の袋部3の内壁が、プレート状部材19を挟持した状態で上述したような方法によってT字状にシールして形成され、薬剤充填室11,12を区画し、かつ、閉塞している。
第2実施形態に係る複室容器1では、口栓13を引張すると、容器本体2の伸張によってプレート状部材19の位置が上方に移動するため、弱シール部8は、プレート状部材19にシールされた部分のみがプレート状部材19と分離して剥離する。
図8は、本発明の第3実施形態に係る複室容器1を示す。この複室容器1は、前記図5〜7の第2実施形態のプレート状部材19の代わりに、弱シール剥離手段18としてリング状部材21を設けたものである。
第3実施形態に係る複室容器1では、第2実施形態と同様、口栓13を引張すると、容器本体2の伸張によってリング状部材21の位置が上方に移動するため、弱シール部8は、リング状部材21が通過した部分においてのみ剥離する。
図9,10は、本発明の第4実施形態に係る複室容器1を示す。この複室容器1は、容器本体2の袋部3の中央近傍に形成された折り返し線6で、口栓13側の袋部3が内側に折り返されて、折り返し部7が形成されている。
折り返し部7の間に隠れるように位置する口栓13の薬剤排出管15の下端部は、袋部3の底部に位置する。また、弱シール部8は、中央近傍折り返し線6で内側に折り返された容器本体2の袋部3の上縁部及び両側縁部からなるU字形の内壁と、該U字形の内壁と対向する袋部3の内壁とを上述したような方法によってシールして形成され、薬剤充填室11,12を区画し、かつ、閉塞している。
第4実施形態に係る複室容器では、弱シール部8の剥離と同時に、未混合薬剤が薬剤充填室11,12から自然に流出して混合する。
図11〜13は、本発明の第5実施形態に係る複室容器1を示す。この複室容器1は、口栓13が、弱シール部8で2つ折りに構成された前記容器本体2の薬剤充填室11,12の間に位置するように構成されている。
口栓13は、容器本体2の表側袋部24の中心部に取り付けられ、開孔部23を有する吊り下げ用のグリップ部22が裏側袋部25の中心部に取り付けられている。また、弱シール部8は、前記口栓13が取り付けられた表側袋部24の内壁と、前記吊り下げ用のグリップ部22が取り付けられた裏側袋部25の内壁とを、薬剤排出管15の開口部より広い幅でシールして短手方向に形成されている。なお、容器本体2の裏側袋部25の中心部には、吊り下げ用のグリップ部22のほか、吊り下げ用のフック部が取り付けられてもよい。
第5実施形態に係る複室容器では、第4実施形態と同様に、弱シール部8の剥離と同時に、未混合薬剤が薬剤充填室11,12から自然に流出して混合する。
本発明の第1実施形態による複室容器の正面図である。 図1の複室容器のII−II線断面図である。 図1の複室容器のIII−III線断面図である。 弱シール部が剥離した状態を示す図1の複室容器の正面図である。 弱シール剥離手段としてプレート状部材が口栓に取り付けられた本発明の第2実施形態による複室容器の正面図である。 図5の複室容器のVI−VI線断面図である。 図5の複室容器のVII−VII線断面図である。 弱シール剥離手段としてリング状部材が口栓に取り付けられた本発明の第3実施形態による複室容器の正面図である。 本発明の第4実施形態による複室容器の正面図である。 図9のX−X線断面図である。 本発明の第5実施形態による複室容器の側面図である。 容器本体の折り畳みを展開した状態を示す本発明の第5実施形態による複室容器の正面図である。 容器本体の折り畳みを展開した状態を示す本発明の第5実施形態による複室容器の側面図である。
符号の説明
1 複室容器
2 容器本体
3 袋部
4 上端強シール部
5 下端強シール部
6 折り返し線
7 折り返し部
8 弱シール部
9 仕切強シール部
10 空洞部
11,12 薬剤充填室
13 口栓
14 薬剤排出口
15 薬剤排出管
16 ゴム栓
17 フック穴
18 弱シール剥離手段
19 プレート状部材
20 取付部材
21 リング状部材
22 吊り下げ用のグリップ部
23 開孔部
24 表側袋部
25 裏側袋部

Claims (8)

  1. 複数に区画されてそれぞれ異なる薬剤が充填される薬剤充填室を有する容器本体と、該容器本体の開口部に取り付けられた口栓とを備えた複室容器において、前記口栓の少なくとも一部を前記容器本体に隠れた状態に設け、前記薬剤充填室を閉塞し、前記口栓の引張で剥離可能に構成された弱シール部を前記容器本体に設けたことを特徴とする、複室容器。
  2. 前記容器本体は、袋部の上部に折り返し線を備え、前記口栓側の袋部が該上部折り返し線で内側に折り返された折り返し部が形成されて、前記折り返し部の間に前記口栓が隠れるように位置することを特徴とする、請求項1記載の複室容器。
  3. 前記弱シール部は、前記上部折り返し線で内側に折り返された前記容器本体の袋部の上縁部の内壁と、該上縁部の内壁に対向する前記容器本体の袋部の内壁とがシールされて形成され、前記薬剤充填室を区画する仕切強シール部の上端に位置していることを特徴とする、請求項2記載の複室容器。
  4. 前記口栓は、弱シール剥離手段が薬剤排出管に設けられ、
    前記弱シール部は、前記口栓の薬剤排出管の下端部より下方の位置で対向する前記容器本体の袋部の内壁が、前記弱シール剥離手段を挟持した状態でT字状にシールして形成されていることを特徴とする、請求項2記載の複室容器。
  5. 前記弱シール剥離手段は、プレート状部材で構成されていることを特徴とする、請求項4記載の複室容器。
  6. 前記弱シール剥離手段は、リング状部材で構成されていることを特徴とする、請求項4記載の複室容器。
  7. 前記容器本体は、袋部の中央近傍に折り返し線を備え、前記口栓側の袋部が該中央近傍折り返し線で内側に折り返された折り返し部が形成されて、前記口栓が折り返し部の間に隠れるように位置し、
    前記弱シール部は、前記中央近傍折り返し線で内側に折り返された前記容器本体の袋部の上縁部及び両側縁部からなるU字形の内壁と、該U字形の内壁と対向する前記容器本体の袋部の内壁とがシールされて形成されていることを特徴とする、請求項1記載の複室容器。
  8. 前記容器本体は、表側袋部に取り付けられた前記口栓と、裏側袋部に取り付けられた吊り下げ用のグリップ部又はフック部とを備え、
    前記弱シール部は、前記口栓が取り付けられた前記表側袋部の内壁と、前記吊り下げ用のグリップ部又はフック部が取り付けられた前記裏側袋部の内壁とがシールされて形成され、
    前記口栓は、前記弱シール部で2つ折りに構成された前記容器本体の薬剤充填室の間に隠れるように位置することを特徴とする、請求項1記載の複室容器。
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