JP2005072990A - 通信端末装置と通信制御方法及びファクシミリ装置 - Google Patents
通信端末装置と通信制御方法及びファクシミリ装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】複数の宛先に同報送信するとき、複数の異なる通信経路を自由に使えるようにしてユーザの利便性を向上させる。
【解決手段】宛先情報格納部40に複数の宛先をグループ化してファクシミリ番号と例えばメールアドレスのように複数の宛先情報を登録する。グループ宛先選択部43は、送信するときグループ宛先が指定された場合、宛先情報格納部40から指定されたグループのグループ宛先情報を読み出し、各宛先毎に指定された通信経路を選択して、同じグループ宛先に所属する宛先に対し、ファクシミリ番号とメールアドレスのどちらも自由に使えるようにし、ある宛先はファクシミリ番号を使いたいが、別の宛先はメールアドレスを使いたいという場合には対応できるとともに、ファクシミリ番号とメールアドレスの両方を使いたい場合にも対応できるようにする。
【選択図】 図3
【解決手段】宛先情報格納部40に複数の宛先をグループ化してファクシミリ番号と例えばメールアドレスのように複数の宛先情報を登録する。グループ宛先選択部43は、送信するときグループ宛先が指定された場合、宛先情報格納部40から指定されたグループのグループ宛先情報を読み出し、各宛先毎に指定された通信経路を選択して、同じグループ宛先に所属する宛先に対し、ファクシミリ番号とメールアドレスのどちらも自由に使えるようにし、ある宛先はファクシミリ番号を使いたいが、別の宛先はメールアドレスを使いたいという場合には対応できるとともに、ファクシミリ番号とメールアドレスの両方を使いたい場合にも対応できるようにする。
【選択図】 図3
Description
この発明は、複数の異なる通信経路に接続された通信端末装置と通信制御方法及びLAN又はインターネットを介してファクシミリ通信を行う機能を有するファクシミリ装置、特に送信するときのユーザの利便性を向上に関するものである。
ファクシミリ装置では、ユーザがいちいち相手先のファクシミリ番号を覚えておかなくても済むように、電話帳機能を備えて宛先入力を簡潔にしたものが多い。このようなファクシミリ装置では、頻繁に使う宛先を、宛先名称等とファクシミリ番号をセットにして電話帳に登録しておき、送信時に登録済みの宛先はワンタッチ又はそれに準ずる簡潔な操作例えば2〜3桁の短縮番号だけを入力することにより登録されたファクシミリ番号を選択して入力することができる。
また、ファクシミリ装置には、例えば特許文献1や特許文献2に示すように、同一の原稿画像を複数の相手先に送信する同報送信を備えたものがある。このようなファクシミリ装置では同報送信時の宛先入力に便利な電話帳の機能としてグループ宛先機能を備えたものがある。このグループ宛先機能では、グループ宛先としてグループ名称等とそのグループ宛先に含まれるあらかじめ登録済みの複数の宛先をセットにして電話帳に記憶しておき、送信時に登録済みのグループ宛先を呼び出すことにより、同報送信用の複数の宛先をワンタッチ又はそれに準ずる簡潔な操作で一括で選択して入力することができる。
また、ファクシミリ装置には、例えば特許文献1や特許文献2に示すように、同一の原稿画像を複数の相手先に送信する同報送信を備えたものがある。このようなファクシミリ装置では同報送信時の宛先入力に便利な電話帳の機能としてグループ宛先機能を備えたものがある。このグループ宛先機能では、グループ宛先としてグループ名称等とそのグループ宛先に含まれるあらかじめ登録済みの複数の宛先をセットにして電話帳に記憶しておき、送信時に登録済みのグループ宛先を呼び出すことにより、同報送信用の複数の宛先をワンタッチ又はそれに準ずる簡潔な操作で一括で選択して入力することができる。
また、最近のファクシミリ装置は、特許文献3に示すように、公衆回線網のみならず、インターネットを通して指定したメールアドレスに送信するインターネットファクシミリの機能を備えたものもある。この機能を有するファクシミリ装置は、相手先としてファクシミリ番号だけでなくメールアドレスも指定でき、ファクシミリ文書とメールの同報も可能である。このファクシミリ装置の電話帳には、ファクシミリ文書とメールのいずれも送信することができる宛先に対してファクシミリ番号とメールアドレスの両方を登録しておく。そして送信時の宛先を入力するとき、入力モードとしてファクシミリ入力モードとメール入力モードが切り替えられるようにしておき、ファクシミリ番号とメールアドレスの両方を有する宛先に対して、ファクシミリ入力モードの時はファクシミリ番号を選択して入力し、メール入力モードの時はメールアドレスを選択して入力できるようにして、ユーザはファクシミリ番号とメールアドレスのどちらも必要に応じて簡単に選択することができる。
特開2000−115343号公報
特開2002−218122号公報
特開2000−261593号公報
前記のようにファクシミリ番号とメールアドレスの両方が登録されている宛先をグループ宛先に含まれる一宛先として記憶させると、その宛先に対してはファクシミリ番号を使いたいのか、メールアドレスを使いたいのか、又はファクシミリ番号とメールアドレスの両方を使いたいのかが判別できず、同じグループ宛先に所属する宛先に対し、ある宛先はファクシミリ番号を使いたいが、別の宛先はメールアドレスを使いたいという場合には対応できず、また、ファクシミリ番号とメールアドレスの両方を使いたい場合にも対応できなかった。
この発明は、このような短所を改善し、複数の宛先に同報送信するとき、複数の異なる通信経路を自由に使えるようにして、ユーザの利便性を向上させることができる通信端末装置と通信制御方法及びファクシミリ装置を提供することを目的とする。
この発明の通信端末装置は、複数の異なる通信経路に接続された通信端末装置において、宛先情報格納部と宛先登録部とグループ宛先登録部及びグループ宛先選択部を有し、前記宛先情報格納部は、宛先情報格納領域とグループ宛先情報格納領域を有し、前記宛先情報格納領域は、送信する宛先と各宛先毎の通信経路を示す宛先情報を記憶し、前記グループ宛先情報格納領域は、各宛先をグループ化したとき、各グループに含まれる宛先と各宛先毎に設定された通信経路を示すグループ宛先情報を記憶し、前記宛先登録部は、操作表示部で宛先情報の入力が選択されて入力された宛先情報を前記宛先情報格納部の宛先情報格納領域に登録し、前記グループ宛先登録部は、操作表示部でグループ宛先情報の入力が選択されたとき、入力されたグループ宛先情報を前記宛先情報格納部のグループ宛先情報格納領域に登録し、前記グループ宛先選択部は、送信するときグループ宛先が指定された場合、前記宛先情報格納部のグループ宛先情報格納領域から指定されたグループのグループ宛先情報を読み出し、各宛先毎に指定された通信経路を選択することを特徴とする。
前記グループ宛先選択部は、送信するときグループ宛先が指定された場合、前記宛先情報格納部のグループ宛先情報格納領域から指定されたグループのグループ宛先情報を読み出し、指定されたグループ宛先とそのグループ宛先に含まれる宛先を操作表示部に表示する。
また、グループ宛先選択部は、指定されたグループ宛先とそのグループ宛先に含まれる宛先を操作表示部に表示するとき、指定されたグループ宛先に含まれる通信経路を示す表示を付加することが望ましい。
この発明の通信制御方法は、複数の異なる通信経路に接続された通信端末装置の通信制御方法において、送信する宛先と各宛先毎の通信経路を示す宛先情報を記憶するとともに、各宛先をグループ化したとき、各グループに含まれる宛先と各宛先毎に設定された通信経路を示すグループ宛先情報を記憶し、送信するときグループ宛先が指定された場合、記憶したグループ宛先情報から指定されたグループのグループ宛先情報を読み出し、各宛先毎に指定された通信経路を選択することを特徴とする。
この発明のファクシミリ装置は、前記通信端末装置を有し、公衆回線網とLAN又はインターネットに接続されたことを特徴とする。
複数の宛先をグループ化してファクシミリ番号と例えばメールアドレスのように複数の宛先情報を登録し、この複数の宛先に同報送信するとき、どの宛先情報を使用するかを宛先毎に設定することにより、同じグループ宛先に所属する宛先に対し、ファクシミリ番号とメールアドレスのどちらも自由に使えるようにして、ある宛先はファクシミリ番号を使いたいが、別の宛先はメールアドレスを使いたいという場合には対応できるとともに、ファクシミリ番号とメールアドレスの両方を使いたい場合にも対応でき、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、グループ宛先に送信するとき、指定されたグループ宛先とそのグループ宛先に含まれる宛先を操作表示部に表示することにより、同報送信でどの宛先に送信するかを明確にでき、ユーザの利便性を向上させることができる。
さらに、指定されたグループ宛先とそのグループ宛先に含まれる宛先を操作表示部に表示するとき、指定されたグループ宛先に含まれる通信経路を示す表示を付加することにより、グループ宛先を入力して送信する前に通信経路を事前に把握して通信経路に応じた送信を行うことができる。
図1はこの発明の公衆回線網やLAN又はインターネットを介してファクシミリ通信を行う機能と複写機能やプリンタ機能を有する画像形成装置の構成図である。画像形成装置1は、画像形成ユニット2の下部には記録紙を収納した2段の給紙カセット3a,3bが設けられ、画像形成ユニット2の上部には読取ユニット4を有する。給紙カセット3a,3bは給紙ローラ5a,5bを有し、給紙ローラ5a,5bにより給紙カセット3a,3b内に積載された記録紙を1枚ずつ給紙する。給紙ローラ5a,5bの下流側近傍は合流して縦搬送経路6が形成されている。縦搬送経路6には、搬送ローラ7,8と画像形成ユニット2の画像形成部9と定着部10が配置されている。画像形成部9は、感光体11と、感光体11の周囲に配置された帯電チャージャ12と現像装置13と転写部14及びクリーニングユニット15と、レーザ光源やポリゴンミラー等が設けられ、感光体11にレーザービームを照射して画像を書き込む書込ユニット16を有する。
縦搬送経路6の下流端には排紙ローラ17が設けられ、画像を形成した記録紙を排紙部18に搬送する。また、縦搬送経路6の外側には、支軸19を支点として回転方向に開閉可能な手差しトレイ20が設けられている。画像形成ユニット2の側面で支軸19の上部近傍には手差し給紙を行うための給紙口が設けられ、両面ユニット21と共通に用いられる搬送経路である共通搬送経路22が搬送ローラ8の上流側で縦搬送経路6と合流している。そして手差しトレイ20を水平に開放したときに手差し給紙が可能となり、手差しトレイ20にセットした記録紙は共通搬送経路22から縦搬送経路6に搬送される。
給紙ユニット3a,3bあるいは手差しトレイ20から給紙された記録紙は画像形成部9に搬送される。画像形成部9は、書込ユニット16により感光体11に書き込まれて形成された静電潜像を現像装置13で現像し、現像した画像を転写部14で記録紙に転写する。定着部10は画像が転写された記録紙に熱及び圧力を加えて定着する。画像が定着された記録紙は排紙ローラ17により排紙部18に排出される。両面ユニット21は装置本体2の外側部に設置され、記録紙の両面に画像を形成するときは、片面に画像を形成した記録紙を装置本体2の上部に設けた搬送ローラ23によりスイッチバック経路24に送り、スイッチバック経路24から両面ユニット21を介して再び縦搬送経路6に記録紙を搬送する。
この画像形成装置1の制御装置31は、図2のブロック図に示すように、システム制御部32とシステムメモリ33と読出専用メモリ34と画像メモリ35と網制御部36とモデム37とLAN通信制御部38と符号化復号化部39と宛先情報格納部40と宛先登録部41とグループ宛先登録部42とグループ宛先選択部43及びエンジン制御部44を有する。
システム制御部32は装置全体の動作を制御するとともに通信制御手順を実行する。システムメモリ33はシステム制御部32が制御プログラムを実行するときに、必要なデータを記憶したりワークエリアとして利用する。読出専用メモリ34は制御プログラムや各種制御データを記憶する。画像メモリ35は送信画像や受信画像を記憶する。網制御部36は自動発信機能を有し、公衆回線網との通信を制御する。LAN通信制御部38はLANとの通信を制御する。符号化復号化部39は画像データを圧縮したり、圧縮された画像データを伸長する。宛先情報格納部40はフラッシュROMや電池バックアップ付きのSRAMやハードディスクからなり、図3に示すように、宛先情報格納領域46とグループ宛先情報格納領域47を有する。宛先情報格納領域46には、送信する宛先A〜Fと各宛先A〜F毎にファクシミリ番号a1〜f1とメールアドレスa2〜f2を示す宛先情報を記憶する。グループ宛先情報格納領域47には各宛先をグループ化したとき、各グループG1〜G4に含まれる宛先及び送信するときに各宛先グループG1〜G4に含まれる宛先を一括して指定するグループ宛先を使用するとき、各宛先がファクシミリ番号とメールアドレスのどちらを使うかの指定をグループ宛先情報として記憶する。宛先登録部41は操作表示部45で宛先情報の入力が選択されたとき、操作表示部45の表示を宛先情報入力モードにして入力された宛先情報を宛先情報格納部40の宛先情報格納領域46に登録する。グループ宛先登録部42は操作表示部45でグループ宛先情報の入力が選択されたとき、操作表示部45の表示をグループ宛先情報入力モードにして入力されたグループ宛先情報を宛先情報格納部40のグループ宛先情報格納領域47に登録する。グループ宛先選択部43は操作表示部45で、グループ宛先が指定されたとき、指定されたグループのグループ宛先情報を宛先情報格納部40から読み出して、各宛先毎に指定されたファクシミリ番号又はメールアドレスを網制御部36又はLAN通信制御部38に出力する。エンジン制御部44は画像形成ユニット2の動作を制御する。
操作表示部45は、図4の構成図に示すように、大型のLCD50とテンキー51と設定確認キー52とスタートキー53と初期設定キー54とコピー切替キー55とFAX切替キー56等の各種キーを有する。LCD50はタッチパネルとしても動作し、各種の画面を表示するほか、画面内に表示されたボタンをユーザがタッチすることによりキー入力として受け付けることができる。テンキー51は複写枚数等をセットするとともにファクシミリ番号を入力する。設定確認キー52は入力済みの宛先等を確認するために使用する。スタートキー53は原稿を読み取って複写する動作や送信する動作を開始させる。初期設定キー54は宛先登録等の各種操作を行う初期設定画面に切り替える。コピー切替キー55は画像形成装置1の動作を複写機能に切り替える。FAX切替キー56は画像形成装置1の動作をファクシミリ機能に切り替える。
この操作表示部45でFAX切替キー56を選択すると、図5(a)に示すように、LCD50に宛先入力画面60が表示される。この宛先入力画面60には宛先表示画面61と、ファクシミリモードとメールモードを切り替えるFAX/メールキー62と、すでに登録されている宛先を東京や大阪等と表示する電話帳画面63を有し、宛先入力画面60を表示したとき、宛先表示画面61には電話アイコンが表示されてファクシミリモードになっている。このファクシミリモードのときに、電話帳画面63で宛先を指定したり、テンキー51を使用して宛先のファクシミリ番号を設定することにより、ファクシミリ送信する宛先を入力することができる。また、宛先入力画面60でFAX/メールキー62を操作すると、図5(b)に示すように、宛先表示画面61にメールアイコンを表示し、アドレス入力キー64を有するメールモードになる。このメールモードの宛先入力画面60にはアドレスときに、電話帳画面63で宛先を選択したりアドレス入力キー64を操作してメールを送信する宛先を入力する。ここでアドレス入力キー64を操作すると、LCD50はアドレス入力画面65になる。このアドレス入力画面65でメールアドレスを英字や数字及び記号で入力する。
また、操作表示部45で設定確認キー52を押し下げると、図6に示すように、LCD50に入力済みの宛先を設定確認画面66で一覧表示して確認することができる。
この画像形成装置1で宛先情報を宛先情報格納部40に登録するときの処理を図7の表示画面図を参照して説明する。
ユーザが操作表示部45の初期設定キー54を押すと、図7(a)に示すように、LCD50に初期設定画面71が表示される。この初期設定画面71でユーザが宛先管理ボタンを押すと、宛先登録部41は、図7(b)に示すように電話帳画面63を有する宛先管理画面72を表示する。ここで新規の宛先を登録する場合、新規登録ボタンを押すと、宛先登録部41は、図7(c)に示す宛先登録/変更画面73を表示する。この宛先登録/変更画面73でFAX番号を選択してテンキーを操作することによりとファクシミリ番号表示部にファクシミリ番号を表示することができる。また、宛先名称を入力するときは、宛先名称変更ボタンを押下すると、宛先登録部41は、図7(d)に示す宛先名称入力画面74を表示する。この宛先名称入力画面74の文字列や各種変換ボタンを使用して宛先名称を入力して表示する。また、キー表示名も宛先名称入力画面74と同様な画面で入力して表示する。さらに、メールアドレスを入力して表示する場合は、アドレス入力ボタンを押すと、宛先登録部41は、図7(e)に示すアドレス入力画面65を表示する。このアドレス入力画面65によりメールアドレスを入力して表示する。このようにして宛先名称とキー表示又はメールアドレスを入力して宛先登録/変更画面73に戻ると、宛先登録/変更画面73に入力した宛先名称とキー表示名とファクシミリ番号やメールアドレスが表示される。この表示を確認して設定ボタンを押すと、宛先登録部41は宛先登録/変更画面73に表示された宛先情報を宛先情報格納部40の宛先情報格納領域46に登録する。また、表示された宛先情報を変更する場合は、前記操作と処理を繰り返す。このようにして、ファクシミリ送信やメール送信する宛先名称毎にファクシミリ番号やメールアドレスを宛先情報格納領域46に登録することができる。また、登録した宛先情報を変更する場合も、宛先管理画面72で変更ボタンを押して宛先登録/変更画面73を表示させて前記処理を繰り返す。さらに、登録した宛先情報を消去する場合は、宛先管理画面72で消去する宛先を選択してから消去ボタンを押して選択した宛先を消去する。
次に宛先情報格納部40の宛先情報格納領域46に登録した複数の宛先をグループ化してグループ宛先情報登録領域47に登録するときの処理を図8の表示画図を参照して説明する。
ユーザが操作表示部45の初期設定キー54を押すと、図8(a)に示すように、LCD50に初期設定画面71が表示される。この初期設定画面71でユーザがグループ宛先管理ボタンを押すと、グループ宛先登録部42は、図8(b)に示すように、登録されているグループ宛先を表示した電話帳画面63を有するグループ宛先管理画面75を表示する。ここで新規にグループ宛先を登録する場合、新規登録ボタンを押すと、グループ宛先登録部42は、図8(c)に示すグループ宛先登録/変更画面76を表示する。このグループ宛先登録/表示画面76でグループ宛先のキー表示名を前記宛先情報の登録と同様に入力する。このキー表示名を入力した後、そのグループ宛先に所属させる宛先を入力するため宛先選択ボタンを押す。宛先選択ボタンを押すと、グループ宛先登録部42は、宛先情報格納部40の宛先情報格納領域46を検索して、図8(d)に示すように、宛先情報格納領域46に登録されている各宛先名称を表示した電話帳画面63を有する宛先選択画面77を表示する。この宛先選択画面77の電話帳画面63に表示された各宛先のなかからグループ宛先に登録する宛先を選択する。例えば図8(d)に示す宛先選択画面77でグループ宛先に登録する宛先として札幌を選択すると、グループ宛先登録部42は、宛先情報格納領域46に登録された宛先札幌の宛先情報を読み出して、図8(e)に示すように、登録された宛先名称とキー表示名とファクシミリ番号及びメールアドレスを表示するとともにファクシミリ番号とメールアドレスの表示列に、それぞれ送信するか送信しないしないかを指定する送信選択ボタン78を有する送信経路選択画面79を表示する。この送信経路選択画面79のファクシミリ番号とメールアドレスの表示列の送信選択ボタン78で登録されたファクシミリ番号を使用して送信するかメールアドレスを使用して送信するか、ファクシミリ番号とメールアドレスの両方を使用して送信するかを選択する。その後、設定ボタンを押すと、その宛先へファクシミリ番号を使用して送信するかどうかとメールアドレスを使用して送信するかどうかが設定され、図8(d)に示す宛先選択画面77に戻り、グループ宛先に登録する宛先を反転させて、ファクシミリ番号を使用して送信するかメールアドレスを使用して送信するを示す送信形態80を表示する。例えば、図8(e)に示すように宛先として札幌を選択し、メールアドレスだけを使用することを選択した場合、宛先選択画面77の宛先札幌を反転させて送信形態88にメールを表示する。この処理をキー表示名で指定したグループ宛先に所属させる宛先毎に繰り返して、宛先選択画面77にグループ宛先に所属させる宛先を選択して送信形態88を表示させる。このグループ宛先に所属させる宛先を全て選択した後、グループ宛先登録/変更画面76に戻り、設定ボタンを押すと、グループ宛先登録部42は、そのグループ宛先情報を宛先情報格納部40のグループ宛先情報格納領域47に登録する。また、登録されたグループ宛先情報を変更する場合は、グループ宛先管理画面75で変更ボタンを押してグループ宛先登録/変更画面76を表示させて前記処理を繰り返し、登録されたグループ宛先情報を消去する場合も、グループ宛先管理画面75で消去するグループ宛先を選択して消去ボタンを押して選択したグループ宛先を消去する。
次にグループ宛先情報を登録した宛先に送信するため宛先情報格納部40のグループ宛先情報格納領域47からファクシミリ番号やメールアドレスを読み出して網制御部36やLAN通信制御部38に入力するときの処理を説明する。
操作表示部45でFAX切替キー56を選択すると、図9(a)に示すように、LCD50に宛先入力画面60が表示される。この宛先入力画面60の電話帳画面63には個々の宛先である例えば東京や大阪等の宛先ボタンが表示されるとともに、グループ宛先選択部43でグループ宛先情報格納領域47に登録されているグループ宛先情報を検索してグループ宛先である例えば全社や東日本及び支社1等のグループ宛先ボタンをが表示される。このグループ宛先ボタンの表示では、グループ宛先にはグループ宛先であることを示す表示例えば[G]が表示される。この電話帳画面63で例えばグループ宛先として支社1を選択すると、グループ宛先選択部43は、グループ宛先である支社1と、このグループ宛先に含まれる個々の宛先、例えば大阪と札幌のファクシミリ番号やメールアドレスをグループ宛先情報格納領域47から読み出して網制御部36やLAN通信制御部38に入力し、図9(b)に示すようにグループ宛先である支社1と、このグループ宛先に含まれる個々の宛先である大阪と札幌を示す入力済画面80をLCD50に表示する。このグループ宛先を網制御部36やLAN通信制御部38に入力するとき、グループ宛先情報格納領域47に登録した個々の宛先の情報には、ファクシミリ番号を使用して送信するかメールアドレスを使用して送信するを示す送信形態の情報が含まれているから、その送信形態の応じてファクシミリ番号やメールアドレスを選択して入力することができる。
この入力したグループ宛先の設定を確認するために、入力済画面80が表示されている状態で、操作表示部45の設定確認ボタン52を押すと、図9(c)に示すように、グループ宛先である支社1に含まれる宛先と、各宛先毎に設定した送信形態に応じてファクシミリ番号とメールアドレスを表示した設定確認画面66が表示される。この設定確認画面66をユーザが確認することにより、グループ宛先に含まれる各宛先に送信する形態を容易に知ることができる。
前記説明では宛先入力画面60のグループ宛先ボタンに、グループ宛先であることを示す表示例えば[G]を表示した場合について説明したが、図10に示すように、宛先入力画面60にグループ宛先であることを示す表示とともに、そのグループ宛先に、ファクシミリ番号による送信が設定されている宛先が一つ以上あればそのことを示す表示、例えば「F」」を、メールアドレスへの送信が設定されている宛先が一つ以上あればそのことを示す表示例えば「M」を表示しても良い。このようにグループ宛先に含まれている宛先の送信形態を宛先入力画面60に表示することにより、グループ宛先を入力する前に送信形態を事前に把握することができる。例えばインターネットファクシミリ送信は通常のファクシミリ送信と送信方式や設定できる機能が多少異なっており、通常のファクシミリ送信ではA4幅とB4幅及びA3幅で送信できるがインターネットファクシミリ送信ではA4幅しか送信できない場合がある。このような場合、インターネットファクシミリ送信が含まれることが事前に判明でき、B4幅やA3幅の原稿を使用しない方が良いことを前もって知ることができ、ユーザの便宜を図ることができる。
前記説明ではファクシミリ番号とメールアドレスを使用して送信する場合について説明したが、ファクシミリ番号とメールアドレスとIPアドレス等を使用して送信する場合にも同様に適用することができる。
また、前記説明では公衆回線網やLAN又はインターネットを介してファクシミリ通信を行う機能を有する画像形成装置について説明したが、複数の通信携帯を有する携帯端末等他の通信端末装置にも同様に適用することができる。
1;画像形成装置、2;画像形成ユニット、31;制御装置、
32;システム制御部、35;画像メモリ、36;網制御部、
37;モデム、38;LAN通信制御部、39;符号化復号化部、
40;宛先情報格納部、41;宛先登録部、42;グループ宛先登録部、
43;グループ宛先選択部、44;エンジン制御部、45;操作表示部、
46;宛先情報格納領域、47;グループ宛先情報格納領域、
50;LCD、51;テンキー、52;設定確認キー、
53;スタートキー、54;初期設定キー、55;コピー切替キー、
56;FAX切替キー、60;宛先入力画面、63;電話帳画面。
32;システム制御部、35;画像メモリ、36;網制御部、
37;モデム、38;LAN通信制御部、39;符号化復号化部、
40;宛先情報格納部、41;宛先登録部、42;グループ宛先登録部、
43;グループ宛先選択部、44;エンジン制御部、45;操作表示部、
46;宛先情報格納領域、47;グループ宛先情報格納領域、
50;LCD、51;テンキー、52;設定確認キー、
53;スタートキー、54;初期設定キー、55;コピー切替キー、
56;FAX切替キー、60;宛先入力画面、63;電話帳画面。
Claims (5)
- 複数の異なる通信経路に接続された通信端末装置において、
宛先情報格納部と宛先登録部とグループ宛先登録部及びグループ宛先選択部を有し、
前記宛先情報格納部は、宛先情報格納領域とグループ宛先情報格納領域を有し、
前記宛先情報格納領域は、送信する宛先と各宛先毎の通信経路を示す宛先情報を記憶し、前記グループ宛先情報格納領域は、各宛先をグループ化したとき、各グループに含まれる宛先と各宛先毎に設定された通信経路を示すグループ宛先情報を記憶し、
前記宛先登録部は、操作表示部で宛先情報の入力が選択されて入力された宛先情報を前記宛先情報格納部の宛先情報格納領域に登録し、
前記グループ宛先登録部は、操作表示部でグループ宛先情報の入力が選択されたとき、入力されたグループ宛先情報を前記宛先情報格納部のグループ宛先情報格納領域に登録し、
前記グループ宛先選択部は、送信するときグループ宛先が指定された場合、前記宛先情報格納部のグループ宛先情報格納領域から指定されたグループのグループ宛先情報を読み出し、各宛先毎に指定された通信経路を選択することを特徴とする通信端末装置。 - 前記グループ宛先選択部は、送信するときグループ宛先が指定された場合、前記宛先情報格納部のグループ宛先情報格納領域から指定されたグループのグループ宛先情報を読み出し、指定されたグループ宛先とそのグループ宛先に含まれる宛先を操作表示部に表示する請求項1記載の通信端末装置。
- 前記グループ宛先選択部は、指定されたグループ宛先とそのグループ宛先に含まれる宛先を操作表示部に表示するとき、指定されたグループ宛先に含まれる通信経路を示す表示を付加する請求項2記載の通信端末装置。
- 複数の異なる通信経路に接続された通信端末装置の通信制御方法において、
送信する宛先と各宛先毎の通信経路を示す宛先情報を記憶するとともに、各宛先をグループ化したとき、各グループに含まれる宛先と各宛先毎に設定された通信経路を示すグループ宛先情報を記憶し、送信するときグループ宛先が指定された場合、記憶したグループ宛先情報から指定されたグループのグループ宛先情報を読み出し、各宛先毎に指定された通信経路を選択することを特徴とする通信制御方法。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の通信端末装置を有し、公衆回線網とLAN又はインターネットに接続されたことを特徴とするファクシミリ装置。
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JP2003300679A JP2005072990A (ja) | 2003-08-26 | 2003-08-26 | 通信端末装置と通信制御方法及びファクシミリ装置 |
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JP2009246466A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Kyocera Mita Corp | データ通信装置及び画像形成装置 |
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2003
- 2003-08-26 JP JP2003300679A patent/JP2005072990A/ja active Pending
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