JP2005071833A - 高欄照明器具及びその施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 器具内に設けた反射板との相互作用により、鉛直角90°以上の光を抑制することのできる高欄照明器具を提供することである。
【解決手段】 高欄照明器具内に設置されたランプ2に、器具本体1内に取り付けられランプ2からの光を反射する反射板6と、断面略U字形状でありその一端から延設されるつば部8を有してランプ2に着脱されるランプカバー4と、を備える。ランプカバー4の断面略U字部9の内側には、ランプ2にランプカバー4を取付けるための断面略U字形状のばね10が取り付けられ、ランプ2に装着されている。そして、ランプカバー4の他端は、位置決め部材5の位置決め部11に当接しており、ランプカバー4のつば部8は、鉛直角が50°〜60°となっている。
【選択図】 図1










Description

本発明は、ランプカバーを備える高欄照明器具に関するものである。
従来、道路路肩付近の道路面により1m前後の高さに設置される高欄照明器具として、反射膜を有して光の照射方向を制御するリフレクタタイプの蛍光ランプを用いたものがある。また、ランプとして高周波点灯専用蛍光ランプを用いる場合には、リフレクタタイプのものが存在しないため、ランプからの光を配光制御する他の手段が必要となる。
ランプからの光を配光制御する方法としては、高欄照明器具ではないが、例えば実開平07−001520号公報に示されるものがある。このものは、直管型のランプを装着したランプソケットを有する器具本体と、このランプに着脱かつ回動可能に挟着するばねを有して前記ランプに被さる断面略U字形のランプカバー(実開平07−001520号公報には反射板と記載されている)を備えたものである。
この構成によって、ランプカバーを回動することにより容易に照射方向を変更することができる等の効果を奏する。
しかしながら、前記高欄照明器具に上記実開平07−001520号公報に示されるランプカバーを用いた場合には、器具内に設けた反射板との相互作用により、鉛直角90°以上の光が照射され、この光が道路を走行する車両の運転者の目に直接入ることが懸念される。
実開平07−001520号公報
本館発明は、上記背景技術に鑑みてなしたもので、その課題は、器具内に設けた反射板との相互作用により、鉛直角90°以上の光を抑制することのできる高欄照明器具を提供することである。
請求項1に係る発明は、器具本体内に取り付けられランプからの光を反射する反射板と、断面略U字形状でありその一端から延設されるつば部を有してランプに着脱されるランプカバーと、を備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1の発明において、前記ランプカバーの他端が当接することにより、ランプカバーの位置決めを行う位置決め部材を有することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2の発明において、前記位置決め部材のランプカバーの他端が当接する位置決め部を反射板とランプ間に設けたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1記載のランプカバーがランプに装着された後、ランプカバーの他端が位置決め部材の位置決め部に当接するまで回転されることより位置決めされることを特徴とする。
本発明によれば、断面略U字形状でありその一端から延設されるつば部を有してランプに着脱されるランプカバーを設けたので、ランプが反射板で反射される鉛直角90°以上の光を遮光することができ、これにより光が道路を走行する車両の運転者の目に直接入ることを防止することができる。
本実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。図1は、実施形態の高欄照明器具の断面図である。図2(a)は、実施形態における高欄照明器具の位置決め部材取り付け時の断面図、(b)は正面図である。図3(a)は、実施形態におけるランプカバー取り付け前の要部斜視図である。図3(b)は、実施形態におけるランプカバー取り付け時の要部斜視図である。図3(c)は、実施形態におけるランプカバーの取り付け後の要部斜視図である。
本実施形態の高欄照明器具は、図1に示すように器具本体1、ランプ2、ランプ2を点灯させる安定器3、ランプ2に取付けられランプ2から放射される光を反射するランプカバー4、ランプカバー4の位置を決める位置決め部材5、ランプ2から放射される光およびランプカバー4で反射される光を反射する反射板6及び透光パネル7を備えている。
以下、具体的に説明する。器具本体1は、断面が略四角形状の箱体であって、側面に光が透光する透光パネル7を有している。透光パネル7は、ガラス材料により板状に形成されている。また、器具本体1内部には、透光パネル7に沿ってランプ2が設置されている。ランプ2は、管径が約25mmの直管形の蛍光ランプである。
安定器3は、ランプ2を高周波点灯するインバータ回路を備え、ランプ2を支持するソケット(図示はしない)を介してランプ2に電気的に接続されている。
反射板6は、前述のように器具本体1から、鉛直角70〜80°の方向に光を照射するため、ランプ2と同じく透光パネル7に沿って設置されるもので、断面がパラボラ形状に形成されている。
また、ランプカバー4の両端には、側面視において、略L字形状の位置決め部材5が器具本体1に取付けられている。位置決め部材5は、位置決め部材5のランプカバー4の他端が当接する位置決め部11を有し、位置決め部11は、反射板6とランプ2間に設けられている。
そして重要なことは、ランプ2の軸に対して略直交する方向に延設されるつば部8を有するランプカバー4をランプ2に設けたことである。
具体的には、ランプカバー4は、厚み約0.7mmのアルミニウム板材を加工したものであり、ランプ2を覆う断面略U字形状のU字部9と、U字部9の一端がランプ2の軸に対して略直交する方向に延設されるつば部8をとが一体に形成されている。ここで、つば部8の幅は約30mmである。
また、ランプカバー4のU字部9の内側には、ランプカバー4をランプ2に取付けるための断面略U字形状のばね10が取り付けられている。
ランプカバー4の他端は、位置決め部材5の端部に設けた位置決め部11に当接しており、ランプカバー4のつば部8は、鉛直角が50°〜60°となっている。
以上の構成において、ランプ2が安定器3から電力の供給を受けて点灯すると、ランプ2が点灯してランプ2のバルブの周囲に光を放射する。ここで、ランプカバー4のU字部9に放射された光は、U字部9の表面で反射され、さらに反射板6の表面で反射されて、鉛直角70°〜80°の角度でもって、道路の路面に照射される。また、反射板6の断面視における直線部分周辺に放射された光は、鉛直角約90°の角度でもって反射板6で反射され、ランプカバー4のつば部8に入射する。すなわち、鉛直角約90°の光は、ランプカバー4のつば部9で遮光される。これにより高欄照明器具から出力される光が道路を走行する車両の運転者の目に直接入ることを防止することができるのである。また、前述のように位置決め部材5を設けることにより、所望の角度でランプカバー4を取り付けることができる。さらに、位置決め部材5の位置決め部11を反射板6とランプ2間に設けたことにより、位置決め部11がランプカバー4の取付の邪魔をしなくなるので、施工性が向上する。
次に、位置決め部材5及びランプカバー4の施工方法について説明する。
まず、図2(a)、(b)に示すようにランプカバー4の位置決めを行う一対の位置決め部材5を器具本体にネジ止め等の手段により取付ける。ここで、位置決め部材5の位置決め部分11は、ランプ2の軸と略等しい高さの部分となるようにする。次に、図3(a)に示すようにランプカバー4に取り付けられたばね10の開口をランプ2に押し当てることによりランプカバー4をランプ2に装着する。そして、図3(b)に示すようにランプ2の軸を中心に紙面上で上方に回転させる。ランプカバー4を回転させると、図3(c)に示すようにランプカバー4の一端が、位置決め部材5の位置決め部分11に当接することにより、ランプカバー4が位置決めされる。このように、位置決め部材5を用いることで、ランプカバー4の位置を所定の角度で簡易的に固定することができる。
なお、以上の実施形態においては、ランプ2として管径が約25mmの直管形の蛍光ランプを用いたが、上記ランプカバーの厚みは約0.7mmと薄く弾性を有することにより、管径が約32mmの直管形の蛍光ランプにも対応させることができる。また、ランプ2の種類は、蛍光ランプに限らず低圧ナトリウムランプなどの筒形の形状のものを用いてもよい。透光パネル7は、ガラス材料を用いたが、透光性を有するプラスチック材料やアクリル材料を用いてもよい。また、ランプカバーは、断面略U字形状としたが、ランプからの光を一定方向に反射する形状であれば良く、例えば断面略V字形状としても良い。
実施形態の高欄照明器具の断面図である。 (a)は、実施形態における高欄照明器具の位置決め部材取り付け時の断面図、(b)は正面図である。 (a)は、実施形態におけるランプカバー取り付け前の要部斜視図である。図3(b)は、実施形態におけるランプカバー取り付け時の要部斜視図である。図3(c)は、実施形態におけるランプカバーの取り付け後の要部斜視図である。
符号の説明
1 器具本体
2 ランプ
3 安定器
4 ランプカバー
5 位置決め部材
6 反射板
7 透光パネル
8 つば部
9 U字部
10 ばね
11 位置決め部

Claims (4)

  1. 器具本体内に取り付けられランプからの光を反射する反射板と、断面略U字形状でありその一端から延設されるつば部を有してランプに着脱されるランプカバーと、を備えることを特徴とする高欄照明器具。
  2. 前記ランプカバーの他端が当接することにより、ランプカバーの位置決めを行う位置決め部材を有することを特徴とする請求項1記載の高欄照明器具。
  3. 前記位置決め部材のランプカバーの他端が当接する位置決め部を、反射板とランプ間に設けたことを特徴とする請求項2記載の高欄照明器具。
  4. 請求項1記載のランプカバーは、ランプに装着された後、ランプカバーの他端が位置決め部材の位置決め部に当接するまで回転されることより位置決めされることを特徴とする、高欄照明器具の施工方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100648381B1 (ko) * 2005-10-06 2006-11-24 이미애 도로용 조명장치
KR101112504B1 (ko) * 2009-12-02 2012-02-24 주식회사 아이라이트 도로용 조명기구의 반사 장치
JP2015219979A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 高欄照明器具

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