JP2005071169A - 作業管理システム、作業者検知装置、入力検知装置、積算装置、報知装置、エリア別環境提供装置及び作業管理方法 - Google Patents

作業管理システム、作業者検知装置、入力検知装置、積算装置、報知装置、エリア別環境提供装置及び作業管理方法 Download PDF

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治 杉江
Toshiyuki Akamatsu
敏行 赤松
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哲 橋本
Haruyuki Yamamori
晴之 山森
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Abstract

【課題】 表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる作業管理システム、作業者検知装置、入力検知装置、積算装置、報知装置、エリア別環境提供装置及び作業管理方法を提供する。
【解決手段】 作業管理システム1は、コンピュータ10の表示部12を用いて複数の作業者70a等が行う作業を管理する。作業管理システム1は、CCDカメラ20と、入力検知装置30とを備える。コンピュータ10は、表示部12と入力部11とを備える。CCDカメラ20は、作業者70a等の存在を、別の作業者70a等と区別して検知する。作業者70a等は、複数の作業者70a等のうちいずれかの作業者である。入力検知装置30は、コンピュータ10の入力部11への入力作業の存在を検知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、作業管理システム、作業者検知装置、入力検知装置、積算装置、報知装置、エリア別環境提供装置及び作業管理方法に関する。
従来から、表示部と入力部とを備えた表示機器の表示部を用いて作業者が行う作業を管理することが行われている。そのような技術として、作業者の存在をセンサにより検知し、作業者による作業の累積時間を積算する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また、作業者の存在を表示機器の入力部への入力作業により検知し、作業者による作業の累積時間を積算する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平5−166026 (第2−5頁、第2図) 特開2002−366129 (第2,4頁、第2図)
しかし、特許文献1の技術は、作業者が表示機器の前にいるが表示機器の表示部を用いて作業を行っていない場合にも、作業者による作業の累積時間を積算してしまうおそれがある。また、特許文献2の技術は、表示機器の表示部を用いた作業を作業者が中断しているときに別の作業者が作業を行った場合にも、作業者による作業の累積時間を積算してしまうおそれがある。
そこで、本発明の課題は、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる作業管理システム、作業者検知装置、入力検知装置、積算装置、報知装置、エリア別環境提供装置及び作業管理方法を提供することにある。
請求項1に係る作業管理システムは、表示機器の表示部を用いて複数の作業者が行う作業を管理する作業管理システムであって、作業者検知装置と、入力検知装置とを備える。表示機器は、表示部と入力部とを備える。作業者検知装置は、対象作業者の存在を、別の作業者と区別して検知する。対象作業者は、複数の作業者のうちいずれかの作業者である。入力検知装置は、表示機器の入力部への入力作業の存在を検知する。
この作業管理システムでは、作業者検知装置が、対象作業者の存在を、別の作業者と区別して検知する。入力検知装置が、表示機器の入力部への入力作業の存在を検知する。
したがって、対象作業者を別の作業者と区別して検知するとともに入力部への入力作業の存在を検知するので、対象作業者が存在していると同時に入力部への入力作業が存在している時間を作業者ごとに積算することができる。このため、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。
請求項2に係る作業管理システムは、請求項1に記載の作業管理システムであって、積算装置をさらに備える。積算装置は、対象作業者の存在を作業者検知装置が検知していると同時に、入力作業の存在を入力検知装置が検知している時間を、作業者ごとに積算する。
この作業管理システムでは、作業者検知装置が、対象作業者の存在を、別の作業者と区別して検知する。入力検知装置が、表示機器の入力部への入力作業の存在を検知する。作業者検知装置が、対象作業者の存在を検知していることを、積算装置に通知することができる。入力検知装置が、入力作業の存在を検知していることを、積算装置に通知することができる。積算装置が、対象作業者の存在を作業者検知装置が検知していると同時に、入力作業の存在を入力検知装置が検知している時間を、作業者ごとに積算する。
したがって、対象作業者を別の作業者と区別して検知すると同時に入力部への入力作業の存在を検知している時間を積算するので、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。
請求項3に係る作業管理システムは、請求項2に記載の作業管理システムであって、時間は、入力部への対象作業者による入力作業の連続時間と、入力部への対象作業者による入力作業の累積時間とを、含む。
この作業管理システムでは、時間は、入力部への対象作業者による入力作業の連続時間と、入力部への対象作業者による入力作業の累積時間とを、含む。積算装置が、対象作業者の存在を作業者検知装置が検知していると同時に、入力部への入力作業の存在を入力検知装置が検知している時間を、作業者ごとに積算する。積算装置が、入力部への対象作業者による入力作業の連続時間と、入力部への対象作業者による入力作業の累積時間とを、別々に積算することができる。
したがって、連続時間と累積時間とを別々に積算することができるので、連続時間と累積時間とで管理すべき基準が異なる場合に、両者をそれぞれ管理することができる。
請求項4に係る作業管理システムは、請求項3に記載の作業管理システムであって、積算装置は、時間を第1所定時間以上連続して積算しない場合、連続時間をリセットする。積算装置は、時間を第1所定時間以上連続して積算しない場合、累積時間を第1所定時間だけ減らす。
この作業管理システムでは、時間は、入力部への対象作業者による入力作業の連続時間と、入力部への対象作業者による入力作業の累積時間とを、含む。積算装置が、対象作業者の存在を作業者検知装置が検知していると同時に、入力部への入力作業の存在を入力検知装置が検知している時間を、作業者ごとに積算する。積算装置が、入力部への対象作業者による入力作業の連続時間と、入力部への対象作業者による入力作業の累積時間とを、別々に積算することができる。積算装置が、時間を第1所定時間以上連続して積算しない場合、連続時間をリセットする。積算装置が、時間を第1所定時間以上連続して積算しない場合、累積時間を第1所定時間だけ減らす。
したがって、入力作業が第1所定時間以上連続して中断された場合に連続時間をリセットするので、連続していない時間を連続時間として積算することを低減することができる。また、入力作業が第1所定時間以上連続して中断された場合に累積時間を第1所定時間だけ減らすので、作業を行っていない時間を累積時間として積算することを低減することができる。このため、表示機器の表示部を用いて行われている入力作業の時間を正確に管理することができる。
請求項5に係る作業管理システムは、請求項2から4のいずれかに記載の作業管理システムであって、入力検知装置は、入力作業の作業内容を検知する。
この作業管理システムでは、作業者検知装置が、対象作業者の存在を、別の作業者と区別して検知する。入力検知装置が、表示機器の入力部への入力作業の存在と、入力作業の作業内容とを、検知する。作業者検知装置が、対象作業者の存在を検知していることを、積算装置に通知することができる。入力検知装置が、入力作業の存在を検知していることと、入力作業の作業内容とを、積算装置に通知することができる。積算装置が、対象作業者の存在を作業者検知装置が検知していると同時に、入力部への入力作業の存在を入力検知装置が検知している時間を、作業者ごとに積算する。
したがって、作業内容により管理すべき時間の基準が異なる場合に、時間を作業内容に応じて管理することができる。
なお、作業内容は、例えば、作業区分(以下、厚生労働省労働基準局から平成14年4月5日に発表された「新しい『VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン』」に定める作業区分を示す。)Aの単純入力型作業、作業区分Aの拘束型作業、作業区分Bの単純入力型作業、作業区分Bの拘束型作業、作業区分Bの対話型作業、作業区分Bの技術型作業、作業区分Bの監視型作業、作業区分Bのその他の型作業、作業区分Cの単純入力型作業、作業区分Cの拘束型作業、作業区分Cの対話型作業、作業区分Cの技術型作業、作業区分Cの監視型作業及び作業区分Cのその他の型作業の少なくとも1つを含む。
請求項6に係る作業管理システムは、請求項1から5のいずれかに記載の作業管理システムであって、作業者検知装置は、対象作業者の指紋、声紋、掌紋、網膜パターン及び虹彩の模様のすくなくとも1つにより、対象作業者と別の作業者とを区別して検知する。
この作業管理システムでは、作業者検知装置が、対象作業者の指紋、声紋、掌紋、網膜パターン及び虹彩の模様のすくなくとも1つにより、対象作業者の存在を、別の作業者と区別して検知する。入力検知装置が、表示機器の入力部への入力作業の存在を、検知する。対象作業者を別の作業者と区別して検知するとともに入力部への入力作業の存在を検知するので、対象作業者が存在していると同時に入力部への入力作業が存在している時間を作業者ごとに積算することができる。
したがって、パスワードによる管理を行わなくても、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。また、パスワードが盗まれた場合でも、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。さらに、複数の作業者で共通のパスワードを使用しているような場合でも、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。
請求項7に係る作業管理システムは、請求項2から6のいずれかに記載の作業管理システムであって、報知装置をさらに備える。報知装置は、積算装置が積算した時間が第2所定時間を超えた場合に報知を行う。
この作業管理システムでは、積算装置が、対象作業者の存在を作業者検知装置が検知していると同時に、入力部への入力作業の存在を入力検知装置が検知している時間を、作業者ごとに積算する。積算装置が、積算した時間を報知装置に受け渡すことができる。報知装置が、積算装置が積算した時間が第2所定時間を超えた場合に報知を行う。
したがって、報知装置が報知を行うので、積算装置が積算した時間が第2所定時間を超えた場合に、作業者に休憩を促すことができる。
請求項8に係る作業管理システムは、請求項7に記載の作業管理システムであって、報知装置は、連続時間と累積時間とのそれぞれについて報知を行う。
この作業管理システムでは、報知装置が、積算装置が積算した時間が第2所定時間を超えた場合に報知を行う。報知装置が、連続時間と累積時間とのそれぞれについて報知を行う。
したがって、連続時間と累積時間とで管理すべき基準が異なる場合でも、それぞれ報知することができる。このため、連続時間と累積時間とで管理すべき基準が異なる場合でも、両者をそれぞれ管理することができる。
請求項9に係る作業管理システムは、請求項7又は8に記載の作業管理システムであって、報知装置は、表示機器の表示部にメッセージを表示することにより、報知を行う。
この作業管理システムでは、報知装置が、積算装置が積算した時間が第2所定時間を超えた場合に報知を行う。報知装置が、表示機器の表示部にメッセージを表示することにより、報知を行う。
したがって、表示機器の表示部を用いて作業を行っている作業者に、報知装置による報知を容易に認識してもらうことができる。
請求項10に係る作業管理システムは、請求項7から9のいずれかに記載の作業管理システムであって、報知装置は、照明装置である。照明装置は、表示機器付近を照らす。報知装置は、表示機器付近の照明の状態を変えることにより、報知を行う。
この作業管理システムでは、報知装置が、照明装置である。報知装置が、積算装置が積算した時間が第2所定時間を超えた場合に報知を行う。報知装置が、表示機器付近の照明の状態を変えることにより、報知を行う。
したがって、表示機器の表示部を用いて作業を行っている作業者に、報知装置による報知を、作業を中断させることなく認識してもらうことができる。
なお、照明の状態を変えることは、例えば、照明の明るさを暗くすることであってもいいし、照明の明るさを明るくすることであってもいいし、照明の色を変えることであってもいいし、照明の向きを変えることであってもいいし、照明を点滅させることであってもいいし、照明を消すことであってもいいし、照明を点灯させることであってもいい。
請求項11に係る作業管理システムは、請求項7から10のいずれかに記載の作業管理システムであって、報知装置は、エリア別環境提供装置である。エリア別環境提供装置は、表示機器付近のエリアに環境を提供する。報知装置は、表示機器付近のエリアにおける環境を変えるように環境を提供することにより、報知を行う。
この作業管理システムでは、報知装置が、積算装置が積算した時間が第2所定時間を超えた場合に報知を行う。報知装置が、エリア別環境提供装置である。報知装置が、表示機器付近のエリアにおける環境を変えるように環境を提供することにより、報知を行う。
したがって、表示機器の表示部を用いて作業を行っている作業者に、報知装置による報知を、作業を中断させることなく認識してもらうことができる。
なお、環境は、例えば、温度であってもいいし、湿度であってもいいし、気流であってもいいし、清浄度であってもいい。
請求項12に係る作業管理システムは、請求項7から11のいずれかに記載の作業管理システムであって、報知装置は、警報装置である。警報装置は、表示機器の使用者に対して警報を出す。報知装置は、警報を出すことにより、報知を行う。
この作業管理システムでは、報知装置が、積算装置が積算した時間が第2所定時間を超えた場合に報知を行う。報知装置が、警報装置である。報知装置が、警報を出すことにより、報知を行う。
したがって、表示機器の表示部を用いて作業を行っている作業者に、報知装置による報知を、作業を中断させることなく認識してもらうことができる。
なお、警報は、例えば、静かなものが望ましいが、作業を中断させることにならなければある程度うるさいものであってもよい。
請求項13に係る作業者検知装置は、表示機器の表示部を用いて複数の作業者が行う作業を管理するために用いられる作業者検知装置であって、検知部と、通知部とを備える。表示機器は、表示部と入力部とを備える。検知部は、対象作業者の存在を、別の作業者と区別して検知する。対象作業者は、複数の作業者のうちいずれかの作業者である。通知部は、積算装置に、対象作業者の存在を検知していることを通知する。積算装置は、検知部が対象作業者の存在を検知していると同時に、入力検知装置が入力作業を検知している時間を、作業者ごとに積算する。入力検知装置は、表示機器の入力部への入力作業の存在を検知する。
この作業者検知装置では、検知部が、対象作業者の存在を別の作業者と区別して検知する。通知部が、積算装置に、対象作業者の存在を検知していることを通知する。これにより、入力作業の存在を検知していることが入力検知装置から積算装置に通知されれば、積算装置が、検知部が対象作業者の存在を検知していると同時に、入力検知装置が入力部への入力作業を検知している時間を、作業者ごとに積算するようにすることができる。
したがって、対象作業者を別の作業者と区別して検知すると同時に入力部への入力作業の存在を検知している時間を積算することができる。このため、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。
請求項14に係る入力検知装置は、表示機器の表示部を用いて複数の作業者が行う作業を管理するために用いられる入力検知装置であって、検知部と、通知部とを備える。検知部は、表示機器の入力部への入力作業の存在を検知する。通知部は、積算装置に、入力作業の存在を検知していることを通知する。対象作業者は、複数の作業者のうちいずれかの作業者である。作業者検知装置は、対象作業者の存在を別の作業者と区別して検知する。積算装置は、検知部が入力作業の存在を検知していると同時に、作業者検知装置が対象作業者の存在を検知している時間を、作業者ごとに積算する。
この入力検知装置では、検知部が、表示機器の入力部への入力作業の存在を検知する。通知部が、積算装置に、入力作業の存在を検知していることを通知する。これにより、対象作業者の存在を別の作業者と区別して検知していることが作業者検知装置から積算装置に通知されれば、積算装置が、検知部が入力部への入力作業を検知していると同時に、作業者検知装置が対象作業者の存在を検知している時間を、作業者ごとに積算するようにすることができる。
したがって、対象作業者を別の作業者と区別して検知すると同時に入力部への入力作業の存在を検知している時間を積算することができるので、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。
請求項15に係る積算装置は、表示機器の表示部を用いて複数の作業者が行う作業を管理するために用いられる積算装置であって、第1受取部と、第2受取部と、積算部とを備える。表示機器は、表示部と入力部とを備える。第1受取部は、第1情報を作業者検知装置から受け取る。第1情報は、作業者検知装置が対象作業者の存在を検知している旨の情報である。作業者検知装置は、対象作業者の存在を別の作業者と区別して検知する。対象作業者は、複数の作業者のうちいずれかの作業者である。第2受取部は、第2情報を入力検知装置から受け取る。第2情報は、入力検知装置が入力作業を検知している旨の情報である。入力検知装置は、表示機器の入力部への入力作業の存在を検知する。積算部は、第1受取部が第1情報を受け取っていると同時に、第2受取部が第2情報を受け取っている時間を、作業者ごとに積算する。
この積算装置では、第1受取部が、第1情報を作業者検知装置から受け取る。第2受取部が、第2情報を入力検知装置から受け取る。積算部が、第1受取部が第1情報を受け取っていると同時に、第2受取部が第2情報を受け取っている時間を、作業者ごとに積算する。
したがって、対象作業者を別の作業者と区別して検知すると同時に入力部への入力作業の存在を検知している時間を積算するので、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。
請求項16に係る報知装置は、表示機器の表示部を用いて複数の作業者が行う作業を管理するために用いられる報知装置であって、受取部と、報知部とを備える。表示機器は、表示部と入力部とを備える。受取部は、積算装置から、積算装置が積算した時間に基づいた情報を、受け取る。積算装置は、作業者検知装置が対象作業者の存在を検知していると同時に、入力検知装置が入力作業の存在を検知している時間を、作業者ごとに積算する。作業者検知装置は、対象作業者の存在を別の作業者と区別して検知する。対象作業者は、複数の作業者のうちいずれかの作業者である。入力検知装置は、表示機器の入力部への入力作業の存在を検知する。報知部は、時間が所定時間を超えた場合に報知を行う。
この報知装置では、受取部が、作業者検知装置が対象作業者の存在を検知していると同時に、入力検知装置が入力部への入力作業の存在を検知している時間を、作業者ごとに積算する積算装置から、積算装置が積算した時間に基づいた情報を、受け取る。報知部が、積算装置が積算した時間が所定時間を超えた場合に報知を行う。
したがって、対象作業者を別の作業者と区別して検知すると同時に入力部への入力作業の存在を検知している時間を積算して報知するので、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。
請求項17に係るエリア別環境提供装置は、複数の表示機器付近のエリアそれぞれに対して環境を提供するエリア別環境提供装置であって、受取部と、報知部とを備える。表示機器は、表示部と入力部とを備える。受取部は、積算装置から、積算装置が積算した時間に基づいた情報を、受け取る。積算装置は、作業者検知装置が対象作業者の存在を検知していると同時に、入力検知装置が入力作業の存在を検知している時間を、作業者ごとに積算する。作業者検知装置は、対象作業者の存在を別の作業者と区別して検知する。対象作業者は、表示機器の表示部を用いて作業を行う複数の作業者のうちいずれかの作業者である。入力検知装置は、表示機器の入力部への入力作業の存在を検知する。報知部は、時間が所定時間を超えた場合に、表示機器付近のエリアにおける環境を変えるように環境を提供することにより、報知を行う。
このエリア別環境提供装置では、受取部が、作業者検知装置が対象作業者の存在を検知していると同時に、入力検知装置が入力作業の存在を検知している時間を、作業者ごとに積算する積算装置から、積算装置が積算した時間に基づいた情報を、受け取る。報知部が、時間が所定時間を超えた場合に、表示機器付近のエリアにおける環境を変えるように環境を提供することにより、報知を行う。
したがって、対象作業者を別の作業者と区別して検知すると同時に入力作業の存在を検知している時間を積算して報知するので、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。
請求項18に係る作業管理方法は、表示機器の表示部を用いて複数の作業者が行う作業が管理される作業管理方法であって、作業者検知ステップと、入力検知ステップとを備える。表示機器は、表示部と入力部とを備える。作業者検知ステップでは、対象作業者の存在が、別の作業者と区別して検知される。対象作業者は、複数の作業者のうちいずれかの作業者である。入力検知ステップでは、表示機器の入力部への入力作業の存在が検知される。
この作業管理方法では、作業者検知ステップにおいて、対象作業者の存在が、別の作業者と区別して検知される。入力検知ステップにおいて、表示機器の入力部への入力作業の存在が検知される。
したがって、対象作業者を別の作業者と区別して検知するとともに入力作業の存在を検知するので、対象作業者が存在していると同時に入力作業が存在する時間を作業者ごとに積算することができる。このため、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。
請求項1に係る作業管理システムでは、対象作業者を別の作業者と区別して検知するとともに入力部への入力作業の存在を検知するので、対象作業者が存在していると同時に入力部への入力作業が存在している時間を作業者ごとに積算することができる。このため、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。
請求項2に係る作業管理システムでは、対象作業者を別の作業者と区別して検知すると同時に入力部への入力作業の存在を検知している時間を積算するので、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。
請求項3に係る作業管理システムでは、連続時間と累積時間とを別々に積算することができるので、連続時間と累積時間とで管理すべき基準が異なる場合に、両者をそれぞれ管理することができる。
請求項4に係る作業管理システムでは、入力作業が第1所定時間以上連続して中断された場合に連続時間をリセットするので、連続していない時間を連続時間として積算することを低減することができる。また、入力作業が第1所定時間以上連続して中断された場合に累積時間を第1所定時間だけ減らすので、作業を行っていない時間を累積時間として積算することを低減することができる。このため、表示機器の表示部を用いて行われている入力作業の時間を正確に管理することができる。
請求項5に係る作業管理システムでは、作業内容により管理すべき時間の基準が異なる場合に、時間を作業内容に応じて管理することができる。
請求項6に係る作業管理システムでは、パスワードによる管理を行わなくても、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。また、パスワードが盗まれた場合でも、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。さらに、複数の作業者で共通のパスワードを使用しているような場合でも、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。
請求項7に係る作業管理システムでは、報知装置が報知を行うので、積算装置が積算した時間が第2所定時間を超えた場合に、作業者に休憩を促すことができる。
請求項8に係る作業管理システムでは、連続時間と累積時間とで管理すべき基準が異なる場合でも、それぞれ報知することができる。このため、連続時間と累積時間とで管理すべき基準が異なる場合でも、両者をそれぞれ管理することができる。
請求項9に係る作業管理システムでは、表示機器の表示部を用いて作業を行っている作業者に、報知装置による報知を容易に認識してもらうことができる。
請求項10に係る作業管理システムでは、表示機器の表示部を用いて作業を行っている作業者に、報知装置による報知を、作業を中断させることなく認識してもらうことができる。
請求項11に係る作業管理システムでは、表示機器の表示部を用いて作業を行っている作業者に、報知装置による報知を、作業を中断させることなく認識してもらうことができる。
請求項12に係る作業管理システムでは、表示機器の表示部を用いて作業を行っている作業者に、報知装置による報知を、作業を中断させることなく認識してもらうことができる。
請求項13に係る作業者検知装置では、対象作業者を別の作業者と区別して検知すると同時に入力部への入力作業の存在を検知している時間を積算することができる。このため、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。
請求項14に係る入力検知装置では、対象作業者を別の作業者と区別して検知すると同時に入力部への入力作業の存在を検知している時間を積算することができるので、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。
請求項15に係る積算装置では、対象作業者を別の作業者と区別して検知すると同時に入力部への入力作業の存在を検知している時間を積算するので、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。
請求項16に係る報知装置では、対象作業者を別の作業者と区別して検知すると同時に入力部への入力作業の存在を検知している時間を積算して報知するので、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。
請求項17に係るエリア別環境提供装置では、対象作業者を別の作業者と区別して検知すると同時に入力作業の存在を検知している時間を積算して報知するので、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。
請求項18に係る作業管理方法では、対象作業者を別の作業者と区別して検知するとともに入力作業の存在を検知するので、対象作業者が存在していると同時に入力作業が存在する時間を作業者ごとに積算することができる。このため、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができる。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る作業管理システム1の概念図を図1に示す。また、本発明の第1実施形態に係る作業管理システム1の各構成要素の構成図を図2に示す。図1に示す作業管理システム1は、主としてコンピュータ10の表示部12を用いて複数の作業者70a,70b,・・・が行う作業を管理するためのシステムである。
<作業管理システム1の全体構成>
図1に示す作業管理システム1は、図2に示すように、主としてコンピュータ10,CCDカメラ20,積算装置40及びパーソナル空調機50を備える。
図1に示すように、パーソナル空調機50は、デスク型であり、パーソナル空調機50の作業台上にコンピュータ10が置かれる。図1に示す作業者70a,70b,・・・(以下、70a等とする)は、パーソナル空調機50の前に座り、図2に示すコンピュータ10の表示部12を用いて作業を行う。図1に示すCCDカメラ20は、作業者70a等の網膜パターンを認識可能な場所に置かれる。積算装置40は、パーソナル空調機50の作業台下部に設置される。
<コンピュータ10の構成>
図2に示すように、コンピュータ10は、主として入力部11,制御部13,記憶部14,表示部12及び入力検知装置30を備える。
図1に示す作業者70a等により、図2に示す入力部11への入力作業がなされる。入力検知装置30は、入力作業の情報を入力部11から受け取り、表示機器の入力部11への入力作業の存在を検知する。そして、入力検知装置30は、入力作業の存在を検知している旨の情報を、積算装置40に通知する。制御部13は、入力作業の情報を入力部11から受け取り、処理を行う。処理後の情報は、記憶部14で記憶されたり、表示部12で表示されたりする。
<CCDカメラ20の構成>
図2に示すように、CCDカメラ20は、主として検知部21と通知部22とを備える。
検知部21は、図1に示す作業者70a等の網膜パターンを認識して、作業者70a等の存在を別の作業者70a等と区別して検知する。図2に示す通知部22は、図1に示す作業者70a等の存在を検知している旨の情報を、図2に示す検知部21から受け取り、積算装置40に通知する。
<入力検知装置30の構成>
図2に示すように、入力検知装置30は、主として検知部31と通知部32とを備える。
検知部31は、入力作業の情報を入力部11から受け取り、コンピュータ10の入力部11への入力作業の存在と、入力作業の作業内容とを、検知する。通知部32は、入力作業の存在を検知している旨の情報と、作業内容の情報とを、検知部31から受け取り、積算装置40に通知する。
<積算装置40の構成>
図2に示すように、積算装置40は、主として第1受取部41と第2受取部42と積算部43とデータベース44とを備える。
第1受取部41は、図1に示す作業者70a等の存在を検知している旨の情報を図2に示すCCDカメラ20から受け取る。第2受取部42は、入力作業の存在を検知している旨の情報と作業内容の情報とを入力検知装置30から受け取る。積算部43は、図1に示す作業者70a等の存在を検知している旨の情報を図2に示す第1受取部41から受け取り、入力作業の存在を検知している旨の情報と作業内容の情報とを第2受取部42から受け取る。積算部43は、入力作業の存在を検知している旨の情報を第1受取部が受け取っていると同時に、入力作業の存在を検知している旨の情報を第2受取部が受け取っている時間を、図1に示す作業者70a等の入力作業の1日における累積時間及び作業者70a等の入力作業の連続時間として、作業者70a等ごとに積算する。図2に示す積算部43は、連続時間を第1所定時間(5分)以上連続して積算しない場合、連続時間をリセットする。積算部43は、累積時間を第1所定時間(5分)以上連続して積算しない場合、累積時間を第1所定時間(5分)だけ減らす。積算部43は、図5に示すデータベース44を参照し、累積時間が第2所定時間以上であるか判断し、連続時間が第2所定時間以上であるか判断する。累積時間が第2所定時間以上であるか又は連続時間が第2所定時間以上である場合、図2に示す積算部43は、報知命令をパーソナル空調機50へ受け渡す。
<パーソナル空調機50の構成>
図2に示すように、パーソナル空調機50は、主として受取部51と報知部52とを備える。
受取部51は、積算装置40から報知命令を受け取り、報知部52へ報知命令を受け渡す。報知部52は、報知命令に基づき、報知を行う。
<報知部52の構成>
図1に示すように、報知部52は、主として圧縮機521、凝縮器522、蒸発器523、クロスフローファン524、プロペラファン525、吹き出し口526及び吸い込み口528を備える。このうち、圧縮機521、凝縮器522、蒸発器523、クロスフローファン524及びプロペラファン525は、パーソナル空調機50の背面にある箱体527の中に内蔵される。吹き出し口526は、パーソナル空調機50の前面パネルに設けられる。吸い込み口528は、パーソナル空調機50の背面パネルに設けられる。吸い込み口528、圧縮機521、凝縮器522及び蒸発器523を利用して生成された調和空気は、クロスフローファン524によって吹き出し口526を介して、コンピュータ10付近の空間60に供給される。
<データベース44の構成>
図5に示すように、データベース44は、主として作業区分欄441と作業の種類欄442と累積時間の第2所定時間欄443と連続時間の第2所定時間欄444とを備える。
図2に示す入力検知装置30の検知部31が検知した作業内容の情報から、図5に示す作業区分欄441と作業の種類欄442との情報が特定される。これにより、累積時間の第2所定時間欄443から累積時間の第2所定時間が特定され、連続時間の第2所定時間欄444から連続時間の第2所定時間が特定される。
<コンピュータ10の表示部12を用いて複数の作業者70a,70b,・・・が行う作業を作業管理システム1が管理する処理の流れ>
図2に示すコンピュータ10の表示部12を用いて図1に示す複数の作業者70a,70b,・・・が行う作業を作業管理システム1が管理する処理の流れを、図3,図4に示すフローチャートを用いて説明する。
図3に示すステップS1(図3で示す(1))では、図2に示すコンピュータ10の入力部11への作業者70a等による入力作業が行われる。すなわち、図1に示す入力部11において、作業者により入力作業が行われる。制御部13により、入力作業の情報が入力部11から受け取られ、処理が行われる。
図3に示すステップS2では、図1に示す作業者70a等が検知される。すなわち、図2に示すCCDカメラ20の検知部21により、図1に示す作業者70a等の網膜パターンが認識され、作業者70a等の存在が、別の作業者70a等と区別して検知される。図2に示す通知部22により、図1に示す作業者70a等の存在を検知している旨の情報が、図2に示す検知部21から受け取られ、積算装置40に通知される。積算装置40の第1受取部41により、作業者70a等の存在を検知している旨の情報がCCDカメラ20から受け取られる。積算部43により、作業者70a等の存在を検知している旨の情報が第1受取部41から受け取られる。
図3に示すステップS3では、図2に示すコンピュータ10の入力部11への入力作業が検知される。すなわち、入力検知装置30の検知部31により、入力作業の情報が入力部11から受け取られ、コンピュータ10の入力部11への入力作業の存在と、入力作業の作業内容とが、検知される。通知部32により、入力作業の存在を検知している旨の情報と、作業内容の情報とが、検知部31から受け取られ、積算装置40に通知される。積算装置40の第2受取部42により、入力作業の存在を検知している旨の情報と作業内容の情報とが入力検知装置30から受け取られる。積算部43により、入力作業の存在を検知している旨の情報と作業内容の情報とが、第2受取部42から受け取られる。
図3に示すステップS4では、図1に示す作業者70a等の存在と入力作業の存在とが同時に検知されているか否かが判断される。同時に検知されている、すなわち図2に示す積算部43により、図1に示す作業者70a等の存在を検知している旨の情報と入力作業の存在を検知している旨の情報とが、同時に受け取られていると判断される場合、図4に示すステップS5及びステップS9(図3,図4で示す(2))へ進められる。同時に検知されていない、すなわち図2に示す積算部43により、図1に示す作業者70a等の存在を検知している旨の情報と入力作業の存在を検知している旨の情報とが、同時に受け取られていないと判断される場合、図3に示すステップS1(図3で示す(1))へ進められる。
図4に示すステップS5では、図1に示す作業者70a等の入力作業の1日における累積時間が積算される。すなわち、図2に示す積算部43により、入力作業の存在を検知している旨の情報を第1受取部41が受け取っていると同時に、入力作業の存在を検知している旨の情報を第2受取部42が受け取っている時間が、図1に示す作業者70a等の入力作業の1日における累積時間として、作業者70a等ごとに積算される。
図4に示すステップS6では、累積時間が第1所定時間(5分)以上連続して積算されていないか否かが判断される。累積時間が第1所定時間(5分)以上連続して積算されていないと判断される場合、ステップS7へ進められる。累積時間が第1所定時間(5分)以上連続して積算されていないことはないと判断される場合、ステップS8へ進められる。
図4に示すステップS7では、累積時間が第1所定時間(5分)だけ減らされる。すなわち、図2に示す積算部43により、累積時間が第1所定時間(5分)だけ減らされる(図4,図3で示す(1))。
図4に示すステップS8では、累積時間が第2所定時間以上であるか否かが判断される。累積時間が第2所定時間以上である、すなわち図2に示す積算部43により、図5に示すデータベース44が参照され、累積時間が第2所定時間以上であると判断された場合、図4に示すステップS13へ進められる。累積時間が第2所定時間以上でない、すなわち図2に示す積算部43により、図5に示すデータベース44が参照され、累積時間が第2所定時間以上でないと判断された場合、図3に示すステップS1(図4,図3で示す(1))へ進められる。
図4に示すステップS9では、図1に示す作業者70a等の入力作業の連続時間が積算される。すなわち、図2に示す積算部43により、入力作業の存在を検知している旨の情報を第1受取部41が受け取っていると同時に、入力作業の存在を検知している旨の情報を第2受取部42が受け取っている時間が、図1に示す作業者70a等の入力作業の連続時間として、作業者70a等ごとに積算される。
図4に示すステップS10では、連続時間が第1所定時間(5分)以上連続して積算されていないか否かが判断される。連続時間が第1所定時間(5分)以上連続して積算されていないと判断される場合、ステップS11へ進められる。連続時間が第1所定時間(5分)以上連続して積算されていないことはないと判断される場合、ステップS12へ進められる。
図4に示すステップS11では、連続時間がリセットされる。すなわち、図2に示す積算部43により、連続時間がリセットされる(図4,図3で示す(1))。
図4に示すステップS12では、連続時間が第2所定時間以上であるか否かが判断される。連続時間が第2所定時間以上である、すなわち図2に示す積算部43により、図5に示すデータベース44が参照され、連続時間が第2所定時間以上であると判断された場合、図4に示すステップS13へ進められる。連続時間が第2所定時間以上でない、すなわち図2に示す積算部43により、図5に示すデータベース44が参照され、連続時間が第2所定時間以上でないと判断された場合、図3に示すステップS1(図4,図3で示す(1))へ進められる。
図4に示すステップS13では、報知が行われる。すなわち、図2に示す積算部43により、報知命令がパーソナル空調機50へ受け渡される。パーソナル空調機50の受取部51により、積算装置40から報知命令が受け取られ、報知部52へ報知命令が受け渡される。報知部52により、報知命令に基づき、報知が行われる。具体的には、図1に示すコンピュータ10付近の空間60に供給される調和空気の温度が、上げられる。
<作業管理システム1に関する特徴>
(1)
ここでは、図2に示す作業者検知装置30が、図1に示す作業者70a等の存在を、別の作業者70a等と区別して検知する。図2に示す入力検知装置30が、コンピュータ10の入力部11への入力作業の存在を検知する。CCDカメラ20が、図1に示す作業者70a等の存在を検知している旨の情報を、図2に示す積算装置40に通知する。入力検知装置30が、入力作業の存在を検知している旨の情報を、積算装置40に通知する。積算装置40が、作業者70a等の存在をCCDカメラ20が検知していると同時に、入力作業の存在を入力検知装置30が検知している時間を、図1に示す作業者70a等ごとに積算する。
したがって、作業者70a等を別の作業者70a等と区別して検知すると同時に図2に示す入力部11への入力作業の存在を検知している時間を積算するので、コンピュータ10の表示部12を用いた入力作業の時間が図1に示す作業者70a等ごとに管理される。
(2)
ここでは、図2に示す積算装置40が積算する時間は、入力部11への図1に示す作業者70a等による入力作業の連続時間と、図2に示す入力部11への図1に示す作業者70a等による入力作業の1日における累積時間とを、含む。図2に示す積算装置40が、図1に示す作業者70a等の存在を図2に示すCCDカメラ20が検知していると同時に、入力部11への入力作業の存在を入力検知装置30が検知している時間を、図1に示す作業者70a等ごとに積算する。図2に示す積算装置40が、入力部11への図1に示す作業者70a等による入力作業の連続時間と、図2に示す入力部11への図1に示す作業者70a等による入力作業の1日における累積時間とを、別々に積算する。
したがって、連続時間と累積時間とを別々に積算するので、図5に示すように連続時間と累積時間とで第2所定時間が異なる場合に、両者がそれぞれ管理される。
(3)
ここでは、図2に示す積算装置40が積算する時間は、入力部11への図1に示す作業者70a等による入力作業の連続時間と、図2に示す入力部11への図1に示す作業者70a等による入力作業の1日における累積時間とを、含む。図2に示す積算装置40が、図1に示す作業者70a等の存在を図2に示すCCDカメラ20が検知していると同時に、入力部11への入力作業の存在を入力検知装置30が検知している時間を、図1に示す作業者70a等ごとに積算する。図2に示す積算装置40が、入力部11への図1に示す作業者70a等による入力作業の連続時間と、図2に示す入力部11への図1に示す作業者70a等による入力作業の累積時間とを、別々に積算する。図2に示す積算装置40が、連続時間を第1所定時間(5分)以上連続して積算しない場合、連続時間をリセットする。積算装置40が、累積時間を第1所定時間(5分)以上連続して積算しない場合、累積時間を第1所定時間(5分)だけ減らす。
したがって、入力作業が第1所定時間(5分)以上連続して中断された場合に連続時間をリセットするので、連続していない時間を連続時間として積算することが低減される。また、入力作業が第1所定時間(5分)以上連続して中断された場合に累積時間を第1所定時間(5分)だけ減らすので、作業を行っていない時間を累積時間として積算することが低減される。このため、コンピュータ10の表示部12を用いて行われている入力作業の時間が正確に管理される。
(4)
ここでは、図2に示すCCDカメラ20が、図1に示す作業者70a等の存在を、別の作業者70a等と区別して検知する。図2に示す入力検知装置30が、コンピュータ10の入力部11への入力作業の存在と、入力作業の作業内容とを、検知する。作業者検知装置30が、図1に示す作業者70a等の存在を検知している旨の情報を、図2に示す積算装置40に通知する。入力検知装置30が、入力作業の存在を検知している旨の情報と、入力作業の作業内容の情報とを、積算装置40に通知する。積算装置40が、図1に示す作業者70a等の存在を図2に示すCCDカメラ20が検知していると同時に、入力部11への入力作業の存在を入力検知装置30が検知している時間を、図1に示す作業者70a等ごとに積算する。
したがって、図5に示すように作業内容すなわち作業区分と作業の種類とにより第2所定時間が異なる場合に、図2に示すコンピュータ10の表示部12を用いて行われている入力作業の時間が作業内容に応じて管理される。
(5)
ここでは、図2に示すCCDカメラ20が、図1に示す作業者70a等の網膜パターンを認識することにより、作業者70a等の存在を、別の作業者70a等と区別して検知する。図2に示す入力検知装置30が、コンピュータ10の入力部11への入力作業の存在を、検知する。図1に示す作業者70a等を別の作業者70a等と区別して検知するとともに入力作業の存在を検知するので、作業者70a等が存在していると同時に入力作業が存在している時間が、作業者ごとに積算することが可能となる。
したがって、パスワードによる管理を行わなくても、図2に示すコンピュータ10の表示部11を用いた入力作業の時間が図1に示す作業者70a等ごとに管理される。また、パスワードが盗まれた場合でも、図2に示すコンピュータ10の表示部11を用いた入力作業の時間が図1に示す作業者70a等ごとに管理される。さらに、複数の作業者70a等で共通のパスワードを使用しているような場合でも、図2に示すコンピュータ10の表示部11を用いた入力作業の時間が図1に示す作業者70a等ごとに管理される。
(6)
ここでは、図2に示す積算装置40が、図1に示す作業者70a等の存在を図2に示すCCDカメラ20が検知していると同時に、入力部11への入力作業の存在を入力検知装置30が検知している時間を、図1に示す作業者70a等ごとに積算する。図2に示す積算装置40が、積算した時間をパーソナル空調機50に受け渡すことができる。パーソナル空調機50が、積算装置40が積算した時間が第2所定時間を超えた場合に報知を行う。
したがって、パーソナル空調機50が報知を行うので、積算装置40が積算した時間が第2所定時間を超えた場合に、図1に示す作業者70a等に休憩が促される。
(7)
ここでは、図2に示すパーソナル空調機50が、積算装置40が積算した時間が第2所定時間を超えた場合に報知を行う。パーソナル空調機50が、連続時間と累積時間とのそれぞれについて報知を行う。
したがって、図5に示すように、連続時間と累積時間とで第2所定時間が異なる場合でも、それぞれ報知することができる。このため、連続時間と累積時間とで第2所定時間が異なる場合でも、両者がそれぞれ管理される。
(8)
ここでは、図2に示すパーソナル空調機50が、積算装置40が積算した時間が第2所定時間を超えた場合に報知を行う。パーソナル空調機50が、コンピュータ10付近の空間60における温度を変えるように調和空気を提供することにより、報知を行う。
したがって、コンピュータ10の表示部11を用いて作業を行っている図1に示す作業者70a等に、図2に示すパーソナル空調機50による報知が、作業を中断させることなく認識される。
<第1実施形態の変形例>
(A)作業内容は、例えば、作業区分(以下、厚生労働省労働基準局から平成14年4月5日に発表された「新しい『VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン』」に定める作業区分を示す。)Aの単純入力型作業、作業区分Aの拘束型作業、作業区分Bの単純入力型作業、作業区分Bの拘束型作業、作業区分Bの対話型作業、作業区分Bの技術型作業、作業区分Bの監視型作業、作業区分Bのその他の型作業、作業区分Cの単純入力型作業、作業区分Cの拘束型作業、作業区分Cの対話型作業、作業区分Cの技術型作業、作業区分Cの監視型作業及び作業区分Cのその他の型作業の少なくとも1つを含む。
(B)図4に示すステップS13では、図1に示すパーソナル空調機50により、コンピュータ10付近の空間60に提供する調和空気の温度が上げられたが、温度が下げられてもよいし、風量が上げられてもよいし、風量が下げられてもよいし、調和空気の提供が停止されてもよいし、調和空気の提供が開始されてもよい。あるいは、パーソナル空調機50により空間60に提供されるのは、温度の代わりに、湿度でもいいし、気流でもいいし、清浄度でもいい。図1に示す凝縮器522は蒸発器であってもいいし、蒸発器523は凝縮器であってもいい。この場合、パーソナル空調機50により、冷房でなく暖房が行われるが、コンピュータ10付近の空間60に提供する環境を変えることにより、報知が行われる。あるいは、パーソナル空調機50は、コンピュータ10付近の空間60を加湿してもいいし、除湿してもいい。
(C)図2に示すCCDカメラ20は、作業者70a等の網膜パターンのかわりに、作業者70a等の指紋、声紋、掌紋又は虹彩の模様を認識する検出装置であってもよい。この場合でも、作業者70a等と別の作業者70a等とが区別される。
(D)図2に示す入力検知装置30は、作業者70a等の作業内容を検知しなくてもよい。この場合、積算装置40の積算部43の処理が簡略化され、データベース44の記憶内容において作業区分欄441と作業の種類欄442とが省略されることになる。このため、積算装置40が低コストで製造される。
(E)積算装置40からパーソナル空調機50に渡す情報は、報知命令でなくてもよい。すなわち、連続時間や累積時間の情報であってもよい。この場合、図4に示すステップS8やステップS12の判断が、積算装置40でなくパーソナル空調機50において行われることになる。図2に示す積算装置40で積算される累積時間は、1日における累積時間でなくてもよい。すなわち、1日より短い時間内における累積時間であってもいいし、1日より長い時間内における累積時間であってもいい。
(G)図1に示すパーソナル空調機50は、デスク型でなくてもよい。キオスク型でもいいし、卓上設置型でもよい。図2に示す入力検知装置30は、コンピュータ10が備えておらずに、コンピュータ10の外部に接続されていてもよい。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る作業管理システム100を図6に示す。また、作業管理システム100の各構成要素の構成図を図7に示す。図6,図7において、図1,図2の作業管理システム1の構成要素と同様の構成要素は同じ番号で示してある。図6,図7に示す作業管理システム100は、主としてコンピュータ110の表示部12を用いて複数の作業者70a等が行う作業を管理するためのシステムである。
この作業管理システム100は、図6,図7に示すように、基本的な構造は第1実施形態と同様であるが、図1,図2に示すCCDカメラ20の代わりに図7に示す指紋検知装置120が備えられ、図1,図2に示すパーソナル空調機50の代わりに図6,図7に示す普通のデスク180と照明装置150とが備えられている点で構成が異なる。すなわち図7に示すように、指紋検知装置120の検知部121が、入力部11を介して、図6に示す作業者70a等の指紋を認識することにより、作業者70a等の存在を、別の作業者70a等と区別して検知する。図7に示す照明装置150の受取部51が、積算装置140の積算部143が積算した時間が第2所定時間を超えた場合に、積算装置140の積算部143から報知命令を受け取る。照明装置150の報知部152が、報知命令に基づき、コンピュータ110付近の照明の状態を変えることにより、報知を行う。これらの点で、第1実施形態と異なる。
図6に示す作業者70a等を別の作業者70a等と区別して検知すると同時に図7に示す入力部11への入力作業の存在を検知している時間を積算する点は、第1実施形態と同様である。したがって、このような作業管理システム100によっても、コンピュータ110の表示部12を用いた入力作業の時間が図6に示す作業者70a等ごとに管理される。
<第2実施形態の変形例>
(A)照明の状態を変えることは、照明の明るさを暗くすることであってもいいし、照明の明るさを明るくすることであってもいいし、照明の色を変えることであってもいいし、照明の向きを変えることであってもいいし、照明を点滅させることであってもいいし、照明を消すことであってもいいし、照明を点灯させることであってもいい。
(B)図7に示す指紋検知装置120は、図6に示す作業者70a等の指紋のかわりに、作業者70a等の声紋、掌紋、網膜パターン又は虹彩の模様を認識する検出装置であってもよい。この場合でも、作業者70a等と別の作業者70a等とが区別される。
(C)図6に示す作業管理システム100は、普通のデスク180の代わりに、図1に示すようなパーソナル空調機50を備えてもよい。この場合、照明装置150による報知とパーソナル空調機50による報知とが同時に行われることになる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態に係る作業管理システム200を図8に示す。また、作業管理システム200の各構成要素の構成図を図9に示す。図8,図9において、図1,図2の作業管理システム1の構成要素と同様の構成要素は同じ番号で示してある。図8,図9に示す作業管理システム200は、主としてコンピュータ10の表示部12を用いて複数の作業者70a等が行う作業を管理するためのシステムである。
この作業管理システム200は、図8,図9に示すように、基本的な構造は第1実施形態と同様であるが、図1,図2に示すCCDカメラ20の代わりに図8,図9に示す声紋検知装置220が備えられ、図1,図2に示すパーソナル空調機50の代わりに図8,図9に示す普通のデスク180と警報装置250とが備えられている点で構成が異なる。すなわち、図8,図9に示すように、声紋検知装置220の検知部221が、作業者70a等の声紋を認識することにより、作業者70a等の存在を、別の作業者70a等と区別して検知する。警報装置250の受取部51が、積算装置240の積算部243が積算した時間が第2所定時間を超えた場合に、積算装置240の積算部243から報知命令を受け取る。警報装置250の報知部252が、報知命令に基づき、警報を出すことにより、報知を行う。これらの点で、第1実施形態と異なる。
図8に示す作業者70a等を別の作業者70a等と区別して検知すると同時に入力部11への入力作業の存在を検知している時間を積算する点は、第1実施形態と同様である。したがって、このような作業管理システム200によっても、図9に示すコンピュータ10の表示部12を用いた入力作業の時間が図8に示す作業者70a等ごとに管理される。
<第3実施形態の変形例>
(A)図8,図9に示す警報装置250が出す警報は、静かなものが望ましいが、作業を中断させることにならなければある程度うるさいものであってもよい。
(B)図9に示す声紋検知装置220は、図8に示す作業者70a等の声紋のかわりに、作業者70a等の指紋、掌紋、網膜パターン又は虹彩の模様を認識する検出装置であってもよい。この場合でも、図8に示す作業者70a等と別の作業者70a等とが区別される。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態に係る作業管理システム300を図10に示す。また、作業管理システム300の各構成要素の構成図を図11に示す。図10,図11において、図1,図2の作業管理システム1の構成要素と同様の構成要素は同じ番号で示してある。ここに示す作業管理システム300は、主としてコンピュータ310の表示部12を用いて複数の作業者70a等が行う作業を管理するためのシステムである。
この作業管理システム300は、図10,図11に示すように、基本的な構造は第1実施形態と同様であるが、図1,図2に示すパーソナル空調機50の代わりに図10,図11に示す普通のデスク180と報知装置350とが備えられている点で構成が異なる。すなわち、図11に示すように、報知装置350の受取部51が、積算装置340の積算部343が積算した時間が第2所定時間を超えた場合に、積算装置340の積算部343から報知命令を受け取る。報知装置350の報知部352が、報知命令に基づき、コンピュータ310の表示部12にメッセージを表示することにより、報知を行う。これらの点で、第1実施形態と異なる。
図10に示す作業者70a等を別の作業者70a等と区別して検知すると同時に入力作業の存在を検知している時間を積算する点は、第1実施形態と同様である。したがって、このような作業管理システム300によっても、図11に示すコンピュータ310の表示部12を用いた入力作業の時間が作業者70a等ごとに管理される。
<第4実施形態の変形例>
(A)図11に示す報知装置350が表示するメッセージは、コンピュータ310の表示部12において隅の所に表示されるなど図10に示す作業者70a等の作業を中断させないようなものであることが望ましい。報知装置350が表示するメッセージは、疲労度を直接示すものでもいいし、休憩を促すものでもいい。
本発明にかかる作業管理システム、作業者検知装置、入力検知装置、積算装置、報知装置、エリア別環境提供装置及び作業管理方法は、表示機器の表示部を用いた入力作業の時間を作業者ごとに管理することができるという効果を有し、作業管理システム、作業者検知装置、入力検知装置、積算装置、報知装置、エリア別環境提供装置及び作業管理方法等として有用である。
本発明の第1実施形態による作業管理システムの概念図。 本発明の第1実施形態による作業管理システムの構成図。 コンピュータの表示部を用いて複数の作業者が行う作業を作業管理システムが管理する処理の流れを示すフローチャート。 コンピュータの表示部を用いて複数の作業者が行う作業を作業管理システムが管理する処理の流れを示すフローチャート。 本発明の第1実施形態によるデータベースの概念図。 本発明の第2実施形態による作業管理システムの概念図。 本発明の第2実施形態による作業管理システムの構成図。 本発明の第3実施形態による作業管理システムの概念図。 本発明の第3実施形態による作業管理システムの構成図。 本発明の第4実施形態による作業管理システムの概念図。 本発明の第4実施形態による作業管理システムの構成図。
符号の説明
1,100,200,300 作業管理システム
10,110,310 コンピュータ
20 CCDカメラ
30 入力検知装置
40,140,240,340 積算装置
50 パーソナル空調機
60 空間
70a,70b,・・・ 作業者
120 指紋検知装置
150 照明装置
220 声紋検知装置
250 警報装置
350 報知装置

Claims (18)

  1. 表示部(12)と入力部(11)とを備えた表示機器(10,110,310)の前記表示部(12)を用いて複数の作業者(70a,70b,・・・)が行う作業を管理する作業管理システム(1,100,200,300)であって、
    前記複数の作業者(70a,70b,・・・)のうちいずれかの作業者である対象作業者(70a,70b,・・・)の存在を、別の作業者(70a,70b,・・・)と区別して検知する作業者検知装置(20,120,220)と、
    前記表示機器(10,110,310)の前記入力部(11)への入力作業の存在を検知する入力検知装置(30)と、
    を備えた、
    作業管理システム(1,100,200,300)。
  2. 前記対象作業者(70a,70b,・・・)の存在を前記作業者検知装置(20,120,220)が検知していると同時に、前記入力作業の存在を前記入力検知装置(30)が検知している時間を、前記作業者(70a,70b,・・・)ごとに積算する積算装置(40,140,240,340)をさらに備えた、
    請求項1に記載の作業管理システム(1,100,200,300)。
  3. 前記時間は、前記入力部(11)への前記対象作業者(70a,70b,・・・)による前記入力作業の連続時間と、前記入力部(11)への前記対象作業者(70a,70b,・・・)による前記入力作業の累積時間とを、含む、
    請求項2に記載の作業管理システム(1,100,200,300)。
  4. 前記積算装置(40,140,240,340)は、前記時間を第1所定時間以上連続して積算しない場合、前記連続時間をリセットし、前記累積時間を前記第1所定時間だけ減らす、
    請求項3に記載の作業管理システム(1,100,200,300)。
  5. 前記入力検知装置(30)は、前記入力作業の作業内容を検知する、
    請求項2から4のいずれかに記載の作業管理システム(1,100,200,300)。
  6. 前記作業者検知装置(20,120,220)は、前記対象作業者(70a,70b,・・・)の指紋、声紋、掌紋、網膜パターン及び虹彩の模様のすくなくとも1つにより、前記対象作業者(70a,70b,・・・)と別の作業者(70a,70b,・・・)とを区別して検知する、
    請求項1から5のいずれかに記載の作業管理システム(1,100,200,300)。
  7. 前記積算装置(40,140,240,340)が積算した前記時間が第2所定時間を超えた場合に報知を行う報知装置(50,150,250,350)をさらに備えた、
    請求項2から6のいずれかに記載の作業管理システム(1,100,200,300)。
  8. 前記報知装置(50,150,250,350)は、前記連続時間と前記累積時間とのそれぞれについて報知を行う、
    請求項7に記載の作業管理システム(1,100,200,300)。
  9. 前記報知装置(50,150,250,350)は、前記表示機器(10,110,310)の前記表示部(12)にメッセージを表示することにより、報知を行う、
    請求項7又は8に記載の作業管理システム(1,100,200,300)。
  10. 前記報知装置(50,150,250,350)は、前記表示機器(10,110,310)付近を照らす照明装置(150)であり、前記表示機器(10,110,310)付近の照明の状態を変えることにより、報知を行う、
    請求項7から9のいずれかに記載の作業管理システム(1,100,200,300)。
  11. 前記報知装置(50,150,250,350)は、前記表示機器(10,110,310)付近のエリア(60)に環境を提供するエリア別環境提供装置(50)であり、前記表示機器(10,110,310)付近のエリア(60)における環境を変えるように環境を提供することにより、報知を行う、
    請求項7から10のいずれかに記載の作業管理システム(1,100,200,300)。
  12. 前記報知装置(50,150,250,350)は、前記表示機器(10,110,310)の使用者に対して警報を出す警報装置(250)であり、前記警報を出すことにより、報知を行う、
    請求項7から11のいずれかに記載の作業管理システム(1,100,200,300)。
  13. 表示部(12)と入力部(11)とを備えた表示機器(10,110,310)の前記表示部(12)を用いて複数の作業者(70a,70b,・・・)が行う作業を管理するために用いられる作業者検知装置(20,120,220)であって、
    前記複数の作業者(70a,70b,・・・)のうちいずれかの作業者である対象作業者(70a,70b,・・・)の存在を、別の作業者(70a,70b,・・・)と区別して検知する検知部(21,121,221)と、
    前記検知部(21,121,221)が前記対象作業者(70a,70b,・・・)の存在を検知していると同時に、前記表示機器(10,110,310)の前記入力部(11)への入力作業の存在を検知する入力検知装置(30)が前記入力作業を検知している時間を、前記作業者(70a,70b,・・・)ごとに積算する積算装置(40,140,240,340)に、前記対象作業者(70a,70b,・・・)の存在を検知していることを通知する通知部(22)と、
    を備えた、
    作業者検知装置(20,120,220)。
  14. 表示部(12)と入力部(11)とを備えた表示機器(10,110,310)の前記表示部(12)を用いて複数の作業者(70a,70b,・・・)が行う作業を管理するために用いられる入力検知装置(30)であって、
    前記表示機器(10,110,310)の前記入力部(11)への入力作業の存在を検知する検知部(31)と、
    前記検知部(31)が前記入力作業の存在を検知していると同時に、前記複数の作業者(70a,70b,・・・)のうちいずれかの作業者である対象作業者(70a,70b,・・・)の存在を別の作業者(70a,70b,・・・)と区別して検知する作業者検知装置(20,120,220)が前記対象作業者(70a,70b,・・・)の存在を検知している時間を、前記作業者(70a,70b,・・・)ごとに積算する積算装置(40,140,240,340)に、前記入力作業の存在を検知していることを通知する通知部(32)と、
    を備えた、
    入力検知装置(30)。
  15. 表示部(12)と入力部(11)とを備えた表示機器(10,110,310)の前記表示部(12)を用いて複数の作業者(70a,70b,・・・)が行う作業を管理するために用いられる積算装置(40,140,240,340)であって、
    前記複数の作業者(70a,70b,・・・)のうちいずれかの作業者である対象作業者(70a,70b,・・・)の存在を別の作業者(70a,70b,・・・)と区別して検知する作業者検知装置(20,120,220)が前記対象作業者(70a,70b,・・・)の存在を検知している旨の情報である第1情報を、前記作業者検知装置(20,120,220)から受け取る第1受取部(41)と、
    前記表示機器(10,110,310)の前記入力部(11)への入力作業の存在を検知する入力検知装置(30)が前記入力作業の存在を検知している旨の情報である第2情報を、前記入力検知装置(30)から受け取る第2受取部(42)と、
    前記第1受取部が前記第1情報を受け取っていると同時に、前記第2受取部が前記第2情報を受け取っている時間を、前記作業者(70a,70b,・・・)ごとに積算する積算部(43,143,243,343)と、
    を備えた、
    積算装置(40,140,240,340)。
  16. 表示部(12)と入力部(11)とを備えた表示機器(10,110,310)の前記表示部(12)を用いて複数の作業者(70a,70b,・・・)が行う作業を管理するために用いられる報知装置(50,150,250,350)であって、
    前記複数の作業者(70a,70b,・・・)のうちいずれかの作業者である対象作業者(70a,70b,・・・)の存在を別の作業者(70a,70b,・・・)と区別して検知する作業者検知装置(20,120,220)が前記対象作業者(70a,70b,・・・)の存在を検知していると同時に、前記表示機器(10,110,310)の前記入力部(11)への入力作業の存在を検知する入力検知装置(30)が前記入力作業の存在を検知している時間を、前記作業者(70a,70b,・・・)ごとに積算する積算装置(40,140,240,340)から、前記積算装置(40,140,240,340)が積算した前記時間に基づいた情報を、受け取る受取部(51)と、
    前記時間が所定時間を超えた場合に報知を行う報知部(52,152,252,352)と、
    を備えた、
    報知装置(50,150,250,350)。
  17. 表示部(12)と入力部(11)とを備えた複数の表示機器(10,110,310)付近のエリア(60)それぞれに対して環境を提供するエリア別環境提供装置(50)であって、
    前記表示機器(10,110,310)の前記表示部(12)を用いて作業を行う複数の作業者(70a,70b,・・・)のうちいずれかの作業者である対象作業者(70a,70b,・・・)の存在を別の作業者(70a,70b,・・・)と区別して検知する作業者検知装置(20,120,220)が前記対象作業者(70a,70b,・・・)の存在を検知していると同時に、前記表示機器(10,110,310)の前記入力部(11)への入力作業の存在を検知する入力検知装置(30)が前記入力作業の存在を検知している時間を、前記作業者(70a,70b,・・・)ごとに積算する積算装置(40,140,240,340)から、前記積算装置(40,140,240,340)が積算した前記時間に基づいた情報を、受け取る受取部(51)と、
    前記時間が所定時間を超えた場合に、前記表示機器(10,110,310)付近のエリア(60)における環境を変えるように環境を提供することにより、報知を行う報知部(52)と、
    を備えた、
    エリア別環境提供装置(50)。
  18. 表示部(12)と入力部(11)とを備えた表示機器(10,110,310)の前記表示部(12)を用いて複数の作業者(70a,70b,・・・)が行う作業が管理される作業管理方法であって、
    前記複数の作業者(70a,70b,・・・)のうちいずれかの作業者である対象作業者(70a,70b,・・・)の存在が、別の作業者(70a,70b,・・・)と区別して検知される作業者検知ステップと、
    前記表示機器(10,110,310)の前記入力部(11)への入力作業の存在が検知される入力検知ステップと、
    を備えた、
    作業管理方法。
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