JPH05128338A - 累積使用時間制限装置 - Google Patents
累積使用時間制限装置Info
- Publication number
- JPH05128338A JPH05128338A JP31516191A JP31516191A JPH05128338A JP H05128338 A JPH05128338 A JP H05128338A JP 31516191 A JP31516191 A JP 31516191A JP 31516191 A JP31516191 A JP 31516191A JP H05128338 A JPH05128338 A JP H05128338A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- worker
- usage time
- cumulative
- cumulative usage
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業者によるチェーンソー10の長時間使用が
原因となる白ろう病等の職業病を防止する。 【構成】 指紋センサ20は作業者の指紋を検出し、照合
手段22は、予め登録してある指紋と指紋センサ20の検出
した指紋を照合し、作業者を識別する。累積使用時間測
定手段24は、識別された作業者によるチェーンソー10の
累積使用時間を測定する。チェーンソー駆動制御手段28
は、識別された作業者の累積使用時間が許容累積使用時
間を超えている場合、チェーンソー10の駆動を中止す
る。
原因となる白ろう病等の職業病を防止する。 【構成】 指紋センサ20は作業者の指紋を検出し、照合
手段22は、予め登録してある指紋と指紋センサ20の検出
した指紋を照合し、作業者を識別する。累積使用時間測
定手段24は、識別された作業者によるチェーンソー10の
累積使用時間を測定する。チェーンソー駆動制御手段28
は、識別された作業者の累積使用時間が許容累積使用時
間を超えている場合、チェーンソー10の駆動を中止す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、チェーンソー等、長
く作業を続けると白ろう病等の職業病を引き起こす心配
のある作業機の累積使用時間を制限する装置に関するも
のである。
く作業を続けると白ろう病等の職業病を引き起こす心配
のある作業機の累積使用時間を制限する装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】作業者によるチェーンソーの長時間使用
は白ろう病等の職業病の原因となる。従来のチェーンソ
ーでは、累積使用時間を制限する機能が装備されていな
い。
は白ろう病等の職業病の原因となる。従来のチェーンソ
ーでは、累積使用時間を制限する機能が装備されていな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来のチ
ェーンソーでは、作業者は、使用時間が許容累積使用時
間に達しているにもかかわらず、それが十分に分からず
に、そのまま使用を続け、白ろう病になる危険が多くな
っている。
ェーンソーでは、作業者は、使用時間が許容累積使用時
間に達しているにもかかわらず、それが十分に分からず
に、そのまま使用を続け、白ろう病になる危険が多くな
っている。
【0004】請求項1の発明の目的は、作業者が、チェ
ーンソー等の作業機を許容累積使用時間を超えて使用す
ることに起因する職業病を回避できる累積使用時間制限
装置を提供することである。請求項2の発明の目的は、
作業者による作業機の1日の使用時間を適切に制限でき
る累積使用時間制限装置を提供するこことである。
ーンソー等の作業機を許容累積使用時間を超えて使用す
ることに起因する職業病を回避できる累積使用時間制限
装置を提供することである。請求項2の発明の目的は、
作業者による作業機の1日の使用時間を適切に制限でき
る累積使用時間制限装置を提供するこことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明を、実施例に対
応する図面の符号を使用して説明する。請求項1の累積
使用時間制限装置は次の(a)〜(c)の構成要素を有
してなる。 (a)作業機(10)を使用する作業者を識別する作業者識
別手段(20,22) (b)作業者ごとの作業機(10)の累積使用時間を測定す
る累積使用時間測定手段(24) (c)累積使用時間測定手段(24)の累積使用時間が許容
累積使用時間を超えている場合は作業者識別手段(20,2
2)により識別された作業者による作業機(10)の使用を中
止する作業機制御手段(28)
応する図面の符号を使用して説明する。請求項1の累積
使用時間制限装置は次の(a)〜(c)の構成要素を有
してなる。 (a)作業機(10)を使用する作業者を識別する作業者識
別手段(20,22) (b)作業者ごとの作業機(10)の累積使用時間を測定す
る累積使用時間測定手段(24) (c)累積使用時間測定手段(24)の累積使用時間が許容
累積使用時間を超えている場合は作業者識別手段(20,2
2)により識別された作業者による作業機(10)の使用を中
止する作業機制御手段(28)
【0006】請求項2の累積使用時間制限装置は、さら
に、(d)日付が変わるごとに累積使用時間測定手段(2
4)をリセットする時計(26)を有してなる。
に、(d)日付が変わるごとに累積使用時間測定手段(2
4)をリセットする時計(26)を有してなる。
【0007】
【作用】請求項1の発明において、作業者識別手段(20,
22)は作業機(10)を使用する作業者を識別する。累積使
用時間測定手段(24)は、作業者識別手段(20,22)により
識別された作業者による作業機(10)の累積使用時間を測
定する。作業機制御手段(28)は、作業者識別手段(20,2
2)により識別された作業者の累積使用時間が許容累積使
用時間を超えている場合は、作業機(10)の駆動を中止
し、その作業者は、作業機(10)を使用することができな
い状態になる。
22)は作業機(10)を使用する作業者を識別する。累積使
用時間測定手段(24)は、作業者識別手段(20,22)により
識別された作業者による作業機(10)の累積使用時間を測
定する。作業機制御手段(28)は、作業者識別手段(20,2
2)により識別された作業者の累積使用時間が許容累積使
用時間を超えている場合は、作業機(10)の駆動を中止
し、その作業者は、作業機(10)を使用することができな
い状態になる。
【0008】請求項2の発明では、時計(26)は、日付が
変わるごとに、累積使用時間測定手段(24)をリセットす
る。これにより、累積使用時間測定手段(24)の累積使用
時間は零になる。
変わるごとに、累積使用時間測定手段(24)をリセットす
る。これにより、累積使用時間測定手段(24)の累積使用
時間は零になる。
【0009】
【実施例】以下、この発明を図面の実施例について説明
する。図1は累積使用時間制限装置を装備するチェーン
ソー10の構成図である。チェーンソー10は、本体12と、
この本体12へコイル型コード14を介して接続され作業者
がチェーンソーの使用の際に手にはめる手袋16とを有し
ている。手袋16の各指部内の先端には後述の指紋センサ
20が取り付けられており、手に手袋16をはめてチェーン
ソー10を使用する作業者の指紋を検出するようになって
いる。手袋16の検出信号はコイル型コード14を介して本
体12の制御器18へ送られる。
する。図1は累積使用時間制限装置を装備するチェーン
ソー10の構成図である。チェーンソー10は、本体12と、
この本体12へコイル型コード14を介して接続され作業者
がチェーンソーの使用の際に手にはめる手袋16とを有し
ている。手袋16の各指部内の先端には後述の指紋センサ
20が取り付けられており、手に手袋16をはめてチェーン
ソー10を使用する作業者の指紋を検出するようになって
いる。手袋16の検出信号はコイル型コード14を介して本
体12の制御器18へ送られる。
【0010】図2はチェーンソー10の累積使用時間を制
限する装置の機能ブロック図である。図2の説明に併せ
て、実施例の作用について説明する。指紋センサ20は作
業者の指紋を検出する。照合手段22は、予め登録してあ
る指紋と指紋センサ20により検出された指紋を照合し、
手袋16を手にはめている作業者を検出する。累積使用時
間測定手段24は、作業者ごとにチェーンソー10の累積使
用時間を管理し、チェーンソー10の運転中は、累積使用
時間測定手段24における照合処理により検出された作業
者の累積使用時間にチェーンソー10の運転時間を加算し
ていく。時計26は、日付が変わるごとに累積使用時間測
定手段24へリセット信号を送り、累積使用時間測定手段
24における累積使用時間を零にする。チェーンソー駆動
制御手段28は、累積使用時間測定手段24により検出され
た作業者、すなわち手袋16を手にはめてチェーンソー10
を使用している又はこれから使用しようとしている作業
者の累積使用時間が、1日当たりに許容されている累積
使用時間未満となっている場合には、チェーンソー10の
駆動を許容し、許容累積使用時間を超えていると、又は
許容累積使用時間を超えると、チェーンソー10の駆動を
中止する。こうして、作業者によるチェーンソー10の1
日の使用時間が1日当りの許容累積使用時間を超えるの
が防止される。
限する装置の機能ブロック図である。図2の説明に併せ
て、実施例の作用について説明する。指紋センサ20は作
業者の指紋を検出する。照合手段22は、予め登録してあ
る指紋と指紋センサ20により検出された指紋を照合し、
手袋16を手にはめている作業者を検出する。累積使用時
間測定手段24は、作業者ごとにチェーンソー10の累積使
用時間を管理し、チェーンソー10の運転中は、累積使用
時間測定手段24における照合処理により検出された作業
者の累積使用時間にチェーンソー10の運転時間を加算し
ていく。時計26は、日付が変わるごとに累積使用時間測
定手段24へリセット信号を送り、累積使用時間測定手段
24における累積使用時間を零にする。チェーンソー駆動
制御手段28は、累積使用時間測定手段24により検出され
た作業者、すなわち手袋16を手にはめてチェーンソー10
を使用している又はこれから使用しようとしている作業
者の累積使用時間が、1日当たりに許容されている累積
使用時間未満となっている場合には、チェーンソー10の
駆動を許容し、許容累積使用時間を超えていると、又は
許容累積使用時間を超えると、チェーンソー10の駆動を
中止する。こうして、作業者によるチェーンソー10の1
日の使用時間が1日当りの許容累積使用時間を超えるの
が防止される。
【0011】図示の実施例では、長時間にわたる使用が
白ろう病の原因になっているチェーンソーの累積使用時
間制限装置について説明したが、長時間の使用が視力低
下の原因にもなるワードプロセッサ等、他の職業病が心
配される作業機の累積使用時間の管理にも適用可能であ
る。
白ろう病の原因になっているチェーンソーの累積使用時
間制限装置について説明したが、長時間の使用が視力低
下の原因にもなるワードプロセッサ等、他の職業病が心
配される作業機の累積使用時間の管理にも適用可能であ
る。
【0012】図示の実施例では、指紋の検出及びその照
合から作業者を識別するが、この発明は、指紋検出に代
えて網膜や声紋の検出、又は作業者によりカードスロッ
トへ挿入されるアイデンティティカードの読み取り等の
他の手段により作業者を識別することを排除しないこと
は言うまでもない。
合から作業者を識別するが、この発明は、指紋検出に代
えて網膜や声紋の検出、又は作業者によりカードスロッ
トへ挿入されるアイデンティティカードの読み取り等の
他の手段により作業者を識別することを排除しないこと
は言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明では、作業者識別手段に
より識別された作業者ごとに作業機の累積使用時間が測
定され、作業機を使用している又は使用しようとしてい
る作業者の累積使用時間が許容累積使用時間を超えると
又は超えていると、作業機制御手段が作業機の駆動を中
止する。したがって、作業者が、許容累積使用時間を超
えて作業機を使用することがなくなり、チェーンソーの
白ろう病の場合のような作業機の長時間使用に起因する
職業病の発生を防止することができる。
より識別された作業者ごとに作業機の累積使用時間が測
定され、作業機を使用している又は使用しようとしてい
る作業者の累積使用時間が許容累積使用時間を超えると
又は超えていると、作業機制御手段が作業機の駆動を中
止する。したがって、作業者が、許容累積使用時間を超
えて作業機を使用することがなくなり、チェーンソーの
白ろう病の場合のような作業機の長時間使用に起因する
職業病の発生を防止することができる。
【0014】請求項2の発明では、時計が日付の変更に
伴って累積使用時間測定手段をリセットして、累積使用
時間測定手段は1日当たりの各作業者の累積使用時間を
管理することになる。したがって、1日単位で作業者の
累積使用時間を管理することができ、作業機の累積使用
時間の合理的な管理を行なうことができる。
伴って累積使用時間測定手段をリセットして、累積使用
時間測定手段は1日当たりの各作業者の累積使用時間を
管理することになる。したがって、1日単位で作業者の
累積使用時間を管理することができ、作業機の累積使用
時間の合理的な管理を行なうことができる。
【図1】累積使用時間制限装置を装備するチェーンソー
の構成図である。
の構成図である。
【図2】チェーンソーの累積使用時間を制限する装置の
機能ブロック図である。
機能ブロック図である。
10 チェーンソー(作業機) 20 指紋センサ(作業者識別手段) 22 照合手段(作業者識別手段) 24 累積使用時間測定手段 26 時計 28 チェーンソー駆動制御手段(作業機制御手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 作業機(10)を使用する作業者を識別する
作業者識別手段(20,22)と、作業者ごとの前記作業機(1
0)の累積使用時間を測定する累積使用時間測定手段(24)
と、この累積使用時間測定手段(24)の累積使用時間が許
容累積使用時間を超えている場合は前記作業者識別手段
(20,22)により識別された作業者による前記作業機(10)
の使用を中止する作業機制御手段(28)とを有してなるこ
とを特徴とする累積使用時間制限装置。 - 【請求項2】 日付が変わるごとに前記累積使用時間測
定手段(24)をリセットする時計(26)を有してなることを
特徴とする請求項1記載の累積使用時間制限装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31516191A JPH05128338A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 累積使用時間制限装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31516191A JPH05128338A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 累積使用時間制限装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05128338A true JPH05128338A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=18062161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31516191A Pending JPH05128338A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 累積使用時間制限装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05128338A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005071169A (ja) * | 2003-08-26 | 2005-03-17 | Daikin Ind Ltd | 作業管理システム、作業者検知装置、入力検知装置、積算装置、報知装置、エリア別環境提供装置及び作業管理方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61187090A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-20 | 松下電工株式会社 | Vdt装置用連続使用時間規制装置 |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP31516191A patent/JPH05128338A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61187090A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-20 | 松下電工株式会社 | Vdt装置用連続使用時間規制装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005071169A (ja) * | 2003-08-26 | 2005-03-17 | Daikin Ind Ltd | 作業管理システム、作業者検知装置、入力検知装置、積算装置、報知装置、エリア別環境提供装置及び作業管理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10071500B2 (en) | Safety system for a chainsaw | |
TW200517935A (en) | Electronic equipment and authentication | |
EP2099004A1 (en) | Personal protective equipment and managing system thereof | |
ATE336755T1 (de) | Verfahren und vorrichtung zur prüfung der identität einer person, wobei ein für den fingerabdruck konstantes koordinatensystem der bezug ist | |
US10460121B2 (en) | Electronic authorization device | |
JPH0674521B2 (ja) | 手袋用指先保護部材 | |
ATE381902T1 (de) | System zur verhinderung von arbeitsbedingten verletzungen | |
BR9406708A (pt) | Processo para evitar sobrecargas de uma peça na retificaçao ou esmerilhamento | |
FI20025009A0 (fi) | Kunnonvalvontajärjestelmä koneenohjausjärjestelmällä varustettuja ja pyöriviä kone-elimiä sisältäviä koneita varten | |
JPH05128338A (ja) | 累積使用時間制限装置 | |
CN112668824A (zh) | 控制装置以及控制系统 | |
US8387460B2 (en) | Vibration dosimeter for determining vibrational loading | |
DE102012021838A1 (de) | Verfahren zum Überwachen einer Vibrationsbelastung | |
US20210056646A1 (en) | Work information management system and work information management method | |
US20110041660A1 (en) | Monitoring unit for a monitoring range in a machine tool | |
GB2420623A (en) | Hand arm vibration measurement device for use with power tools | |
KR200297903Y1 (ko) | 구멍이 제공된 금속성 안전골무 | |
US20030169909A1 (en) | Work time management method and work time management apparatus | |
Janicak | Preventing HAVS in the workplace | |
JPH09112791A (ja) | 加工機械の身体防護方法及びその装置 | |
GB2275352A (en) | Means for monitoring and pacing production | |
JPS60201436A (ja) | オフラインプログラムの不正防止装置 | |
JPH0592545A (ja) | 熱転写機等の安全装置 | |
CN114254842A (zh) | 一种风险分析系统和风险分析方法 | |
CN117414218A (zh) | 锉针识别方法和根管预备设备 |