JP2005060219A - シリカゾル及びその製造方法 - Google Patents

シリカゾル及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005060219A
JP2005060219A JP2004217655A JP2004217655A JP2005060219A JP 2005060219 A JP2005060219 A JP 2005060219A JP 2004217655 A JP2004217655 A JP 2004217655A JP 2004217655 A JP2004217655 A JP 2004217655A JP 2005060219 A JP2005060219 A JP 2005060219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silica sol
silica
concentration
water
sol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004217655A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4011566B2 (ja
JP2005060219A5 (ja
Inventor
Takahiro Yamakawa
恭弘 山川
Yoshiaki Tomota
好昭 友田
Keiji Toyama
景司 外山
Masatoshi Sakai
正年 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuso Chemical Co Ltd
Original Assignee
Fuso Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuso Chemical Co Ltd filed Critical Fuso Chemical Co Ltd
Priority to JP2004217655A priority Critical patent/JP4011566B2/ja
Priority to TW094101169A priority patent/TW200604097A/zh
Priority to PCT/JP2005/000551 priority patent/WO2006011252A1/ja
Priority to US11/632,936 priority patent/US20070237701A1/en
Publication of JP2005060219A publication Critical patent/JP2005060219A/ja
Publication of JP2005060219A5 publication Critical patent/JP2005060219A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4011566B2 publication Critical patent/JP4011566B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Silicon Compounds (AREA)

Abstract

【課題】 高純度であることが要求される電子材料やシリコンウェハーなどの研磨材などの素材として好適に用いることができ、しかも、ゾルの安定性に優れるために、シリカ濃度の高濃度化が容易であり、水ガラスから製造されたシリカゾルと同等以上のシリカ濃度に調整することができるシリカゾル及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】シリカ微粒子が水中に分散してなるシリカゾルであって、該シリカ微粒子の二次粒子径が10〜1000nm、金属不純物含有量が1ppm以下、シリカ濃度が10〜50重量%であることを特徴とするシリカゾルとする。
また、以下の(a)及び(b)の各工程を含むことを特徴とする安定なシリカゾルの製造方法とする。
(a) 加水分解可能なケイ素化合物を加水分解及び重縮合させてシリカゾルを製造する第一の工程。
(b) 第一の工程で得られたシリカゾルを粒径に応じて一定シリカ濃度以下で濃縮並びにシリカゾル中の分散媒及びアルカリ触媒を水で置換し、pHを6.0〜9.0とする第二の工程。
【選択図】 なし

Description

本発明はシリカゾル及びその製造方法に係り、その目的は高純度であることが要求されている電子材料やシリコンウェハーなどの研磨材などの素材として好適に用いることができ、しかも、ゾルの安定性に優れると共に、シリカ濃度の高濃度化が容易であり、水ガラスから製造されたシリカゾルと同等以上のシリカ濃度に調製することができるシリカゾル及びその製造方法を提供することにある。
従来、シリカゾルの製造方法としては、水ガラスと呼ばれる珪酸ナトリウム溶液を出発原料とする製造方法が知られている(特許文献1参照)。この製造方法では、珪酸ナトリウム溶液を陽イオン交換樹脂で処理して、ナトリウムイオンを始めとするイオンを取り除くことにより出発原料の純度を上昇させた後、シリカゾルの製造に供される。
しかしながら、この製造方法では、イオン交換による高純度化に限界があり、電子材料用途に要求とされるナトリウムなどのアルカリ金属や銅・ニッケル・アルミニウムなどの金属不純物の含有量を1ppmレベル以下に到達させることは非常に困難であった。
高純度シリカゾルを得るその他の方法として正珪酸エチルなどの高純度アルコキシシランの加水分解による製造方法が知られている(特許文献2及び3参照)。
しかしながら、従来知られているアルコキシシランの加水分解によるシリカゾル中には、未反応アルコキシシランが残留し易いために、シリカゾルの保存安定性が悪く、又、高シリカ濃度化が困難であった。とりわけその傾向は、反応速度が正珪酸メチルに比べて遅い正珪酸エチルで著しかった。
またアルコキシシランの加水分解から得られたシリカゾルは高純度であるために対イオンが少なくなりゾルの安定性に欠けた。このために、シリカ濃度を上昇させると、シリカゾルの粘度が上昇したり、ゲル化しやすくなったりして、シリカ濃度の高濃度化が困難であった。そのために、アルコキシシランの加水分解から得られるシリカゾルは、水ガラスから得られるシリカゾルに比べて一般にシリカ濃度が低いため、製品の経済性を損なっていた。
特開昭61−158810号公報 特開昭63−74911号公報 特開平6−316407号公報
本発明の解決しようとする課題は、アルコキシシランの加水分解物から得たシリカゾルであっても、ゾルの安定性に優れると共に、シリカ濃度の高濃度化が容易であり、水ガラスから製造されたシリカゾルと同等以上のシリカ濃度に調整することができ、しかも、ナトリウムなどの金属不純物の含有量が電子材料用途として使用する際に要求される1ppm以下であるシリカゾル及びその製造方法を提供することである。
本発明は上記課題を解決するためになされた発明であって、請求項1に係る発明は、(a)加水分解可能なケイ素化合物を加水分解及び重縮合させてシリカゾルを製造する第一の工程、(b)第一の工程で得られたシリカゾルを粒径に応じて一定シリカ濃度以下で濃縮並びにシリカゾル中の分散媒及びアルカリ触媒を水で置換し、pHを6.0〜9.0とする第二の工程の(a)及び(b)の各工程を含むことを特徴とする安定なシリカゾルの製造方法に関する。
請求項2に係る発明は、前項で得られた安定な水置換シリカゾルにアルカリを添加して、pHを7.0以上にした後、又はpHを7.0以上に調製しつつ濃縮する高シリカ濃度シリカゾルの製造方法に関する。
請求項3に係る発明は、前記アルカリがアンモニアであることを特徴とする請求項1又は2に記載のシリカゾルの製造方法に関する。
請求項4に係る発明は、前記加水分解可能なケイ素化合物がテトラメトキシシランであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシリカゾルの製造方法に関する。
請求項5に係る発明は、前記第一の工程で得られたシリカゲル中の分散媒がメタノールであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のシリカゾルの製造方法に関する。
請求項6に係る発明は、シリカ微粒子が水中に分散してなるシリカゾルであって、該シリカ微粒子の平均二次粒子径が10〜1000nm、二次粒子の平均粒子径が一次粒子の平均粒子径の1.5〜3.0倍であり、金属不純物含有量が1ppm以下、シリカ濃度が10〜50重量%であることを特徴とするシリカゾル。
請求項1及び2によれば、シリカゾルの安定性に優れ、シリカ濃度を高くしても増粘やゲル化することがない長期保存安定性に優れたシリカゾルを製造することができる。
請求項3に係る発明は、アルカリ触媒としてアンモニアを使用することにより、揮発性が高いために容易に除去することができ、シリカゾルのpHを中性に維持することができる。
請求項4に係る発明は、加水分解可能なケイ素化合物としてテトラメトキシシランを用いることにより、他のケイ素化合物に比べて反応速度が速く、未反応物が残り難いために、生産性が高く、安定なシリカゾルを容易に得ることができる。
請求項5に係る発明は、溶媒として、メタノール等の加水分解可能なケイ素化合物の加水分解により生じるアルコールと同種のアルコールを用いることにより、溶媒の回収、再使用が容易となり、経済性の面で優れる。
請求項6に係る発明は、ゾルの安定性に優れるために、シリカ濃度の高濃度化が容易であり、水ガラスから製造されたシリカゾルと同等以上のシリカ濃度に調整することができる。
以下、本発明に係るシリカゾル及びその製造方法について詳述する。
本発明に係るシリカゾルの製造方法は、(a)加水分解可能なケイ素化合物を加水分解及び重縮合させてシリカゾルを製造する第一の工程、(b)第一の工程で得られたシリカゾルを粒径に応じて一定シリカ濃度以下で濃縮並びにシリカゾル中の分散媒及びアルカリ触媒を水で置換し、pHを6.0〜9.0、好ましくはpHを7.0〜8.0とする第二の工程の(a)及び(b)の各工程を含むことを特徴とする。
更に、(a)及び(b)の工程で得られた安定な水置換シリカゾルにアルカリを添加して、pHを7.0以上にした後、又はpHを7.0以上に調製しつつ濃縮することを特徴とする。
本発明に係るシリカゾルの製造方法の第一工程は、(a)加水分解可能なケイ素化合物を加水分解及び重縮合させてシリカゾルを製造する工程である。
加水分解可能なケイ素化合物を加水分解・重縮合させてシリカゾルを製造する方法は特に限定されないが、例えば、加水分解可能なケイ素化合物(以下、ケイ素化合物という。)をゾルゲル法によりシリカゾルを調製する方法を例示することができる。
ゾルゲル法とは、金属の有機化合物溶液を出発原料として、溶液中の化合物の加水分解・重縮合によって溶液を金属の酸化物或いは水酸化物の微粒子が溶解したゾルとし、更に反応を進ませてゲル化してできた非晶質ゲルを得る方法である。具体的には、水の存在下、溶媒中において、ケイ素化合物を加水分解・重縮合することによりシリカゾルを得ることができる。
ケイ素化合物としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトライソプロポキシシランなどを例示することができる。
またケイ素化合物を部分的に加水分解して得られる低縮合物もケイ素化合物として好適に用いることができる。
ケイ素化合物は一種を単独で使用することもでき、二種以上のケイ素化合物を混合して使用することもできる。
特に本発明では、加水分解速度が速く未反応物が残留し難いために生産性が高く、安定なシリカゾルを容易に得ることができることから、テトラメトキシシランが好ましく用いられる。
ケイ素化合物は、水を含む溶媒中で加水分解・重縮合されて、シリカゾルとされる。
用いられる溶媒としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル等のエステル類を例示することができる。
特に本発明では、アルコール類を用いることが好ましく、メタノール、エタノール、イソプロパノールを用いることがより好ましい。この理由は、後述する水置換の際に、加熱蒸留により容易に水と置換することができるからである。
さらには、溶媒として、ケイ素化合物の加水分解により生成するアルコールと同種のアルコールを用いることがさらに好ましい。ケイ素化合物の加水分解により生成するアルコールと同種のアルコールを用いることにより、溶媒の回収、再利用を容易に行なうことができる。
溶媒は一種を単独で使用することもでき、二種以上の溶媒を混合して使用することもできる。
用いられる溶媒の量は特に限定されないが、使用される原料1モル当たり、5〜50モルとされる。この理由は、5モル未満の場合、原料のケイ素化合物との相溶性が失われるために、また50モルを超えて使用すると、製造効率が極めて低くなるために、いずれの場合も好ましくない。
また水の量は特に限定されないが、使用される原料1モル当り、2〜15モルとされる。
使用される水の量は形成されるシリカ微粒子の粒径に影響を与える。水の量が相対的に増加すれば、シリカ微粒子の粒径を大きくすることができ、水の量が相対的に低下すれば、シリカ微粒子の粒径を小さくすることができる。従って、水と溶媒の比によりシリカ微粒子の粒径を任意に調整することができる。
また、溶媒にはアルカリ触媒を添加することができる。
アルカリ触媒としては、従来公知のものを使用することができるが、金属不純物の混入を極力低減するために、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラアミン、アンモニア、尿素、エタノールアミン、テトラメチル水酸化アンモニウムなどを例示することができる。
特に本発明では、触媒作用に優れるとともに、揮発性が高く、後工程で容易に除去することができるアンモニアを使用することがより好ましい。
アルカリ触媒を使用する場合、その量は特に限定されないが、用いられる原料1モル当り、0.05〜2モルとされる。
また、アルカリ触媒の添加によって、反応溶媒のpHは、好ましくはpH8〜11、より好ましくはpH8.5〜10.5に調整される。
尚、有機溶媒と水,触媒が相溶しない場合、界面活性剤を添加して均一なミセルを形成しても構わない。
水を含む溶媒中でケイ素化合物を加水分解,縮合するには、ケイ素化合物を溶媒に添加して、0〜100℃、好ましくは0〜70℃の条件で撹拌すればよい。このように、水を含む有機溶媒中で原料を撹拌して加水分解・縮合することにより、球状で、しかも大きさの揃ったシリカ微粒子を含有するシリカゾルを得ることができる。
本発明に係る安定なシリカゾルの製造方法の第二の工程は、(b)第一の工程で得られたシリカゾルを粒径に応じて一定シリカ濃度以下で濃縮並びにシリカゾル中の分散媒及びアルカリ触媒を水で置換し、pHを6.0〜9.0、好ましくはpHを7.0〜8.0とする工程である。
第一の工程で得られたシリカゾルの濃縮並びに水で置換する方法は特に限定されず、シリカゾルの液量を一定に保ちながら、シリカゾル又は水を滴下して加熱蒸留によって濃縮並びに置換する方法を例示することができる。この際、置換操作は液温及び塔頂温が置換する水の沸点に達するまで行なうことが好ましい。また、一定シリカ濃度以下で水置換しないと、未反応物によって増粘、凝集し、ついには沈降性ゲルとなる。さらには、シリカゾルのpHが6.0〜9.0、好ましくはpH7.0〜8.0の中性域となるまで置換を行なうことが好ましい。
シリカゾル中の分散媒及びアルカリ触媒を水で置換することによって、シリカゾルのpHを中性域に調整することができるとともに、シリカゾル中に含まれていた未反応物を除去して、長期間安定なシリカゾルを得ることができる。
この工程で用いられる水は、金属不純物の混入を極力低減するために、純水又は超純水を用いることが好ましい。
濃縮シリカ濃度は、60%以下、好ましくは50%以下、より好ましくは40%以下であることが望ましい。尚、品質上の下限はないが、生産性の面で高濃度のほうが有利となる。
濃縮濃度が高いと凝集物の増加や高粘度となり操作性、作業性が悪くなる為である。
尚、シリカ粒径と濃縮濃度の好ましい関係について以下に示す。
1)第1の工程で得られたシリカゾルのXが5.0〜7.5未満の場合
Y1=6X−12.5、Y2=6X−15
2)第1の工程で得られたシリカゾルのXが7.5〜35の場合
Y1=0.6X+28、Y2=0.45X+27
X:「(一次粒子径)×(一次粒子径)÷(二次粒子径)」の式で計算する粒径指数
Y1:粒径指数に応じた濃縮濃度(%)
Y2:粒径指数に応じたより好ましい濃縮濃度(%)
本発明に係る高シリカ濃度シリカゾルの製造方法は、第二工程得られた安定な水置換シリカゾルにアルカリを添加して、pHを7.0以上にした後、又はpHを7.0以上に調製しつつ濃縮する工程である。
第二の工程で得られたシリカゾルのpHを7.0以上に調整する方法は特に限定されず、例えば、このシリカゾルにアルカリを添加しながら、シリカゾルのpHをアルカリ性に調整する方法を例示することができる。
シリカゾルに添加されるアルカリは特に限定されず、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラアミン、アンモニア、尿素、エタノールアミン、テトラメチル水酸化アンモニウム、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩等を例示することができる。
アルカリ金属塩としては、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、フランシウムを例示することができる。アルカリ土類金属塩としては、ベリリウム、カルシウム、マグネシウム、ストロンチウム、バリウム、ラジウムなどを例示することができる。
特に本発明では、揮発性が高く、後工程で容易に除去することができことから、アンモニアを用いることが好ましい。
又、pH7.0以上のシリカゾルを濃縮する方法は特に限定されず、シリカゾルを濃縮する通常の方法を採用することができ、例えば、加熱濃縮法、膜濃縮法などを例示することができる。
加熱濃縮法によってシリカゾルを濃縮するには、シリカゾルを常圧下、又は減圧下で加熱濃縮すればよい。
膜濃縮法によってシリカゾルを濃縮するには、シリカ微粒子を濾過することができる限外濾過法による膜分離が好ましい。
限外濾過膜の分画分子量は特に限定されないが、生成する粒径に合わせて分画分子量を選別する必要がある。
限外濾過膜を構成する材質は特に限定されないが、ポリスルホン、ポリアクリルニトリル、焼結金属、セラミック、カーボンなどを例示することができる。限外濾過膜の形態は特に限定されないが、スパイラル型、チューブラー型、中空糸型等を例示することができる。
また操作圧力は特に限定されず、使用する限外濾過膜の使用圧力以下に設定すればよい。
尚、本発明では、必要に応じて、第二の工程で得られた水置換シリカゲルを、ゲル化や増粘が発生しない程度まで予備濃縮した後に、アルカリを添加して更に濃縮することもできる。
本発明に係る高シリカ濃度シリカゾルの製造方法は、溶媒置換などの方法によって、シリカゾル中に含まれる不純物、例えば未反応物などを除去した後に、シリカゾルのpHをアルカリ性に調整してシリカゾルを濃縮するので、シリカ濃度が高くなっても、シリカ微粒子の凝集やゲル化などが生じることなく、安定性に優れた高シリカ濃度のシリカゾルを得ることができる。
以上説明した製造方法によって得られる本発明は係るシリカゾルに含まれるシリカ微粒子は大きさの揃った球状の微粒子であり、その平均二次粒子径は10〜1000nm、好ましくは20〜300nmである。
本発明に係る高シリカ濃度シリカゾルに含まれる金属不純物、例えば、Al,Ca,B,Ba,Co,Cr,Cu,Fe,Mg,Mn,Na,Ni,Pb,Sr,Ti,Zn,Zr,U,Thなどの金属不純物の合計の含有量は1ppm以下に調整することができる。
本発明に係る高シリカ濃度シリカゾルのシリカ濃度は10〜50重量%、好ましくは30〜50重量%であり、シリカゾルのpHは6.0〜9.0、好ましくはpH7.0〜8.0である。
本発明に係る高シリカ濃度シリカゾル中のシリカ微粒子は、シリカ濃度が高濃度であっても二次粒子の平均粒子径が一次粒子の平均粒子径の3倍以下、好ましくは1.5〜2.5倍であり、シリカ微粒子の凝集やゲル化が生じ難く、長期保存安定性に優れた高シリカ濃度シリカゾルである。
以下、本発明を実施例として、実施例1〜7及び比較例1〜7に基づき説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
(反応工程)
純水、26%アンモニア水、メタノールの混合液を作成した(以下、仕込液Iとする)。
ここで、仕込液I中の純水の重量%について、実施例1〜7及び比較例1〜8の全実施例について、15%になるよう調整した。
また、アンモニア濃度の重量%については、実施例1〜5及び比較例1〜5は0.6重量%に、実施例6及び比較例6は1.0重量%に、実施例7及び比較例7は2.0重量%になるよう調整した。
仕込液I中に、液温を20℃に保ちつつ、テトラメトキシシラン、メタノールの混合液(以下、仕込液IIとする)を、30分かけ一定速度で注入し、シリカゲルを得た。
仕込液IIの組成に関しては、テトラメトキシシランとメタノールとの容量比は3:1に、仕込液Iと仕込液IIとの容量比は9:1に、調整した。
(濃縮工程1)
上記反応工程により得られたシリカゲルを、一定濃度まで加熱蒸留により濃縮した。
ここで、濃縮後のシリカ濃度(%)について、実施例1〜5及び比較例3〜5は15%になるよう調整した。
その他、変更条件として、実施例6、7は、それぞれ28%、38%に、比較例1、2は、それぞれ22%、25%に、比較例6、7はそれぞれ40%、53%になるよう調整した。結果は(表1)に示す。
(水置換工程)
上記濃縮工程により得られた生成液に純水を滴下し、同一容量以上に保ちながら、加熱蒸留により濃縮液中のメタノール、アンモニアと水とを置換した。
尚、比較例4に関しては、水置換中に酢酸を添加し、酸性に調整した。
水置換後の各実施例のpHは(表1)のとおり。
Figure 2005060219
(濃縮工程2)
濃縮方法については、実施例4〜5を除き、常圧蒸留により行った。
実施例4は減圧蒸留により、実施例5は分画分子量50000の限外濾過膜を用いて濾過を行うことにより、濃縮を行った。
濃縮中、上記水置換工程後の液に、26%アンモニア水を添加し、pH7.0〜10.0に調整した。
尚、比較例5についてのみ、pH調整は行わなかった。
上記濃縮工程により、最終シリカ濃度(%)が、実施例1〜5及び比較例1〜5では35%、実施例6及び比較例6では40%、実施例7及び比較例7では45%のシリカゾルが得られた。
(試験例1;物性値の測定)
上記調製した実施例1〜7、比較例1〜7の高純度シリカゾル中のシリカ微粒子の一次粒子径、二次粒子径、pH、シリカ濃度、金属不純物の濃度を測定した。
結果を(表2)乃至(表5)に記載する。
一次粒子径は次式1(数1)により算出した。
二次粒子径は光子相関法により測定した。
シリカ濃度はシリカゾルを乾固後、800℃で灼熱し、その残量より算出した。
Figure 2005060219
Figure 2005060219
Figure 2005060219
Figure 2005060219
※ 多量の凝集沈降物発生
Figure 2005060219
※ 多量の凝集沈降物発生
実施例1〜7の各試料は、(表2)及び(表3)の結果に示されるように、濃縮処理後、目だった凝集は確認されなかった。一方、比較例の試料は、(表4)及び(表5)の結果に示されるように、濃縮処理後にシリカ微粒子の凝集が確認された。
(試験例2;pH変化による二次粒子径の変化)
実施例1で得られたシリカ濃度35%のシリカゾルを常圧下、加熱蒸留しつつ、純水を容量を一定に保ちつつ滴下し、pHの変化による二次粒子径の粒径変化を確認した。結果を図1に記載する。
図1に示されるグラフより、シリカゾルのpHが7.0以下では、二次粒子径が増大するが、シリカゾルのpHが7.0以上では、二次粒子径が変化しないことが確認された。この結果から、シリカゾルのpHが7.0以下の中性付近では、シリカ微粒子の安定性が悪く、シリカ微粒子の凝集が起こりやすく、一方、シリカゾルのpHが7.0以上の中性〜アルカリ性付近では、シリカ微粒子の安定性が高く、シリカ微粒子の凝集が起こり難いことが分かる。
図1は実施例1から得られたシリカゾルのpHと二次粒径の関係を示すグラフである。

Claims (6)

  1. 以下の(a)および(b)の各工程を含むことを特徴とする安定なシリカゾルの製造方法。
    (a)加水分解可能なケイ素化合物を加水分解及び重縮合させてシリカゾルを製造する
    第一の工程。
    (b) 第一の工程で得られたシリカゾルを粒径に応じて一定シリカ濃度以下で濃縮並びに
    シリカゾル中の分散媒及びアルカリ触媒を水で置換し、pHを6.0〜9.0とする第二
    の工程。
  2. 前記請求項1で得られた安定な水置換シリカゾルにアルカリを添加して、pHを7.0以上にした後、又はpHを7.0以上に調整しつつ濃縮することを特徴とする高シリカ濃度シリカゾルの製造方法。
  3. 前記アルカリがアンモニアであることを特徴とする請求項1又は2に記載のシリカゾルの製造方法。
  4. 前記加水分解可能なケイ素化合物がテトラメトキシシランであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシリカゾルの製造方法。
  5. 前記第一の工程で得られたシリカゾル中の分散媒がメタノールであることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載のシリカゾルの製造方法。
  6. シリカ微粒子が水中に分散してなるシリカゾルであって、該シリカ微粒子の平均二次粒子径が10〜1000nm、二次粒子の平均粒子径が一次粒子の平均粒子径の1.5〜3.0倍であり、金属不純物含有量が1ppm以下、シリカ濃度が10〜50重量%であることを特徴とするシリカゾル。
JP2004217655A 2003-07-25 2004-07-26 シリカゾル及びその製造方法 Active JP4011566B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004217655A JP4011566B2 (ja) 2003-07-25 2004-07-26 シリカゾル及びその製造方法
TW094101169A TW200604097A (en) 2004-07-26 2005-01-14 Silica sol and manufacturing method therefor
PCT/JP2005/000551 WO2006011252A1 (ja) 2004-07-26 2005-01-18 シリカゾル及びその製造方法
US11/632,936 US20070237701A1 (en) 2004-07-26 2005-01-18 Silica Sol and Process for Producing Same

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003280475 2003-07-25
JP2004217655A JP4011566B2 (ja) 2003-07-25 2004-07-26 シリカゾル及びその製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005060219A true JP2005060219A (ja) 2005-03-10
JP2005060219A5 JP2005060219A5 (ja) 2007-04-12
JP4011566B2 JP4011566B2 (ja) 2007-11-21

Family

ID=34380113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004217655A Active JP4011566B2 (ja) 2003-07-25 2004-07-26 シリカゾル及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4011566B2 (ja)

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008015943A1 (en) * 2006-07-31 2008-02-07 Fuso Chemical Co.Ltd. Silica sol and process for production thereof
JP2010058985A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd シリカゾルおよびその製造方法
WO2011004793A1 (ja) 2009-07-07 2011-01-13 花王株式会社 シリコンウエハ用研磨液組成物
JP2011104694A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd 無機酸化物微粒子分散液、研磨用粒子分散液及び研磨用組成物
JP2011201719A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Fuso Chemical Co Ltd コロイダルシリカの二次粒子径調整方法
JP2012006823A (ja) * 2010-02-19 2012-01-12 Tokuyama Corp 無機酸化物粒子分散液の濃縮物の製造方法、及び無機酸化物粒子の製造方法
JP2012211080A (ja) * 2007-03-27 2012-11-01 Fuso Chemical Co Ltd コロイダルシリカの製造方法
JP2013151409A (ja) * 2011-12-28 2013-08-08 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd 高純度シリカゾルおよびその製造方法
WO2013157554A1 (ja) 2012-04-17 2013-10-24 花王株式会社 シリコンウェーハ用研磨液組成物
JP2014122123A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd 高純度シリカゾルおよびその製造方法
JP2014529561A (ja) * 2011-07-29 2014-11-13 モーメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・インク 高純度金属酸化物粒子の製造方法およびそのために製造される材料
WO2014199903A1 (ja) 2013-06-10 2014-12-18 日産化学工業株式会社 シリカゾル及びシリカゾルの製造方法
WO2015060293A1 (ja) 2013-10-25 2015-04-30 花王株式会社 シリコンウェーハ用研磨液組成物
JP2016084243A (ja) * 2014-10-22 2016-05-19 日揮触媒化成株式会社 シリカ系複合粒子分散液の製造方法
JP2016124714A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 三菱マテリアル株式会社 シリカゾル分散液及びシリカ多孔質膜形成用組成物並びにシリカ多孔質膜
WO2017022552A1 (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 株式会社フジミインコーポレーテッド シリカゾルの製造方法
JP2017171599A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 高化学技術株式会社 固体触媒、及びその固体触媒を用いたエチレングリコールの製造方法
WO2019189610A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 日揮触媒化成株式会社 シリカ粒子分散液、研磨組成物及びシリカ粒子分散液の製造方法
KR20200087135A (ko) 2017-11-16 2020-07-20 닛키 쇼쿠바이카세이 가부시키가이샤 실리카 입자의 분산액 및 그 제조 방법
CN111646479A (zh) * 2020-06-12 2020-09-11 河北宇天昊远纳米材料有限公司 一种制备大粒径硅溶胶的方法
JP2020164350A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 株式会社フジミインコーポレーテッド シリカゾルの製造方法
JP2021116208A (ja) * 2020-01-28 2021-08-10 三菱ケミカル株式会社 シリカ粒子の製造方法、シリカゾルの製造方法、中間生成物の除去方法及び研磨方法
JP2021116209A (ja) * 2020-01-28 2021-08-10 三菱ケミカル株式会社 シリカ粒子の製造方法、シリカゾルの製造方法、研磨方法、半導体ウェハの製造方法及び半導体デバイスの製造方法
CN115924922A (zh) * 2023-02-13 2023-04-07 山东大学 一种化学机械抛光用硅溶胶及其制备方法与应用

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101198316B1 (ko) 2009-11-16 2012-11-06 한국전기연구원 무용제형 실리카졸 및 그 제조방법

Cited By (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101059677B1 (ko) 2006-07-31 2011-08-25 후소카가쿠코교 가부시키가이샤 실리카 졸 및 그 제조 방법
WO2008015943A1 (en) * 2006-07-31 2008-02-07 Fuso Chemical Co.Ltd. Silica sol and process for production thereof
JP5270344B2 (ja) * 2006-07-31 2013-08-21 扶桑化学工業株式会社 シリカゾルおよびその製造方法
DE112007001757B4 (de) 2006-07-31 2023-10-05 Fuso Chemical Co., Ltd. Siliziumdioxid-Sol
JP2012211080A (ja) * 2007-03-27 2012-11-01 Fuso Chemical Co Ltd コロイダルシリカの製造方法
US9550683B2 (en) 2007-03-27 2017-01-24 Fuso Chemical Co., Ltd. Colloidal silica, and method for production thereof
JP2010058985A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd シリカゾルおよびその製造方法
US8926859B2 (en) 2009-07-07 2015-01-06 Kao Corporation Polishing composition for silicon wafers
WO2011004793A1 (ja) 2009-07-07 2011-01-13 花王株式会社 シリコンウエハ用研磨液組成物
JP2011104694A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd 無機酸化物微粒子分散液、研磨用粒子分散液及び研磨用組成物
JP2012006823A (ja) * 2010-02-19 2012-01-12 Tokuyama Corp 無機酸化物粒子分散液の濃縮物の製造方法、及び無機酸化物粒子の製造方法
JP2011201719A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Fuso Chemical Co Ltd コロイダルシリカの二次粒子径調整方法
JP2014529561A (ja) * 2011-07-29 2014-11-13 モーメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・インク 高純度金属酸化物粒子の製造方法およびそのために製造される材料
US9598611B2 (en) 2011-12-28 2017-03-21 Jgc Catalysts And Chemicals Ltd. High purity silica sol and its production method
TWI681929B (zh) * 2011-12-28 2020-01-11 日揮觸媒化成股份有限公司 高純度氧化矽溶膠及其製造方法
JP2013151409A (ja) * 2011-12-28 2013-08-08 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd 高純度シリカゾルおよびその製造方法
WO2013157554A1 (ja) 2012-04-17 2013-10-24 花王株式会社 シリコンウェーハ用研磨液組成物
JP2014122123A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd 高純度シリカゾルおよびその製造方法
WO2014199903A1 (ja) 2013-06-10 2014-12-18 日産化学工業株式会社 シリカゾル及びシリカゾルの製造方法
US10239758B2 (en) 2013-06-10 2019-03-26 Nissan Chemical Industries, Ltd. Silica sol and method for producing silica sol
KR20160018746A (ko) 2013-06-10 2016-02-17 닛산 가가쿠 고교 가부시키 가이샤 실리카 졸 및 실리카 졸의 제조 방법
JPWO2014199903A1 (ja) * 2013-06-10 2017-02-23 日産化学工業株式会社 シリカゾル及びシリカゾルの製造方法
WO2015060293A1 (ja) 2013-10-25 2015-04-30 花王株式会社 シリコンウェーハ用研磨液組成物
JP2016084243A (ja) * 2014-10-22 2016-05-19 日揮触媒化成株式会社 シリカ系複合粒子分散液の製造方法
JP2016124714A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 三菱マテリアル株式会社 シリカゾル分散液及びシリカ多孔質膜形成用組成物並びにシリカ多孔質膜
KR20180034424A (ko) 2015-07-31 2018-04-04 가부시키가이샤 후지미인코퍼레이티드 실리카 졸의 제조 방법
JP7084452B2 (ja) 2015-07-31 2022-06-14 株式会社フジミインコーポレーテッド シリカゾルの製造方法
KR20230162140A (ko) 2015-07-31 2023-11-28 가부시키가이샤 후지미인코퍼레이티드 실리카 졸의 제조 방법
US10604411B2 (en) 2015-07-31 2020-03-31 Fujimi Incorporated Method for producing silica sol
KR102606137B1 (ko) 2015-07-31 2023-11-27 가부시키가이샤 후지미인코퍼레이티드 실리카 졸의 제조 방법
WO2017022552A1 (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 株式会社フジミインコーポレーテッド シリカゾルの製造方法
JP2020189787A (ja) * 2015-07-31 2020-11-26 株式会社フジミインコーポレーテッド シリカゾルの製造方法
US11001501B2 (en) 2015-07-31 2021-05-11 Fujimi Incorporated Method for producing silica sol
JPWO2017022552A1 (ja) * 2015-07-31 2018-05-17 株式会社フジミインコーポレーテッド シリカゾルの製造方法
JP2017171599A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 高化学技術株式会社 固体触媒、及びその固体触媒を用いたエチレングリコールの製造方法
KR20200087135A (ko) 2017-11-16 2020-07-20 닛키 쇼쿠바이카세이 가부시키가이샤 실리카 입자의 분산액 및 그 제조 방법
US11427730B2 (en) 2017-11-16 2022-08-30 Jgc Catalysts And Chemicals Ltd. Dispersion liquid of silica particles and production method therefor
JPWO2019189610A1 (ja) * 2018-03-30 2021-05-13 日揮触媒化成株式会社 シリカ粒子分散液、研磨組成物及びシリカ粒子分散液の製造方法
KR20200135772A (ko) 2018-03-30 2020-12-03 닛키 쇼쿠바이카세이 가부시키가이샤 실리카 입자 분산액, 연마 조성물 및 실리카 입자 분산액의 제조 방법
US11492513B2 (en) 2018-03-30 2022-11-08 Jgc Catalysts And Chemicals Ltd. Dispersion liquid of silica particles, polishing composition, and method for producing dispersion liquid of silica particles
WO2019189610A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 日揮触媒化成株式会社 シリカ粒子分散液、研磨組成物及びシリカ粒子分散液の製造方法
JP7181142B2 (ja) 2019-03-28 2022-11-30 株式会社フジミインコーポレーテッド シリカゾルの製造方法
JP2020164350A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 株式会社フジミインコーポレーテッド シリカゾルの製造方法
JP2021116209A (ja) * 2020-01-28 2021-08-10 三菱ケミカル株式会社 シリカ粒子の製造方法、シリカゾルの製造方法、研磨方法、半導体ウェハの製造方法及び半導体デバイスの製造方法
JP2021116208A (ja) * 2020-01-28 2021-08-10 三菱ケミカル株式会社 シリカ粒子の製造方法、シリカゾルの製造方法、中間生成物の除去方法及び研磨方法
CN111646479B (zh) * 2020-06-12 2022-01-07 河北宇天昊远纳米材料有限公司 一种制备大粒径硅溶胶的方法
CN111646479A (zh) * 2020-06-12 2020-09-11 河北宇天昊远纳米材料有限公司 一种制备大粒径硅溶胶的方法
CN115924922A (zh) * 2023-02-13 2023-04-07 山东大学 一种化学机械抛光用硅溶胶及其制备方法与应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP4011566B2 (ja) 2007-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4011566B2 (ja) シリカゾル及びその製造方法
JP4566645B2 (ja) シリカゾル及びその製造方法
WO2006011252A1 (ja) シリカゾル及びその製造方法
KR102633383B1 (ko) 실리카졸의 제조 방법
CN107848811B (zh) 二氧化硅溶胶的制造方法
JP2012211080A (ja) コロイダルシリカの製造方法
KR20020074479A (ko) 소수성 콜로이드 실리카의 제조방법
TWI741116B (zh) 二氧化矽粒子分散液及其製造方法
JP5398963B2 (ja) 低ナトリウムで非球状のコロイダルシリカ
JP2023016973A (ja) シリカゾルの製造方法
JP2019116396A (ja) シリカ系粒子分散液及びその製造方法
JP5405024B2 (ja) エチレンジアミンが固定化されたシリカ粒子よりなるコロイダルシリカ
JP5905767B2 (ja) 中性コロイダルシリカ分散液の分散安定化方法及び分散安定性に優れた中性コロイダルシリカ分散液
JP2006036605A (ja) 高純度水性シリカゾルの製造方法
JP5341613B2 (ja) コロイダルシリカおよびその製造方法
JP2009091218A (ja) シリカ微粒子分散液の製造方法
JP5086828B2 (ja) ピペリジンが固定化されたシリカ粒子よりなるコロイダルシリカ
JP7491081B2 (ja) シリカ粒子の製造方法、シリカゾルの製造方法、研磨方法、半導体ウェハの製造方法及び半導体デバイスの製造方法
JP7441163B2 (ja) シリカ微粒子分散液およびその製造方法
JP2010241642A (ja) コロイダルシリカ
JP2022015206A (ja) シリカ粒子の製造装置、シリカ粒子の製造方法、シリカゾルの製造方法、シリカゾル中の中間生成物の抑制方法及び研磨方法
JP2020075830A (ja) シリカゾルの製造方法及びシリカゾル中の中間生成物の抑制方法
JP2010265139A (ja) コロイダルシリカおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070226

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20070226

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20070514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070710

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4011566

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130914

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250