JP2005055105A - ガス遮断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電池交換が確実に実施されたことをガス遮断装置の現場およびセンター側で即確認することができ、ガス遮断装置の電池交換作業を迅速かつ確実に実施することができること目的とする。
【解決手段】 電池交換がなされたことを検知し電池交換完了信号を出力する電池交換検出部109を設け、制御部110でこの電池交換検出部からの電池交換完了信号を受けたときに報知部105で報知し、通信部106でセンター等に通知することにより電池交換作業が現場およびセンター側で迅速に確認できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガスの事故を未然に防ぐガス遮断装置に関するものである。
従来、この種のガス遮断装置は電池交換が容易に行うことができるようにし、第3者により電池の取り外しがあった場合遮断するようにしている(例えば、特開文献1参照)。
図9において、901は通過ガス流量に対応した流量信号を出力する流量センサ、902は流量センサ901の流量信号から通過流量を測定してガス流量値を出力する流量計測部、903はガス通路の開閉を行う遮断弁、904は遮断弁903の開閉駆動をする弁駆動部、905はLEDとLCDで構成された報知部、906はセンター等と通信を行う通信部、907は電池ボックスカバーの着脱をマグネットとリードスイッチで検出する電池交換指示部、908はガス遮断装置の電源としての電池、909はマイクロコンピュータで構成された制御部である。制御部909は流量計測部902からのガス流量値をもとに内部に保存している積算値を積算する一方、流量計測部902からのガス流量値をもとに内部に保持している保安データと比較しガス流量値がガス漏れ等の異常値であると判断した場合に弁駆動部904を駆動して遮断弁903を動作させガス通路を閉じガスの安全を確保し、その内容を報知部905で報知し、通信部906でセンター等に遠隔通知している。また、制御部909は電池交換指示部から指示信号として着脱状態が検出されたときに弁駆動部904を駆動して遮断弁903を動作させガス通路を閉じガスの安全を確保し、その内容を報知部905で報知し、通信部906でセンター等に遠隔通知している。
特開2002−71419号公報(第4−5頁、第1図)
しかしながら、前記従来のガス遮断装置では、ガス遮断装置の設置場所での電池交換が確実に実施されて電池交換以降に内部データ等を含めて安全装置としての機能を果たすかどうかがすぐに分からない。すなわち、電池交換が確実に実施されないとガス通路が遮断されたままになっているがお客様からガスが使用できないという電話等がない限り電池交換が確実に実施されたということが分からなかった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、電池交換が確実に実施されたことをガス遮断装置の現場およびセンター側で即確認することができ、ガス遮断装置の電池交換作業を迅速かつ確実に実施することができること目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明のガス遮断装置は、電池交換がなされたことを検知し電池交換完了信号を出力する電池交換検出部を設け、制御部でこの電池交換検出部からの電池交換完了信号を受けたときに報知部としてLEDやLCD表示で報知するとともに、通信部によりセンター等に確実に実施されたことを報知する。これによりガス遮断装置が設置されている現場での電池交換作業者が確実に電池交換ができたことを確認できる。またセンター側でも電池交換が確実に実施されたことを管理することができる。また、確実に実施された報知がない場合には再度電池交換作業を実施するとか、ガス遮断装置の取り換え等迅速な対応をとることができる。
以上のように、本発明によれば、ガス遮断装置の電池交換が確実に実施されたことをガス遮断装置が設置されいる現場およびセンター装置側で即確認することができ、ガス遮断装置の電池交換作業を迅速かつ確実に実施することができる。
請求項1に記載の発明は、電池交換指示部からの指示信号があったときに不揮発メモリの所定のアドレスに1を書き込み、実際に電池が交換され制御部(CPU)が動作を開始したときにこの不揮発メモリの所定のアドレスを読み出し1が書きこまれている場合に電池交換完了信号とする不揮発メモリで構成された電池交換検出部を備え、制御部でこの電池交換完了信号があった時に報知部に報知するか、または通信部によりセンター等に報知することにより電池交換が確実に実施されたことを現場およびセンター側で確認することができる。
請求項2に記載の発明は、電池交換指示部からの指示信号があったときに不揮発メモリで構成された内部データ保持部に、電池交換時に引き継ぐ必要のある遮断に必要な内部の保安データ(例えばガス遮断装置が設定されている家庭のガス器具に応じた流量遮断判定レベル等)や内部の積算値を書き込み、実際に電池が交換され制御部(CPU)が動作を開始したときにこの不揮発メモリの保安データ、積算値データを読み出したのち報知部に報知するか、または通信部により報知することにより電池交換が確実に実施されたことを現場およびセンター側で確認することができる。これにより、電池交換時に一旦電圧がなくなるために制御部のデータが消滅するが、再度保安データの設定や積算値データの設定作業が現場では必要なくなり、確実に電池交換前のデータが設定されることになる。
請求項3に記載の発明は、リアルタイムクロックで構成された経過時間カウンタ部を設け、電池交換指示部からの指示信号があったときに不揮発メモリにリアルタイムクロックの経過時間データを書き込み、電池が交換され制御部(CPU)が動作を開始したときにこの不揮発メモリの経過時間カウンタを読み出しリアルタイムクロックに再設定した後報知部に報知するか、または通信部により報知することにより電池交換が確実に実施されたことを現場およびセンター側で確認することができる。また、このリアルタイムクロックの経過時間が検定満了期間になった時に報知部に報知するか、または通信部により報知するが、電池交換した場合でも確実に検定満了期間等になったときに報知することができる。
請求項4に記載の発明は、電池の電圧をチェックし所定値以下の場合電池電圧低下信号を出力する電池電圧低下検出部を設け、請求項2の不揮発メモリへの保安データ、積算値データの書き込みや請求項3の不揮発メモリへのリアルタイムクロックの経過時間データ書き込みをこの電池電圧低下検出部からの電池電圧低下信号を受けたときに実施することにより、電池寿命末期時にデータ量の多い保安データ、積算値データ、リアルタイムクロックの経過時間データの不揮発メモリへの書き込みが確実に実施されることになる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載のガス遮断装置の手順の全てもしくは一部をコンピュータに実行させるためのプログラムである。そしてプログラムであるので汎用コンピュータやサーバーを用いて本発明のガス遮断装置の一部あるいは全てを容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について図1から図8を用いて説明する。
(実施例1)
図1は本発明の第1の実施例におけるガス遮断装置のブロック図を示すものである。図1において101は通過ガス流量に対応した流量信号を出力する流量センサ、102は流量センサ101の流量信号から通過ガス流量を測定してガス流量値を出力する流量測定部、103はガス通路の開閉を行う遮断弁、104は遮断弁103の開閉駆動をする弁駆動部、105はLEDとLCDで構成された報知部、106はセンター等と通信を行う通信部、107は電池ボックスカバーの着脱をマグネットとリードスイッチで検出する電池交換指示部、108はガス遮断装置の電源として電池、109は不揮発メモリの所定のアドレスに1が書き込まれている場合に電池交換完了信号とする不揮発メモリで構成された電池交換検出部、110はマイクロコンピュータで構成された制御部である。制御部110は流量計測部102からのガス流量値をもとに内部に保存している積算値を積算する一方、流量計測部102からのガス流量値をもとに内部に保持している保安データと比較してガス漏れ等の異常値であると判断した場合に弁駆動部104を駆動して遮断弁103を動作させガス通路を閉じてガスの安全を確保し、その内容を報知部105で報知し、通信部106でセンター等に遠隔通知している。
また、制御部110は電池交換指示部107からの指示信号があった場合に電池交換検出部を構成する不揮発メモリの所定のアドレスに1を書き込み、電池が交換されて制御部110が動作を開始したときに電池交換検出部を構成する不揮発メモリの所定のアドレスを読み出し1が書き込まれている場合に電池交換完了信号があったと判断し、その結果を報知部105で報知し、通信部106でセンター等に遠隔通知している。電池を交換した後制御部110が動作したことを電池交換検出部109の電池交換完了信号で判断し現場の作業者に電池交換が確実に実施されたことを報知部105で報知し、また通信部106でセンター等に遠隔通知するためセンター側でも確認することができる。
上述した制御についてマイクロコンピュータのプログラム動作による演算や判定機能を用いれば容易に実現できるものである。図2に制御部110が起動スタートしてから電池交換完了信号をうけて報知するプログラムフローチャートを示す。S201で電池交換検出部109の不揮発メモリの所定アドレスに1が書き込まれているか判断する。最初は所定のアドレスに1が書き込まれていないのでS202に移る。S202で電池交換指示部107のリードスイッチの入力を確認し、S203で指示信号があるかないかを判断し、指示信号がない場合にはS202に移る。指示信号がある場合にはS204で電池交換検出部109の不揮発メモリの所定アドレスに1を書き込む。再度電池が交換された場合にS201で電池交換検出部109の不揮発メモリの所定アドレスに1が書き込まれているかを判断するが、今度は1が書き込まれているのでS205に移る。S205では報知部105で報知し、通信部106でセンター等へ報知する。
(実施例2)
図3は本発明の第2の実施例におけるガス遮断装置のブロック図を示すものである。図3において301は通過ガス流量に対応した流量信号を出力する流量センサ、302は流量センサ301の流量信号から通過ガス流量を測定してガス流量値を出力する流量測定部、303はガス通路の開閉を行う遮断弁、304は遮断弁303の開閉駆動をする弁駆動部、305はLEDとLCDで構成された報知部、306はセンター等と通信を行う通信部、307は電池ボックスカバーの着脱をマグネットとリードスイッチで検出する電池交換指示部、308はガス遮断装置の電源として電池、309は不揮発メモリの所定のアドレスに1が書き込まれている場合に電池交換完了信号とする不揮発メモリで構成された電池交換検出部、310は電池交換時に引き継ぐ必要のある遮断に必要な内部の保安データ(例えばガス遮断装置が設置されいる家庭のガス器具に応じた流量遮断判定レベル等)や内部の積算値を保持する不揮発メモリで構成された内部データ保持部、311はマイクロコンピュータで構成された制御部である。制御部311は流量計測部302からのガス流量値をもとに内部に保存している積算値を積算する一方、流量計測部302からのガス流量値をもとに内部に保持している保安データと比較してガス漏れ等の異常値であると判断した場合に弁駆動部304を駆動して遮断弁303を動作させガス通路を閉じてガスの安全を確保し、その内容を報知部305で報知し、通信部306でセンター等に遠隔通知している。
また、制御部311は電池交換指示部307からの指示信号があった場合に電池交換検出部を構成する不揮発メモリの所定のアドレスに1を書き込みと同時に内部データ保持部310に保安データと積算値を書き込み、電池が交換されて制御部311が動作を開始したときに電池交換検出部を構成する不揮発メモリの所定のアドレスを読み出し1が書き込まれている場合に電池交換完了信号があったと判断し、内部データ保持部310から保安データと積算値を制御部311に保存し、その結果を報知部305で報知し、通信部306でセンター等に遠隔通知している。電池を交換した後制御部311が動作したことを電池交換検出部309の電池交換完了信号で判断し、内部データ保持部310から保安データと積算値が再度制御部311に設定されるために、現場の作業者に電池交換が確実に実施されたことと積算や保安機能が働くために必要な内部データが再度設定されたことを報知部305で報知し、また通信部306でセンター等に遠隔通知するためセンター側でも確認することができる。
上述した制御についてマイクロコンピュータのプログラム動作による演算や判定機能を用いれば容易に実現できるものである。図4に制御部311が起動スタートしてから電池交換完了信号をうけて報知するプログラムフローチャートを示す。制御部311が起動スタートしてからのプログラムフローを示す。S401で電池交換検出部309の不揮発メモリの所定アドレスに1が書き込まれているか判断する。最初は所定のアドレスに1が書き込まれていないのでS402に移る。S402で電池交換指示部307のリードスイッチの入力を確認し、S403で指示信号があるかないかを判断し、指示信号がない場合にはS402に移る。指示信号がある場合にはS404で電池交換検出部309の不揮発メモリの所定アドレスに1を書き込みS405に移る。S405で内部データ保持部310に保安データ、積算値データを書き込む。再度電池が交換された場合にS401で電池交換検出部309の不揮発メモリの所定アドレスに1が書き込まれているかを判断するが、今度は1が書き込まれているのでS406に移る。S406で内部データ保持部310の保安データ、積算値データを呼び込みS407に移る。S407では報知部305で報知し、通信部306でセンター等へ報知する。
(実施例3)
図5は本発明の第3の実施例におけるガス遮断装置のブロック図を示すものである。図5において501は通過ガス流量に対応した流量信号を出力する流量センサ、502は流量センサ501の流量信号から通過ガス流量を測定してガス流量値を出力する流量測定部、503はガス通路の買い開閉を行う遮断弁、504は遮断弁503の開閉駆動をする弁駆動部、505はLEDとLCDで構成された報知部、506はセンター等と通信を行う通信部、507は電池ボックスカバーの着脱をマグネットとリードスイッチで検出する電池交換指示部、508はガス遮断装置の電源として電池、509は不揮発メモリの所定のアドレスに1が書き込まれている場合に電池交換完了信号とする不揮発メモリで構成された電池交換検出部、510はリアルタイムクロックで構成された経過時間カウンタ、511は経過時間データを保持する不揮発メモリで構成された内部データ保持部、512はマイクロコンピュータで構成された制御部である。制御部512は流量計測部502からのガス流量値をもとに内部に保存している積算値を積算する一方、流量計測部502からのガス流量値をもとに内部に保持している保安データと比較してガス漏れ等の異常値であると判断した場合に弁駆動部504を駆動して遮断弁503を動作させガス通路を閉じてガスの安全を確保し、その内容を報知部505で報知し、通信部506でセンター等に遠隔通知している。また、制御部512は電池交換指示部507からの指示信号があった場合に電池交換検出部を構成する不揮発メモリの所定のアドレスに1を書き込むと同時に経過時間カウンタ510の経過時間データを内部データ保持部511に書き込み、電池が交換されて制御部512が動作を開始したときに電池交換検出部507を構成する不揮発メモリの所定のアドレスを読み出し1が書き込まれている場合に電池交換完了信号があったと判断し内部データ保持部511の経過時間データを読み出し経過時間カウンタ510に設定し、内部データ保持部511のその結果を報知部505で報知し、通信部506でセンター等に遠隔通知している。
また、制御部512は経過時間カウンタ510が検定満了期間以上になった場合には、その結果を報知部505で報知し、通信部506でセンター等に遠隔通知している。電池を交換した後制御部110が動作したことを電池交換検出部109の電池交換完了信号で判断し現場の作業者に電池交換が確実に実施されたことと検定満了のための経過時間データが正しく引き継がれたことを報知部505で報知し、また通信部506でセンター等に遠隔通知するためセンター側でも確認することができる。
上述した制御についてマイクロコンピュータのプログラム動作による演算や判定機能を用いれば容易に実現できるものである。図6に制御部512が起動スタートしてから電池交換完了信号をうけて報知するプログラムフローチャートを示す。起動スタートしてからのプログラムフローを示す。S601で電池交換検出部509の不揮発メモリの所定アドレスに1が書き込まれているか判断する。最初は所定のアドレスに1が書き込まれていないのでS602に移る。S602で電池交換指示部507のリードスイッチの入力を確認し、S603で指示信号があるかないかを判断し、指示信号がない場合にはS604に移る。S604では経過時間カウンタ510であるリアルタイムクロックの経過時間データが所定値(検定満了期間)以上かどうか判断する。所定値(検定満了期間)以上であればS605に移る。S605で検定満了になったことを報知部505で報知し、また通信部506でセンター等に遠隔通知する。S603で指示信号がある場合にはS606に移る。606で電池交換検出部509の不揮発メモリの所定アドレスに1を書き込みS607に移る。S607で経過時間カウンタ510の経過時間データを読み出し内部データ保持部511に書き込む。再度電池が交換された場合にS601で電池交換検出部509の不揮発メモリの所定アドレスに1が書き込まれているかを判断するが、今度は1が書き込まれているのでS608に移る。S608では内部データ保持部511の経過時間データを読み出し経過時間カウンタ510に書き込みS609に移る。S606では報知部505で報知し、通信部506でセンター等へ報知する。
(実施例4)
図7は本発明の第4の実施例におけるガス遮断装置のブロック図を示すものである。図7において701は通過ガス流量に対応した流量信号を出力する流量センサ、702は流量センサ701の流量信号から通過ガス流量を測定してガス流量値を出力する流量測定部、703はガス通路の開閉を行う遮断弁、704は遮断弁703の開閉駆動をする弁駆動部、705はLEDとLCDで構成された報知部、706はセンター等と通信を行う通信部、707は電池ボックスカバーの着脱をマグネットとリードスイッチで検出する電池交換指示部、708はガス遮断装置の電源として電池、709は不揮発メモリの所定のアドレスに1が書き込まれている場合に電池交換完了信号とする不揮発メモリで構成された電池交換検出部、710は電池交換時に引き継ぐ必要のある遮断に必要な内部の保安データ(例えばガス遮断装置が設置されいる家庭のガス器具に応じた流量遮断判定レベル等)や内部の積算値を保持する不揮発メモリで構成された内部データ保持部、711は電池708の電池電圧をチェックするための抵抗とトランジスタ、電圧検出ICで構成され電池チェックを行うときにトランジスタをオンして電圧検出ICで電圧を測定し電圧が低下している場合には電池電圧低下信号を出力する電池電圧低下検出部、712はマイクロコンピュータで構成された制御部である。制御部712は流量計測部702からのガス流量値をもとに内部に保存している積算値を積算する一方、流量計測部702からのガス流量値をもとに内部に保持している保安データと比較してガス漏れ等の異常値であると判断した場合に弁駆動部704を駆動して遮断弁703を動作させガス通路を閉じてガスの安全を確保し、その内容を報知部705で報知し、通信部706でセンター等に遠隔通知している。また、制御部712は電池電圧低下検出部からの電池電圧低下信号があった場合に内部データ保持部710に保安データと積算値を書き込み、電池交換指示部707からの指示信号があった場合に電池交換検出部を構成する不揮発メモリの所定のアドレスに1を書き込み、電池が交換されて制御部311が動作を開始したときに電池交換検出部を構成する不揮発メモリの所定のアドレスを読み出し1が書き込まれている場合に電池交換完了信号があったと判断し、内部データ保持部710から保安データと積算値を制御部311に保存し、その結果を報知部705で報知し、通信部706でセンター等に遠隔通知している。電池を交換した後制御部712が動作したことを電池交換検出部709の電池交換完了信号で判断し、内部データ保持部710から保安データと積算値が再度制御部712に設定されるために、現場の作業者に電池交換が確実に実施されたことと積算や保安機能が働くために必要な内部データが再度設定されたことを報知部705で報知し、また通信部706でセンター等に遠隔通知するためセンター側でも確認することができる。
また、通常電池708の交換が必要な場合は電池電圧低下検出部711からの電池電圧低下信号があってから取り替えるために電池708の交換作業等が遅れた場合に電池708の電圧がさらに低下して内部データ保持部710に駆動できなくなる前に内部データ保持部710に保安データ、積算値データを書き込むことができる。
上述した制御についてマイクロコンピュータのプログラム動作による演算や判定機能を用いれば容易に実現できるものである。図8に制御部712が起動スタートしてから電池交換完了信号をうけて報知するプログラムフローチャートを示す。S801で電池交換検出部709の不揮発メモリの所定アドレスに1が書き込まれているか判断する。最初は所定のアドレスに1が書き込まれていないのでS802に移る。S802で電池交換指示部807のリードスイッチの入力を確認し、S803で指示信号があるかないかを判断し、指示信号がない場合にはS804に移る。S804で電池電圧低下検出部711の電池電圧低下信号を入力し、S805で電池電圧低下信号があるかないかを判断する。電池電圧低下信号がない場合はS802に移る。電池電圧低下信号がある場合にはS806で内部データ保持部710に保安データと積算値データを書き込みS802に移る。S803で指示信号がある場合にはS807で電池交換検出部709の不揮発メモリの所定アドレスに1を書き込みS802に移る。電池が交換された場合にS801で電池交換検出部709の不揮発メモリの所定アドレスに1が書き込まれているかを判断するが、今度は1が書き込まれているのでS808に移る。S808で内部データ保持部310の保安データ、積算値データを呼び込みS809に移る。S809では報知部705で報知し、通信部706でセンター等へ報知する。
本発明の実施例1におけるガス遮断装置の機能ブロック図 本発明の実施例1におけるガス遮断装置のプログラムフローチャート 本発明の実施例2におけるガス遮断装置の機能ブロック図 本発明の実施例2におけるガス遮断装置のプログラムフローチャート 本発明の実施例3におけるガス遮断装置の機能ブロック図 本発明の実施例3におけるガス遮断装置のプログラムフローチャート 本発明の実施例3におけるガス遮断装置の機能ブロック図 本発明の実施例3におけるガス遮断装置のプログラムフローチャート 従来のガス遮断装置の機能ブロック図
符号の説明
101 流量センサ
102 流量計測部
103 遮断弁
104 弁駆動部
105 報知部
106 通信部
107 電池交換指示部
108 電池
109 電池交換検出部
110 制御部

Claims (5)

  1. 通過ガス流量に対応した流量信号を出力する流量センサと、前記流量センサ信号から通過流量を測定しガス流量値を出力する流量計測部と、ガス通路の開閉を行う遮断弁と、前記遮断弁の開閉駆動をする弁駆動部と、外部との通信を行う通信部と、外部に表示を行う報知部と、装置の回路電源としての電池と、前記電池交換を指示する指示信号を出力する電池交換指示部と、電池交換がなされたことを検知し電池交換完了信号を出力する電池交換検出部と、前記流量計測部からのガス流量値をもとに内部に保存している積算値の積算を行う一方流量計測部からのガス流量値をもとに内部に保存している保安データと比較してガス流量値が異常な場合に前記弁駆動部を駆動して前記遮断弁を動作させガス通路を閉じるとともに、前記電池交換検出部からの電池交換完了信号を受けた場合に前記報知部に報知または前記通信部により外部へ報知する制御部とを備えたガス遮断装置。
  2. 電池交換時に引き継ぐ必要のある遮断に必要な内部の保安データや電池交換時の内部の積算値データを保持する不揮発性の内部データ保持部を設け、制御部は、電池交換検出部からの指示信号を受けたときに前記不揮発性の内部データ保持部に保安データと積算値データを保存し電池交換検出部からの電池交換完了信号を受けた場合前記不揮発性の内部データ保持部から保安データと積算値データを内部に取り込んだ後に報知部に報知または通信部により外部へ報知する請求項1に記載のガス遮断装置。
  3. 初期カウント値に経過時間積算していく経過時間カウント部と、経過時間カウント部の経過時間データを保持する不揮発性の内部データ保持部を設け、制御部は、電池交換検出部からの指示信号を受けたときに前記不揮発性の内部データ保持部に前記経過時間カウント部の経過時間データを保持し電池交換検出部からの電池交換完了信号を受けた場合前記不揮発性の内部データ保持部からの経過時間データを前記経過時間カウント部の初期カウント値として転送した後に報知部に報知または通信部により外部へ報知するとともに前記経過時間カウント部のカウント値が所定値以上になった場合に報知部に報知または通信部により外部へ報知する機能を追加した請求項1に記載のガス遮断装置。
  4. 電池の電圧をチェックし、所定値以下の場合電池電圧低下信号を出力する電池電圧低下検出部を設け、不揮発性の内部データ保持部への保持タイミングを前記電池電圧低下検出部からの電池電圧低下信号があった時とした請求項1または2に記載のガス遮断装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のガス遮断装置の機能の全てもしくは一部をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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