JP2005053668A - フォークリフトのパレットロック装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 パレットを自動的にロックすることができ、しかも作業性の良いパレットロック装置の提供を目的とする。
【解決手段】 昇降体であるリフトブラケット5に、フォーク7に挿入されたパレットPに押圧されて姿勢が変化するパレット当接部材24を設ける。また上記リフトブラケット5に、上記フォーク7に挿入されたパレットPに対し押圧する方向に付勢されたロックバー11を設ける。更に上記パレット当接部材24の動作を上記ロックバー11に伝達する伝達機構25を設ける。上記パレット当接部材24が上記パレットPに押圧された第1姿勢にあるとき、上記ロックバー11はその付勢力に応じて上記パレットPを押圧し、上記パレット当接部材24が上記パレッPによる押圧から解放された第2姿勢にあるとき、上記ロックバー11はその付勢力に抗して上記パレットPから離反する。
【選択図】 図1
【解決手段】 昇降体であるリフトブラケット5に、フォーク7に挿入されたパレットPに押圧されて姿勢が変化するパレット当接部材24を設ける。また上記リフトブラケット5に、上記フォーク7に挿入されたパレットPに対し押圧する方向に付勢されたロックバー11を設ける。更に上記パレット当接部材24の動作を上記ロックバー11に伝達する伝達機構25を設ける。上記パレット当接部材24が上記パレットPに押圧された第1姿勢にあるとき、上記ロックバー11はその付勢力に応じて上記パレットPを押圧し、上記パレット当接部材24が上記パレッPによる押圧から解放された第2姿勢にあるとき、上記ロックバー11はその付勢力に抗して上記パレットPから離反する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、フォークリフトにおいて、フォークに挿入されたパレットを固定するために使用されるパレットロック装置に関する。
フォークリフトを冷蔵庫内で使用する場合、該フォークに挿入されたパレットが、その表面に付着した氷によってフォーク上で滑り、荷の落下事故を引き起こすことがある。またパレット上に作業者が搭乗するタイプのフォークリフトでは、そのフォーク上でパレットが揺動すると、作業者が落下する危険性がある。パレットロック装置はこのような問題を解決するためのものであり、例えば下記特許文献に示すようなものが提案されている。
特許文献1に記載された発明はレバーを手で引くことによってパレットを固定するものであり、特許文献2に記載された発明はフォークを有する昇降体が所定高さに位置したとき、パレットの固定や解除を自動的に行うものである。
特開2002−302393号公報
特開2003−40594号公報
上記した特許文献1の発明はパレットの固定や解除を手動で行うものであるため、パレットの固定を忘れる可能性がある、という問題がある。特許文献2の発明はこの問題を解決したものではあるが、フォークが所定高さに達しない限りパレットの固定又は解除が行われないため不便である、という問題が残っている。
本発明はこれら従来技術の課題を解決し、パレットの固定や解除を自動的に行うことができ、しかも作業性に優れたフォークリフトのパレットロック装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、第1の発明として、車体に立設されたマストと、該マストに沿って昇降可能に設けられた昇降体と、該昇降体に支持されたフォークとを有するフォークリフトにおいて、上記昇降体に設けられ上記フォークに挿入されたパレットに押圧されて姿勢が変化するパレット当接部材と、上記昇降体に移動可能に設けられ上記フォークに挿入されたパレットに対し押圧する方向に付勢されたロックバーと、上記パレット当接部材の動作を上記ロックバーに伝達する伝達手段とを備え、上記パレット当接部材が上記パレットに押圧された第1姿勢にあるとき、上記ロックバーはその付勢力に応じて上記パレットを押圧し、上記パレット当接部材が上記パレットによる押圧から解放された第2姿勢にあるとき、上記ロックバーはその付勢力に抗して上記パレットから離反することを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
この発明よれば、フォークにパレットが挿入され載置されたとき、上記ロックバーによって該パレットが自動的に固定される。
また第2の発明として、上記第1の発明において、上記伝達手段は、上記パレット当接部材が上記第1姿勢にあるとき上記ロックバーを解放し、上記パレット当接部材が上記第2姿勢にあるとき上記ロックバーを前記付勢力に抗して上記パレットから強制的に離反させるロックバー作動機構を備えていることを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
また第3の発明として、上記第1又は2の発明において、上記伝達手段は、上記パレット当接部材が上記第2姿勢にある間、前記ロックバーを前記パレットから離反した位置に保持するロックバー保持機構を備えていることを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
また第4の発明として、上記第1乃至3の何れかの発明において、上記パレット当接部材は、上記フォークの上面より上方に突出した高さに設けられていることを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
また第5の発明として、上記第1乃至4の何れかの発明において、上記パレット当接部材は、上記パレットに当接する部分が上方に向けて付勢されており、該部分が上記パレットの上側デッキボードの下面に押圧されて下方に移動することによりその付勢力に抗して上記第2姿勢から第1姿勢へと変化し、また上記上側デッキボードの下面による押圧から解放されることによりその付勢力に応じて上記第1姿勢から第2姿勢へと復帰することを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
また第6の発明として、上記第1乃至5の何れかの発明において、上記ロックバーは、上記フォークと略同一高さに設けられ、該フォークと共にパレットの穴に挿入されるものであり、上記パレット当接部材が上記第1姿勢にあるとき上記パレットの下側デッキボードの上面を上方から押圧し、上記パレット当接部材が上記第2姿勢にあるとき上記下側デッキボードの上面から離反するものであることを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
また第7の発明として、上記第1乃至6の何れかの発明において、上記ロックバーがウェイトにより下方に付勢されていることを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
また第8の発明として、上記第1乃至6の何れかの発明において、上記ロックバーがスプリングにより下方に付勢されていることを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
以上説明したように、本発明に係る装置によれば、フォークにパレットが挿入され載置されたとき、上記ロックバーによって該パレットが自動的に固定されるので、パレットの固定や解除を自動的に行うことができ、しかも作業性に優れたフォークリフトのパレットロック装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施例に係るフォークリフトのパレットロック装置を図面に基づいて詳細に説明する。
図5に示すリーチ型フォークリフトは、車体1と、この車体1の前部に延設したストラドルアーム2に沿って前後移動可能に支持したリーチキャリッジ3と、リーチキャリッジ3に立設したマスト4と、このマスト4に昇降可能に支持させた昇降体としてのリフトブラケット5と、このリフトブラケット5に旋回可能に支持したティルトバー6及び左右一対のフォーク7と、リフトブラケット5に組付けられたバックレスト8とを備えている。9は開閉可能な安全ガードであり、作業者が上記フォーク7に挿入されたパレットPの上に搭乗する場合に、その安全を図るために設けられている。
図1は、本発明に係るパレットロック装置10を備えたリフトブラケット5の正面図である。該パレットロック装置10は、リフトブラケット5に支持される左右一対の装置からなり、これら装置は互いに左右対称に構成されている。従って、以下に示すパレットロック装置10の構造は、片方の装置についてのみ説明する。
図2は向かって左側のパレットロック装置10の正面図であり、該ロック装置10は、上端部にリフトブラケット5の支軸5aに外嵌される耳12aを有し、下部後面が前記ティルトバー6に支承されている取付プレート12bと、この取付プレート12bを前方から覆うカバー12cとを備える筺体12を備えている。
またこのロック装置10は、上記取付プレート12bの前面に固定されたガイドレール13及びガイドブロック14を案内部材として昇降自在に設けられた板材からなる昇降枠15と、上記筺体12の下方に突出した昇降枠15の下端部に植設固定されているロックバー11とを備えている。
上記ロックバー11はフォーク7に接近した位置に設けられ、上記昇降枠15から水平に、フォーク7の先端向けて該フォーク7と平行に延びる所定長さの棒体である。該ロックバー11は、フォーク7にパレットPが挿入されていない通常の状態では該フォーク7と略同一高さとなるように、その高さ位置が設定されている。従ってフォーク7がパレットPに挿入されるとき、このロックバー11も、該フォーク7と共に上記パレットPの穴内に挿入される。
またパレットロック装置10は、筺体12内で、上記取付プレート12bの前面に固定された軸16を中心にして前後軸心周りに回転するカムプレート17を備えている。
上記カムプレート17の昇降枠15側(図2では左側)には、図2において反時計回り方向に回転するに連れて回転軸心からの距離が連続的に増大するロックカム面18と、このロックカム面18の最低端部、即ち、回転軸心からの距離が最小の端部から外径方向に突出させた解除爪19とが形成されている。一方、昇降枠15には、段部である係合部20と、この係合部20から上方に延びる直線状のカム受面21とが形成されており、上記カムプレート17の解除爪19は上記係合部20に対し下側から係合又は離反できる。また上記ロックカム面18は、カムプレート17が図2で大きく反時計回り方向に回転したとき、上記係合部20とは逆側の大径部が上記カム受面21に摺接するように形成されている。
上記取付プレート12bと上記カムプレート17との間には、引っ張りコイルバネからなる第1の戻しバネ22が架着されている。この戻しバネ22の張力は、上記カムプレート17を図2において時計回り方向に付勢しており、即ち上記解除爪19が上記係合部20を受止め持ち上げるように付勢している。該解除爪19が係合部20を持ち上げたとき、昇降枠15及びロックバー11が、それら自身の重量に抗して上昇される。上記取付プレート12bには、ストッパ23が固定されており、上記昇降枠15の上面がこのストッパ23に当接することにより、該昇降枠15の上昇限界が規定される。
図3及び図4は左側のロック機構10の側面を示す図である。図3はフォーク7上にパレットPが載置されていない状態を、図4はフォーク上7にパレットPが載置されている状態を、それぞれ示している。
図2乃至図4に示すように、前記取付プレート12bの下部前面にはブラケット12dが設けられており、該ブラケット12dを介して、側面視でL字形のパレット当接部材24が回転可能に軸支されている。
上記パレット当接部材24は、図2に示すように、フォーク7とロックバー11との間に、それぞれに近接する位置に配設されている。その水平部分24bはフォーク7の先端向けて該フォーク7及びロックバー11と平行に延びており、その先端には下向きに傾斜するパレット当接部分としての傾斜縁24cが形成されている。
パレット当接部材24は、フォーク7にパレットPが挿入されていない通常の状態では、上記傾斜縁24cが該フォーク7及びロックバー11より少し高くなるように、その高さ位置が設定されている。従ってフォーク7がパレットPに挿入されるとき、この傾斜縁24cがパレットPに当接し、水平部分24bが下方に下がるように旋回する。
上記パレット当接部材24には、該パレット当接部材24の回転動作をカムプレート17を介して前記昇降枠15に伝達する伝達手段としての伝達機構25が設けられる。
該伝達機構25は、パレット当接部材24の垂直部分24aの上端部にピン連結され、そこから上に延びるロッド25aと、このロッド25aの上端部に一方の腕の先端がピン連結される両腕レバー25bと、このレバー25bの他方の腕の先端部にピン連結され、そこから下方に延びるリンクプレート25cと、このリンクプレート25cの下端部と前記取付プレート12bとにわたって架着された引っ張りコイルバネからなる第2の戻しバネ25dとを備えている。
上記両腕レバー25bは、ピン25eによって前記取付プレート12bに旋回自在に支持されている。また上記リンクプレート25cは、側面視においてU字形に形成され、そのU字形の谷底部25fにおいて、前記カムプレート17の右端部に固着された凸片26を下側から受止めるようになっている。
従って図2に示すように、カムプレート17は前記戻しバネ22の張力によって、その凸片26が上記谷底部25fを押圧する。カムプレート17の前記解除爪19が昇降枠15の係合部20と係合した状態では、上記リンクプレート25cが下方に移動すればカムプレート17が図2の時計回り方向に旋回して昇降枠15を引き上げ、逆に上記リンクプレート25cが上方に移動すればカムプレート17が図2の反時計回り方向に旋回して、昇降枠15はその自重によって下方に移動する。
図2は、昇降枠15がストッパ23に当接する最上位まで移動した状態を示している。このとき該昇降枠15は、その係合部20がカムプレート17の解除爪19と係合しており、第1の戻しバネ22の張力によって下降を抑止されている。昇降枠15の下降は前記伝達機構25が動作するまで継続保持され、従って昇降枠15をこの状態に保持するための上記カムプレート17、その解除爪19、昇降枠15の係合部20、戻しバネ22等は、昇降枠15又はロックバー11の下降防止のためのロックバー保持機構と呼ぶことができる。
また上記したように昇降枠15の昇降は上記リンクプレート25cの上下位置に応じて決まるが、ロックバー11の上昇動作は、昇降枠15及びロックバー11の重量に抗して、第1の戻しバネ22の力によって実現される。従って該戻しバネ22、カムプレート17、及び昇降枠15を、ロックバー作動機構と称することができる。
次に、本パレットロック装置10の動作について説明する。
まず、フォーク7に挿入されたパレットPをロックする場合について説明する。
図3に示すように、前記パレット当接部材24は、フォーク7にパレットPを挿入していない時には、検出戻しバネ25dの張力により垂直部分24aがその名前通り垂直となるように引き上げられるため、水平部分24bが名前の通り水平となる姿勢に維持される。この状態をパレット当接部材24の第2姿勢と呼ぶ。このときロックバー11はフォーク7と側面視において重なる高さ位置に維持され、パレット当接部材24の上記水平部分24bは、その上部がフォーク7の上面よりも上位に突出した状態に維持されている。
次いで図4に示すように、フォーク7をパレットPに差込むと、あるいは差し込んだ後にフォーク7を若干上昇させると、パレットPの上側デッキボードBtの下面Bt1が、フォーク7の上面に接する状態となる。このとき、フォーク7の根元に位置するパレット当接部材24は、その水平部分24bをパレットPの上記下面Bt1によって下方に押圧され、ブラケット12dの軸を中心に旋回した第1姿勢となる。
これによりパレット当接部材24の垂直部分24aが下方に傾斜し、前記ロッド25aが下方に引かれ、両腕レバー25bはピン25eを中心に図2において反時計回り方向に旋回する。そしてリンクプレート25cが上昇する。これら一連の動作は前記した第2の戻しバネ25dの付勢力に抗して行われる。
リンクプレート25cが上昇することにより、その谷底部25fが前記カムプレート17の凸片26を押し上げ、該カムプレート17は図2で反時計回り方向に回転する。これに伴ってその係合部20がカムプレート17の解除爪19から離反し、該カムプレート17はその自重によって下降する。この結果、カムプレート17下端のロックバー11は、図4に示すようにパレットPの下側デッキボードBbの上面Bb1を上方から押圧し、パレットPはフォーク7とロックバー11とにより内側から押圧されて固定され、ロックされる。
またこのとき、上記カムプレート17のロックカム面18は、前記した通り図2において反時計回り方向に回転するに連れて回転軸心からの距離が連続的に増大するように形成されているため、ロックバー11がパレットPの下側デッキボードBbを押圧した段階において上記カム受面21に摺接し、上記ロックバー11が車体の揺動などで容易に上下しないよう、その上下動を適度に抑止した状態に維持する。
上記した通り、パレットロック装置10は、パレットPをフォーク7に挿入した時点で、あるいはその後フォークを若干持ち上げた時点で、該パレットPを自動的にロックできる。このロックがパレットPをフォーク7に挿入した時点で行われるか、あるいはその後フォークを若干持ち上げた時点で行われるかは、挿入されたパレットPのフォーク7に対する高さ位置と、前記パレット当接部材24の取付け位置との相対的な位置関係によって定まる。従って、パレットのロックが、パレットPをフォーク7に挿入した時点で必ず行われるようにするためには、上記当接部材24の取付け位置をフォーク7に対し相対的に高く設定するか、あるいはその水平部分24bの上縁をフォーク7に対し相対的に高い位置に設けるか、何れかを選択すれば良い。また逆にパレットのロックが、パレットPをフォーク7に挿入した後、フォークを若干持ち上げた時点で行われるようにするためには、上記とは逆になるよう設定すれば良い。
次に、フォーク7に挿入されたパレットPを、荷卸しのためにロック解除する場合について説明する。
図4の状態から、リフトブラケット5を下降させてパレットPを地面又は棚の上に載置すれば、該パレットPの高さ位置が固定されたままフォーク7及びパレットロック装置10が下降するため、該フォーク7とパレットロック装置10のパレット当接部材24とは、パレットPの上側デッキボードBtの下面Bt1から次第に離反する。
上記パレットPの上側デッキボードBtとフォーク7との上下相対距離が拡大するに連れて、上記パレット当接部材24は上記上側デッキボードBtによる押圧力から徐々に解放され、前記した第2の戻しバネ25dの付勢力によって図4で反時計回り方向に回転して元の第2姿勢へと復帰する。これによりパレット当接部材24の垂直部分は傾斜状態から垂直状態へと復帰し、前記ロッド25aが上方に引かれ、両腕レバー25bはピン25eを中心に図2において時計回り方向に旋回し、リンクプレート25cが下降する。
そしてリンクプレート25cが下降することにより、その谷底部25fが前記カムプレート17の凸片26から離反する方向に下がり、該カムプレート17は図2で時計回り方向に回転する。これに伴ってその係合部20がカムプレート17の解除爪19と再び係合し、該カムプレート17はその自重に抗して、第1戻しバネ22の付勢力によって上昇し、図2に示すようにストッパ23に当接する位置で停止される。
この結果、カムプレート17下端のロックバー11は、図3に示すようにパレットPの挿入前の状態に復帰し、パレットPを解放してロック状態を解除する。その後、フォークリフトを後退させれば、パレットPはフォーク7から容易に引き抜かれ、地面又は棚の上に載置される。
上記した通り、パレットロック装置10は、パレットPを地面又は棚の上に載置することにより、該パレットPのロックを確実容易に解除し、引き抜き可能な状態とすることができる。
なお、この実施形態ではロックバー11を押し下げる手段として該ロックバー11及び昇降枠15自体の重量により、言い換えればこれらの自重をウェイトとして用いたが、これらとは別個に専用のウェイトを上記ロックバー11に固定するようにしても良い。あるいはウェイトを用いず、ロックバー11を押し下げる方向に付勢されたスプリングを、例えば該ロックバー11と筺体12との間に架設するようにしても良い。
なお、本発明はこれらの実施形態に限らず様々な設計変更が可能であり、従って本発明は、そのの主旨を逸脱しない限度において、上述した各実施形態から予想される全ての態様を包含するものである。
P パレット
4 マスト
5 リフトブラケット(昇降体)
7 フォーク
10 パレットロック装置
11 ロックバー
22 第1の戻しバネ
24 パレット当接部材
25 伝達機構(伝達手段)
25d 第2の戻しバネ
4 マスト
5 リフトブラケット(昇降体)
7 フォーク
10 パレットロック装置
11 ロックバー
22 第1の戻しバネ
24 パレット当接部材
25 伝達機構(伝達手段)
25d 第2の戻しバネ
Claims (8)
- 車体に立設されたマストと、該マストに沿って昇降可能に設けられた昇降体と、該昇降体に支持されたフォークとを有するフォークリフトにおいて、上記昇降体に設けられ上記フォークに挿入されたパレットに押圧されて姿勢が変化するパレット当接部材と、上記昇降体に移動可能に設けられ上記フォークに挿入されたパレットに対し押圧する方向に付勢されたロックバーと、上記パレット当接部材の動作を上記ロックバーに伝達する伝達手段とを備え、上記パレット当接部材が上記パレットに押圧された第1姿勢にあるとき、上記ロックバーはその付勢力に応じて上記パレットを押圧し、上記パレット当接部材が上記パレットによる押圧から解放された第2姿勢にあるとき、上記ロックバーはその付勢力に抗して上記パレットから離反することを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置。
- 前記伝達手段は、前記パレット当接部材が前記第1姿勢にあるとき前記ロックバーを解放し、上記パレット当接部材が上記第2姿勢にあるとき上記ロックバーを前記付勢力に抗して上記パレットから強制的に離反させるロックバー作動機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載のフォークリフトのパレットロック装置。
- 前記伝達手段は、前記パレット当接部材が前記第2姿勢にある間、前記ロックバーを前記パレットから離反した位置に保持するロックバー保持機構を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフォークリフトのパレットロック装置。
- 前記パレット当接部材は、前記フォークの上面より上方に突出した高さに設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のフォークリフトのパレットロック装置。
- 前記パレット当接部材は、前記パレットに当接する部分が上方に向けて付勢されており、該部分が前記パレットの上側デッキボードの下面に押圧されて下方に移動することによりその付勢力に抗して前記第2姿勢から第1姿勢へと変化し、また上記上側デッキボードの下面による押圧から解放されることによりその付勢力に応じて上記第1姿勢から第2姿勢へと復帰することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のフォークリフトのパレットロック装置。
- 前記ロックバーは、前記フォークと略同一高さに設けられ、該フォークと共にパレットの穴に挿入されるものであり、前記パレット当接部材が前記第1姿勢にあるとき前記パレットの下側デッキボードの上面を上方から押圧し、上記パレット当接部材が上記第2姿勢にあるとき上記下側デッキボードの上面から離反するものであることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のフォークリフトのパレットロック装置。
- 前記ロックバーがウェイトにより下方に付勢されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のフォークリフトのパレットロック装置。
- 前記ロックバーがスプリングにより下方に付勢されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のフォークリフトのパレットロック装置。
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2004
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