JP2005052495A - 天板付き家具 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線作業を行う時等、必要な時にのみコンセント等の配線具を開口に臨む位置に配置される配線装置を備えた天板付き家具において、配線と動作変換機構との干渉を防ぎより広い空間を配線に用いることができるようにする。
【解決手段】家具本体たる脚構造体11と、使用位置から引き出し位置へ移動することによりその上方側と下方側とを連通させる開口2を形成可能な天板12と、移動可能に設けられる配線装置3と、動作変換機構4と、配線挿通空間Sとを具備する天板付き家具である机1において、前記動作変換機構4に、第1アーム411とこの第1アーム411から突出させて設けられる第2アーム412とを有する第1リンクメンバ41と、一端部をこの第1リンクメンバ41の第2アーム412に接続し、他端部を天板12側に設けられ前記配線挿通空間S外に位置する第2の作用点4cに接続している第2リンクメンバ42とを備えさせる。
【選択図】図4

Description

本発明は、オフィス等で好適に利用され、天板の下方に配線を挿通可能な天板付き家具に関するものである。
近時のオフィス等におけるOA化の進展に伴って、居住空間には多くの配線類が引き回されるようになっている。このような配線の引き回しは、居住空間に見苦しい状態で露出しがちであり、配線が通路を横断したりする等のオフィスの機能性低下の要因ともなり易い。そこで、このような配線処理に関して床から立ち上げ、或いは壁際にあっては壁から引き込んだ配線を机等の天板下に形成した天板下空間に導いて床から机までの配線の引き回し部分を好適に隠蔽し、前記天板近傍に設けたコンセント等の配線具に接続して、この配線具の差込口にワープロやパソコンを始めとする各種OA機器を接続して使用することが行われている。
そして、このような配線具の使用の便を向上させつつ、見栄えの向上を同時に図ることのできる態様として、天板を移動させることにより天板の上方側と下方側とを連通させる開口を形成可能にしているとともに、配線作業を行う時等、必要な時にのみこのような配線装置を前記開口に臨む位置に配置し得るような構成が考えられている。
このような構成の一例として、両端部をそれぞれ配線装置及び家具本体に回動可能に取り付けた1対のリンクメンバを備えた平行リンクを有し、この平行リンクにより配線装置を上下方向に平行移動可能に構成しているとともに、前記リンクメンバのうち一方には、その家具本体側端部から駆動リンクメンバを延伸して一体に設け、前記駆動リンクメンバの突出端を天板に接続している。そして、天板が移動すると、前記駆動リンクメンバ及びこの駆動リンクメンバと一体をなす平行リンクのリンクメンバが回動し、配線装置に対して上下に移動させる作用を加える動作変換機構を備えているものが挙げられる(例えば、特許文献1を参照)。
特開2003−159124号
ところで、特許文献1記載の構成では、天板を移動させて配線装置を天板下方に収納した状態において、駆動リンクメンバの天板側の端部、及びこの駆動リンクメンバを天板に取り付ける取付具は天板と配線装置との間に形成される配線挿通空間に位置する。このような場合、配線を行う際には、前記駆動リンクメンバ及び取付具の移動経路上に配線を行うと、配線と前記駆動リンクメンバ又は取付具が干渉するので、この前記駆動リンクメンバ及び取付具の移動経路を避けて配線を行う必要がある。すなわち、配線に用いることのできる空間が狭まる不具合が生じる。
そこで、本発明では、配線と動作変換機構との干渉を防ぎより広い空間を配線に用いることを目的とするものである。
すなわち、本発明に係る天板付き家具は、家具本体と、第1の位置と第2の位置との間を移動可能に前記家具本体に支持され、第1の位置から第2の位置へ移動することによりその上方側と下方側とを連通させる開口を形成可能な天板と、前記開口に臨む位置とその下方の収納位置との間を移動可能に設けられる配線装置と、前記天板の第1の位置から第2の位置への移動動作に連動させて前記配線装置を前記収納位置から前記開口に臨む位置へ移動させる動作変換機構と、前記開口が形成される位置と前記配線装置との間に形成される配線挿通空間とを具備するものであって、前記動作変換機構が、前記家具本体の所定位置に設定した支点と前記配線装置に設けられる第1の作用点とを接続する第1アームとこの第1アームから突出させて設けられる第2アームとを有する第1リンクメンバと、一端部をこの第1リンクメンバの第2アームに接続し、他端部を天板側に設けられ前記配線挿通空間外に位置する第2の作用点に接続している第2リンクメンバとを備えていることを特徴とする。
このような構成のものであれば、上述した特許文献1記載の構成と異なり、前記第2の作用点を配線挿通空間外に位置させ、前記第1リンクメンバと前記第2の作用点とを接続する第2リンクメンバを設けているので、配線を行う際に前記第2の作用点及びその移動系路上を避ける必要がなくなり、配線挿通空間の全体を配線に用いることができるようになるので、配線をより容易に行うことができるようになる。
前記第1リンクメンバの前記第2アームを、前記第1アームの第1の作用点側の端部から突出させて設けているものであれば、天板を第2の位置に移動させた状態でこの第2アームを天板に略沿った状態にすることができ、ワゴンを天板下方に配置する際にその後上端部を前記第2アーム下方の空間に位置付け、より深い位置までワゴンを入れることができるようになる。
さらに、前記第1リンクメンバの前記第2アームを、前記支点を中心とし、前記支点と前記第1の作用点との間の距離を半径とする円弧に沿う形状に形成しているものであれば、前記第2アームは前記円弧に沿って移動し、前記第1リンクメンバがその外側にはみだすことがないので、この第2アームが配線に干渉する不具合の発生を抑えることができる。
また、前記第1リンクメンバの前記第1アームと、この第1アームに略平行に延伸する第3リンクメンバとを備える平行リンクを形成し、この平行リンクにより前記配線装置を家具本体に対して上下方向に平行移動可能にしているものであれば、前記配線装置は姿勢を保ったまま昇降するので、配線装置が傾斜することにより配線が配線装置から離脱してしまう不具合の発生を防げる。
動作変換機構が、前記天板の下方に配置されて外部から隠蔽されているものであれば、このような動作変換機構を設けた天板付き家具の見栄えを整えることができる。
このような天板付き家具の好適な使用態様として、前記家具本体が、左右1対に設けられて天板を支持する脚体と、前記配線挿通空間と前記脚体の外側方空間とを連通させる配線挿通口とをさらに有するものが挙げられる。このようなものであれば、前記配線挿通空間に配置した配線を前記配線挿通口に挿通させて前記脚体の外側方空間に導出させることができるとともに、配線装置の昇降の際にこのような配線が動作変換機構と干渉しないからである。
さらに、前記天板の移動に伴い形成される開口と前記配線挿通口とを連通させているものであれば、前記開口を形成した状態で、配線装置から前記脚体の外側方空間に導出される配線を容易に行うことができるようになる。
なお、本明細書中でいうところの天板という概念とは、その上面に物品を載置可能な板体全てを指し、棚板等も含むものである。
さらに、本明細書中でいうところの配線装置とは、コンセント等の配線具や、前記配線具を載せ置いたり配線を案内したりできる配線ダクト等を含むものである。
動作変換機構が、家具本体の所定位置に設定した支点と前記配線装置に設けられる第1の作用点とを接続する第1アームとこの第1アームから突出させて設けられる第2アームとを有する第1リンクメンバの他に、一端部をこの第1リンクメンバの第2アームに接続している第2リンクメンバを備え、この第2リンクメンバの他端部を天板側に設けられ前記配線挿通空間外に位置する第2の作用点に接続しているので、配線を行う際に前記第2の作用点及びその移動系路上を避ける必要がなくなり、配線挿通空間の全体を利用して配線をより容易に行うことができるようになる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る家具である机1は、正面図を図1、側面図を図2にそれぞれ示すように、家具本体である脚構造体11と、この脚構造体11に使用位置と引き出し位置との間でスライド移動可能に支持される天板12と、配線装置3と、動作変換機構4と、配線挿通空間Sとを具備する。
前記脚構造体11は、左右1対に設けられ、天板12の側端部をそれぞれ支持する脚体13と、前記天板12の後方に形成される補強部14と、後端部に位置し、この机1の背面を形成する幕板15とを具備する。
前記天板12は、その下面両側端部に、天板12の下面に当接する当接部と、当接部から略鉛直下方に屈曲して設けられる取付部とを有する取付部材16を取り付けている。この取付部材16と前記脚体13との間には、図示はしないがボールサスペンションを形成していて、このボールサスペンションにより天板12を前後方向にスライド移動可能に案内するようにしている。
また、この机1は、図2中の想像線に示すように、天板12を前記使用位置から引き出し位置へ移動させることにより天板12の上方側と下方側とを連通させる開口2を反使用端12a側に形成するものであり、前記天板12の前後方向へのスライド移動動作を利用して開口2の開閉動作を行うようにしている。すなわち、前記開口2は、前記天板12を使用位置から引き出し位置に移動させた場合に、前記補強部14の前縁部14aと前記天板12の後縁部である反使用端12aとの間に形成されるようにしている。なお、天板12を前記使用位置に位置させた状態の前記図1におけるa−a断面のこの開口2が形成される部位付近を拡大して示した図を図3、天板12を前記引き出し位置に位置させた状態の前記図3に対応する図を図4に示す。また、前記図4には、前記使用位置に位置する天板12を想像線により示している。
両側の脚体13の後上端部には、前記図2、図3及び図4に示すように、配線挿通口13xを設け、この配線挿通口13xを介して、前記配線挿通空間Sを、その外側方の空間と連通させている。また、前記開口2が形成された際には、この開口2と前記配線挿通口13xとが連通するようにしている。
しかして、本実施形態では、天板12と脚体13との係合の態様を示す概略図である図8に示すように、天板12の下面の両側端部の奥行き方向所定位置には、第1のラッチ爪91と第2のラッチ爪92とをそれぞれ有し、側面図を図5、底面図を図6、分解斜視図を図7に示すような前ラッチ装置9を1対設けているとともに、第1のラッチ爪91と第2のラッチ爪92とをそれぞれ有する後ラッチ装置90を前記前ラッチ装置9から後方に所定距離離間させて両側端部に1対設けている。脚体13の上面には、前記第1のラッチ爪91と密に係合可能な第1の被係合部及び第2のラッチ爪92と密に係合可能な第2の被係合部を有する前係止穴13aと、この前係止穴13aから後方に所定距離離間し、前記第1のラッチ爪91と密に係合可能な第1の被係合部を有する中係止穴13bと、この中係止穴13bから後方に所定距離離間し、前記第2のラッチ爪92と密に係合可能な第2の被係合部を有する後係止穴13cとを設けている。なお、前記図8において、天板12を前記使用位置に係止している状態を(a)、天板12が前記引き出し位置に係止している状態を(b)にそれぞれ示している。
具体的には、前記前ラッチ装置9は、前記図5〜図7に示すように、第1のラッチ爪91と、第2のラッチ爪92と、これら第1及び第2のラッチ爪91、92を収納するケース94と、これら第1及び第2のラッチ爪91、92をケース94に枢着する軸部材93と、外部からの操作力を受けて前記第1のラッチ爪91及び第2のラッチ爪92を駆動し天板12の移動を禁止している状態を解除する係合解除部95とを有する。
前記第1のラッチ爪91は、略扇形に形成していて、前記軸部材93を挿通させる軸挿通孔91aを後端部に設けているとともに、この軸挿通孔91aの中心を扇形の円弧の中心としている。また、前記扇形の円弧の部分に第1当接面91b、前記第1当接面の下端と前記軸挿通孔91aとを結ぶ半径の部分に第2当接面91cを形成している。そして、前記軸挿通孔91aと反対側の端部には、突部911を設けている。一方、第2のラッチ爪92は、奥行き方向中央部に軸挿通孔92aを設けていて、軸挿通孔92aの後方に略扇形をなす爪部921を形成しているとともに、軸挿通孔92aの前方には被駆動部922を形成している。また、爪部921には、前記扇形の円弧の部分に第1当接面92b、前記第1当接面の下端と前記軸挿通孔91aとを結ぶ半径の部分に第2当接面92cを形成している。そして、これら第1のラッチ爪91及び第2のラッチ爪92は、図示しない係合付勢手段たるねじりコイルばねにより脚体13に係合する方向、すなわち下方に向かう作用を受けている。そして、その下方に前係止穴13a又は中係止穴13bがあればこれと係合する。すなわち、前記前係止穴13aは、前記第1のラッチ爪91の第1当接面91bに当接する第1起立面13a1と、前記第1のラッチ爪91の第2当接面91cに当接する第1傾斜面13a2と、前記第2のラッチ爪92の第1当接面92bに当接する第2起立面13a3と、前記第2のラッチ爪92の第2当接面92cに当接する第2傾斜面13a4とを有する。一方、中係止穴13bは、前記第1のラッチ爪91の第1当接面91bに当接する起立面13b1と、前記第1のラッチ爪91の第2当接面91cに当接する傾斜面13b2とを有する。
前記軸部材93は、板状をなし、前記第1のラッチ爪91の突部911に当接する当たり板部931と、前記第1のラッチ爪91及び第2のラッチ爪92に挿通する連結軸932と、後述する操作部99に接続する接続部933とを有する。また、カバー94は、本実施形態では第1のカバー要素94aと、第2のカバー要素94bとからなり、第2のカバー要素94bに設けた突条94b1を第1のカバー要素94aに挿入して組み立てられる。
前記係合解除部95は、外部からの操作力を受けて第1のラッチ爪91を駆動する第1駆動部と、前記第2のラッチ爪92を前記第1のラッチ爪91と連動して駆動させる第2駆動部とを有する。ここで、前記図5中において、この係合解除部95が作動していない状態を(a)、この係合解除部95が作動している状態を(b)に示している。前記第1駆動部は、前記軸部材93の当たり板部931と、この当たり板部931に当接する前記第1のラッチ爪91の突部911とを用いて構成している。一方、前記第2駆動部は、前記第1のラッチ爪91の突部に当接する第1アーム961及び前記第2のラッチ爪92に設けた被駆動部922に当接する第2アーム962とを同一の軸部963から突出させて設けている押圧アーム96と、前記第1のラッチ爪91の突部911と、前記第2のラッチ爪92に設けた被駆動部922とを用いて構成している。そして、前記第1のラッチ爪91には、この押圧アーム96と干渉しないようにすべく切り欠き91xを設けている。また、前記押圧アーム96は、軸部963をケース94の所定位置に回動可能に支持させている。
一方、後ラッチ装置90は、第1のラッチ爪91と、第2のラッチ爪92と、これら第1及び第2のラッチ爪91、92を収納するケース94と、これら第1及び第2のラッチ爪91、92をケース94に枢着する軸部材93と、外部からの操作力を受けて前記第1のラッチ爪91及び第2のラッチ爪92を駆動し該天板の移動を禁止している状態を解除する係合解除部とを有する。第1のラッチ爪91、第2のラッチ爪92、ケース94、及び軸部材93は、前記前ラッチ装置9におけるものと同一の構成を有する。また、これも前ラッチ装置9と同様に、前記第1のラッチ爪91及び第2のラッチ爪92は、図示しない係合付勢手段たるねじりコイルばねにより脚体13に係合する方向、すなわち下方に向かう作用を受けている。そして、その下方に中係止穴13b又は後係止穴13cがあればこれと係合する。すなわち、後係止穴13cは、前記第2のラッチ爪92の第1当接面92bに当接する起立面13c1と、前記第2のラッチ爪92の第2当接面92cに当接する傾斜面13c2とを有する。
係合解除部は、前記前ラッチ装置9におけるものと異なり、以下に述べるようにケース94、軸部材93、及び第1のラッチ爪91又は第2のラッチ爪92を協働させて構成している。すなわち、ケース94及び軸部材93を介して第1のラッチ爪91が天板12を移動させる操作力を受けると、この第1のラッチ爪91の第2当接面91cが中係止穴13bの傾斜面13b2に案内されて上方に移動することにより、前記第1のラッチ爪91と中係止穴13bとの係合を解除するようにしている。また、第2のラッチ爪92がケース94及び軸部材93を介して天板12を移動させる操作力を受けると、この第2のラッチ爪92の第2当接面92cが後係止穴13cの傾斜面13c2に案内されて上方に移動することにより、前記第2のラッチ爪92と後係止穴13cとの係合を解除するようにしている。
そして、図8に前記ラッチ装置9、90と係止穴13a〜13cとの係合の概略を示す。この図8において、(a)は天板2を使用位置に係止した状態、(b)は引き出し位置に係止した状態を示す。天板12が前記使用位置に係止されている場合には、前ラッチ装置9の第1のラッチ爪91と前記中係止穴13bとが略密に係合しているとともに、後ラッチ装置90の第2のラッチ爪92と前記後係止穴13cとが略密に係合している。一方、天板12が前記引き出し位置に係止されている場合には、前記前ラッチ装置9の第1のラッチ爪91及び第2のラッチ爪92と前係止穴13aとが略密に係合しているとともに、前記後ラッチ装置90の第1のラッチ爪91と前記中係止穴13bとが略密に係合している。
さらに、この天板12には、前記ラッチ装置9の係合解除部を機能させるよう促す操作部99を設けている。この操作部99は、図8に示すように、天板12の所定位置、一例として下面の使用端縁近傍に設けられるつまみ991と、前記前ラッチ装置9側に取り付けられるリンク板993と、前記つまみ991と前記リンク板993とを接続するリンク機構992とを有し、つまみ991を図8の矢印方向に操作するとリンク機構992及びリンク板993もまた図8の矢印方向に移動し、前ラッチ装置9の係合解除部95を直接作動させるようにしている。また、前ラッチ装置9の係合解除部95を作動させてから天板12に使用位置から引き出し位置へ、または引き出し位置から使用位置へ移動させる操作力を加えることにより、上述したように後ラッチ装置90の係合解除部を作動させることができるようにしている。そして、以上前ラッチ装置9、後ラッチ装置90、操作部99、及び係止穴13a〜13cが協働して、図8に示すような天板12を係止するラッチ機構RMとして機能するようにしている。
すなわち、前記天板12は、使用位置と、引き出し位置とにラッチ機構RMにより選択的に係止されるとともに、これらの間をスライド移動可能に構成されている。
このような構成の机1において、本実施形態では、前記図2、図3、及び図4に示すように、配線装置3を前記天板12の反使用端12a側に設けている。この配線装置3は、前記図2、図3、及び図4に示すように、その長手方向を前記天板12の幅方向と略一致させて位置する断面略上向きコの字形の配線ダクト31を主体として構成されており、この配線ダクト31にコンセント等の配線具(図示略)を載せ置いたり、配線類を沿わせたりするようにしている。
前記動作変換機構4は、天板12の移動に伴う前記開口2の開閉動作を前記配線装置3の昇降動作に変換し、前記天板12を使用位置から引き出し位置へ移動させて前記開口2を開成させる際に前記配線装置3を開口2に臨む位置に移動させるようにしているとともに、前記天板12を引き出し位置から使用位置へ移動させて前記開口2を閉止させる際に前記配線装置3を配線挿通空間Sに収納するようにしている。この動作変換機構4は、前記配線ダクト31の下方に設けられた支持体32を介して前記配線装置3と関連付けられている。そして、前記開口2が形成される位置と前記配線装置との間に、前記配線挿通空間Sを形成している。
また、本実施形態では、動作変換機構4は、前記天板12の反使用端12a側において、その左右端部に設けてある左右に対をなすもので、第1リンクメンバ41と第2リンクメンバ42とを備えている。
前記第1リンクメンバ41は、前記脚構造体11の所定位置、具体的には前記脚体13の所定位置に設定した支点4aと前記配線装置3に設けられる第1の作用点4bとを接続する第1アーム411と、この第1アーム411の第1の作用点4b側の端部から、前記支点4aを中心としこの支点4aと第1の作用点4bとの距離を半径とする円弧に沿う形状に突出して設けられる第2アーム412とを有する。
一方、前記第2リンクメンバ42は、一端部を前記第1リンクメンバ41の第2アーム412の突出端に接続し、他端部を天板12側、具体的には前記取付部材16に設けられ前記配線挿通空間S外に位置する第2の作用点4cに接続している。
さらに、前記第1リンクメンバ41の第1アーム411と平行に延伸する第3リンクメンバ43を設けていて、前記第1アーム411と前記第3リンクメンバ43とにより平行リンク44を形成している。前記第3リンクメンバ43は、具体的には前記支点4aから下方に所定距離離間した第2支点4xと、前記第1の作用点4bから下方に所定距離離間した第3作用点4yとを接続する略棒状をなす部材で、この第3リンクメンバ43と前記第1アーム411とが協働して配線装置3の移動の際にその姿勢を保持させている。
また、本実施形態では、前記第1リンクメンバ41の支点4aと、前記第3リンクメンバの第2支点4xとは、想像線により示すリンクカバー45により保護されている。このリンクカバー45は、天板12の下方に図示しないワゴンを配置する際、このワゴンの後面に当接してワゴンの前後方向の位置決めを行う機能をも有する。
次に、前記動作変換機構4を介して前記天板12を前後方向に移動させるとともに前記配線装置本体3を上下方向に移動させる場合の動作について前記図2、図3、図4、及び図8を利用して説明する。
まず、天板12を前記使用位置に係止した状態では、前記図2及び図3に示すように、前記開口2は、閉止しており、前記配線装置3は、配線挿通空間Sに収納され外部から隠蔽されている。
このような状態からコンセント等の配線具(図示略)を前記開口2に臨む位置に上昇させて配線作業等を行う場合には、まず、操作部99のつまみ991を前方へ引く。すると、前ラッチ装置9の係合解除部95が機能する。具体的には、操作部99のリンク機構992及びリンク板993を介して前ラッチ装置9の軸部材93に回転力が与えられ、この軸部材93の当たり板部931が第1のラッチ爪91の突部911を上方に押圧して、前記第1のラッチ爪91と中係止穴13bとの係合が解除される。このとき、前記天板12を前方へ引く操作力を加えると、後ラッチ装置90の係合解除部が機能する。すなわち、第2のラッチ爪92が前記後係止穴13cの傾斜面13c2に案内されて上方に退避することによりこれら第2のラッチ爪92と前記後係止穴13cとの係合が解除され、この天板12の前方への移動が可能になる。そして、天板12を引き出し位置まで移動させると、前記ねじりコイルばねの作用により前記中係止穴13bと後ラッチ装置90の第1のラッチ爪91とが係合するとともに、前ラッチ要素9の第1及び第2のラッチ爪91、92が前係止穴13aと係合する。すると、図2の想像線及び図4の実線に示すように、開口2が開成し、前記配線装置3は前記動作変換機構4を介して前記開口2に臨む位置まで上昇する。具体的には、前記天板12の前方への移動動作に伴って、前記天板12を前方へ移動させる操作力が、前記第2の作用点4cから第2リンクメンバ42に伝わり、さらに第1リンクメンバ41の第2アーム412を前上方に引き上げる作用に変換される。そして、前記第1リンクメンバ41が支点4aを中心として回転し、前記配線装置3が図4で示すような前記開口2に臨む位置に上昇する。そして、この位置で配線具(図示略)の差込口にプラグを差し込み、また配線装置3に配線を収納して必要に応じて配線挿通口13xから机1外側方の空間に該配線を延出させる等の配線作業を行う。なお、この配線装置3は、前記天板12と動作変換機構4を介して接続されているので、前記天板12が引き出し位置に係止されている際には、この配線装置3は図4の実線に示すような前記開口2に臨む位置にとどまる。
一方、配線作業後、前記配線装置3を配線挿通空間Sに収納する場合には、まず、操作部99のつまみ991を前方へ引く。すると、前ラッチ装置9の係合解除部95が機能する。具体的には、操作部99のリンク機構992及びリンク板993を介して前ラッチ装置9の軸部材93に回転力が与えられ、この軸部材93の当たり板部931が前ラッチ装置9の第1のラッチ爪91の突部911を上方に押圧して、前記第1のラッチ爪91と前記前係止穴13aとの係合が解除される。さらに、前記第1のラッチ爪91の突部911により押圧レバー96の第1アーム961が押圧され、これと連動して押圧レバー96の第2アーム962が第2のラッチ爪92の被駆動部922を下方に押圧して爪部921を上動させることで前記第2のラッチ爪92と前記前係止穴13aとの係合が解除される。このとき、前記天板12を後方に押す操作力を加えると、後ラッチ装置90の係合解除部が作動する。すなわち、第1のラッチ爪91が前記中係止穴13bの傾斜面13b2に案内されて上方に退避することによりこれら第1のラッチ爪91と前記中係止穴13bとの係合が解除され、この天板12は後方への移動が可能になる。そして、天板12を使用位置まで移動させると、前記ねじりコイルばねの作用により前記後係止穴13cと後ラッチ装置90の第2のラッチ爪92とが係合するとともに、前ラッチ装置9の第1のラッチ爪91が中係止穴13bと係合する。すると、前記開口2が閉止するとともに、前記配線装置3は、前記動作変換機構4を介して前記開口2の下方の収納位置へと下降する。具体的には、前記天板12の後方への移動動作に伴って、前記第2リンクメンバ42が押し込まれ、それにつれて前記第1リンクメンバ41が配線装置3の荷重を受けて該配線装置3を収納位置に向けて下降させるべく回動する。そして、配線装置3は、前記配線収納位置へ下降し、外部から隠蔽される。
なお、本実施形態では、配線挿通口13xの縁部に、カバー体13yを設けていて、このカバー体13yを脚体13の内面よりも内方に延伸している。さらに、このカバー体13yの延伸端部は下方に突出させている。そして、前記第1リンクメンバ41はこのカバー体13yの延伸端の外方を移動するようにし、配線と前記第1リンクメンバ41との干渉を防ぐようにしている。
以上に述べたように、本実施形態では、前記動作変換機構4が、前記机本体1の所定位置に設定した支点4aと前記配線装置3に設けられる第1の作用点4bとを接続する第1アーム411とこの第1アーム411から突出させて設けられる第2アーム412とを有する第1リンクメンバ41の他に、一端部をこの第1リンクメンバ41の第2アーム412に接続し、他端部を天板12側に設けられ前記配線挿通空間S外に位置する第2の作用点4cに接続している第2リンクメンバ42とを備えているので、配線を行う際に前記第2の作用点及びその移動系路上を避ける必要がなくなる。従って、配線挿通空間Sの全体を配線に用いることができるようになるので、配線をより容易に行うことができるようになる。
特に、前記第1リンクメンバ41の前記第2アーム412を、前記第1アーム41の第1の作用点4b側の端部から突出させて設けているので、天板12を引出し位置に移動させた状態でこの第2アーム412を天板12に略沿った状態にすることができ、ワゴンを天板12下方に配置する際にその後上端部を前記第2アーム412下方の空間に位置付け、より深い位置までワゴンを入れることができるようになる。
さらに、前記第1リンクメンバ41の前記第2アーム412を、前記支点4aを中心とし、前記支点4aと前記第1の作用点4bとの間の距離を半径とする円弧に沿う形状に形成しているので、前記第2アーム412は前記円弧に沿って移動し、前記第1リンクメンバ41がその外側にはみだすことがないので、この第2アーム412が配線に干渉する不具合の発生を抑えることができる。
また、前記第1リンクメンバ41の前記第1アーム411と、この第1アーム411に略平行に延伸する第3リンクメンバ43とを備える平行リンクを形成し、この平行リンクにより前記配線装置3を机本体1に対して上下方向に平行移動可能にしているので、前記配線装置3は姿勢を保ったまま昇降し、従って配線装置3が傾斜することにより配線が配線装置3から離脱してしまう不具合の発生を防げる。
また、動作変換機構4が、前記天板12の下方に配置されて外部から隠蔽されているので、このような動作変換機構4を設けた机1の見栄えを整えることができる。
さらに、机1の脚構造体11が、左右1対に設けられて天板12を支持する脚体13と、前記配線挿通空間Sと前記脚体11の外側方空間とを連通させる配線挿通口13xとをさらに有するので、前記配線挿通空間Sに配置した配線を前記配線挿通口13xに挿通させて前記脚体13の外側方空間に導出させることができるとともに、配線装置3の昇降の際にこのような配線が動作変換機構4と干渉しないようにできる。
そして、前記天板12を移動させて形成する開口2と前記配線挿通口1xとを連通させているので、前記開口2を形成した状態で、配線装置3から前記脚体13の外側方空間に導出される配線を容易に行うことができるようになる。
なお、本発明における構成は、以上説明したものに限定されないのは勿論である。例えば、本実施の形態では、前記天板12と補強部14との間に開口2が形成されるようにしているが、これに限定されず、天板に直接、開口を設けるようにしてもよい。さらに、本実施の形態では、前記開口を天板の反使用端側において左右両端を配線挿通口と連通させて開放した状態で設けているが、これに限定されず、天板の奥行方向中間位置や幅方向中間位置等に左右両端を閉塞した状態で設けるようにしてもよい。さらに、開口に設けた蓋部材を適宜の手段により開閉させることにより、配線装置本体が上下方向に移動するようなものであってもよい。その他の構成も本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る天板付き家具の正面図。 同実施形態に係る天板付き家具の側面図。 図1におけるa−a断面の要部の拡大図。 天板を引き出し位置に係止した状態における図1に対応する図。 同実施形態に係るラッチ装置の側面図。 同実施形態に係るラッチ装置の底面図。 同実施形態に係るラッチ装置の分解斜視図。 同実施形態に係る天板のラッチ装置と係止穴との係合の状態を示す概略図。
符号の説明
1…机(天板付き家具)
11…脚構造体(家具本体)
12…天板
13…脚体
13x…配線挿通口
2…開口
3…配線装置
4…動作変換機構
41…第1リンクメンバ
411…第1アーム
412…第2アーム
42…第2リンクメンバ
43…第3リンクメンバ
44…平行リンク
4a…支点
4b…第1の作用点
4c…第2の作用点
S…配線挿通空間

Claims (7)

  1. 家具本体と、第1の位置と第2の位置との間を移動可能に前記家具本体に支持され、第1の位置から第2の位置へ移動することによりその上方側と下方側とを連通させる開口を形成可能な天板と、前記開口に臨む位置とその下方の収納位置との間を移動可能に設けられる配線装置と、前記天板の第1の位置から第2の位置への移動動作に連動させて前記配線装置を前記収納位置から前記開口に臨む位置へ移動させる動作変換機構と、前記開口が形成される位置と前記配線装置との間に形成される配線挿通空間とを具備するものであって、
    前記動作変換機構が、前記家具本体の所定位置に設定した支点と前記配線装置に設けられる第1の作用点とを接続する第1アームとこの第1アームから突出させて設けられる第2アームとを有する第1リンクメンバと、一端部をこの第1リンクメンバの第2アームに接続し、他端部を天板側に設けられ前記配線挿通空間外に位置する第2の作用点に接続している第2リンクメンバとを備えていることを特徴とする天板付き家具。
  2. 前記第1リンクメンバの前記第2アームを、前記第1アームの第1の作用点側の端部から突出させて設けていることを特徴とする請求項1記載の天板付き家具。
  3. 前記第1リンクメンバの前記第2アームを、前記支点を中心とし、前記支点と前記第1の作用点との間の距離を半径とする円弧に沿う形状に形成していることを特徴とする請求項2記載の天板付き家具。
  4. 前記第1リンクメンバの前記第1アームと、この第1アームに略平行に延伸する第3リンクメンバとを備える平行リンクを形成し、この平行リンクにより前記配線装置を家具本体に対して上下方向に平行移動可能にしていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の天板付き家具。
  5. 動作変換機構が、前記天板の下方に配置されて外部から隠蔽されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の天板付き家具。
  6. 前記家具本体が、左右1対に設けられて天板を支持する脚体と、前記配線挿通空間と前記脚体の外側方空間とを連通させる配線挿通口とをさらに有することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の天板付き家具。
  7. 前記天板の移動に伴い形成される開口と前記配線挿通口とを連通させていることを特徴とする請求項6記載の天板付き家具。
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