JP4278455B2 - グリル装置 - Google Patents

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    • F24C15/16Shelves, racks or trays inside ovens; Supports therefor
    • F24C15/162Co-operating with a door, e.g. operated by the door

Description

この発明は、例えば、ガスコンロやIHコンロ等に設けられるグリル装置に関するものである。
従来のグリル装置としては、例えば、図に示すように、グリルドア633が引き出し式に設置されたものがある(特許文献1)。このものは、グリル庫612の前面開口611に配置されたグリルドア633の背面にグリルパン603(載置体)の前端部が接続され、グリルドア633を引き出すようにして開けるとグリルパン603が一緒にグリル庫612内から引き出され、また、グリルドア633を押し込んで閉めるとグリルパン603がグリル庫612内に収容されるものである。
また、図10に示すように、グリルドア706が前倒し式に設置されたグリル装置もある(特許文献2、特許文献3)。このものは、グリル庫721内にスライド自在に設置されたグリルパンホルダー705(載置体)の先端部にグリルドア706が軸支され、前面開口722を閉じたグリルドア706を前倒し式に開いて水平姿勢とし(図10(a)(b))、次いで、グリルドア706を引き出すとグリルパン704を配置するグリルパンホルダー705が一緒に引き出される(図10(c))。
なお、上記いずれのグリルパン603,704にも、魚等の調理物を載せるグリッドが取り付けられる。
また、図11に示すように、グリルドア818が横開き式に設置されたグリル装置もある(特許文献4)。このものは、グリル庫815の前面開口816の一端側にグリルドア818を軸支814させると共に、このグリルドア818の背面に扇型のグリルパン817(載置体)を取り付けてグリルドア818を横開き式に開くと扇型のグリルパン817も一緒にグリル庫815外に取り出されるものである。
特開平6−105749号公報(図1) 特開平4−117923号公報(第7図、第8図、第9図) 実開平2−62306号公報(第2図) 特開平3−45823号公報(第1図)
しかるに、図および図10に示すものでは、グリルドア633,706を開いてグリルパン603,704が引き出された状態では、グリルドア633,706がグリルパン603,704の前方位置に出張って配置されるため、グリルパン603,704に取り付けたグリッド上の調理物630,730を扱うに際してグリルドア633,706が邪魔になる問題があった。特に、図10に示すものでは、グリルパン704の前方位置にグリルドア706が水平姿勢に保持されて大きく出張った状態となるため(図10(c)を参照)、このグリルドア706が非常に邪魔になる。また、図や図11に示すものでは、グリルドア633,818のドア上部631,819がグリルパン603,817の上面よりも高く上方に突出するため、このドア上部631,819が邪魔になる。
そして、上記いずれのグリル装置でも、前方または上方に大きく出張ったグリルドア633,706,818の上端が熱くなっているため、グリッド上の調理物630,730,830を扱う際に、グリルドア633,706,818の上端に誤って触れて不快感を感じるおそれもある。
さらに、図11に示すものでは、グリルドア818に調理物830を載せるグリルパン817を取り付けているため、グリルドア818には大きな荷重がかかる。しかも、グリルパン817に重い調理物830を載せるとグリルパン817が重さによって傾き、特にグリルドア818を閉じる際に前面開口816に引っ掛かる等の不具合も起こし得る。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、上記グリルパン等の載置体がグリル庫から繰り出された状態でも、グリルドアが邪魔にならず調理物を容易に扱えるグリル装置を実現するものである。
請求項1に係る発明のグリル装置は、
載置体が収容されたグリル庫の前面開口を開閉自在とするグリルドアを設けたグリル装置において、
上記グリルドアは、グリル庫の前面開口に横開き式又は前倒し式に回動するように支持され、上記グリルドアの開閉時におけるドア回動に連動して上記載置体をグリル庫内外に出し入れさせる載置体出入手段を設け、
上記載置体出入手段は、ドア回動による前後方向の移動量を拡張させて載置体に付与することにより載置体の繰り出し量を拡張させるストローク拡張機能部を備え
上記ストローク拡張機能部は、パンタグラフ機構により構成され、このパンタグラフ機構の一端側がグリル庫に固定される共に、他端側が載置体側に連結され、且つパンタグラフ機構の作動点がグリルドアのドア回動によって可動される構成とすることを特徴とするものである。
これにより、グリルドアを全開状態にすると、載置体出入手段によって上記載置体がグリル庫外に繰り出される。横開き式のグリルドアではグリルドアが載置体の横側位置に配置され、前倒し式のグリルドアではグリルドアが載置体の下面側に配置される。
そして、上記ストローク拡張機能部を構成するパンタグラフ機構によって十分な載置体の繰り出しストロークを確保することができる。すなわち、上記パンタグラフ機構は、ドア回動よる作動点の移動とともにパンタグラフ機構自体が引き伸ばされるので、ドア回動による前後方向の少ない移動量が拡張されて載置体が繰り出される。従って、この繰り出された載置体の前方位置には、グリルドアが出張ることがない。
請求項2に係る発明のグリル装置は、
上記ストローク拡張機能部は、パンタグラフ機構に代えて、ラックピニオン機構により構成され、このラックピニオン機構は、2つのラックに歯合して挟まれたピニオンを有し、一方のラックがグリル庫に固定され、他方のラックが載置体側に連結され、且つピニオンがグリルドアのドア回動によって回動しながら移動される構成とするものである。
このラックピニオン機構によっても、グリルドアを全開状態にしたときに十分な載置体の繰り出しストロークを確保することができる。すなわち、上記ラックピニオン機構は、ドア回動によるピニオンの移動量に加えて載置体側に連結する他方のラックがピニオンの回転距離分移動されるので、ドア回動による前後方向の少ない移動量が拡張されて載置体が繰り出される。従って、この繰り出された載置体の前方位置には、グリルドアが出張ることがない。
請求項に係る発明のグリル装置は、上記グリル装置(請求項1又は2)において、全開された上記グリルドアの突出前端と繰り出された上記載置体の突出前端とが略等しく配置される。これにより、繰り出された載置体の前方位置にはグリルドアが出張ることを確実に防止できる。
以上のように、本発明によれば、繰り出された載置体の前方位置にはグリルドアが出張ることがないから、グリル庫内から載置体を繰り出した状態では、その前方位置においてグリルドアが邪魔にならず調理物を容易に扱うことができる。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。
<実施の形態1>
図1〜図3は、本発明の実施の形態1によるグリル装置1を示す。図1に示すように、このグリル装置1は、ガスコンロ100の前面中央に設置され、そのグリルドア4を横開き式に全開すると、グリルパン2のほぼ全体が繰り出されて横開きにされたグリルドア4をグリルパン2(載置体)の横側に配置させる構成としたものである。
以下に、このグリル装置1の構造を説明する。
グリル装置1は、前面開口31を有してグリルパン2を収容するグリル庫3と、グリル庫3の前面開口31を開閉させる横開き式のグリルドア4と、グリルドア4を開閉するときのドア回動に連動してグリルパン2をグリル庫3内外に出し入れさせるグリルパン出入手段200(載置体出入手段、図2、図3を参照。)とを備える。なお、グリルパン2には、魚等の調理物を載せるグリッド6が載置されてあってもよい。
そして、このグリルパン出入手段200は、グリルドア4に固定された回動アーム42と、グリルパン2の繰り出しを拡張させるストローク拡張機能部としてのパンタグラフ機構5と、これら回動アーム42とパンタグラフ機構5とを連結する連結アーム8と、このパンタグラフ機構5とグリルパン2とを連結するための押出しアーム7およびLアーム9とを備える。
図2、図3に示すように、グリル庫3は、耐熱板金製であり、全体が前面開口31を有する矩形状に形成されている。このグリル庫3の前面開口31には、向かって左側に開かれる横開き式のグリルドア4が設置されている。また、グリル庫3の内部は、グリルパン2が載置される底板32が上げ底となっている(図2を参照。)。そして、この上げ底となった底板32上には、長辺側が前後方向を向くように奥長状態にグリルパン2が載置される。また、グリルパン2の後方における底板32上には、パンタグラフ機構5が設置されている。なお、このグリル庫3の天井付近には、図示しないバーナ等の熱源が設置される。
載置体となるグリルパン2は、板金製であり、水が貯留されたりする矩形状の容器部20と、この容器部20の上端外周に周設されるフランジ21とを備える。そして、後部フランジ210は、パンタグラフ機構5に取り付けた押出しアーム7が引っ掛けられるように、垂下部211が延設されてフック状に形成されている(図2を参照。)。また、グリルパン2には、容器部20の四隅に下方に突出する脚部22Fが設けられる共に、容器部20の下面後部に下方に突出する突起22が設けられている。そして、グリル庫3の底板32の前部にはグリルパン2の突起22と係合するように上方に突出する突条321が設けられている(図2を参照。)。従って、底板32上をスライドして前方へ繰り出されるグリルパン2は、下面の突起22が底板32前部の突条321に係止されると、これ以上は繰り出されないと共に、グリルドア4もこれ以上開かないように規制される(図3(c)を参照。)。
グリルドア4は、図3に示すように、左端の下部に設ける軸部41が底板32に軸支され、横開き式に90度の範囲でドア回動させてグリル庫3の前面開口31を開閉させるようにしている。また、このグリルドア4の背面側下部には、後方に延びる回動アーム42が軸部41付近に固定されている。この回動アーム42は、グリルドア4の開閉によって軸部41を中心に90度の範囲で回動される。この回動アーム42には、パンタグラフ機構5に連結される連結アーム8が回動可能に取り付けられている。
また、このグリルドア4は、ドア上部43とドア下部44とに分割されており、このドア上部43は、グリルドア4を開けるに従ってドア上部43の内側へ倒れようとする構造により内側に折り込まれるようにドア下部44の上端に軸部45によって回動可能に軸支されている(図2を参照。)。そして、グリルドア4の全開時では、グリルドア4上端の高さがグリルパン2の上面部の高さとほぼ同じか、あるいは、グリルパン2の上面部よりも低くなるように、ドア上部43が折り込まれた状態に姿勢保持される。また、グリルドア4の突出前端4Fは、繰り出されたグリルパン2の突出前端2Fと略同じ長さに設定されている(図1を参照。)。
逆に、グリルドア4を閉めて行くと、このドア上部43は、その左側端部がグリル庫3の前面開口31の周縁311に当接し、次いで、この側面板33前部にスライドして起立されて行き、そして、グリルドア4が全閉されると、完全に起立される。なお、このドア上部43には、グリル庫3内を覗けるようにするためのガラス窓46が嵌め込まれ、また、ドア下部44には、グリルドア4を左側にドア回動させやすくするため指掛け凹部471(図3(a)を参照。)を設ける右側部ほど出張った把手47が取り付けられている。
パンタグラフ機構5は、図2、図3に示すように、第1から第4の4つの交点51〜54を有し、最後部の第1交点51がグリル庫3の底板32に固定された固定点となり、グリル庫3の前後方向に伸縮されるように配置されている。最前部の第4交点54には、Lアーム9が取り付けられ、そして、このLアーム9の上端部に水平に延びる押出しアーム7が取り付けられている。この押出しアーム7は、底板32上に載置されるグリルパン2の後部フランジ210に引っ掛けられている。
また、固定点である第1交点51の隣りの第2交点52には、作動アーム81が垂下形成され、そして、この作動アーム81にはグリルドア4の回動アーム42に連結された連結アーム8が回動可能に取り付けられている(図2を参照。)。上記作動アーム81は、底板32において前後方向にまっすぐ設けるガイド孔322に挿通されており、これにより、作動アーム81が前後方向にまっすぐ案内されて移動するので、この作動アーム81を取り付けたパンタグラフ機構5自体が前後方向にまっすぐ伸縮されることとなる。このように、このパンタグラフ機構5は、上記第2交点52がグリルドア4の開閉に際してのドア回動によって可動される作動点となる。
そして、このパンタグラフ機構5は、作動点の第2交点52が引っ張られて移動すると、第3交点53、第4交点54も同期して移動するから、固定点の第1交点51に対する第2交点52の移動量xと同じ移動量xでもって、第2交点52と第3交点53との間、第3交点53と第4交点54との間も同時に広げられる(図3(c)を参照。)。その結果、このパンタグラフ機構5は、押出しアーム7を取り付けた最前部の第4交点54では、固定点の第1交点51から見ると、ドア回動による上記移動量xの3倍の移動量が得られることとなる。従って、このパンタグラフ機構5によれば、第2交点52を作動点として移動させることで、ドア回動による水平成分の移動量の3倍の移動量をグリルパン2に対して付与することができ、よって、十分なグリルパン2の繰り出しストロークを確保することができる。従って、上記グリルパン出入手段200は、パンタグラフ機構5によりストローク拡張機能を備えている。
次に、このグリル装置1の動作を説明する。
図3(a)に示すように、グリルドア4がグリル庫3の前面開口31を閉じてグリルパン2がグリル庫3内に収容された状態から、グリルドア4の把手47を持って引っ張るとグリルドア4が回動して左側に横開き式に開く。
図3(b)に示すように、グリルドア4が開かれると、このときのドア回動に連動して、グリルドア4背面に設ける回動アーム42が回動されると共にこの回動アーム42に連結された連結アーム8およびこの連結アーム8に連結された作動アーム81がパンタグラフ機構5の作動点である第2交点52を引っ張ってパンタグラフ機構5を引き伸ばす。このとき、作動アーム81は、底板32において前後方向にまっすぐ設けるガイド孔322に挿通されているので、パンタグラフ機構5は、前後方向にまっすぐ引き伸ばされる。
すると、このパンタグラフ機構5の前部に接続された押出しアーム7が前方へ移動される同時に、この押出しアーム7に引っ掛けたグリルパン2が底板32上をスライドして前方へ繰り出される。また、同時に、グリルドア4のドア上部43は、グリル庫3の前面開口31の周縁311にもたれるようにして内側に折り込まれて行く。
そして、図3(c)に示すように、グリルドア4が左側に90度回動されて全開されると、パンタグラフ機構5によってグリルパン2のほぼ全体がグリル庫3外に繰り出される。これは、パンタグラフ機構5がドア回動による前後方向の少ない移動量を拡張させてグリルパン2の繰り出しストローク量を確保させているからである。
すなわち、第1から第4の4つの交点51〜54を有した上記パンタグラフ機構5によると、第2交点52を作動点として移動させることで、グリルパン2を押し出す最前部の第4交点54では、ドア回動による水平成分の移動量の3倍の移動量が得られるので、ドア回動による前後方向成分の移動量が少なくても、十分なグリルパン2の繰り出しストロークを確保することができる。
また、グリルドア4が全開されると、この全開状態のグリルドア4は、グリルパン2の左横側に配置されると共にグリルドア4の突出前端4Fが繰り出されたグリルパン2の突出前端2Fと略同じ長さに配置され、しかも、そのドア上部43は、グリルドア4の上端がグリルパン2の上面の高さとほぼ同じ程度に位置するように折り込まれた姿勢となって保持される(図1をも参照。)。そして、グリルパン2は、この繰り出された状態では下面の突起が底板32の突条321に係止されるので、これ以上まっすぐ引き出せないが、この状態のグリルパン2を斜め上方に傾けると上記の係止が解除されから、この傾けた状態で引っ張り出すと、グリルパン2がグリル庫3から取り外される。
一方、グリルパン2をグリル庫3内に収容させるには、左側に横開きされた状態のグリルドア4を把手47を掴んで上記と逆に回動させる。すると、グリルドア4が閉じられて行くに従って、上記と逆にパンタグラフ機構5が縮まって、押出しアーム7がグリルパン2の後部フランジ210を引っ張ってグリルパン2をグリル庫3内に収容させる。
また、同時に、グリルドア4のドア上部43は、その左側端部がグリル庫3の前面開口31の周縁311に当接し、次いで、この周縁331にスライドして起立されて行き、そして、グリルドア4が全閉されると、完全に起立される。これにより、グリル庫3内にグリルパン2が収容されると共に前面開口31が閉じられる。
以上のように、本実施の形態1のグリル装置1によれば、グリルドア4を横開き式に開いてグリルパン2をグリル庫3内から繰り出させると、グリルパン出入手段200におけるパンタグラフ機構5によってグリルパン2のほぼ全体がグリル庫3外に繰り出される。このグリルパン2を繰り出した状態では、横開きされたグリルドア4がグリルパン2の左横側位置に配置される。従って、この繰り出されたグリルパン2の前方位置には、グリルドア4が出張ることがないから、グリルドア4が邪魔にならずグリッド6上の調理物を容易に扱うことができる。
また、上記グリルドア4の全開時には、グリルドア4の上端がグリルパン2の上面の高さとほぼ同じ程度に位置するようにドア上部43が内側に折り込まれた姿勢となって保持され、これにより、グリルドア4の上端をグリルパン2の上面よりも上方位置に出張らなくしている。従って、グリッド6上の調理物を扱う際に、グリルドア4の上端に誤って触り不快感を感じるおそれも防止することができる。
また、上記グリルドア4の全開時には、上記グリルドア4の突出前端4Fと繰り出された上記グリルパン2の突出前端2Fとが略等しく設定されるので、繰り出されたグリルパン2の前方位置にはグリルドア4が出張ることを確実に防止できるから、その前方位置においてグリルドア4が邪魔にならず調理物を容易に扱うことができる。
<その他>
なお、上記実施の形態1のものは、次のような設計変更を施すことが可能である。
例えば、上記実施の形態1では、グリルドア4の背面に回動アーム42を設けるが、このような回動アーム42を設けずに、連結アーム8をグリルドア4背面に回動自在に設けるようにしてもよい。この場合、上記グリルパン出入手段200は、連結アーム8とパンタグラフ機構5と押出しアーム7とLアーム9とで構成されることとなる。
また、上記グリルパン出入手段200に備えたストローク拡張機能部としては、上記パンタグラフ機構5を採用するが、ラックピニオン機構5Bを採用してもよい。
図4に示すラックピニオン機構5Bは、上げ底となった底板32の下面に設置されており、回動アーム42に連結棒8Bが連結され、この連結棒8Bの先端には2つのラック55a,55bに歯合して挟まれたピニオン56が接続される。そして、左側の短尺ラック55aは、底板32より下の左側の側面板33に固定されている。右側の長尺ラック55bは、ピニオン56の回動によって前後に移動可能に取り付けられ、また、前部にはクランク状に屈曲されたクランク棒9Bが固定されている。このクランク棒9Bは、底板32に前後方向にまっすぐ設けられたガイド孔322を挿通させてグリルパン2の後部フランジ210に引っ掛けられる押出しアーム7に結合されている。
これによって、長尺ラック55bは、ピニオン56と歯合されているので、ピニオン56の前後方向成分の移動量と等しく移動され、加えて、ピニオン56の回動によってもその回動距離と同じ距離移動される。つまり、このラックピニオン機構5Bによれば、ピニオン56の前後方向成分の移動量を、長尺ラック55bによってこの移動量にピニオン56の回動距離を加えてグリルパン2に対して付与することができ、十分なグリルパン2の繰り出しストロークを確保することができる。なお、このものでは、グリルパン出入手段200は、回動アーム42、連結棒8B、ラックピニオン機構5B、クランク棒9B、押出しアーム7によって構成される。
従って、グリルドア4を横開き式に開けると、ドア回動によってピニオン56が回転しながら移動されると長尺ラック55bがピニオン56の移動量にピニオン56の回動距離を加えて移動され、この長尺ラック55bの移動量分、押出しアーム7を介してグリルパン2が前方へ押し出される(図(a)(b)を参照。)。そして、グリルドア4が完全に開かれて左側に配置されると、グリルパン2のほぼ全体がグリル庫3外に繰り出される(図(c)を参照。)。
<実施の形態2>
〜図は、本発明の実施の形態2によるグリル装置1’を示す。図に示すように、このグリル装置1’は、ガスコンロ100’の前面中央に設置され、そのグリルドア4’を前倒し式に開くと、この開いたグリルドア4’のほぼ全体を覆い隠すようにグリルドア4’の上方位置にグリルパン2’(載置体)が繰り出される構成とするものである。
以下に、このグリル装置1’の構造を説明する。
グリル装置1’は、前面開口31’を有してグリルパン2’を収容するグリル庫3と、グリル庫3’の前面開口31’を開閉させる前倒し式のグリルドア4’と、グリルドア4’を開閉するときのドア回動に連動してグリルパン2’をグリル庫3’内外に出し入れさせるグリルパン出入手段200’(載置体出入手段、図、図を参照。)とを備える。なお、グリルパン2’には、魚等の調理物を載せるグリッド6’が載置されてあってもよい。
そして、このグリルパン繰り出し装置200’は、グリルドア4’に固定された回動アーム42’と、グリルパン2’の繰り出しを拡張させるストローク拡張機能部としてのパンタグラフ機構5’と、これら回動アーム42’とパンタグラフ機構5’とを連結する連結アーム8’と、このパンタグラフ機構5’とグリルパン2’とを連結するための押出しアーム7’とを備える。
に示すように、グリル庫3’は、耐熱板金製であり、全体が前面開口31’を有する矩形状に形成されている。このグリル庫3’の内部は、左右の側面板32’付近にそれぞれ内壁板33’が立設され、また、グリルパン2’が載置される底板34’が上げ底となっている。そして、グリル庫3’後部の左右における内壁板33’と側面板32’との間にはパンタグラフ機構5’が設置される。また、グリル庫3’の上げ底となった底板34’には、長辺側が前後方向を向くように横長状態にグリルパン2’が載置される。なお、このグリル庫3’の天井付近には、図示しないバーナ等の熱源が設置される。
グリルパン2’は、板金製であり、水が貯留されたりする矩形状の容器部20’と、この容器部20’の上端外周に周設されるフランジ21’とを備える。そして、後部フランジ210’は、パンタグラフ機構5’に取り付けた押出しアーム7’が引っ掛けられるように、垂下部211’が延設されてフック状に形成されている(図を参照。)。また、グリルパン2’には、容器部20’の四隅に下方に突出する脚部22F’が設けられると共に、容器部20’の下面後部に下方に突出する突起22’が設けられている。そして、グリル庫3’の底板34’の前部にはグリルパン2’の突起22’と係合するように上方に突出する突条342’が設けられている。従って、底板34’上をスライドして前方へ繰り出されるグリルパン2’は、下面の突起22’が底板34’前部の突条342’に係止されると、これ以上は繰り出されないように規制される(特に、図(c)を参照。)。
グリルドア4’は、図に示すように、前方に突出するように断面く字状に形成されている。このグリルドア4’は、ドア下部の両端に設ける軸部41’が側面板32’下部に軸支され、前倒し式に90度の範囲でドア回動されてグリル庫3’の前面開口31’を開閉させるようにしている。すなわち、グリルドア4’は、垂直姿勢でグリル庫3’の前面開口31’を全閉させ、そして、この垂直姿勢から90度回転させた水平姿勢で前面開口31’を全開させる。この全開にされたグリルドア4’の突出前端4’Fと繰り出されたグリルパン2’の突出前端2’Fとが略等しく配置される。
また、このグリルドア4’の背面側下部には、後方に延びる回動アーム42’が左右にそれぞれ固定されている。従って、これら左右の回動アーム42’は、グリルドア4’の開閉によって軸部41’を中心に90度の範囲で回動される。これら回動アーム42’には、パンタグラフ機構5’に連結される連結アーム8’が回動可能に取り付けられ、これらがグリルパン出入手段200’を構成している。また、このグリルドア4’は、傾斜したドア上部43’にグリル庫3’内を覗けるようにするためのガラス窓44’が嵌め込まれ、また、その上端部には把手45’が取り付けられている。
パンタグラフ機構5’は、図に示すように、第1から第4の4つの交点51’〜54’を有し、最後部の第1交点51’がグリル庫3’の側面板32’および内壁板33’に固定された固定点となり、グリル庫3’の前後方向に伸縮されるように配置されている。最前部の第4交点54’には、左右のパンタグラフ機構5’に架設する押出しアーム7’が取り付けられている(図を参照。)。この押出しアーム7’は、左右の内壁板33’において水平方向に横長に設けるガイド孔331’に挿通されると共に、底板34’上に載置されるグリルパン2’の後部フランジ210に引っ掛けられている。また、固定点である第1交点51’の隣りの第2交点52’には、グリルドア4’の回動アーム42’に連結された連結アーム8’が回動可能に取り付けられ、これにより、この第2交点52’がグリルドア4’の開閉に際してのドア回動によって可動される作動点となる。
そして、このパンタグラフ機構5’は、作動点の第2交点52’がドア回動によって引っ張られて移動すると、第3交点53’、第4交点54’も同期して移動するから、固定点の第1交点51’に対する第2交点52’の移動量xと同じ移動量xでもって、第2交点52’と第3交点53’との間、第3交点53’と第4交点54’との間も同時に広げられる(図(c)を参照。)。その結果、このパンタグラフ機構5’は、押出しアーム7’を取り付けた最前部の第4交点54’においては、固定点の第1交点51’から見ると、ドア回動による上記移動量xの3倍の移動量が得られることとなる。従って、このパンタグラフ機構5’によれば、第2交点52’を作動点として移動させることで、ドア回動による回動アーム42’における水平成分の移動量xの3倍の移動量をグリルパン2’に対して付与することができ、よって、十分なグリルパン2’の繰り出しストロークを確保することができる。従って、上記グリルパン出入手段200’は、パンタグラフ機構5’によりストローク拡張機能を備えている。
次に、このグリル装置1の動作を説明する。
(a)に示すように、グリルドア4’がグリル庫3’の前面開口31’を閉じてグリルパン2’がグリル庫3’内に収容された状態から、グリルドア4’の把手45を持って下方へ前倒し式にグリルドア4’を回動させて開ける。
(b)に示すように、グリルドア4’が開かれると、このときのドア回動に連動して、グリルドア4’背面の回動アーム42’が上方へ回動されると共に回動アーム42’に連結された連結アーム8’がパンタグラフ機構5’の作動点である第2交点52を引っ張ってパンタグラフ機構5’を引き伸ばす。すると、このパンタグラフ機構5’の前部に架設した押出しアーム7’が内壁板33’のガイド孔331’に沿って前方へ移動されると同時に、この押出しアーム7’に引っ掛けたグリルパン2’が底板34’上をスライドして前方へ繰り出される。
このとき、グリルドア4’は、前方へ突出した断面く字状に形成されて背面側にスペースを確保させているので、このスペースによって繰り出されてくるグリルパン2’の前端部がグリルドア4’背面に衝突するのを回避させ、グリルパン2’をスムーズに繰り出させることができる。
加えて、グリルパン2’は、上げ底の底板34’に載置されてグリルドア4’の回動中心である軸部41’よりも高く配置されていることからも、繰り出されてくるグリルパン2’の前端部とグリルドア4’との接近が抑えられ、これによっても、グリルパン2’の前端部とグリルドア4’背面との衝突を回避させることができる。
そして、図(c)に示すように、グリルドア4’が90度回動されて水平状態となって完全に開かれると、パンタグラフ機構5’によってグリルパン2’のほぼ全体がグリル庫3’外に繰り出され、水平に開いた状態のグリルドア4’上にグリルパン2’のほぼ全体が配置される。これは、パンタグラフ機構5’がドア回動の水平成分の少ない移動量を拡張させてグリルパン2’の繰り出しストローク量を確保させているからである。
すなわち、第1から第4の4つの交点51’〜54’を有した上記パンタグラフ機構5’によると、第2交点52’を作動点として移動させることで、グリルパン2’を押し出す最前部の第4交点54’では、回動アーム42’においてのドア回動による水平成分の移動量xの3倍の移動量が得られるので、ドア回動による水平成分の移動量が少なくても、十分なグリルパン2’の繰り出しストロークを確保することができる。
また、長方形状のグリルパン2’は、短辺側が前後方向を向くように横長状態にグリル庫3’に収容されるので、グリルパン2’の短辺長さ程度の繰り出しストロークさえ確保されれば、グリルパン2’のほぼ全体をグリル庫3’外に繰り出させることができる。また、グリルパン2’を横長状態にグリル庫3’に配置させることで、このグリルパン2’は、グリル庫3’外に繰り出されたとき横長のグリルドア4’上にほぼ整合して配置させることができる。
そして、グリルドア4’は、全開されると、押出しアーム7’がガイド孔331’の先端に当接されてグリルドア4’が水平姿勢に保持され、また、全開にされた上記グリルドア4’の突出前端が繰り出された上記グリルパン2’の突出前端と略等しく配置される。
そして、グリルパン2’は、この繰り出された状態では下面の突起22’が底板34’の突条342’に係止されるので、これ以上まっすぐ引き出せないが、この状態のグリルパン2’を斜め上方に傾けると上記係止が解除されるから、この傾けた状態で引っ張り出すと、グリルパン2’がグリル庫3’から取り外される。
一方、グリルパン2’をグリル庫3’内に収容させるには、水平姿勢で開いた状態のグリルドア4’を把手45’を掴んで持ち上げて上方へ回動させる。すると、グリルドア4’が閉じられて行くに従って、上記と逆にパンタグラフ機構5’が縮まって、押出しアーム7’がグリルパン2’の後部フランジ210’を引き込んでグリルパン2’をグリル庫3’内に収容させる。
以上のように、本実施の形態2のグリル装置1’によれば、グリルドア4’を前倒し式に開いてグリルパン2’をグリル庫3’内から繰り出させると、水平姿勢に保持された全開状態のグリルドア4’の上方位置にグリルパン2’のほぼ全体が繰り出される。従って、グリルパン2’を繰り出した状態では、グリルドア4’は、グリルパン2’の下面位置に配置される。しかも、この繰り出されたグリルパン2’の前方位置には、グリルドア4’がほとんど出張ることがない。従って、グリルドア4’を前倒し式に開いてグリル庫3’内からグリルパン2’を繰り出した状態では、グリルドア4’が全く邪魔にならずグリッド6上の調理物を容易に扱うことができる。また、熱くなったグリルドア4’の上端に誤って触って不快感を感じるおそれも防止できる。
また、上記グリルドア4’の全開時には、上記グリルドア4’の突出前端と繰り出された上記グリルパン2’の突出前端とが略等しく設定されるので、繰り出されたグリルパン2’の前方位置にはグリルドア4’が出張ることを確実に防止できるから、その前方位置においてグリルドア4’が邪魔にならず調理物を容易に扱うことができる。
<その他>
なお、上記実施の形態2のものは、次のような設計変更を施すことが可能である。
例えば、上記実施の形態2では、グリルドア4’の背面に回動アーム42’を設けるが、このような回動アーム42’を設けずに、連結アーム8’をグリルドア4’背面に回動自在に設けるようにしてもよい。ただし、グリルドア4’を全開したとき連結アーム8’がグリルパン2’の側方上部に大きく出張らない位置を選ぶのがよい。この場合、上記グリルパン出入手段200’は、連結アーム8’とパンタグラフ機構5’と押出しアーム7’とで構成されることとなる。
また、上記グリルパン出入手段200’に備えたストローク拡張機能部は、上記パンタグラフ機構5’を採用するが、ラックピニオン機構5B’を採用してもよい。
図8に示すラックピニオン機構5B’は、回動アーム42’に連結棒C’が連結され、この連結棒C’の他端には上下2つのラック55a’,55b’に歯合して挟まれたピニオン56’が回動可能に接続される。そして、上側の短尺ラック55a’は、内壁板33’または側面板32’に固定されている。下側の長尺ラック55b’は、ピニオン56’の回動によって前後に移動可能に取り付けられ、また、前部には押出しアーム7’を架設する立設棒71’が設けられている。
これによって、下側の長尺ラック55b’は、ピニオン56’と歯合されているので、ピニオン56’の水平成分の移動量と等しく移動され、加えて、ピニオン56’の回動によってもその回転距離と同じ距離移動される。つまり、このラックピニオン機構5B’によれば、ピニオン56’の水平成分の移動量を、下側の長尺ラック55b’によってこの移動量にピニオン56’の回転距離を加えてグリルパン2’に対して付与することができ、十分なグリルパン2’の繰り出しストロークを確保することができる。なお、このものでは、グリルパン出入手段200’は、回動アーム42’、連結棒C’、ラックピニオン機構5B’、立設71’、押出しアーム7’によって構成される。
従って、グリルドア4’を前倒し式に開けると、ドア回動によってピニオン56’が回転しながら移動されると下側の長尺ラック55b’がピニオン56’の移動量にピニオン56’の回転距離を加えて移動され、この長尺ラック55b’の移動量分、押出しアーム7’を介してグリルパン2’が前方へ押し出される(図(a)(b)を参照。)。そして、グリルドア4’が完全に開かれて水平姿勢となると、グリルパン2’のほぼ全体がグリル庫3’外に繰り出され、開いた状態のグリルドア4’上にグリルパン2’のほぼ全体が配置される(図(c)を参照。)。
その他、本発明における載置体としては、上記グリルパン2,2’の他に、この各種容器等を収容・載置させるホルダー、上記グリルパン2,2’等を収容・載置させる台材等でもよい。
実施の形態によるグリル装置を適用したガスコンロを示す斜視図である。 実施の形態1のグリル装置の内部構成を示す側面図である。 実施の形態1のグリル装置におけるグリルドアのドア回動に連動してグリルパンが繰り出される様子を示す平面図である。 実施の形態1におけるグリルパン出入手段(載置体出入手段)のストローク拡張機能部の他の例としてラックピニオン機構を用いた場合のグリルパンが繰り出される様子を示す平面図である。 実施の形態2によるグリル装置を適用したガスコンロを示す斜視図である。 実施の形態2のグリル装置の内部構成を示す平面図である。 実施の形態2のグリル装置におけるグリルドアのドア回動に連動してグリルパンが繰り出される様子を示す側面図である。 実施の形態2におけるグリルパン出入手段(載置体出入手段)のストローク拡張機能部の他の例としてラックピニオン機構を用いた場合のグリルパンが繰り出される様子を示す側面図である。 従来の引き出し式のグリルドアを備えたグリル装置を示す断面図である。 従来の前倒し式のグリルドアを備えたグリル装置を示す側面図である。 従来の横開き式のグリルドアを備えたグリル装置を示す断面図である。
符号の説明
1,1’ グリル装置、
2,2’ グリルパン(載置体)、
3,3’ グリル庫、
4,4’ グリルドア、
5,5’ パンタグラフ機構(ストローク拡張機能部)、
5B,5B’ ラックピニオン機構(ストローク拡張機能部)、
6,6’ グリッド、
7,7’ 押出しアーム、
8,8’ 連結アーム、
9 Lアーム
31,31’ 前面開口、
41,41’ 軸部、
42,42’ 回動アーム、
43 ドア上部、
44 ドア下部、
200,200’ グリルパン出入手段(載置体出入手段)

Claims (3)

  1. 載置体が収容されたグリル庫の前面開口を開閉自在とするグリルドアを設けたグリル装置において、
    上記グリルドアは、グリル庫の前面開口に横開き式又は前倒し式に回動するように支持され、上記グリルドアの開閉時におけるドア回動に連動して上記載置体をグリル庫内外に出し入れさせる載置体出入手段を設け、
    上記載置体出入手段は、ドア回動による前後方向の移動量を拡張させて載置体に付与することにより載置体の繰り出し量を拡張させるストローク拡張機能部を備え
    上記ストローク拡張機能部は、パンタグラフ機構により構成され、このパンタグラフ機構の一端側がグリル庫に固定される共に、他端側が載置体側に連結され、且つパンタグラフ機構の作動点がグリルドアのドア回動によって可動される構成とすることを特徴とするグリル装置。
  2. 載置体が収容されたグリル庫の前面開口を開閉自在とするグリルドアを設けたグリル装置において、
    上記グリルドアは、グリル庫の前面開口に横開き式に又は前倒し式に回動するように支持され、上記グリルドアの開閉時におけるドア回動に連動して上記載置体をグリル庫内外に出し入れさせる載置体出入手段を設け、
    上記載置体出入手段は、ドア回動による前後方向の移動量を拡張させて載置体に付与することにより載置体の繰り出し量を拡張させるストローク拡張機能部を備え
    上記ストローク拡張機能部は、ラックピニオン機構により構成され、このラックピニオン機構は、2つのラックに歯合して挟まれたピニオンを有し、一方のラックがグリル庫に固定され、他方のラックが載置体側に連結され、且つピニオンがグリルドアのドア回動によって回動しながら移動される構成とすることを特徴とするグリル装置。
  3. 請求項1又は2に記載のグリル装置において、
    全開にされた上記グリルドアの突出前端と繰り出された上記載置体の突出前端とが略等しく配置されることを特徴とするグリル装置。
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