JP3117569B2 - 加熱庫の扉開閉装置 - Google Patents

加熱庫の扉開閉装置

Info

Publication number
JP3117569B2
JP3117569B2 JP05045829A JP4582993A JP3117569B2 JP 3117569 B2 JP3117569 B2 JP 3117569B2 JP 05045829 A JP05045829 A JP 05045829A JP 4582993 A JP4582993 A JP 4582993A JP 3117569 B2 JP3117569 B2 JP 3117569B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
grill
rod
water receiving
receiving tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05045829A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06241479A (ja
Inventor
久雄 小島
Original Assignee
パロマ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by パロマ工業株式会社 filed Critical パロマ工業株式会社
Priority to JP05045829A priority Critical patent/JP3117569B2/ja
Publication of JPH06241479A publication Critical patent/JPH06241479A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3117569B2 publication Critical patent/JP3117569B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、両面焼きのガステー
ブルに組込まれたグリル、ガスオーブン等の加熱庫にお
ける扉開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガステーブルに組込まれたグリル、ガ
スオーブン等において、その加熱庫への被調理物受皿の
出し入れにともない加熱庫の扉が回動して自動的に開閉
される加熱庫の扉開閉装置は、たとえば、実開平2−4
8709号公報(以下従来例1という)、実開平1−1
00017号公報(以下従来例2という)等に見られる
ようにすでに知られている。
【0003】上記従来例1は、上バーナだけの片面焼グ
リルにおいて、水皿とオープニングスプリングを介して
連動するスライドロッドの先端部にドアオープンロッド
を連 出して斜め後ろ上方へ弓形に起立して設け、水皿を
引き出したとき、該ドアオープンロッドでグリルドアを
上方へ押し上げて開放する構造となっている。また、従
来例2は、特に、その添付図面の第1図及び第2図に示
されているように、ドア本体の内側に所定の距離をおい
て固定されたアームと水入皿の把手に連動連結されたカ
ムとを関連させて設け、カムが把手に連動して外方向へ
移動するに連れてアームを押しドア本体を開位置まで揺
動させる構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例1は、一体
のスライドロッド及びドアオープンロッドが収納状態か
ら前方へオープニングスプリングのバネ力と相まって進
出するときにドアオープンロッドによってグリルドアが
押し上げられ図示反時計方向に回動して開かれ、スライ
ドロッド及びドアオープンロッドが開放状態から後方へ
オープニングスプリングに抗して押し込まれると、ドア
オープンロッドの後退に追従してグリルドアは自重で図
示時計方向へ回動して閉じられる。したがって、グリル
ドア解放時にグリルドアは勿論、ドアオープンロッドも
スライドロッドとともにグリル本体の前方にまで飛び出
すため、たとえば、魚等の被調理物の返し等の際にこれ
らの飛び出し部分が邪魔になって返し等の作業がやり難
く、しかも、ドアオープンロッド等の飛び出し部分に手
先等が触れて火傷をする危険もあるなど実際の使用にあ
たり使い勝手の悪いものであった。また、グリルドアは
ドアオープンロッドに摺接して押し上げられ、また、自
重降下するものであるから、グリルドアとドアオープン
ロッドとの摩擦抵抗が大きいことからグリルドアの開閉
動作が軽快、確実に行えず、擦り減りも早いので耐久性
の点でも劣るといった問題点があった。上記従来例2
は、上バーナだけの片面焼グリルにおいて、水入皿引き
出し等にカムが把手に連動して外方向へ移動するに連れ
て該カムでアームの先端部を外方向に押し、これと一体
のドア本体をアームを介して開位置まで押し開き、水入
皿収納時は水入皿引き出し時とは逆の作用でドア本体を
アームを介して閉じるものである。したがって、カムの
水平運動に対しアームが円運動をなす摺接動作のみでド
本体の開閉を行うものであるから、アームによるドア
本体の開位置での保持動作と相まってカムとアームの摩
擦抵抗が著しく大きくなって操作性に難点があるばかり
でなく、その作動にも確実性がないという問題点があっ
た。
【0005】上述した従来のものは、構造上、いずれも
使い勝手が悪く、また、その作動にも確実性がなく、耐
久性にも劣るため、出願人はこれを被調理物受皿の出し
入れにともなって加熱庫の扉が軽快、かつ、確実に開閉
されて使い勝手がよく、しかも、操作性にも優れた加熱
庫の扉開閉装置を先に出願している(たとえば、実願平
3−99386号、実願平4−30395号など)。し
かし、前記従来の技術及び出願人の先願は、いずれも上
バーナだけの片面焼グリル等の加熱庫における扉開閉装
置に係るものである。そこで、この発明は、焼網を挟ん
で上バーナと下バーナを配した両面焼グリル等の加熱庫
において、両面焼の一般性能を保ったまま先願と同様に
軽快、かつ、確実に扉の開閉が行える加熱庫の扉開閉装
置の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】記目的を達成するため
に、この発明の加熱庫の扉開閉装置は、たとえば、実施
例に対応する図面に示されているように、加熱庫Aの
着式グリル本体1内に焼網と水受皿を備え、グリル
本体1の上方部に載置された焼網を挟んで上バーナ
と下バーナを設置し、加熱庫Aの前面扉7が水受皿3
の一定の進退ストロークaにおける動きと連動して片開
き状に自動開閉する両面焼グリル等の加熱庫の扉開閉装
において、上記水受皿と加熱庫の前面扉7とが
該前面扉と一体の回動アームに前端が連結され、後
端はグリル本体1の下部に配して水受皿3の上記一定の
進退ストロークaにおいてのみ水受皿の背面部3a
当接押動片9bを備えた押動杆9に連結され、か
つ、発条11で前方向に付勢された連動杆10介して
連動するようにしたことを主要な特徴としている。
【0007】また、前面扉7が全開位置に達したときの
クッション材12を前面扉の前端部 を受け止める位置に
設けたことをも特徴としている。
【0008】
【作用】この発明の加熱庫の扉開閉装置は上記構成とし
たから、両面焼グリル等の加熱庫において、加熱庫A
グリル本体1内に収納されている水受皿3を前方へ引
出すと、当初の一定の前進ストロークaにおいて、水
受皿3と前面扉7とが、前面扉7と一体の回動アーム8
に前端が連結され、後端はグリル本体1の下部に配して
水受皿3の背面部3aに当接する押動片9bを備えた押
動杆9と連結され、かつ、発条11により前方向に付勢
された連動杆10を介して連動し前面扉7を上方へ片
開き状に所定の角度だけ回動して全開とする。このと
き、クッション材12で前面扉7の前端部を受け止め
開放時の衝撃を緩和する。
【0009】水受皿3が前記一定の前進ストロークaを
過ぎると、前面扉7は全開位置に前記発条11の引張
バネ力で連動杆10を介して保持され、その後は水受皿
3だけが単独で引出し可能となる。
【0010】水受皿3を引出し脱出した後、必要に応
じグリル本体1の出し脱出も押動杆9がグリル本体
1の下部に配されていることから可能である。
【0011】次に、水受皿3を加熱庫A内へ収納すると
きは、水受皿3が後半の一定の後退ストロークaに達す
ると、後退ストロークaの前端に待機している押動杆9
の押動片9bに水受皿3の背面部3aが当接されるた
め、以後は水受皿3と前面扉7は連動杆10を介して連
動し前面扉7を下方へ片開き状に所定の角度だけ回動し
て全閉とする。
【0012】前面扉7が全閉から全開となる一定の前進
ストロークにおける前記開放動作時は発条11の引張り
バネ力により水受皿3の引き出しによる前面扉7の開放
が軽快に行われ、また、前面扉7が全開から全閉となる
前記動作においては、水受皿3及び連動杆10は一定
の後退ストロークaにおいて発条11に抗して後退移動
て前面扉7を閉め、発条11に一定の引張りバネ力を
蓄えるとともに、水受皿3が所定の収納位置に達する
と、任意のロック手段により発条11の引張りバネ力に
打ち勝って該位置にロックされる。
【0013】
【実施例】以下この発明の加熱庫の扉開閉装置の一実施
例について図面を参照して説明する。
【0014】実施例はガステーブルに組込まれた両面焼
グリルにこの発明を適用したもので、図面において、1
は加熱庫主体、すなわち、グリル本体で、グリル外殻1
3に設けたガイドレール14にその上端支承部15を係
合してスライド可能に載置され、該グリル本体1は前記
グリル外殻13のガイドレール14に沿って直線的にス
ライドして、グリル庫Aへの脱着が前面開口6から行え
るように設けられ、その前端縁には収納位置を決めるフ
ランジ1aを備えている。
【0015】2は焼網で、前記グリル本体1の上方部、
すなわち、後述する下バーナ5の覆い板16上にその脱
着が自由に行えるように載置されている。
【0016】3は水受皿で、前記グリル本体1の底面に
その出し入れが自由に行えるように載置され、グリル庫
Aへの収納及びグリル庫Aからの脱出がグリル庫Aの前
面開口6から直線的にスライドして簡易に行いうるよう
に設けられ、該水受皿3の前部に把手17が取付金具1
8を介して一体に設けられている。
【0017】4は上バーナで、前記グリル外殻13の上
部と熱板19との間の両側に設置され、その火炎bで熱
板19を加熱し、熱板19からの輻射熱で焼網2上の被
調理物を上方から加熱するようになっている。
【0018】5は下バーナで、焼網2の下部で、水受皿
3に近い位置の両側にグリル本体1に設けた窓孔20に
臨ませて設置され、その火炎cで焼網2上の被加熱物を
下方から直接加熱するようになっている。
【0019】7は加熱庫Aの前面扉、すなわち、グリル
庫Aのグリル扉で、グリル庫Aの前面開口6に支軸21
により枢設され、該グリル扉7は支軸21を支点として
上下方向へ片開き状に一定の角度(略90度)回動でき
るように設けられ、グリル庫Aの前面開口6を前記水受
皿3の把手17とで開閉するようになっている。
【0020】なお、グリル扉7の全閉時(水受皿の収納
時)は、グリル扉7の下端部7aが水受皿3の把手17
に設けられた突部17aの内側に当接されてグリル庫A
の前面開口6がグリル扉7と把手17とで隙間のないよ
う確実に閉塞され、グリル扉7を開く時(水受皿の引
出し時)には、水受皿3の直線的前進動作とグリル扉7
の回動動作とが同調してグリル扉7の開放が何ら支障な
く行えるようになっている(図1参照)。
【0021】10は連動杆で、前記水受皿3とグリル扉
7を水受皿3の一定の進退ストロークaにおいて連動さ
せるためのもので、その前端はグリル扉7に設けた回動
アーム8に枢支ピン22により枢支して連結され、後端
にはグリル本体1の下部に配して水受皿3の背面部3a
に当接させる押動片9aを備えた押動杆9に連結され
いる。
【0022】前記押動杆9は、連動杆10を帯状板とな
した図1〜図4の実施例にあっては、連動杆10の後端
をグリル外殻13の側面に穿ったスライド孔24に両端
部が挿通支持される連結ガイド杆9aに枢支して連結
し、この連結ガイド杆9aには押動片9bを起立状に一
体形成し、該押動片9bをグリル本体1の底面1bに穿
ったスライド孔23に下方から挿通して上方へ突出させ
水受皿3の背面部3aに上記一定の進退ストロークaに
おいてのみ接さるようにした構造となっている。
【0023】そして、前記押動片9bの基端を延長して
設けた支持ガイド片9cの先端をグリル外殻13の側面
に穿ったスライド孔24にスライド可能に挿通し、該ガ
イド片9cによる支持で押動杆9の進退移動が安定的に
行えるようになし、かつ、連結ガイド杆9aの両端部を
前記スライド孔24に挿通して外部に突出させ、該突出
部9a′に前記連動杆10の後端を枢支するとともに、
後述する発条11の一端を引掛け支持している。
【0024】また、連動杆10を線材となした図5の実
施例では、連結杆10の基端の連結ガイド杆9aに押動
片9bを起立状に一体形成し、該押動片9bを図示しな
いが先の実施例と同様にグリル本体の底面に穿ったスラ
イド孔に下方から挿通して上方へ突出させ水受皿の背面
部に当接させるとともに、連結ガイド杆9aの両端部を
グリル外殻13に穿ったスライド孔24に挿通するもの
である。
【0025】実施例では前記押動杆9の押動片9bを連
結ガイド杆9aの2個所に設けているが、連結ガイド杆
9aの中央部の1個所だけに設けてもよい。
【0026】グリル外殻13の側面に穿ったスライド孔
24は、連動杆10を進退ガイドし、該連動杆10と水
受皿3は後述する発条11の作用と相まって一定の進退
ストロークaにおいて連動し、水受皿3の進退運動を連
動杆10を介してグリル扉7の回転運動に変えて伝達す
るものである。
【0027】なお、水受皿3の一定の進退ストロークa
におけるグリル扉7の全開位置と全閉位置の規制は、実
施例のようにグリル扉7の回転角度を一定の角度に規制
することにより行うほか、スライド孔23,24のいず
れか又は双方で連動杆10の前後への動きを一定の進退
ストロークaに規制して行ってもよい。
【0028】11は連動杆10を前方向へ付勢するため
の発条で、引張り発条を用い、その一端を前記押動杆9
の連結ガイド杆9aの突出部9a′に引掛け、他端はグ
リル外殻13等に固定した引掛片13aに引掛けて張設
され、全閉状態にあるグリル扉7は開く方向(図示時計
方向)に、また、収納状態にある水受皿3は引出し方
向(図示左方)に付勢され、該付勢力(引張りバネ力)
で前進ストロークaにおける水受皿3の引出し方向へ
の押動を押動杆9を介して行い、グリル扉7の開方向へ
の回動及びグリル扉7の全開位置での保持とを連動杆1
0を介して行うものである。
【0029】なお、発条11としては、実施例の引張り
発条のほか、圧縮発条を用いてもよく、また、発条11
で連動杆10を前方向へ付勢する手段として、たとえ
ば、グリル扉7の支軸21にトーションバネを装着する
などの付勢手段を採用するも実施上は自由である。
【0030】12はグリル扉7が全開位置に達したとき
のクッション材で、ゴム等の緩衝材で形成され、グリル
扉7が全開したときに当るグリル庫Aの天板26の前端
下面に取付けられている。
【0031】なお、図中、27はグリル庫Aのフード、
28は排気路、29は排気口、30はガスこんろ部の五
徳、31は五徳上に載せた鍋、32は仕切板である。
【0032】前記構成において、その作用を具体的に説
明すると、グリルの使用中又は不使用時等において、水
受皿3がグリル庫A内に収納されているときは、該水受
皿3は所定の収納位置に任意のロック手段(図示せず)
により発条11の付勢力に打ち勝ってロックされてい
る。
【0033】また、水受皿3が収納位置にあるときは、
グリル扉7は略垂直状の全閉位置にあって発条11の引
りバネ力で押動杆9と連動杆10を介して開く方向
(図示時計方向)に付勢され、かつ、水受皿3も同様に
押動杆9と連動杆10を介して前進方向(図示左方の引
出し方向)に付勢されている(図1の実線及び図2の
鎖線の状態参照)。
【0034】そこで、グリル使用中に被調理物の焼け具
合を見る場合とか、グリルの使用当初に水受皿3へ水を
注入する場合等において、収納状態にある水受皿3をそ
の把手17を持って前方へロックを外して直線的に引
出すと、当初の一定の前進ストロークaにおいて、連動
杆10と水受皿3は押動杆9を介して一体となって発条
11の引張りバネ力で水受皿3を押動片9bで押動しそ
の引力を助長して前方へ移動する、と同時にグリ
ル扉7は連動杆10を介して支軸21を支点として上方
(図示時計方向)へ発条11の引張りバネ力で所定の角
度だけ押圧回動されて全開となり、グリル扉7を発条1
1の引張りバネ力で該全開位置に保持する(図1の実線
から鎖線の状態及び図2の実線の状態参照)。
【0035】水受皿3を一定の前進ストロークaだけ引
出したところで、グリル扉7は全開となり、かつ、水
受皿3の前方への発条11による押動もなくなるため、
該位置でグリル庫A内を前面開口6から覗けば焼網2上
の被調理物(魚など)の焼け具合等を見ることができ、
また、水受皿3への水の注入等も容易にできる。
【0036】水受皿3内の水を捨てたり、水受皿3を掃
除するとき等においては、水受皿3を引続き前方へ引
出すと、グリル扉7を全開位置に保った状態で以後は
水受皿3だけが単独で引出しうるから、水受皿3をグ
リル庫Aから簡単に脱出させることができる。
【0037】次に、水受皿をグリル庫A内へ収納すると
きは、水受皿3の後端をグリル本体1の底面16上に載
せて後方へ直線的に押込むと、水受皿3が一定の後退
ストロークaに達したところで、後退ストロークaの前
端に待機している押動杆9の押動片9bに水受皿3の背
面部3aが当接されるため、以後は水受皿3と連動杆1
0が押動杆9を介して一体となって後方(図示右方の収
納方向)へ後退ストロークaだけ発条11に抗して移動
する、と同時にグリル扉7は連動杆10を介して支軸2
1を支点として下方(図示反時計方向)へ所定の角度だ
け回動されて全閉となり、発条11には一定の引張りバ
力を付与し、かつ、水受皿3を所定位置にロックして
収納保持する(図1の鎖線の状態から実線の状態参
照)。
【0038】グリル本体1も下バーナ5の左右への火移
り及び掃除等の手入れの容易化のために脱着式となって
いる。すなわち、グリル本体1はその後部を持ち上げて
その底面1bに穿ったスライド孔23に対する押動杆9
の押動片9bの挿通を外せばその脱着は行えるが、グリ
ル扉7は該グリル本体1とは無関係にグリル庫Aへの水
受皿3の出し入れに連動して上下方向へ片開き状に開閉
されるから、両面焼きの一般性能は何ら支障なく保持さ
れる。
【0039】前記グリル扉7の開閉動作において、天板
26の前端下面に取付けられたクッション材12がグリ
ル扉7の全開位置を規制するので、グリル扉7が勢いよ
く開放されても扉開放時の衝撃は緩和される。
【0040】
【発明の効果】この発明の加熱庫の扉開閉装置は、両面
焼きの一般性能を保ったまま水受皿の出し入れにともな
い前面扉の開閉が軽快、かつ、確実に行え、しかも、操
作性も極めてよいので、使い易く、使い勝手のよい両面
焼グリル等が提供できる。
【0041】また、前面扉が全開位置に達したときのク
ッション材を設けたから、扉開放時における衝撃等が可
及的すみやかに緩和されて騒音はなく、扉自体の損傷も
生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による加熱庫の扉開閉装置の一実施例
を示した扉全閉時の切断側面図である。
【図2】扉全開時の要部だけの一部切断側面図である。
【図3】縦断正面図である。
【図4】連動杆の要部の斜視図である。
【図5】異なる実施例の連動杆の同斜視図である。
【符号の説明】
1 加熱庫主体(グリル本体) 2 焼網 3 水受皿 3a 水受皿の背面部 4 上バーナ 5 下バーナ A 加熱庫(グリル庫) 7 前面扉(グリル扉) 8 回動アーム 9 押動杆 10 連動杆 11 発条 a 進退ストローク 12 クッション材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−327811(JP,A) 特開 昭63−118541(JP,A) 実開 平2−48709(JP,U) 実開 平3−80208(JP,U) 実開 平5−42912(JP,U) 実開 平6−14812(JP,U) 実開 平1−100017(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 15/16 A47J 37/06 366

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱庫の脱着式グリル本体に焼網と水
    受皿を備え、グリル本体の上方部に載置された焼網を挟
    んで上バーナと下バーナを設置し、加熱庫の前面扉が水
    受皿の一定の進退ストロークにおける動きと連動して片
    開き状に自動開閉する両面焼グリル等の加熱庫の扉開閉
    装置において、 上記水受皿と加熱庫の前面扉とが、該前面扉と一体の回
    動アームに前端が連結され、後端はグリル本体の下部に
    配して水受皿の上記一定の進退ストロークにおいてのみ
    水受皿の背面部に当接押動片を備えた押動杆に連結
    され、かつ、発条で前方向に付勢された連動杆を介して
    連動するようにしたことを特徴とする加熱庫の扉開閉装
    置。
  2. 【請求項2】 上記前面扉が全開位置に達したときのク
    ッション材を前面扉の前端部を受け止める位置に設けた
    請求項1記載の加熱庫の扉開閉装置。
JP05045829A 1993-02-10 1993-02-10 加熱庫の扉開閉装置 Expired - Fee Related JP3117569B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05045829A JP3117569B2 (ja) 1993-02-10 1993-02-10 加熱庫の扉開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05045829A JP3117569B2 (ja) 1993-02-10 1993-02-10 加熱庫の扉開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06241479A JPH06241479A (ja) 1994-08-30
JP3117569B2 true JP3117569B2 (ja) 2000-12-18

Family

ID=12730129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05045829A Expired - Fee Related JP3117569B2 (ja) 1993-02-10 1993-02-10 加熱庫の扉開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3117569B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4617453B2 (ja) * 2001-03-26 2011-01-26 パロマ工業株式会社 グリル

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06241479A (ja) 1994-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3729473B2 (ja) 加熱調理器のグリル
JP3117569B2 (ja) 加熱庫の扉開閉装置
JP2005192870A (ja) 調理器
KR200167527Y1 (ko) 가스레인지용 그릴도아의 구조
JP2590309Y2 (ja) 加熱庫の扉開閉装置
JP2006300400A (ja) 電気加熱調理器
JP2563515Y2 (ja) グリル扉の開閉装置
JP2866822B2 (ja) グリル扉の開閉装置
JP2977677B2 (ja) 加熱庫の扉開閉装置
JP3001799B2 (ja) 加熱庫の扉開閉装置
JP5100549B2 (ja) ガス調理器具
JP2977765B2 (ja) 加熱庫の扉開閉装置
JP2604060Y2 (ja) 加熱庫の扉開閉装置
JP2010197003A (ja) オーブントースター
JP3580463B2 (ja) グリル庫の扉開閉装置
JP3178783B2 (ja) 加熱庫の扉開閉装置
JP2977762B2 (ja) 加熱庫の扉開閉装置
JPH109587A (ja) グリル庫の扉開閉装置
JP3066722U (ja) 魚焼き器における下皿部材の保持構造
JPH0613731U (ja) 加熱庫の受皿ロック装置
JPH07222684A (ja) グリル付きテーブルコンロ
JPS5848493Y2 (ja) 調理器
JP2002159403A (ja) グリル
JP2912206B2 (ja) 加熱庫の扉開閉装置
JPH08191769A (ja) 加熱庫の受皿ロック装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081006

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006

Year of fee payment: 11

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees