JP3001799B2 - 加熱庫の扉開閉装置 - Google Patents

加熱庫の扉開閉装置

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JP3001799B2
JP3001799B2 JP7263545A JP26354595A JP3001799B2 JP 3001799 B2 JP3001799 B2 JP 3001799B2 JP 7263545 A JP7263545 A JP 7263545A JP 26354595 A JP26354595 A JP 26354595A JP 3001799 B2 JP3001799 B2 JP 3001799B2
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door
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久雄 小島
勉 近藤
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パロマ工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガステーブルに組込
まれたグリル、ガスオーブン等の加熱庫の扉開閉装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ガステーブルに組込まれたグリル、ガス
オーブン等において、その加熱庫へ被調理物の受皿を出
し入れすることにより加熱庫の扉が上下方向へ片開き状
に回動して自動的に開閉される構成とした加熱庫の扉開
閉装置において、従来の技術では、扉閉止時の受皿の把
手と扉との関係が、たとえば、図4に示されているよう
に、受皿3′の把手6′と扉2′との対向面が密接する
構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術にあっ
ては、扉閉止時に受皿3′の把手6′と扉2′とがその
対向面において密接されるので、使用時、相当高温に加
熱される扉2′から把手6′へ伝熱され、受皿3′の出
し入れ時に指先でつまむ把手6′が相当高温に加熱され
るという不具合があった。
【0004】この発明は、従来の技術の有する斯かる問
題点に鑑み、扉から把手への伝熱を確実に防ぎ、安定し
た伝熱防止ができる加熱庫の扉開閉装置の提供を目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の加熱庫の扉開閉装置は、たとえば、実施
例に対応する図1〜3に示されているように、加熱庫1
の扉2を被調理物の受皿3と連杆4及び発条5を介して
扉2が全閉から全開及び全開から全閉となる受皿3の進
退ストロークaだけ連動可能に設け、該進退ストローク
aにおける受皿3の進退運動を扉2の回転運動に変えて
伝達することにより加熱庫1への受皿3の出し入れにと
もない扉2が上下方向へ片開き状に開閉される構成とし
た加熱庫の扉開閉装置において、扉閉止時の受皿3の把
手6と扉2との対向部扉2又は把手6に把手6へ
の伝熱を防ぐ隙間形成用の凸起7を設けたことを特徴と
している。
【0006】
【作用】この発明の加熱庫の扉開閉装置は、扉閉止時に
受皿3の把手6と扉2との対向部に凸起7の高さで決め
られる一定の隙間が常に形成されるから、扉2から把手
6への伝熱が確実に防止され、安定した伝熱防止ができ
る。
【0007】
【実施例】以下この発明による加熱庫の扉開閉装置の実
施例について図面を参照して説明する。
【0008】実施例はこの発明をガステーブルに組込ま
れたグリルに適用したものであって、図1〜図3におい
て、1はグリルの加熱庫、すなわち、グリル庫、2は加
熱庫の扉、すなわち、グリル扉で、グリル庫1の前面開
口に支軸9により回動が自由に行えるよう枢設され、支
軸9を支点としてグリル扉2が上下方向へ片開き状に開
閉されることにより、進退する後述のグリル皿3の把手
6とでグリル庫1の前面開口が確実に開閉できるように
なっている。
【0009】3は被調理物の受皿、すなわち、グリル皿
で、グリル庫1の底壁に設けたガイドレール10に沿っ
て直線的にスライドし、グリル庫1内への収納及びグリ
ル庫1からの引出しがグリル庫1の前面開口から容易に
行えるようになっている。
【0010】4は連杆で、前記グリル皿3とグリル扉2
を後述の発条5とで連動させるためのもので、その先端
枢軸4aをグリル扉2と一体のアーム11に枢支し、基
端部4bはグリル庫1の側壁12に穿ったスライド孔1
3に挿通してグリル皿3の背面部3aに当接させてい
る。
【0011】前記スライド孔13は連杆4の進退ガイド
と、連杆4の前後への動き、すなわち、グリル皿3の進
退ストロークaを一定に規制するためのもので、この進
退ストロークにおけるグリル皿3の進退運動を連杆4及
び発条5を介してグリル扉2の回転運動に変えて伝達す
るものである。
【0012】5はグリル扉2を全閉から全開とすると
き、グリル扉2の上方への押上げ回動と、グリル扉2の
全開位置での保持とを行うための発条で、引張り発条を
用い、連杆4の基端部4bとグリル庫1の側壁12に備
えた引掛杆14とにその両端を引掛け、その引張り力で
グリル扉2は開放方向に、グリル皿3は引出し方向に常
時付勢している。
【0013】6はグリル皿3の把手で、グリル皿3の前
面に取付け金具15を介して一体に取付けられ、その上
面、すなわち、グリル扉2の下面との対向面に一定の伝
熱防用の隙間bを形成するための凸起7を設けてい
る。
【0014】なお、実施例では、凸起7を把手6の上面
に設けているが、グリル扉2の下面に同様の隙間形成用
凸起を設けてもよいこと勿論である。また、隙間bはグ
リル扉2から把手6への伝熱を効果的に防止し、かつ、
グリル庫1内からの放熱を最小限に食い止める大きさと
するものである。
【0015】8は組立て誤差等を吸収するための遊び
で、グリル扉2の枢支部、すなわち、グリル扉2のアー
ム11に長孔を穿ち、該長孔にグリル扉2の支軸9を挿
通して、グリル扉閉止時に該グリル皿2が長孔の範囲に
おいて上下へ逃げ、組立て誤差等が吸収できる構造とし
ている。
【0016】なお、組立て誤差等を吸収するための遊び
8としては、実施例の構成に限らず、たとえば、支軸9
を上下へ可動自由とするなどその他の構成としてもよ
い。
【0017】前記実施例において、その作用を次に説明
する。
【0018】グリル皿引出し時にグリル皿3がその進退
ストロークaの前進ストロークだけ引出されると、グリ
ル扉2は連杆4及び発条5を介して略水平状の全開位置
に達し、発条5で全開位置に保持される。このとき、支
軸9は遊び(長孔)8の図示右端に位置してグリル扉2
を枢支している(図1の実線の状態参照)。
【0019】また、グリル皿収納時においては、グリル
皿3がその進退ストロークaの後退ストロークだけ押込
まれる間に、グリル扉2は連杆4を介して略垂直状の全
閉位置に達し、グリル皿3の把手6とでグリル庫1の前
面開口を閉塞する(図1の鎖線の状態参照)。
【0020】前記グリル扉全閉時において、グリル扉2
の下面とグリル皿3の把手6における上面との対向部に
は、把手6の上面に設けられた凸起7によって一定の伝
熱防止用の隙間bが形成される。
【0021】そして、該隙間形成時に長孔等の遊び8に
よりグリル扉2の組立て誤差等を上下へ逃すことで、該
誤差等はすみやかに吸収され、隙間bは常時確実に形成
される。
【0022】
【発明の効果】この発明の加熱庫の扉開閉装置によれ
、扉閉止時に受皿の把手と扉との対向部に凸起による
伝熱防止用の隙間が形成されるから、常に一定の隙間が
得られ、安定した伝熱防止ができる。
【0023】また、扉と把手の対向部に凸起を設けるだ
けであるから、簡な構造のもとに扉から把手への伝熱
が確実に防止でき、使用上安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による加熱庫の扉開閉装置の一実施例
を示した扉開放時の一部切断側面図である。
【図2】扉閉止時の要部だけの一部切断側面図である。
【図3】把手の一部斜視図である。
【図4】従来例の扉閉止時の一部切断側面図である。
【符号の説明】
1 加熱庫(グリル庫) 2 扉(グリル扉) 3 受皿(グリル皿) 4 連杆 5 発条 a 進退ストローク 6 把手 b 隙間 7 凸起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 37/06 366 F24C 15/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱庫の扉を被調理物の受皿と連杆及び
    発条を介して扉が全閉から全開及び全開から全閉となる
    受皿の進退ストロークだけ連動可能に設け、該進退スト
    ロークにおける受皿の進退運動を扉の回転運動に変えて
    伝達することにより加熱庫への受皿の出し入れにともな
    い扉が上下方向へ片開き状に開閉される構成とした加熱
    庫の扉開閉装置において、 扉閉止時の受皿の把手と扉との対向部又は把手
    に把手への伝熱を防ぐ隙間形成用の凸起を設けたことを
    特徴とする加熱庫の扉開閉装置。
JP7263545A 1995-09-18 1995-09-18 加熱庫の扉開閉装置 Expired - Fee Related JP3001799B2 (ja)

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JP5786131B2 (ja) * 2011-05-25 2015-09-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 加熱調理器
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