JPH07305856A - 加熱調理器の扉開閉装置 - Google Patents
加熱調理器の扉開閉装置Info
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- JPH07305856A JPH07305856A JP12434794A JP12434794A JPH07305856A JP H07305856 A JPH07305856 A JP H07305856A JP 12434794 A JP12434794 A JP 12434794A JP 12434794 A JP12434794 A JP 12434794A JP H07305856 A JPH07305856 A JP H07305856A
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Abstract
いを容易にした加熱調理器の扉開閉装置を提供する。 【構成】 加熱調理庫(グリル庫8)に引き出し可能に
設けられた移動枠(スライドフレーム10)と、この移
動枠に取り付けられた把手と、移動枠の側部に回動可能
に支持され、加熱調理庫の底板部(26)と接触するス
ライド部(24)を有し、移動枠の移動に応じて回動す
ることにより、底板部に対するスライド部の位置に応じ
て角度を成すアーム部材(扉アーム16)と、このアー
ム部材に取り付けられて移動枠によって水平方向に移動
するとともに、把手と移動枠との間に設定された間隔内
をアーム部材とともに上下方向に移動することにより、
加熱調理庫を開閉する扉(18)とを備えている。
Description
調理器の扉開閉装置に関する。
置には、例えば、実開平4−52638号「グリル調理
器における扉装置」、特開平4−117922号「調理
装置」、実開平5−42912号「グリル扉の開閉装
置」、実開平5−83615号「加熱庫の扉開閉装置」
等が提案されている。
器は、ガス等を熱源とするグリル庫に被調理物を載せる
グリルパンを収納するとともに、グリル庫には開閉可能
な扉が設けられている。従来、扉は、グリルパンの引出
しに応じて又はグリルパンとの無関係に開閉するように
構成されている。
加熱調理器の扉の開閉には、扉の位置がグリルパンの進
退に応じて前後に移動するものや、扉の上下位置が変化
するもの等がある。扉の上下位置が変化するものでは、
扉が回動してグリルパンの上方に移動するものと、グリ
ルパンの下方に移動するものとがある。
あるから、その形状は、グリルパンの高さ及び幅より大
きい。そのため、グリルパンの引き出しに伴って調理者
側に移動させた場合には、被調理物の扱い上、邪魔にな
るおそれがある。そこで、扉の位置を移動させること
で、空間的な自由度を高めている。
動させた場合、その位置によっては引き出されたグリル
パンの上面の一部を扉で覆うこととなり、被調理物の処
理空間を狭める結果となる。また、グリル庫内に扉を収
納した場合には、扉がグリル庫によって過熱されるおそ
れがあり、不都合である。
を降下させるものは、その扉がグリルパンの下方に隠れ
るため、加熱した扉に調理者の身体の一部が触れるおそ
れがある。
して安全性を高め、扱いを容易にした加熱調理器の扉開
閉装置を提供することを目的とする。
開閉装置は、図1及び図2に例示するように、加熱調理
庫(グリル庫8)に引き出し可能に設けられた移動枠
(スライドフレーム10)と、この移動枠に取り付けら
れた把手(14)と、移動枠の側部に回動可能に支持さ
れ、加熱調理庫の底板部(26)と接触するスライド部
(24)を有し、移動枠の移動に応じて回動することに
より、底板部に対するスライド部の位置に応じて角度を
成すアーム部材(扉アーム16)と、このアーム部材に
取り付けられて移動枠によって水平方向に移動するとと
もに、把手と移動枠との間に設定された間隔内をアーム
部材とともに上下方向に移動することにより、加熱調理
庫を開閉する扉(18)とを備えたものである。
位置に応じてアーム部材を回動する手段であって、その
形態は種々のものが考えられるが、その一つの例として
少なくとも傾斜面としたものである。
おいては、開かれた扉を把手と移動枠との間に設置した
空間内に収容することが一つの特徴である。即ち、把手
と移動枠との間に設定された間隔内に係止部(32)を
設け、この係止部にアーム部材又は扉を係止させたもの
である。
もよく、例えば、グリルパンを一体にし、又は着脱可能
にすることができる。
その回動に応じて扉も一定の軌跡を描いて開閉動作を行
う。そこで、本発明の扉開閉装置は、アーム部材に扉を
回動可能に取り付け、係止部内に移動する扉を係止部に
沿って回動させ、扉の姿勢を変更するようにしたものを
包含している。
加熱調理庫に対して移動枠を進退させることで、アーム
部材は、加熱調理庫の底板部上を滑って移動し、その結
果、支持軸を中心にして回動し、角度を変更する。アー
ム部材には、把手と移動枠との間に設定された間隔内を
可動範囲とした扉が取り付けられており、このアーム部
材の回動によって扉が上下方向に移動する。即ち、扉
は、移動枠の移動とともに水平方向に移動するととも
に、その移動に伴うアーム部材の回動によって上下方向
に移動し、過熱調理庫の開口部が開閉される。
熱調理庫の底板部との接触位置によって、アーム部材の
角度が幾何学的に定まる。即ち、移動枠の移動によって
アーム部材のスライド部と底板部との位置的な関係か
ら、アーム部材が回動し、その回動によって扉が開閉さ
れる。
隔内に係止部を設け、この係止部にアーム部材の回動を
係止させ、把手と移動枠との間に扉を収納することによ
り、開かれた扉が把手と移動枠との間に設置した空間内
に収容される。
ば、構造の簡略化が可能になるとともに部品点数の削減
が可能になる。また、両者を着脱可能にすれば、洗浄等
の扱いが容易になる。
その回動に応じて扉も一定の軌跡を描いて開閉動作が行
なわれる。そこで、アーム部材に扉を回動可能に取り付
けると、係止部内に移動する扉が係止部の溝部に沿って
回動することになり、その姿勢が変更される。換言すれ
ば、アーム部材の回動位置に関係なく、扉は係止部の形
状に応じた姿勢を呈し、例えば、調理者の邪魔にならな
い形態である垂直状態となる。
して詳細に説明する。
扉開閉装置の一実施例を示している。
の上面部側に複数のガスコンロ4が設置され、この実施
例では一対のガスコンロ4が間隔を設けられ、その間隔
内にグリル6が設置されている。グリル6には、加熱調
理庫としてグリル庫8を備えており、このグリル庫8に
は摺動可能な移動枠としてスライドフレーム10が設け
られている。このスライドフレーム10には、被調理物
を載せるグリルパン12が取り付けられている。スライ
ドフレーム10及びグリルパン12は、金属材料や耐熱
材料で形成される。これらスライドフレーム10及びグ
リルパン12は一体に構成してもよく、また、別部材を
以て着脱可能に構成してもよい。そして、スライドフレ
ーム10の前面部には、グリル庫8に対してスライド操
作をするための把手14が取り付けられている。また、
スライドフレーム10の両側部にアーム部材として扉ア
ーム16が回動可能に取り付けられている。扉アーム1
6には、グリル庫8の開口部30を開閉するため扉18
が着脱可能に取り付けられている。
16には支持孔17が形成されており、扉アーム17
は、スライドフレーム10の側部中間部分に支持軸20
を支持孔17に挿入して回動可能に取り付けられ、スラ
イドフレーム10の前部側を包囲するC字形の枠部材を
構成している。この扉アーム16のアーム片22は、ス
ライドフレーム10の側面部に平行に設けられており、
その長さは、扉18を他の部材に非接触状態で回動させ
るために、スライドフレーム10の前縁よりさらに前方
まで延長されている。
下縁側に傾斜面を成すスライド部24が形成されてい
る。このスライド部24は、グリル庫8の底板部26の
縁部分に接触する。この実施例のように、スライド部2
4を傾斜面としたのは、スライドフレーム10の進退移
動に対応し、その移動位置に応じてアーム片22を支持
軸20を中心にして回動させ、結果として扉18の垂直
方向の位置を変化させること、即ち、グリル庫8の扉1
8を以て開閉させるものである。したがって、スライド
フレーム10の摺動構造、扉アーム16の支持構造及び
支持部材を以て扉18の開閉機構を構成している。な
お、扉アーム16を一枚の金属板で形成した場合、グリ
ル庫8の底板部26との接触による両者の磨耗を防止す
るため、スライド部24は、扉アーム16の縁部をL字
形に屈曲させることによって平坦化させ、或いは、ロー
ラ等の回動手段や耐磨耗構造を用いてもよい。
の上縁より上方にL字形に立ち上がる扉固定部28が形
成され、この扉固定部28にはC字形の溝を成してお
り、その内部に扉18が着脱可能に把持されている。扉
18とアーム片22の成す角度は、この実施例の場合、
直角より小さい角度に設定されており、スライドフレー
ム10がグリル庫8に完全に収納された際に、扉18の
上縁部がグリル庫8の上縁部に当たって、その開口部3
0が扉18によって閉じられる。これによって、加熱調
理時、グリル庫8の熱気が扉18側から漏洩することが
防止される。
は、扉18の回動終点、即ち、扉アーム16を係止する
係止部32が設けられている。扉アーム16の扉固定部
28は係止部32に当たって回動が阻止され、その結
果、スライドフレーム10に扉アーム16が一体的に支
持される構造である。係止部32は、例えば、スライド
フレーム10の上縁部とその底面部との間に固定された
金属部材であって、図3に示すように、上下縁部に係止
片34及び固定片36が形成されているとともに、扉ア
ーム16の扉固定部28に対応したC字形の溝部38が
形成されている。係止片34はスライドフレーム10の
上縁部の開孔部に係合させ、固定片36はスライドフレ
ーム10にねじ40で固定される。このため、ねじ40
を外すことにより、係止部32をスライドフレーム10
から離脱させることができる。
部41が形成され、この把手固定部41には、溝部38
の入口部分を狭めるように、L字形を成す突部43が形
成されている。45は固定するための透孔である。
性材料、例えば、耐熱性樹脂で形成されており、この実
施例の場合、把手14の形状は、スライドフレーム10
の厚さより大きく設定され、扉18の高さと同等か僅か
に小さく設定されて、グリル庫8の前面側への放熱防止
にも寄与している。また、この把手14には、操作を容
易にするために指を掛けるための透孔39が形成されて
いる。また、この把手14は、係止部32にねじ42を
以て取り外し可能に固定され、しかも、その下面側には
係止部32の下面側を防護する防護カバー部44を備え
ている。防護カバー部44を以て調理者が過熱した係止
部32に接触するのを防止している。
スライドフレーム10によって支持されるグリルパン1
2は、図4に示すように、グリル庫8の底面に形成され
た一対のレール46上を摺動するとともに、支持部材と
してグリル庫8の壁面部に形成されたスライドガイド4
8を以て安定した摺動が行われる。グリル庫8の内壁部
に突出させたスライドガイド48には、グリルパン12
のフランジ47が当たって支持され、グリルパン12は
スライドフレーム10とともにスライドガイド48とレ
ール46との間で安定した移動が可能である。また、レ
ール46及びスライドガイド48は、グリル庫8を形成
する金属部材を成形加工によって膨出させて形成するこ
とにより、構成部品の削減が可能であるが、グリル庫8
の形成部材と別部材を以て形成し、ねじ等の固定手段を
以て固定することもできる。
は、摺動するグリルパン12がグリル庫8から脱落する
のを防止するため脱落防止機構が設けられている。即
ち、グリル庫8の底板部26には、最終引出し位置を決
定するための係止突部50が形成され、他方、グリルパ
ン12の底面部には、係止突部50に対応して係止突部
52が形成されている。グリル庫8の前方に引き出され
たグリルパン12は、その係止突部52が係止突部50
に当たることにより、それ以上の引出しが阻止され、脱
落が防止される。
ド48の終端部の位置はグリル庫8の内側に設定されて
おり、スライドガイド48と係止突部50との間には僅
かな間隔が設定されている。このため、グリルパン12
を把手14を以て上方ないし斜め上方に引き上げること
で、係止突部50からグリルパン12の係止突部52が
外れ、グリルパン12をグリル庫8から取り出すことが
できる。
耐熱性材料で形成された透明板54の縁部に支持枠56
を取り付けてグリル庫8の内部が見えるように窓部58
を形成したものである。
いて、扉の開閉動作を説明する。
フレーム10を収納した状態では、扉アーム16のスラ
イド部24の終端部側がグリル庫8の底板部26が当た
って扉アーム16は上方に移動しており、扉18はグリ
ル庫8の開口部30を閉塞している。
14を持ってスライドフレーム10を矢印Aで示す方向
に引き出すと、それに応じて扉アーム16も引き出さ
れ、そのスライド部24は底板部26上を移動する。こ
の実施例の場合、スライド部24は傾斜面を成している
ので、それに応じて扉アーム16は支持軸20を中心に
矢印Bで示す方向に回動する。即ち、スライドフレーム
10の引き出し量に比例して扉18が下降する。扉18
の移動はスライドフレーム10と把手14との間隔、即
ち、係止部32側で行われ、把手14の内側であるた
め、調理者は扉18の移動に触れることがない。したが
って、過熱した扉18に調理者が接触することを防護で
きる。
ーム10がグリル庫8から引き出され、扉アーム16が
グリル庫8の底板部26から外れると、扉アーム16は
把手14側の係止部32に係止されて一体的となる。
を収納する場合には、図6に示す状態から図5に示す状
態を経て、矢印Bと反対方向に扉アーム16が回動し、
扉18が上方に移動して、グリル庫8の開口部30が扉
18によって閉じられる。
応じて扉アーム16が回動し、その回動に応じて扉18
が操作され、グリル庫8の開閉が行われる。そして、ス
ライドフレーム10を十分に引き出すと、即ち、扉アー
ム16がグリル庫8から外れてスライドフレーム10側
の係止部32に係止された状態となる。この状態では、
扉アーム16が把手14の内側、即ち、把手14の上下
方向の幅内に覆われた状態となって、しかも、扉18が
傾斜しているため、把手14で大半が覆われた状態とな
る。この結果、スライドフレーム10の上面の開口面積
は極めて広く取られ、調理者が被加熱物の操作に対して
扉18が邪魔になることがない。しかも、実施例では、
把手14の前方に扉18が傾斜して適当な高さの壁を成
すことから、調理物から飛び出す油よけにもなる。
10と係止部32の固定構造の変形例を示している。前
記実施例は、スライドフレーム10に対して係止部32
はねじ40によって固定され、スライドフレーム10か
ら把手14を取り外すことができない形態である。この
実施例では、清掃等の便宜のため、スライドフレーム1
0と係止部32との間にスプリング部材を以て着脱可能
にしたものである。即ち、係止部32には、弾性部材か
らなる固定片80が取り付けられている。この固定片8
0には固定孔82とともに固定爪84が形成され、これ
に対応して係止部32側にはねじ孔86及び透孔88が
形成されている。そして、固定片80は、係止部32側
の固定部分を平坦部90とし、その平坦部90の下側か
らV字形に屈曲して山形を成す固定挿入部92が形成さ
れている。この固定片80は、固定爪84を係止部32
の固定孔88に挿入して折り曲げるとともに、透孔82
からねじ94を係止部32側のねじ孔86にねじ込んで
固定される。
片80の固定挿入部92を挿入する固定片挿入部96が
形成されている。したがって、この固定片挿入孔96に
固定片80の固定挿入部92を挿入することにより、ス
ライドフレーム10と係止部32を合体させることがで
きる。そして、この固定状態はスライドフレーム10の
固定片挿入孔96から固定挿入部92を外すことで、ス
ライドフレーム10と係止部32、即ち、把手14とを
分離させることができる。
示している。前記実施例では、扉アーム16はスライド
フレーム10に固定した板状を成す支持軸20によって
着脱可能に支持させているが、この実施例では、棒状の
支持軸20によって支持し、かつ、扉アーム16は径小
及び径大の支持孔17を以て着脱可能に支持するように
したものである。
扉18を着脱可能に取り付けたが、扉アーム16を左右
別の構成とし、この扉アーム16の端部に固定部98を
設け、この固定部98に扉18を一体的に固定するよう
にしてもよい。この場合、スライドフレーム10から扉
アーム16とともに扉18を外すことができるので、扉
18や扉アーム16の清掃は前記実施例と同様に行うこ
とができる。
グリルパンとして構成し、扉アーム16及び係止部32
はグリルパンとしてのスライドフレーム10に着脱可能
に固定するようにしたものである。このようにすれば、
部品点数を削減でき、スライドフレーム10側の軽量小
型化とともに、グリル庫8の内容積を縮小することなく
小型化を図ることができる。
と扉18とを回動可能にした実施例である。この実施例
では、扉アーム16を左右独立した構成とし、各扉アー
ム16に上方に突出した支持部100及び長穴102を
形成する。これに対し、扉18には支持片104を取り
付け、この支持片104の透孔106と支持部100の
長穴102とを併せ支持部材であるピン108によって
回動可能に扉アーム16間に扉18を取り付けるように
したものである。
動によって扉18が係止部32側の溝部38の形状、こ
の実施例では、垂直を成す溝部38に沿って扉18が移
動すると、その溝部38の壁面に沿って扉18が回動
し、扉18の姿勢が係止部32の形態に応じた軌跡を描
くことになる。即ち、扉アーム16の円弧回動と扉18
の回動姿勢とを独立させることができ、その結果、係止
部32に応じて扉18を所望の姿勢で保持させることが
できる。
グリルパン12とを独立させた場合の実施例である。こ
の場合、スライドフレーム10は、コ字形に形成し、そ
の後端部側に係止片110を形成する。この係止片11
0に対して、グリルパン12には係止孔112を形成す
る。このようにすれば、スライドフレーム10にグリル
パン12を重ね併せるとともに、グリルパン12の係止
孔112に係止片110を挿入することにより、両者を
着脱可能に取り付けることができる。
下面側に膨出させて係止突部52を形成することによ
り、グリル庫8側の係止突部50に対応させることがで
き、グリル庫8からグリルパン12が脱落するのを防止
できる。
グリルパン12とを着脱可能に合体させた場合、グリル
パン12のフランジ47をグリル庫8のスライドガイド
48とスライドフレーム10との間で挟み込むようにす
れば、スライドフレーム10からグリルパン12が脱落
するのを防止できる。
るグリルを例に取って説明したが、本発明は、他の燃料
を加熱源とし、又は電気を加熱源とする加熱調理器に適
用でき、実施例のグリルに限定されるものではない。
ド部24を傾斜面としたが、湾曲面や凹凸面としてもよ
い。
次のような効果が得られる。 a.扉の開閉範囲が最適化され、移動枠の上面空間を扉
で覆うことがなく、広く取ることができ、また、過熱し
た扉に調理者が触れるおそれが少なく、扱いが容易であ
る。 b.移動枠の移動によって扉を開閉することができ、開
閉する扉は把手と移動枠の間に置かれるため、移動枠の
上を扉が覆うことがないので、非加熱物の操作空間を犠
牲にすることができなく、また、移動枠の下に扉が必要
以上に降下することもないので、過熱した扉への接触す
る危険性がない。 c.扉の開閉は、アーム部材とグリル庫の底板部との接
触位置、即ち、幾何学的な位置関係で行われるので、極
めて簡単な構造であって、しかも操作が簡単であり、清
掃等が容易である。 d.扉は把手と移動枠との間に収納でき、把手によって
大半が覆われる結果、過熱した扉に調理者が触れる危険
性がなく、安全である。 e.移動枠とグリルパンは一体化又は着脱可能にするこ
とができ、特別な設計変更を要することがなく、任意の
構造を実現できる。 f.扉とアーム部材とを回動可能にすると、係止部の形
状に応じて扉の姿勢をアーム部材の回動によって変更で
き、扉の回動位置をコンパクト化できる等、製品の体裁
を高めることができる。
示す斜視図である。
面図である。
造を示す縦断面図である。
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
の固定構造を示す側面図である。
の固定構造の分解斜視図である。
ームと扉の固定構造の他の実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
た扉開閉装置を示す分解斜視図である。
た扉開閉装置を示す側面図である。
にした場合の扉開閉装置を示す分解斜視図である。
にした場合の他の扉開閉装置を示す分解斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 加熱調理庫に引き出し可能に設けられた
移動枠と、 この移動枠に取り付けられた把手と、 前記移動枠の側部に回動可能に支持され、前記加熱調理
庫の底板部と接触するスライド部を有し、前記移動枠の
移動に応じて回動することにより、前記底板部に対する
前記スライド部の位置に応じて角度を成すアーム部材
と、 このアーム部材に取り付けられて前記移動枠によって水
平方向に移動するとともに、前記把手と前記移動枠との
間に設定された間隔内を前記アーム部材とともに上下方
向に移動することにより、前記加熱調理庫を開閉する扉
と、 を備えたことを特徴とする加熱調理器の扉開閉装置。 - 【請求項2】 前記スライド部は、前記移動枠の引き出
し位置に応じて前記アーム部材の角度が変化するように
少なくとも傾斜面としたことを特徴とする請求項1記載
の加熱調理器の扉開閉装置。 - 【請求項3】 前記把手と前記移動枠との間に設定され
た前記間隔内に係止部を設け、この係止部に移動する前
記アーム部材又は前記扉を係止させることを特徴とする
請求項1記載の加熱調理器の扉開閉装置。 - 【請求項4】 前記移動枠は、グリルパンと一体に構成
し、又は別体として着脱可能にしたことを特徴とする請
求項1記載の加熱調理器の扉開閉装置。 - 【請求項5】 前記アーム部材に前記扉を回動可能に取
り付け、前記係止部内に移動する前記扉を前記係止部の
溝部に沿って回動させることにより、前記扉の姿勢を変
更するようにした請求項1記載の加熱調理器の扉開閉装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12434794A JP3585529B2 (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 加熱調理器の扉開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12434794A JP3585529B2 (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 加熱調理器の扉開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07305856A true JPH07305856A (ja) | 1995-11-21 |
JP3585529B2 JP3585529B2 (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=14883125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12434794A Expired - Fee Related JP3585529B2 (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 加熱調理器の扉開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3585529B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100656668B1 (ko) * | 2004-05-21 | 2006-12-11 | 린나이코리아 주식회사 | 가열 조리기 |
JP2007071436A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Rinnai Corp | グリル |
JP2011007495A (ja) * | 2010-10-15 | 2011-01-13 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
CN114010070A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-02-08 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 承载装置和烹饪电器 |
-
1994
- 1994-05-12 JP JP12434794A patent/JP3585529B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3585529B2 (ja) | 2004-11-04 |
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