JP3066722U - 魚焼き器における下皿部材の保持構造 - Google Patents

魚焼き器における下皿部材の保持構造

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JP3066722U
JP3066722U JP1999006280U JP628099U JP3066722U JP 3066722 U JP3066722 U JP 3066722U JP 1999006280 U JP1999006280 U JP 1999006280U JP 628099 U JP628099 U JP 628099U JP 3066722 U JP3066722 U JP 3066722U
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靖輝 櫻井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワンタッチで簡単にかつ確実に下皿部材が所
定位置にセットでき、しかもその取付の確実性を容易に
確認できる新規な魚焼き器における下皿部材の保持構造
を提供する。 【解決手段】 受台部10と、下側ヒータ25が配設さ
れた機柱部20と、上側ヒータ35が張り出し状に配置
された回動部30と、操作部40と、下皿部材50と、
焼網部材60と、上蓋部材70とからなる魚焼き器Gに
おいて、サイドガイド部15,16を設け、かつ底ガイ
ド部45を設けるとともに、嵌合段部15を形成し、前
記下皿部材を受台部の所定位置に載置するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、魚焼き器における下皿部材の保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から上蓋部材と下皿部材によって上下にヒータを配備した調理空間を形成 し、該上下ヒータの間に焼網部材を配置して魚を焼く魚焼き器が知られている。 この魚焼き器は、前記焼網部材に魚を置き、上蓋部材を閉めることによって前記 焼網部材の上下に設けられたヒータで魚の両面を焼くものである。この魚焼き器 は、清掃等の為に分解自在になっている。殊に下皿部材は魚を焼いた際の油等が 落下するので、取り外して水洗いできるように構成される。
【0003】 しかるに、従来の魚焼き器の分解構造においては係止部等の構造が複雑なもの が多く、その取り外しや取り付けが容易でなかった。そのために、上蓋部材と下 皿部材の取り付けに時間がかかったり、あるいは完全に所定位置に取り付けられ ないという問題があった。なかでも下皿部材は調理の度に頻繁に取り外したり取 り付けたりされるのであるが、しばしば取り付けが不完全なまま使用されること が多く、上蓋部材と下皿部材のかみ合わせが悪くなって、ときには上蓋部材を無 理に閉めようとしてヒンジ部である回動部にこじりや変形等が生じて故障の原因 となっている。また、従来の魚焼き器の構造では下皿部材が所定位置にセットで きているかどうかが明確でなく、その取り付けに不安が残るものが多かった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は、ワンタッチで簡単にかつ確実に下皿部材が所定位置にセ ットでき、しかもその取付の確実性を容易に確認できる新規な魚焼き器における 下皿部材の保持構造を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 すなわち、この考案は、両側に取っ手部(11,12)が設けられた受台部( 10)と、前記受台部後部に立設され下側ヒータ(25)が前記受台部上に張り 出し状に配設された機柱部(20)と、前記機柱部にヒンジ部(21)を介して 回動自在に設けられ前記下側ヒータに対して近接離隔自在な上側ヒータ(35) が張り出し状に配置された回動部(30)と、前記受台部前部に設けられた操作 部(40)と、後部の切欠窓(55)を介して前記下側ヒータが挿通され前記受 台部に載置される下皿部材(50)と、前記下皿部材内の前記下側ヒータの上方 となるように載置される焼網部材(60)と、後部の切欠窓(72)を介して前 記上側ヒータが挿通され前記回動部に保持される上蓋部材(70)とからなる魚 焼き器(G)において、前記受台部の両側取っ手部の内側に前記下皿部材の両側 面部(51,52)に当接して該側面部の横移動を規制するサイドガイド部(1 5,16)を設け、かつ前記操作部上面には前記下皿部材の底面(53)が滑動 する底ガイド部(45)を設けるとともに、前記受台部の前部には前記下皿部材 の底面前部(54)と当接してその前後動を規制する嵌合段部(17)を形成し 、前記下皿部材を受台部の所定位置に載置するようにしたことを特徴とする魚焼 き器における下皿部材の保持構造に係る。
【0006】 また、請求項2の考案は、請求項1において、前記操作部がタイマースイッチ 部である魚焼き器における下皿部材の保持構造に係る。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の魚焼き器の一実施例を示す分解斜視図、図2は下皿部材の取 付状態を表す一部切欠側面図、図3は下皿部材の取付完了状態を表す一部切欠側 面図、図4は同じく下皿部材の取付完了状態を表す一部切欠正面図である。
【0008】 この考案に係る魚焼き器Gは、図1に示すように、受台部10と、前記受台部 10に立設された機柱部20と、前記機柱部20に回動自在に設けられた回動部 30と、前記受台部10前部に設けられた操作部40と、前記受台部10に載置 される下皿部材50と、前記下皿部材50内に載置される焼網部材60と、上蓋 部材70とからなる。
【0009】 前記受台部10は、前記下皿部材50が載置される部位で、両側に取っ手部1 1,12を有する。該取っ手部11,12の内側には、下皿部材の両側面部51 ,52に当接して該下皿部材50の横移動を規制するサイドガイド部15,16 が設けられる。また、該受台部10の前部には前記下皿部材50の底面前部54 に当接してその前後動を規制する嵌合段部17を有する。図において、符号18 は下皿部材50の熱を逃がす為の放熱開口部、19は脚部である。
【0010】 機柱部20は、前記受台部10後部に立設され下側ヒータ25が前記受台部2 0上に張り出し状に配設される。機柱部20には前記下側ヒータ25及び上側ヒ ータ35にそれぞれ通電する電源コード29が内装されており、該機柱部20後 部より家庭用電源コンセントにつながる電源コード29が伸びている。符号22 は下皿部材50後部が当接する支持部材である。
【0011】 回動部30は、前記機柱部20にヒンジ部21を介して回動自在に設けられ前 記下側ヒータ25に対して近接離隔自在な上側ヒータ35が張り出し状に配置さ れている。この回動部30は、上側ヒータ35(及び上蓋部材70)を前記下側 ヒータ25に対して略垂直状態として離隔する位置(図1の状態)と略水平状態 に近接する位置との間を回動させる。すなわち、使用者は、上蓋部材70を閉じ ることによって上側ヒータ35を下側ヒータ25に近接して調理可能状態を作出 するのである。符号34は上蓋部材70が取り付けられた際に該上蓋部材70の 後部を当接支持する支持部材である。
【0012】 操作部40は、前記受台部10前部に設けられ、この実施例においては、請求 項2にも規定したように、タイマースイッチ部である。この例の操作部40は、 前記機柱部20のヒータ電源(図示せず)に連結されており前記ヒータ25,3 5の調節を行う。 また、この操作部40上面には前記下皿部材50の底面53が滑動する底ガイ ド部45を有する。この底ガイド部45は、取り付け時の下皿部材50の底面5 3を傾斜して滑動させることにより、下皿部材50をスムーズに受台部10上に 導き滑り込ませるものである。なお、この底ガイド部45は特に斜面で形成され たものではなく、取り付け時の下皿部材底面53が当接してその傾斜方向を案内 できればよい。
【0013】 下皿部材50は、後部の切欠窓55を介して前記下側ヒータ25が挿通され前 記受台部10上に載置される。該下皿部材50は、調理中の魚より落下する油を 溜め受けるための受け皿で、熱を持った下皿部材50に落下した油が発煙するこ とを防止するために、調理時には下面の水位線59まで水を張って使用し、使用 後には取り外して洗浄する。また、下皿部材50の底面前部54には前記受台部 10の前記嵌合段部17に嵌合する段部55を有する。なお、この段部55は強 度保持用のリブを兼ねてもよい。
【0014】 焼網部材60は、前記下皿部材50内の下側ヒータ25の上方となるように載 置して上面に魚を配置するもので、この例では、下皿部材50の内側側面51a ,52aに形成された係止リブ58に載置して使用される。
【0015】 上蓋部材70は、後部の切欠窓72を介して前記上側ヒータ35が挿通され前 記回動部30に保持される。この例の上蓋部材70には、遠赤外線を放射する遠 赤反射板75、魚の焼け具合を確認するガラス窓76、開閉の為の蓋取っ手部7 7、前記機柱部20に係止するための係止片78を有する。
【0016】 前記構造よりなる魚焼き器Gの取り付けの一例を説明する。 まず、図1からも解るように、直立した状態の上蓋部材70の切欠窓72から 上側ヒータ35を挿通して該上蓋部材70の係止片78を機柱部20のヒンジ部 21に挿入係止させて取り付ける。このとき、上蓋部材70内面の係止爪79が 該上側ヒータ35上端に係合する。
【0017】 下皿部材50は、図2にも示すように、まず該下皿部材50後部の切欠窓55 に下側ヒータ25を挿入し、該下皿部材50を前記操作部40上面の底ガイド4 5に摺接した傾斜状態でその底面53を滑動させる。このとき、受台部10の取 っ手部11,12のサイドガイド部15,16が該下皿部材50の両側面51, 52に摺接した状態で、下皿部材50を受台部10上に滑り込ませる。したがっ て、下皿部材50は、横方向位置および挿入角度の3方向が規制された状態でス ライドさせることとなり余計なずれやガタツキなく受台部10後部へスムーズに 滑り込むことができる。
【0018】 さらに下皿部材50が滑り込むと、機柱部20の支持部材22に該下皿部材5 0の後側端部56が当接し、と同時に受台部10底面の前記嵌合段部17に下皿 部材50の底面前部54の段部55が当接して、嵌合することによって下皿部材 50の前後方向位置が規制される。 このようにして、下皿部材50を受台部10上に載置すると、横方向を前記サ イドガイド部15,16に、そして前後方向を機柱部20の支持部材22と受台 部10底面の前記嵌合段部17の合計4カ所で完全に規制されるため、所定位置 にずれなく確実に配置することができる。
【0019】 さらに、前記した下皿部50材の保持構造は、スライドしながら押し込み、最 後に受台部10底面の前記嵌合段部17に下皿部材50の底面前部54(段部5 7)が当接、嵌合することによって取り付けが完了する構造であるため、所定位 置に配置できたことが即座に確認することができ、配置後は安定して保持される 。 もちろん該魚焼き器Gの分解及び取り外しも、前記の逆の手順で簡単に行うこ とができる。
【0020】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案の魚焼き器の下皿部材の保持構造によれ ば、下皿部材を受台部に配置するに際して、該下皿部材の横方向を規制するサイ ドガイド部と、底ガイド部で取り付け時の3方向を規制するため、取り付けが非 常に簡単であるとともに、前記サイドガイド部と前後方向を規制する嵌合段部及 び受台部奥の支持部材からなる4カ所の部位で下皿部材を所定位置に完全に保持 する構造であるため、下皿部材の配置が不完全なままで使用することが防止され る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の魚焼き器の一実施例を示す分解斜視
図である。
【図2】下皿部材の取付状態を表す一部切欠側面図であ
る。
【図3】下皿部材の取付完了状態を表す一部切欠側面図
である。
【図4】同じく下皿部材の取付完了状態を表す一部切欠
正面図である。
【符号の説明】
10 受台部 11 取っ手部 15,16 サイドガイド部 17 嵌合段部 20 機柱部 30 回動部 35 上側ヒータ 40 操作部 45 底ガイド部 50 下皿部材 60 焼網部材 70 上蓋部材 G 魚焼き器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に取っ手部(11,12)が設けら
    れた受台部(10)と、 前記受台部後部に立設され下側ヒータ(25)が前記受
    台部上に張り出し状に配設された機柱部(20)と、 前記機柱部にヒンジ部(21)を介して回動自在に設け
    られ前記下側ヒータに対して近接離隔自在な上側ヒータ
    (35)が張り出し状に配置された回動部(30)と、 前記受台部前部に設けられた操作部(40)と、 後部の切欠窓(55)を介して前記下側ヒータが挿通さ
    れ前記受台部に載置される下皿部材(50)と、 前記下皿部材内の前記下側ヒータの上方となるように載
    置される焼網部材(60)と、 後部の切欠窓(72)を介して前記上側ヒータが挿通さ
    れ前記回動部に保持される上蓋部材(70)とからなる
    魚焼き器(G)において、 前記受台部の両側取っ手部の内側に前記下皿部材の両側
    面部(51,52)に当接して該側面部の横移動を規制
    するサイドガイド部(15,16)を設け、かつ前記操
    作部上面には前記下皿部材の底面(53)が滑動する底
    ガイド部(45)を設けるとともに、前記受台部の前部
    には前記下皿部材の底面前部(54)と当接してその前
    後動を規制する嵌合段部(17)を形成し、前記下皿部
    材を受台部の所定位置に載置するようにしたことを特徴
    とする魚焼き器における下皿部材の保持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記操作部がタイマ
    ースイッチ部である魚焼き器における下皿部材の保持構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014004485A (ja) * 2013-10-11 2014-01-16 Iris Ohyama Inc 電気調理器

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