JPH1176070A - バーベキューコンロ - Google Patents

バーベキューコンロ

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JPH1176070A
JPH1176070A JP24291597A JP24291597A JPH1176070A JP H1176070 A JPH1176070 A JP H1176070A JP 24291597 A JP24291597 A JP 24291597A JP 24291597 A JP24291597 A JP 24291597A JP H1176070 A JPH1176070 A JP H1176070A
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JP
Japan
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storage container
leg
barbecue
lids
opening
Prior art date
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JP24291597A
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English (en)
Inventor
Haruichi Toyama
晴一 外山
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GREEN LIFE KK
Green Life Co Ltd Japan
Original Assignee
GREEN LIFE KK
Green Life Co Ltd Japan
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーベキューを行うときにサイドテーブルが
邪魔にならず、鉄板やバーベキュー網などの焼き手段の
上に良好に手を延ばしてバーベキューすることができる
使い易い実用性に秀れたバーベキューコンロを提供する
ものである。 【解決手段】 上部に開口部1を有し内部にロストル
8,鉄板9,バーベキュー網10等の焼き手段を具備した
収納容器本体2に開口部1を区分して閉塞する複数の蓋
体3・4を設け、この蓋体3・4は、開放した際設地面
と略平行となる位置で保持されるように構成されている
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組立式のバーベキ
ューコンロに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】アウト
ドアブームの中、キャンプ地などに持ち運び現地で組み
立てて使用するバーベキューコンロが多数市販されてい
る。
【0003】これらのバーベキューコンロには、例えば
収納容器本体の開口部を閉塞するとともに開放した際設
地面と略平行となってサイドテーブルとなる蓋体を有
し、この収納容器本体内にロストル,鉄板,バーベキュ
ー網などの焼き手段を収納し、収納容器本体のロストル
に入れた木炭などの燃料で収納容器本体上に設置した鉄
板やバーベキュー網を加熱する構造を採用し、サイドテ
ーブルに食材料や調味料などを載置できるよう構成して
いるものがある。
【0004】一方、上記バーベキューコンロには蓋体
(サイドテーブル)が1つしか設けられておらず、開口
部が長方形の場合、収納容器本体の長辺方向にサイドテ
ーブルを設けると安定性が悪くなるため、収納容器本体
の短辺方向にサイドテーブルが設ける構造が採用されて
いる(以下、従来例という。)。
【0005】しかし、この従来例には、該従来例を使用
してバーベキューを行うとき、収納容器本体の長辺方向
に立って調理する場合には、鉄板の端部を調理するとき
に手を延ばさなければならず該手がバーベキューの熱で
熱くなり、また、収納容器本体の短辺方向に立って調理
する場合には、サイドテーブル側に立つと調理するとき
にサイドテーブルそのものやサイドテーブル上の食材料
や調味料が邪魔になり、サイドテーブルの逆側に立つと
食材料や調味料を使用するときに手がバーベキューの熱
で熱くなるという問題点がある。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するもので、
バーベキューを行うときにサイドテーブルが邪魔になら
ず、鉄板やバーベキュー網などの焼き手段の上に良好に
手を延ばしてバーベキューすることができる使い易い実
用性に秀れたバーベキューコンロを提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0008】上部に開口部1を有し内部にロストル8,
鉄板9,バーベキュー網10等の焼き手段を具備した収納
容器本体2に開口部1を区分して閉塞する複数の蓋体3
・4を設け、この蓋体3・4は、開放した際設地面と略
平行となる位置で保持されるように構成されていること
を特徴とするバーベキューコンロに係るものである。
【0009】また、請求項1記載のバーベキューコンロ
において、蓋体3・4が収納容器本体2の端部に枢着さ
れていることを特徴とするバーベキューコンロに係るも
のである。
【0010】また、請求項1,2いずれか1項に記載の
バーベキューコンロにおいて、開放した蓋体3に載置す
る焼き過ぎ防止網13を設け、この焼き過ぎ防止網13を収
納容器本体2内に収納したことを特徴とするバーベキュ
ーコンロに係るものである。
【0011】また、請求項1〜3いずれか1項に記載の
バーベキューコンロにおいて、蓋体3・4を着脱自在に
構成したことを特徴とするバーベキューコンロに係るも
のである。
【0012】また、上部に開口部1を有する収納容器本
体2内にロストル8,鉄板9,バーベキュー網10等の焼
き手段を収納し、収納容器本体2の端部に前記開口部1
を閉塞する蓋体3・4を枢着し、収納容器本体2の下端
に擺動した際該収納容器本体2の下面に添設される脚体
5を枢着し、収納容器本体2の側部に握持部6を設け、
使用時において脚体5を起立し、蓋体3・4を開放して
収納容器本体2内のロストル8及び焼き手段を所定箇所
に設置して組み立てるバーベキューコンロAであって、
前記蓋体3・4を複数設けて開口部1を区分して閉塞す
るよう構成し、この蓋体3・4は、開放した際設地面と
略平行となる位置で保持されるように構成され、一方、
ロストル8の両端に把持部14を有しこの把持部14に鉄板
9若しくはバーベキュー網10を載置支承する上下多段の
支承部16を形成した支承体15を設けたことを特徴とする
バーベキューコンロに係るものである。
【0013】また、請求項5記載のバーベキューコンロ
において、収納容器本体2に脚体5の基部を保護する収
納部7を設け、この収納部7に軸杆17を設け、一方、脚
体5の基部に細長孔18を設け、該細長孔18に前記軸杆17
を貫挿して脚体5を該細長孔18に沿って上下摺動可能に
設け、収納容器本体2の下部に添設された状態の脚体5
を第一方向イへ擺動させて起立状態とした際、必要以上
に第一方向イへ該脚体5が擺動することを阻止するピン
19と起立状態の脚体5が第二方向ロへ擺動することを阻
止する押圧操作体20とを一対として収納部7内の軸杆17
の上側に設けたことを特徴とするバーベキューコンロに
係るものである。
【0014】また、上部に開口部1を有する収納容器本
体2内にロストル8,鉄板9,バーベキュー網10等の焼
き手段を収納し、収納容器本体2の端部に前記開口部1
を閉塞する蓋体3・4を枢着し、収納容器本体2の下端
に擺動した際該収納容器本体2の下面に添設される脚体
5を枢着し、収納容器本体2の側部に握持部6を設け、
使用時において脚体5を起立し、蓋体3・4を開放して
収納容器本体2内のロストル8及び焼き手段を所定箇所
に設置して組み立てるバーベキューコンロAであって、
前記蓋体3・4を複数設けて開口部1を区分して閉塞す
るよう構成し、この蓋体3・4は、開放した際設地面と
略平行となる位置で保持されるように構成されるととも
に該蓋体3・4を着脱自在に構成し、開放した蓋体3に
載置する焼き過ぎ防止網13を前記収納容器本体2に収納
し、ロストル8の両端に把持部14を有しこの把持部14に
鉄板9若しくはバーベキュー網10を載置支承する上下多
段の支承部16を形成した支承体15を設け、収納容器本体
2に脚体5の基部を保護する収納部7を設け、この収納
部7に軸杆17を設け、一方、脚体5の基部に細長孔18を
設け、該細長孔18に前記軸杆17を貫挿して脚体5を該細
長孔18に沿って上下摺動可能に設け、収納容器本体2の
下部に添設された状態の脚体5を第一方向イへ擺動させ
て起立状態とした際、必要以上に第一方向イへ該脚体5
が擺動することを阻止するピン19と起立状態の脚体5が
第二方向ロへ擺動することを阻止する押圧操作体20とを
一対として収納部7内の軸杆17の上側に設けたことを特
徴とするバーベキューコンロに係るものである。
【0015】
【発明の作用及び効果】例えば、2枚の蓋体3・4を収
納容器本体2の対向する端部に枢着すると、蓋体3・4
を開放した際該蓋体3・4は開口部1の対向する位置に
配置されることとなるから、鉄板9やバーベキュー網10
などを用いてバーベキューをするときに蓋体3・4や該
蓋体3・4上の載置した食材料や調味料などが邪魔にな
らず、且つ、該蓋体3・4上の載置した食材料や調味料
に手が届き易く、良好にバーベキューすることができる
また、焼き過ぎ防止網13を収納容器本体2内に収納する
と、勢いにまかせて多量の食材料を焼いてしまったとき
にも、開放した蓋体3に載置した焼き過ぎ防止網13上に
焼けた食材料を仮載置することで、食材料が焦げてしま
うことを防止することができる。
【0016】また、蓋体3・4を着脱自在に構成する
と、バーベキュー後に蓋体3・4を取り外して収納容器
本体2を洗浄することが可能となり、洗浄作業が簡易に
なる。
【0017】本発明は上述のように構成したから、バー
ベキューを行うときにサイドテーブルとして使用する蓋
体が邪魔にならず、鉄板やバーベキュー網の上及び蓋体
上の食材料や調味料に良好に手を延ばしてバーベキュー
することができる使い易い実用性に秀れたバーベキュー
コンロとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】図面は本発明の一実施例を図示し
たもので、以下に説明する。
【0019】本実施例は、上部に開口部1を有し内部に
ロストル8,鉄板9及びバーベキュー網10の焼き手段を
具備した収納容器本体2に開口部1を2つに区分して閉
塞する2枚の蓋体3・4を設け、この蓋体3・4は、開
放した際設地面と略平行となる位置で保持されるように
構成されているバーベキューコンロAに係るものであ
る。
【0020】開口部1は長方形に設定されており、この
開口部1の長辺方向の対向する端部に夫々蓋体3・4が
枢着されている。
【0021】収納容器本体2内には、上記焼き手段の他
に焼き過ぎ防止網13が収納されており、該焼き過ぎ防止
網13は開放した蓋体3の一方の裏面に載置される。
【0022】蓋体3・4の裏面には開放した際に食材料
や調味料などを載置可能なサイドテーブル部29が設けら
れており、このサイドテーブル部29は前記焼き過ぎ防止
網13を載置した際、焼き過ぎ防止網13からサイドテーブ
ル部29へ食材料の油や汁が落下できるよう構成される。
【0023】この蓋体3・4は、開口部1を閉塞した際
には、収納容器本体2の側部に設けられた止め金具24に
より開放を阻止される。
【0024】蓋体3・4と収納容器本体2との枢着構造
について、図6,7に基づいて詳述する。
【0025】蓋体3・4の端部に第一突出部32を設け、
この第一突出部32に枢着杆33及び擺動制限部34を設け
る。
【0026】一方、収納容器本体2の端部に第二突出部
35を設け、この第二突出部35に前記枢着杆33を載置して
廻動自在とする枢着杆載置部36及び蓋体3・4を擺動し
て前記開口部1を開放した際バーベキューコンロAの設
地面と略平行となる位置で前記擺動制限部34が当接して
該蓋体3・4の擺動を制限する当接部37を設ける。
【0027】この枢着杆載置部36は屈曲部38を有する細
長凹部形状に設けられ、枢着杆載置部36の載置開口部39
から前記枢着杆33を取り出すことで蓋体3・4を取り外
せるよう構成している。
【0028】従って、蓋体3・4を擺動して開口部1を
開放した際には、該蓋体3・4がバーベキューコンロA
の設地面と略平行となる位置で擺動制限部34が当接部37
に当接し、この枢着構造により蓋体3・4はバーベキュ
ーコンロAの設地面と略平行となる位置で支承保持され
ることとなる。
【0029】尚、蓋体3・4は枢着杆載置部36の載置開
口部39から取り外せるよう構成されているが、蓋体3・
4を擺動する際には枢着杆33は屈曲部38の抜け止め作用
により枢着杆載置部36から離脱せず、蓋体3・4が不意
に外れたりせずに良好に擺動することができる。
【0030】ロストル8は収納容器本体2に設置した際
に該収納容器本体2の開口部1を隠蔽するとともに該収
納容器本体2の側部及び底部との間に間隙を有するよう
構成されている。従って、該間隙はロストル8内で木炭
などの燃料Bを燃焼して発生させた熱が該ロストル8の
側部や底部から放出されることを防止する断熱部とな
り、ロストル8上に効率良く熱が放出されることとな
る。尚、符号26はロストル8内の燃料Bに空気を供給す
る通気孔、符号27はロストル8内の燃料Bの灰を落下さ
せる灰排出孔である。また、符号28は前記間隙及び通気
孔26を経由してロストル8内の燃料Bに空気を供給する
収納容器本体2に設けた空気孔である。
【0031】このロストル8の両端部には該ロストル8
を持ち上げる把持部14を有する支承体15が枢着され、こ
の支承体15には該支承体15を起立したとき鉄板9やバー
ベキュー網10を支承する支承部16が上下多段に設けら
れ、該支承部16が鉄板9やバーベキュー網10上の食材料
の火加減を調節する高さ調節機構に構成されている。
【0032】この支承体15の枢着部には該支承体15の起
立状態を保持する起立保持機構23が設けられており、起
立した支承体15が不意に倒伏擺動しないよう構成してい
る(燃料Bが燃焼しているときに倒伏すると危険であ
る。)。
【0033】また、収納容器本体2の下部には擺動した
際該収納容器本体2の下面に添設される脚体5が枢着さ
れている。
【0034】脚体5と収納容器本体2との枢着構造につ
いて詳述する。
【0035】収納容器本体2に脚体5の基部を保護する
収納部7を設け、この収納部7には軸杆17を設ける。ま
た、収納部7は断面コ字状に構成されており、脚体5を
収納容器本体2の下面に添設したときは、該脚体5は収
納部7の側方開口部7aから突出し、脚体5を起立した
ときは、該脚体5は収納部7の下方開口部7bから突出
する。
【0036】一方、脚体5の基部に細長孔18を設け、該
細長孔18に前記軸杆17を貫挿して脚体5を該細長孔18に
沿って上下摺動可能に設ける。
【0037】また、収納容器本体2の下部に添設された
状態の脚体5を第一方向イへ擺動させて起立状態とした
際、必要以上に第一方向イへ該脚体5が擺動することを
阻止するピン19と起立状態の脚体5が第二方向ロへ擺動
することを阻止する押圧操作体20とを一対として収納部
7内の軸杆17の上側に設ける。
【0038】ピン19は収納部7内に固定状態に架設され
ており、脚体5を細長孔18に沿って上下いずれの方向に
摺動した状態でも、該脚体5を第一方向イへ擺動した際
に所定の擺動位置で該脚体5に当接して該脚体5の擺動
を制限する。
【0039】押圧操作体20は、収納部7の背面から該収
納部7内に挿入され、押し込み操作により脚体5に当接
して該脚体5を押圧し、該脚体5をピン19と一対で挟持
するよう設けられている。尚、押圧操作体20には雄ネジ
部が設けられ、また収納部7の挿入部には雌ネジ部が設
けられて両者は螺合されており、押圧操作体20の廻動操
作により該押圧操作体20は収納部7内に押し込まれて押
圧操作体20の先端が脚体5に当接することとなり、更に
押圧操作体20を廻動することにより該押圧操作体20の先
端が脚体5を押圧して押圧操作体20の先端と前記ピン19
とで脚体5を挟持し、該脚体5が擺動不能に固定され
る。また、押圧操作体20を逆方向へ廻動して押圧操作体
20の先端と脚体5との当接を解除すると、脚体5は第一
方向イへ擺動可能となる。
【0040】一方、脚体5が固定軸を支点に擺動するよ
う構成されていると、押圧操作体20の押し込み量、即ち
押圧操作体20の廻動操作量を非常に大きく設定しなけれ
ばならず、押し込み操作が厄介となる。
【0041】しかし、本実施例では脚体5が細長孔18に
沿って上下摺動可能に設定され、脚体5を上方に摺動さ
せたときにのみ押圧操作体20の先端が該脚体5に当接で
きるよう位置関係を設定しているため、脚体5を下方へ
摺動させた際には押圧操作体20の押し込み量に関係なく
該脚体5は第一方向イ及び第二方向ロへ擺動可能となり
(第一方向イへの擺動は前記したようにピン19により制
限される。)、脚体5を上方へ摺動させた際には脚体5
の当接部が押圧操作体20の先端に位置して該押圧操作体
20の廻動押し込み操作によりピン19と対で脚体5の擺動
を阻止することができることとなり、押圧操作体20の押
し込み量を可及的に少なくすることができる。
【0042】脚体5を収納容器本体2の下面に添設した
際には、該脚体5が収納部7の遊離両端部に設けた凸状
係止部31に挟圧状態に係止されて不意に第一方向イへ擺
動しないように構成されている。尚、この挟圧係止は手
で脚体5を引っ張ることで容易に係止解除できるように
設定しておく。また、凸状係止部31は収納部7の遊離両
端部の一部を凹ませることで簡易に設けることができ
る。
【0043】図中、符号6はバーベキューコンロAを持
ち運ぶ際に使用する握持部である。
【0044】以下、本実施例の使用方法について詳述す
る。
【0045】握持部6を持ってバーベキューコンロAを
設置場所に運ぶ。
【0046】続いて、収納容器本体2の下面に添設され
た脚体5を第一方向イへ擺動して起立し、該脚体5を細
長孔18に沿って上方へ摺動させ、押圧操作体20を押し込
み廻動操作して該押圧操作体20を脚体5に当接させ、押
圧操作体20とピン19とで脚体5を挟持して該脚体5の起
立状態を固定保持する。
【0047】続いて、設地面に脚体5を立設し、止め金
具24を操作して蓋体3・4を擺動可能とし、該蓋体3・
4を擺動して収納容器本体2の開口部1を開放する。こ
のとき、蓋体3・4はバーベキューコンロAの設地面と
略平行となる位置で支承保持されることとなる。
【0048】続いて、収納容器本体2内の鉄板9,バー
ベキュー網10及び焼き過ぎ防止網13を取り出し、焼き過
ぎ防止網13を蓋体3のサイドテーブル部29に設置する。
尚、ロストル8は、収納容器本体2内に収納した状態に
まま使用することができるよう設定しておく。
【0049】続いて、支承体15を起立し、ロストル8内
に木炭などの燃料Bを入れ、該燃料Bを燃焼させる。
【0050】続いて、支承体15の支承部16に鉄板9若し
くはバーベキュー網10のいずれか一方の焼き手段を載置
し、サイドテーブル部29に食材料や調味料を載置してバ
ーベキューを行う。尚、鉄板9若しくはバーベキュー網
10の高さは任意に設定する。また、鉄板9とバーベキュ
ー網10とを一緒に使用しようとすると、上側となる焼き
手段にロストル8内に燃料Bが燃焼する熱が伝達されに
くく、使い勝手が悪いこととなる。
【0051】勢いにまかせて食材料を焼き過ぎたときに
は、焦げそうな食材料を焼き過ぎ防止網13上に載置す
る。また、焼き過ぎ防止網13を使用しない場合には、蓋
体3・4の双方に食材料や調味料を載置することが可能
となる。
【0052】また、バーベキューコンロAを片付けると
きは、先ず、鉄板9若しくはバーベキュー網10を取り外
し、ロストル8内の燃料Bの火が消えたことを確認し、
把持部14を持ってロストル8を持ち運び、燃料Bの燃え
カスを捨てる。
【0053】続いて、収納容器本体2から蓋体3・4を
取り外し、該蓋体3・4やロストル8や鉄板9などのバ
ーベキューコンロAの各部材を洗う。
【0054】続いて、収納容器本体2にロストル8を収
納し、支承体15をロストル8内に伏倒する。
【0055】続いて、収納容器本体2に鉄板9,バーベ
キュー網10,焼き過ぎ防止網13などの焼き手段を収納す
る。
【0056】続いて、収納容器本体2の開口部1に蓋体
3・4を取り付け、該蓋体3・4で開口部1を隠蔽し、
該蓋体3・4を止め金具24で擺動不能に固定する。
【0057】続いて、押圧操作体20を引き出し方向に廻
動操作して脚体5を下方へ摺動可能とし、該脚体5を下
方へ摺動させた後第二方向ロへ擺動させ、該脚体5を凸
状係止部31に係止して収納容器本体2の下面に添設し、
握持部6を持って持ち運ぶ。
【0058】本発明は上述のように構成したから、バー
ベキューする際に蓋体3・4が鉄板9やバーベキュー網
10などの焼き手段の長辺方向に位置することとなり、バ
ーベキューする際にサイドテーブル部29やサイドテーブ
ル部29上の食材料や調味料が邪魔にならず、焼き手段上
やサイドテーブル部29上に手を延ばして良好にバーベキ
ューすることができる実用性に秀れたバーベキューコン
ロとなる。
【0059】また、焼き過ぎ防止網13を収納容器本体2
内に収納したから、勢いにまかせて多量の食材料を焼い
てしまったときにも、開放した蓋体3に設けた焼き過ぎ
防止網13上に焼けた食材料を仮載置することで、食材料
が焦げてしまうことを防止することができる実用性に秀
れたバーベキューコンロとなる。
【0060】また、蓋体3・4を着脱自在に構成したか
ら、バーベキュー後に蓋体3・4を取り外して収納容器
本体2を洗浄することが可能となり、洗浄作業が簡易に
なる実用性に秀れたバーベキューコンロとなる。
【0061】また、ロストル8を持ち上げる把持部14に
焼き手段を支承する支承部16を上下多段に設けたから、
鉄板9やバーベキュー網10の高さを調節して火加減を適
宜調節することができる高さ調節機構と把持部14とを一
体にして部品点数が減少し、高さ調節機構を紛失したり
する恐れも無くなる生産性,実用性に秀れたバーベキュ
ーコンロとなる。
【0062】また、起立した脚体5をピン19と押圧操作
体20とで挟持して第一方向イ及び第二方向ロへの擺動を
防止するよう構成したから、脚体5が収納容器本体2を
確実に支承して設地面に安定性良く転倒不能に載置する
ことができる実用性に秀れたバーベキューコンロとな
る。
【0063】また、脚体5の第一方向イへの擺動阻止及
び擺動阻止の解除は、押圧操作体20の押し込み及び引き
出し作業により簡単にでき、この押し込み及び引き出し
作業は収納部7に螺合された押圧操作体20の廻動により
行われるから、不意に押圧操作体20が押し込まれたり引
き出されたりせず脚体5の擺動阻止及び擺動阻止の解除
を所望通りに行うことができる組立作業性,実用性に秀
れたバーベキューコンロとなる。
【0064】また、脚体5が軸杆17に沿って上下摺動可
能に設けられているから、脚体5を下方へ摺動させた際
には押圧操作体20の押し込み量に関係なく擺動阻止が解
除されて第二方向ロへ摺動可能となって収納容器本体2
の下面に添設可能となり、脚体5を上方へ摺動させた際
には該脚体5の当接部に押圧操作体20の先端が当接可能
となって該押圧操作体20の先端を押圧当接することでピ
ン19と一対で脚体5の擺動を阻止することが可能とな
り、押圧操作体20の押し込み量が可及的に少なくて組立
作業性が良好となり、脚体5を上方へ摺動させた状態は
バーベキューコンロAを使用しているときには収納容器
本体2の重さで保持されて押圧操作体20の先端と脚体5
の当接とが解除されないから、脚体5は第一方向イ及び
第二方向ロへの擺動を阻止されて安定した状態で確実に
収納容器本体2を立設保持することができる実用性に秀
れたバーベキューコンロとなる。
【0065】また、脚体5の枢着部は収納部7に保護さ
れ、この収納部7に軸杆17,ピン19及び押圧操作体20を
設けたから、脚体5の枢着部や擺動阻止機構及び擺動阻
止解除機構が壊れず、軸杆17,ピン19及び押圧操作体20
の配設位置を強固に固定できてその配設も容易となる耐
久性,生産性に秀れたバーベキューコンロとなる。
【0066】尚、本実施例では蓋体3・4を開口部1の
長辺方向に枢着しているが、一方の蓋体3を開口部1の
短辺方向に枢着すると蓋体3・4と焼き手段とがL型に
配置されることとなり、蓋体3が枢着された側の開口部
1の短辺側に立ってバーベキューすると蓋体3・4のサ
イドテーブル29により一層手が届き易くなるが、開口部
1の対抗する短辺側に2人立ってバーベキューする場合
には、本実施例の方が両者から手が届き易くて使い勝手
が良いこととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の説明斜視図である。
【図2】本実施例の説明分解斜視図である。
【図3】本実施例の脚体5の枢着部の説明斜視図であ
る。
【図4】本実施例の脚体5の枢着部の説明断面図であ
る。
【図5】本実施例の脚体5の枢着部の説明断面図であ
る。
【図6】本実施例の蓋体3・4の枢着部の説明断面図で
ある。
【図7】本実施例の蓋体3・4の枢着部の説明断面図で
ある。
【図8】本実施例の使用状態を示す説明斜視図である。
【図9】本実施例の使用状態を示す説明斜視図である。
【符号の説明】
1 開口部 2 収納容器本体 3・4 蓋体 5 脚体 6 握持部 7 収納部 8 ロストル 9 鉄板 10 バーベキュー網 13 焼き過ぎ防止網 14 把持部 15 支承体 16 支承部 17 軸杆 18 細長孔 19 ピン 20 押圧操作体 A バーベキューコンロ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に開口部を有し内部にロストル,鉄
    板,バーベキュー網等の焼き手段を具備した収納容器本
    体に開口部を区分して閉塞する複数の蓋体を設け、この
    蓋体は、開放した際設地面と略平行となる位置で保持さ
    れるように構成されていることを特徴とするバーベキュ
    ーコンロ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバーベキューコンロにお
    いて、蓋体が収納容器本体の端部に枢着されていること
    を特徴とするバーベキューコンロ。
  3. 【請求項3】 請求項1,2いずれか1項に記載のバー
    ベキューコンロにおいて、開放した蓋体に載置する焼き
    過ぎ防止網を設け、この焼き過ぎ防止網を収納容器本体
    内に収納したことを特徴とするバーベキューコンロ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれか1項に記載のバー
    ベキューコンロにおいて、蓋体を着脱自在に構成したこ
    とを特徴とするバーベキューコンロ。
  5. 【請求項5】 上部に開口部を有する収納容器本体内に
    ロストル,鉄板,バーベキュー網等の焼き手段を収納
    し、収納容器本体の端部に前記開口部を閉塞する蓋体を
    枢着し、収納容器本体の下端に擺動した際該収納容器本
    体の下面に添設される脚体を枢着し、収納容器本体の側
    部に握持部を設け、使用時において脚体を起立し、蓋体
    を開放して収納容器本体内のロストル及び焼き手段を所
    定箇所に設置して組み立てるバーベキューコンロであっ
    て、前記蓋体を複数設けて開口部を区分して閉塞するよ
    う構成し、この蓋体は、開放した際設地面と略平行とな
    る位置で保持されるように構成され、一方、ロストルの
    両端に把持部を有しこの把持部に鉄板若しくはバーベキ
    ュー網を載置支承する上下多段の支承部を形成した支承
    体を設けたことを特徴とするバーベキューコンロ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のバーベキューコンロにお
    いて、収納容器本体に脚体の基部を保護する収納部を設
    け、この収納部に軸杆を設け、一方、脚体の基部に細長
    孔を設け、該細長孔に前記軸杆を貫挿して脚体を該細長
    孔に沿って上下摺動可能に設け、収納容器本体の下部に
    添設された状態の脚体を第一方向イへ擺動させて起立状
    態とした際、必要以上に第一方向イへ該脚体が擺動する
    ことを阻止するピンと起立状態の脚体が第二方向ロへ擺
    動することを阻止する押圧操作体とを一対として収納部
    内の軸杆の上側に設けたことを特徴とするバーベキュー
    コンロ。
  7. 【請求項7】 上部に開口部を有する収納容器本体内に
    ロストル,鉄板,バーベキュー網等の焼き手段を収納
    し、収納容器本体の端部に前記開口部を閉塞する蓋体を
    枢着し、収納容器本体の下端に擺動した際該収納容器本
    体の下面に添設される脚体を枢着し、収納容器本体の側
    部に握持部を設け、使用時において脚体を起立し、蓋体
    を開放して収納容器本体内のロストル及び焼き手段を所
    定箇所に設置して組み立てるバーベキューコンロであっ
    て、前記蓋体を複数設けて開口部を区分して閉塞するよ
    う構成し、この蓋体は、開放した際設地面と略平行とな
    る位置で保持されるように構成されるとともに該蓋体を
    着脱自在に構成し、開放した蓋体に載置する焼き過ぎ防
    止網を前記収納容器本体に収納し、ロストルの両端に把
    持部を有しこの把持部に鉄板若しくはバーベキュー網を
    載置支承する上下多段の支承部を形成した支承体を設
    け、収納容器本体に脚体の基部を保護する収納部を設
    け、この収納部に軸杆を設け、一方、脚体の基部に細長
    孔を設け、該細長孔に前記軸杆を貫挿して脚体を該細長
    孔に沿って上下摺動可能に設け、収納容器本体の下部に
    添設された状態の脚体を第一方向イへ擺動させて起立状
    態とした際、必要以上に第一方向イへ該脚体が擺動する
    ことを阻止するピンと起立状態の脚体が第二方向ロへ擺
    動することを阻止する押圧操作体とを一対として収納部
    内の軸杆の上側に設けたことを特徴とするバーベキュー
    コンロ。
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