JP2753196B2 - グリル付きテーブルコンロ - Google Patents

グリル付きテーブルコンロ

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JP2753196B2
JP2753196B2 JP1607794A JP1607794A JP2753196B2 JP 2753196 B2 JP2753196 B2 JP 2753196B2 JP 1607794 A JP1607794 A JP 1607794A JP 1607794 A JP1607794 A JP 1607794A JP 2753196 B2 JP2753196 B2 JP 2753196B2
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grill
door
grill door
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water tray
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資正 垣内
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HAAMAN KK
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グリルを備えたグリル
付きテーブルコンロに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、グリルを備えたグリル付きテーブ
ルコンロとしては種々のものが提供されており、これら
のものにおいてはグリルで魚等を焼くものであるが、使
用時には引き出し扉の引き出し移動によって調理器具本
体に設けられたグリル室より焼網を調理器具本体外に引
き出し、焼網上に魚等の調理物を置いて再度焼網をグリ
ル室内に収納して魚を焼くものである。引き出し扉の上
部には覗き窓部が設けられており、引き出し扉と覗き窓
部とでグリル室の前面開口を閉じると共に覗き窓部より
調理物の焼け具合等を確認することができるようになっ
ている。そして、魚を裏返したり、取り出したりする場
合には焼網をグリル室より引き出した状態として焼網上
の魚を裏返したり、グリル室より取り出すというもので
ある。しかしながら、これらのものにおいてはグリル室
の前面開口を閉じるように引き出し扉の上部に立ち上げ
た状態で設けられている覗き窓部が邪魔になって魚を裏
返したり、取り出す作業を行いにくいという問題があ
り、また、魚を裏返したり、取り出す作業を行う時に高
温となった覗き窓部に使用者の手や腕が触れて使用者が
火傷するというような問題があり、使い勝手が悪いもの
であった。このため、近年、引き出し扉の引き出し移動
に連動して覗き窓部が移動するようになったものが種々
提供されている。例えば、引き出し扉の引き出しに連動
して覗き窓部が上方に回動移動するタイプのものや、引
き出し扉の移動に連動して引き出し扉と一体となった覗
き窓部が引き出し扉と共に下降移動するタイプのもの等
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、覗き窓部を上
にはね上げるタイプのものは、引き出し扉の引き出しに
連動して覗き窓部が上方に回動移動することで覗き窓部
が邪魔になるのを回避することができるものであるが、
覗き窓部は全体が露出した状態で回動移動するようにな
っており、手や腕が触れた場合には火傷するという危険
性があった。しかも、覗き窓部を上方に回動移動させる
ための構造を採用するにあたって部品点数が多くコスト
が高くつく上に覗き窓部の取り外しが困難であり、手入
れ性に欠けるという問題があった。また、引き出し扉の
移動に連動して引き出し扉と一体となった覗き窓部を下
降移動させるタイプのものは、引き出し扉と覗き窓部と
を同時に下げる機構の為、熱くなった覗き窓部のガラス
が調理物の取り出し時においてもまだ手前に位置するた
めにガラスに触れて火傷する可能性が高い。さらに、引
き出し扉と共に覗き窓部を手前に引き出してさらに下げ
る操作が必要であり、2アクションとなって不安感も伴
い操作性が悪いという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、調理物の出し入れを容易にしながらグリル扉
に手が触れて火傷するのを確実に防止することができる
グリル付きテーブルコンロを提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、グリル室1に対して出し入れ
自在な水入皿2にグリル扉スライドレバー3の一端を回
動自在に装着し、グリル室1の前面開口の略下半分を閉
塞し得るグリル把手4を水入皿2の前端に設け、水入皿
2とグリル把手4との間にグリル室1の前面開口の略上
半分を閉塞し得るグリル扉5を上下動自在に設け、上記
グリル扉スライドレバー3の他端をグリル扉5に取着
し、グリル室1の底板6の前端部にグリル扉スライドレ
バー3を摺動自在に支持する支持部7を設け、水入皿2
の引き出しに連動して水入皿2とグリル把手4との間に
設けられた収納部8内にグリル扉5を収納するようにガ
イドするガイド部9をグリル扉スライドレバー3に設け
たことを特徴とするものである。
【0006】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、収納時におけるグリル扉5の上端部がグリル把手
4の上端部より下がっていることを特徴とするものであ
る。請求項3の発明では、請求項1の発明において、水
入皿2の上方に焼網10を設け、焼網10の上面部が収
納時におけるグリル扉5の上端部よりも上方に配置され
ていることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、グリル把手4を持っ
てグリル把手4と共に水入皿2をグリル室1より引き出
すとグリル扉スライドレバー3に設けられたガイド部9
によって水入皿2の引き出しに連動してグリル扉5が下
降して水入皿2とグリル把手4との間に設けられた収納
部8内にグリル扉5が収納されるものであり、調理物を
取り出す時にグリル扉5が邪魔になるようなことなく調
理物を容易に取り出すことができると共にグリル扉5に
手が触れたりして火傷するおそれがない。しかも、グリ
ル扉5は水入皿2とグリル把手4との間に設けられた収
納部8内に収納されるために調理時に熱くなるグリル扉
5はグリル把手4によって覆われた状態で収納されるた
めに調理物の出し入れ時にグリル扉5に手が触れて火傷
するのを確実に防止できる。
【0008】請求項2の発明によれば、グリル扉5の上
端部がグリル把手4の上端部より上方に突出した状態で
収納されるようなことがないものであり、グリル扉5を
グリル把手4によって確実に覆った状態としてグリル扉
5を収納状態とすることができ、調理物の出し入れ時に
グリル扉5の上部に引っ掛かったりするようなことがな
くなると共にグリル扉5に手が触れて火傷するのを確実
に防止することができる。
【0009】請求項3の発明によれば、グリル扉5が焼
網10よりも上方に突出していないために焼網10上へ
の調理物の出し入れ時にグリル扉5に調理物が引っ掛か
ったりするのを防止することができてグリル扉5が邪魔
になるようなことがないと共にグリル扉5に手が触れて
火傷するのを防止しながら調理物の出し入れをより一層
容易に行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。図1に示されるようにテーブルガスコンロに
はグリルを設けてあり、このグリルはケース11に設け
られた前端部が開口するグリル室1内に水入皿2と共に
焼網10を収納配置し、グリル室1の前面開口を閉塞し
得るグリル把手4とグリル扉5とを水入皿2の前端部に
設けて主体が構成されている。
【0011】水入皿2は図18に示されるように上面が
開放する角皿状に形成されており、グリル室1内に出し
入れ自在に装着されるようになっている。水入皿2の上
端の周縁には外側方に向けて突出するフランジ12が設
けられており、図1に示されるようにフランジ12上に
載設するようにして水入皿2の前縁部と後縁部には立ち
上げ壁13が立設されている。立ち上げ壁13の上部に
は焼網10が設置されており、この焼網10の上面部は
後述する水入皿2の前端部に取付けられるグリル把手4
の上端部より高い位置に配置されている。グリル室1内
への収納時にグリル室1の奥端部に配置されることとな
る水入皿2のフランジ12の一端部には一対の長孔14
が穿設されており、この長孔14には後述するグリル扉
スライドレバー3の一端に設けられた係止突片15が引
っ掛け係止されるようになっている。16は水入れ部で
ある。
【0012】グリル扉スライドレバー3は図6乃至図8
に示されるように金属製棒材を折り曲げ加工して平面視
略コ字状に形成されており、一端の支持棒部3aと、支
持棒部3aと直交するように支持棒部3aの両端より側
方に突設されたガイド棒部3bと、ガイド棒部3bの先
部よりガイド棒部3bと直交するように上方に突設され
た連結棒部3cとで主体が構成されている。支持棒部3
aからは他端の連結棒部3c側に向けて一対の連結突片
3dが突設されており、連結突片3dの先部からは下方
に向けて係止突片15が突設されている。支持棒部3a
の両端には後述する突条50の底板52の下面に当接さ
れる当接棒部3eが一体に形成されている。支持棒部3
aより一体に突設されたガイド棒部3bは支持棒部3a
の端部より一旦下方に突設された後に支持棒部3aと直
交するように水平方向に延びた下水平棒部17と下水平
棒部17より斜め上方に延びた上り傾斜棒部18と上り
傾斜棒部18より水平方向に延びた上水平棒部19と上
水平棒部19より斜め下方に延びた下り傾斜棒部20と
下り傾斜棒部20より水平方向に延びた下水平棒部21
とで主体が構成されており、下水平棒部17,21と上
り傾斜棒部18と上水平棒部19と下り傾斜棒部20と
でガイド部9が形成されている。このガイド部9はグリ
ル室1の底板6の前端部に設けられた斜め前方に傾斜し
た支持部7に摺動自在に載置されるようになっている。
ガイド棒部3bより上方に突設された連結棒部3cは一
旦ガイド棒部3bより側方に延出された後に下水平棒部
21と直交するように上方に突設された垂直棒部22
と、内側に向けて斜めに倒れた状態で垂直棒部22より
突設された傾斜棒部23とで構成されており、傾斜棒部
23に後述するグリル扉5が取付けられるようになって
いる。そして、グリル扉スライドレバー3は一端の係止
突片15を水入皿2のフランジ12に設けられた長孔1
4に係止すると共にガイド棒部3bを水入皿2の両端に
位置するフランジ12の下側に配置するようにして図1
8に示されるように水入皿2に取付けられている。ここ
で、ガイド棒部3bは水入皿2の両端に位置するフラン
ジ12の下側に配置するようにして水入皿2の側端より
側方に突出しないようになっており、グリル室1内への
収納時にガイド棒部3bがグリル室1の内壁に接触した
りしないようになっている。
【0013】上記水入皿2の前端には水入皿取付板24
が取付けられており、この水入皿取付板24を介して水
入皿2の前端にグリル把手4が取付けられている。水入
皿取付板24は図15乃至図17に示されるように薄板
材にて形成される基板25の下部両端より基板25と直
交する方向に向けて連結縦片26を突設し、連結縦片2
6の先端上部より連結縦片26と直交するように外側方
に向けて上連結横片27を突設し、連結縦片26の下部
より連結縦片26と直交するように内側方に向けて下連
結横片28を突設して主体が構成されている。連結縦片
26の基端の上縁は上連結横片27の位置よりも一段下
がった状態となっており、この部分によって載置段部2
9が形成されている。上連結横片27及び下連結横片2
8にはそれぞれ通孔30が設けられており、下連結横片
28に設けられた通孔30は横方向に長い長孔となって
いる。基板25にはグリル把手4を木ねじのような固着
具で固定する場合に固着具が挿入される通孔31が一対
穿設されている。上連結横片27は水入皿2の前端側の
フランジ12の下面に当接した状態でスポット溶接やね
じ固定等によってフランジ12に連結固定されており、
下連結横片28は水入皿2の底部に当接した状態でスポ
ット溶接やねじ固定等によって連結固定されており、こ
れによって水入皿取付板24は水入皿2の前端部に連結
固定されている。ここで、フランジ12の下面及び水入
皿2の底面には下方に向けて位置決め突起32が突設さ
れており、この位置決め突起32に各連結横片27,2
8に設けられた通孔30を係止することで各連結横片2
7,28の連結位置を手間取ることなく簡易に位置決め
できるようになっている。そして、水入皿取付板24は
基板25の内面側と水入皿2の前端との間に連結縦片2
6の上部に設けられた載置段部29の長さ寸法分だけの
隙間が形成されるようにして相互に連結されている。
【0014】グリル把手4は図9乃至図11に示される
ように基板33の外面側に基板33と略直交するように
側方に向けて突設された把手34を備えており、基板3
3の内面側には木ねじのような固着具が螺入されるねじ
孔35が一対設けられている。このグリル把手4は基板
33の内面側を上記水入皿取付板24の外面に当接する
と共にグリル把手4に設けられたねじ孔35と水入皿取
付板24に設けられた通孔31とを位置合わせてして通
孔31を介してねじ孔35に木ねじのような固着具を螺
入することで相互に連結固定されている。ここで、水入
皿取付板24の外面に取付けられたグリル把手4と水入
皿2との間には上記した載置段部29の長さ寸法分の隙
間が形成されており、この隙間によって後述するグリル
扉5が収納される収納部8が形成されている。
【0015】グリル扉5は図12、図13に示されるグ
リル扉裏板36と、図14に示されるグリル扉ガラス3
7とによって主体が構成されており、グリル扉裏板36
にグリル扉ガラス37が取付けられている。グリル扉裏
板36はロ字状の基板38の下端部にU字状の保持片3
9を設けると共に基板38の上端部に逆U字状の保持片
40を設けて主体が構成されており、各保持片39,4
0にグリル扉ガラス37の上縁または下縁を係合するよ
うにしてグリル扉裏板36にグリル扉ガラス37が取付
けられている。41は保持片40に係合されたグリル扉
ガラス37が抜け落ちるのを防止するための位置決め片
である。グリル扉裏板36の基板38の両端からは基板
38と直交するように連結突片42が突設されており、
この連結突片42を上記グリル扉スライドレバー3の傾
斜棒部23に溶接等によって連結固定することでグリル
扉5がグリル扉スライドレバー3に取付けられている。
このグリル扉5は下降移動することによってグリル把手
4と水入皿2との間に形成された収納部8内に収納可能
となっており、収納部8内に収納された状態ではグリル
扉5の上端部がグリル把手4の上端より下がった状態で
収納部8内に収納されるようになっている。また、収納
部8内に収納された状態のグリル扉5の上端部は上記焼
網10の上面部よりも下がっており、つまり、焼網10
の上面部が収納時におけるグリル扉5の上端部よりも上
方に配置されており、グリル扉5が収納部8内に収納さ
れた状態ではグリル扉5の上端部に調理物が引っ掛かっ
たりするようなことなく焼網10に調理物を載せたり、
焼網10上から調理物を取り出すことができるようにな
っている。ここで、連結突片42が突設された傾斜棒部
23は上記したように内側方に向けて斜めに傾斜した状
態となっているために傾斜棒部23に取付けられるグリ
ル扉5は傾斜した状態となっているものであるが、グリ
ル扉スライドレバー3の一端を支点として回動して下降
移動し、収納部8内に収納された状態では略垂直状態と
なって収納部8内に収納されるようになっており、収納
部8の幅寸法を大きく取らなくとも収納部8内に収納さ
れるようになっている。また、グリル扉5を下降するに
あたってグリル扉スライドレバー3を用いるようにして
グリル扉5の自重によって下降移動させると共にグリル
扉スライドレバー3によってグリル扉5を上昇移動させ
るようになっているためにバネ部材等を用いるようなこ
となくグリル扉5の上下動機構を得ることができるよう
になっている。
【0016】上記ケース11に設けられたグリル室1の
内壁面には図1乃至図4及び図19に示されるようにグ
リル室1の前面開口側からグリル室1の奥端部に沿って
内側方に突出する突条50が設けられており、この突条
50にバーナー51が設置されている。この突条50の
底板52の下面はフラットな状態となっている。内側方
に突出する突条50の底板52の下面はグリル扉スライ
ドレバー3の支持棒部3aの端部に形成された当接棒部
3eの上方を覆う位置まで内側方に突出されている。そ
して、支持棒部3aの両端の当接棒部3eが突条50の
底板52の下面に当接することで支持棒部3aが必要以
上に上方に移動するのを防止するようになっている。こ
こで、突条50の底板52の下面と水入皿2の収納状態
におけるグリル扉スライドレバー3の当接棒部3eとの
間には隙間が設けられており、通常は当接棒部3eが突
条50の底板52の下面に接しないようになっており、
水入皿2の引き出しに伴って当接棒部3eが上方に浮き
上がった場合にのみ当接棒部3eが突条50の底板52
の下面に当たるようになっている。
【0017】次に上記のように構成されるグリル付きテ
ーブルコンロの動作を説明する。図1はグリル調理時の
状態であり、焼網10の上に魚のような調理物を載せ、
グリル把手4を持って水入皿2をグリル室1内に入れる
と共にグリル室1の前面開口をグリル把手4とグリル扉
5で閉塞することにより調理される。水入皿2と共に焼
網10をグリル室1内に収納した状態ではグリル把手4
とグリル扉5とによってグリル室1の前面開口は閉塞さ
れた状態となっており、グリル把手4によってグリル室
1の前面開口の略下半分が閉塞され、グリル扉5によっ
てグリル室1の前面開口の略上半分が閉塞され、グリル
扉5を構成するグリル扉ガラス37よりグリル室1内を
覗くことができるようになっている。グリル扉5は上下
移動可能となっているものであるが、図1の状態ではグ
リル室1の底部の支持部7にグリル扉スライドレバー3
の前端側の下水平棒部21が載った状態となっているこ
とでグリル扉5は上方に上げられた状態となっており、
これによってグリル室1の前面開口の略上半分を閉塞し
た状態となるものである。
【0018】調理物を裏返す場合や調理を終えるとグリ
ル把手4を持って図2、図3に示されるようにグリル扉
5と一緒に水入皿2を引き出す。このとき、図1に示さ
れる状態から図2に示されるようにグリル把手4を持っ
て水入皿2を前方に移動させると水入皿2の前方移動に
伴ってグリル扉スライドレバー3も前方に移動するもの
であり、グリル扉スライドレバー3のガイド棒部3bは
支持部7に支持されながら前方に移動する。グリル扉ス
ライドレバー3が前方に移動すると支持部7による支持
部分は前端部の下水平棒部21から下り傾斜棒部20に
移動し、さらに水入皿2を引き出すことによって図3に
示されるように上水平棒部19の端部が支持部7による
支持位置になる。ここで、図3に示される状態まで水入
皿2を引き出すにあたり、図2の状態から図3の状態ま
で水入皿2を移動させる途中で支持部7を支点にしてグ
リル扉5の重みでグリル扉スライドレバー3の後部が跳
ね上がりグリル扉スライドレバー3の連結突片3dより
突設された係止突片15が水入皿2の長孔14から抜け
ようとするが、突条50の底板52の下面に当接棒部3
eが当たることでグリル扉スライドレバー3の係止突片
15が長孔14から抜けるのが防止されることとなるも
のであり、水入皿2の引き出し途中にグリル扉スライド
レバー3が水入皿2より外れたりするようなことなく水
入皿2を引き出せるようになっている。そして、支持部
7による支持位置が徐々にガイド部9の後方に移動する
ことによってグリル扉スライドレバー3は一端を支点と
して回動するように移動するものであり、これによって
グリル扉スライドレバー3の前端部は下方に移動し、グ
リル扉スライドレバー3の前端部に取付けられたグリル
扉5の下端が載置段部29に乗るまで下降移動してグリ
ル把手4と水入皿2との間に形成された収納部8内にグ
リル扉5が収納されるのである。そして、水入皿2の引
き出しによって収納部8内にグリル扉5が収納された状
態となることで焼網10上の調理物の裏返し作業や調理
物の取り出し作業をグリル扉5が邪魔になったりするよ
うなことなく容易に行うことができ、また、調理時に熱
くなったグリル扉5が収納部8内に収納されることでグ
リル扉5に手や腕が触れるようなことがなくなり、火傷
をするようなことなく調理物を裏返したり、取り出した
りすることができる。しかも、収納部8内への収納時に
はグリル扉5の上端部がグリル把手4の上端部よりも下
がった状態で収納部8内に収納されるために調理時に熱
くなるグリル扉5に手や腕が触れて火傷するのが確実に
防止される。
【0019】次いで別の調理物を調理する場合や調理完
了後にはグリル把手4を持って水入皿2をグリル室1内
に押し入れることで上記と逆の動作が行われてグリル扉
5が上昇移動してグリル把手4とグリル扉5とでグリル
室1の前面開口が閉塞されるものである。つまり、図3
の状態から水入皿2をグリル室1内に押し入れていくと
支持部7によるグリル扉スライドレバー3の支持位置が
徐々に前部側に移動し、グリル扉スライドレバー3の前
端側の下水平棒部21が支持部7に載ることでグリル扉
5が完全に上昇完了の状態となり、図1に示されるよう
にグリル把手4によってグリル室1の前面開口の略下半
分が閉塞されると共にグリル扉5によってグリル室1の
前面開口の略上半分が閉塞されるのである。
【0020】そして、水入皿2、焼網10、グリル扉5
等を掃除する場合には図4に示されるようにグリル把手
4を持って載置段部にグリル扉5が載った状態のままで
水入皿2をグリル室1より取り出し、図5に示されるよ
うにグリル扉5と水入皿2とを分離した状態で掃除を行
うものである。ここで、グリル扉スライドレバー3と共
にグリル扉5を水入皿2を分離するにあたっては、グリ
ル扉スライドレバー3の一端を少し上方に持ち上げて水
入皿2のフランジ12の長孔14に係止されたグリル扉
スライドレバー3の係止突片15を長孔14より外し、
グリル把手4を持って水入皿2をグリル扉5側に引き抜
くようにすることで水入皿2とグリル扉5とを手間取る
ことなく簡易に分離することができるものであり、グリ
ル扉5の清掃及び水入皿2の清掃は手間取ることなくグ
リル扉5を水入皿2より外して容易に行うことができる
ようになっている。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明は、グリル室に対して出
し入れ自在な水入皿にグリル扉スライドレバーの一端を
回動自在に装着し、グリル室の前面開口の略下半分を閉
塞し得るグリル把手を水入皿の前端に設け、水入皿とグ
リル把手との間にグリル室の前面開口の略上半分を閉塞
し得るグリル扉を上下動自在に設け、上記グリル扉スラ
イドレバーの他端をグリル扉に取着し、グリル室の底板
の前端部にグリル扉スライドレバーを摺動自在に支持す
る支持部を設け、水入皿の引き出しに連動して水入皿と
グリル把手との間に設けられた収納部内にグリル扉を収
納するようにガイドするガイド部をグリル扉スライドレ
バーに設けてあるので、水入皿の引き出しに連動してグ
リル扉が水入皿とグリル把手との間に設けられた収納部
内に収納されるものであり、調理物を取り出す時にグリ
ル扉が邪魔になるようなことなく調理物を容易に取り出
すことができると共にグリル扉に手が触れたりして火傷
するおそれがないものである。しかも、グリル扉は水入
皿とグリル把手との間に設けられた収納部内に収納され
るために調理時に熱くなるグリル扉はグリル把手によっ
て覆われた状態で収納されるためにグリル扉に手が触れ
て火傷するのを確実に防止することができるものであ
る。
【0022】請求項2の発明は、収納時におけるグリル
扉の上端部がグリル把手の上端部より下がっているの
で、請求項1の効果に加えて、グリル扉の上端部がグリ
ル把手の上端部より上方に突出した状態で収納されるよ
うなことがなくなり、グリル扉をグリル把手によって確
実に覆った状態としてグリル扉を収納状態とすることが
できるものであり、調理時に熱くなるグリル扉に手が触
れて火傷するのを確実に防止することができるものであ
る。
【0023】請求項3の発明は、水入皿の上方に焼網を
設け、焼網の上面部が収納時におけるグリル扉の上端部
よりも上方に配置されているので、請求項1の効果に加
えて、焼網上への調理物の出し入れ時にグリル扉に調理
物が引っ掛かったりするのを防止することができ、グリ
ル扉が邪魔になるようなことがないと共にグリル扉に手
が触れて火傷するのを防止しながら調理物の出し入れを
より一層容易に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す断面図である。
【図2】同上の作用を示す断面図である。
【図3】同上の作用を示す断面図である。
【図4】同上の作用を示す分解断面図である。
【図5】同上のグリル扉スライドレバーと共にグリル扉
を水入皿より分離した状態の分解断面図である。
【図6】グリル扉スライドレバーの側面図である。
【図7】グリル扉スライドレバーの平面図である。
【図8】グリル扉スライドレバーの正面図である。
【図9】グリル把手を示すものであり、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
【図10】グリル把手の拡大背面図である。
【図11】グリル把手の拡大断面図である。
【図12】グリル扉を構成するグリル扉裏板を示すもの
であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図13】グリル扉を構成するグリル扉裏板の部分拡大
背面図である。
【図14】グリル扉を構成するグリル扉ガラスを示すも
のであり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図15】水入皿取付板の平面図である。
【図16】水入皿取付板の正面図である。
【図17】水入皿取付板の側面図である。
【図18】水入皿の平面図である。
【図19】グリル室内へのグリル扉スライドレバーの配
置状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 グリル室 2 水入皿 3 グリル扉スライドレバー 4 グリル把手 5 グリル扉 6 底板 7 支持部 8 収納部 9 ガイド部 10 焼網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 37/00 - 37/07 F24C 15/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリル室に対して出し入れ自在な水入皿
    にグリル扉スライドレバーの一端を回動自在に装着し、
    グリル室の前面開口の略下半分を閉塞し得るグリル把手
    を水入皿の前端に設け、水入皿とグリル把手との間にグ
    リル室の前面開口の略上半分を閉塞し得るグリル扉を上
    下動自在に設け、上記グリル扉スライドレバーの他端を
    グリル扉に取着し、グリル室の底板の前端部にグリル扉
    スライドレバーを摺動自在に支持する支持部を設け、水
    入皿の引き出しに連動して水入皿とグリル把手との間に
    設けられた収納部内にグリル扉を収納するようにガイド
    するガイド部をグリル扉スライドレバーに設けて成るこ
    とを特徴とするグリル付きテーブルコンロ。
  2. 【請求項2】 収納時におけるグリル扉の上端部がグリ
    ル把手の上端部より下がっていることを特徴とする請求
    項1記載のグリル付きテーブルコンロ。
  3. 【請求項3】 水入皿の上方に焼網を設け、焼網の上面
    部が収納時におけるグリル扉の上端部よりも上方に配置
    されていることを特徴とする請求項1記載のグリル付き
    テーブルコンロ。
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