JP2007175333A - 昇降棚装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吊戸棚の内部構造を複雑化することなく、昇降棚を安定して、かつ安全に昇降させることができる昇降棚装置を提供すること。
【解決手段】吊戸棚3の下面に設けられ、該吊戸棚3の下方において昇降棚5を昇降自在に支持する昇降棚装置1であって、上端が前記吊戸棚3の下面に枢着されるとともに、下端に前記昇降棚5が枢着された複数のアーム8,9からなるとともに、該複数のアーム8,9は互いに交差しないように配置され、前記昇降棚5を略水平に維持した状態で昇降自在に支持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、吊戸棚の下面に設けられ、該吊戸棚の下方において昇降棚を昇降自在に支持する昇降棚装置に関する。
従来、この種の昇降棚装置としては、例えば吊戸棚本体内に通じる孔を吊戸棚の下面に設け、この孔より吊戸棚本体内部にかけて一対のガイド部を設けるとともに、孔部を通して棚部(昇降棚)を昇降自在に支持する支持部(アーム)が吊戸棚本体内部に通されており、この支持部の上部に設けられた弾性突起部が前記ガイド部に設けられた穴に嵌り込むことにより、棚部が上方位置及び下方位置にて保持されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
また、棚部材の左右両側に長脚と短脚とで構成された吊設脚の上端が、台所に設置された収納棚等に取付部材を介して取り付けられており、棚部材に設置された長脚と取付部材に設置された長脚とがX字型に交差し、該交点が回動自在に支受されていることで、棚部材が昇降自在に支持されているものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−144064号公報(第3頁、第1図) 特開2003−33236号公報(第3頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に記載の昇降棚装置にあっては、棚部を上昇させると、支持部が吊戸棚本体内部に入り込む構造になっているため、吊戸棚の内部構造が複雑になるとともに、収納スペースが占有されてしまうといった問題があった。
また、特許文献2に記載の昇降棚装置にあっては、棚部材に設置された長脚(アーム)と取付部材に設置された長脚(アーム)とがX字型に交差しているため、棚部材(棚板)を昇降させる際に、使用者が誤って長脚同士がX字型に交差している交点近傍に指等を挟む虞があるという問題を有していた。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、吊戸棚の内部構造を複雑化することなく、昇降棚を安定して、かつ安全に昇降させることができる昇降棚装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の昇降棚装置は、
吊戸棚の下面に設けられ、該吊戸棚の下方において昇降棚を昇降自在に支持する昇降棚装置であって、
上端が前記吊戸棚の下面に枢着されるとともに、下端に前記昇降棚が枢着された複数のアームからなるとともに、該複数のアームは互いに交差しないように配置され、前記昇降棚を略水平に維持した状態で昇降自在に支持することを特徴としている。
この特徴によれば、昇降棚を昇降させる際に複数のアームが交差せずに回動するので、使用者が指をアーム間に挟む虞も少なく、万一指を挟んだとしても、アーム同士が平行に配置された状態なので、強い力が指に加わることがない。
本発明の請求項2に記載の昇降棚装置は、請求項1に記載の昇降棚装置であって、
前記昇降棚は、該昇降棚を支持する支持体を介して前記複数のアームの下端に枢着されるとともに、前記昇降棚は該支持体に対して前後方向に摺動可能に取り付けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、昇降棚に対する複数のアームの下端の枢着位置が固定されることがないので、昇降棚の前後幅やアームの回動範囲等が制限されることを極力回避することができるばかりか、昇降棚を使用者が所望する位置まで前後移動させることができる。
本発明の請求項3に記載の昇降棚装置は、請求項2に記載の昇降棚装置であって、
前記複数のアームの回動に伴って前記昇降棚を前方または後方に摺動させる昇降棚連動手段が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、アームの回動が昇降棚連動手段を介して昇降棚に伝達されることで、昇降棚が昇降に応じて前方または後方に摺動して所定位置まで移動するため、使用者が手動で昇降棚を移動させる手間が不要となる。
本発明の請求項4に記載の昇降棚装置は、請求項2または3に記載の昇降棚装置であって、
前記吊戸棚の下面に、該吊戸棚の下方を照らす照明装置が設けられるとともに、前記昇降棚の前後幅が前記吊戸棚の下面の前後幅よりも短寸とされており、前記昇降棚は、前記吊戸棚の下面に近接する非使用位置に位置した状態において、前記照明装置の後方または前方に退避可能であることを特徴としている。
この特徴によれば、昇降棚が非使用位置に位置したときに、昇降棚が照明装置の前方または後方に退避させることで、昇降棚により照明装置からの光が遮られることを防止できる。
本発明の請求項5に記載の昇降棚装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の昇降棚装置であって、
前記複数のアームを上下方向に複数連結し、前記昇降棚を上下方向に複数段設けるとともに、上段側及び下段側の複数のアームを連動させるアーム連動手段が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、アーム連動手段によって上段と下段のアームが同時に回動されるので、複数の昇降棚を容易に昇降できる。
本発明の請求項6に記載の昇降棚装置は、請求項1ないし5のいずれかに記載の昇降棚装置であって、
前記昇降棚が上昇する方向に前記複数のアームを回動付勢する付勢手段が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、昇降棚の昇降を付勢手段が補助するようになり、使用者が力を入れなくても昇降棚を容易に昇降できるようになる。
本発明の請求項7に記載の昇降棚装置は、請求項1ないし6のいずれかに記載の昇降棚装置であって、
前記吊戸棚の前面板の下部を前記吊戸棚の下面よりも下方に延設し、前記昇降棚が前記吊戸棚の下面に近接する非使用位置に位置した状態において、前記昇降棚装置の前方側が前記前面板により覆われるようにしたことを特徴としている。
この特徴によれば、非使用位置において昇降棚の前方側が前面板により覆われるので、吊戸棚の見栄えが損なわれることがない。
本発明の請求項8に記載の昇降棚装置は、請求項1ないし7のいずれかに記載の昇降棚装置であって、
前記複数のアームは互いに略平行に配置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、複数のアームが平行リンクとして構成されているので、昇降棚をほぼ水平に維持したまま安定して昇降させることができる。
本発明に係る昇降棚装置を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、実施例1における昇降棚装置を示す斜視図であり、図2は、実施例1における昇降棚装置を示す正面図であり、図3は、実施例1における昇降棚が降下した状態を示すA−A縦断側面図であり、図4は、実施例1における昇降棚が上昇する途中の状態を示す縦断側面図であり、図5は、実施例1における昇降棚が非使用位置に位置した状態を示す縦断側面図である。以下、図3から図5の紙面左側を昇降棚装置の正面側(前方側)として説明する。
図1の符号1は、本発明の適用された昇降棚装置であり、この昇降棚装置1は、台所に配置されるキッチン台(図示略)の上方の壁面2(図3参照)または天井面(図示略)等に設置される吊戸棚3の底板4(図3参照)の下面に取り付けられている。この昇降棚装置1は、台所の使用者が調理器具や食器や調味料の入った容器などを一時的に載置することができる昇降棚としての2段の棚板5,6と、これら棚板5,6の左右端側にそれぞれ配置され、上段の棚板5を昇降自在に支持する前後一対の上アーム8,9及び下段の棚板6を昇降自在に支持する前後一対の下アーム10,11と、から主に構成されている。
尚、本実施例における棚板5,6の前後幅は、底板4の前後幅の約半分の長さに形成されているとともに、上アーム8,9、下アーム10,11の長手幅は、底板4の前後幅よりも短寸に形成されており、後述する非使用位置において、底板4の下面に近接する位置にコンパクトに折り畳まれて収容されるようになっている。
図1〜図3に示すように、昇降棚装置1は、上方側に取付部材7を備えており、この取付部材7がネジ(図示略)等を用いて吊戸棚3の底板4下面に取り付けられることで、昇降棚装置1が吊戸棚3に固定されている。この取付部材7の後部には、上段の棚板5よりも上方に配置される前後一対の上アーム8,9の上端が枢軸部12,13を介して枢着されて取付部材7から下方に吊り下げられており、上アーム8,9が枢軸部12,13を軸心として前後方向に揺動できるようになっている。尚、枢軸部12,13は取付部材7の内部に配置されており、外方から見たときに枢軸部12,13が隠蔽されている。
図2に示すように、上アーム8,9の下端は、棚板5の左右両端を前後方向に摺動自在に支持する支持体20の上部に枢着されているとともに、この支持体20の下部には、棚板5よりも下方に配置される下アーム10,11の上端が枢軸部16,17を介して枢着されており、下アーム10,11が枢軸部16,17を軸心として前後方向に揺動できるようになっている。また、この下段の下アーム10,11の下端は、棚板6の左右両端部に固着された支持体21の側面に枢軸部18,19を介して枢着されており、これら上アーム8,9、下アーム10,11を回動させることで棚板5,6が昇降されるようになっている。
下段に配置される棚板6の下面前部には、棚板5,6を昇降させる際に使用者が把持できる凹溝状の手掛部22が形成されており、使用者は、棚板5,6を使用するときには手掛部22を把持して棚板5,6を降下させ、棚板5,6を使用しないときには、棚板5,6を上昇させることで、上下段の上アーム8,9、下アーム10,11が後述するアーム連動手段を介してそれぞれ逆方向に回動し、上下方向の中央に配置される支持体20を中心として側面視で逆「く」の字状に屈曲してコンパクトに折り畳まることで、棚板5,6が吊戸棚3の底板4の下面に近接する非使用位置(図5に示される位置)に配置されるようになっている。
更に、図1及び図2に示すように、左右の上アーム9,9の上部間及び左右の下アーム11,11の下部間には、左右に配置される上アーム9,9、下アーム11,11同士を連結する左右方向を向くフレーム23,24が設けられており、このフレーム23,24が設けられることによって、棚板5,6の左右側に配置される左右の上アーム8,9及び左右の下アーム10,11が連動し、棚板5,6が左右にがたつくことなく、円滑に昇降されるようになっている。
吊戸棚3の底板4の下面には、昇降棚装置1が前記非使用位置に折り畳まれた状態において、フレーム23の中央部が当接される当接金具25がネジ(図示略)等を用いて取り付けられている。この当接金具25には、上段側のフレーム23との当接箇所に切欠部25aが凹設されており、棚板5,6が上昇したときにおいて、フレーム23が当接金具25の切欠部25aに嵌合して当接されることで上昇が規制され、棚板5、支持体20、上アーム8,9及び下アーム10,11が吊戸棚3の底板4に激突しないようになっている。
図2及び図3に示すように、吊戸棚3の底板4の下面前部には、吊戸棚3の下方に配置されるキッチン台(図示略)等を照らす照明装置としての蛍光灯26が配置されている。この蛍光灯26は、長手が左右方向を向き、その左右幅が吊戸棚3の左右幅よりも短く形成されており、後に詳述するように、昇降棚装置1が非使用位置に位置したときに、該蛍光灯26の左右側に支持体20や互いに折り畳まれた上アーム8,9及び下アーム10,11が配置される空間部が形成されるようになっているとともに、蛍光灯26の後側には、上段及び下段の2枚の棚板5,6が上下に重合された状態で配置されるようになっている(図5参照)。
図3に示すように、吊戸棚3の内部には、食器等を収納できる収納部27が形成されており、この収納部27の前面側には、該収納部27の前面開口を開閉自在とする観音開式の前面板としての扉28が設けられている。この扉28の下端は、吊戸棚3の底板4の下面よりも下方に延設されており、図5に示すように、棚板5,6が上昇されて前記非使用位置に位置している状態において、これら棚板5,6を含む昇降棚装置1全体の前方側が扉28によって覆われるため、昇降棚装置1及び吊戸棚3の見栄えが向上する。
昇降棚装置1について詳述すると、特に図3に示すように、上段及び下段の棚板5,6の左右に配置される上アーム8,9、下アーム10,11は、それぞれ前後方向に2本づつ配置されており、それぞれの上端及び下端が取付部材7及び支持体20,21の枢軸部12〜19に枢着されている。取付部材7及び支持体20,21に配置されるそれぞれの上アーム8,9、下アーム10,11の枢軸部12〜19は、上アーム8,9、下アーム10,11の上部側及び下部側ともに等間隔離間されて配置されており、互いの上アーム8,9、下アーム10,11が平行を成した状態で回動できる平行リンク機構として構成されている。尚、枢軸部12〜19は支持体20,21の内部に配置され、外方から見たときに枢軸部12〜19が隠蔽されている。
図3に示すように、左右に配置される取付部材7には、本実施例における付勢手段としてのガススプリング29がそれぞれ配置されている。ガススプリング29本体の前端部は、取付部材7の前方側に設けられた枢軸部30に揺動自在に枢着されているとともに、ガススプリング29の後端部、すなわち、ガススプリング29本体に対して伸縮自在に嵌挿された伸縮ロッドの先端部は、前後一対の上アーム8,9のうちの後方側に配置されるアーム9の上端部近傍に取り付けられた枢軸金具32の先端部に形成された枢軸部31に枢着されており、この枢軸部31は、アーム9の枢軸部13から若干離れた位置に設けられている。
図3に示すように、棚板5,6が最大に降下された使用位置にあるときには、ガススプリング29が枢着される枢軸部31が、アーム9の上部に設けられた枢軸部13よりも若干下方位置にあるため、ガススプリング29は、アーム9が枢軸部13を軸心として後方側に回動する方向、すなわち棚板5,6の降下させる方向に押圧するようになっている。そのため棚板5,6が使用位置まで下げられると、ガススプリング29の付勢力によって棚板5,6が最大に降下した使用位置にて保持されるようになっている。
尚、アーム9の枢軸部13とガススプリング29の枢軸部31とが、ガススプリング29の押圧方向とほぼ同一直線上に位置(若しくは前記同一直線よりも若干下方側でもよい)しても、棚板5,6が使用位置にて保持される。更に尚、使用位置におけるガススプリング29の押圧力が、棚板5,6を持上げるために必要な力よりも低く設定してある場合には、ガススプリング29が枢着される枢軸部31が、アーム9の上部に設けられた枢軸部13よりも上方位置にある場合でも、棚板5,6が最大に降下した使用位置にて保持される。
そして、図4に示すように、使用者が手掛部22を掴んで棚板6を上方に押し上げ、ガススプリング29が枢着される枢軸部31が枢軸部13よりも若干上方に位置すると、ガススプリング29は、アーム9が枢軸部13を軸心として前方側に回動する方向、すなわち、棚板5,6を上昇させる方向に押圧付勢する。このガススプリング29の押圧付勢力によって棚板5,6が上昇し、棚板5,6の上昇をガススプリング29が補助するので、使用者が強く押し上げなくても棚板5,6を楽に上昇させることができる。
また、棚板5,6を下げるときにおいて、ガススプリング29の付勢力により棚板5,6が自重によって急に下がるようなこともなくなり、ゆっくり降下するようになるため安全である。尚、本実施例では付勢手段としてガススプリング29を用いているが、ガススプリング29に限ることなく、ロータリー式ダンパーやコイルバネなどを用いて付勢手段を構成してもよい。
さらに、特に詳細な図示はしないが、ガススプリング29本体に対する伸縮ロッドの摺動を、操作ボタン等の操作によって規制することができるロック機構付きのガススプリングを適用してもよく、このようにすることで、棚板5,6を適宜降下位置にて確実に保持することができるため、棚板5,6の高さ方向の使用位置を種々に変更することができる。
図2の部分拡大縦断正面図に示すように、棚板5の左右に配置される上段の支持体20の内面には、前後方向に延びる摺動溝33が形成されており、この摺動溝33に棚板5の左右両端部が摺動可能に取り付けられ、棚板5は支持体20に対して前後方向に摺動できるようになっている。尚、棚板5の左右両端部には、摺動溝33の上下部に形成された係合片33aに係合される係合部5aが前部付近に形成されており、棚板5が摺動溝33から外れることが防止されている。
図3に示すように、棚板5とアーム9との間には、上アーム8,9の回動に伴って棚板5を前方または後方に摺動させるための本実施例における昇降棚連動手段としての摺動リンク部材34が取り付けられている。この摺動リンク部材34は、その下端が棚板5の左右両端部における後側に設けられた枢軸部36を介して枢着されるとともに、上端が上アーム8,9のうちの後側のアーム9に形成された枢軸部35に枢着されており、使用者が棚板6の手掛部22を掴んで棚板5,6を図3に示す使用位置から上昇させると、図4及び図5に示すように、上アーム8,9が枢軸部12,13を軸心として前方側に回動し、その回動に伴い摺動リンク部材34が枢軸部35を軸心として後方側に回動されることで、棚板5が支持体20に対して後方側に摺動移動される。
棚板5,6が降下されると、上アーム8,9が枢軸部12,13を軸心として後方側に回動し、その回動に伴い摺動リンク部材34が枢軸部35を軸心として前方側に回動されることで、棚板5が支持体20に対して前方側に摺動移動される。
このように上アーム8,9の回動が摺動リンク部材34を介して棚板5に伝達されるので、使用者が棚板5,6を昇降させると自動的に棚板5が支持体20に対して前方または後方に摺動移動されるため、使用者が手動で棚板5を前方または後方に移動させる必要がなくなる。また、昇降棚連動手段として摺動リンク部材34を適用することで、棚板5の前部が支持体20の摺動溝33に、摺動溝33から後方に突出した後部が摺動リンク部材34により安定して支持される。
また、棚板5,6が、底板4の下面に近接する非使用位置まで上昇された際に、上段及び下段の2枚の棚板5,6は、蛍光灯26よりも後側に退避した退避位置にて吊戸棚3の下面に重ねて配置されるので、棚板5が蛍光灯26の下方に配置して、該棚板5により蛍光灯26の光が遮られることがない(図5参照)。
図3に示すように、上段の支持体20の内部には、上段及び下段のいずれか一方の上アーム8,9、下アーム10,11の回動に伴って他方の上アーム8,9、下アーム10,11を回動させるための本実施例におけるアーム連動手段としての回動リンク部材37が設けられている。
詳しくは、図3〜図5に示すように、前後一対の上アーム8,9のうち前側に配置されるアーム8は、その下端がアーム8の枢軸部14より下方に延設され、この下端部には、回動リンク部材37が枢着された枢軸部38が設けられているとともに、前後一対の下アーム10,11のうち前側に配置されたアーム10の上端部には、回動リンク部材37が枢着される枢軸部39が形成された枢軸金具40が取り付けられている。
よって、使用者が棚板6の手掛部22を掴んで図3に示す棚板5,6を上昇させると、図4及び図5に示すように、下段のアーム10が枢軸部16を軸心として後方側に回動され、その回動を回動リンク部材37が上段のアーム8に伝達し、上段のアーム8が枢軸部14を軸心として後方側に回動される。このように回動リンク部材37によって上段及び下段の上アーム8,9、下アーム10,11が同時に回動されるので、上段の棚板5及び下段の棚板6が、それぞれ平行リンクとして構成された上アーム8,9、下アーム10,11によって水平状態を保たれたまま同時に昇降されるようになる。
以上説明したように、本実施例における昇降棚装置1にあっては、上段及び下段における前後にそれぞれ離間配置される前後一対の上アーム8,9及び下アーム10,11が平行リンクとして構成されているので、棚板5,6がその上面を水平状態に維持したまま安定して昇降される。また、上アーム8,9、下アーム10,11は互いに交差せずに回動されるので、使用者が誤って指を上アーム8,9間または下アーム10,11間に挟む虞も少なく、万一指を挟んだとしても、上アーム8,9、下アーム10,11同士が平行に配置された状態なので、強い力が指に加わることがない。
尚、上アーム8,9、下アーム10,11の枢軸部14〜19が支持体20,21の内部に配置されているので、昇降棚装置1の見栄えが向上するとともに、上アーム8,9、下アーム10,11が回動されたときに、強い力が加わりやすい枢軸部14〜19近傍に使用者の指を挟める虞もなくなる。
また、上段の棚板5は、該棚板5を支持する支持体20を介して前後一対の上アーム8,9の下端に枢着されるとともに、棚板5は該支持体20に対して前後方向に摺動可能に取り付けられているとともに、上アーム9と棚板5とが摺動リンク部材34を介して連係されていることで、上アーム9が回動するとその回動力が摺動リンク部材34を介して棚板5に伝達され、棚板5が昇降に応じて前方または後方に摺動して所定位置まで移動するようになっていることで、棚板5が降下して下方の使用位置に位置したときには、図3に示すように棚板5は支持体20に対して前方に移動し、前方側に位置する使用者に対して棚板5が手前側に引き出された位置にて保持されるため、使用者からの使い勝手が向上する。
また、底板4の下面後部に上端が枢着された左右の前後一対の上アーム8,9の長手幅は、非使用位置において底板4の前後幅の範囲内に納まる長さに制限されるが、棚板5を降下させたときに該棚板5の後端が後側の壁面2に当接しても、支持体20に対して棚板5を前方に移動させることができるため、上アーム8,9の回動範囲が棚板5により大きく制限されることなく、上アーム8,9の下端を極力下方まで降下させることができる。
また、棚板5が上方の非使用位置に位置したときには、図5に示すように、棚板5は摺動リンク部材34の作用により支持体20に対して後方に移動し、蛍光灯26の後方の退避位置まで退避するため、棚板5により蛍光灯26からの光が遮られることがないばかりか、使用者が手動で棚板5を移動させる手間が不要となる。
また、前後一対の上アーム8,9及び下アーム10,11は、底板4の下面左右側に配置され、棚板5,6の左右端部を昇降自在に支持するようになっているとともに、蛍光灯26の左右幅は底板4の左右幅よりも短寸に形成され、非使用位置において蛍光灯26の左右側にこれら上アーム8,9及び下アーム10,11の収容スペースが形成されていることで、非使用位置において上アーム8,9及び下アーム10,11が底板4の下面に極力近接するようにコンパクトに収容することができる。
さらに、棚板5,6の前後幅が底板4の前後幅の約半分に形成されているとともに、上アーム8,9の上端が底板4の下面後部に枢着されていることで、図3に示す使用位置において、蛍光灯26の鉛直下方に棚板5,6が位置することなく、蛍光灯26よりも後側に退避して壁面2寄り(後側)に位置するため、使用位置においても上方の蛍光灯26からの光を遮ることがないとともに、蛍光灯26の下方に配置されるキッチン台 (図示略)上にて作業する使用者の邪魔になることがない。
次に、実施例2に係る昇降棚装置につき、図6及び図7を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。図6は、実施例2における昇降棚が降下した状態を示す縦断側面図であり、図7は、実施例2における昇降棚が折り畳まれた状態を示す縦断側面図である。以下、図6及び図7の紙面左側を昇降棚の正面側(前方側)として説明する。
図6に示すように、実施例2における昇降棚装置1’は、実施例1の2枚の棚板5,6を備える複数段式の昇降棚装置1と異なり、1枚の棚板5’を備える単段式の昇降棚装置1’となっている。この昇降棚装置1’に前後方向に2本づつ配置されている上アーム8,9は、前記実施例1と同様に、それぞれ上アーム8,9の上部及び下部が、取付部材7及び支持体20の枢軸部12〜15に枢着されており、互いの上アーム8,9が平行を成した状態で回動できる平行リンク機構として構成されている。
図6に示す棚板5’の左右両端部に配置される支持体20には、摺動溝33が形成されており、この摺動溝33には、支持体20に対して前後方向に摺動移動できる摺動レール41が取り付けられているとともに、この摺動レール41には、棚板5’が該摺動レール41に対して前後方向に摺動可能に取り付けられている。このように、摺動溝33に対して摺動自在に取り付けられた摺動レール41を介して棚板5’が支持体20に取り付けられることで、棚板5’の後端が支持体20の前端よりも前方になる位置(図6中2点鎖線で示される位置)まで棚板5’を前方側に摺動移動させることができるとともに、棚板5’の前端が支持体20の後端よりも後方になる位置(図7中実線で示される位置)まで、棚板5’を後方側に摺動移動させることができる。
図6に示すように、棚板5’が使用位置にあるときに、使用者は棚板5’を前後方向に自在に移動させることで、使用者の使い易い位置まで前後移動させて棚板5’を配置することができる。また、棚板5’が上昇されて吊戸棚3の下面に近接する非使用位置にあるときに、使用者が棚板5’を後方に摺動移動させることで、棚板5’が蛍光灯26に重ならないようになり、棚板5’によって蛍光灯26の光が遮られることがなくなる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例1,2では、吊戸棚3の底板4の下面における前部に照明装置としての蛍光灯26が配置されるとともに、左右の上アーム8,9の上端が吊戸棚3の底板4の下面後部に枢着され、非使用位置において棚板5,6が蛍光灯26の後側に退避して配置されるようになっていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、吊戸棚3の底板4の下面における後部に蛍光灯26を配置するとともに、左右の上アーム8,9の上端を吊戸棚3の底板4の下面前部に枢着し、非使用位置において棚板5,6が蛍光灯26の前方に退避するようにしてもよい。また、前後一対の上アーム8,9や下アーム10,11は、吊戸棚3の底板4の下面における左右いずれか一方にのみ設け、棚板5の左右いずれか一方の端部のみを支持するようにしてもよい。
また、前記実施例1,2では、昇降棚としての棚板5の前後幅寸法は、吊戸棚1の底板4の前後幅寸法の約半分の幅寸法とされていたが、棚板5は支持体20を介して上アーム8,9の下端に枢着されていることで、棚板5に対する前後一対の上アーム8,9の下端の枢着位置が固定されないので、例えば棚板5の前後幅寸法を底板4の前後幅寸法とほぼ同寸法にし、棚板5を支持体20に対して前後方向に摺動自在に設け、前後方向に幅広の棚板を前後一対の平行アームにて昇降自在に支持するようにしてもよい。
また、前記実施例1,2では、昇降棚として棚板が適用されていたが、このような板状部材からなる棚に限定されるものではなく、前後方向に並設される複数本のパイプ等からなる水切り棚等を適用してもよい。また、このような昇降棚を前後一対の平行アームを介して上下方向に2段以上設けてもよい。
実施例1における昇降棚装置を示す斜視図である。 実施例1における昇降棚装置を示す正面図である。 実施例1における昇降棚が降下した状態を示すA−A縦断側面図である。 実施例1における昇降棚が折り畳まれる途中の状態を示す縦断側面図である。 実施例1における昇降棚が折り畳まれた状態を示す縦断側面図である。 実施例2における昇降棚が降下した状態を示す縦断側面図である。 実施例2における昇降棚が折り畳まれた状態を示す縦断側面図である。
符号の説明
1、1’ 昇降棚装置
2 壁面
3 吊戸棚
4 底板
5,5’,6 棚板(昇降棚)
7 取付部材
8、9 上アーム(アーム)
10,11 下アーム(アーム)
12〜19 枢軸部
20,21 支持体
22 手掛部
26 蛍光灯(照明装置)
28 扉(前面板)
29 ガススプリング(付勢手段)
30,31 枢軸部
33 摺動溝
34 摺動リンク部材(昇降棚連動手段)
35,36 枢軸部
37 回動リンク部材(アーム連動手段)
38,39 枢軸部(アーム連動手段)
40 枢軸金具(アーム連動手段)
41 摺動レール

Claims (8)

  1. 吊戸棚の下面に設けられ、該吊戸棚の下方において昇降棚を昇降自在に支持する昇降棚装置であって、
    上端が前記吊戸棚の下面に枢着されるとともに、下端に前記昇降棚が枢着された複数のアームからなるとともに、該複数のアームは互いに交差しないように配置され、前記昇降棚を略水平に維持した状態で昇降自在に支持することを特徴とする昇降棚装置。
  2. 前記昇降棚は、該昇降棚を支持する支持体を介して前記複数のアームの下端に枢着されるとともに、前記昇降棚は該支持体に対して前後方向に摺動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の昇降棚装置。
  3. 前記複数のアームの回動に伴って前記昇降棚を前方または後方に摺動させる昇降棚連動手段が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の昇降棚装置。
  4. 前記吊戸棚の下面に、該吊戸棚の下方を照らす照明装置が設けられるとともに、前記昇降棚の前後幅が前記吊戸棚の下面の前後幅よりも短寸とされており、前記昇降棚は、前記吊戸棚の下面に近接する非使用位置に位置した状態において、前記照明装置の後方または前方に退避可能であることを特徴とする請求項2または3に記載の昇降棚装置。
  5. 前記複数のアームを上下方向に複数連結し、前記昇降棚を上下方向に複数段設けるとともに、上段側及び下段側の複数のアームを連動させるアーム連動手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の昇降棚装置。
  6. 前記昇降棚が上昇する方向に前記複数のアームを回動付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の昇降棚装置。
  7. 前記吊戸棚の前面板の下部を前記吊戸棚の下面よりも下方に延設し、前記昇降棚が前記吊戸棚の下面に近接する非使用位置に位置した状態において、前記昇降棚装置の前方側が前記前面板により覆われるようにしたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の昇降棚装置。
  8. 前記複数のアームは互いに略平行に配置されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の昇降棚装置。
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