JP2009160133A - 昇降棚装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストダウンを達成できる昇降棚装置を提供すること。
【解決手段】左右の各支持腕体3間に、この各支持腕体3の回動に連動して回動する連動軸6を架設すると共に、この連動軸6の軸長さ方向の略中間部に付勢手段5を連結して、この付勢手段5の付勢力が前記連動軸6と前記支持腕体3を介して昇降棚体4に伝達する構成とし、この付勢手段5と連結した連動軸6の略中間部の近傍位置を回動自在に支承して、この付勢手段5による付勢方向に連動軸6が変形しようとすることを阻止する補強用支承部7を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、キッチンの吊戸棚の下面などに取付固定して食器などの水切り棚や仮置き棚として使用可能な昇降棚装置に関するものである。
従来のこの種昇降棚装置としては、例えば、特開2007−175333号(特許文献1)がある。
この特許文献1を簡単に説明すると、吊戸棚の下面に取付られる取付部材を左右に配置し、この各取付部材には夫々前後一対のアームを枢着し、この前後の各アームの先端部に棚板を枢着すると共に前後の各アームで平行リンク機構を構成して、各アームの回動により棚板を吊戸棚の下面に沿設した折り畳み収納状態にできると共に、この収納状態から各アームの回動により棚板を取付部材(吊戸棚の下面)に対し平行関係を維持したまま(棚板が略水平状態を維持したまま)下方へ引き降ろしできるように構成されている。
また、この特許文献1では、左右の各取付部材に夫々ガススプリングなどの付勢手段を設け、この付勢手段により各アームに回動付勢力を付与する構成として、棚板を吊戸棚の下面に沿設させた状態と、下方へ引き降ろした状態とがこの付勢手段で付勢保持されるように構成されている。
特開2007−175333号公報
ところで、上記特許文献1は、左右の取付部材に夫々一つずつ付勢手段を設けてこの各取付部材に枢着されるアーム夫々に別々の付勢手段で付勢力を付与する構成であったため、即ちガススプリングなどの付勢手段を二つも用いる構成であったために部品コスト高であり、高価な製品となってしまっていた。
本発明は、上記特許文献1のような昇降棚装置の改良に係るもので、ガススプリングのような付勢手段が一つで足りて著しいコストダウンを達成できる画期的な昇降棚装置を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
室内の天井面や各種棚設備Tの下面などの取付面部1に取付固定可能な基体2の左右両側部に支持腕体3を枢着し、この左右夫々の支持腕体3の先端部に昇降棚体4を枢着して、前記基体2を前記取付面部1に取付固定すると、前記各支持腕体3の回動により前記昇降棚体4を取付面部1に沿設した収納状態から下方へ下がった位置に引き降ろし配設できるように構成し、この昇降棚体4を前記取付面部1に沿設した収納状態と下方へ引き降ろし配設した状態とに付勢保持する付勢手段5を備えた昇降棚装置において、前記左右の各支持腕体3間に、この各支持腕体3の回動に連動して回動する連動軸6を架設すると共に、この連動軸6の軸長さ方向の略中間部に前記付勢手段5を連結して、この付勢手段5の付勢力が前記連動軸6と前記支持腕体3を介して前記昇降棚体4に伝達する構成とし、この付勢手段5と連結した連動軸6の略中間部の近傍位置を回動自在に支承して、この付勢手段5による付勢方向に連動軸6が変形しようとすることを阻止する補強用支承部7を備えたことを特徴とする昇降棚装置に係るものである。
また、前記基体2の左右方向の略中間部に付勢手段取付部8を設け、この付勢手段取付部8の基端部に、伸縮可能であって伸長しようとする方向に付勢力を生じる前記付勢手段5の伸縮方向の一側端部を連結すると共に、この付勢手段5の伸縮方向の他側端部を前記連動軸6の略中間部に連結して、この付勢手段5が前記連動軸6をこの連動軸6の軸長さ方向と略直交する方向に押動付勢することで連動軸6に回転力を付与して、前記昇降棚体4を前記取付面部1に沿設した収納状態と下方へ引き降ろし配設した状態とに付勢保持する構成とし、この付勢手段5の他側端部と連結する連動軸6の略中間部の近傍位置を回動自在に支承する前記補強用支承部7を、前記付勢手段取付部8の先端部に設けたことを特徴とする請求項1記載の昇降棚装置に係るものである。
また、前記付勢手段取付部8は、基端部に前記付勢手段5の伸縮方向の一側端部を連結する連結部9を設けると共に、先端部に前記連動軸6の略中間部の近傍位置を回動自在に支承する前記補強用支承部7を垂設した構成としたことを特徴とする請求項2記載の昇降棚装置に係るものである。
また、前記補強用支承部7は、板材で構成すると共に、前記付勢手段5の付勢方向の反対側から前記連動軸6を支承する形状に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の昇降棚装置に係るものである。
また、前記付勢手段取付部8は、長さのある断面U字形若しくは断面コ字形の板材で構成すると共に、この付勢手段取付部8をその両側の突出板部8Aが前記基体2から垂下するようにして基体2に付設し、この付勢手段取付部8の基端部の各突出板部8A間に前記付勢手段5の一側端部を連結する連結部9を設け、この付勢手段取付部8の先端部の各突出板部8Aを下方へ延設して垂下部10を形成すると共に、この各垂下部10に夫々前記連動軸6の略中間部の左右位置を回動自在に支承する前記補強用支承部7を設けたことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の昇降棚装置に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、連動軸の略中間位置に連結する一つの付勢手段によって昇降棚体の付勢保持機能を賄うことが可能となるため、左右のアーム夫々に別々の付勢手段によって付勢力を付与する前記特許文献1のような従来構造に比して、付勢手段5の数量が少なくて済む分コストダウン化が図れることになり、また、付勢手段を左右の各支持腕体間に架設した連動軸の略中間位置に連結したため、この付勢手段の付勢力が左右の各支持腕体の双方に略均等に伝達されてこの左右の支持腕体を介した昇降棚体のスムーズな昇降作動が得られることになり、しかも、本発明では連動軸の略中間部には付勢手段による付勢力が常に作用するが、この付勢手段の付勢方向に連動軸が変形しようとすることを補強用支承部が阻止するので、連動軸が簡単に変形するようなことなく従来品と同等の耐久性を発揮し得るなど、極めて実用性に秀れた画期的な昇降棚装置となる。
また、請求項2記載の発明においては、付勢手段が連動軸に付勢力を付与して昇降棚体を収納状態と引き降ろし状態とに付勢保持する構成を簡易に設計実現可能となり、しかも、付勢手段を基体に連結するための付勢手段取付部と連動軸を支承する補強用支承部とを一部品で構成することも可能となるので、一層のコストダウン化を実現可能となるなど、極めて実用性に秀れた構成の昇降棚装置となる。
また、請求項3記載の発明においては、前記請求項2記載の発明の作用・効果を確実に発揮する付勢手段取付部を簡易に設計実現可能となる一層実用性に秀れた構成の昇降棚装置となる。
また、請求項4記載の発明においては、付勢手段の付勢力による連動軸の変形阻止補強作用を補強用支承部が確実に発揮でき、しかも、連動軸に対し実質的に補強が必要な方向だけを支承する最低限の形状に補強用支承部を形成すれば良いため構造が複雑化せず、その上、加工性に秀れた板材で構成するためこの補強用支承部は簡易に設計実現可能となるなど、一層実用性に秀れた構成の昇降棚装置となる。
また、請求項5記載の発明においては、付勢手段取付部を加工性に秀れた板材で構成するため、付勢手段取付部に連結部と補強用支承部を容易に一体成形可能であり、しかも、板材を断面U字状若しくは断面コ字状に折曲形成して成るこの補強用台座部は強度が高いため、前記付勢手段を強固に連結できると共に、連動軸を補強用支承部が高い支承強度をもって支承でき、その上、連動軸の中間部近傍の左右二箇所を補強用支承部が支承するため、連動軸に対して一層良好な補強作用を付与できることとなるなど、極めて実用性に秀れた構成の昇降棚装置となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本昇降棚装置の基体2を、室内の天井面や各種棚設備Tの下面などの取付面部1に取付固定すると、基体2の左右両側部に枢着した各支持腕体3の回動により各支持腕体3の先端部に枢着した前記昇降棚体4を取付面部1に沿設した収納状態から下方へ下がった位置に引き降ろし配設することができ、また、引き降ろし配設した昇降棚体4を各支持腕体3の逆回動により上昇させて取付面部1に沿設した収納状態とすることができる。
また、本昇降棚装置は、付勢手段5により昇降棚体4が前記取付面部1に沿設した収納状態と、下方へ引き降ろし配設した状態とに付勢保持される。
本発明の付勢手段5は、左右の各支持腕体3間に架設した連動軸6の軸長さ方向の略中間部に連結し、この付勢手段5の付勢力が前記連動軸6と前記支持腕体3を介して前記昇降棚体4に伝達する構成としている。
このように左右の各支持腕体3間に架設した連動軸6の略中間位置に付勢手段5を連結する構成にあっては、左右の支持腕体3の夫々に対して別々の付勢手段5を設けずとも、連動軸6の略中間位置に連結する一つの付勢手段5によって前記昇降棚体4の付勢保持機能を賄うことが可能となる。
しかも、付勢手段5を左右の各支持腕体3間に架設した連動軸6の略中間位置に連結したことにより、この付勢手段5の付勢力が左右の各支持腕体3の双方に確実に略均等に伝達されることになるので、左右の支持腕体3の回動作動がスムーズに行われて、昇降棚体4のスムーズな昇降作動が実現することになる。
従って、本発明においては、付勢手段5が一つで足りる構成が実現可能であるから、左右のアーム夫々に別々の付勢手段によって付勢力を付与する前記特許文献1のような従来構造に比して、付勢手段5の数量が少なくて済む分コストダウン化が図れ、安価な製品を提供可能となる。
一方、本発明は、付勢手段5を連動軸6の略中間位置に連結したことにより、この連動軸6の略中間部には付勢手段5による付勢力が常に作用するので、この付勢手段5の付勢方向に連動軸6が変形してしまう懸念がある。
しかし、本発明では、この付勢手段5と連結した連動軸6の略中間部の近傍位置を補強用支承部7が回動自在に支承して、この付勢手段5による付勢方向に連動軸6が変形しようとすることを阻止することになる。
従って、連動軸6が付勢手段5の付勢力によって簡単に変形するようなことがなく、従来構造品と同等の耐久性能を発揮する。
尚、連動軸6を、強度の高い素材で構成したり径の太いもので構成したりして、連動軸6自身の強度を高めることによっても変形防止作用は得られるが、強度の高い軸材は非常に高価であるため、本発明のように連動軸6を別の部品(補強用支承部7)で支承して補強する構成の方が、コストをかけずに安価に設計実現可能であることが確認されている。
従って、この補強用支承部7による連動軸6の補強構造も、コスト安に設計実現可能である。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例の昇降棚装置は、図1に示すように、室内の天井面や各種棚設備Tの下面などの取付面部1に取付固定可能な基体2の左右両側部に支持腕体3を枢着し、この左右夫々の支持腕体3の先端部に昇降棚体4を枢着して、各支持腕体3の回動によりこの昇降棚体4を取付面部1に沿設した収納状態から下方へ下がった位置に引き降ろし配設することができるようにしている。尚、図面では、棚設備Tとしてキッチンの吊戸棚T1を採用し、この吊戸棚T1の下面を取付面部1として基体2を取付固定した場合を示している。
具体的には、本実施例の基体2は、図2,図3に示すように帯状の金属製板材で構成した横長の基枠材20の両端部に、この基枠材20の長さ方向と直交する方向に長さを有する形状の金属製板材で構成した取付枠材21を付設して平面視略コ字形をなす枠形状に形成している。
また、この基体2の左右に存する前記各取付枠材21には、この基体2を前記取付面部1へ取付固定するために用いる釘やネジなどの止着具15挿通用の挿通孔14を複数設けると共に、各取付枠材21の夫々の外側部分を略直角に下方へ折曲して、この各折曲垂下板部21Aの前側部(図1における左側部)に夫々前後一対の帯板状の前記支持腕体3の基端部を枢着した構成としている。
本実施例の昇降棚体4は、前記基体2に対して、前後幅と左右幅とが略合致するか又は前後幅と左右幅とがやや小さい幅寸法を有する横長形状であって且つやや厚みのある方形板状体に構成している。
そして、この昇降棚体4の左右側部の夫々の後側部に、前記前後の各支持腕体3の先端部を枢着すると共に、前後の各支持腕体3で平行リンク機構を構成し、これにより前記基体2を前記取付面部1に取付固定すると、図4,図5に示すように、各支持腕体3の回動により昇降棚体4が基体2(取付面部1)に対し略平行関係を維持したまま(昇降棚体4が略水平状態を維持したまま)下方へ引き降ろしでき、また不使用時には、各支持腕体3の回動により左右の取付枠体21間(左右の垂下板部21A間)に昇降棚体4を配して取付面部1に沿設した折り畳み収納状態にできる構成としている。
また、本実施例は、この昇降棚体4を前記取付面部1に沿設した収納状態と下方へ引き降ろし配設した状態とに付勢保持する付勢手段5を備えている。
具体的には、本実施例の付勢手段5は、伸縮可能なピストン・シリンダ構造であって、常に伸長しようとする方向に付勢力を生じるガススプリング5を採用している。
また、前記基体2の左右方向の略中間部に付勢手段取付部8を設け、この付勢手段取付部8の基端部に、前記付勢手段5たるガススプリング5の伸縮方向の一側端部(シリンダ側の端部)を枢着連結した構成としている。
また、前記四体の各支持腕体3のうち、前記基体2の前側に位置する左右の各支持腕体3間に、この各支持腕体3の回動に連動して回動する連動軸6を架設している。更に詳しくは、前側左右の各支持腕体3の、前記基体2の取付枠材21との枢着軸と同一軸線上(同一軸線位置)に丸棒状の連動軸6を架設固定している。
また、図6に示すようにこの連動軸6の軸長さ方向の中間部に、この連動軸6の軸長さ方向と直交する方向に向けて板状の連結片部11を突設してこの連結片部11が連動軸6と共に回動する構成とし、この連結片部11の突出先端部に前記付勢手段5たるガススプリング5の伸縮方向の他側端部(ピストン側の端部)を枢着連結した構成としている。
従って、ガススプリング5が連動軸6と直交する方向に配されてこの連動軸6を連動軸6の軸長さ方向と略直交する方向に押動付勢することになり、このガススプリング5の付勢力により連動軸6に回転力が付与されて、前記支持腕体3を介して前記昇降棚体4に伝達する構成としている。
更に詳しくは、昇降棚体4が前記取付面部1に沿設した収納状態においては、図4に示すように連結片部11とガススプリング5との枢着軸部12が前記連動軸6よりも上方に位置することで連動軸6には前回り方向への回転付勢力が作用し、これにより各支持腕体3が図面の後方(上方)へ回動しようとしてこの昇降棚体4が取付面部1に沿設した収納状態が付勢保持され、一方、昇降棚体4が下方へ最大限引き降ろされた状態においては、図5に示すように連結片部11とガススプリング5との枢着軸部12が前記連動軸6と略同等の高さ又は連動軸6よりもやや下方に位置することで連動軸6には後回り方向への回転付勢力が作用し、これにより各支持腕体3が図面の前方(下方)へ回動しようとしてこの昇降棚体4が下方へ引き降ろし配設した状態が付勢保持される構成としている。
本実施例では、この付勢手段5と連結した連動軸6の略中間部の近傍位置を回動自在に支承して、この付勢手段5による付勢方向に連動軸6が変形しようとすることを阻止する補強用支承部7を備えている。
即ち、本実施例の構成では、付勢手段5が前記連動軸6をこの連動軸6の軸長さ方向と略直交する方向に常に押動付勢するため、連動軸6にはこの付勢手段5の付勢方向に変形しようとする力が作用するが、この連動軸6の変形を補強用支承部7によって防止する構成としている。
具体的には、本実施例の補強用支承部7は、前記基体2に設けた前記付勢手段取付部8の先端部に設けている。
ここで、本実施例の付勢手段取付部8について具体的に説明すると、図2,図3,図7,図8に示すように、前記取付枠材21の前後長さ寸法と略同等の長さ寸法を有し且つ断面略コ字形に屈曲形成した金属製板材で構成している。
この付勢手段取付部8は、その両側の突出板部8Aを下向きとした上で、その基端部の中間板部8Bを前記基枠材20の略中間部の下面に重合固定して、この付勢手段取付部8が前記各取付枠材21と平行に且つ各取付枠材21と同方向へ突出状態となるように設け、この付勢手段取付部8の各突出板部8Aが前記基体2から垂下する構成としている。図中符号16は基体2(基枠材20)と付勢手段取付部8(中間板部8B)とを固定するための固定具である。
また、この付勢手段取付部8の基端部の各突出板部8A間に取付軸13を架設して連結部9とし、この連結部9(取付軸13)に各突出板部8A間に配した前記付勢手段5たるガススプリング5の一側端部(シリンダ側の端部)を枢着連結している。
また、この付勢手段取付部8の先端部の各突出板部8Aを下方へ延設して垂下部10を形成すると共に、この各垂下部10に夫々前記連動軸6の略中間部の左右位置を回動自在に支承する前記補強用支承部7を設けている。
更に詳しくは、付勢手段取付部8を構成する板材を予めT形に形成しておき、この板材を断面コ字状に折曲形成することによって同時に先端部左右に各突出板部8Aよりも下方へ垂下突出する垂下部10が一体に連設形成される構成としている。
また、図7に示すように、この垂下部10の後側縁(基体2の後方側の側縁)に半円形の切欠部を形成すると共に、この切欠部に前記連動軸6の周面の半周ほどを回動自在に支承し得る略半円形の緩衝体7Aを付設して前記補強用支承部7を構成している。
即ち、本実施例の補強用支承部7は、前記付勢手段5による押動付勢方向に抗する方向にだけ連動軸6を支承して補強する構成としている。尚、例えば、孔状の補強用支承部7を構成して連動軸6の全周を支承するようにしても良いが、本実施例のように、連動軸6の半周ほどであって前記付勢手段5による押動付勢方向に抗する方向だけを支承する構成の補強用支承部7によれば、これだけでも付勢手段5による付勢力に抗して連動軸6を確実に補強して変形阻止できる上、補強用支承部7が開放していることで、この補強用支承部7に対して連動軸6の脱着が簡単に可能となるため、連動軸6が架設固定された支持腕体3を基体2(取付枠材21)に対して容易に組み付け可能となり、量産性に秀れるなどの効果を奏することになるので好ましい。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例の使用状態における昇降棚体を引き降ろし配設した状態を示す斜視図である。 本実施例を示す昇降棚体を収納した状態の斜視図である。 本実施例を示す昇降棚体を引き降ろし配設した状態の斜視図である。 本実施例の使用状態における昇降棚体を収納した状態を示す説明側断面図である。 本実施例の使用状態における昇降棚体を引き降ろし配設した状態を示す説明側断面図である。 本実施例の昇降棚体の昇降作動に伴う支持腕体と連動軸と連結片部との連動構造を示す説明斜視図である。 本実施例の付勢手段取付部の構造並びに補強用支承部の構造を示す部分拡大斜視図である。 本実施例の補強用支承部による連動軸の支承構造を示す部分拡大説明正面図である。
符号の説明
1 取付面部
2 基体
3 支持腕体
4 昇降棚体
5 付勢手段
6 連動軸
7 補強用支承部
8 付勢手段取付部
8A 突出板部
9 連結部
10 垂下部
T 棚設備

Claims (5)

  1. 室内の天井面や各種棚設備の下面などの取付面部に取付固定可能な基体の左右両側部に支持腕体を枢着し、この左右夫々の支持腕体の先端部に昇降棚体を枢着して、前記基体を前記取付面部に取付固定すると、前記各支持腕体の回動により前記昇降棚体を取付面部に沿設した収納状態から下方へ下がった位置に引き降ろし配設できるように構成し、この昇降棚体を前記取付面部に沿設した収納状態と下方へ引き降ろし配設した状態とに付勢保持する付勢手段を備えた昇降棚装置において、前記左右の各支持腕体間に、この各支持腕体の回動に連動して回動する連動軸を架設すると共に、この連動軸の軸長さ方向の略中間部に前記付勢手段を連結して、この付勢手段の付勢力が前記連動軸と前記支持腕体を介して前記昇降棚体に伝達する構成とし、この付勢手段と連結した連動軸の略中間部の近傍位置を回動自在に支承して、この付勢手段による付勢方向に連動軸が変形しようとすることを阻止する補強用支承部を備えたことを特徴とする昇降棚装置。
  2. 前記基体の左右方向の略中間部に付勢手段取付部を設け、この付勢手段取付部の基端部に、伸縮可能であって伸長しようとする方向に付勢力を生じる前記付勢手段の伸縮方向の一側端部を連結すると共に、この付勢手段の伸縮方向の他側端部を前記連動軸の略中間部に連結して、この付勢手段が前記連動軸をこの連動軸の軸長さ方向と略直交する方向に押動付勢することで連動軸に回転力を付与して、前記昇降棚体を前記取付面部に沿設した収納状態と下方へ引き降ろし配設した状態とに付勢保持する構成とし、この付勢手段の他側端部と連結する連動軸の略中間部の近傍位置を回動自在に支承する前記補強用支承部を、前記付勢手段取付部の先端部に設けたことを特徴とする請求項1記載の昇降棚装置。
  3. 前記付勢手段取付部は、基端部に前記付勢手段の伸縮方向の一側端部を連結する連結部を設けると共に、先端部に前記連動軸の略中間部の近傍位置を回動自在に支承する前記補強用支承部を垂設した構成としたことを特徴とする請求項2記載の昇降棚装置。
  4. 前記補強用支承部は、板材で構成すると共に、前記付勢手段の付勢方向の反対側から前記連動軸を支承する形状に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の昇降棚装置。
  5. 前記付勢手段取付部は、長さのある断面U字形若しくは断面コ字形の板材で構成すると共に、この付勢手段取付部をその両側の突出板部が前記基体から垂下するようにして基体に付設し、この付勢手段取付部の基端部の各突出板部間に前記付勢手段の一側端部を連結する連結部を設け、この付勢手段取付部の先端部の各突出板部を下方へ延設して垂下部を形成すると共に、この各垂下部に夫々前記連動軸の略中間部の左右位置を回動自在に支承する前記補強用支承部を設けたことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の昇降棚装置。
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