JP5565760B2 - 引出式収納装置 - Google Patents

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本発明は、キーボード等の操作用機器を引出しに載せて収納箱に出し入れする引出式収納装置に関する。
従来、この種の収納装置を装備したラックが知られている。例えば、特許文献1には、図6に示すように、パソコン51を載せる天板52の下側に、引出式収納装置53を組み込んだパソコンラック54が記載されている。引出式収納装置53は、キーボード55を載せた引出し56を収納箱57の内外に出し入れ自在に備え、引出し56の前端に扉58が起伏自在に設けられている。そして、引出し56を格納した状態で、扉58により収納箱57の開口部59を閉じ、引出し56を引き出した状態で、扉58を倒してキーボード55を操作するようになっている。
特開2000−139581号公報
従来の引出式収納装置53によれば、倒した扉58をハンドレストとして使用し、キーボード55を楽に操作できる利点がある。しかし、従来装置53は、引出し56を出し入れするためのハンドルを備えていないうえ、接触や振動によって、引出し56が知らないうちに迫り出したり、扉58が不意に倒れたりする不都合があった。特に、通信機器や配電機器等の振動発生源を収めたキャビネットラックの場合は、迫り出した引出し56や倒れた扉58がラック本体の外扉に衝突する問題点があった。衝突を防ぐためには、引出し56や扉58を係止する部材が必要となるが、それぞれに係止部材を設けると、収納装置53の部品点数が増えるばかりでなく、操作性も低下するという課題があった。
本発明の目的は、上記課題を解決し、扉付き引き出しの操作性および機能性を簡単な構成のラッチ機構で改善できる引出式収納装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の引出式収納装置は、操作用機器を載せる引出しを収納箱の内外に出し入れ自在に備えている。引出しの前端には収納箱の開口部を閉じる扉が起伏自在に取り付けられ、扉に格納位置の引出しを収納箱に係止するラッチ機構が設けられている。ラッチ機構は、収納箱に係合して扉を起立姿勢に保持するための爪部材と、爪部材を収納箱から解離するためのハンドルとを備えている。ハンドルは、引出しのスライド操作に兼用できるように、扉の前面に設けられている。
また、本発明の引出式収納装置は、引出しの後側において収納箱の内部に、操作用機器のケーブルを保持するためのケーブルハンガーを備えている。ケーブルハンガーは、引出しに連動して折畳可能に構成されている。
さらに、本発明の引出式収納装置は、引出しの側部に、マウス等の補助器具を載せるための補助テーブルを備えている。補助テーブルは、引出しの左右どちらか一方または両方の側部に回動可能に設けられ、引出しの機器載置板に重なる非使用位置と、引出しの側方へ突出する使用位置とに配置される。
本発明の引出式収納装置によれば、ラッチ機構が引出しを格納位置に係止する機能と、扉を起立姿勢に保持する機能と、引出しをスライド操作する機能とを兼備しているので、一つのラッチ機構を扉に設けるだけの簡単な構成で、扉付き引出しの操作性および機能性を高めることができるという効果がある。
また、ケーブルハンガーが引出しに連動してケーブルを整然と屈伸するので、ケーブルの損傷を防止できるうえ、引出しをスムーズに出し入れできるという効果がある。
加えて、引出しの側部に補助テーブルを回動可能に設けたので、使用位置の補助テーブル上で補助機器を軽快に操作できるとともに、非使用位置の補助テーブルを引出しの機器載置板に重ねてコンパクトに格納できるという利点がある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は引出式収納装置の全体的な構成を示す。この収納装置1は薄箱形の収納箱2と、操作用機器であるキーボード3を載せる引出し4とを備えている。収納箱2の天板5には、収納装置1をラックやテーブル等(図示略)のフレームに取り付けるための複数の取付穴6が設けられている。
なお、引出式収納装置1の設置形態は特に限定されず、例えば、収納箱2をキャビネットラックやパソコンラックの内部に設置したり、テーブルの上側または下側に設置したり、操作盤や計器盤と並べて設置したりすることができる。あるいは、引出式収納装置1を随所に持ち運び、単独で設置することも可能である。
引出し4はトレイ状の機器載置板7を備え、その左右両側面にレール8が固着されている。収納箱2の内壁面にはレール8を案内するガイド9が固着され、レール8とガイド9の組み合わせにより、引出し4が収納箱2に前後方向へスライド可能に支持され、キーボード3を収納箱2の内外に出し入れできるようになっている。
図2は収納箱2から天板5を取り外して引出し4の格納形態を示し、図3は引出し4の使用形態を示す。図4(A)は図2の4A−4A線断面図であり、図4(B)は図3の4B−4B線断面図である。図5(A)は図2の5A−5A線断面図であり、図5(B)は図3の5B−5B線断面図である。
機器載置板7の前端には、扉11が左右一対の蝶番12によって前後方向へ起伏自在に取り付けられている。扉11は、収納箱2の前端開口部13とほぼ同じ大きさで形成され、起立姿勢(図5A参照)で開口部13を閉じ、後方へ倒れた姿勢(図5B参照)で引出し4の平面積つまり作業領域を前方へ拡張するようになっている。
扉11の左右方向中央部には、格納位置の引出しを収納箱2に係止するためのラッチ機構14が設けられている。ラッチ機構14は、扉11に取り付けられたケーシング15と、収納箱2に係合して扉11を起立姿勢に保持するための爪部材16と、爪部材16を収納箱2から解離するためのハンドル17とから構成されている。
収納箱2の前端下部には係止片19が前方へ突設され、その突端部に係止穴20が形成されている。爪部材16の下端にはテーパ部21が後向きの斜状に形成され、テーパ部21と係止穴20との係合により、格納位置の引出し4が収納箱2にスライド不能に係止されるとともに、扉11が開口部13を閉じた起立姿勢に保持される。
爪部材16はケーシング15に昇降可能に支持され、爪部材16の上端にハンドル17が扉11の前面に露出するように設けられている。そして、引出し4の格納位置において、使用者が指をハンドル17に掛け、爪部材16を係止片19から解離したのち、続けて引出し4を前方へ引き出すことができるようになっている。
引出し4の右側部には、マウス22を載せるための補助テーブル23が設けられている。補助テーブル23は、引出し4の側壁24(図4A参照)に固着されたブラケット25に支点軸26を介して左右へ回動可能に支持され、機器載置板7の上面に重なる非使用位置と、引出し4の右方へ突出する使用位置(図4B参照)とに配置される。なお、補助テーブル23の非使用位置を機器載置板7の下側とすることもできる。
図2、図3に示すように、引出し4の後側において収納箱2の内部には、キーボード3のケーブル28とマウス22のケーブル29とを保持するためのケーブルハンガー30が設けられている。ケーブルハンガー30は前後二枚の帯板31,32を備え、帯板31,32の適宜箇所にケーブル28,29が結束具33で保持されている。
前側の帯板31の基端はヒンジ金具34で引出し4の背板35に枢着され、後側の帯板32の基端がヒンジ金具36で収納箱2の後壁板37に枢着されている。両方の帯板31,32の自由端は連結金具38で回動可能に連結され、ケーブルハンガー30が引出し4の出し入れに連動して折畳可能に構成されている。
背板35にはケーブル28,29を引出し4から帯板31に引き出す切欠39が形成され(図4参照)、同じ左右位置の後壁板37にケーブル28,29を帯板32から収納箱2の外部に引き出す配線穴40が設けられている。そして、切欠39と配線穴40との間のスペースにおいて、ケーブル28,29の余剰部がケーブルハンガー30によって屈伸される。
上記構成の引出式収納装置1によれば、次のような作用効果が得られる。
(a)ラッチ機構14の爪部材16により、引出し4を格納位置に係止し、同時に引出し4の扉11を起立姿勢に保持することができる。
(b)このため、収納装置1をキャビネットラック内に装備した場合でも、通信機器や配電機器等の振動によって、引出し4が迫り出したり、扉11が倒れたりするおそれがなく、ラック本体側の外扉との衝突を確実に回避できる。
(c)ラッチ機構14のハンドル17が扉11の前面に露出しているので、使用者は、爪部材16を解除し、扉11を倒し、引出し4を引き出すという一連の操作をワンタッチで素早く行うことができる。
(d)したがって、扉11に一つのラッチ機構14を設けただけの簡単な構成で、扉付き引出し4の操作性および機能性を高めることができる。
(e)引出し4を出し入れするときには、ケーブルハンガー30が引出し4の後側でケーブル28,29を整然と屈伸するので、ケーブル28,29の引っ掛かりや損傷を防止できるうえ、引出し4をスムーズにスライドさせることができる。
(f)入力作業にあたっては、使用者は扉11を後方に倒し、扉11の上に手を載せ、キーボード3を楽に操作できる。
(g)また、補助テーブル23を使用位置に回動すれば、補助テーブル23上でマウス22を軽快に操作できる。
(h)特に、非使用位置の補助テーブル23は機器載置板7に重なるので、薄型の引出し4上に補助テーブル23をコンパクトに装備することができる。
本発明の一実施形態を示す引出式収納装置の斜視図である。 収納装置を引出しの格納状態で示す平面図である。 引出しを前方へ引出した状態を示す平面図である。 収納装置のラッチ機構と補助テーブルを示す一部破断正面図である。 ラッチ機構の動作を示す引出しと扉の断面図である。 従来の引出式収納装置を示す斜視図である。
符号の説明
1 引出式収納装置
2 収納箱
3 キーボード
4 引出し
7 機器載置板
11 扉
13 収納箱の開口部
14 ラッチ機構
16 爪部材
17 ハンドル
22 マウス
23 補助テーブル
28 キーボードのケーブル
29 マウスのケーブル
30 ケーブルハンガー

Claims (3)

  1. 操作用機器を引出しに載せて収納箱に出し入れする引出式収納装置において、引出しの前端に収納箱の開口部を閉じる扉を起伏自在に取り付け、扉に格納位置の引出しを収納箱に係止するラッチ機構を設け、ラッチ機構が収納箱の下部に係合して扉を起立姿勢に保持するための爪部材と、爪部材を持ち上げて収納箱から解離するためのハンドルとを備え、ハンドルを扉の前面に設け、扉を後方へ倒して前記操作用機器のハンドレストとして使用することを特徴とする引出式収納装置。
  2. 前記引出しの後側において収納箱の内部に、操作用機器のケーブルを保持するためのケーブルハンガーを引出しに連動して折畳可能に備えたことを特徴とする請求項1記載の引出式収納装置。
  3. 前記引出しの側部に、補助テーブルを引出しの機器載置板に重なる非使用位置と引出しの側方へ突出する使用位置とに前後方向の軸線周りで垂直回動可能に備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の引出式収納装置。
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