JP4361897B2 - グリル - Google Patents

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本発明は、グリル庫内に、グリル皿を支持する皿受け枠がグリル庫の前方に引き出し自在に収納され、皿受け枠にグリル庫の前面開口を閉じるグリル扉が連結されたグリルに関する。
従来、この種のグリルにおいては、一般的に、皿受け枠をグリル庫の側壁下部に摺動自在に係合させ、グリル扉を手前に引くことで皿受け枠がこれに支持されるグリル皿と共にグリル庫の前方に引き出されるようにしている。然し、このものでは、皿受け枠をグリル庫に出し入れする際、皿受け枠がグリル庫側壁を擦って、ガタツキ音が発生し易く商品性を損なう。
そこで、皿受け枠を前後方向に移動自在に支持するガイドレールを設け、皿受け枠がグリル庫の庫壁を擦ることなくグリル庫に出し入れされるようにして、ガタツキ音の発生を防止したグリルも知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
ここで、上記特許文献1,2に記載のものでは、グリル庫内にガイドレールが配置されている。そのため、グリル庫内の熱によりガイドレールが変形したり、調理時に発生する油煙や焼き汁の飛散等によりガイドレールに油分等の汚れが付着し、ある程度使用すると、皿受け枠がスムーズに動かなくなる。これがガイドレール付きのグリルの商品化を図る上で大きな障害になっている。
特開2004−261280号公報 特開2004−353960号公報
本発明は、以上の点に鑑み、皿受け枠の動きのスムーズさを長期に亘って維持できるようにしたガイドレール付きのグリルを提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、グリル庫内に、グリル皿を支持する皿受け枠がグリル庫の前方に引き出し自在に収納され、皿受け枠にグリル庫の前面開口を閉じるグリル扉が連結されたグリルであって、皿受け枠を前後方向に移動自在に支持するガイドレールを備えるものにおいて、ガイドレールはグリル庫の外側に配置され、皿受け枠に、グリル庫の前面開口を通してグリル庫の外側に折り返される折返し部を介して後方にのびる外枠部が連結され、この外枠部を介して皿受け枠がガイドレールに支持されると共に、グリル庫の前面開口の縁部に、皿受け枠がグリル庫に完全に収納されたときに前記折返し部を受け入れる窪み部が形成され、折返し部が窪み部に入ることでグリル扉が折返し部に邪魔されずにグリル庫の前面開口の縁部に密着するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、ガイドレールがグリル庫の外側に配置されるため、グリル庫内の熱、油煙、焼き汁等がガイドレールに及ばない。従って、ガイドレールが熱変形したり、ガイドレールに油分等の汚れが付着したりせず、皿受け枠の動きのスムーズさが長期に亘って維持され、商品性が向上する。
尚、上記の如く折返し部を設けたままでは、グリル庫の前面開口の縁部とグリル扉との間に折返し部の厚さ分の隙間が空いて、前面開口の閉め切り性が損なわれる。この場合、本発明の如くグリル庫の前面開口の縁部に、皿受け枠がグリル庫に完全に収納されたときに折返し部を受け入れる窪み部が形成されていれば、グリル扉を折返し部に邪魔されずに前面開口の縁部に密着させることができ、前面開口の閉め切り性を確保できる。
また、本発明においては、グリル庫の外側に、グリル庫内への皿受け枠の収納途中から外枠部を介して皿受け枠を後方に引き込む引き込み機構を配置することが望ましい。これによれば、皿受け枠を収納終端位置まで押し込まなくても、引き込み機構により皿受け枠が自動的にスムーズにグリル庫に収納されるようになり、操作感が良好になって商品性が一層向上する。
尚、耐熱性の関係でグリル庫内に引き込み機構を配置することは困難である。一方、本発明ではグリル庫の外側に皿受け枠に連結される外枠部が存在するため、グリル庫の外側に引き込み機構を設けることができ、耐熱性の問題は生じない。
図1は、システムキッチンのカウンタトップ(図示せず)に組み込むビルトイン式コンロを示している。このコンロは、カウンタトップに開設した開口に落とし込むようにして設置するコンロ本体1と、コンロ本体1の上面を覆うようにしてカウンタトップに載置する天板2とを備えている。コンロ本体1には、前側の左右2個と後側の1個の計3個のコンロバーナ3が配置されると共に、グリル4が内蔵されている。そして、天板2に、これら各コンロバーナ3を臨ませる開口を形成して、各開口を囲うように五徳5を載置すると共に、天板2の後部に、グリル4用の排気口2aを形成している。尚、各コンロバーナ3には、その内周空間に位置させて、五徳5上の調理容器の底面に当接してその温度を検出する鍋底温度センサ3aが付設されている。
カウンタトップの下で前方に露出するコンロ本体1の前面部分には、後述するグリル庫41の前面開口を閉じるグリル扉42とその左右の前面パネル6,6とが設けられている。各前面パネル6には、コンロバーナ1用とグリル4用の各操作盤7が前面パネル6の前方に出没自在に組み込まれており、操作盤7の収納状態では、操作盤7の前板7aが前面パネル6とほぼ面一になる。
グリル4は、図2に示す如く、コンロ本体1内に設置されるグリル庫41を備えている。グリル庫41には、図3に示す如く、焼き網43をその前後に垂設した脚片部431を介して載置するグリル皿44と、グリル皿44を支持する皿受け枠45とが収納されている。皿受け枠45にはグリル扉42が連結されている。そして、グリル扉42をその前面下部の把手421に指を掛けて手前に引くことにより、皿受け枠45がグリル皿44と共にグリル庫41の前方に引き出されるようにしている。
グリル庫41の天井部には、上火バーナ46が装着され、更に、上火バーナ46を覆うようにして遮熱カバー411が設けられている。また、グリル庫41の左右の各側壁に、焼き網43より下方に位置させて、内方に張り出す張り出し部412を形成し、張り出し部412に開設した透孔413に臨ませて下火バーナ47を配置している。かくして、焼き網43上の調理物を上火バーナ46と下火バーナ47とで上下から焼成する両面焼きグリルが構成される。尚、図2で461,471は上火バーナ46と下火バーナ47の混合管である。
グリル庫41の左右の各側壁の外側には、前後方向に長手のガイドレール48が配置されている。ガイドレール48は、コンロ本体1の底板部1a上に設けたブラケット1bに底板部1aから浮かせた状態で取付けられている。また、皿受け枠45には、図4に示す如く、グリル庫41の前面開口を通してグリル庫41の左右の各側壁の外側に折り返される折返し部4511を介して後方にのびる左右各側の外枠部451が連結されている。
尚、グリル庫41の前面開口の左右各側の縁部には、図5に示す如く、皿受け枠45がグリル庫41に完全に収納された収納終端位置に存するときに折返し部4511を受け入れる窪み部414が形成されている。そのため、グリル扉41を折返し部4511に邪魔されずに前面開口の縁部に密着させることができ、前面開口の閉め切り性が確保される。また、折返し部4511には摘み4512が取付けられており、グリル扉42の裏板に、摘み4512に対する逃げ孔422を形成している。摘み4512の役割については後述する。
外枠部451には、図3に示す如く、ボール482を介してガイドレール48に移動自在に係合するスライダ481が固定されている。かくして、皿受け枠45は、外枠部451を介してガイドレール48に前後方向に移動自在に支持される。従って、皿受け枠45がグリル庫41の庫壁を擦ることなくガイドレール48に案内されてスムーズにグリル庫41に出し入れされるようになり、ガタツキ音の発生が防止される。
また、ガイドレール48がグリル庫41の外側に配置されるため、グリル庫41内の熱、油煙、焼き汁等がガイドレール48に及ばなくなる。その結果、ガイドレール48やスライダ481が熱変形したり、ガイドレール48、スライダ481及びボール482に油分等の汚れが付着したりせず、皿受け枠45の動きのスムーズさを長期に亘って維持できるようになる。
グリル庫41の左右一側の側壁の外側には、ガイドレール48に加えて引き込み機構49が配置されている。尚、本実施形態の引き込み機構49は、ブルム社製の「ブルモーション」であり、その構造作用の概略について説明する。引き込み機構49は、図3に示す如く、外枠部451の前後方向所定箇所に垂設した突起4513に係合可能な可動子491を備えている。可動子491は、皿受け枠45が収納終端位置とその手前の所定の収納中間位置との間の範囲に存する状態で突起4513に係合する。そして、皿受け枠45を収納終端位置から前方に引き出す際、突起4513に追従して可動子491が引き出し機構49に内蔵する弾機(図示せず)に力を蓄えながら前進し、皿受け枠45が収納中間位置に達したとき引き出し機構49に内蔵するカム(図示せず)の働きで突起5413から可動子491が離脱してその位置に待機する。皿受け枠45の引き出し後、皿受け枠45がグリル庫41に押し込まれて収納中間位置に達すると、突起5413に可動子491が係合すると共に、弾機に蓄えられた力により可動子491が後方に移動し、外枠部451を介して皿受け枠45に後方への引き込み力が作用して、皿受け枠45が収納終端位置まで自動的に引き込まれる。そのため、操作感が良好になり、商品性が一層向上する。
ところで、皿受け枠45がガイドレール48に支持されてスムーズに動くようになると、時に皿受け枠45の引き出しの勢いが強くなりすぎてしまうことがある。この場合、皿受け枠45のそれ以上の引き出しが規制される引き出し終端位置において、慣性による大きな衝撃が作用し、グリル皿44に溜まった焼き汁等が零れ落たり、焼き網43上の調理物が崩れるといった不具合を生ずることがある。かかる不具合を生じないように、本実施形態では、皿受け枠45を特殊な構造に構成している。以下、この点について詳述する。
皿受け枠45は、図4、図6に示す如く、外枠部451を介してガイドレール48に支持される本体枠452と、本体枠452に対し所定の後退位置と前進位置との間で前後方向に相対移動自在な可動枠453とで構成され、可動枠453の前端にグリル扉42が連結されている。また、皿受け枠45に関連する機構として、本体枠452に対する可動枠453の後退位置から前進位置への移動に伴い可動枠453を介してグリル扉42を下方に変位させるカム機構454と、可動枠453を後退位置で本体枠452に移動不能にロックするロック機構455と、グリル庫41からの本体枠452の引き出しを所定の停止位置で規制するストッパ機構456とを備えている。
本体枠452は、左右両側の側枠部4521,4521と、両側枠部4521,4521の後端間の後枠部4522とで構成されている。そして、各側枠部4521に一体的に各外枠部451が連結されている。また、後枠部4522には、グリル庫41の底壁上で転動する左右一対の補助ローラ4523,4523が取付けられている。
可動枠453は、本体枠452の両側枠部4521,4521の内側に位置する左右両側の側枠部4531,4531と、両側枠部4531,4531の後端間の後枠部4532と、両側枠部4531,4531の前端間の板状の前枠部4533とで構成されており、前枠部4533にグリル扉42が連結されている。そして、可動枠453が後退位置に存するときは、グリル皿44が可動枠453の両側枠部4531,4531により水平姿勢に支持されるようにしている。
また、グリル皿44は、可動枠453の前枠部4533と後枠部4532とで前後から挟まれ、本体枠452に対する可動枠453の前後動によりグリル皿44が本体枠452に対し前後動する。ここで、本体枠452の各側枠部4521の前端寄りの部分には、図3、図4に示す如く、グリル皿44の左右の各フランジ部を受ける受け部4524が形成されている。そのため、可動枠453が本体枠452に対し後退位置から前進して前下がりに傾斜しても、グリル皿44は受け部4524により水平姿勢に支持される。
カム機構454は、図6、図9に示す如く、本体枠452の左右の各側部たる各側枠部4521に形成した前後方向に長手のカム溝4541と、可動枠453の左右の各側部たる各側枠部4531に固定した、カム溝4541に係合する前後一対のピン4542,4542とで構成されている。カム溝4541は、前側のピン4542が係合する前下がりに傾斜した前側の溝部4541aと、後側のピン4542が係合する水平な後側の溝部4541bとを有する。従って、本体枠452に対し可動枠453が後退位置から前進すると、前側のピン4542が傾斜した前側溝部4541aに案内されて斜め下方に動き、水平な後側溝部4541bに係合する後側のピン4542を支点にして可動枠453が前下がりに傾斜する。その結果、可動枠453の前端に連結されるグリル扉42が下方に変位する。尚、前側溝部4541aの前端部は若干前上がりに傾斜しており、前側溝部4541aの最下部はその前端より少許後方に位置する。
また、本体枠452の各側枠部4521には、可動枠453の前進位置で前後のピン4542,4542が位置するカム溝4541の部分から上方にのびる縦溝部4543,4543が形成されている。そして、各ピン4542を各縦溝部4543を通して本体枠452の上方に離脱自在としている。
尚、カム溝4541の前側溝部4541aに後側溝部4541bが連続していると、前後の縦溝部4543,4543の形成で側枠部4521の前側溝部4541aの上側の部分が切り落とされてしまう。そこで、本実施形態では、カム溝4541を前側溝部4541aと後側溝部4541bとに分離して形成している。但し、側枠部4521の内側面に、外側面に達しないようにカム溝4541を刻設する場合には、前側溝部4541aと後側溝部4541bとが連続するようにカム溝4541を形成することも可能である。
また、本実施形態では、前側溝部4541aのみを前下がりに傾斜させているが、後側溝部4541bも前下がりに傾斜させ、可動枠453が下方に平行移動するようにしても良い。
ロック機構455は、図7、図8に示す如く、本体枠452の後端部たる後枠部4522の横方向中央部に設けられたロック部材4551を備えている。ロック部材4551は、可動枠453の後端部たる後枠部4532の前面にその下方から係合可能な爪部4552と、爪部4552より後方位置で上方に立上る左右一対のレバー部4553,4553とを有し、各レバー部4553の上端部において本体枠452の後枠部4522に軸4554を介して枢着されている。かくして、ロック部材4551は、可動枠453をその後枠部4532への爪部4552の係合で後退位置にロックする上方のロック位置と、後枠部4532からの爪部4522の離脱で可動枠453のロックを解除する下方のアンロック位置とに軸4554を支点にして揺動自在となる。
ロック部材4551には、更に、グリル庫41の底壁の横方向中央部に敷設した受け板415に対向する左右一対の入力部4555,4555が設けられている。そして、常時は、ロック部材4551が受け板415から入力部4555を介して作用する押上げ力によりロック位置に保持されるようにしている。また、受け板415には、本体枠452が停止位置に存するときに入力部4555に対向する部分に位置させて、孔から成る逃げ部4556が形成されている。かくして、本体枠452が停止位置に到達した後、可動枠453を更に前方に引張ると、図8に仮想線で示す如く、入力部4555が逃げ部4556に落ち込み、これによりロック部材4551がアンロック位置に揺動して、可動枠453のロックが解除される。
また、ロック部材4551のレバー部4553には、軸4554より上方位置で前方にのびる第2の入力部4557が設けられている。そして、可動枠453を本体枠452に対し前進位置から後退位置に移動させたとき、可動枠453の後枠部4532が第2の入力部4557に前方から当接して、ロック部材4551がロック位置に揺動復帰されるようにしている。
ストッパ機構456は、図7、図8に示す如く、本体枠452の後枠部4522の横方向中央部に取付けた、下方に略U字状に湾曲するばね板製のストッパ片4561を備えている。また、グリル庫41の底壁の受け板415の前端近傍には、前後に隣接する一対の突条4562,4562が形成されている。そして、本体枠452が停止位置に到達したとき、ストッパ片4561が両突条4562,4562間の谷部に落ち込み、本体枠452が停止位置に弾力的に係止されるようにしている。
以上の構成によれば、グリル庫41に皿受け枠45が収納された状態からグリル扉42を手前に引くと、牽引力が可動枠453に伝達されると共にロック機構455を介して本体枠452に伝達され、可動枠453及び本体枠452が、可動枠453を後退位置にロックしたまま、ストッパ機構456で規制される図9(a)に示す停止位置まで移動する。そして、本体枠452が停止位置に到達すると、ロック機構455による可動枠453のロックが解除される。そのため、以後、可動枠453が本体枠452に対し後退位置から図9(b)に示す前進位置まで移動し、この移動に伴いグリル皿44が所定の引き出し終端位置まで引き出される。
ここで、可動枠453の後退位置から前進位置への移動に際しては、カム機構454の働きでグリル扉42が下方に変位する。そのため、グリル扉42を真っ直ぐ手前に勢い良く引くことができなくなる。従って、停止位置までは本体枠452及び可動枠453がガイドレール48に案内されてスムーズに勢い良く移動しても、その後は可動枠453の移動速度が緩やかになる。その結果、引き出し終端位置での慣性による衝撃が緩和され、グリル皿44に溜まった焼き汁等が零れ落ちたり、グリル皿44に載置する焼き網43上の調理物が崩れるといった不具合を生じない。また、グリル扉42が下方に変位することで、焼き網43に調理物を載せたり取り出す際にグリル扉42が邪魔にならず、引き出し終端位置での衝撃が緩和されることと相俟って、使い勝手が非常に良好になる。
尚、本実施形態では、カム溝4541の前側溝部4541aの最下部がその前端より少許後方に位置しているため、前側のピン4542が前側溝部4541aの最下部に到達する前と後とでグリル扉42の引き操作感に変化を生ずる。そして、通常は、前側のピン4542が前側溝部4541aの最下部に到達した位置(前進位置より手前の位置)で皿受け枠453の引き出し操作を中止して、焼き網43上の調理物の取り扱いを行うようになる。
また、可動枠453を前進位置まで引き出して持ち上げると、カム機構454を構成する各ピン4542がカム溝4541から上方にのびる各縦溝部4543を通して本体枠452の上方に離脱する。従って、可動枠453を前進位置で持ち上げることにより、可動枠453を本体枠452から取外して、グリル扉42と共に丸洗いできるようになり、清掃が容易になる。また、本実施形態では、グリル皿44を可動枠453で支持できるようにしているため、可動枠453と一緒にグリル皿44も取外すことができ、使い勝手が良好になる。
尚、可動枠453を取外した状態で本体枠452がグリル庫41の前方に突出したままであると、コンロの前側で人が動く際に本体枠452が邪魔になる。そこで、上記の如く折返し部4511に摘み4512を設け、摘み4512を摘んで本体枠452をグリル庫41に出し入れできるようにしている。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態では、グリル庫41の左右の各側壁の外側にガイドレール48を配置したが、グリル庫41の底壁の下外側にガイドレールを配置すると共に、皿受け枠45にグリル庫41の底壁の下外側に折り返される外枠部を連結し、外枠部をガイドレールに移動自在に支持させることも可能である。また、上記実施形態では、皿受け枠45を本体枠452と可動枠453とで構成したが、可動枠453を省略して、本体枠452の前端にグリル扉42を連結しても良い。この場合、カム機構454、ロック機構455及びストッパ機構456は不要になる。
また、上記実施形態は、ドロップイン式コンロに組み込むグリルに本発明を適用したものであるが、卓上式コンロに組み込むグリル、更にはコンロに組み込まずに独立して設けられるグリルにも同様に本発明を適用できる。
本発明の実施形態のグリルを具備するコンロの斜視図。 コンロ本体の一部を切除して見た実施形態のグリルの斜視図。 実施形態のグリルの切断正面図。 図3のIV−IV線で切断したグリル皿を取外した状態の切断平面図。 実施形態のグリルのグリル扉を省略した前面側部の斜視図。 実施形態のグリルの皿受け枠の構造を示す斜視図。 実施形態のグリルのロック機構及びストッパ機構の配置部の拡大斜視図。 図7のVIII−VIII線で切断した切断側面図。 (a)皿受け枠の本体枠が停止位置に到達した状態の切断側面図、(b)皿受け枠の可動枠が前進位置に到達した状態の切断側面図。
符号の説明
4…グリル、41…グリル庫、414…前面開口の縁部の窪み部、42…グリル扉、44…グリル皿、45…皿受け枠、451…外枠部、4511…折返し部、48…ガイドレール、49…引き込み機構。

Claims (2)

  1. グリル庫内に、グリル皿を支持する皿受け枠がグリル庫の前方に引き出し自在に収納され、皿受け枠にグリル庫の前面開口を閉じるグリル扉が連結されたグリルであって、皿受け枠を前後方向に移動自在に支持するガイドレールを備えるものにおいて、
    ガイドレールはグリル庫の外側に配置され、皿受け枠に、グリル庫の前面開口を通してグリル庫の外側に折り返される折返し部を介して後方にのびる外枠部が連結され、この外枠部を介して皿受け枠がガイドレールに支持されると共に、
    グリル庫の前面開口の縁部に、皿受け枠がグリル庫に完全に収納されたときに前記折返し部を受け入れる窪み部が形成され、折返し部が窪み部に入ることでグリル扉が折返し部に邪魔されずにグリル庫の前面開口の縁部に密着するようにしたことを特徴とするグリル。
  2. 前記グリル庫の外側に、グリル庫内への前記皿受け枠の収納途中から前記外枠部を介して皿受け枠を後方に引き込む引き込み機構が配置されることを特徴とする請求項1記載のグリル。
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