JP2018200162A - 加熱調理器 - Google Patents

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定基 加藤
Sadamoto Kato
定基 加藤
和志 西口
Kazushi Nishiguchi
和志 西口
隆文 榊原
Takafumi Sakakibara
隆文 榊原
杉本 喜輝
Yoshiteru Sugimoto
喜輝 杉本
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Abstract

【課題】加熱庫の前面開口を開閉する扉42を備える加熱調理器であって、扉42の前面を前方に突出する取手部を有しないほぼ平面状にしたものを提供する。【解決手段】扉42に、前面が扉42の前面とほぼ面一なフラット位置と、前面の少なくとも一部が扉42の前面前方に突出する突出位置とに移動自在な可動枠423を設ける。可動枠423に、突出位置で扉42の前面前方に突出するように指掛け部424を設けて、取手部が無くても、指掛け部424に指を掛けて扉42を前方に引くことができるようにする。【選択図】図5

Description

本発明は、加熱庫と、加熱庫の前面開口を開閉する扉とを備え、扉に設けられた指掛け部に指を掛けた状態で前方に引くことにより扉が前方に移動して、前面開口が開かれるようにした加熱調理器に関する。
最近のシステムキッチンには、デザイン性向上のために、カウンタトップの下に設けられる引出しの前面を取手の無いほぼ平面状にして、フラット感を出すようにしたものがある。
ここで、従来の加熱調理器では、扉の前面に、前方に突出する取手部を設けて、取手部に指掛け部を形成している。そのため、このような加熱調理器を上記の如き取手無しのシステムキッチンに組み込んだのでは、前面のフラット感を損なってしまう。
また、従来、特許文献1により、扉の前面に、前方に向けて上方に傾斜した横長の板状の取手部を設けて、取手部の下面に、凸条から成る指掛け部を突設した加熱調理器も知られている。この加熱調理器を取手無しシステムキッチンに組み込んだ場合、使用者が加熱調理器の前に立って加熱調理器の前面を見たときは、使用者の視線方向が取手部の突出方向とほぼ平行になり、取手部が目立たなくなる。
特開2016−38122号公報
然し、特許文献1に記載の加熱調理器でも、横方向から見たときは取手部が目立ってしまい、取手無しシステムキッチンの前面のフラット感を損なってしまう。従って、扉の前面を前方に突出する取手部を有しないほぼ平面状にした加熱調理器の開発が望まれている。
本発明は、かかる要望に適合した加熱調理器を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、加熱庫と、加熱庫の前面開口を開閉する扉とを備え、扉に設けられた指掛け部に指を掛けた状態で前方に引くことにより扉が前方に移動して、前面開口が開かれるようにした加熱調理器において、本願の第1乃至第3発明は、何れも、扉の前面が、前方に突出する取手部を有しないほぼ平面状であることを特徴とする。更に、本願の第1発明は、扉に、前面が扉の前面とほぼ面一なフラット位置と、前面の少なくとも一部が扉の前面前方に突出する突出位置とに移動自在な可動枠が設けられ、可動枠に、突出位置で扉の前面前方に突出するように指掛け部が設けられることを特徴とし、本願の第2発明は、扉に、前面が扉の前面とほぼ面一なフラット位置と、前面の少なくとも一部が扉の前面後方に没入する没入位置とに移動自在な可動枠が設けられ、没入位置で扉の前面後方に没入する可動枠の部分に隣接する扉の部分に、可動枠の当該部分の没入で生ずる凹入空間を通して指を掛けられるようにした指掛け部が設けられることを特徴とし、本願の第3発明は、扉が前面開口を閉じる閉じ位置に存する状態で、扉を一旦後方に押圧してから押圧を解除したときに、扉を閉じ位置から所定ストローク前方の半開き位置に移動させるプッシュオープン機構を備え、扉の下面に、扉が半開き位置に存するときに指を掛けられるようにした指掛け部が設けられることを特徴とする。
第1乃至第3の何れの発明も、扉の前面が取手部を有しない平面状であるため、取手無しのシステムキッチンに組み込んだ場合に前面のフラット感を損なうことがない。また、第1発明では、扉に設けた可動枠を突出位置にして指掛け部に指を掛けることができ、第2発明では、扉に設けた可動枠を没入位置にして指掛け部に指を掛けることができ、第3発明では、プッシュオープン機構により扉を半開き状態にして指掛け部に指を掛けることができる。従って、第1乃至第3の何れの発明も、取手部無しで、支障なく扉を開閉操作できる。
また、第1発明においては、可動枠を突出位置側に付勢する付勢手段と、可動枠をフラット位置に解除自在に係止する係止手段とを備え、係止手段による係止解除で可動枠が付勢手段による付勢力でフラット位置から突出位置に移動するようにし、更に、可動枠がフラット位置から突出位置に移動する際に、付勢手段による付勢力に抗して可動枠の移動速度を減速する減速手段を備えることが望ましい。これによれば、可動枠が突出位置にゆっくりと移動するようになり、高級感を醸し出すことができる。
ところで、加熱調理器では、一般的に、扉を前後方向に移動自在に支持するガイド機構を備えている。そして、従来、扉をガイド機構に着脱自在に連結し、扉を取外して丸洗い可能としたものが知られている。然し、第1発明や第2発明では、扉に可動枠が組み込まれるため、扉を取外して丸洗いしたのでは、可動枠の裏側に水が浸入してしまう。
そのため、第1発明や第2発明において、上記ガイド機構を備える場合は、ガイド機構に連結される扉の下半部に可動枠が組み込まれ、扉の上半部は、扉の下半部から分離自在であって、扉の下半部に扉の上半部が着脱自在に連結されることが望ましい。これによれば、加熱庫内の被調理物からの油分等の飛散で汚れやすい扉の上半部のみを取外して丸洗いすることができ、便利である。
更に、扉の上半部に、扉の下半部後面を覆うカバー部を設ければ、丸洗いできない扉の下半部後面に汚れが付着することを防止でき、有利である。
本発明の実施形態の加熱調理器たるグリルを組み込んだビルトイン式コンロの斜視図。 グリルの切断側面図。 グリルの切断正面図。 (a)第1実施形態の扉の可動枠がフラット位置に存する状態の斜視図、(b)第1実施形態の扉の可動枠が突出位置に存する状態の斜視図。 (a)第1実施形態の扉の可動枠がフラット位置に存する状態の切断側面図、(b)第1実施形態の扉の可動枠が突出位置に存する状態の切断側面図。 (a)第1実施形態の扉の可動枠を取外した状態の斜視図、(b)可動枠の斜め後方から見た斜視図。 第2実施形態の扉の可動枠が突出位置に存する状態の切断側面図。 (a)第2実施形態の扉の可動枠を取外した状態の斜視図、(b)可動枠の斜め後方から見た斜視図。 (a)第2実施形態の扉の斜め後方から見た斜視図、(b)扉の分解状態(上半部を下半部から分離した状態)の斜め後方から見た斜視図。 第3実施形態の扉の可動枠が突出位置に存する状態の切断側面図。 (a)第3実施形態の扉の可動枠を取外した状態の斜視図、(b)可動枠の斜め後方から見た斜視図。 第4実施形態の扉の可動枠が突出位置に存する状態の切断側面図。 (a)第4実施形態の扉の可動枠を取外した状態の斜視図、(b)可動枠の斜め後方から見た斜視図。 第5実施形態の扉の可動枠が突出位置に存する状態の切断側面図。 (a)第5実施形態の扉の可動枠を取外した状態の斜視図、(b)可動枠の斜め後方から見た斜視図。 (a)第6実施形態の扉の可動枠がフラット位置に存する状態の斜視図、(b)第6実施形態の扉の可動枠が突出位置に存する状態の斜視図。 (a)第6実施形態の扉の可動枠がフラット位置に存する状態の切断側面図、(b)第6実施形態の扉の可動枠が突出位置に存する状態の切断側面図。 (a)第6実施形態の扉の可動枠を取外した状態の斜視図、(b)可動枠の斜め後方から見た斜視図。 (a)第7実施形態の扉の可動枠がフラット位置に存する状態の斜視図、(b)第7実施形態の扉の可動枠が突出位置に存する状態の斜視図。 (a)第7実施形態の扉の可動枠がフラット位置に存する状態の切断側面図、(b)第7実施形態の扉の可動枠が突出位置に存する状態の切断側面図。 (a)第7実施形態の扉の可動枠を取外した状態の斜視図、(b)可動枠の斜め後方から見た斜視図。 (a)第8実施形態の扉の可動枠がフラット位置に存する状態の斜視図、(b)第8実施形態の扉の可動枠が没入位置に存する状態の斜視図。 (a)第8実施形態の扉の可動枠がフラット位置に存する状態の切断側面図、(b)第8実施形態の扉の可動枠が没入位置に存する状態の切断側面図。 (a)第8実施形態の扉の可動枠を取外した状態の斜視図、(b)可動枠の斜め後方から見た斜視図。 (a)第9実施形態の扉の閉じ位置に存する状態での斜視図、(b)第9実施形態の扉の半開き位置に存する状態での斜視図。
図1は、システムキッチンに組み込むビルトイン式コンロを示している。このコンロは、図示省略したシステムキッチンのカウンタトップに形成するコンロ開口に落とし込むようにして設置されるコンロ本体1と、コンロ本体1を上方から覆うようにしてカウンタトップに載置される天板2と、天板2上に突出する前側左右2個と後側1個の計3個のコンロバーナ3と、コンロ本体1内に組み込んだ本発明の実施形態の加熱調理器であるグリル4とを備えている。
コンロ本体1の前面の左右両側には、上部の操作パネル11と、下部の蓋板12とが装着されている。操作パネル11には、コンロバーナ3用やグリル4に設けられた後述する上火及び下火バーナ45,46用の点消火ボタン13が設けられている。点消火ボタン13は、常時は、前端面が操作パネル11の前面とほぼ面一になる消火位置に存し、図外のプッシュプッシュ機構の働きにより、消火位置から一旦押圧することで操作パネル11の前面前方の点火位置に突出し、点火位置から再度押圧することで消火位置に没入する。そして、点消火ボタン13を点火位置にしたときに、対応するコンロバーナ3や上火及び下火バーナ45,46に点火され、更に、点火位置で点消火ボタン13を回動することにより火力調節が行われるようにしている。また、蓋板12は、その下端を支点にして前方に揺動可能であり、この揺動で蓋板12の背面に連結した、各種操作ボタンや表示器を有する操作盤(図示せず)が前方に露出する。
図2、図3を参照して、グリル4は、加熱庫41と、加熱庫41の前面開口を開閉する扉42とを備えている。加熱庫41内には、グリル皿43とその上方の焼網44とが収納されている。加熱庫41の天井部には、多数の炎孔(図示省略)を形成したセラミックス製の燃焼板45aを有する上火バーナ45が設けられ、また、加熱庫41の横方向両側部の下部(焼網44よりも低い部分)には、横方向内方に開口する炎口46aを有する前後方向に長手の下火バーナ46が設けられている。
扉42は、加熱庫41の横方向両外側の下部に配置したガイド機構47により前後方向に移動自在に支持されている。このガイド機構47は、左右一対の固定レール471,471と、これら固定レール471,471に夫々中間レール472を介して前後方向に移動自在に支持される左右一対の可動レール473,473と、これら可動レール473,473の前端間に跨る横長の連結板474とで構成され、この連結板474に扉42が着脱自在に連結されている。即ち、連結板474の上縁に突設した爪部(図示省略)に扉42をその下半部42aの後面に形成した係止孔(図示省略)において係合させると共に、扉42の下端近傍に取付けた後方にのびる舌片状の板バネから成る係止片421を連結板474の下縁に係合させて、連結板474に扉42を着脱自在に取付けている。また、連結板474には、グリル皿43を支持すると共に焼網44の支持枠部475aを有する皿支持枠475の前端の前板部475bが連結されている。従って、扉42を前方に引くと、扉42が可動レール473,473と共に前方に移動して、加熱庫41の前面開口が開かれると共に、グリル皿43及び焼皿44が加熱庫41の前方に引き出される。
ところで、ビルトイン式コンロを組み込むシステムキッチンが、カウンタトップの下に設けられる引出しの前面を取手の無いほぼ平面状にして、フラット感を出すようにしたものである場合、グリル4の扉42の前面に前方に突出する取手部が設けられていると、システムキッチンのフラット感を損なってしまう。そこで、本実施形態では、扉42の前面を、取手部を有しないほぼ平面状にしている。そのため、取手無しのシステムキッチンに組み込んだ場合に前面のフラット感を損なうことがない。
また、本実施形態では、扉42に、前面が扉42の前面、即ち、扉42の上半部42bの透光板付き窓部422の上枠422aの前面とほぼ面一なフラット位置と、前面の少なくとも一部が扉42の前面前方に突出する突出位置とに移動自在な可動枠423を設けている。可動枠423には、突出位置で扉42の前面前方に突出するように指掛け部424を設けている。そして、可動枠423を突出位置に移動させた状態で指掛け部424に指を掛けることにより、扉42を前方に引くことができるようにしている。
図4乃至図6も参照して、図1、図2にも示されている第1実施形態の扉42では、扉42の下半部42aの前板部分、即ち、窓部422下方の前板部分の全体を可動枠423で構成している。また、窓部422下方の後方に凹入した固定枠425にプッシュプッシュ式の係止具426を設置すると共に、付勢手段427たるねじりコイルバネの一端部を係合させるバネ受け部425aを設け、更に、窓部422の左右各側部の下部に支軸425bを設けている。また、可動枠423の裏面に、係止具426に係合可能な爪部423aと、ねじりコイルバネ(付勢手段)427の他端部を係合させるバネ受け部423bと、支軸425bに回動自在に係合するフック部423cと、固定枠425に前方から当接可能なストッパ突起423dとを設けている。指掛け部424は、可動枠423の裏面下部に設けられている。本実施形態では、係止具426と爪部423aとで可動枠423をフラット位置に解除自在に係止する係止手段が構成されている。
可動枠423が図4(a)、図5(a)に示すフラット位置に存する状態では、爪部423aが係止具426に係合し、また、ストッパ突起423dと固定枠425との間に若干の隙間が空いている。この状態から、可動枠423をストッパ突起423dが固定枠425に当接するまで一旦後方に押すと、係止具426の働きで爪部423aに対する係止具426の係合が解除され、付勢手段427の付勢力により可動枠423が支軸425bを支点にして前方に揺動する。そのため、可動枠423の支軸425bより下方部分が扉42の前面前方に突出する図4(b)、図5(b)に示す突出位置に可動枠423が移動する。この状態では、可動枠423の裏面下部に設けた指掛け部424が扉42の前面前方に突出する。そして、システムキッチンに組み込んだコンロ下方の厨房家具Kの前面より前方に指掛け部424が突出することになる。そのため、指掛け部424に厨房家具Kで邪魔されることなく指を掛けて、扉42を前方に引くことができる。
次に、図7乃至図9に示す第2実施形態の扉42について説明する。第2実施形態の基本的な構造は上記第1実施形態のものと同様である。第2実施形態の第1実施形態との相違点は、可動枠423を突出位置側に付勢する付勢手段427の構造である。即ち、第2実施形態では、付勢手段427を、一端(上端)の軸4271で開閉自在に連結された一対のアーム4272,4273と、両アーム4272,4273を開き方向に付勢するねじりコイルバネ4274とで構成し、一方のアーム4272をその他端(下端)の軸部4272aで固定枠425に設けた受け部425a´に係合させると共に、他方のアーム4273をその他端(下端)の軸部4273aで可動枠423に設けた受け部423b´に係合させている。
また、第2実施形態では、第1実施形態と同様に、ガイド機構47に連結される扉42の下半部42aに可動枠423が組み込まれているが、図9に示す如く、ガイド機構47の構成部材である各可動レール473の前端の固定片473aが扉42の下半部42aの固定枠425に左右の可動レール473,473の前端間に跨る連結板474と共にビス473bで共締めされると共に、連結板474がその上部で固定枠425にビス474a止めされている。そのため、扉42の下半部42a後面が連結板474で構成されることになる。また、扉42の上半部42bが下半部42bから分離自在であって、扉42の下半部42aに扉42の上半部42bが着脱自在に連結されている。具体的に説明すれば、扉42の上半部42bに、扉42の下半部42a後面たる連結板474の後面を覆うカバー部428を設けると共に、連結板474の左右各側部に、後側に折返した折返し部474bを設けている。そして、カバー部428の左右各側部を連結板474の左右各測の折返し部474bの内側に上方から差し込むことにより、扉42の下半部42aに扉42の上半部42bが着脱自在に連結されるようにしている。
ここで、第1実施形態では、扉42全体を連結板474から取外して丸洗いすることができる。然し、扉42を丸洗いすると、可動枠423の裏側に水が浸入して、故障の原因になってしまう。一方、第2実施形態のものでは、加熱庫41内の被調理物からの油分等の飛散で汚れやすい扉42の上半部42bのみを取外して丸洗いすることができ、便利である。更に、扉42の上半部42bにカバー部428が設けられるため、丸洗いできない扉42の下半部42a後面に汚れが付着することを防止でき、有利である。
次に、図10、図11に示す第3実施形態について説明する。第3実施形態の基本的な構造は第1実施形態と同様である。第3実施形態の第1実施形態との相違点は、プッシュプッシュ式の係止具426による係止解除で可動枠423がフラット位置から突出位置に移動する際に、付勢手段427による付勢力に抗して可動枠423の移動速度を減速する減速手段429を備えることである。具体的に説明すれば、減速手段429は、固定枠425の支軸425bより下方位置に設けた受け部425cに上端の軸部4291aで前後方向に揺動自在に支持される上下方向に長手のロッド4291と、ロッド4291の中間部が前後方向の遊びを持って挿通される可動枠423に固定の上バネ受け423eとロッド4291下端の下バネ受け4291bとの間に介挿されるコイルバネ4292とで構成されている。可動枠423がフラット位置から突出位置に向けて移動すると、上バネ受け425eに対しロッド4291が傾動しつつ上方にずれ、コイルバネ4292が圧縮されて、この圧縮反力により可動枠423の移動速度が減速される。これによれば、可動枠423が突出位置にゆっくりと移動するようになり、高級感を醸し出すことができる。
尚、減速手段429は、第3実施形態のものに限られず、例えば、図12、図13に示す第4実施形態や、図14、図15に示す第5実施形態のものであってもよい。第4実施形態では、減速手段429を、固定枠425の支軸425bより下方位置に設けた受け部425cに上端の軸部4291aで前後方向に揺動自在に支持される上下方向に長手のロッド4291と、ロッド4291の中間部が前後方向の遊びを持って挿通される可動枠423に固定の上下一対の舌片部423f,423f間に挟持され、ロッド4291が軽圧入される耐熱性ゴム(例えば、HNBR)製のOリング4293とで構成している。可動枠423がフラット位置から突出位置に向けて移動すると、舌片部423f,423fに対しロッド4291が傾動しつつ上方にずれて、Oリング4293とロッド4291との間での摩擦を生じ、この摩擦力により可動枠423の移動速度が減速される。
第5実施形態では、前後方向に対向する後側バネ受け4294と前側バネ受け4295とを夫々可動枠423と固定枠425に設け、両バネ受け4294,4295間にコイルバネ4296を介設して減速手段429を構成している。可動枠423がフラット位置から突出位置に向けて移動すると、後側バネ受け4294が前側バネ受け4295に接近してコイルバネ4296が圧縮され、この圧縮反力により可動枠423の移動速度が減速される。
次に、図16乃至図18に示す第6実施形態の扉42について説明する。第6実施形態のものでも、扉42の前面は、前方に突出する取手部を有しないほぼ平面状である。一方、上記第1〜5実施形態の扉42では、可動枠423をフラット位置から揺動させて突出位置に変位させるようにしているが、第6実施形態の扉42では、扉42の下半部42aの固定枠425に可動枠423を前後方向に摺動自在に支持している。具体的には、固定枠425を前方に開口するボックス状に形成し、また、可動枠423の裏面に、可動枠423の周縁部にほぼ沿う角形の筒部423gを突設している。そして、筒部423gをボックス状の固定枠425の内側に嵌め込むことで、可動枠423が固定枠425に前後方向に摺動自在に支持されるようにしている。
固定枠425の上端には、窓部422の下部前面に沿って立上る窓部422の下枠422bが一体に形成されている。また、固定枠425には、左右各側部と横方向中央部とに夫々プッシュプッシュ式の係止具426と付勢手段427たるコイルバネの一端部が嵌合する筒状のバネ受け部425aとが設けられている。可動枠423には、筒部423gの左右各側部に位置する、係止具426に係合可能な爪部423aと、筒部423g内に位置する、コイルバネ(付勢手段)427の他端部が嵌合する筒状のバネ受け部423bと、筒部423gの上端後縁に位置する、固定枠425の上端に形成した前後方向にのびるガイド孔425dに係合するストッパ爪423hとが設けられている。指掛け部424は、可動枠423の裏面下部に設けられている。
可動枠423を、その前面が扉42の前面(窓部422の上下の枠422a,422bの前面)より若干前方に位置するものの当該前面とほぼ面一な図16(a)、図17(a)に示すフラット位置に移動させた状態では、爪部423aが係止具426に係合し、筒部423gの後端と固定枠425との間に若干の隙間が空いている。この状態から、可動枠423を筒部423g後端が固定枠425に当接するまで一旦後方に押すと、係止具426の働きで爪部423aに対する係止具426の係合が解除され、付勢手段427の付勢力により、ストッパ爪423hがガイド孔425dの前端に係合するまで可動枠423が前方に平行移動する。そのため、可動枠423の前面全体が扉42の前面前方に突出する図16(b)、図17(b)に示す突出位置に可動枠423が移動する。この状態では、可動枠423の裏面下部に設けた指掛け部424にコンロ下方の厨房家具Kで邪魔されることなく指を掛けて、扉42を前方に引くことができる。
尚、上記第1乃至第6実施形態では、扉42の下半部42aの前板部分全体を可動枠423で構成しているが、下半部42aの前板部分の一部のみを第1乃至第6実施形態と同様の可動枠とすることも可能である。また、第6実施形態において、可動枠423がフラット位置から突出位置に移動する際に、付勢手段427による付勢力に抗して可動枠423の移動速度を減速する減速手段を設けることも可能である。
次に、図19乃至図21に示す第7実施形態の扉42について説明する。第7実施形態のものでも、扉42の前面は、前方に突出する取手部を有しないほぼ平面状である。また、第7実施形態では、扉42の下半部42aの固定枠425の左右各側部の上部に支軸425bを設置すると共に、固定枠425の上端の横方向中央部に、下方に若干突出する突起部425eを形成している。また、可動枠423の裏面に、左右各側部の上部に位置させて、支軸425bに回動自在に係合するフック部423cと、下部に位置させて、固定枠425に前方から当接可能な左右一対のストッパ突起423d,423dと、両ストッパ突起423d,423d間に位置する指掛け部424とを設けている。
可動枠423の前面が扉42の前面(窓部422の上下の枠422a,422bの前面)とほぼ面一になる図19(a)、図20(a)に示すフラット位置に可動枠423が存する状態では、可動枠423の上縁部が突起部425eの前端に当接すると共に、ストッパ突起423dが固定枠425に当接している。この状態から可動枠423の上部を後方に押すと、可動枠423が支軸425bを支点にして揺動し、可動枠423の上縁が突起部425eを弾性的に乗り越えてその後端に係合し、可動枠423の前面下部が扉42の前面前方に突出する図19(b)、図20(b)に示す突出位置に可動枠423が移動する。この状態では、可動枠423の裏面下部に設けた指掛け部424にコンロ下方の厨房家具Kで邪魔されることなく指を掛けて、扉42を前方に引くことができる。
次に、図22乃至図24に示す第8実施形態の扉42について説明する。第8実施形態のものでも、扉42の前面は、前方に突出する取手部を有しないほぼ平面状である。また、第8実施形態では、扉42に、前面が扉42の前面とほぼ面一なフラット位置と、前面の少なくとも一部が扉42の前面後方に没入する没入位置とに移動自在な可動枠423を設けている。そして、没入位置で扉42の前面後方に没入する可動枠423に隣接する扉42の部分に、可動枠423の当該部分の没入で生ずる凹入空間を通して指を掛けられるようにした指掛け部424を設けている。
具体的に説明すれば、扉42の下半部42aの固定枠425を、窓部422の下枠422bに連続して下方にのびる前板部425fと、前板部425fの横方向中央部の後側に位置する後方に凹入したポケット部425gと、ポケット部425gに臨むように前板部425fに開設した開口425hとを有するものに形成している。可動枠423は、開口425hを後方から閉塞できるように、ポケット部425gに取付けられている。
ポケット部425gには、横方向中央部に位置するプッシュプッシュ式の係止具426と、左右各側部の下部に位置する支軸425bと、片側の支軸425bに外挿した付勢手段427たるねじりコイルバネの一端に係合するバネ受け部425aとが設けられている。また、可動枠423の裏面には、係止具426に係合可能な横方向中央部に位置する爪部423aと、ねじりコイルバネ(付勢手段)427の他端を係合させるバネ受け部423bと、支軸425bに回動自在に係合する左右各側部の下部に位置するフック部423cとが設けられている。
可動枠423は、常時は付勢手段427の付勢力により、開口425hを後方から閉塞して、前面が扉42の前面(前板部425fの前面)とほぼ面一になる図22(a)、図23(a)に示すフラット位置に付勢保持される。この状態から可動枠423を後方に押すと、可動枠423が支軸425bを支点にして後方に揺動し、爪部423aが係止具426に係合して、可動枠423は、前面が扉42の前面後方に凹入した図22(b)、図23(b)に示す没入位置に係止される。この状態では、没入位置で扉42の前面後方に没入する可動枠423の部分に隣接する扉42の部分である前板部425fの開口425h上縁部の裏面に設けられた指掛け部424に、可動枠423の上部の没入で生ずるポケット部425g内の凹入空間を通して指を掛けられるようになる。尚、没入位置に存する可動枠423を一旦後方に押すと、係止具426の働きで爪部423aに対する係止具426の係合が解除され、可動枠423は、付勢手段427の付勢力によりフラット位置に復帰する。
尚、第6乃至第8実施形態では、扉42の下半部42aに、第1実施形態と同様に、ガイド機構に着脱自在に連結するための係止片421を取付け、扉42全体を取外して丸洗いできるようにしている。然し、丸洗いする際に、可動枠423の裏側に水が浸入することを防止するには、第2乃至第5実施形態と同様に、可動枠423を組み込んだ扉42の下半部42aをガイド機構47に固定して、扉42の上半部42bを下半部42aに着脱自在に連結し、上半部42bのみを取外して丸洗いできるようにすることが望ましい。
次に、図25に示す第9実施形態について説明する。第9実施形態のものでも、扉42の前面は、前方に突出する取手部を有しないほぼ平面状である。但し、第8実施形態のものと異なり、前板部425fに開口425hは開設されておらず、可動枠423も設けられていない。一方、第9実施形態では、扉42が図示省略した加熱庫の前面開口を閉じる図25(a)に示す閉じ位置に存する状態で、扉42を一旦後方に押圧してから押圧を解除したときに、扉42を閉じ位置から所定ストローク前方の図25(b)に示す半開き位置に移動させるプッシュオープン機構48を設けている。
プッシュオープン機構48は、可動レール473の後方に対向配置したプッシュプッシュ式の係止具481及びコイルバネ482と、可動レール473の後端に設けた係止具481に係合可能な爪部483とで構成されている。扉42が閉じ位置に存するときは、爪部483が係止具481に係合して、扉42が閉じ位置に保持されるが、閉じ位置に存する扉42を一旦後方に押圧すると、係止具481の働きで爪部483に対する係止具481の係合が解除される。そして、押圧を解除したときに、コイルバネ482の付勢力で扉42が半開き位置に移動する。この状態では、扉42の下面に設けられた指掛け部424にコンロ下方の厨房家具で邪魔されることなく指を掛けて、扉42を前方に引くことができる。尚、加熱庫の前面開口には、扉42を閉じ位置から一旦後方に押圧する際に圧縮されるパッキンが取付けられている。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態の扉42は、窓部422を備えているが、窓部422を省略して、扉42の下半部42a及び上半部42bの前面をコンロ下方の厨房家具の前面と同一質感のものに構成することも可能である。更に、上記実施形態は、ビルトイン式コンロに組み込むグリルに本発明を適用したものであるが、グリル以外の加熱調理器であっても、加熱庫及び加熱庫の前面開口を開閉する扉を有するものであれば、同様に本発明を適用できる。
4…グリル(加熱調理器)、41…加熱庫、42…扉、42a…下半部、42b…上半部、423…可動枠、424…指掛け部、426…係止具(係止手段)、427…付勢手段、428…カバー部、429…減速手段、47…ガイド機構、48…プッシュオープン機構。

Claims (6)

  1. 加熱庫と、加熱庫の前面開口を開閉する扉とを備え、扉に設けられた指掛け部に指を掛けた状態で前方に引くことにより扉が前方に移動して、前面開口が開かれるようにした加熱調理器において、
    扉の前面は、前方に突出する取手部を有しないほぼ平面状であり、
    扉に、前面が扉の前面とほぼ面一なフラット位置と、前面の少なくとも一部が扉の前面前方に突出する突出位置とに移動自在な可動枠が設けられ、可動枠に、突出位置で扉の前面前方に突出するように指掛け部が設けられることを特徴とする加熱調理器。
  2. 可動枠を突出位置側に付勢する付勢手段と、可動枠をフラット位置に解除自在に係止する係止手段と、係止手段による係止解除で可動枠がフラット位置から突出位置に移動する際に、付勢手段による付勢力に抗して可動枠の移動速度を減速する減速手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 加熱庫と、加熱庫の前面開口を開閉する扉とを備え、扉に設けられた指掛け部に指を掛けた状態で前方に引くことにより扉が前方に移動して、前面開口が開かれるようにした加熱調理器において、
    扉の前面は、前方に突出する取手部を有しないほぼ平面状であり、
    扉に、前面が扉の前面とほぼ面一なフラット位置と、前面の少なくとも一部が扉の前面後方に没入する没入位置とに移動自在な可動枠が設けられ、没入位置で扉の前面後方に没入する可動枠の部分に隣接する扉の部分に、可動枠の当該部分の没入で生ずる凹入空間を通して指を掛けられるようにした指掛け部が設けられることを特徴とする加熱調理器。
  4. 請求項1〜3の何れか1項記載の加熱調理器であって、扉を前後方向に移動自在に支持するガイド機構を備えるものにおいて、ガイド機構に連結される扉の下半部に可動枠が組み込まれ、扉の上半部は、扉の下半部から分離自在であって、扉の下半部に扉の上半部が着脱自在に連結されることを特徴とする加熱調理器。
  5. 扉の上半部に、扉の下半部後面を覆うカバー部が設けられることを特徴とする請求項4記載の加熱調理器。
  6. 加熱庫と、加熱庫の前面開口を開閉する扉とを備え、扉に設けられた指掛け部に指を掛けた状態で前方に引くことにより扉が前方に移動して、前面開口が開かれるようにした加熱調理器において、
    扉の前面は、前方に突出する取手部を有しないほぼ平面状であり、
    扉が前面開口を閉じる閉じ位置に存する状態で、扉を一旦後方に押圧してから押圧を解除したときに、扉を閉じ位置から所定ストローク前方の半開き位置に移動させるプッシュオープン機構を備え、扉の下面に、扉が半開き位置に存するときに指を掛けられるようにした指掛け部が設けられることを特徴とする加熱調理器。
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