JP2005051185A - 熱処理方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

熱処理方法及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】マイクロボイドが少なく、かつ結晶粒が粗大化した金属膜を得ることができる熱処理方法、及び配線不良が起こり難い半導体装置を得ることができる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】ウェハWは、ビアホール10a及び配線溝10bを備えた層間絶縁膜10が形成されている。層間絶縁膜10上にはバリアメタル膜11が形成されており、バリアメタル膜11上にはビアホール10a及び配線溝10aに埋め込まれるように配線膜13が形成されている。この状態で、配線膜13が弾性変形し、かつ圧縮応力が働く温度領域で第1の熱処理を施し、その後配線膜13が塑性変形する温度領域で第2の熱処理を施す。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板に形成された金属膜に熱処理を施す熱処理方法、及びこの熱処理を施す工程を備えた半導体装置の製造方法に関する。
近年、半導体装置の高集積化と高機能化を達成するためにデバイスの動作速度の向上が要求されている。それに伴い、各素子を繋ぐ配線の微細化及び多層化が進んでいる。そして、この微細化及び多層化に対応すべく、配線材料として低抵抗でありエレクトロマイグレーション(EM)耐性及びストレスマイグレーション(SM)耐性に優れたCuが用いられているとともにビアホール内及び配線溝内に配線材料を埋め込んで配線を形成するダマシン法が用いられている。
ところで、エレクトロマイグレーション耐性及びストレスマイグレーション耐性を向上させるために、ビアホール等内にCu膜を埋め込んだ後Cu膜に熱処理(アニール)を施して、結晶粒を粗大化させている。現在、このような熱処理は、一般的に150℃〜400℃で行われている(非特許文献1参照)。
ジー・ビー・アラーズ(G.B.Alers),他7名,銅ダマシン接続のための再結晶アニールにおける信頼性とポストCMP欠陥とのトレードオフ(trade-off between reliability and post-CMP defects during recrystallization anneal for copper damascene interconnects),「信頼性物理シンポジウム,2001年米国電気電子技術者協会」(Reliability Physics Symposium,2001 IEEE International),米国電気電子技術者協会(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.),P350〜354
しかしながら、上記温度領域でCu膜に熱処理を施した場合には、ビアホール内の部分或いは配線溝内の部分にマイクロボイドが発生してしまう。特に、バリアメタル膜とCu膜との界面や結晶粒界等にマイクロボイドが発生し易い。これは、熱処理により多量の空格子点(vacancy)のような結晶欠陥が、ボイド核に集まってしまうことが原因であると考えられる。即ち、熱処理を施す前のCu膜内には、多量の結晶欠陥が存在している。一方、上記温度領域でCu膜に熱処理を施すと、転位が発生し、この転位が多量に絡み合ったところではボイド核が形成される。Cu膜内に多量の結晶欠陥が存在している状態で、ボイド核が形成されると、ボイド核に多量の結晶欠陥が集まってしまう。これにより、マイクロボイドが発生してしまう。なお、このようなマイクロボイドは、配線不良の原因となるので、抑制することが好ましい。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたものである。即ち、マイクロボイドが少なく、かつ結晶粒が粗大化した金属膜を得ることができる熱処理方法、及び配線不良が起こり難い半導体装置を得ることができる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、基板に形成された金属膜の圧縮弾性変形温度領域で前記金属膜に第1の熱処理を施す工程と、前記第1の熱処理の後に、前記金属膜の塑性変形温度領域で前記金属膜に第2の熱処理を施す工程とを具備することを特徴とする熱処理方法が提供される。
本発明の他の態様によれば、半導体素子が形成され、かつ表面に凹部が形成された基板上に金属膜を形成する工程と、前記金属膜の圧縮弾性変形温度領域で前記金属膜に第1の熱処理を施す工程と、前記第1の熱処理の後に、前記金属膜の塑性変形温度領域で前記金属膜に第2の熱処理を施す工程と、前記第2の熱処理の後に、前記凹部に埋め込まれた部分以外の金属膜を除去する工程とを具備することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の他の態様によれば、半導体素子が形成され、かつ表面に凹部が形成された基板上にCu膜を形成する工程と、前記Cu膜に80℃以上120℃以下の第1の熱処理を施す工程と、前記第1の熱処理の後に、前記Cu膜に120℃を超え350℃以下の第2の熱処理を施す工程と、前記第2の熱処理の後に、前記凹部に埋め込まれた部分以外のCu膜を除去する工程とを具備することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の一態様の熱処理方法によれば、マイクロボイドが少なく、かつ結晶粒が粗大化した金属膜を得ることができる。また、本発明の他の態様の半導体装置の製造方法によれば、配線不良が起こり難い半導体装置を得ることができる。
以下、実施の形態について説明する。図1は本実施の形態に係る半導体装置の製造プロセスの流れを示したフローチャートであり、図2〜図3は本実施の形態に係る半導体装置の模式的な製造プロセス図である。図4は本実施の形態に係るCu膜に熱処理を施したときの温度とCu膜内の応力との関係を示したグラフである。
図2(a)に示されるように、半導体ウェハW(以下、単に「ウェハ」という。)上に、例えば化学気相成長法(Chemical Vapor Deposition:CVD)或いは塗布法により層間絶縁膜10を形成する(ステップ1)。ウェハWは、トランジスタ等のような半導体素子(図示せず)が形成されたSi基板1、SiO等のような酸化膜2、配線溝3aが形成された層間絶縁膜3、配線溝3a内に形成されたバリアメタル部4及び配線部5、層間絶縁膜3上に形成されたキャップ膜6等から構成されている。層間絶縁膜3,10は、例えば低誘電率絶縁物から構成されている。このような低誘電率絶縁物としては、例えば、SiOC、SiOF、多孔質シリカ、或いはPAE(polyarylethen)等が挙げられる。
層間絶縁膜10を形成した後、図2(b)に示されるように、フォトリソグラフィ技術により層間絶縁膜10にビアホール10a(凹部)及び配線溝10b(凹部)を形成する(ステップ2)。ビアホール10aを形成するには、まず、ウェハWを回転させながら層間絶縁膜10上に化学増幅型のフォトレジストを塗布する。フォトレジストを塗布した後、所定のパターンが形成されたマスクを使用して、i線のような紫外線或いはKrF及びArFのような遠紫外線で露光する。その後、現像液により現像して、層間絶縁膜10上にレジストパターンを形成する。層間絶縁膜10上にレジストパターンを形成した後、レジストパターンをマスクとして、CF或いはCHFのようなCF系のガスにより層間絶縁膜10をドライエッチングし、層間絶縁膜10にビアホール10aを形成する。層間絶縁膜10にビアホール10aを形成した後、アッシングによりレジストパターンを取り除く。その後、同様な手順により配線溝10bを形成する。
層間絶縁膜10にビアホール10a及び配線溝10bを形成した後、図2(c)に示されるようにキャップ膜6に開口6aを形成する(ステップ3)。キャップ膜6に開口6aを形成した後、洗浄及び出ガス処理を行い、その後図2(d)に示されるように層間絶縁膜10上に、例えばスパッタリング或いはCVDにより層間絶縁膜10への金属の拡散を抑制するためのバリアメタル膜11を形成する(ステップ4)。バリアメタル膜4,11は、導電性材料から構成されている。このような導電性材料は、後述する配線部13aを構成している金属より拡散係数が小さい金属或いは金属窒化物等から構成されている。このような金属としては例えばTa、Ti等が挙げられ、また金属窒化物としては例えばTiN、TaN、TiSiN、或いはWN等が挙げられる。なお、これらの物質を積層したものからバリアメタル膜4,11を形成してもよい。
層間絶縁膜10上にバリアメタル膜11を形成した後、図3(a)に示されるように、バリアメタル膜11上に、例えばSIS(Self Ionized Sputtering)方式のスパッタリングにより電解メッキ時に電流を流すためのシード膜12を形成する(ステップ5)。シード膜12は、金属から構成されている。金属としては、例えば、Cu等が挙げられる。
バリアメタル膜11上にシード膜12を形成した後、図3(b)に示されるように、ウェハW上にめっき液を供給して、シード膜12上に電解めっき法によりめっき膜を形成し、配線膜13(金属膜)を形成する(ステップ6)。ここで、シード膜12はビアホール10a内及び配線溝10b内にも形成されているので、配線膜13はビアホール10a及び配線溝10b内にも形成される。配線膜5,13は、金属から構成されている。金属としては、Cu等が挙げられる。なお、無電解めっき法により配線膜13を形成してもよい。
このようにシード膜12上にめっき膜を形成して、配線膜13を形成し、洗浄処理を行った後、必要に応じ、図3(c)に示されるように、配線膜13の表層部に金属元素14を打ち込む(ステップ7)。配線膜13への金属元素14の打ち込みは、例えば集束イオンビーム装置(FIB)等を用いて行うことができる。集束イオンビーム装置(FIB)を用いて行う場合には、金属イオンを配線膜13に照射することにより、金属元素14を打ち込むことができる。金属元素14としては例えばGa等が挙げられる。なお、金属元素14の代わりに或いは金属元素14とともに不活性ガスを打ち込んでもよい。不活性ガス元素としては例えばAr、Xe、Kr等のような希ガス元素、或いはN等が挙げられる。
その後、配線膜13に第1の熱処理を施す(ステップ8)。第1の熱処理は、配線膜13が弾性変形し、かつ圧縮応力が働く温度領域(圧縮弾性変形温度領域)で行われる。例えば、配線膜13がCuから形成されている場合には、図4に示されるように80℃以上120℃以下の温度領域が、Cu膜が弾性変形し、かつ圧縮応力が働く温度領域である。第1の熱処理は、例えばホットプレート、加熱炉、或いはランプ等を用いて行うことが可能である。第1の熱処理は、真空雰囲気中、水素雰囲気中、或いはフォーミングガス中で行われることが好ましい。また、窒素雰囲気中或いは不活性ガス中で第1の熱処理を行う場合には、酸素分圧が約500ppm以下であればよく、酸素分圧が約500ppm以上であってもエリンガムチャート上で還元領域であればよい。
配線膜13に第1の熱処理を所定時間施した後、配線膜13に第2の熱処理を施す(ステップ9)。第2の熱処理は、配線膜13が塑性変形する温度領域(塑性変形温度領域)で行われる。例えば、配線膜13がCuから形成されている場合には、図4に示されるように120℃を超える温度領域が、Cu膜が塑性変形する温度領域である。なお、Cu膜の場合には、圧縮弾性変形する領域と塑性変形する領域との境界である弾性限界は120℃に存在していると考えられる。第2の熱処理は、120℃を超え350℃以下の温度領域で行われることが好ましく、130℃以上300℃以下の温度領域で行われることがより好ましい。第2の熱処理は、例えばホットプレート、電気炉、或いはランプ等を用いて行うことが可能である。第2の熱処理は、真空雰囲気中、水素雰囲気中、或いはフォーミングガス中で行われることが好ましい。また、窒素雰囲気中或いは不活性ガス中で第2の熱処理を行う場合には、酸素分圧が約500ppm以下であればよく、酸素分圧が約500ppm以上であってもエリンガムチャート上で還元領域であればよい。
配線膜13に第2の熱処理を所定時間施した後、図3(d)に示されるように、洗浄した後に例えば化学的機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing:CMP)により研磨して、ビアホール10a内及び配線溝10b内に存在する配線膜13の部分13a(以下、「配線部」という。)及びバリアメタル膜11の部分11a(以下、「バリアメタル部」という。)のみがそれぞれ残るように層間絶縁膜10上の配線膜13及びバリアメタル膜11を除去する(ステップ10)。具体的には、ウェハWを研磨パッド(図示せず)に接触させた状態で、ウェハW及び研磨パッドを回転させるとともにウェハW上にスラリ(図示せず)を供給して、配線膜13及びバリアメタル膜11を研磨する。なお、CMPで研磨する場合に限らず、その他の手法で研磨してもよい。その他の手法としては、例えば電解研磨が挙げられる。これにより、図1に示される半導体装置の製造プロセスが終了する。
本実施の形態では、配線膜13が弾性変形し、かつ圧縮応力が働く温度領域で配線膜13に第1の熱処理を施し、その後配線膜13が塑性変形する温度領域で配線膜13に第2の熱処理を施しているので、配線不良が起こり難い半導体装置を得ることができる。即ち、配線膜13が弾性変形する温度領域で熱処理を施した場合には、転位が発生し難く、ボイド核が形成され難い。また、配線膜13に圧縮応力が働く温度領域で熱処理を施した場合には、ボイド核となる空間が形成され難いため、配線膜13に引張応力が働く温度領域で熱処理を施した場合よりも、配線膜13内にボイド核が形成され難い。これらのことから、配線膜13が弾性変形し、かつ圧縮応力が働く温度領域で配線膜13に第1の熱処理を施した場合には、ボイド核が形成され難い。これにより、配線部13a内の結晶欠陥は、ボイド核に集まることが無くなり、配線膜13の表面又はその近傍まで移動し、消滅する。それ故、配線部13a内にマイクロボイドが発生し難くなる。一方、第1の熱処理を施した後に上記温度領域で第2の熱処理を施しているので、配線膜13を構成している結晶粒を粗大化させることができる。ここで、本実施の形態では第1の熱処理で配線部13a内から多量の結晶欠陥を排出しているので、第2の熱処理を施した場合であっても配線部13a内にマイクロボイドが発生し難い。それ故、マイクロボイドが少なく、かつ結晶粒が粗大化した配線部13aが得られ、配線不良が起こり難い半導体装置が得られる。
本実施の形態では、第1の熱処理を施す前に配線膜13の表層部に金属元素14或いは不活性ガス元素を打ち込むことで、配線膜13内から確実に結晶欠陥を消滅させることができる。即ち、配線膜13に金属元素14を打ち込むと、金属元素14が配線膜13の結晶粒界に入り込み、結晶粒界がピンニングされる。これにより、第1の熱処理での結晶粒の成長を確実に抑制することができる。それ故、配線部13a内から確実に結晶欠陥を排出することができる。
また、第1の熱処理を施す前に配線膜13の表層部に金属元素14或いは不活性ガス元素を打ち込むことで、配線膜13を構成している結晶粒をさらに粗大化させることができる。即ち、配線膜13に第1の熱処理を施すと、配線膜13の結晶粒界はピンニングされ、結晶粒の成長は抑制されるが、その後配線膜13に第2の熱処理を施すと、このピンニングは開放される。ここで、ピンニングが開放されると、第1及び第2の熱処理で配線膜13内に溜められた熱歪エネルギーが一気に開放される。それ故、配線膜13を構成している結晶粒がいわゆる異常粒成長により粗大化すると考えられる。
(実施例A)
以下、実施例Aについて説明する。本実施例では、第1の熱処理及び第2の熱処理における熱処理温度とストレスマイグレーション不良率との関係、第1の熱処理及び第2の熱処理と結晶粒径との関係について調べた。
実験に使用したウェハについて述べる。図5は本実施例で使用したウェハの模式的な図である。図5に示されるようにウェハWは図3(d)に示されたウェハWとほぼ同様の構造であるが、層間絶縁膜10及び配線部13a上にはキャップ膜20及びパッシベーション膜21が形成され、配線部13a上にはバリアメタル膜22及び電極23が形成されている。
酸化膜2はSiOから形成されたものであり、厚さは約15nmであった。層間絶縁膜3はSiOC系の低誘電率絶縁物から形成されたものであり、厚さは約250nmであった。配線溝3aの幅は約5μmであり、深さは250nmであった。
バリアメタル部4は、バリアメタル膜の一部であったものである。バリアメタル膜はTaから形成されたものであり、厚さは約15nmであった。ここで、バリアメタル膜の形成前の出ガス処理は、水素雰囲気中かつ250℃で行われた。
配線部5は、配線膜の一部であったものである。この配線膜は、シード膜及びめっき膜から構成されている。シード膜はCuから形成されたものであり、めっき膜形成前での厚さは約70nmであった。シード膜の形成に際してはSISスパッタリング法が用いられた。めっき膜はCuから形成されたものであり、CMP前の厚さは約800nmであった。めっき膜の形成に際しては電解めっき法が用いられた。なお、配線膜には金属元素や不活性ガス元素を打ち込まなかった。配線膜には、第1の熱処理と第2の熱処理が施された。第1の熱処理は配線膜5形成後10分以内にホットプレートで行われ、第2の熱処理は水素濃度約5vol%のフォーミングガスが供給された電気炉内で行われた。
キャップ膜6はSiCNから形成されたものであり、厚さは約60nmであった。層間絶縁膜10はSiOCから形成されたものであり、厚さは約800nmであった。ビアホール10aの直径は約0.13nmであり、配線溝10bの幅は約5μmであり、深さは約300nmであった。
バリアメタル部11aは、バリアメタル膜11の一部であったものである。バリアメタル膜11はTaから形成されており、厚さは約15nmであった。ここで、バリアメタル膜11の形成前の出ガス処理は、減圧水素雰囲気中かつ350℃で60秒間行われた。
配線部13aは、配線膜13の一部であったものである。配線膜13は、シード膜12及びめっき膜から構成されている。シード膜12はCuから形成されたものであり、めっき膜形成前の厚さは約80nmであった。めっき膜はCuから形成されたものであり、CMP前の厚さは約800nmであった。めっき膜の形成に際しては電解めっき法が用いられた。なお、配線膜13には金属元素や不活性ガス元素を打ち込まなかった。配線膜13には、第1の熱処理と第2の熱処理が施された。第1の熱処理は配線膜13形成後10分以内にホットプレートで行われ、第2の熱処理は水素濃度約5vol%のフォーミングガスが供給された電気炉内で行われた。
キャップ膜20はSiCNから形成されたものであり、厚さは約70nmであった。パッシベーション膜21は第1のパッシベーション膜21aと第2のパッシベーション膜21bとから構成した。第1のパッシベーション膜21aはd−TEOSから形成されたものであり、厚さは約400nmであった。第2のパッシベーション膜21bはp−SiNから形成されたものであり、厚さは約600nmであった。バリアメタル膜22はTaから形成されたものであり、電極23はAlから形成されたものであった。
次に実験条件について述べる。まず、異なる温度で配線部5,13aに第1の熱処理及び第2の熱処理が施された上記構造のウェハWを使用して、ストレスマイグレーション加速試験として、ウェハWを225℃で1000時間放置した。その後、配線部5,13aに電流を流し、そのときの電圧変動から電気抵抗の上昇率を求めた。ここで、電気抵抗の上昇率が10%以上のものをストレスマイグレーション不良とし、全試料数に対するストレスマイグレーション不良のものの割合をストレスマイグレーション不良率で表した。また、走査型イオン顕微鏡(SIM)により配線部5,13aの結晶粒径を観察した。
実験例1〜18と比較するために比較例1〜7として異なる温度で配線部に1回のみ熱処理を施したウェハについても同様の測定を行い、ストレスマイグレーション不良率をそれぞれ算出した。また、比較例1〜7においても配線部の結晶粒径を観察した。
実験結果について述べる。表1は熱処理温度とストレスマイグレーション不良率との関係を示したものである。
Figure 2005051185
表1に示されるように比較例1〜5におけるストレスマイグレーション不良率は、3〜7%、比較例6,7におけるストレスマイグレーション不良率は20%以上であった。これに対し、実験例6〜10,13〜15におけるストレスマイグレーション不良率は、0%であり、実験例5,11におけるストレスマイグレーション不良率は0.05%であった。この結果から、第1の熱処理を80℃以上120℃以下の温度領域で行い、かつ第2の熱処理を120℃を超え350℃以下の温度領域で行った場合には、熱処理を1回のみ行った場合よりもストレスマイグレーション耐性が向上することが確認された。また、第2の熱処理は、130℃以上300℃以下の温度領域で行われることが好ましいと考えられる。
実験例1〜18における結晶粒径は、比較例1〜7における結晶粒径よりも1.5倍以上大きかった。この結果から、配線膜に第1の熱処理及び第2の熱処理を施した場合には、配線膜に熱処理を1回のみ施した場合よりも結晶粒が大きくなることが確認された。
(実施例B)
以下、実施例Bについて説明する。本実施例では、配線膜に第1の熱処理を施したときの配線膜に働く応力及び配線部内のマイクロボイドについて調べた。
実験条件について述べる。本実施例では、配線膜13に異なる温度で第1の熱処理をそれぞれ施し、そのときの配線膜13に働く応力を測定した。応力の測定には、X線応力測定装置が使用された。また、本実施例では、配線膜13に異なる温度で第1の熱処理をそれぞれ施し、そのときの配線部13a内のマイクロボイドを観察した。マイクロボイドの観察には、透過型電子顕微鏡(TEM)が使用された。
実験結果について述べる。室温から80℃未満の温度領域で第1の熱処理を施した場合には、配線膜13が弾性変形し、かつ引張応力が働いていた。また、80℃以上120以下の温度領域で第1の熱処理を施した場合には、配線膜13が弾性変形し、かつ圧縮応力が働いていた。また、80℃以上120以下の温度領域で第1の熱処理を施した場合には、配線部13a内にマイクロボイドは確認されなかったが、120℃を超える温度領域で第1の熱処理を施した場合には、配線部13a内にマイクロボイドが確認された。これらの結果から、80℃以上120以下の温度領域は、配線膜13が弾性変形し、かつ圧縮応力が働く温度領域であり、また80℃以上120以下の温度領域で第1の熱処理を施した場合には、マイクロボイドが発生し難いことが確認された。
(実施例C)
以下、実施例Cについて説明する。本実施例では、配線膜形成後から第1の熱処理を行うまでの時間及び第1の熱処理後から第2の熱処理を行うまでの時間とストレスマイグレーション不良率との関係について調べた。
実験条件について述べる。本実施例では、上記実施例Aで使用したウェハWと同じものを使用した。第1の熱処理は100℃に加熱されたホットプレートで行われ、第2の熱処理は150℃に加熱された電気炉で行われたものであった。このような条件の基で、配線膜13形成後から第1の熱処理を行うまでの放置時間及び第1の熱処理後から第2の熱処理を行うまでの放置時間の異なるウェハWにおけるストレスマイグレーション不良率をそれぞれ算出した。
実験結果について述べる。表2は配線膜13形成後から第1の熱処理を行うまでの時間とストレスマイグレーション不良率との関係を示したものである。
Figure 2005051185
表2に示されるように実験例19〜21におけるストレスマイグレーション不良率は、0%であった。この結果から、本実施例では第1の熱処理は配線膜形成後24時間以内に行うことが好ましいと考えられる。また、第1の熱処理後から第2の熱処理を行うまでの放置時間については、0〜100時間の間で行ったが、いずれもストレスマイグレーション不良率は0%であった。
一方、これらの試料について電気抵抗の室温変化を同時に調べたところ、配線膜形成直後は電気抵抗の低下が極めて穏やかであったが、24時間を越えた付近から電気抵抗が急激に減少し、配線膜の室温再結晶化が進行していることがうかがえた。即ち、第1の熱処理は配線膜形成後室温での電気抵抗の急激な減少を伴う室温再結晶化が大きく進行する前に行うことが好ましいと考えられる。なお、配線膜形成後室温再結晶化が進行するまでの時間は、めっき膜形成時の印加電流密度、めっき液組成、めっき膜厚等によっても変動するので、配線膜形成後から第1の熱処理を行うまでの放置時間は、24時間以内に限定されず、配線膜の室温再結晶化が進行するまでの時間に応じて適宜決定されればよい。
(実施例D)
以下、実施例Dについて説明する。本実施例では、第1の熱処理及び第2の熱処理における熱処理時間と、ストレスマイグレーション不良率及び結晶粒径との関係について調べた。
実験条件について述べる。本実施例では、上記実施例Aで使用したウェハWと同じものを使用した。実験例24〜実験例28における第1の熱処理は80℃で行われ、第2の熱処理は120℃で行われた。また、実験例29〜実験例33における第1の熱処理は120℃で行われ、第2の熱処理は350℃で行われた。このような条件の基で、熱処理時間が異なるウェハにおけるストレスマイグレーション不良率をそれぞれ算出するとともに配線膜13の結晶粒径をそれぞれ測定した。
実験結果について述べる。表3は熱処理時間と、ストレスマイグレーション不良率及び結晶粒径との関係を示したものである。
Figure 2005051185
表3に示されるように実験例25〜28,30〜33におけるストレスマイグレーション不良率は、0%であった。また、実験例25〜28,30〜33における結晶粒径は、0.3μm以上であった。特に実験例27,28,32,33における結晶粒径は、0.6μm以上であった。これらの結果から、第1の熱処理及び第2の熱処理は、ともに30秒間以上行われることが好ましく、第2の熱処理は900秒(15分)間以上行われることがより好ましいと考えられる。
(実施例E)
以下、実施例Eについて説明する。本実施例では、配線膜にGaを打ち込んだときの結晶粒の状態について調べた。
実験条件について述べる。本実施例では、第1の熱処理を施す前の配線膜13にGaを打ち込んだ。Gaの打ち込みには、集束イオンビーム装置(FIB)が使用された。このようにしてGaを打ち込んだ配線膜13を室温で放置し、所定時間毎に結晶粒を観察した。
実験結果について述べる。Gaを打ち込んでから100時間経過した場合であっても、結晶粒の成長はほぼみられなかった。この結果から、配線膜にGaを打ち込んだ場合には、Gaを打ち込まなかった場合よりも結晶粒の成長を抑制できることが確認された。
(実施例F)
以下、実施例Fについて説明する。本実施例では、配線膜にGaを打ち込んでから第1の熱処理を行うまでの時間と、ストレスマイグレーション不良率及び結晶粒径との関係について調べた。
実験条件について述べる。本実施例では、上記実施例Aで使用したウェハWと同じものを使用した。Gaは第1の熱処理を施す前の配線膜13に打ち込まれた。Gaの打ち込みには、集束イオンビーム装置(FIB)が使用された。第1の熱処理は100℃で30秒間行われ、第2の熱処理は150℃で15分間行われた。このような条件の基で、配線膜13にGaを打ち込んでから第1の熱処理を行うまでの時間が異なる実験例34〜38におけるストレスマイグレーション不良率をそれぞれ算出するとともに結晶粒径をそれぞれ測定した。また、実験例39としてGaが打ち込まれていない配線膜についてもストレスマイグレーション不良率及び結晶粒径について測定した。
実験結果について述べる。表4は第1の熱処理を行うまでの時間と、ストレスマイグレーション不良率及び結晶粒径との関係を示したものである。
Figure 2005051185
表4に示されるように実験例39におけるストレスマイグレーション不良率は5%であったのに対し、実験例34〜38におけるストレスマイグレーション不良率は0%であった。この結果から、配線膜にGaを打ち込んだ場合には、Gaを打ち込まなかった場合よりもストレスマイグレーション耐性が向上することが確認された。
また、表4に示されるように実験例39における結晶粒径は0.7μmであったのに対し、実験例34〜38における結晶粒径は1.0μm以上であった。この結果から、配線膜にGaを打ち込んだ場合には、Gaを打ち込まなかった場合よりも第2の熱処理を施した後の配線膜の結晶粒が大きくなることが確認された。
(実施例G)
以下、実施例Gについて説明する。本実施例では、配線膜にArを打ち込むときの電力とストレスマイグレーション不良率、抵抗上昇率、及び結晶粒径との関係について調べた。
実験条件について述べる。Arは第1の熱処理を施す前の配線膜13に打ち込まれた。Arの打ち込みには、電極を備えた真空チャンバが使用された。具体的には、ウェハを真空チャンバ内に収容し、その後Arを真空チャンバ内に供給するとともに電極に電力を供給して、Arを配線膜13に打ち込んだ。真空チャンバ内の圧力は、1Paに維持された。Arの打ち込みは、30秒間行われた。第1の熱処理は100℃で30秒間行われ、第2の熱処理は150℃で15分間行われた。このような条件の基で、配線膜13にArを打ち込んだときの電力が異なるウェハWにおけるストレスマイグレーション不良率及び抵抗上昇率をそれぞれ算出するとともに結晶粒径をそれぞれ測定した。
実験結果について述べる。表5は配線膜13にArを打ち込んだときの電力と、ストレスマイグレーション不良率、抵抗上昇率、及び結晶粒径との関係を示したものである。
Figure 2005051185
表5に示されるように実験例40〜46におけるストレスマイグレーション不良率はいずれも0%であった。しかしながら、電気抵抗の上昇率を詳細に調べてみると、実験例41〜実験例45における電気抵抗上昇率は0%であったが、実験例40,46における電気抵抗上昇率は3%であった。また、実験例41〜45における結晶粒径は0.9μm以上であったが、実験例40における結晶粒径は0.6μmであった。さらに電力が400W以上になると、配線膜13が過剰にArイオンによりスパッタリングされてしまうとともにこの過剰なスパッタリングを制御することは困難であった。これらの結果から、配線膜にArを打ち込む場合には、電力を50W以上350W以下にすることが好ましいと考えられる。
なお、本発明は上記実施の形態の記載内容に限定されるものではなく、構造や材質、各部材の配置等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。また上記実施の形態では、第1の熱処理後、続けて第2の熱処理を行っているが、第1の熱処理後に冷却し、その後に第2の熱処理を行った場合であっても同様の効果が得られる。上記実施の形態では、ウェハWを使用しているが、ガラス基板を使用した場合であっても同様の効果が得られる。
図1は実施の形態に係る半導体装置の製造プロセスの流れを示したフローチャートである。 図2は実施の形態に係る半導体装置の模式的な製造プロセス図である。 図3は実施の形態に係る半導体装置の模式的な製造プロセス図である。 図4は本実施の形態に係るCu膜に熱処理を施したときの温度とCu膜内の応力との関係を示したグラフである。 図5は実施例で使用したウェハの模式的な図である。
符号の説明
W…ウェハ、5,13a…配線部、13…配線膜、14…金属元素。

Claims (13)

  1. 基板に形成された金属膜の圧縮弾性変形温度領域で前記金属膜に第1の熱処理を施す工程と、
    前記第1の熱処理の後に、前記金属膜の塑性変形温度領域で前記金属膜に第2の熱処理を施す工程と、
    を具備することを特徴とする熱処理方法。
  2. 前記第1の熱処理を行う前に、前記金属膜に金属元素或いは不活性ガス元素を打ち込む工程をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の熱処理方法。
  3. 前記第1の熱処理は80℃以上120℃以下の温度領域で行われ、前記第2の熱処理は120℃を超え350℃以下の温度領域で行われることを特徴とする請求項1又は2記載の熱処理方法。
  4. 前記第1の熱処理を、前記金属膜の形成後前記金属膜の室温再結晶化が進行する前に行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の熱処理方法。
  5. 前記第1の熱処理を、前記金属膜の形成後24時間以内に行うことを特徴とする請求項4記載の熱処理方法。
  6. 前記金属膜はCuから構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の熱処理方法。
  7. 半導体素子が形成され、かつ表面に凹部が形成された基板上に金属膜を形成する工程と、
    前記金属膜の圧縮弾性変形温度領域で前記金属膜に第1の熱処理を施す工程と、
    前記第1の熱処理の後に、前記金属膜の塑性変形温度領域で前記金属膜に第2の熱処理を施す工程と、
    前記第2の熱処理の後に、前記凹部に埋め込まれた部分以外の金属膜を除去する工程と、
    を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 前記第1の熱処理を行う前に、前記金属膜に金属元素或いは不活性ガス元素を打ち込む工程をさらに備えていることを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第1の熱処理は80℃以上120℃以下の温度領域で行われ、前記第2の熱処理は120℃を超え350℃以下の温度領域で行われることを特徴とする請求項7又は8記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記第1の熱処理を、前記金属膜の形成後前記金属膜の室温再結晶化が進行する前に行うことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の熱処理方法。
  11. 前記第1の熱処理を、前記金属膜の形成後24時間以内に行うことを特徴とする請求項10記載の熱処理方法。
  12. 前記金属膜はCuから構成されていることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 半導体素子が形成され、かつ表面に凹部が形成された基板上にCu膜を形成する工程と、
    前記Cu膜に80℃以上120℃以下の第1の熱処理を施す工程と、
    前記第1の熱処理の後に、前記Cu膜に120℃を超え350℃以下の第2の熱処理を施す工程と、
    前記第2の熱処理の後に、前記凹部に埋め込まれた部分以外のCu膜を除去する工程と、
    を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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