JP2005048887A - マニュアルモード付き自動変速機の制御装置 - Google Patents

マニュアルモード付き自動変速機の制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】マニュアルモードの切り換えやマニュアルシフト操作に係わるスイッチの故障や断線を確実に検知する。
【解決手段】自動変速モードとマニュアルモードとを切り換えるモード切換スイッチ3と、アップシフトスイッチ4、ダウンシフトスイッチ5を備え、モード切換手スイッチ3は操作時にノーマルオープン側P2の出力をマニュアルモード信号としてコントローラ1へ出力する一方、非操作時にはノーマルクローズ側P4をアップシフトスイッチ4へ出力し、アップシフトスイッチ4とダウンシフトスイッチ5は、アップシフト信号またはダウンシフトを指令するダウンシフト信号を出力するノーマルオープンの接点P12、P22と、非操作時にモニター信号を出力するノーマルクローズの接点P14、P24を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両等に用いられるマニュアルシフト機能付き自動変速機の制御装置の改良に関する。
変速制御を電気的な指令で行う自動変速機に対し、オート走行モードと手動の変速操作により変速を行うことが出来るマニュアルシフトモードを、マニュアルモードスイッチにより選択する機能と、アップシフト及びダウンシフトをそれぞれ、アップシフトスイッチ及びダウンシフトスイッチにより実行できる機能を付加した自動変速機が知られている。
このような電気信号により指令を行う自動変速機では、車輌走行性に関わる機能を担うため、信頼性の高い制御回路及び制御システムが必要となる。
特許文献1(特開平10−329568号公報)によれば、モード切換スイッチをノーマルオープンタイプのスイッチで構成し、アップシフトスイッチ及びダウンシフトスイッチをノーマルクローズタイプのスイッチで構成することで、マニュアルモードでの断線故障やスイッチのオープン故障をすることができる。
特開平10−329568号
ところで、近年北米等では車輌故障による排気の悪化などにより環境へ悪影響を及ぼす可能性がある場合、即座に故障を検出し運転者に表示等の手段を用い通知し環境への悪影響を最小限に留めなければならないことが法律によって規定されている。
しかしながら、上記従来例では、モード切換スイッチをONにしてマニュアルモードへ移行した後は、アップシフトスイッチまたはダウンシフトスイッチの故障は検知できるものの、モード切換スイッチの故障は検知できないため、モード切換スイッチがONのまま固着した場合では、マニュアルモードから抜けなくなる。このため、運転者がマニュアルモードスイッチを操作し自動変速モードに切り替えたつもりが、この故障により実際はマニュアルモードから抜けておらず、このとき低速ギアが選択されていた場合、排気悪化による環境への悪影響の可能性がある。
また、アップシフトスイッチ及びダウンシフトスイッチはOFFの故障は判定できるものの、ON状態で固着した故障の判定が不可能である為、適切なギアの選択ができず、排気悪化による環境への悪影響の可能性がある。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、マニュアルモードの切り換えやマニュアルシフト操作に係わるスイッチの故障や断線を確実に検知することを目的とする。
本発明は、自動変速モードとマニュアルモードとを切り換えるモード切換手段と、アップシフトまたはダウンシフトを指令する手動変速指令手段と、前記モード切換手段でマニュアルモードを選択したときに、手動変速指令手段の指令に基づいて自動変速機の変速比を制御する制御手段とを備えたマニュアルモード付き自動変速機の制御装置において、前記モード切換手段は、ノーマルクローズとノーマルオープンの接点を有するスイッチで構成され、モード切換手段の操作時にノーマルオープン側の出力をマニュアルモード信号として前記制御手段へ出力する一方、非操作時にはノーマルクローズ側を手動変速指令手段へ出力し、前記手動変速指令手段は、手動変速指令手段の操作時にアップシフトを指令するアップシフト信号またはダウンシフトを指令するダウンシフト信号のいずれか一方を出力するノーマルオープンの接点と、非操作時にモニター信号を出力するノーマルクローズの接点を備えたスイッチで構成されて、スイッチの故障時であってもノーマルオープン接点またはノーマルクローズ接点のいずれかで回路の断続を行う。
したがって、本発明は、マニュアルモードの操作を行うモード切換手段や手動変速指令手段または回路に異常が生じると、モニター信号に加えて他の信号が出力され、制御手段は複数の信号の出力または全ての信号がないときに故障と判定できるので、モード切換手段や手動変速指令手段または回路の異常を正確に検知することができるので、例えば、異常が発生したときにはマニュアルモードから自動変速モードに切り換えたり、運転者に異常の発生を報知することで、燃費や排気の悪化を確実に防止することが可能となるのである。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用した自動変速装置を示す。自動変速機20は、車両の運転状態に応じて自動的に変速比(又は変速段、以下同様)を変更する自動変速モードと、運転者の操作に応じて任意の変速比を選択可能なマニュアルモードとを備え、コントローラ1からの指令に応じて変速比を変更するものである。
コントローラ1は、マイクロコンピュータを主体に構成されており、図1に示すように、運転者が操作するシフトレバー21の操作に応じたセレクタスイッチ2、モード切換スイッチ3、アップシフトスイッチ4、ダウンシフトスイッチ5からの信号を読み込むとともに、車両の運転条件として、車速センサ(図示省略)から車速を、スロットル開度センサ(図示省略)から図示しないスロットルバルブの開度またはアクセルペダルの操作量を読み込んで、予め設定した変速マップ(または変速線)に基づいて変速比を決定して、自動変速機20へ指令する。
ここで、コントローラ1の図示しない記憶手段には、自動変速モードとマニュアルモードの変速マップがそれぞれ格納され、自動変速モードの変速マップは、車速やアクセル操作量に応じて予め設定され、マニュアルモードの変速マップは、予め設定された変速段または変速段に対応する変速比が設定される。
シフトレバー21のセレクタスイッチ2は、自動変速モードである「D」レンジ、後退時の「R」レンジ、ニュートラルの「N」レンジ、駐車位置の「P」レンジが選択可能となっている。
一方、マニュアルモードを設定するモード切換スイッチ3、アップシフトスイッチ4及びダウンシフトスイッチ5は、運転者の操作可能な所定の位置(例えば、ハンドル)等に配置され、モーメンタリ型のプッシュスイッチで構成される。なお、モーメンタリ型のプッシュスイッチは、ロック機構を持たないアンロック型とも呼ばれ、キーを押している期間のみ、その位置にあり、その力を除去すれば元に戻るものである。
シフトレバー21を「D」レンジに設定してからモード切換スイッチ3を押してマニュアルモードへ切り換えると、アップシフトスイッチ4を押せば、大きい変速段(変速比は小側)へアップシフトされ、ダウンシフトスイッチ5を押せば小さい変速段(変速比は大側)にダウンシフトされる。なお、これらマニュアルモードでのシフトは隣り合う変速段との間でシフトが行われる。
次に、マニュアルモードの切り換え及びシフト操作を行うマニュアルモード回路について説明する。
モード切換スイッチ3、アップシフトスイッチ4及びダウンシフトスイッチ5は、図2に示すように、いわゆる双極単投型を変形したもので、回路Aを開閉するノーマルオープンの可動片S1と、回路Bを開閉するノーマルクローズの可動片S2を連動させたもので、スイッチの解放状態では弾性部材30に付勢されて、接点P1、P2はオープンとなる一方、接点3、P4は可動片S2と接触してクローズとなり、回路Aは遮断、回路Bは導通する。
スイッチを押すと、接点P1、P2が可動片S1と接触してクローズとなる一方、接点3、P4はオープンとなって、回路Aは導通、回路Bは遮断する。
つまり、一方の可動片S1をノーマルオープン、他方の可動片S2をノーマルクローズとすることで、一方の可動片でON、OFF動作が確保される。
図1に示すマニュアルモード回路は、図2に示したスイッチを3つ用いてカスケード接続したもので、接地されたグランド回路6とコントローラ1に接続されたマニュアルモード信号線7の間にモード切換スイッチ3が配置され、モード切換スイッチ3とコントローラ1に接続されたアップシフト信号線8の間にアップシフトスイッチ4が配置され、同じくコントローラ1に接続されたアップシフトスイッチ4とダウンシフト信号線9の間にダウンシフトスイッチ5が配置される。
モード切換スイッチ3の接点P1、P3はそれぞれグランド回路6に接続され、接点P2はマニュアルモード信号線7に、接点P4はアップシフトスイッチ4に接続される。
そして、モード切換スイッチ3の解放状態では、接点P3、P4がクローズ(導通)してアップシフトスイッチ4とグランド回路6が導通する一方、接点P1、P2は開放(Open)される。モード切換スイッチ3が押されたときには、接点P1、P2がクローズ(導通)してマニュアルモード信号線7とグランド回路6が導通する一方、接点P3、P4は開放(Open)される。
モード切換スイッチ3は、接点P1、P3がそれぞれグランド回路6に接続され、接点P2はマニュアルモード信号線7に、接点P4はアップシフトスイッチ4に接続される。
そして、モード切換スイッチ3の解放状態では、接点P3、P4がクローズしてアップシフトスイッチ4とグランド回路6が導通する一方、接点P1、P2は開放されてマニュアルモード信号線7は遮断される。モード切換スイッチ3が押されたときには、接点P1、P2がクローズ(導通)してマニュアルモード信号線7とグランド回路6が導通する一方、接点P3、P4は開放(Open)され、アップシフトスイッチ4とダウンシフトスイッチ5は遮断される。
アップシフトスイッチ4は、接点P11、P13がそれぞれモード切換スイッチ3の接点P4に接続され、接点P12はアップシフト信号線8に、接点P14はダウンシフトスイッチ5に接続される。
そして、アップシフトスイッチ4の解放状態では、接点P13、P14がクローズしてモード切換スイッチ3の接点P4を介してとダウンシフトスイッチ5がグランド回路6と導通する一方、接点P11、P12は開放されてアップシフト信号線8は遮断される。
アップシフトスイッチ4が押されたときには、接点P11、P12がクローズしてアップシフト信号線8がモード切換スイッチ3の接点P4を介してグランド回路6と導通する一方、接点P13、P14は開放され、ダウンシフトスイッチ5は遮断される。

ダウンシフトスイッチ5は、接点P21、P23がそれぞれアップシフトスイッチ4の接点P14に接続され、接点P22はダウンシフト信号線9に、接点P24はモニター信号線10に接続される。
そして、ダウンシフトスイッチ5の解放状態では、接点P23、P24がクローズしてモード切換スイッチ3、アップシフトスイッチ4を介してとモニター信号線10がグランド回路6と導通する一方、接点P21、P22は開放されてダウンシフト信号線9は遮断される。
ダウンシフトスイッチ5が押されたときには、接点P21、P22がクローズしてダウンシフト信号線9がモード切換スイッチ3及びアップシフトスイッチ4を介してグランド回路6と導通する一方、接点P23、P24は開放され、モニター信号線10は遮断される。
ここで、マニュアルモード信号線7、アップシフト信号線8、ダウンシフト信号線9及びモニター信号線10は、それぞれコントローラ1に接続され、各スイッチ3〜5が押されるたびにONとなり、開放するとOFFになる。
各信号線の出力はコントローラ1に入力される。ただし、マニュアルモード信号線7の出力は、一旦、ラッチレジスタ11に入力され、信号線7からの入力がON(クローズ)となるたびに立ち上がりのエッジを検出し、コントローラ1は、次にONとなるまで、マニュアルモードの状態を示すマニュアルモードフラグの状態を保持する。
コントローラ1は、アップシフト信号線8、ダウンシフト信号線9、モニター信号線10からの入力がONとなっている間、アップシフト指示信号、ダウンシフト指示信号、モニター信号をONと判定し、その他の場合をOFFと判定する。
モニター信号線10は断線やスイッチの固着などを検出するためのモニター信号に関連付けられて、コントローラ1はモニター信号線10の入力レベルからON(導通)、OFF(遮断)を判定する。
マニュアルモード信号線7は、モード切換スイッチ3が押されるとマニュアルモード信号が立ち上がってラッチレジスタ11へ入力される。コントローラ1はラッチレジスタ11からマニュアルモード信号の立ち上がりのエッジを検出してマニュアルモードフラグをONにしてマニュアルモードの変速制御を行う。
次に、モード切換スイッチ3が押されてラッチレジスタ11の入力が立ち上がると、コントローラ1はマニュアルモードフラグをONからOFFに反転させ、自動変速モードの変速制御を行う。したがって、モード切換スイッチ3を一回押せばマニュアルモードフラグがONとなってマニュアルモードに切り換え、次にモード切換スイッチ3を押せば、マニュアルモードフラグはOFFとなってマニュアルモードから自動変速モードへ遷移する。
次に、上記各スイッチの動作を説明する。自動変速機20が自動変速モード(シフトレバー21がDレンジ)にあるとき、マニュアルモードスイッチ3が押下された場合、マニュアルモード信号線7の出力が立ち上がってコントローラ1に入力される。コントローラ1は、マニュアルモード信号線7の立ち上がりのエッジからマニュアルモードフラグをOFFからONに切り換えて、変速モードを自動変速モードからマニュアルモードへ遷移させる。
マニュアルモードへ移行した後、アップシフト操作によりアップシフトスイッチ4が押下された場合、アップシフト信号線8の出力が立ち上がってコントローラ1に入力され、アップシフト指示信号がONになってアップシフトが実行される。
ダウンシフト操作時も同様に、ダウンシフトスイッチ5が押下された場合、アップシフト信号線9の出力が立ち上がってコントローラ1に入力され、ダウンシフト指示信号がONになってダウンシフトが実行される。
各スイッチ3〜5が直列に接続されている為、スイッチ操作時は下流(後段)に接続されるノーマルクローズ接点がオープンとなる。このとき下流(後段)側のスイッチを操作しても上流(前段)からの入力がオープンである為、操作がキャンセルされてしまう。つまり、スイッチの2重操作をハードウエア的に防止することが可能となり、誤動作を確実に防止できるのである。
各スイッチ操作に対する各信号出力を表1に示す。
Figure 2005048887
本実施形態では、各スイッチ3〜5を直列に接続し、モニター信号線10の入力をレベルで監視するようにしたので、表1に示すように各スイッチが正常であれば、無操作を含め各操作に対応して必ず1出力のみがONとなる。つまり、コントローラ1では全信号の組合せを監視し、同時に2入力以上のON入力と無入力(ALL OFF)を判定することで回路の異常を判定できる。
特に、直列に配置した各スイッチ3〜5のうち、最後段のダウンシフトスイッチ5のノーマルクローズ側をモニター信号線10として、コントローラ1に入力するようにしたので、上記表1の異常時のように、モニター信号がONのときに他の信号がONになれば、モード切換スイッチ3、アップシフトスイッチ4またはダウンシフトスイッチ5のいずれかのノーマルオープン側が作動した状態であるので、モニター信号がONであることはいずれかのスイッチでノーマルクローズ側が固着したと判定でき、固着による異常を検出できるのである。
一方、全ての信号線7〜10からの入力がOFFになる場合は、モニター信号線10がグランド回路6から遮断されたことを意味し、これは各スイッチ3〜5または回路のいずれかで断線が発生したと判定できる。
次に、コントローラ1で行われる故障判定処理について、図3を参照しながら説明する。図3(A)は故障判定処理のフローチャートで、所定時間毎(例えば、数msec)に実行されるもので、(B)は故障判定のテーブルを示す。
図3(A)のステップS10では、各信号線からの出力を読み込み、図3(B)のテーブルに基づいて、各信号が正常パターンであるか否かを判定する。
つまり、各信号のうちいずれか一つがONであれば、各スイッチ及び回路は固着や断線もなく正常であると判定して、スイッチ14の処理に進み、アップシフトスイッチ4、ダウンシフトスイッチ5の操作に応じたシフトを行う正常時の制御を行う。
一方、全ての信号がOFFの場合には、上述のように断線が生じているので異常パターンと判定できる。また、各信号のうち2つ以上がONであればいずれかのスイッチに固着が生じている異常パターンと判定できる。これら異常パターンと判定された場合には、ステップS12に進んで異常時の制御を開始する。
ステップS12では、図示しないタイマで時間の経過をカウントし、タイマの値が所定値(例えば、数秒)になるまで、ステップS11、S12の処理を繰り返す。そして、所定値(所定時間)を超えて異常パターンが継続した場合には、スイッチまたは回路に異常が発生したと判定し、ステップS13の処理へ進む。
すなわち、異常パターンが所定時間を超えて継続した後に異常と判定するようにしたので、ノイズなどによる誤判定を防止することができ、異常の判定精度を向上させることができる。
次に、異常が判定されたステップS13では、マニュアルモードを禁止しするとともに、マニュアルモードフラグを強制的にOFFにして自動変速モードへ移行する。また、図示はしないが、警告ランプなどの警告手段を作動させても良い。
これにより、マニュアルモードの各スイッチ3〜5または回路に異常が生じると、手動によるシフト操作やモード切換が不能になり、前記従来例では現在選択している変速段で走行せざるをない状況になり、燃費の悪化及び排気悪化を招く恐れがあったが、本発明では、モニター信号を用いて各スイッチ3〜5または回路の異常を正確に検知し、異常が判定された場合にはマニュアルモードを解除して自動変速モードへ強制的に移行するので、車速などの運転状態に応じた変速制御に切り替わるので、異常時においても燃費や排気の悪化を確実に防止することが可能となるのである。
また、モード切換スイッチ3、アップシフトスイッチ4及びダウンシフトスイッチ5をカスケード接続することにより、上流(前段)側スイッチ操作時に下流(後段)側のスイッチ操作が自動的にキャンセルされる。つまり、2重操作を防止することが可能となって、マニュアルモード時の誤動作を確実に防ぐことが可能となる。
また、前記従来例はオルタネート式(パーマネント式)スイッチを用いたマニュアルモード専用のモード切換スイッチを採用した構造であったが、本発明ではモード切換スイッチ3を、ノーマルオープン接点とノーマルクローズ接点が連動して動作するスイッチを用いており、また、このスイッチはモーメンタリ形式である為、プッシュ式のスイッチによるマニュアルモード切替が可能となりコンパクトに配置出来るうえ、前記従来例のような専用のマニュアルモードゲートが不要となる為、アップシフトスイッチ及びダウンシフトスイッチのレイアウトの自由度も増す。
図4は、第2の実施形態を示し、前記第1実施形態のアップシフトスイッチ4とダウンシフトスイッチ5を1回路3接点のシフトスイッチ40に置き換えたもので、その他の構成は前記第1実施形態と同様である。
シフトスイッチ40は、接点P41と常時導通した可動片S3と、可動片S3の非操作時には接点P41と導通するノーマルクローズの接点P43と、可動片S3の操作時に選択的に導通する接点P42、P44から構成され、1接点がノーマルクローズで2接点がノーマルオープンとなっている。可動片S3と常時導通する接点P41は、モード切換スイッチ3の接点P4を介してグランド回路6と接続可能となっている。
ノーマルクローズの接点P43は、モニター信号線10に接続され、ノーマルオープンの接点P42はアップシフト信号線8に、同じく接点P44はダウンシフト信号線9に接続される。
また、シフトスイッチ40は、後述するように、1接点が故障した場合も他の2接点の動作が保証できる構成となっている。
モード切換スイッチ3の、ノーマルオープン接点Pの入力(接点P1)及びノーマルクローズ接点の入力(P3)をグランド回路6に接続し、ノーマルオープン接点の出力(P2)はマニュアルモード切替指示を行うマニュアルモード信号線7を介してコントローラ1に接続し、一方、ノーマルクローズ接点の出力(P4)をシフトスイッチ40の入力(P41)に接続する。すなわち、モード切換スイッチ3の下流にシフトスイッチ40がカスケード接続される構成となっている。
次に、本実施形態の動作を説明する。
自動変速機20が自動変速モードにあるとき、モード切換スイッチ3が押された場合、マニュアルモード信号線7によりモード切換スイッチ3のON信号がラッチレジスタ11を介してコントローラ1に入力される。このON信号を受信したコントローラ1はマニュアルモードフラグをOFFからONに切り換えて、マニュアルモードの変速制御へ遷移する。
一方、マニュアルモード時に、シフトスイッチ40の可動片S3が操作され、アップシフト操作によりノーマルオープン接点P42がONとなった場合、アップシフト指示信号8によりスイッチのON信号がコントローラ1に入力されアップシフトが実行され、ダウンシフト操作時では、ノーマルオープン接点P44がONとなって、ダウンシフトが実行される。
モード切換スイッチ3とシフトスイッチ40が直列に接続されている為、モード切換スイッチ3の押下時には、下流に接続されるシフトスイッチ40のノーマルクローズ接点P43がオープンとなる。このときシフトスイッチ40の可動片S3を操作しても上流からの入力がオープンである為、操作がキャンセルされてしまう。また、シフトスイッチ40において、出力側の3接点P42〜P44は構造的に必ず1接点しか選択は出来ない。つまり、スイッチの2重操作をハードウエア的に防止することが可能である。なお、各スイッチ操作に対する信号出力は上記表1と同様である。
すなわち、各スイッチが正常であれば、無操作を含め各操作に対応して必ず1出力のみがONとなる。つまり、コントローラ1では全信号の組合せを監視し、2入力以上のON入力と無入力(全てOFF)を判定することで、スイッチ故障及び断線故障の判定が可能となる。
また、本実施形態においても前記第1実施形態の図3と同様の故障判定処理を行うことができ、マニュアルモードの各スイッチ3、40または回路に異常が生じると、手動によるシフト操作やモード切換が不能になり、前記従来例では現在選択している変速段で走行せざるをない状況になり、燃費の悪化を招く恐れがあったが、本発明では、モニター信号を用いて各スイッチ3、40または回路の異常を正確に検知し、異常が判定された場合にはマニュアルモードを解除して自動変速モードへ強制的に移行するので、車速などの運転状態に応じた変速制御に切り替わるので、異常時においても燃費や排気の悪化を確実に防止することが可能となるのである。
次に、図5〜図10は、上記シフトスイッチ40とモード切換スイッチ3をコラムシフト式のシフトレバーに採用した一例を示す。
図5において、シフトレバー21の端部にはモード切換スイッチ3が配設され、端部から突出した操作部材30を押すことにより、上記図2に示した可動片S1、S2が連動して作動し、マニュアルモード信号のON・OFFを切り換える。
シフトレバー21の側面には、所定の中立位置から上方(第1の方向)側または下方(第2の方向)側に所定の範囲で軸回りに回動可能なレバー41が配設され、このレバー41に固設された可動片S3により、アップシフト信号線8、ダウンシフト信号線9、モニター信号線10のON・OFFが行われる。
図6は、シフトスイッチ40の分解斜視図を示し、シフトレバー21の端部には円筒状部材で形成されたスイッチケース22が取り付けられ、このスイッチケース22の内部にモード切換スイッチ3とシフトスイッチ40が収装される。なお、この図においてはモード切換スイッチ3の組み付け状態を示しているので図示は省略する。
シフトスイッチ40は、シフトレバー21の軸回りに回動可能なレバー41、可動片S3、ベース接点42、弾性部材43を主体に構成される。
レバー41は、シフトレバー21の軸部と係合可能な円筒部41aと、円筒部外周に突設した凸部41bから構成される。円筒部41aの端面には導体で形成された可動片S3が固設され、この可動片S3と対向する位置にベース接点42が配設される。そして、可動片S3はレバー41の操作に応じてベース接点42上で回動しながら摺接する。なお、ベース接点42は、スイッチケース22内に固設され、また、スイッチケース22にはレバー41を挿通する切り欠き部が形成されて、レバー41の回動範囲を規定する。
また、レバー41の円筒部41aとシフトレバー21の端部との間には、レバー41を所定の中立位置に戻すための弾性部材43が介装される。
次に、可動片S3は、半径の異なる2つの円弧状の導体を接続したような板状部材で形成され、各円弧の端部にはベース接点42と摺接可能な4つの可動接点45〜48が突設される。
一方、ベース接点42は絶縁体で形成された円形の板状部材に、導通部材で形成された上述の接点P41〜P44を周方向に配設したものである。
接点P41は、可動片S3の内周側に形成された可動接点47、48と常時摺接するように円形のベース接点42の内周側で半円状に形成される。レバー41の中立位置でノーマルクローズとなる接点P43は図中右側の外周に、ノーマルオープンとなる接点P42、P44は図中左側の外周に所定の間隔をおいて形成される。
次に、レバー41の位置に応動する可動片S3の動きと各接点の導通状態について図7〜図10を参照しながら詳述する。
レバー41が中立位置にあるときは、図7で示すように、可動片S3の内周側の可動接点47、48がベース接点42の接点P41に当接し、外周側の可動接点46がモニター信号線10に接続された接点P43に当接して、接点P41と接点P43が導通する。これにより、モード切換スイッチ3が押されていない状態では、モニター信号線10がグランド回路6と導通してモニター信号はONとなる。なお、可動接点45は接点42と44の間でオープンとなっている。
一方、図5においてレバー41を上方に回すと、図8で示すように、可動片S3の内周側の可動接点47がベース接点42の接点P41に当接し、外周側の可動接点45がアップシフト信号線8に接続された接点P42に当接して、接点P41と接点P42が導通する。これにより、モード切換スイッチ3が押されていない状態では、アップシフト信号線8がグランド回路6と導通してアップシフト指示信号はONとなる。
逆に、図5においてレバー41を下方に回すと、図9で示すように、可動片S3の内周側の可動接点48がベース接点42の接点P41に当接し、外周側の可動接点45がダウンシフト信号線9に接続された接点P44に当接して、接点P41と接点P44が導通する。これにより、モード切換スイッチ3が押されていない状態では、ダウンシフト信号線9がグランド回路6と導通してダウンシフト指示信号はONとなる。
シフトスイッチ40は、レバー41の回動に応じて上記図7、図8、図9の状態のいずれかとなって、アップシフトまたはダウンシフト指示信号をON・OFFし、非操作時にはレバー41が中立位置へ戻されるため、ノーマルクローズの接点P43と接点41が導通状態となって、モニター信号がONになる。
一方、可動片S3の一部が固着または溶着した場合には、図10に示すようになる。
例えば、図8で示したように、レバー41を上方に回してアップシフト操作を行ったときに、可動片S3の可動接点45側が図10(A)のように固着し、可動接点45と可動片S3の一部が破断して、接点P41とP42が導通状態となったままとなる。
この後、運転者がレバー41から手を離すと、弾性部材43の力により可動片S3は所定の中立に戻り、可動接点48が接点P41と、可動接点46が接点P43とそれぞれ当接して、接点P41と接点P43導通状態になるのに加え、固着した可動片S3の一部が接点P42と接点P41を導通状態としているため、モニター信号線10とアップシフト信号線8がともにONとなる。
したがって、コントローラ1は複数の入力信号がONとなったことから、異常が発生したことを検知できるのである。
以上のように、固定側のベース接点42と摺接する可動片S3を、外周側の円弧と内周側の円弧を接続して形成し、ベース接点42の内周にはシフトスイッチ40の入力側となる接点P41を所定の範囲で形成して、内周側の可動接点47、48のいずれかで常に接触するように構成し、さらに、ベース接点42の外周にはシフトスイッチ40の出力側となる接点P42、43、44を周方向に配置することで、可動片S3の一部が固着して破断したときには、他の可動接点により中立位置などでモニター信号をONとすることができるので、固着した破片により接点P41と他の接点が導通状態になっていれば、2つ以上の出力信号がONとなるため、コントローラ1は容易にシフトスイッチ40の異常を検出できるのである。
また、図5で示したように、シフトレバー21の端部側にモード切換スイッチ3とアップダウンを指令するシフトスイッチ40を設けたので、マニュアルモードを含む変速操作をシフトレバー21で行うことができ、特に、シフトスイッチ40のレバー41の操作は、前記従来例のゲート式に比して操作するストロークが極めて短いため、マニュアルモードでのアップシフトまたはダウンシフトの指示を迅速に行うことが可能となって、マニュアルモードを備えた変速装置の操作性を大幅に改善できるのである。
なお、上記第1実施形態では、モード切換スイッチ3、アップシフトスイッチ4、ダウンシフトスイッチ5をシフトレバー21から独立してハンドルに設けた例を示したが、第2実施形態のようにスイッチ3〜5をシフトレバー21に設けても良く、あるいは、運転者が操作可能な位置であれば任意の位置に配置することができる。
また、上記実施形態では、異常を判定したときに強制的にマニュアルモードから自動変速モードへ切り換える例を示したが、異常を判定したときに警告灯を点灯したり警告音を発生することにより運転者に異常の発生を報知しても良い。
以上のように、本発明によれば、マニュアルモードで使用するスイッチの故障検出を的確に行うことが可能になり、車両などのマニュアルモード付き自動変速機に適用することがえきる。
本発明の実施形態を示すマニュアルモード付き自動変速機の制御装置の概略図。 同じくスイッチの回路図。 同じくコントローラで行われる処理を示し、(A)は故障判定処理のフローチャートを示し、(B)は異常を判定するテーブルを示す。 第2の実施形態を示すマニュアルモード付き自動変速機の制御装置の概略図。 同じくシフトスイッチ及びモード切換スイッチ3を備えたシフトレバーの要部を示す斜視図。 同じくシフトスイッチの分解斜視図。 同じく中立位置におけるシフトスイッチの導通状態を示す説明図。 同じくアップシフト位置におけるシフトスイッチの導通状態を示す説明図。 同じくダウンシフト位置におけるシフトスイッチの導通状態を示す説明図。 同じく固着が発生したときのシフトスイッチの導通状態を示す説明図で、(A)はアップシフト位置を、(B)は中立位置を示す。
符号の説明
1 コントローラ
3 モード切換スイッチ
4 アップシフトスイッチ
5 ダウンシフトスイッチ
6 グランド回路
7 マニュアルモード信号線
8 アップシフト信号線
9 ダウンシフト信号線
10 モニター信号線
40 シフトスイッチ

Claims (9)

  1. 自動変速モードとマニュアルモードとを切り換えるモード切換手段と、
    アップシフトまたはダウンシフトを指令する手動変速指令手段と、
    前記モード切換手段でマニュアルモードを選択したときに、手動変速指令手段の指令に基づいて自動変速機の変速比を制御する制御手段とを備えたマニュアルモード付き自動変速機の制御装置において、
    前記モード切換手段は、ノーマルクローズとノーマルオープンの接点を有するスイッチで構成され、モード切換手段の操作時にノーマルオープン側の出力をマニュアルモード信号として前記制御手段へ出力する一方、非操作時にはノーマルクローズ側を手動変速指令手段へ出力し、
    前記手動変速指令手段は、手動変速指令手段の操作時にアップシフトを指令するアップシフト信号またはダウンシフトを指令するダウンシフト信号のいずれか一方を出力するノーマルオープンの接点と、非操作時にモニター信号を出力するノーマルクローズの接点を備えたスイッチで構成されることを特徴とするマニュアルモード付き自動変速機の制御装置。
  2. 前記手動変速指令手段は、
    入力側が共通のノーマルオープンとノーマルクローズの接点を備えてノーマルオープン側からアップシフト信号を出力するアップシフトスイッチと、
    入力側が共通のノーマルオープンとノーマルクローズの接点を備えてノーマルオープン側からダウンシフト信号を出力するダウンシフトスイッチとから構成され、
    前記ノーマルクローズ側の接点がカスケード接続され、前記モード切換手段とアップシフトスイッチ及びダウンシフトスイッチの非操作時には、最後段のノーマルクローズ接点からモニター信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のマニュアルモード付き自動変速機の制御装置。
  3. 前記アップシフトスイッチとダウンシフトスイッチは、前段側となるいずれか一方のノーマルクローズ側の出力を、後段側となる他方の入力とし、後段側のノーマルクローズ接点の出力をモニター信号として前記制御手段へ出力することを特徴とする請求項2に記載のマニュアルモード付き自動変速機の制御装置。
  4. 前記モード切換手段及び手動変速指令手段のノーマルオープンの接点とノーマルクローズの接点は連動して作動し、いずれか一方が故障した場合でも、他方の接点で回路の断続が可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一つに記載のマニュアルモード付き自動変速機の制御装置。
  5. 前記手動変速指令手段は、
    入力側が共通のノーマルクローズと複数のノーマルオープンの接点と、入力側とノーマルクローズ接点及びノーマルオープン接点のいずれか一つを導通状態とする可動片を備えて、手動変速指令手段の操作時には前記複数のノーマルオープンの接点のうち、いずれか一つからアップシフト信号またはダウンシフト信号を前記制御手段へ出力し、
    非操作時にはノーマルクローズの接点からモニター信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のマニュアルモード付き自動変速機の制御装置。
  6. 前記手動変速指令手段は、
    ひとつのノーマルクローズの接点と、2つのノーマルオープンの接点を有し、一方のノーマルオープン接点からアップシフト信号を出力し、他方のノーマルオープン接点からダウンシフト信号を出力することを特徴とする請求項5に記載のマニュアルモード付き自動変速機の制御装置。
  7. 前記制御手段は、
    前記モニター信号、アップシフトまたはダウンシフト信号、マニュアルモード信号のうち複数の信号が出力されたとき、または全ての信号が出力されないときに故障を判定する故障判定手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一つに記載のマニュアルモード付き自動変速機の制御装置。
  8. 前記制御手段は、マニュアルモードを選択したときに故障判定手段が故障を判定すると、前記モード切換手段の出力に係わらず強制的に自動変速モードへ切り換えることを特徴とする請求項7に記載のマニュアルモード付き自動変速機の制御装置。
  9. 前記手動変速指令手段は、
    コラムシフト式のシフトレバーの軸回りに回動可能な操作部を有し、操作部の中立位置で前記ノーマルクローズの接点を導通状態とし、前記操作部を中立位置から第1の方向へ回動させたときに一方のノーマルオープン接点を導通状態とする一方、前記操作部を中立位置から第2の方向へ回動させたときに他方のノーマルオープン接点を導通状態とすることを特徴とする請求項6に記載のマニュアルモード付き自動変速機の制御装置。
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